empublicメールマガジン~変化の時代に「言葉」の意味を共有するとは?(「一語一歩」1周年)~根津の街から(2024年8月22日)

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◆1◆【広石コラム】変化の時代に「言葉」の意味を共有するとは?
~「empublicの一語一歩」が一周年を迎えました!
*お気に入りエピソード投票実施中!ファンミ&ワールドカフェも開催
◆2◆(8/27)いっしょにいると、何かが起きる。そんな場は、どうデザインできるのだろう? 福岡のコミュニティデザイナー ドネルモのみなさんと考えよう!
◆3◆「エンパブ・スタッフが選ぶ!今、考えたいニュース」を配信中!
◆4◆(8/25)長野県まちむら”フィールドスタディ2024”公開講座
◆5◆ 編集後記
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残暑厳しい日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今年の夏は台風に加え、突然の豪雨による災害が発生するなど、気候問題を自分事に考える機会が増えました。そして、災害時には日頃からの地域でのつながりがとても大切だと思ったという声も聞こえてきます。エンパブリックでも、これからの地域やコミュニティを考えるイベントを開催していきますので、みなさん一緒に考えていきましょう。(中村)
◆1◆ 【広石コラム】変化の時代に「言葉」の意味を共有するとは?
~「empublicの一語一歩」が一周年を迎えました!
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ネットラジオ「empublicの一語一歩」(Spotify&Apple Podcastで配信中)は、開始から一周年を迎えました!
毎回、「気になる言葉」を一つ取り上げ、私と長谷川奈月さんとでお話ししてきた番組を続けることができたのは、「聴いてます!」という声やお手紙での応援があってこそだと深く感謝しています。
「一語一歩」を始めたのは、社会が大きく変化する中で、ある人には当たり前でも別の人には聞き慣れない言葉が増えたり、同じ言葉を使っていても違う意味で使われていることが増えたりしていると感じるからです。
対話への参加や効果的なやりとりを進めるには、全員が同じ舞台の上に乗っている(乗れるようにする)ことが必要です。
「コミュニティ」について話すには、自分がコミュニティという言葉で何をイメージしているのか、他の人はどんなイメージを持っている可能性があるのか。そこを自覚・理解している人が増えると、違う考えの人の間でも対話は成立します。
もし自分の使っている言葉や考え方が「当たり前」だと思っていると、相手も同じだと無意識に思ってしまい、それが違う考えに対する反発・拒否につながり、対話は成立できなくなります。
変化と多様化の時代には「当たり前」がたくさんある存在すること、使っている言葉が人によって違うことを全員が共有することが、悪い分断を起こさないために必要です。
「一語一歩」を無料提供しているのは、多くの人に聞いていただきたいですし、気楽にシェアをしていただきたいからです。
合意形成、コミュニティ、バックキャスティング、アジャイルなど、自分の活動で「この言葉の意味を全員が共有しておいた方がうまくいく」と思った時に、ぜひ活用していただきたいと思っています。
そのような思いから毎週一つの言葉を取り上げ、一年が経ち、今週で54個になり、フォロワーも100名を超えています。
そこで、1周年を記念し、みなさんのお気に入りエピソードを投票する企画をスタートしました。
全部聴いている必要はなく、自分が聴いてみた回、これをきっかけに聴いた回でも結構ですので、ぜひ投票いただければと思います。
そして、(おこがましいのですが)ファンミ(ファンミーティング)とおしゃべり会も9月4日(水)夜に開催します!
この一年をふりかえりながら、みなさんの選ぶエピソードやご質問への回答も交えてお話ししていきます。
そして、番組づくりを通して奈月さんの考えた「今の時代って、一人ひとりが向き合った方がいいことが増えているな」を基に、変化と多様化の時代を前向きに生きるための「イマドキの市民力」についても話したいと思います。
「一語一歩」はどうしたらもっと使いやすいものになるのか、引き続き考えていきたいと思いますので、ご意見もお寄せください。
これからもよろしくお願いします!
〇「empublicの一語一歩」ファンミ&おしゃべり会
日時:9月4日(水)20:30~21:50  オンライン開催
「empublicの一語一歩」はSpotifyとApple Podcastで配信中。
「一語一歩」で検索を。
<最新のエピソード>
#54「おせっかい」~お節介の“迷惑”と”ありがたい”の分かれ目は?
#53「フィルターバブル」~自分に都合良い情報に流れないようにするには?
#52「自己効力感」~“やれば、できる!社会・環境のことも”と思えるようになるには?
#51「気候正義」~気候変動を困難さを強いられる”人”の問題として捉えると?
#50「千と千尋」~“自分の名前を忘れない”で働くって?
◆2◆(8/27)いっしょにいると、何かが起きる。そんな場は、どうデザインできるのだろう? 福岡のコミュニティデザイナー ドネルモのみなさんと考えよう!
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福岡を拠点に、多様な主体と連携し、アートの力も活かしたコミュニティデザインに取り組んでいる団体「ドネルモ」の山内 泰さん、宮田 智史さんをゲストに迎えて、「場づくり」や「つながり」への取り組みを伺います。
実はお2人はドネルモの事業化の初期段階、エンパブリックに学びに来てくださっていました。今では、エンパブよりエンパブらしい活動(?)をされています。
地域に根付きつつ、新しい発想を持ち込むコミュニティデザインを考えるきっかけとしてお勧めです!
開催日:2024年8月27日(火)20:30~21:50 オンライン開催
◆3◆「エンパブ・スタッフが選ぶ!今、考えたいニュース」を配信中!
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スタッフ渡邉と中村が毎週、今みなさんと考えたいニュースをピックアップしてお伝えしています。
地域づくり、教育、事業開発、場づくりなどで新しい考え方、これまでと違う視点、改めて考えたいことを紹介し、あぁかな?こうかな?と話しています。
*毎週木曜に更新しています。最新トピックスはこちら
#子どもが「海での楽しさ」を学ぶ意味って?
#“声の権利”から「ルールのあり方」を考えてみた!
<視聴はこちらから>
*Youtube
*Spotify
◆4◆長野県まちむら”フィールドスタディ2024”公開講座
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長野県の「まちむら寄り添いファシリテーター」養成に、エンパブリックは協働で取り組んでいます。
*まちむら寄り添いファシリテーターWEB https://nagano-machimura.net/
地域におけるファシリテーターは、会議やワークショップの進行だけだけでなく、地域の人の思いを聴き、それをつむぐ対話の場づくりを通して、これからを共に創り、新しい動きへの参画を促す役割も担っています。
その活動の基盤にあるのが、地域の人の暮らしや経験、思いを丁寧に「聴く力」です。
そしてただ聴いて理解するだけでなく、そこから未来へとつながる芽を見つけ、「変化を育んでいく力」も求められます。
地域の“これまで・今・これから”をつなぐファシリテーターに求められる力は何か、どう育めばいいかを考え、プログラムづくりに取り組んでいます。
今年度は、ゼロカーボンまちづくり、廃校活用、地域文化の伝承、居場所づくりの4テーマの実践現場でのフィールドスタディを行います。
日時:8/25(日)13:30~16:30
場所:県立長野図書館3F (オンライン参加可能)
公開講座の案内・申込:https://nagano-machimura.net/24prg
◆5◆編集後記
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私の担当する「長野県まちむら寄り添いファシリテーター養成講座」が7年目を迎えました。地域の現場では、自分が育った地域、あるいは先人たちが築き上げてきた地域をどのように未来へつないでいけるか?と日々試行錯誤している人々がいらっしゃるかと思います。そして、そんな現場にずっと身を置いていると「持続可能」「未来志向」といった言葉が、遠い世界のものに感じられることもあるかもしれません。
 私自身、そんなタイミングで能登や宮崎の現場に行った経験が、自分にとって大きいヒントになりました。他の地域や現場を見てみたり、そこで起きてることをどうやって自分の地域に持ち帰るか?ということをみっちり考える機会ってすごく貴重だと思い、ぜひ今回そんな体験をみなさんに提供したいと思いプログラムを企画しています。
地域づくりには正解がないからこそ、現場は違えど自分と同じように頑張っている色んな場所や人に刺激を受けて、元気をもらいあいながら、一歩ずつ着実に進めていく関係ができたらと改めて思いました。(渡邉)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第242号 2024年8月22日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

empublicメールマガジン「好きなことで、誰かのささいな困り事を解決する」 ~根津の街から(2024年7月23日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆【広石コラム】好きなことで、誰かのささいな困り事を解決する
◆2◆(8/2)「私なんて・・・」と諦めていた人が、笑顔で、地域にも役立つことを自ら始める!
地域に眠る”人の可能性”から自分らしい仕事・活動をどんどん生み出す場づくりとは?
~ 鶴岡ナリワイプロジェクト、三股コミュニティデザインラボの事例から考えよう!
◆3◆ ビジネスにとっての探究を考える
〇(7/24)気候変動に対して地域・組織に何ができるか、見つける探究の進め方
〇(8/8)クリエイティブな課題解決を進める探究チームの立ち上げ方
◆4◆【8月2日間集中講座】DXイントレプレナー養成講座
~社会課題解決にデジタルを活かすビジネスアイデアの開発プロセスを体験しよう
◆5◆ エンパブリックのラジオご紹介!
◆6◆ 編集後記
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各地での梅雨明けの発表とともに、暑さが戻ってきましたね。
これまでの常識では対応しづらい気候の中、徐々に学校の屋外授業なども熱中症対策に重点をおいた対応が広がっているようです。
みなさま、くれぐれもご無理せず、熱中症にはお気をつけてお過ごしください。(中村)

◆1◆ 【広石コラム】好きなことで、誰かのささいな困り事を解決する
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私も立ち上げ時にお手伝いしていた「鶴岡ナリワイプロジェクト」の代表の井東敬子さんから、令和6年度男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰を受賞されたという連絡をいただきました。
地域で小さく始めたプロジェクトが全国的に認められたことを、私もとても嬉しく思いました。

鶴岡ナリワイプロジェクトは、「好きなこと×地域にいいこと」で”ナリワイ=小さなビジネス”を生み出す人を増やす「ナリワイ起業」を応援する取り組みです。

このプロジェクトは、井東さんが山形に戻り、地域の仕事づくりに関わった際に感じた問題意識から始まりました。

地域で「起業しよう!」と呼びかけても反応はない。
しかし、地域で話してみると、興味ある人や色々な強みを持っている人もいる。
ただ「私が始めていい」と思えている人は少ないのです。
例えば、まだまだ地域では「〇〇家の嫁」と周りから見られ、その役割を期待される女性も多くいる。
その人達はパートならともかく、自分でお金を稼ぐことを始めるとなると、周りからどう思われるのか。
周りの反対や目のことも気になってしまい、動き出せないのです。

また、パートで勤めたとしても、年末には「景気悪いから来年は切られるかも」といった声も聞かれる。
そこで井東さんが気付いたのは「多くの女性が、自分の置かれた状況に対して受け身になっている、ならざるを得ない構造がある」ということでした。

そこで、井東さんが考えたのは、自分の好きなことで、誰かにささやかに役立てる月3万円ビジネスを、部活動のように仲間で楽しく行うスタイルでした。

例えば、野に咲く花を摘んで、きれいに飾るのが好きな人がいる。
これをマルシェで売ってみたら、どうだろう?
いくらの値段になる? リボンなどを工夫したら少し値段を上げてもいいかも?
どんな展示やメッセージがあると興味を持ってもらえるだろう?

