empublicメールマガジン「根津の街から」(2024年3月8日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆ 広石コラム「居酒屋以上ワークショップ未満」
◆2◆【期間限定】2024年春 育休復帰応援キャンペーン!~「復帰後の働き方を考える」動画講座を無料公開!
◆3◆【講座】参加型の学びの場の創り方 ~ワークショップ、参加型の講座・研修をデザインする技法
◆4◆【動画講座】未未来志向アクセラレーター~組織・地域に前向きな変化を起こすには?
◆5◆ちよだコミュニティラボライブ2024開催!
◆6◆ empublic Studioラジオ「empublicの一語一歩」
◆7◆ 編集後記~スタッフ渡邉が能登に派遣されています
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まだまだ冬らしい寒い日々が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。桜が待ち遠しいですね。
エンパブリックでは今、新年度に育休から復帰する人を応援するキャンペーンを行っています。
育児と仕事の両立に向き合い、周りの力を借りるヒントがたくさんあります。
ぜひ周りの方にもご紹介いただき、ご活用いただけたらと思います。(中村)

◆1◆ 広石コラム「居酒屋以上ワークショップ未満」
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長野県と取り組んでいる「まちむら寄り添いファシリテーター」の取組みで、今年度「対話と共創を地域で進めるために探究したいこと」をテーマに、県内各地で実践するみなさんと3つの探究グループを立ち上げ、検討してきました。
探究テーマの一つが「居酒屋以上ワークショップ未満の場を考える」というものでした。

「友人や同僚と居酒屋では多くの人が話して盛り上がり、そこでは個人のことも地域や社会のことも話したりする。しかし、ワークショップとなると参加する人は限られる。
居酒屋とワークショップの間にあるコミュニケーションが地域に求められているのでは?」というテーマで、考えてきました。

話し合う中で「ワークショップ参加へのハードルの高さ」が話題となりました。
そこで出たのが「その場でうまく立ち居振る舞える自信がなければ、参加しづらいのでは?」という意見です。

ワークショップではファシリテーターが設定したテーマや進行に、うまく乗ることが求められている。
的外れな意見を言うと、なんとなくな失望が広がりそう。
また、自分の発言が流されず、残ってしまうことは警戒してしまう。
その結果、ワークショップでは「企画・進行役の期待に沿える“良い子”」でなければならないと、参加者が勝手に思ってしまいのではないか?

その中で、間にあるものとして「ソーシャル・スナック」が取り上げられました。
知人との飲み会ではなく、ホスト役の人がつながっている多様な人が集い、軽く飲食しながらホストはお客さんの話題に沿って話を聞き、同じような関心のある人がいたらつないでくれる。
ここでは、コミュニケーションすること自体が目的にでき、参加者が自分の話をできる場であり、話さなくてもいれる場としても成立している。

この話をしている中で、エンパブリックの創業の一つのきっかけは「日本にはホームパーティが足りない」とNPOや社会起業の支援をしていて感じたことだったと思い起こしていました。

イメージしているのは、アメリカなどで行われる家族それぞれの知り合いが一同に集まることで、日頃の分野や立場の違う人が安心して出会い、話せるようなホームパーティです。
父親の仕事仲間の金融の人と、母親の生協活動の仲間の環境活動家、子どもの友人の起業家が出会い、お互いのことを知り合い、意見交換もできる。
そのような場を通して、自分のことを他分野の人に話し、日頃とは違うフィードバックをもらえる。そのようなコミュニケーションを通して分野や立場を超えたソーシャルキャピタルが生まれていく。

社会課題や環境問題に多くの人が関心を持っています。
しかし、自分がどう考えているのか、言葉にした経験を持つ人は少ないでしょう。話したことがなければ、自分の中にある漠然とした関心を整理し、自覚することも難しい。
社会や地域の活動をする人は、どう参加者を増やすか、悩んでいます。
その時に大事なのは、参加していない人は無関心なのではなく、まだ言葉になっていない思いを持っている人であり、ゆっくりとコミュニケーションを始めることではないでしょうか。
そのように考えると共に、「居酒屋以上ワークショップ未満」の場について、どのような場が求められているのか、何ができるか、考え続けていきたいと思っています。

