empublicメールマガジン(2017年1月23日)

◆テストは対話? – empublicメールマガジン「根津の街から」 -◆
(2017年1月23日発行)
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1.コラム「テストは対話」(広石)
2.ビジネス哲学カフェ、2025年の自分と仕事を考える対話、参加者募集中!
3 情報誌「readiness for 2025 ~地産知縁 Vol.5」発売中!
4 ゼミ「問いかけ力を磨こう」 金曜昼コース27日から

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◆1◆ コラム「テストは対話」(広石)
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先日、学習塾を展開する日能研の方から「テストは対話」という言葉をお聞きしました。
私たちは、テストを「勉強した結果の評価」と考えてしまいがちです。
その結果、点数が悪いと「ダメだ」、ひいては「私は算数が苦手」「私は頭悪い」とまで思ってしまう。

しかし、「解けなかった時、解けた時、どのような考え方をしたからなのか、ふりかえりを大切にしている」と日能研の方はおっしゃっていて、とても共感しました。

もちろん、どの先生も「テストで、できなかったところを見直そう」と言います。
しかし、「40点しか取れず、ダメだったから、もっと考えよう」と声をかけるのと、「自分の考え方や問題の捉え方を広げるヒントがたくさんもらえたね」と声をかけるのは、大きく違います。

テストの点数や達成度などを「評価」とし、100点に近い人を優秀と考える文化は、「間違える、わからない、解けない」ことをダメだという感覚を意識に根付かせます。
そうすると「優秀」な人ほど「わからない、解けない」ことはあってはならないことと考えます。

学校の勉強のほとんどは解けない問題は勉強すれば正解が出せるようになりますが、社会の問題、経営など「正解がない問題」は、そうはいきません。
しかし、「わからない、解けない」に価値があると思う意識が整っていないと、「正解のない問題」は後回しにする、さらには無意識のうちに「なかったこと」にしてしまいます。

それが粉飾決済や変化への対応の遅れ、企業改革の不発にもつながってしまうのでしょう。

解けないこと、失敗したことは、視点や視野を広げ、情報を吸収していくことが、最も大切な学びのチャンスです。

テストとは何なのか? 失敗とは何なのか? 学ぶとはどういうことなのか?
一つひとつ問いかけ直し、周りの人たちと話し合っていくことが、今、必要なのだと思います。

 

◆2◆ ビジネス哲学カフェ、2025年の自分と仕事を考える対話、参加者募集中!
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(1) ビジネス哲学カフェ
第1回「どうしてお金は大切なの?」は定員となりました。
「意味のある仕事とは?」「資本主義の資本とは?」「適切な報酬とは?」、参加者を募集中!

仕事の前提にある概念を、多様な視点からの問いかけを通して、自分の考えを深める。
ビジネスを哲学する対話に参加してみませんか?

<開催日>
・「意味のある仕事とは?」2月1日(水) 19:00~
・「資本主義の「資本」とは?」2月17日(金) 19:00~
・「適切な報酬とは?」 2月24日(金)19:00~

参加費 4,000円
詳細・申込 https://empublic.jp/biztetsu

(2) 2025年の自分と仕事を考えよう~ 対話 readiness for 2025
情報誌「readiness for 2025」を活用して、自分と仕事のこれからのあり方を考える対話を行います。
同時に、この対話を自分の職場や友人たちとの場で開催するためのポイントも学びます。

開催日 1月27日(金)19:00~22:00、 2月12日(日)14:00~17:00
参加費 3,000円(冊子をお持ちの方)、3,800円(冊子をお持ちでない方)
詳細・申込 https://empublic.jp/6370

 

◆3◆ 情報誌「readiness for 2025 ~地産知縁 Vol.5」発売中!
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変化に向き合い、変化を活かせる readiness (レディネス:準備・覚悟)は整っていますか?
この冊子を使って、2025年の先にある仕事と自分のことを、周りの人たちと話し合ってみませんか?
冊子版(800円)、PDF版(540円)をご利用ください。> https://empublic.jp/6250

 

◆4◆ ゼミ「問いかけ力を磨こう」 金曜昼コース27日から
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情報も選択肢もあふれる社会で、最も大切になるのは「問いかける力」です。
より質の高い「問い」を作るための考え方、理論、フレームワークを体験的に学びます。
火曜夜コース、金曜昼コースがスタートします。