そのように、仲間で話しあいを続け、実際にマルシェで販売してみる。
そこでの成功や失敗も分かち合うことで、少しずつ成長する。
ただ、目指すのは月3万円程度。
自分らしく、楽しめる範囲で、ただ仕事として持続できるように工夫していく。

このようなスタイルで、起業講座と言っても、みんなとおしゃべりが楽しい時間。
ただ、お互いの事業を形にしようと真剣に話しあう。
それが積み重なり、英語が好きな人、宇宙が好きな人、地元の食材でお菓子を作りたい人など、好きなこと、得意なことから仕事が生まれ、その数は70を超えました。

なぜ、こんなに活性化したのか?
それは、小さな起業を通して「自分の仕事」を持つことができるからだと思います。

仕事や起業において、お金を稼ぐことは大切です。
しかし、仕事には経済面だけでなく、人のつながり、社会の中での役割、自分が活かされる手応えなどの社会的側面もあります。
新しい仕事に携わることを通して、人は新しい自分を発見し、自分の新しい意味を見つけ出します。

これは小さな起業だけでの話ではないでしょう。
「この仕事や新事業は、お金になるか?儲かるか?」を詰めて考えるほど、関わる人は苦しくなり、新しいことを生み出しにくくなります。
自分を活かし、仲間とプロセスを楽しみながら、真剣に話し合い、共に喜ぶ。
この姿勢はサステナビリティやDXに取り組む上で不可欠なことだと思います。

私自身も鶴岡ナリワイプロジェクトに携わることで、仕事の社会的意味や地域の潜在的な人的資本への考えを深めることができました。

今回、井東さんの受賞記念も兼ねてイベントを開催します。
鶴岡ナリワイプロジェクトに加えて、エンパブリックの渡邉が修行しに行った「三股町コミュニティデザインラボ」のお話も合わせて紹介し、
「人の眠れる可能性」をもっと活かせるのではないか、そんな話をしたいと思っています!

◆2◆「私なんて・・・」と諦めていた人が、笑顔で、地域にも役立つことを自ら始める!
地域に眠る”人の可能性”から自分らしい仕事・活動をどんどん生み出す場づくりとは?
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「どうせ私なんて・・・」とつい思ってしまう。
自分の役割や能力を自分で決めてしまっている。周りに決められてしまっている。
自分も周囲も「できない」「難しい」という側面ばかりを注目してしまう。
そんなネガティブな気持ちや評価から、動き出せないままになっている。
本当は「好きなこと」も「ちょっとだけ得意なこと」もあるのに、「ホントの自分を生きる」ことは難しい。

この状況に対して、身近な場所で、自分も周りの人も楽しめる自分らしい仕事や活動を一緒にはじめることができたらいいのに!と動き出す活動が広がってきています。
「鶴岡ナリワイプロジェクト」「三股町コミュニティデザインラボ」の事例から、地域に眠る力から新しい仕事・活動がどんどん生まれるには何が大切か、一緒に考えましょう!

開催日:2024年8月2日(金)20:00~22:00
詳細・申込 https://peatix.com/event/4065716/

◆3◆ビジネスにとっての探究を考える
〇(7/24)気候変動に対して地域・組織に何ができるか、見つける探究の進め方
〇(8/8)クリエイティブな課題解決を進める探究チームの立ち上げ方
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「気候変動」のような大きく複雑で、どうしたらいいか、すぐにわからない問題に向き合い、具体的なアクションを生み出すには「探究のプロセス」が大切です。
どうすれば自分に、自社に何ができるのかに手応えを持って考えることができるか、一緒に考えましょう。

〇気候変動に対して地域・組織に何ができるか、見つける探究の進め方
開催日:2024年7月24日(水)20:00~21:50
詳細・申込 https://peatix.com/event/3964910

〇クリエイティブな課題解決を進める探究チームの立ち上げ方~解きたくなる「私たちの問い」を見つけるには?
開催日:8月8日(木)20:00~21:50
詳細・申込 https://peatix.com/event/3964895

各回 3,850円 (Studio メンバー割あります)
*3回セットを申込みいただくと、7/11開催の第1回「探究心は、今を生きるビジネスパーソンになぜ大切なのか?」のアーカイブ動画も視聴できます。

◆4◆【8月 2日間集中!】DXイントレプレナー養成講座
~社会課題解決にデジタルを活かすビジネスアイデアの開発プロセスを体験しよう
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社会や顧客の課題分析を深めるほど、「できない理由」が明確になってきます。
そこを乗り越え、「できる理由」に変えてしまうのが、デジタル技術の強みです。

社会課題解決に役立つビジネスを考える上で、今やデジタル技術は不可欠な時代が来ています。
社会課題解決につながるデジタルを活かしたビジネスの0→1のプロセスを、体験を通して学ぶことに焦点を当てた2日間集中プログラムです。

社会課題解決に役立つ仕事に取り組みたいが、どこから始めていいか迷っている方、今の業務を改めて見直しデジタル化を進めたい方、未来志向の地域事業を考えている方、デジタル活用の業務のこれからを考えている方に、ぜひおすすめです。

・木曜集中2日間コース:8月8日(木)、22日(木) 10:00~17:00
・詳細、お申し込みはこちら  https://empublic.jp/dx-intre
Peatixからもお申込みいただけます https://peatix.com/event/4041716

◆5◆エンパブリックのラジオご紹介!
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〇empublicの一語一歩
「最近聞くようになった言葉」をヒントに今の社会を考える、エンパブリック代表広石のラジオ型番組です。

SpotifyとApple Podcastで配信中。「一語一歩」で検索を。
Spotify: https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ?si=27b68eaff0f040c5
<最新のエピソード:毎週木曜16時に更新>
#48 「ローカルベンチャー」~地域での起業の今の社会での意味・可能性は?
#49「アジャイル」~緻密な計画より、ちょっとずつできることから

〇エンパブリックスタッフが選ぶ!今、考えたいニュース
スタッフ渡邉と中村が毎週、今みなさんと考えたいニュースをピックアップしてお伝えしています。
<最新のエピソード:毎週木曜に更新>
#『騙される人が悪い』の限界がきている?
# 読書って何のため?
*Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCU0RBwj1CpDA9r3o53sLrCg
*Spotify
https://podcasters.spotify.com/pod/show/empublic-studio37

◆6◆編集後記
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先日、毎年楽しみにしている花火大会が、雷雨で直前に急遽中止になるという出来事がありました。酷暑の中で、突然始まる雷鳴や集中豪雨に、気候変動はこのように私たちの周りで日々“変動”しつつ、いろんな形で影響してきているのを感じます。これまでは天候の影響により催しものなどが中止になると「ついてないね~」などと共感し合ったものですが、これからは気候変動により、常に悪天候に見舞われる可能性がついて回るのだなと、改めて既に自分自身の周りに起こり始めている現状をしっかり受け止めて、みなさんと一緒に考えていきたいと思っています。(中村)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第241号 2024年7月23日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「探究は、なぜつまらないのか」を探究する ~根津の街から(2024年7月5日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆【広石コラム】「探究は、なぜつまらないのか」を探究する
◆2◆ ビジネスにとっての探究を考えるシリーズ
〇【7/11】探究心は、今を生きるビジネスパーソンになぜ大切なのか?
~「私の問い」から、変化に応え、変化を生み出す力を高めよう
〇【7/24】気候変動に対して地域・組織に何ができるか、見つける探究の進め方
~複雑な問題に向き合い、チャレンジするための探究プロセスとは?
〇【8/8】クリエイティブな課題解決を進める探究チームの立ち上げ方
~解きたくなる「私たちの問い」を見つけるには?
◆3◆【8月期】DXイントレプレナー養成講座
~デジタルを活かす社会課題解決事業の開発プロセスを体験しよう
◆4◆ empublic Studio説明会 開催!
◆5◆ エンパブリックのラジオご紹介!
◆6◆ 編集後記
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暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。。
日々メディアでも、世界中の異常気象について報道されており、表現も「猛暑」から「酷暑」へと変わり、農作物への影響などからも、私たちの生活に迫ってきているのを感じます。
エンパブリックでは、7月からビジネスパーソンのための「探究」を考えるシリーズが始まります。「仕方ない」に止めず、「それってどういうこと?」と探究する心は、ビジネスでも大切だと思います。
そして、「自分が何かしても・・・」と思いがちな気候変動を探究することについても、みなさんと話していきます。
私達ができる事を改めて、一緒に考えてみませんか。(中村)

◆1◆ 【広石コラム】「探究は、なぜつまらないのか」を探究する
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高校の探究学習の授業で「探究は、なぜつまらないのか」を探究した高校生の話をネットで見かけました。
発表会では「探究の授業、つまらないよね!?」と呼びかけ、ゲームなど好きなことは自主的に行っているのに、探究の授業は受動的になっているということでした。
発表者本人はもともと自分の好きなことを探究し始めていたので、それを授業の枠に押し込められるとつまらない。一方で、慣れていない生徒にとってはサポートが不十分に感じる。
必要なことは、個々の特性にあったプログラムを用意し、ファシリテーターがいて、苦手な生徒に発表を無理強いしないなどの提案を行ったということです。
紹介記事(全文は会員登録が必要)https://edtechzine.jp/article/detail/11032
コーディネーターを務めた今村亮さんのnote https://note.com/ryo_imam/n/nff4789a79afc

今村さんはnoteで「素直に本音を語れる心理的安全性、それを否定しない教育側の覚悟」がある「そんな桜美林高校すばらしいな」と書いてくれています。

私の慶應SFCでの授業で「自分の問題意識をシェアして対話する」の時にも、「今の探究学習に意味があるのか?」と問いかけた学生がいました。
また、昨年度の長野県「まちむら寄り添いファシリテーター養成講座」で、地域ファシリテーターの課題を考える探究活動を行った際も、「居酒屋ではあんなに語るのに、なぜワークショップに参加しないのか」というテーマがありました。

これらを通して感じるのは、探究学習のような参加型プログラムも、まちづくりワークショップのような場づくりにおいても、「運営側がしたいことに、参加者がつきあってあげる」ということが起きているということです。
そのため、参加者にとって「自分の場」になっておらず、教師やファシリの場になっているのだな、ということです。

最初の高校生の指摘で興味深いのは、「勝手に探究している学生はテンプレートでなくもっと自由がいいが、苦手な生徒にはサポートが足らず、テンプレートが弱い」という指摘です。
運営者は、個々の参加者をもっと見て、一人ひとりの特性に応じて力を発揮できるように力を入れてほしいというメッセージです。

運営側は多人数を対象とするため、どうしても「標準」となる学び手を想定しています。
自ら進め、テーマに貢献する意欲は持ち合わせるが、未勝手には動かず、スケジュールやテンプレートは守り、うまくまとめて発表をしてくれる。
そんな「良い参加者増」を想定し、プログラムを設計する。そして、うまく乗ってくれる人を「良い参加者」としてしまう。
そのある種の傲慢さを参加者は見抜いているということだと思います。

ただ、今村さんが「350名の生徒を扱う鍵はロジスティックだ!」と書いているのには、僕も大学で400名の授業でグループワークをしているので、とても共感です。
そのように、多人数が参加する場では「標準」が必要となる。
大切なのは「標準」はあくまでも「標準」で、「標準で想定したままの参加者なんていない」と腹を決め、「余白・遊び」をつくっておき、そこを使って参加者が「自分のもの」と思えるようにすることが大切だということでしょう。

