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/カテゴリ: ニュース・お知らせ, 最新情報 /作成者: empublic事務局エンパブリック便り8月号を発行しました。
8月~10月スタートの講座を紹介しています。
コラム「複雑な問題とは?」広石拓司
これまでの問題解決は、ロジカルに問題を分析し、最も重要な原因を同定し、それをなくす・対応するプロセスを意味することが大半でした。これは、シンプルな問題には、とても有効でした。
しかし、現在は、複雑な問題に取り組まなければならない時代です。
少子化対策は保育園を作れば、また子育て世帯に給付金を出せば、解決するでしょうか?
保育士、介護職、建設現場などの人手不足も、給与が低いのが原因と言われますが、経営者にとって現実的な10%程度のアップでは解決できないでしょう。
企業文化の改革、イノベーションの実践、サステナビリティ、医療費の適正化、貧困問題、地域包括ケアなどなど、多くの人が問題と考え、取り組んでいるにも関わらず、状況が悪化するものが多くあります。それらの問題に「複雑な問題」なのに「単純な問題」の解決法でアプローチしている場合が多くあります。
複雑な問題とは多数の要素が相互作用して生じる問題であることから、要素に分解してしまうと、相互作用の影響が失われてしまい、問題そのものが見えなくなります。それは人を要素に分解すると「人」ではなくなってしまうのと同様です。
複雑な問題の時代には、医学に例えると西洋医学的な分解するアプローチから、身体全体の対応力を整えていく東洋医学的なアプローチへの転換が必要なのです。
新プログラム「複雑な問題の解決に挑むためのダイナミック・パートナーシップ実践法(全2回)」が始まります!
クラス担任のためのキャリアガイダンス「授業の中で”問いをつくる力”をどう育てるのか?」に、代表 広石が登場!
/カテゴリ: ニュース・お知らせ, 最新情報 /作成者: empublic事務局クラス担任のためのキャリアガイダンス(リクルート進学総研)の7月号の特集「授業の中で”問いをつくる力”をどう育てるのか?」で、エンパブリック代表の広石のインタビューを掲載いただいています。
アクティブ・ラーニングでは、生徒が自分で考えるよう促すことが大切とされていますが、その基本には、生徒自身が問いを持ち、周りに問いかけていくことが求められます。しかし、従来の教室では、先生が問いを出し、生徒は正しい答え方を学んで答えるという役割分担になっています。先生は解くことを教えるのが得意でも、問いをつくるよう促すのは苦手です。
生徒が問いを持つように促すには、先生がどう生徒に問いかければいいのか?ゼミ「問いかけ力を磨こう」の経験をもとに広石が話しています。
クラス担任のためのキャリアガイダンス(リクルート進学総研)の7月号
http://souken.shingakunet.com/career_g/2017/06/vol3720176-5c16.html
記事事のPDFはこちら
http://souken.shingakunet.com/…/2…/class/2017_ccvol37_01.pdf
ゼミ「問いかけ力を磨こう」 https://empublic.jp/questioning
マテリアリティ: 会社の軸を問いかけ続ける ~2025年のためのリーダーのための新常識 第9回
/カテゴリ: コラム, ニュース・お知らせ, 最新情報 /作成者: empublic事務局変化が激しい時代、そして、ただ財務的な成功だけでなく多面的な視点から経営を考えていく必要が高まる時代に問われるのは、会社の「軸」となるものです。
何が会社の軸となるのか考えるキーワードとして、「マテリアリティ(materiality )」が注目されています。materiality とは「意味が大きいこと・必要不可欠」といった意味です。
もともと、この用語が広がるきっかけとなったのは、企業のアカウンタビリティを専門とするイギリスの非営利団体「AccountAblity」の「マテリアリティ・レポート」です。
企業にとって、「成功するために何をするか」が最も大切なことですが、それには、経営の戦略やマネジメント(内部環境)と、新たな社会・環境の状況(外部環境)の方向性があっていないといけません。社会・環境の何が制約か、どのような新しい収益機会が生まれているのかは絶えず変化しているため、外部環境に敏感になり、内部環境を適応させていくことが重要になります。
ただ、外部環境も内部環境も要素が多く、どう結び付けていけばいいかは難しい問題です。
その時に、必要なのは議論の軸です。いったい自分たちは何を最も大切にするのかを明確にすること(=マテリアリティの特定)が必要です。それが明確になることで、ただ変化への対応に追われるだけでなく、変化を学びと改革の促進に活かすことができます。
ただし、マテリアリティは経営者が認識しているだけでは実行できません。
社内にもステークホルダーにも、納得し、力を合わせていけるように、なぜそれが大切なのか信頼できる方法でそれを明確に示さなければならないのです。
それゆえ、何がマテリアリティか定めること以上に、下記のようにマテリアリティを使いこなすことが求められています。
・持続可能な発展の課題と経営戦略の整合性を明確にするプロセスを重視する
・企業とステークホルダー双方にとっての優先事項を積極的に反映した企業報告書、広範なコミュニケーションに取り組む
・新たな社会的諸課題と現在の経営戦略とのギャップを特定して、社内での議論や戦略展開に反映させる
ここで重視されているのは、変化する社会・経済・環境の中で、持続可能な企業を実現するために、何が大切か、社内で、また、ステークホルダーとコミュニケーションを続けることです。
経済も社会も環境も変化する時代には「今、力を入れるべきこと」は変化し続けます。
「自分たちの大切なことは、これだ」という答よりも、常に考え、コミュニケーションを続けることが大切になってきています。
かつては、「自社の強みはこれだ。重視することはこれだ」と明確にでき、それは大きくは変化しませんでした。
しかし、社会の状況の変化が、会社の経営にも大きな影響を与える時代、「一度、決めたこと」にこだわり続けると、気づかない間に取り残され、大きな損失を生み出すかもしれません。
大切なことを決めるよりも、大切なことをコミュニケーションし続けることが、これからのリーダーには求められるのです。
サンケイビジネスアイ 掲載サイト
http://www.innovations-i.com/column/2025leader/9.html
2025年のリーダーのための新常識 第7回 「ソーシャルキャピタル 」 自分に問いかけてみてください。関係性の質が中長期投資を呼び込む
/カテゴリ: ニュース・お知らせ, 最新情報 /作成者: 矢部 純代自分に問いかけてみてください。