【日時】
*金曜昼コース(1月27日~)10:30~16:30(各日2コマ)
1月27日、2月17日、3月10日

*火曜夜コース(1月31日~)19:00~21:30
1月31日、2月7日、2月14日、2月21日、3月7日、3月14日

※火曜昼コース、金曜昼コースの全ての回で8名限定(全6回一括お申込みの方優先)
・日程のふりかえ可能です。

【参加費】30,000円(全6回一括:特典付)/5,000円(各回単発)
詳細・申込 https://empublic.jp/questioning

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第161号 2017年1月23日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。
配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

新年のご挨拶 empublicメールマガジン(2017年1月12日)

ご挨拶が遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
旧年中は、大変お世話になりました。

また、いつもメールマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。

この一年が、広石 拓司さまにとって、新しい可能性を拓く一年となりますように。

 

今年、私たちは昨年末からスタートした「readiness for 2025」の取り組みを本格化させたいと考えています。

 

「readiness(レディネス)」とは、新しいことを始めるために必要な心構え、準備、覚悟ができていることを指します。
いろいろな改革案や新しい施策が出されても、反発が生じて実行されなかったり、思うように広がらなかったりしがちです。

その原因に「関係者のreadiness(準備や覚悟)が整っていないこと」は見落とされがちです。

例えば、異なるセクターの人が協力するには、まずお互いに強みと課題を本音で出し合い、単独で行うよりも組んだ方が自分にとって意味がありそうだと納得する過程が大切です。
そのプロセス抜きに、連携や協働、オープンイノベーションを進めようとしても空回する。

「新しい酒は、新しい革袋に入れなければいけない」と聖書にあるように、新しいことは、本格的に動き出す前に、心やスキル、関係性、納得、興味を醸成し、新しいことを受け容れる革袋を準備するプロセスが必要です。

 

数多く構想されている変革が実効あるものにできるよう「readiness」を整える対話や場づくりの設計や運営のお手伝いをしていきたいと考えています。

昨年末に発行した情報誌に加えて、特設サイトを立ち上げ、情報発信やサービスを充実していきたいと考えています。

https://empublic.jp/readiness-for-2025

 

広石 拓司さまが、次世代に向けて新しいチャレンジを進めていくパートナーとなれるよう努めていきますので、引き続き、エンパブリックをよろしくお願い申し上げます。

 

■ readiness for 2025 の取り組み紹介(17年1月) ■

https://empublic.jp/readiness-for-2025

 

〇情報誌「readiness for 2025 地産知縁Vol.5」

会社、事業開発、組織、会議、学び、キャリアの6つについて、今、始まっている変化が定着する2025年の姿を、現状と何がどう変化するのか対比を大切にまとめました。

 

〇対話「2025年の自分と仕事を考えようreadiness for 2025」

5年後、10年後の変化に、どのような準備やアクションを始めたらいいか。

その第一歩に有効な情報誌で紹介した4つの対話を体験し、実施のコツも学びます。

 

〇ビジネス哲学カフェ

社会が変化し、価値観が多様化する時代だからこそ、ビジネスの前提にある基本的なコンセプトも問い直します。

1.お金はどうして大切なの?(1/26)

2.意味のある仕事とは?(2/1)

3.会社が存続していくために必要な資本とは?(2/17)

4.適切な報酬とは?(2/24)

 

〇ゼミ「問いかけ力を磨こう」

情報があふれ、多様な選択肢がある時代に、最も大切になるのは問いかける力です。
問いかけ力を6つの切り口からトレーニングしていきます。

 〇エンパブ式ソクラテス・メソッドによる個別相談セッション

ともに事業・活動を作っていくパートナーの視点に立って、問いかけを通して、より本質的な課題と最も効果的な実現プロセスを共に探求する対話プログラムです。

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第160号 2017年1月12日配信)

発行責任者=広石 拓司

 

メールマガジン「根津の街から」(2016年12月28日)

◆◇- empublicメールマガジン「根津の街から」 -◇◆
                      (2016年12月28日発行)
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今年も残り3日となりました。年末特有の慌ただしく、そわそわとした雰囲気が好きでもあります。
自宅の玄関に飾ってあるはずだった鏡餅のミカンと扇が、子どものイタズラで私のカバンに入っていて、職場で見つけておめでたい気分になりました。
皆さま、よいお年をお迎えください。(宮尾)

・INDEX ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1.コラム「2025年の自分と仕事を考える」(広石)
2.情報誌「readiness for 2025」をご活用ください!
3.根津スタジオ 対話「readiness for 2025」
 「ビジネス哲学カフェ」1月スタート!
  ≪ゼミ≫「問いかけ力を磨こう」 1月~ 火曜夜、金曜昼の2コース
4.編集後記(矢部)
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◆1◆ コラム「2025年の自分と仕事を考える」(広石)
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内閣府「人口,経済社会等の日本の将来像に関する世論調査」(H26年8月発表)によると、
日本の将来が明かると思うが33%、暗いと思うが60%、暗いイメージは30代が最も高く67%だそうです。