*長野県まちむら寄り添いファシリテーターWEB  https://nagano-machimura.net/

◆2◆ 【無料公開・期間限定】2024年春 育休復帰応援キャンペーン!
~「復帰後の働き方を考える」育休復帰の先輩たちの声から作成された動画講座でビジネスモードに整えよう!
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この春に育休から職場復帰する方にとって、いよいよ復帰の時が近づいてきました。
復帰準備では、保育園など子どものことに気が向きがちで、自分自身の仕事についての準備は後回しにしがちです。しかし、育休からの復帰後にどう働けるかは、その後のキャリアに大きく影響します。
エンパブリックでは、育休後コンサルタントの山口理栄さんとのコラボの経験、育休復帰前後の方の調査を基に、「育休復帰Day1応援プログラム」を開発・提供しています。
現在、育休から復帰する方のための応援キャンペーンとして、どんな仕事をしたい? 職場復帰面談の準備は? パートナーとの役割分担は?など復帰後の働き方を考える動画講座を無料公開しています。
育休中の方、育休からの復帰前後の方、その方たちをサポート・支援する立場の方に、ぜひご紹介ください。
*期間限定(~4/7まで)・200名様限定で、参加登録受付中です。
詳細・登録はこちらから https://empublic.jp/24harufukki

〇「育休復帰応援キャンペーン」の目的、動画講座の内容、使い方ガイドを紹介する説明会をランチタイムに開催します。
【育休復帰応援キャンペーン 説明会&意見交換会】
開催日時:3月13日(水)&19日(火) 12:15~12:45 (2回は同じ内容)
開催方法:オンライン(zoom) 参加費:無料
お申込はPeatixから https://peatix.com/event/3875580

◆3◆【講座】参加型の学びの場の創り方 ~ワークショップ、参加型の講座・研修をデザインする技法
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セミナーや研修、イベント、学習会を、一方通行の講義・座学から、双方向型で、参加者同士でも学びあい、その体験が変化を生み出すようなワークショップに変えていきたい方、
行っている学びの場の企画・運営を磨きたい方、基礎から実際の企画までを学ぶためのプログラムです。
〇開催日 :2024年4月20日(土)13:00~17:30
〇開催方法:対面(エンパブリック根津スタジオ)+オンライン
詳細・申込はこちら https://peatix.com/event/3878065/

◆4◆【動画講座】未来志向アクセラレーター ~組織・地域に前向きな変化を起こすには?
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未来への変化への動きを個人のものに止めず、(今は変化に前向きでない人も含めて)組織や地域を次世代バージョンにしていくよう周りの人に働きかけていく。
そんな未来志向で働きかけていく方たち(未来志向アクセラレーター)を理論・実践例から考える講座シリーズの動画配信版です。単品販売は3月31日まで!
〇内容紹介ページ https://empublic-studio.jp/future_ac_ondemand

<未来志向アクセラレーター シリーズ>
1.組織・地域のトランスフォーメーションを促すリーダーシップとは?
2.未来志向の組織文化へ動き始めるには?
3.変化や大きな問題を”他人事”にしないビジネスパーソンを増やすには?
4.みんなで”ゼロカーボンのまち”を実現するには?
5.人的資本戦略が、地域に今、なぜ大切なのか?
6.人づきあいや気持ちを上手に扱う「技術」とは?
7.今、理解しておきたい“DEIB”のこと
8.これがしたい!楽しい!から始まる『まちづくり』とは?

〇全8本セット 価格3,850円
>お申込 https://office.empublic-studio.jp/ent/e/3KjsnJYkMMDGJYk4/
〇単品販売 1本880円(3月31日まで!)
>お申込みはPeatixにて https://empublic.peatix.com/events

◆5◆【3/17】ちよだコミュニティラボライブ2024開催!
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千代田区とエンパブリックで取り組む「ちよだコミュニティラボ」は、千代田区で活動する人、何か始めたい人が集う、年に一度の大交流会です。
今年は3月17日(日)に「わたし発!価値共創チャレンジ@ちよだ」をテーマに開催します。
新しいことは、いつも誰か一人の思いから始まり、人がつながることから共に創られていきます。
「千代田にあったらいいな」を在住者だけでなく、在勤、在学の人も一緒に考え、共に創っていく交流イベントです。
詳細はこちら https://chiyolab.jp/lablive24entry

◆6◆ empublic Studioラジオ「empublicの一語一歩」
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毎週一つ「気になる言葉」を取り上げ、そこから今の社会や仕事・暮らしのヒントとなることを考えていくオンラインラジオ。
SpotifyとApple Podcastで配信中。毎週木曜16時に新エピソードを配信。
https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ?si=27b68eaff0f040c5
<最新エピソード>
#32「イベント」~非日常の力を活かして毎日をちょっと豊かに
#31「セルフ ブランディング」~したい仕事を引き寄せるには?
#30「プロジェクト」~“そのうち”と思うことを実行するためのプロジェクト化!
#29「バックキャスティング」 ~実現したい未来への意志を持つには??
#28「エンパシー(共感)」~ 違う状況・立場の人の気持ちを理解するには?