それと同時に、探究や場づくりのプログラムは、あくまでもプログラムでしかなく、「探究しよう!」という探究心のスイッチを自分で入れる人を増やすことだと思います。

この探究心のスイッチは、今のビジネスパーソンにも不可欠だと思います。
DX、SDGs、気候変動対策などの話をすると「何をしたらいいのですか?」という質問が出がちです。ただ、その人達に「これをしたらいい」と伝えても、大抵の場合は動きません。
必要なのは「今、何が起きているのか知りたい!」「変化の先がどうなるのか?知りたい、考えたい」という探究心です。
それがなければ「対話」自体も始まりません。

「DX、気候変動は、なぜつまらないのか?やる気がしないのか?」から始めるのもいいでしょう。
社員が自分自身で探究し始め、探究心のスイッチを入れること。そこが変化の始まりとして、とても大切なのだと思います。

◆2◆ ビジネスにとっての探究を考えるシリーズ(全3回)
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ビジネスと複雑な問題に挑む探究心を一緒に考えてみませんか?
ゲストに、書籍「探究モードへの挑戦」など探究を通した人づくりの研究に取り組む佐藤真久さん(東京都市大学教授)を迎えて3回シリーズで開催します。
第2回では「気候変動」をキーワードに、大きな問題・変化にどう個人が向き合うといいのかも考えます。

〇【7/11】探究心は、今を生きるビジネスパーソンになぜ大切なのか?
~「私の問い」から、変化に応え、変化を生み出す力を高めよう
・7月11日(木)20:00~21:50 詳細・申込 https://peatix.com/event/3964866

〇【7/24】気候変動に対して地域・組織に何ができるか、見つける探究の進め方
~複雑な問題に向き合い、チャレンジするための探究プロセスとは?
・7月24日(水)20:00~21:50 詳細・申込 https://peatix.com/event/3964910

〇【8/8】クリエイティブな課題解決を進める探究チームの立ち上げ方
~解きたくなる「私たちの問い」を見つけるには?
・8月8日(水)20:00~21:50 詳細・申込 https://peatix.com/event/3964895

*一般参加:3回セット 9,350円。各回 3,850円 (Studio メンバー割あります)

◆3◆【8月期 木曜2日間集中!】DXイントレプレナー養成講座
~デジタルを活かす社会課題解決事業の開発プロセスを体験しよう
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ヘルスケアやサステナビリティを推進する上でもデジタルツールが不可欠な時代。
自分達の仕事に必要なデジタルツールは何か、課題や顧客ニーズをどう捉え、何を価値として提案すると事業化につながるのか?
事業づくりの0→1の考え方のプロセスを体験して学ぶことに特化したプログラムを2日間集中で行います。

社会課題解決に役立つ仕事に取り組みたいが、どこから始めていいか迷っている方、今の業務を改めて見直しデジタル化を進めたい方、地方創生など地域で活動している方、デジタル活用の業務のこれからを考えている方に、ぜひおすすめです。

・木曜集中2日間コース:8月8日(木)、22日(木) 10:00~17:00
・詳細、お申し込みはこちら  https://empublic.jp/dx-intre

◆4◆empublic Studio説明会 開催!
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「変化・価値創造・協働のソフトスキル」を多くの人が使いこなせるように、コンテンツやセッション、体験機会を広げる交流の場が、empublic Studio です。
今の活動や仕事を進めるために何が必要なんだろう?と考えている方に、ぜひスタジオを活用いただければと思います。
スタジオのことが気になっている方、どう使えるのか知りたい方(登録済の方も含めて!)、ぜひお立ち寄りください。

・開催日:2024年7月5日(金)20:30~21:30
〇開催方法:オンライン
参加登録 https://peatix.com/event/3960840

◆5◆エンパブリックのラジオご紹介!
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〇empublicの一語一歩
「最近聞くようになった言葉」をヒントに今の社会を考える、エンパブリック代表広石のラジオ型番組です。

SpotifyとApple Podcastで配信中。「一語一歩」で検索を。
Spotify: https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ?si=27b68eaff0f040c5
<最新のエピソード:毎週木曜16時に更新>
#42「NPO」~人々の声や思い、お金を託される存在となるには?
#43「ウェルビーイング」~身体と心とつながりが幸せを生む!
#44「エンゲージメント」~選び、選ばれる関係をどうつくっていく?
#45「Chat-GPT」~生成AIとうまく付き合うって?
#46「スポーツ」~「スポーツでまちづくり」に必要なことは?
#47「ポリコレ(ポリティカルコレクトネス)」~適切さにもほどがある?
#48「ローカルベンチャー」~地域で起業する可能性は?

〇エンパブリックスタッフが選ぶ!今、考えたいニュース
スタッフ渡邉と中村が毎週、今みなさんと考えたいニュースをピックアップしてお伝えしています。
<最新のエピソード:毎週木曜に更新>
#体験するとわかるサステナブルって?
#ニュースを避ける人が増えているのはなぜ?
#「合理的配慮」って誰の為?

*Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCU0RBwj1CpDA9r3o53sLrCg
*Spotify
https://podcasters.spotify.com/pod/show/empublic-studio37

◆6◆編集後記
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6月後半は、宮崎県三股町の社会福祉協議会の中にある「コミュニティデザインラボ」で1週間のインターンに行ってきました。住民主体の新しいプロジェクトが2年間で160以上も立ち上がっている現場で動いてみて、本当に学びが多い時間でした。
特に印象に残ったのは、とあるイベントで「どうやってアイデアを思いつくのか?」という質問に対して、「そもそも誰に喜んでほしいんだっけ?」「もっとできないかな?」と何度もアイデアに対する問いを重ねていくと、アイデアの質が上がっていくということです。アイデア発想というと、”すごく洗練されたひらめき”と思ってしまいがちですが、一つひとつを丁寧に問い、話し合いながら進めることが大事だと改めて思いました。
そして、empublic Studioで開催しているワールドカフェ・ふりかえり会なども、そのプロセスと重なっているなと感じました。「自分のプロジェクトもう少しよくできないかな」「この課題に関する活動やりたいけど、どんな形にすればいいかな」とお考えの方、ぜひStudioにご参加いただけたら嬉しいです!(渡邉)
https://empublic-studio.jp/entry

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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第240号 2024年7月5日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「empublicは16周年を迎えます」~根津の街から(2024年5月1日)

16周年のご挨拶「サステナブルな未来へ、ソーシャルイノベーションの民主化を」
エンパブリック代表 広石拓司
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empublicは2024年5月2日に創業16周年を迎えます。
ここまで続けることができたのは多くの方にご支援や色々な機会をいただいたこと、そして時々のempublicで一緒に活動してきた仲間たちがいたからこそだと、改めて深い感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。

そして、改めて数多くの社会・環境の問題が深刻化し、経済や国際情勢も不安定さを増す中で、制度と現場の間に取り残されている人、思いがあっても動けない人が多くいます。
それは地域だけでなく、企業や行政・政治で働く人の中にもたくさんいることを数々の現場に触れる中で感じてきました。
同時にそんな時代だからこそ「もっといい社会になってほしい」「こんなサービスがあれば」「人に役立つ仕事をしたい」といった多くの人の「思い」は広がっています。
しかし、それが地域の中で自分達の力で、どんどん動き出せる状況にはなっていません。

そこで16周年を機会に、改めてビジョンの「思いのある誰もが動き出せ、新しい仕事を生み出せる社会」にある「思いのある誰もが」にこだわりたいと考えています。
いつも課題は現場で起きています。現場に遠い“お上”に頼るのでも、一気に解決してくれるすごい社会起業家を待つのでもなく、現場で気づいた人が周りの人達と協力して、自分達で自分達のスタイルで動き出していける。
そのような地域・組織の“現場の人”を起点に、人の力を持ち寄り、社会資源をフルに活かして新しい事業・活動を立ち上げ、地域に変化を起こしていく。
そのような「ソーシャルイノベーションを民主化する」役割を果たしていけるよう会社として次のステップに進むことが大切だと考えています。

16年間の事業を通して、数多くの自治体・地域や企業と協働し、「どのようにコミュニティを活性化すればいいの?」「地域で活動するファシリテーターが大切にしないといけないことは?」
「SDGsやDXの事業を立ち上げるには、どのようなプロセスが必要?」などのノウハウを、蓄積してきました。
そのノウハウを活かし、ビジョンへ実現への動きを加速するため、「地域・組織の人の力を活かすソーシャルイノベーション」を推進できる学び・対話・アクション支援のプラットフォームを開発・展開しようと考えています。

そして、この週末(4/27~28)に、パタゴニア社が主宰する気候アクションに向けての「ユース・アクティビズム・スクール」にガイド・アドバイザーとして参加し、運営側である自分自身が改めて様々な問いを突き付けられました。
そこでは高校生~20代前半の参加者が、若い世代によるプログラム運営のもとでベテランの知見と経験を学びながら、気候変動に向けてのアクティビズムを語り、動こうとしています。
気候問題への時間がなくなる中、彼らがもっと活躍できるためには、ユースの力に頼るのではなく、大人達がすぐにシステム・チェンジに踏み出す必要があります。

それは「思いのある誰もが」を言葉だけでなく、本当に社会に広げるには、私たち自身も変化しないといけないことを意味します。
私たちが蓄積してきたノウハウを活かし、社会にある知見も集め、より多くの人が使えるように、ITやAIも活かしてウェブサービスやアプリなどで展開する事業は待ったなしでしょう。

ぜひ、これをお読みいただいた方で、私たちの経験やノウハウを活かし、ソーシャルイノベーションを広げる新しいエンパブリックを一緒に創っていきたい!と思っていただける方、ソーシャルイノベーションの民主化に共にチャレンジしましょう!

 

■ 【創業記念日対話】多様な人々や活動が有機的につながり、持続可能な地域を実現していくには? ~「市民社会のバリューチェーン」の視点から地域の未来を考えてみよう
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16周年を迎える記念日に、改めて創業当日のビジョン「市民社会のバリューチェーン」を考えたいと思います。
地域にある多様な活動や主体がバラバラに動いていては大きな成果は生まれません。
個々の活動が全体の中での役割を自覚し、全体価値の創出につなげるには「バリューチェーン」の視点が不可欠です。
「地域におけるバリューチェーンとは?」を考え、サステナブルな未来へのコレクティブな協働の未来を一緒に考えましょう。

開催日:2024年5月1日(水)20:00~21:45
開催方法:対面(根津スタジオ)&オンライン
詳細・申込はこちら https://peatix.com/event/3916684

■ empublic スタッフ募集! https://empublic.jp/recruite2021
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私たちの経験やノウハウを活かし、ソーシャルイノベーションを広げる新しいエンパブリックを創業しよう!という思いを持っていただける方に出会い、共にチャレンジしていきたいと考えています。
ぜひempublicにご参画ください!

■ empublic Studioラジオ「empublicの一語一歩」
~GWの移動時間を、ちょっとした知識を深めるチャンスに!
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「最近聞くようになった言葉」をヒントに今の社会を考えるラジオ型番組です。
電車で、車内で、飛行機で、知的好奇心を刺激する楽しい時間をお過ごしください!

SpotifyとApple Podcastで配信中。「一語一歩」で検索を。
Spotify: https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ?si=27b68eaff0f040c5
<最新エピソード:毎週木曜16時に更新>
#39「アンラーニング」~知識を自分のものとし、新しいステップを踏み出す
#38「心理的安全性」~本音で話合えるチーム、関係性って?
#37「リスキリング」~次のステップへ進むために必要なスキルを学ぶには?
#36「自立」~誰にも頼らず自力で行うことが自立なの?