30代・40代という、これから社会の中核を担っていく世代であり、次世代の子どたちの親となる世代が、
将来に対してポジティブなイメージを持てないことは社会全体で、もっと真剣に考える必要があると思います。

情報誌「readiness for 2025」を企画している時、編集を手伝ってくれたスタッフが、
アランの「幸福論」の話をしてくれ、次の言葉がこの情報誌の基調となりました。

「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意思のものである。
 おおよそ成り行きにまかせる人間は、気分が滅入りがちなものだ」

これは、現代に生きる私たちにとって、30年、40年前よりも大きな意味がある言葉でしょう。
これからの社会には不安となる要素がたくさんあります。
経済の安定成長も、雇用情勢や社会保障費も、コミュニティや家族も、環境問題も、
何もしなくても、うまくいくとは、なかなか思えない時代です。
そこに地震や病気、紛争、テロなどのリスクなども考えても、先行きの不安要素は多くあります。

先のことを考えると暗くなりそうという時に、ただ流されると気分が滅入ります。
しかし、今、起きている状況に向き合い、「未知」の領域がたくさんあることに気づき、
だからこそ、新しい人や新しい知恵と出会えるのではないか。そう思うことはできます。

たとえ避けられない困難な状況があっても、その先に「希望」があるのではないか。
そう思える「楽観主義」は「意思」から生まれるということなのだと思います。

「readiness(レディネス)」とは「新しい状況や行動に準備・覚悟ができている」という意味です。
準備・覚悟には、変化の知識も、スキルも、考え方の訓練も、経験も必要となります。
新しい状況を受け容れ、シフトすることは簡単ではなく、時間もかかります。
しかし、そこを飛ばしては、どんな改革も、新しいソリューションも実効できません。

不確実で先が見えない世界を生きるための「readiness」とは何か。
何が必要で、どのように整えていけばいいのか。

それを、2017年のエンパブリックのテーマとしていきたいと考えています。
まず1月から、情報誌発刊に加えて、対話、ビジネス哲学カフェもスタートします。

今年一年、多くの方の支えやご指示、ご指導があり、やってこれました。
本当に、本当に、ありがとうございました。

来る年が、みなさまにとって良い年であり、未来につながる年となりますように!

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◆2◆ 情報誌「readiness for 2025 地産知縁 Vol.5」
幸せに働ける 5年後、10年後へ。一歩を踏み出すのにご活用ください!
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【特徴1】会社・事業開発・組織・会議・学び・キャリアの変化に向き合うヒントをまとめました
【特徴2】現在の変化が広がることで2025年には何が標準・前提となっているのか整理
【特徴3】 メガトレンド、分野別変化のリソースも豊富に掲載
【特徴4】 アクションを始めるヒントも!
【価格】 冊子 800円(税込) ※10冊セット購入 7,000円(税・送料込)
     PDF版540円(税込)

エンパブリックのサイトからご購入いただけます。
◆ 冊子紹介・お申込み:https://empublic.jp/6250

◆3◆根津スタジオ
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参加募集中の根津スタジオのプログラムは、 エンパブリック・サイトの「ワークショップ」からご確認ください。

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(1)2025年の自分と仕事を考えよう~ 対話 readiness for 2025
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冊子「readiness for 2025」では、これらの変化が自分の仕事にどのような影響を与えるのか、
どのようにreadiness(準備・用意)を進めていけばいいか、考える対話の進め方や実施のポイントも紹介しています。
そのプログラムを体験し、自分の2025年を考える対話を開催します。
自分で開催するためのポイントも解説します。

開催日 2017年1月27日(金) 19:00~22:00、 2月12日(日) 14:00~17:00
参加費 3,000円(冊子をお持ちの方}

(2)ビジネス哲学カフェ ~働く意味を、まじめに話そう
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お金、価値、信頼、報酬、持続可能性、資本主義など、私たちが仕事をするうえで前提としている概念があります。
日常の仕事の中で何となく“当たり前”としてしまいがちなことを、
問いかけを通して掘り崩し、自分の言葉で語りなおしていく。
ビジネスや仕事の前提を、多様な視点から批判的に話し合ってみる。
ビジネスを哲学する対話を通して、現在とこれからの変化に向き合っていく力を深めあっていきませんか?

開催日
・「お金はなぜ大切なの?」2017年1月26日(木) 19:00~
・「意味のある仕事とは?」2017年2月1日(水) 19:00~
・「企業の存続を支える「資本」とは?」2017年2月17日(金) 19:00~
参加費 4,000円

(3)≪ゼミ≫「〈問いかけ力を磨こう -本質を探り、変化を生む場をつくるために」 参加者募集中!  
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
未来への意思を持つために必要なのは「問いかける力」です。
視点・視野・視座を柔軟に使いわけ、目の前の問題の構造的な課題に切り込み、変化を起こす。
そんな、より質の高い「問い」を作るための考え方、理論、フレームワークを体験的に学びます。
2017年1月からは火曜夜コース、金曜昼コースがスタートします。

【日時】
火曜夜コース(2017年1月31日~)19:00~21:30
2017年1月31日、2月7日、2月14日、2月21日、3月7日、3月14日

金曜昼コース(2017年1月27日~)10:30~16:30(各日2回)
2017年1月27日、2月17日、3月10日

※火曜昼コース、金曜昼コースの全ての回で8名限定(全6回一括お申込みの方優先)
※日程のふりかえ可能です。
【参加費】30,000円(全6回一括:特典付)/5,000円(各回単発)

◆4◆ ばづくーるラボメンバー募集中!
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ラボメンバー特典の一つが毎月発行の「問いかけカード」。
ワークショップや会議ですぐに使えるカードをご提供しています。
12月のテーマは「イベントのふりかえり」。 イベントのふりかえりを深めあうためのカードです。
自分の地域や職場で、ワークショップやファシリテーションを実践していきたい。
その思いを自分の現場で実践できるように。そして、活動の質をレベルアップしていくために、
すぐに使えるツール・教材を活用でき、経験を分かちあっていくコミュニティが
「ばづくーるラボメンバー」(月会費800円・税抜き)です。
ぜひご参加ください!
【詳細・申込】http://bazcool.jp/

◆5◆ 編集後記(矢部) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
先日、伊勢志摩サミットを受けて立ち上がったG7の「女性の理系キャリア促進のためのイニシアティブ」
の特別イベントをオブザーブさせてもらいました。
Rikejoプロジェクトに関わっているからということに加え、宇宙飛行士の山崎直子さんに生で会える!という下心もあり参加しました。
山崎直子さんは、宇宙開発分野における女性を増やすための啓発活動をされつつ、
ご自身は大学に籍を置いて学生としても勉強をされているそうです。
女性の活躍推進のためには、自分が勉強しているように、
大人になっても学べる環境、学び直しの環境を整えることが大事ではとおっしゃっていました。
エンパブリックが提唱している「学び直し」がここでも使われている!とうれしかったです。(矢部)

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◇ 株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第158号 2016年12月28日配信) 発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。
配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

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メールマガジン「根津の街から」 (16年12月22日)

◆◇- empublicメールマガジン「根津の街から」 -◇◆
                      (2016年12月22日発行)
◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥◇

「当面はなんとかなるだろうけど、5年後、10年後は大丈夫なのだろうか?」

自分の仕事について、会社、地域、日本について、そう感じることが増えてませんか?

昨日、現金貯金が100兆円を超えたというニュースがありました。
給与やボーナスがあっても、金利も低く、先行きが見えない不安から、
とりあえず手元においておこうと考える人が多いようです。

自分がよくわからない中で起きたことに対応しなきゃいけないと考えると、不安になります。
それは、状況に対して受け身な立場にあり、成り行きにふりまわされるからでしょう。

未来にいつ、何が起きるかを正確に予測はできなくても、
大きな流れや変化の前提が見えていると、変化を受けとめやすくなります。
そして、やがて広がる未来に向けて備えていれば、未来に主体的に向き合いやすくなります。

今、仕事や働き方に起きている変化の前提となる考え方を理解し、
自分はどうしていこうか対話を通して考え、必要なスキルを身につけていく。

「やがてくる未来に向かっての準備・用意」=readiness(レディネス)を整えるプログラムを
エンパブリックは2017年度にスタートします。

その第一弾として、情報誌「readiness for 2025 ~地産知縁 Vol.5」を発刊しました。

エンパブリックのサイトで販売していますので、
これからを考えることも多い年末年始のお伴に、ぜひご利用ください!