■ empublic Studio説明会 開催!
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empublic Studioは、自分の思いから動き出す人を応援するオンライン・プラットフォームです。
動き出す時に必要な知識やスキルを多くの人が使いこなせるようになるにはどうしたらいいか、模索しながら取り組んでいます。
説明会では、empublic代表広石からStudioの趣旨、実施内容、スタジオのこれからについての説明や質問にお答えします。

スタジオのことが気になっている方、どう使えるのか知りたい方(登録済の方も含めて!)、お立ち寄りください。
〇開催日:2024年5月21日(火)20:30~21:30
〇開催方法:オンライン
参加登録 https://peatix.com/event/3900945/

■編集後記
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3月から1ヶ月住み込みで、能登半島地震の復興支援に行ってきました。
発災から5ヶ月経った今でも、目の前の生活から将来の地域のことまで様々な不安が積み重なっている状況です。
そんな中、私も場づくりを通して被災地のサポートをしながら、このような不安をちゃんと乗り越えていくためにはやっぱり「場」がないといけないんだと改めて考えさせられました。
また同時に、地域や人々の状況を見て、適切な「場」をつくる中間支援的な役割を担える人を増やす必要性も感じました。

そして、その一歩目となる「良い場を体験する人を広げていくこと」は、私たちがこれまでやってきたことでもあると思います。
エンパブリックの場が、言葉にしたら聞いてくれる人がいる、感じていることを安心して吐き出せる、全部吐き出し切った後に「さて、どうしようか」と少し前を向ける、そんな「場」の力が感じられる機会にできるようこれからも頑張りたいです!(渡邉)

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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第239号 2024年5月1日配信)
発行責任者=広石 拓司
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empublicメールマガジン「行き過ぎた資本主義の処方箋としての“贈与”」~根津の街から(2024年3月29日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆ 広石コラム「行き過ぎた資本主義の処方箋としての“贈与” 」
◆2◆【対話】”贈り物”はどうして特別なんだろう?「贈与論」から考える
~ コスパ重視の”経済人間”を超えて、”お互いさまの関係”を今の社会で機能させるには?
◆3◆地域でのつながりは、どうすれば活きるのだろう?
~“贈りあう関わり” からコミュニティを問う書籍「経済社会学から考える現代の地域協働」を著者古市太郎さんと読もう
◆4◆【講座】参加型の学びの場の創り方
~ワークショップ、参加型の講座・研修をデザインする技法
◆5◆ empublic Studio説明会 開催!
◆6◆ empublic Studioラジオ「empublicの一語一歩」
◆7◆編集後記
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年度末となり、まだまだ寒いですが、ようやく春らしさを感じる日も増え、週末には桜の開花予報も出ていますね。
4月のエンパブリックは、根津のスタジオで対面でのイベントも開催していきます。
参加されるみなさんにとってのオンラインの便利さと、対面ならではの空気感をより良く活用していただけたらと思っています。
新年度のスタートにエンパブリックのコンテンツもご活用ください。(中村)

◆1◆ 広石コラム「行き過ぎた資本主義の処方箋としての“贈与”」
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お正月に、親戚の子どもに3000円のお札をそのまま渡すのと、「お年玉」と書いたポチ袋に入れて渡すのでは違ったものになるでしょう。
買ってきたお菓子を同僚にそのまま渡すのと、「いつもありがとう」とカードを添えてリボンを付けて渡すのも違ったものになるでしょう。

「贈り物」には、渡されるモノに+αの価値を加えます。
“モノ”は金銭取引の対象だけではない、気持ちを届けたり、関係を生み出したりすることもできます。
逆に、以前はご近所のつながりの中で行っていた(=地域の関係性の内部にあった)ことを、事業者に委託してサービス提供してもらう(=地域活動の外部化)ことで、意味が変わることもあります。
かつては地域の助け合いで行っていた「お葬式」も、今は個々人が葬儀会社で行います。
それは、ご近所の方が亡くなっていても「知らなかった」という状況になります。
もし神社のお祭りをイベント会社の運営の有料イベントにしてしまうと、何かが失われてしまうでしょう。

私たちは「経済社会」の中で生きる中で、利便性から地域内で行っていたことを外部サービス化し続け、今では「モノやサービスはお金を使って購入する」ことが当たり前の社会に住んでいます。
そして、気づけばあらゆるものの“価値”を「お金に換算して考える」ということが習慣になってしまっています。
地域づくりやスポーツの価値も“経済効果”で考え、人や仕事の価値も収入の多寡で考え、その判断を「合理的」と呼んでしまう。
それが「本当に欲しいものはないのにお金は増やしたい」「周りが持っている高いものを買うためにお金が必要」という悪循環に陥っているのかもしれません。

そのような社会で“ご近所づきあい”“地域コミュニティ”は、人の関わりから生じる面倒が多いのにメリットが小さいものと考えてしまいがちです。

ただ、「人のつながり」は、そのようなものだけではないのではないか?
すべてを金銭的価値だけで考えるのは、行き過ぎた資本主義なのではないか?
そう考える人たちが、近年、改めて「贈与」の価値に注目しています。

モノやサービスを金銭取引の対象として考えるだけではなく、贈与を通して思いを分かち合い、関係性を育むきっかけを増やすことでは大切ではないか?
実は「贈与」というやり取りが、金銭万能の行き過ぎた資本主義への処方箋になるという考察は、1925年にモースが「贈与論」の中で訴えたことなのです。
モースはポリネシアなどの社会では、贈与にもとづく交換関係が取引よりも優越しており、それが人と人の関わり方やコミュニティの成り立ちの根幹に関わっていると指摘しました。
そして、そこからの学びを近代的な経済社会も学びなおし、自由と義務、気前の良さと倹約・利益を最融合させることによって、もっと豊かな社会をつくることができると述べています。

このモースの考えに注目し、そこから地域コミュニティの意味を考察しながら、文京区での学習支援やこども食堂の活動につなげてきたのが、社会哲学者の古市太郎さんです。

古市さんは地域コミュニティを、公共性から考えるだけでなく、個人視点から考え、「贈与」が生み出す“意味”に注目してきました。
例えば、こども食堂には「食事を安く提供する」という経済的な意味だけでなく、「地域のこどもの置かれた課題を地域の人が見過ごさず、共にあろうとする関わり」という地域の人の意思が込められています。

そこで、改めてコミュニティやつながりの意味を「贈与」から、古市太郎さんと一緒に考えようという会を4月に2回開催します。
改めて「贈与」とは? つながりとは? そしてコミュニティや地域での協働とは?を理論的な視点から考えてみませんか?

◆2◆ ”贈り物”はどうして特別なんだろう?「贈与論」から考える
~ コスパ重視の”経済人間”を超えて、”お互いさまの関係”を今の社会で機能させるには?
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この贈与の機能についての考察の先駆けとなったモース「贈与論」(1925)の内容を知り、そこから現代の社会において「贈与」を見直すことは、なぜ大切なのか、古市太郎さんと考えます。
〇開催日:2024年4月11日(木)20:00~21:45
〇開催方法:対面(エンパブリック根津スタジオ)+オンライン
詳細・申込はこちら https://peatix.com/event/3890155

◆3◆ 地域でのつながりは、どうすれば活きるのだろう?
~“贈りあう関わり” からコミュニティを問う書籍「経済社会学から考える現代の地域協働」を著者古市太郎さんと読もう
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古市太郎さんの書籍「経済社会学から考える現代の地域協働」をヒントに、地域コミュニティの理論・政策・歴史をふりかえり、改めて人と人の関わりを「贈与」から見直していきます。
人のつながる活動の意味を、改めて一緒に考えましょう!
〇開催日:2024年4月24日(水)20:00~21:45
〇開催方法:対面(エンパブリック根津スタジオ)+オンライン
詳細・申込はこちら https://peatix.com/event/3900752/

◆4◆【講座】参加型の学びの場の創り方 ~ワークショップ、参加型の講座・研修をデザインする技法
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セミナーや研修、イベント、学習会を、一方通行の講義・座学から、双方向型で、参加者同士でも学びあい、その体験が変化を生み出すようなワークショップに変えていきたい方、
行っている学びの場の企画・運営を磨きたい方、基礎から実際の企画までを学ぶためのプログラムを開催します。
〇開催日:2024年4月20日(土)13:00~17:30
〇開催方法:対面(エンパブリック根津スタジオ)+オンライン
詳細・申込はこちら https://peatix.com/event/3878065/

◆5◆ empublic Studio説明会 開催!
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「変化・価値創造・協働のソフトスキル」を多くの人が使いこなせるように、コンテンツやセッション、体験機会を広げる交流の場が、empublic Studio です。
新年度に新しいことを始めようと思っている方に、ぜひスタジオを活用いただければと思います。
4月から毎月1回スタジオ説明会を開催していきます。その第一弾です。
スタジオのことが気になっている方、どう使えるのか知りたい方(登録済の方も含めて!)、ぜひお立ち寄りください。
〇開催日:2024年4月9日(火)20:30~21:30
〇開催方法:オンライン
参加登録 https://peatix.com/event/3900945/

◆6◆empublic Studioラジオ「empublicの一語一歩」
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毎週一つ「気になる言葉」を取り上げ、そこから今の社会や仕事・暮らしのヒントとなることを考えていくオンラインラジオです。
SpotifyとApple Podcastで配信中。「一語一歩」で検索を。
毎週木曜16時に新エピソードを配信!
Spotifyはこちら:  https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ?si=27b68eaff0f040c5
<最新エピソード>
#35「予防」~危機感を伝えても、人が動かない時どうしたらいい?
#34「ペルソナ」~勇気をもって対象者を具体像に絞ることで見えてくることとは?
#33「欲望」~「満たされない」の連鎖に陥らないためには?

◆7◆ 編集後記
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スタッフの渡邉です。能登半島に来て、はや3週間ほど経ちました。
データでは見えて来ない被災の現場を見学したり、能登らしい復興に向けた住民の意見交換会を実施したり、エンパブリックで学んできたことも活かしながら現地のサポートをさせていただいています。
対話や関係づくりって「重要だけど、緊急じゃない」と思われて後回しにされがちです。
しかし、対話の仕方をちゃんと学んだり、ちゃんと関係づくりをすることも、いつかくるかもしれない非常事態や大きな変化の時にこそ力を発揮できるものだな、と改めて考えています。 (渡辺)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第238号 2024年3月29日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「根津の街から」(2024年3月8日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆ 広石コラム「居酒屋以上ワークショップ未満」
◆2◆【期間限定】2024年春 育休復帰応援キャンペーン!~「復帰後の働き方を考える」動画講座を無料公開!
◆3◆【講座】参加型の学びの場の創り方 ~ワークショップ、参加型の講座・研修をデザインする技法
◆4◆【動画講座】未未来志向アクセラレーター~組織・地域に前向きな変化を起こすには?
◆5◆ちよだコミュニティラボライブ2024開催!
◆6◆ empublic Studioラジオ「empublicの一語一歩」
◆7◆ 編集後記~スタッフ渡邉が能登に派遣されています
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まだまだ冬らしい寒い日々が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。桜が待ち遠しいですね。
エンパブリックでは今、新年度に育休から復帰する人を応援するキャンペーンを行っています。
育児と仕事の両立に向き合い、周りの力を借りるヒントがたくさんあります。
ぜひ周りの方にもご紹介いただき、ご活用いただけたらと思います。(中村)

◆1◆ 広石コラム「居酒屋以上ワークショップ未満」
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長野県と取り組んでいる「まちむら寄り添いファシリテーター」の取組みで、今年度「対話と共創を地域で進めるために探究したいこと」をテーマに、県内各地で実践するみなさんと3つの探究グループを立ち上げ、検討してきました。
探究テーマの一つが「居酒屋以上ワークショップ未満の場を考える」というものでした。

「友人や同僚と居酒屋では多くの人が話して盛り上がり、そこでは個人のことも地域や社会のことも話したりする。しかし、ワークショップとなると参加する人は限られる。
居酒屋とワークショップの間にあるコミュニケーションが地域に求められているのでは?」というテーマで、考えてきました。

話し合う中で「ワークショップ参加へのハードルの高さ」が話題となりました。
そこで出たのが「その場でうまく立ち居振る舞える自信がなければ、参加しづらいのでは?」という意見です。

ワークショップではファシリテーターが設定したテーマや進行に、うまく乗ることが求められている。
的外れな意見を言うと、なんとなくな失望が広がりそう。
また、自分の発言が流されず、残ってしまうことは警戒してしまう。
その結果、ワークショップでは「企画・進行役の期待に沿える“良い子”」でなければならないと、参加者が勝手に思ってしまいのではないか?