◆◇お知らせ◇◆ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「readiness for 2025 地産知縁 Vol.5」
幸せに働ける 5年後、10年後へ。一歩を踏み出すためのお手伝い。

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■発刊の主旨

変化や不確かさが加速し、これまでの常識や前提が通用しない世界で生きていくには、
変化や不確かさを前提に考え、動くための”心と発想、動き方の準備(readiness)”が整っている必要があります。

「新しい酒は新しい革袋に盛れ」と言うように、いくら改革やイノベーション、新制度を作っても、
人々のレディネスがなければ、実効には至りません。

5年後、10年後に多くの人が幸せに働いていてほしい。今を生きる人たちが未来に希望をもってほしい。
いま始まっている変化が、どのような「2025年の当たり前」につながるのかをまとめ、
変化への対話が広がってほしいという思いで、地産知縁第5号を制作しました。

ぜひお読みください。そして、周りの人たちと、組織の人たちと、対話を試してみてください。

※readiness(レディネス)???行動・学習を始める用意ができていること、覚悟、機智

【特徴1】変化に向き合うヒントをまとめました
 正確な未来予想ではなく、これから起きることの前提の整理、理解する視点、求められる心構えをまとめています。

【特徴2】現在の変化が広がることで2025年には何が標準・前提となっているのか整理
 会社、事業開発、組織、会議、学び、キャリアの6つについて、
 今、始まっている変化が定着する2025年の姿を現状と何がどう変化するのか対比を大切にまとめました。
 新しい時代の考え方として出ているキーワードの軸にあるものは何か、整理できる冊子です。

【特徴3】 メガトレンド、分野別変化のリソースも豊富に掲載
 世界と日本の変化の大きな方向性(メガトレンド)、分野別の新しい考え方について、
 自ら考えを深めるためのリソース(書籍、資料、動画など)を豊富に紹介しています。
 この冊子をきっかけに、今、世界で起きている変化の全体像を把握しやすくなるように試みました。

【特徴4】 アクションを始めるヒントも!
 変化に向き合い、新しい価値を生み出すために、どう動けばいいのか?
 動き方のヒントとして、多様な主体が変化のために協力する手法「コレクティブ・インパクト」、
 「ソーシャルラーニング」、冊子から始まる対話「readiness for 2025 対話」の
 具体的な考え方、進め方をまとめており、アクションにも役立てていただけます。

■内容
情報誌「readiness for 2025 ~地産知縁Vol.5」
【内容】
 1. readiness for 2025 21世紀を問いとともに生きよう
 2. 会社・事業開発・組織・会議・学び・キャリアの2025年standard
  (現在起きている変化が、これまでの姿をどう変えるのか?)
 3. 世界と日本の変化の方向性
 4. 変化の共通基盤1「コレクティブインパクト」
 5. 変化の共通基盤2「ソーシャルラーニング」
 6. 最初のアクション 変化に向き合う対話を始めよう

【価格】
 冊子 800円(税込) ※10冊セット購入 7,000円(税・送料込)
 PDF版540円(税込)

エンパブリックのサイトからご購入いただけます。
◆ 冊子紹介・お申込み:https://empublic.jp/6250

※ばづくーる会員様には、地産知縁第5号を発送しています。

◆根津スタジオ◆
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≪ゼミ≫「〈問いかけ力を磨こう -本質を探り、変化を生む場をつくるために」 参加者募集中!
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正確に問題を解く力があったとしても、そもそも「問題設定」を間違えていては意味がありません。
視点・視野・視座を柔軟に使いわけ、目の前の問題の構造的な課題に切り込み、変化を起こす。
そんな、より質の高い「問い」を作るための考え方、理論、フレームワークを体験的に学びます。
2017年1月からは火曜夜コース、金曜昼コースがスタートします。

【日時】
火曜夜コース(2017年1月31日~)19:00~21:30
2017年1月31日、2月7日、2月14日、2月21日、3月7日、3月14日

金曜昼コース(2017年1月27日~)10:30~16:30(各日2回)
2017年1月27日、2月17日、3月10日

※火曜昼コース、金曜昼コースの全ての回で8名限定(全6回一括お申込みの方優先)
※日程のふりかえ可能です。
【参加費】30,000円(全6回一括:特典付)/5,000円(各回単発)

◆編集後記◆
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年の瀬も近づいてきました。「今年もお世話になりました」職場や近所で、挨拶が活発に交わされる頃ですね。
我が家では段ボール1箱いっぱいに入ったミカン、そして1箱いっぱいのリンゴが、毎年12月に親戚から届きます。
家族4人では食べられない量なので、ご近所さんに配ってまわります。
引っ越して4年半がたち「年末のミカンとリンゴ」が、ご近所さんにもすっかりと定着してきました。(宮尾)

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第158号 2016年12月22日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。
配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

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メールマガジン「根津の街から」(2016年12月2日)