その中で、間にあるものとして「ソーシャル・スナック」が取り上げられました。
知人との飲み会ではなく、ホスト役の人がつながっている多様な人が集い、軽く飲食しながらホストはお客さんの話題に沿って話を聞き、同じような関心のある人がいたらつないでくれる。
ここでは、コミュニケーションすること自体が目的にでき、参加者が自分の話をできる場であり、話さなくてもいれる場としても成立している。

この話をしている中で、エンパブリックの創業の一つのきっかけは「日本にはホームパーティが足りない」とNPOや社会起業の支援をしていて感じたことだったと思い起こしていました。

イメージしているのは、アメリカなどで行われる家族それぞれの知り合いが一同に集まることで、日頃の分野や立場の違う人が安心して出会い、話せるようなホームパーティです。
父親の仕事仲間の金融の人と、母親の生協活動の仲間の環境活動家、子どもの友人の起業家が出会い、お互いのことを知り合い、意見交換もできる。
そのような場を通して、自分のことを他分野の人に話し、日頃とは違うフィードバックをもらえる。そのようなコミュニケーションを通して分野や立場を超えたソーシャルキャピタルが生まれていく。

社会課題や環境問題に多くの人が関心を持っています。
しかし、自分がどう考えているのか、言葉にした経験を持つ人は少ないでしょう。話したことがなければ、自分の中にある漠然とした関心を整理し、自覚することも難しい。
社会や地域の活動をする人は、どう参加者を増やすか、悩んでいます。
その時に大事なのは、参加していない人は無関心なのではなく、まだ言葉になっていない思いを持っている人であり、ゆっくりとコミュニケーションを始めることではないでしょうか。
そのように考えると共に、「居酒屋以上ワークショップ未満」の場について、どのような場が求められているのか、何ができるか、考え続けていきたいと思っています。

*長野県まちむら寄り添いファシリテーターWEB  https://nagano-machimura.net/

◆2◆ 【無料公開・期間限定】2024年春 育休復帰応援キャンペーン!
~「復帰後の働き方を考える」育休復帰の先輩たちの声から作成された動画講座でビジネスモードに整えよう!
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この春に育休から職場復帰する方にとって、いよいよ復帰の時が近づいてきました。
復帰準備では、保育園など子どものことに気が向きがちで、自分自身の仕事についての準備は後回しにしがちです。しかし、育休からの復帰後にどう働けるかは、その後のキャリアに大きく影響します。
エンパブリックでは、育休後コンサルタントの山口理栄さんとのコラボの経験、育休復帰前後の方の調査を基に、「育休復帰Day1応援プログラム」を開発・提供しています。
現在、育休から復帰する方のための応援キャンペーンとして、どんな仕事をしたい? 職場復帰面談の準備は? パートナーとの役割分担は?など復帰後の働き方を考える動画講座を無料公開しています。
育休中の方、育休からの復帰前後の方、その方たちをサポート・支援する立場の方に、ぜひご紹介ください。
*期間限定(~4/7まで)・200名様限定で、参加登録受付中です。
詳細・登録はこちらから https://empublic.jp/24harufukki

〇「育休復帰応援キャンペーン」の目的、動画講座の内容、使い方ガイドを紹介する説明会をランチタイムに開催します。
【育休復帰応援キャンペーン 説明会&意見交換会】
開催日時:3月13日(水)&19日(火) 12:15~12:45 (2回は同じ内容)
開催方法:オンライン(zoom) 参加費:無料
お申込はPeatixから https://peatix.com/event/3875580

◆3◆【講座】参加型の学びの場の創り方 ~ワークショップ、参加型の講座・研修をデザインする技法
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セミナーや研修、イベント、学習会を、一方通行の講義・座学から、双方向型で、参加者同士でも学びあい、その体験が変化を生み出すようなワークショップに変えていきたい方、
行っている学びの場の企画・運営を磨きたい方、基礎から実際の企画までを学ぶためのプログラムです。
〇開催日 :2024年4月20日(土)13:00~17:30
〇開催方法:対面(エンパブリック根津スタジオ)+オンライン
詳細・申込はこちら https://peatix.com/event/3878065/

◆4◆【動画講座】未来志向アクセラレーター ~組織・地域に前向きな変化を起こすには?
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未来への変化への動きを個人のものに止めず、(今は変化に前向きでない人も含めて)組織や地域を次世代バージョンにしていくよう周りの人に働きかけていく。
そんな未来志向で働きかけていく方たち(未来志向アクセラレーター)を理論・実践例から考える講座シリーズの動画配信版です。単品販売は3月31日まで!
〇内容紹介ページ https://empublic-studio.jp/future_ac_ondemand

<未来志向アクセラレーター シリーズ>
1.組織・地域のトランスフォーメーションを促すリーダーシップとは?
2.未来志向の組織文化へ動き始めるには?
3.変化や大きな問題を”他人事”にしないビジネスパーソンを増やすには?
4.みんなで”ゼロカーボンのまち”を実現するには?
5.人的資本戦略が、地域に今、なぜ大切なのか?
6.人づきあいや気持ちを上手に扱う「技術」とは?
7.今、理解しておきたい“DEIB”のこと
8.これがしたい!楽しい!から始まる『まちづくり』とは?

〇全8本セット 価格3,850円
>お申込 https://office.empublic-studio.jp/ent/e/3KjsnJYkMMDGJYk4/
〇単品販売 1本880円(3月31日まで!)
>お申込みはPeatixにて https://empublic.peatix.com/events

◆5◆【3/17】ちよだコミュニティラボライブ2024開催!
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千代田区とエンパブリックで取り組む「ちよだコミュニティラボ」は、千代田区で活動する人、何か始めたい人が集う、年に一度の大交流会です。
今年は3月17日(日)に「わたし発!価値共創チャレンジ@ちよだ」をテーマに開催します。
新しいことは、いつも誰か一人の思いから始まり、人がつながることから共に創られていきます。
「千代田にあったらいいな」を在住者だけでなく、在勤、在学の人も一緒に考え、共に創っていく交流イベントです。
詳細はこちら https://chiyolab.jp/lablive24entry

◆6◆ empublic Studioラジオ「empublicの一語一歩」
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毎週一つ「気になる言葉」を取り上げ、そこから今の社会や仕事・暮らしのヒントとなることを考えていくオンラインラジオ。
SpotifyとApple Podcastで配信中。毎週木曜16時に新エピソードを配信。
https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ?si=27b68eaff0f040c5
<最新エピソード>
#32「イベント」~非日常の力を活かして毎日をちょっと豊かに
#31「セルフ ブランディング」~したい仕事を引き寄せるには?
#30「プロジェクト」~“そのうち”と思うことを実行するためのプロジェクト化!
#29「バックキャスティング」 ~実現したい未来への意志を持つには??
#28「エンパシー(共感)」~ 違う状況・立場の人の気持ちを理解するには?

◆7◆編集後記
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エンパブリックスタッフの渡邉さやが、3/7~4/5まで、能登半島地震の復興支援を行う組織の事務局への派遣として、七尾市で滞在して働く事となりました。先月プレで2日間滞在し、実際に現地を訪れて感じた事も多かったようです。「現地の状況に今まで外側にいたからこその視点を重ね、自分の立ち位置だからこそできる事を、探り探りではありますが、学びながら、少しでも被災地のみなさんの力になれたら」という思いで現地入りしています。被災された方々が少しでも早く心休まる日常を送れるよう願っております。(中村)

年末のご挨拶(株式会社エンパブリック)~根津の街から~2023年12月27日

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆ 年末のご挨拶 エンパブリック代表 広石拓司
◆2◆ 未来に前向きな組織・地域をつくるには? 「未来志向アクセラレーター」動画講座セット販売開始!
◆3◆ 育休後の職場復帰、子育てしながらの充実して働ける組織開発を進めよう!
キャリア・仕事・子育てをポジティブに話し合える場を広げていきませんか?
◆4◆ empublic スタッフの気づき!
◆5◆ 編集後記
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◆1◆ 年末のご挨拶 エンパブリック代表 広石拓司
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2023年も残すところ、あと数日となりました。
今年もメルマガをお読みいただき、またエンパブリックの取組みにご参加・ご支援いただき、本当にありがとうございました。

変化は激しく、不安定さも不確かさも高まる中、一人ひとりのポジティブな動きを増やすために、私たちに何ができるのか。日々考えさせられています。
今年後半は15周年記念として、変化に前向きに向き合う人を増やすことに挑む人「未来志向アクセラレーター」を考えるシリーズを取り組んできました。

シリーズを通して改めて感じたのは、変化や不確かさには「正しさ」「ロジック」だけでは通用しないということです。
不安や希望などの感情を扱い、共感(empathy)に基づく関係性をつくることがなければ、伝えたいことが伝わらない。それがビジネスでも問われています。
そして、それらの大前提として“自分を知る(自己認識)”がとても大切になっています。
自分は何を大切にし、何を不安に感じ、どうなっていきたいと思っているのか。それが自分や他者の感情に向き合うにも、社会やビジネスに向き合うにも不可欠です。
その“自分を知る”うえで鍵となる行動が「ふりかえり」です。
反省会としてのふりかえりではなく、慌ただしい毎日の中で一度立ち止まる時間をつくり、何ができていて、自分はどう思っているのか。
自分で言葉にし、他者の言葉に耳を傾ける中で自分を知り、次の一歩が見つかる。
「ふりかえりはポジティブさを生み出すよ!」ということを広げることが、この時代を乗り越えるために大切だと考えています。

今の時代にどう向き合うか、私たち自身も変化が求められています。
みなさんと対話し、共にトライ&エラーを通して学びながら進めていきたいと考えています。
改めて、今年もありがとうございました。よいお年をお迎えください!

【追伸】
※「ふりかえり」を活かし、考えるヒントとするために次のコンテンツもご活用ください。

〇 ラジオ「empublicの一語一歩」(広石)
https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ
#12「ふりかえり」~反省するだけの会にしないポイントは?
#22「リフレーミング」~新しい視点から捉え直し、ポジティブな変化を生むには?(最新!)