◆◇- empublicメールマガジン「根津の街から」 -◇◆
                      (2016年12月2日発行)
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もう師走になりました。
電車内の広告で「イルミネーション、一人で見れば、ただの電灯」というようなキャッチコピーを見て、小さく笑ってしまいました。
1年を振り返る時期ですが、皆さんはどのような1年でしたか?
エンパブリックでは根津スタジオの活気を取り戻し、いい1年だったと締め括られそうです。(宮尾)

‥ INDEX ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1.コラム「つながり上手は助けられ上手」(広石)
2.これからの時代の「協働」について実践事例をもとに考えましょう!
  12/11(日)文京区の3年間の取り組みをふりかえるシンポジウム
  「文京ソーシャル・イノベーション・フォーラム」を開催します
3.根津スタジオ  (1)≪ゼミ≫「問いかけ力を磨こう」12月コース、火曜夜コース、金曜昼コース
 (2)≪講座≫「ワークショップ・デザイン ~参加型の学びの場の創り方」
4.ばづくーるラボメンバー募集中!
5.編集後記(矢部)

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◆1◆ コラム「つながり上手は助けられ上手」(広石)
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「地域の中でのつながり、助け合いが大切」と声にすることは簡単なのですが、
実際に行おうとすると、とても難しいことです。

まず、隣の人、近所に住む人がどんな人か、わかりません。
長く住んでいても、困った時に頼れる人なのか、どのような考えなのか、
よくわからないですし、そもそも、顔もよく知らない人もいます。

「地震が来た時には、ご近所とつながっていた方がいい」とわかっていても、
何から始めたらいいのでしょうか?
突然、近所の家に行き、「あなたと私で、つながりませんか?」と声かけると、
とても謎な存在になってしまいます。「迷惑な人」になってしまうかも。

人と人がつながる、困った時に助け合える人がいる、
誰かが何かを始めるのを近くに住む人が応援する。
そんな、ごく普通なことを行えるようになるには、今の時代、道筋が必要です。

僕たちが「文京ソーシャルイノベーション・プラットフォーム」で取り組んできたのは、
このような関係を「地域の基盤」として根付かせることです。

地域の入り口であり、地域に出会う「対話」から始まり、
思いを整理して周りに伝えることで仲間を増やす「アクション講座」、
チームをつくり、多様な人と話し合うことで理解を深め、事業力を高める「活動支援」
という3つのステージを組み合わせることで、
「何か地域に役に立ちたい」と思う人が区内各地で活動を始める。
その活動を通して地域の人が出会い、仲間が広がる。
身近にモデルがあること、活動している人が「見える」ことで次の人が参加しやすくなる。

3年間で50以上の継続プロジェクトが地域から生まれることも大切ですが、
その生まれるプロセスで「顔が見える」「助け合い方が根付く」ことを目指してきました。

それらの取組を通して強く感じるのは、「助けてもらえる力」の大切さです。
先ほど、「近所の人がどんな人かわからない」と書きました。
逆に、自分も近所の人に「自分がどんな人か、何に困っているのか、何ができるか」伝えていないのです。

自分が活動を立ち上げたい。だから、人に伝えます。
そして、自分だけではできないことがある。
そんな時に、周りの人たちが助けてくれる。

そうやって、少しずつ「助けてもらえる力」を伸ばすことが、
地域のつながりを生み、地域の起業を生み出す力を伸ばすことにつながるのです。

自分の実現したいことを相手の“得意なこと、上手にできること”で助けてもらう。
それは、相手の出番をつくることになります。
さらによく実現するため、「次に一緒にできること」を考え、実行する。
だから仲間になれるのです。

私たちは、つい「助けられる」ことを避けてしまいがちです。
・「こんなことができないの?」と思われるのが恥ずかしい
・相手に迷惑をかけるのでは?時間をとらせてしまうのでは?
・断られたら、違うと言われたら、どうしよう?
・甘えている、弱い人間と思われるのでは?
・「自分は大丈夫」と思っていたい

これらは、自分に関心が向いています。
これを、実現したいことがあるから、他の人の力が必要だ!と考え始めると、他の人に関心が向きます。

「助けられ上手」を増やすことが、地域につながりや起業を増やすことになる。
そのためのプログラムを、お伝えしていきたいと考えています。

◆2◆ 力を持ち寄る場のつくり方を紹介します!‥‥‥‥‥‥
 文京ソーシャル・イノベーション・フォーラム(12/11)(区外の方もぜひ!)
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エンパブリックが文京区と取り組んできた「文京ソーシャルイノベーション」の取組の意義と可能性、ほかの地域にとってヒントになることを伝えるシンポジウムを開催します。
短期的な成果を追うよりも、中長期的な「協働の成熟プロセス」を重視した取組の方法論を成果検証会議の委員をゲストに共に考えます。
この取組は地域づくり、市民協働はもちろん、社会課題解決型プロジェクトに取組む企業にとってもたくさんのヒントがあります。
ぜひ区外の方もご参加ください!