〇「ふりかえり」をすると、ごはんが美味しくなる!(渡邉さや)
https://note.com/empublic/n/n67255b80f9b0

〇empublic Studioではポジティブなふりかえりを体験する「年末ふりかえりスペシャル~Reflection Night 2023~」12/27水20時~開催します。
Studioメンバーの方にはSlack、メールでご案内しています。

◆2◆未来に前向きな組織・地域をつくるには? 「未来志向アクセラレーター」動画講座セット販売開始!
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社会が大きく変化する時代、組織・地域に未来志向を広げ、前向きな変化を促していくには何が大切か?
理論と実践事例の報告・分析の両面から考えてきたシリーズ「未来志向アクセラレーター」の2023年開催イベントから解説部分を抽出してオンデマンド講座としてまとめました。
より多くの方にご覧いただけるよう動画講座はいくつかを単品販売(880円)すると共に、シリーズ動画講座セットとして8本3,850円での販売も開始しました。
*empublic Studioメンバーはホームページからログインしてご覧いただけます。

〈未来志向アクセラレーター シリーズ〉
https://empublic-studio.jp/future_ac_ondemand
1. 組織・地域のトランスフォーメーションを促すリーダーシップとは? http://ptix.at/xx3Dcw
2. 未来志向の組織文化へ動き始めるには?
3. 変化や大きな問題を”他人事”にしないビジネスパーソンを増やすには?
4. みんなで”ゼロカーボンのまち”を実現するには?
5. 人的資本戦略が、 地域に今、なぜ大切なのか?  http://ptix.at/57ibLL
6. 人づきあいや気持ちを 上手に扱う「技術」とは?  http://ptix.at/iTolQq
7. 違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと  http://ptix.at/rV9jii
8. これがしたい!楽しい!から始まる『まちづくり』とは?   http://ptix.at/t9fCaJ

価格3,850円 全8本(各動画約90分)
詳細・お申込はこちらのページから↓
https://office.empublic-studio.jp/ent/e/3KjsnJYkMMDGJYk4/
◆3◆育休後の職場復帰、子育てしながらの充実して働ける組織開発を進めよう!
キャリア・仕事・子育てをポジティブに話し合える場を広げていきませんか?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◯育休復帰Day1プログラム
育休復帰前面談をキーとして、子育て中心の育休期間からビジネスキャリアと育児の両立モードへの転換を進めるためのプログラムを開発しました。
現在、来春復帰対象者向けへの導入相談を承っています。
ご関心ある方はお気軽にご相談ください。  https://empublic.jp/ikukyuugo1

〇(1/8)対話しか勝たん!ー ダイバーシティ推進にとって、なぜ対話は不可欠なのだろう?育休後カフェ・ファシリテーターと考えよう
仕事と育児の両立に悩む人のために、育休後カフェ・ファシリテーターとして対話の場づくりをする方たちから、なぜ対話が大切なのか?について実践経験を踏まえてお話しいただいた上で、対話の持つ意味・可能性をみなさんで話し合います。

<開催日>1月8日(月)10:00-12:00 オンライン開催
・参加費 1000円(税込)
・詳細・申込はこちら https://peatix.com/event/3776643

〇実践体験を通して学ぶ! 育休後カフェⓇ・ファシリテーター養成講座(第11期) ~ キャリアも子育ても大切にしたい人が集まり、 ポジティブに話し合える場をつくろう!
仕事も子育ても大切にしたい!という思いで暮らしていく中で、日々生じる問題や壁に向き合い、経験をシェアしながらポジティブなアクションを生み出す対話の場をつくりたい人のための講座です。これまで10期開催され、既に約100名が活躍しています。

<開催日>1月28日(日)10:00-16:00 ~(講座+実践体験)
・参加費 28,000円(税込)
・詳細・お申込はこちら https://peatix.com/event/3777055

◆4◆ empublic スタッフの気づき!
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・”コミュニケーション”としてのラジオの意味って?~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/naf8a33eb5a72
・シニアの方の可能性を引き出すラジオって?~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/n438b50696b4b
・心が動くコミュニケーションの「デザイン」って?~新村絵美
https://note.com/empublic/n/na71c1755831f
・人的資本が、なぜ持続可能な地域社会をもたらすのか?~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n437ef0b81a19
・「お互いさまの関係づくり」と「つながり」の4つの意味~萩元直樹
https://note.com/empublic/n/nf33b658b6adc

◆5◆編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
先日、初めて1日かけてM-1グランプリを見ました。推しコンビの優勝で声が枯れるほど盛り上がりました(笑)
お笑いでは、時事や時代に触れるネタも出てきますが、改めて「社会を面白がれる能力って大事だよな~」と感じます。なんとなく触れづらかったり、見過ごしていることへの違和感をポップに共有できる手段ですよね。
翻って、エンパブリックでも「面白がる」ということは一つの要素なんだろうと思います。「選挙って面白くない?!」「正直あの問題ってどう思ってる?」と、素直に言葉にしてみることで、新しい視点が見つかったり、ポジティブにその問題と向き合えるようにもなります。
今年も、孤独・孤立問題、DX、育休、ジャニーズ問題、映画バービーなどなど、多岐にわたったテーマでセッションを行ないましたが、来年ももっといろんなテーマで話してみたいと思います。みなさんの「面白がりたいこと」もぜひ話にきてください^^
今年1年ありがとうございました!良いお年をお過ごしください。(渡邉)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第236号 2023年12月27日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

empublicメールマガジン「多様な人がいるだけでは、多様性は活かされない」~根津の街から(2023年11月10日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆<広石コラム>多様な人がいるだけでは、多様性は活かされない
◆2◆【11/14, 16(2日程開催)】違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと
◆3◆【11/29 無料開催】育休からの職場復帰社員のオンボーディング成功のコツ~ 育休復帰後の意欲を決める復帰面談~寄り添うコミュニケーションを広げよう
◆4◆【12/6】これがしたい!楽しい!から始まる『まちづくり』とは? ~”私”から始まる街のイノベーションの進め方を先行事例から学ぼう
◆5◆empublic スタッフの気づき!
◆6◆編集後記
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紅葉も色づき、朝晩は冷え込む日も増えてきましたので、みなさま体調にはくれぐれもお気を付けください。
今回は、違いや多様性を大切にしあい、一人ひとりがいきいきできる組織や地域がどうしたらできるか、考えていく講座を紹介します。その中で、育休からの復帰を応援するプログラムもスタートします!(新村)

◆1◆<広石コラム>多様な人がいるだけでは、多様性は活かされない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「多様な人が活き活きできる組織・地域をつくることが大切だ」という言葉はほとんどの人が賛同するでしょう。
しかし、もしあなたが人種や育った環境も違うし、お金儲け重視や社会貢献重視など仕事で重視することも違っているし、仕事とプライベートの優先度の付け方も違うといった“多様な”人が集まったグループのリーダーを任されたとしたら、どうでしょうか?
ワクワクする人よりも「大変そうだな。できれば避けたいな」と思う人の方が多いのではないでしょうか?

「多様である」ということは、「“違い”が(種類も量も)たくさんある」ということです。
それは「自分にとっての当たり前や大切にしていることが、簡単には共有できない」ということを意味します。
つまり、「多様性を受け容れる」には「自分の思う正しさ以外も含めた多様な正しさを受け容れる=自分を相対化する」ことが求められます。
その結果、「自分の周囲の多様性が高まる」ことによって「自分が脅かされる」と感じてしまう人を増やしてしまうことがあります。

例えば、「夫婦別姓」の推進派の人からは「私たちが別姓を選びたいだけで、それを望まない人に強制するつもりはないのに、なぜ反対するのだろう」という声を聴きます。
確かにその通りなのですが、「夫婦別姓が公的に認められる」ことによって、自分の信じてきた「家族とは?」の価値観が絶対ではなく相対化されることで、自分が脅かされるように感じ、強く反対する人が生じます。

このように、社会、組織の多様性が高まることで、思わぬところで不安や不満、ストレスを増やし、その結果、対立や分断に陥ってしまう。それが今、世界各地で、日本の中でも起きています。

20年来のダイバーシティのテーマの「子育てと仕事の両立」についても、そうです。
人手不足で売上も厳しい中、ちょっと無理してでも頑張ろう!という職場で、「子どもが保育園で急に熱を出したので帰ります」となると、「え?」という人が出てきて、帰る人も「申し訳ありません、ご迷惑をおかけして・・・」となります。
そこで肩身の狭さを感じてしまうと、「子育てしながら働くのはしんどい」という気持ちが自分にも組織にも蓄積していくことにもつながるでしょう。

組織や地域の多様性を高めるだけでは、ストレスも高まり、それが逆に差別を生じさせたり、分断につながることもある。
この問題意識から、多様性(Diversity)推進には、「DEIB=Diversity, Equity(公平さ), Inclusion(包摂性), Belonging(所属感)」が大切だという考え方が広がってきています。

最後のB=Belongingは「それぞれ違いはあるけど、同じ組織・地域の一員だよね」ということを確認しあい、実感できるようにしようということです。
ただ、同質な集団だとみんな一員と感じやすいのですが、「“違う”人が、それでも自分が一員と実感できるコミュニティ」をつくるのは単純ではありません。
そこには、違いを越えてつながるSocial Intelligenceであり、ソーシャルスキルが必要です。

この「B」の部分にエンパブリックの蓄積してきた知見を活かしていただきたいと考えています。
DEIBやソーシャルスキルの学びに加えて、「育休からの復帰」というテーマでプログラム展開も進めていきます。
ご参加いただき、みなさんのご意見も、ぜひお寄せください。

◆2◆【11/14, 16(2日程開催)】違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
DEIBという言葉が生まれてきた背景とそれの実践に必要な考え方、技法を、コミュニティ・デザインの考え方も応用しながら一緒に考えてみませんか?

<開催日> 11月14日(火)20:30~22:00 、16日(水)10:30~12:00
※同じ内容を夜・昼で2回開催します
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3719243

◆3◆【11/29 無料開催】育休からの職場復帰社員のオンボーディング成功のコツ~ 育休復帰後の意欲を決める復帰面談~寄り添うコミュニケーションを広げよう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
育休などの制度を整備しても、働く女性の個性と能力を十分に発揮できているとは言えない状況があるなら、コミュニケーションを見直してみませんか?
職場復帰面談において、上司の「とにかく家庭を第一に」という一言が、復帰社員に「今の私は働き手としては期待されていない?」と感じさせ、意欲の低下につながることも。
今、育休やダイバーシティには「制度」と「理解・気遣い」の次のステップとして、相手への向き合い方を整え、言葉にして伝える技術(ソーシャルスキル)が求められています。
子育てをめぐる社会環境の変化の中で、今何が求められているのか。どのようなアクションが必要なのか。「育休後」に10年以上携わってきた山口理栄さんからの解説を基に考えます。

<開催日>11月29日(水)10:00-11:00 オンライン開催
〇プログラム:
1)仕事と子育ての両立に求められることは、この10年でどう変わったのか?
山口理栄さん(育休後コンサルタントⓇ)
2)復帰社員コミュニティサーベイから見えること~コミュニケーションの質を高めよう
3)なぜ育休復帰Day1プログラムなのか?
〇参加費:無料
〇詳細・申込はこちら:https://peatix.com/event/3754299/

*本イベントは、来春の育休復帰者を支援するためのエンパブリックのプログラム育休復帰Day1プログラム のイントロダクションとして開催します。
育休復帰Day1プログラムの紹介 https://empublic.jp/ikukyuugo1