日時:12月11日(日)10時~16時30分 場所:文京区民センター(後楽園駅、春日駅)
内容:10時~12時(第1部)「新たな公共プロジェクト」の3年間の取組のシンポジウム
13時~16時30分(第2部)活動団体紹介と交流ワークショップ
シンポジウム・ゲスト:
・佐藤真久氏 (東京都市大学環境学部教授)
・井上英之氏 (INNO lab internatioal共同代表、慶應義塾大学特別招聘准教授)
・加藤良彦氏 (丸山町会副会長、NPO法人風のやすみ場 代表)
ファシリテーター:広石拓司 (株式会社エンパブリック代表、新たな公共プロジェクト事務局)

※シンポジウム詳細、文京区の取組の報告書PDF版のダウンロードは特設サイトから

◆3◆根津スタジオ‥‥‥‥‥‥
参加募集中の根津スタジオのプログラムは、
エンパブリック・サイトの「ワークショップ」からご確認ください。

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(1)≪ゼミ≫「問いかけ力を磨こう -本質を探り、変化を生む場をつくるために」    
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正確に問題を解く力があったとしても、そもそも「問題設定」を間違えていては意味がありません。
視点・視野・視座を柔軟に使いわけ、目の前の問題の構造的な課題に切り込み、変化を起こす。
そんな、より質の高い「問い」を作るための考え方、理論、フレームワークを体験的に学びます。
ご要望にお応えし、12月に集中開催が決定!
1月からは火曜夜コース、金曜昼コースがスタートします。

【日時】
12月集中開催コース
第1回 2016年12月4日(日) 14:00~16:30
第2~4回 2016年12月5日(月) 13:00~21:30
第5・6回 2016年12月12日(月) 13:00~18:00

火曜夜コース(2017年1月31日~)
第1回 2017年1月31日(火) 19:00~21:30
第2回 2017年2月7日(火) 19:00~21:30
第3回 2017年2月14日(火) 19:00~21:30
第4回 2017年2月21日(火) 19:00~21:30
第5回 2017年3月7日(火) 19:00~21:30
第6回 2017年3月14日(火) 19:00~21:30

金曜昼コース(2017年1月27日~)
第1回 2017年1月27日(金) 10:30~13:00
第2回 2017年1月27日(金) 14:00~16:30
第3回 2017年2月17日(金) 10:30~13:00
第4回 2017年2月17日(金) 14:00~16:30
第5回 2017年3月10日(金) 10:30~13:00
第6回 2017年3月10日(金) 14:00~16:30

※12月コース、火曜昼コース、金曜昼コースの全ての回で8名限定(全6回一括お申込みの方優先)
※日程のふりかえ可能です。お気軽にご相談ください。
【参加費】30,000円(全6回一括:特典付)/5,000円(各回単発)
詳細> https://empublic.jp/5260

(2)≪講座≫「ワークショップ・デザイン ~参加型の学びの場の創り方」
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社会や組織の課題を自分事として捉え、行動を促すような場を作ろう!
一方通行のセミナーや研修ではなく、双方向・体験型のプログラムを企画するノウハウを、
体験を通して学びます。

*ナビゲーター 広石拓司
【日時】2017年2月3日(金)13:00~18:00  【参加費】9,000円  

◆4◆ ばづくーるラボメンバー募集中!
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ラボメンバー特典の一つが毎月発行の「問いかけカード」。
ワークショップや会議ですぐに使えるカードをご提供しています。
11月のテーマは「イベントを効果的にふりかえるには?」。
イベントを行った時、やりっぱなしにせず、次につながるようなふりかえりをするには?をテーマに、ふりかえります。
自分の地域や職場で、ワークショップやファシリテーションを実践していきたい。
その思いを自分の現場で実践できるように。そして、活動の質をレベルアップしていくために、
すぐに使えるツール・教材を活用でき、経験を分かちあっていくコミュニティが
「ばづくーるラボメンバー」(月会費800円・税抜き)です。
ぜひご参加ください!