◆4◆【12/6】これがしたい!楽しい!から始まる『まちづくり』とは? ~”私”から始まる街のイノベーションの進め方を先行事例から学ぼう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
街も社会も、”人”によって、できています。だから、”人”がどう動くかによって、街や社会も良くも悪くも変わっていきます。
「まちをつくる」という第3者視点の”まちづくり”から、そこにいる人が「これがしたい!」「楽しい!」と思って動くことが「ポジティブなまちをつくってしまう」”まちづくり”へ。先行事例の地域がどう動き出したのかをヒントに、私たちに今、何ができるか、一緒に考えてみませんか?
エンパブリック代表の広石が出会ってロールモデルとしてきた「ブロムリ・バイ・ボウ・センター」「ソンミサン・マウル」の始まりからのヒントも紹介していきます。

<開催日> 2023年12月6日(水)20:30~22:00
詳細・申込 https://peatix.com/event/3758539/

◆5◆empublic スタッフの気づき!
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empublicのスタッフが、日々色々な現場でみなさんとの対話を通して得た気づきをレポートにまとめています。ぜひ、ご覧ください。

〇普段言葉にできない感謝を相手に伝えるには?―ラジオ【Find the Questuion#51】~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/nedf683aaea7a

〇私が楽しく100回学び続けられたワケ〜ランチワークショップのつくり方〜渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n625e7b0450b4

〇他の誰かにとっては私も”多様”な一人!~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n30b5fed79913

〇これからの時代に”自分のキャリア”をどう考える?-ラジオ「empublicの一語一歩」~新村絵美
https://note.com/empublic/n/ne04d00080702

*広石によるラジオ・コンテンツ「empublicの一語一歩」 毎週木曜新エピソード配信中!
・#15 「受援力」~「助けたい」と「助けて」がポジティブに響きあうには?(11/9)
・#14 「アップサイクル」~ かわいい!ほしい!がサステナブルを進める(11/2)
・#13 「ワークショップ」~“作業場”は、どうしてまちづくりやビジネスに広がったの?(10/26)
*Spotify、Apple Podcastからお聴きください!
・Spotify https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ
・Apple Podcast https://podcasts.apple.com/us/podcast/empublicの一語一歩/id1703535449

◆6◆編集後記
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小平市中央公民館勤務時代、エンパブリックへ学習支援を依頼して、このメルマガを読んで約10年・・・!? ついに私が編集後記を書くことになりました!・・・さて、先月、大田区主催の「区民活動コーディネーター養成講座(全5日間)」
の初回があり、スタッフの矢部さん・高橋さんと共に事例紹介や大切にしていること等をお話させていただきました。
過去に数年間にわたって行われてきた講座のため、「フォローアップ」と「コーディネーター場づくり体験」を行うものです。
学んだ年度も活動する分野(学校、文化、防災、自治会など)もそれぞれの地域住民の皆さまが集まりました。
さっそく、「(年度を超えた)縦のつながりが必要」「まずはコーディネーター同士が連携」などと、まさにコーディネーターならではのご意見がたくさん生まれました。
コーディネーター的視点を持つ住民が多い地域は、活動が盛んです。こうしてじっくりコーディネーターの皆さんの学びを支援していけるのは、「参加者×1000人くらいの効果」があると信じて、
私は取り組んでおります。(萩元直樹)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第234号 2023年11月10日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「感情や関係性を扱う“知性”と“技術”」~根津の街から(2023年10月13日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆【広石コラム】感情や関係性を扱う“知性”と“技術”
◆2◆違いや多様性を活かす関係づくりのために必要なことを学ぼう!
〇【10/17】人づきあいや気持ちを 上手に扱う「技術」とは?
~ ビジネスや社会活動のための ソーシャルスキルと Social & Emotional Intelligence の基礎
〇【11/14,16(2日程開催)】違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと
~D&Iから DEIBへの変化を コミュニティ・デザインの視点から理解しよう
◆3◆【11月・12月期】DXイントレプレナー養成講座
~デジタルを活かす社会課題解決事業を開発する「0→1」のプロセスを体験しよう
◆4◆empublic スタッフの気づき!
◆5◆編集後記
――――――――――――――――――――――――――
秋を感じる日が増えてきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今、オンラインでのミーティングなど、やり取りの頻度が増えている中でも、職場や活動での関係性がスムーズに進まないという課題が無くならないのは、業務内容などを伝えるということだけではなく、お互いの気持ちや違いとどう向き合い、活かしあうかという部分が課題なのだなと感じています。エンパブリック15周年記念の「未来志向アクセラレーター」応援シリーズの一環として、10月・11月は関係性づくりをテーマにみなさんと考える講座を開催します。(新村)

◆1◆ 【広石コラム】感情や関係性を扱う“知性”と“技術”
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「人間関係」というのは、誰にとってもやっかいな課題でしょう。
人との関係が良好だととても嬉しいのですが、人と人は小さなすれ違いをきっかけに対立したり、傷つけあったりしてしまいます。
良かれと思ってしたことが相手には迷惑だったり、誤解を生んだりもします。
“行き違い”は多くの人にとってストレスとなり、イラつきや怒りを生む、もしくは「もうこの人とは無理・・・」という諦めにつながります。

このような人との「関わり」やそこで起きる「感情」は論理的なものでなく、「どうしようもないもの」「生まれ持っての人柄」と考えられがちです。
ただ、仕事や社会活動は人と人が行うものであり、そこで起きる「関わり」や「感情」はビジネスにも大きな影響を与えうるものです。
そこで、1990年代にダニエル・ゴールマン著『EQ:こころの知能指数』が世界的にヒットしたこともあり、Emotional Intelligence(感情知性)への関心が高まりました。
感情は自然発生的なものですが、それを理解し、対処する術を自覚し、管理できる“知性”があり、それは社会で成功する資質として不可欠だという考え方です。
さらに、脳科学の知見も加わり、感情知性の中でも人間関係に関わる部分をSocial Intelligence(社会的知性)と呼ぶようになりました。

ここで大切なのは感情や関係性を扱う際に、「今、何が起きているのか」「今、何を感じているのか」という観察と自己理解をしっかり行うことです。
例えば、自分の発言に強い反対意見が出たとします。大切な発言の時ほど怒りも起きるでしょう。
ただその時に、(ちょっと嫌でも)相手の発言内容をしっかり聞いてみる。
すると、相手は何に反対しているのか、内容なのか、決め方なのか、そもそも自分が主導権を握れていないことに対してなのか、もしくは別のストレスをここでぶつけているのか、わかってくる。
そうすると自分の対処の仕方もわかってくる可能性が高まります。

ただ、「そうやって聞けるのが特殊だ」と感じるかもしれません。しかし、これは「技術=修得可能なもの」だというのがSocial Intelligenceの考え方です。
ボール投げをきちんと練習したことがない人は、ボールを上手に投げることはできません。
それと同様に「反対意見が出た時に、相手の主張を聞いて、意図を理解する」ということも練習し、経験知を積んでいなければ上手にはできないでしょう。
ボール投げも、反対意見への対処も“スキル”という意味では共通しているのです。

このような考え方から欧米では学校教育においてSocial & Emotional Learning(SEL)を通して「対人能力」「共感力」「自己理解」「感情制御力」などを磨くことが大切という認識が広がっています。

今、社会の複雑さが増し、価値観の違いも大きくなっているがゆえに、ちょっとしたトラブルの対立が激しくなったり、断絶が深くなったりしがちです。
ネット上では(無自覚に)感情的な発言が飛び交い、人を傷つける場面も増えています。

「対話する」「違いや多様性を活かす」というかけ声だけでは、状況の打開は難しいでしょう。そこに必要なのは、関係性や感情を扱う“具体的な技術”であり、そのスキルの習得を多くの人に広げることでしょう。
対話やコミュニティに取り組んできたempublicだからこそ、その限界を強く感じています。
その突破のために何ができるのか。そのための技術をどう広げるのか?
それをempublic Studioを始め、様々な場で、みなさんと考え、トライしていきたいと考えています。

〇 empublic Studioでは「孤独を“つながり”から考える」対話シリーズを開催しています。また、10/17の講座(下記2)を皮切りに「ソーシャルスキルの広げ方を考える会」を開催していきます。
ぜひempublic Studioにご参加ください!
→ 参加登録はこちら https://empublic-studio.jp/entry

〇価値観の変化が起きる中、同じ言葉を使っても認識の違いによって対立も生じます。
よく使う言葉、新しい言葉を課題解決につなげるヒントをラジオ型コンテンツで提供しています。
→ 「empublicの一語一歩」(無料。毎週木曜16時更新)
*Spotifyで聴く https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ
*Apple Podcastで聴く https://podcasts.apple.com/us/podcast/empublicの一語一歩/id1703535449
<最近のテーマ>
#11 「ライフシフト」~経験の蓄積(無形資産)が人生100年時代を生きる力に
#10 「キャリア」~“成功のため失敗しない”から“よりよい自分へ、更新し続ける”へ
#9 「アンコンシャスバイアス」~知らず知らずのうちに決めつけてしまっていない?
#8 「遊び」~大人にも「遊び」は必要?
#7 「コミュニティ」~イマドキの“つながっている関係”って?
#6 「ESG」~これからのビジネスに希望はある?

◆2◆ 違いや多様性を活かす関係づくりのために必要なことを学ぼう!

〇【10/17】人づきあいや気持ちを 上手に扱う「技術」とは?
~ ビジネスや社会活動のためのソーシャルスキルとSocial & Emotional Intelligenceの基礎
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「自分の思いに賛同する人を増やすには?」「対話を楽しめる人を増やすには?」など人と人の関わりの課題を解決するために、感情や関係性を扱う「技術」について理解を深めませんか?
基本的な考え方の講座を10/17に、Studioでのワークショップ第一弾を10/24に開催します。

・講座 10月17日(火)20:30~22:00
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3719000

〇【11/14, 16(2日程開催)】違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと
~D&Iから DEIBへの変化を コミュニティ・デザインの視点から理解しよう
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ダイバーシティをめぐる議論は近年、急速に進み、今年に入り、「DEIB」という概念が広がり始めています。
多様性や違いを活かせる組織や地域をつくるには何が必要か、DEIBという言葉が生まれてきた背景とそれを実践する方法を、コミュニティ・デザインの考え方も応用しながら一緒に考えてみませんか?