◆5◆ 編集後記
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上述のお知らせように、12/11に「新たな公共プロジェクト」の3年間の成果を振り返り、これからの時代の協働について考えるシンポジウムが開催されます。 専門家による成果検討は7月に終わりましたが、プレイヤーである区民の皆さんも自分たちで、プロジェクトを振り返ろうと、先日、話し合いが行われました。メーカーの事業開発担当もされている方の発案による「3C分析による新たな公共プロジェクト成果検討」です。 「潜在化しているほっとけない課題が見える化した」「おせっかいな人が多かった」「文京区の大きさがちょうどよかった」など、プレイヤーでかつ、暮らしている皆さんだからこその視点が多くあげられました。
まさに、このような検討をし、自主的に盛り上げていこうと思っている方々のコミュニティこそが、最大の成果ではないでしょうか。
この結果も、12/11のフォーラムでは発表されます。
ぜひ、「これからの協働」にご興味のある方は、ご参加いただければと思います。(矢部)

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◇株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第157号 2016年12月2日配信) 発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。
配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

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地域の社会課題解決の担い手を増やす ~ 文京ソーシャルイノベーション・プラットフォーム

【プレスリリース】“3年間で53の活動が誕生した文京区の新プロジェクト” 今後の可能性・課題を考えるシンポジウムを12/11開催

2016年12月11日(日)に開催するシンポジウム・交流ワークショップについて、プレスリリース「“3年間で53の活動が誕生した文京区の新プロジェクト”今後の可能性・課題を考えるシンポジウムを12/11開催~社会課題を解決する新しい仕組み~」を掲載いたします。

PDFはこちらです。

2025年のリーダーのための新常識 ~ 第4回「unlearn(学びほぐし) 」 知識よりも知恵を

変化の激しい時代に、状況に応じた対応を行っていこうとする時、大きく邪魔をするものがあります。
それは「正しい知識」にこだわる心です。
知識を持つことは、とても大切です。
しかし、「知識ありき」になってしまうと、自分の知識に照らし合わせて、正しいかどうかを判断してしまうことがあります。目の前の現実よりも、知識の方を優先して考えてしまうのです。
例えば、マーケティングやリーダーシップについて、理論の体系を知識として学んだ人が、「うちの会社のしていることは、マーケティングの理論にあっていないから駄目だ」と語る時、自分の知識のフィルダーで目の前の現実を見てしまっています。批評家や研究者なら、それでいいのですが、現場での実践では使えません。
目の前で起きている状況をしっかりと把握し、自分の学んできたことを総動員して、どうしたら今の良いところを活かしつつ良くできるか、考えきる力こそが、現場で”使える”知力です。
変化が激しく、想定外のことが起きる時、先ずは「このはずだ」というフィルターを通さずに、「現実をありのままに見る」ことが必要となります。そして、理論の体系に縛られず、今まで学んだことを総動員して、組み合わせ、その場での「ユニークな解」を生み出すことが必要となります。
知識の体系に縛られずに状況に向き合うことを、UNLEARNと言います。
LEARN(学び)の否定形ですが、これは学びを否定しているのではありません。
日本語では「学びほぐし」と訳されることがあります。
この言葉を有名にしたのは、スター・ウォーズのヨーダです。
「スター・ウォーズ帝国の逆襲」で、ルークはジェダイ・マスターヨーダのもとでフォースの修行をしています。そんな時、ルークの乗ってきた宇宙船が沼に沈んでしまいます。
ヨーダは「フォースの力を使えば、引き上げることができる」と語り、ルークは「やってみる」と答えます。
それに対して、ヨーダは、このように語ります。
 No! Try not!  Do, or do not.  There is no try.
 You must unlearn what you have learned.
自分の今までの常識や修行で学んできたことに縛られず、目の前の状況に集中することの大切さを伝えます。
「やってみる」には、失敗するかもしれない気持ちがありますが、目の前の状況に向き合うとは、後先考えずに「する」と決めることだと伝えるのです。
UNLEARNが苦手な人には、2つのタイプがあります。
1つが「知っている」ことを重視するタイプの人です。現場よりも書籍や学校で学ぶことを重視する人でもあります。「ハーバード大では・・・」といった書籍の内容を語るのが好きな人もそうでしょう。
もう1つが、自分の経験から判断する人です。営業を20年してきた人が「営業はこうしなければダメだ」と決めつけてしまうようなタイプです。
知識のある人、現場経験の豊富な人ほど、新しい状況に対して学ぶことが大切です。
この時に必要な学びは、今までの自分の知識や経験をほぐして、目の前の新しい状況を受け入れ、そこから新しい視点を得て、新しい知恵を生み出していくためのUNLEARNの学びなのです。
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