・11月14日(火)20:30~22:00
・11月16日(水)10:30~12:00
※ 同じ内容を夜・昼で2回開催します
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3719243

◆3◆【11月・12月期】DXイントレプレナー養成講座
~デジタルを活かす社会課題解決事業を開発する「0→1」のプロセスを体験しよう
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今、医療分野では高血圧対策アプリが治療行為として保険適用されるなど、デジタル技術は幅広い社会課題解決のツールとして定着し始めています。
これからの社会課題解決には“DXを活かした事業化”という新しい領域が広がっており、社会課題解決には新しい事業を生み出すヒントがたくさんあります。
ただ「社会課題の事業化をどこから手を付けていいか、わからない」という方も多いでしょう。empublicでは社会起業支援の経験を活かして、DXによる社会課題解決の事業化の立ち上げ方の支援を展開しています。
そのノウハウを活かした本講座では「問題の理解→課題の深堀り→解決策を探る→事業アイデアにまとめる」という「0→1」のプロセスを短期集中で体験的に学べます。
今の業務を改めて見直し、新規事業に繋げたい方、地方創生など地域で活動している方、デジタル活用の業務のこれからを考えている方に、ぜひおすすめです。
2コースから選んでご参加ください。

・土日集中2日間コース:12月2日(土)、3日(日) 10:00~17:00
・金曜午前4日間コース:11月10日、17日、12月8日、15日 9:00~12:00
詳細・お申し込みはこちら  https://empublic.jp/dx-intre

〇スタッフが医療業界に広がるDXについての気づきをnoteにアップしています。「身近なところで広がっている、これこそDX!」
https://note.com/empublic/n/n7ff009e3e342

◆4◆empublic スタッフの気づき!
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empublicのスタッフが、日々色々な現場でみなさんとの対話を通して得た気づきをレポートにまとめています。ぜひ、ご覧ください。

〇アウトカムに気づけるように仕組みをデザインする~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n02fed4f03b58

〇自分の言葉を場に出すことが信頼につながる―ラジオ【Find the Question 50回】より~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/nedf683aaea7a

〇あなたの経験が必ず誰かの力になる―ラジオ【Find the Questuion】より~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/n5cb7428c3c48

〇「聞く」と「聴く」の違いって?-ラジオ「empublicの一語一歩」~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n3fd73c42837d

〇職場や活動で人間関係を円滑に進めるには?~新村絵美
https://note.com/empublic/n/nf723e52380d1

◆5◆編集後記
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千代田区のコミュニティづくりのプロジェクトである「ちよだコミュニティラボ」。毎年、新しい方の参加があり、今年もインドの楽器のタブラ、パトラン(街を走ってパトロール)、万華鏡制作、丁寧な暮らし、神田祭り、子どもの居場所、男性の育児と仕事の両立などなど、本当に多様なテーマを持った方々が! これらの方とお知り合いになることで、これまでだったらスルーしていたような情報や社会のコトが、あ、あの人がやっていたことだと目に留まり、私自身を豊かにして下さっているのを感じます。多様性を認め合うというのはそんな簡単なことではないとは思いますが、考えや視野が豊かになるのことなのかも‥と改めて感じています。(矢部)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第233号 2023年10月13日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「ラジオ型コンテンツという継続的な場づくり」~根津の街から(2023年9月8日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆広石コラム:ラジオ型コンテンツという継続的な場づくり
◆2◆【10/2】人的資本戦略が、 地域に今、なぜ大切なのか?
~ 社会課題解決を進めるための人的資本論 入門編
◆3◆長野県 まちむら“対話と共創”チャレンジ2023公開講座(オンライン)
〇第1部 今、なぜ ”寄り添う対話”が地域に必要なのか? (9/9)
〇第2部 コレクティブ・インパクトの考え方を信州で実践しよう(9/16)
◆4◆empublicスタッフ 今月の気づき!
◆5◆編集後記
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残暑厳しい中ですがやっと少し秋を感じる瞬間が増えてきました。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
エンパブリック15周年記念の「未来志向アクセラレーター」応援シリーズの一環として「人的資本戦略が、 地域に今、なぜ大切なのか?」という講座を10月に開催します。
リモートでの仕事や副業・兼業をすることで地域との関わりが増えたという声も聞くことがあり、地域と人の関わりも変化し、色んなチャンスが増えているように感じます。まちづくりと人を考える機会にもなると思います。(新村)

◆1◆広石コラム:ラジオ型コンテンツという継続的な場づくり
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今、エンパブリックでは「ラジオ型コンテンツ」の活用に力を入れています。
テーマと対象者を設定し、音声で15~30分の番組を継続的に配信していくプログラムです。

下記のようなプログラムを行っていますので、ぜひ聴いてみてください!

〇 「empublicの一語一歩」 広石と長谷川奈月さんが「今週の気になる言葉」について話を深めていきます。
https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ
https://podcasts.apple.com/us/podcast/empublicの一語一歩/id1703535449

〇「Find the Question」 瀬沼がempublic Studioのメンバーの日々の気づきやモヤモヤのお便りを紹介し、それにまつわるエピソードを紹介しています。
https://empublic-studio.jp/12590
https://open.spotify.com/show/2BOE4UXlO5fLIabLvZAl46

〇「久保田淳のSports & Beyond」 久保田がスポーツと地域の関わりについて話します。
https://open.spotify.com/show/4HrGZYLfR34ivETCID5DxE

〇「信州まちむらラジオ」 長野県まちむら寄り添いファシリテーター事業の中で、渡邉が長野県で地域でのファシリテーターに取り組む人の話を伺っています。
https://www.youtube.com/@machi_faci

このような個人からのコンテンツ配信は、私たちも使っているSpotifyなどの音楽配信プラットフォームが個人発のPodcastを手軽に行える環境が整い、使いやすくなったことで増えています。
それに加えて、近年は芸能人やコメンテーターも「ラジオ」として配信し、また経営者の番組、また「社内ラジオ」も急速に増えています。
*関連リンク「声の社内報の増加 voicy記事」https://corp.voicy.jp/2023/04/13/10071/

広がっている理由は、コロナ禍の中で「声」の温かさに再度、関心が高まったことがあります。聞き手も動画は見続ける必要がありますが、ラジオは作業や家事をしながら聞ける、また自動車運転しながら移動中に聞ける良さがあります。
また、制作する側にとって、YouTubeのような動画は画面を整えることも編集の負担も大きいのですが、音声のみですと気軽に録音でき、編集の作業負担も小さくなります。
有名人にとっては、テレビは幅広い人を対象にしながら、ラジオはコア・ファンに肉声を届ける媒体としても使い勝手が良いのです。

私たちが「ラジオ」に注目しているのは、これらの要素に加えて、場づくりにおいて「1回の場」だけでは難しいことを補うツールとなりうるからです。

一つは、社会の多様さ、複雑さが高まる中、場に参加する人たちで共有したい基礎情報が豊富になっているからです。
対話やワークショップを行う際、前提となっている「言葉」や「概念」が共有できていないと話し合いは活性化しません。しかし、1回のワークショップで概念や事例の説明が多くなってしまうと対話の時間は取りづらくなります。

2つ目に、ライフスタイルが多様化し、忙しい毎日の中で、一つの時間、場所に集まることの難しさが高まっています。地域ワークショップだと、土曜午後がいいという人もいれば、そこは予定やイベントがある人もいます。平日の夜の何時からがいいか、昼がいいのかなども違います。もちろん、これからの多様さは以前からありましたが、今は社会全体でイベントが増え、特別なものでなければ、一度に集まる難しさは高まっていると思います。

3つ目に、継続的なコミュニケーションがより大切になっているからです。情報の量と多様さが高まる中、1回の出会いでは時間と共にテーマは薄れてしまいます。時々思い起こし、「そういえば、どうだっけ?」とさかのぼって「声」に触れることの可能性も感じています。

このように、従来のエンタメ・コンテンツとしてのラジオから、コミュニティづくり、参加促進につながる継続的な場づくりとしてのラジオの可能性に注目しています。
ただ、コンテンツの作り方、質の高い編集、視聴率を高める方法など、まだまだ模索中です。
ぜひみなさんと共に考えていきたいと思っています。
そして、ラジオというコミュニケーションに可能性を感じる方、ぜひ一緒に考えて、つくっていきましょう!

◆2◆【10/2】人的資本戦略が、 地域に今、なぜ大切なのか?
~ 社会課題解決を進めるための人的資本論 入門編
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変化が激しく、数多くの複雑な課題に直面する社会の中で、地域が持続可能であるには「人」が何よりも重要です。
未来志向で「地域の人」を考え、個々人を活かせるようになるには、そして意欲的な人に選ばれる地域、参加しがいがある地域を実現するには、「地域の人」の考え方、学び方、関わり方を未来志向でデザインすることが大切です。
企業で広がる「人的資本経営」の本質を、地域で応用し、改めて「地域の人」のこれからについて一緒に考えてみませんか?

・10月2日(火)20:00~21:30 オンライン
・ナビゲーター 広石拓司
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3690621/

代表広石が地方議会議員セミナーにて「地域における人への投資」をテーマに登壇した様子もレポートでご覧いただけますhttps://note.com/empublic/n/n22003a253fa3

◆3◆長野県 まちむら“対話と共創”チャレンジ2023公開講座(オンライン)
〇第1部 今、なぜ ”寄り添う対話”が地域に必要なのか?
〇第2部 コレクティブ・インパクトの考え方を信州で実践しよう
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長野県では平成30年から「まちむら寄り添いファシリテーター」の養成に取り組んでいます。
地域の人達の声を聴き、思いに寄り添いながら、共に持続可能な未来をつくっていく場づくりを行う人を増やそうという取り組みです。活動紹介ページは地域の人づくりのヒントにしていただけると思います
今年度は地域で活動する人が、中長期的な視点に立って地域課題解決を進める「対話と共創」を行うには?をテーマに講座と実践プログラムを行います。
第2部では国内のソーシャルイノベーションの考え方の推進役である井上英之さんと代表の広石が「コレクティブ・インパクト」について対話します。
長野県の地域活動に関心ある方なら、どなたでも参加できます。
*まちむら寄り添いファシリテーターWEB  https://nagano-machimura.net/
*ファシリテーターの活動紹介 https://nagano-machimura.net/facilitators
*今年度の公開講座の案内・申込 https://nagano-machimura.net/kouza2023open

<第1部> 9/9(土) 15:00~16:40 (開場:14:45~)
「今、なぜ ”寄り添う対話”が地域に必要なのか?~社会の転換期に、地域のファシリテーター、コーディネーターに求められる役割と視座」
講師:新雄太(東京大学特任准教授)、船木成記(元長野県参与)、広石拓司

<第2部> 9/16(土)15:00~16:40(開場:14:45~)
「多様な活動が力を持ち寄り、変化を共創するには?~コレクティブ・インパクトの考え方を信州で実践しよう!」
講師:井上英之、広石拓司

◆4◆empublic スタッフ 今月の気づき!
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empublicのスタッフは、日々色々な現場で多様な方と出会う機会を多くいただいています。みなさんとの対話を通して得た気づきをレポートにまとめています。ぜひ、ご覧ください。

〇自分のチームに必要なリーダーシップを見直してみよう!~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n6fe552772685

〇ふりかえることで、次に進む‐empublic Studioのマンスリーふりかえり会-
https://note.com/empublic/n/n64497aa50014

〇自分の住む街の未来はどうあってほしい?~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n1caa7103c257

〇萩元直樹のアンラーンシリーズ全3夜~
・アンラーンの必要性はもっと考え合うとよい ~Unlearn(アンラーン)を一緒に考えよう!
https://note.com/empublic/n/nb20f782ce1d5

・対話による学びほぐし「アンラーン」を一緒に学びほぐしてみよう!
https://note.com/empublic/n/n20ee391262f9
https://note.com/empublic/n/n3aa1c2028363

◆5◆編集後記
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先日empublic Studioで毎月開催しているワールドカフェに参加しました。ワールドカフェでは、スタジオ・メンバーが日々の仕事や活動で見つけた“いま旬な問い”を持ち寄って、オンラインでワールドカフェ方式で対話をするのですが、
普段気になっているけどわざわざ人と話さないようなテーマについて、あえて改めて他の人の意見を聞きながら考えてみる時間というのはリフレッシュになり、終わった後にとても有意義な時間だったなぁと感じました。
そして、自分が前提として考えていた事が、他の人からすると全然違うという、自分の思い込みに気付かされる貴重な機会となりました。みなさんにもぜひこの感じを味わって欲しいです!https://empublic-studio.jp/12310 (新村)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第232号 2023年9月8日配信)
発行責任者=広石 拓司