◆7◆編集後記
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エンパブリックスタッフの渡邉さやが、3/7~4/5まで、能登半島地震の復興支援を行う組織の事務局への派遣として、七尾市で滞在して働く事となりました。先月プレで2日間滞在し、実際に現地を訪れて感じた事も多かったようです。「現地の状況に今まで外側にいたからこその視点を重ね、自分の立ち位置だからこそできる事を、探り探りではありますが、学びながら、少しでも被災地のみなさんの力になれたら」という思いで現地入りしています。被災された方々が少しでも早く心休まる日常を送れるよう願っております。(中村)

年末のご挨拶(株式会社エンパブリック)~根津の街から~2023年12月27日

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆ 年末のご挨拶 エンパブリック代表 広石拓司
◆2◆ 未来に前向きな組織・地域をつくるには? 「未来志向アクセラレーター」動画講座セット販売開始!
◆3◆ 育休後の職場復帰、子育てしながらの充実して働ける組織開発を進めよう!
キャリア・仕事・子育てをポジティブに話し合える場を広げていきませんか?
◆4◆ empublic スタッフの気づき!
◆5◆ 編集後記
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◆1◆ 年末のご挨拶 エンパブリック代表 広石拓司
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2023年も残すところ、あと数日となりました。
今年もメルマガをお読みいただき、またエンパブリックの取組みにご参加・ご支援いただき、本当にありがとうございました。

変化は激しく、不安定さも不確かさも高まる中、一人ひとりのポジティブな動きを増やすために、私たちに何ができるのか。日々考えさせられています。
今年後半は15周年記念として、変化に前向きに向き合う人を増やすことに挑む人「未来志向アクセラレーター」を考えるシリーズを取り組んできました。

シリーズを通して改めて感じたのは、変化や不確かさには「正しさ」「ロジック」だけでは通用しないということです。
不安や希望などの感情を扱い、共感(empathy)に基づく関係性をつくることがなければ、伝えたいことが伝わらない。それがビジネスでも問われています。
そして、それらの大前提として“自分を知る(自己認識)”がとても大切になっています。
自分は何を大切にし、何を不安に感じ、どうなっていきたいと思っているのか。それが自分や他者の感情に向き合うにも、社会やビジネスに向き合うにも不可欠です。
その“自分を知る”うえで鍵となる行動が「ふりかえり」です。
反省会としてのふりかえりではなく、慌ただしい毎日の中で一度立ち止まる時間をつくり、何ができていて、自分はどう思っているのか。
自分で言葉にし、他者の言葉に耳を傾ける中で自分を知り、次の一歩が見つかる。
「ふりかえりはポジティブさを生み出すよ!」ということを広げることが、この時代を乗り越えるために大切だと考えています。

今の時代にどう向き合うか、私たち自身も変化が求められています。
みなさんと対話し、共にトライ&エラーを通して学びながら進めていきたいと考えています。
改めて、今年もありがとうございました。よいお年をお迎えください!

【追伸】
※「ふりかえり」を活かし、考えるヒントとするために次のコンテンツもご活用ください。

〇 ラジオ「empublicの一語一歩」(広石)
https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ
#12「ふりかえり」~反省するだけの会にしないポイントは?
#22「リフレーミング」~新しい視点から捉え直し、ポジティブな変化を生むには?(最新!)

〇「ふりかえり」をすると、ごはんが美味しくなる!(渡邉さや)
https://note.com/empublic/n/n67255b80f9b0

〇empublic Studioではポジティブなふりかえりを体験する「年末ふりかえりスペシャル~Reflection Night 2023~」12/27水20時~開催します。
Studioメンバーの方にはSlack、メールでご案内しています。

◆2◆未来に前向きな組織・地域をつくるには? 「未来志向アクセラレーター」動画講座セット販売開始!
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社会が大きく変化する時代、組織・地域に未来志向を広げ、前向きな変化を促していくには何が大切か?
理論と実践事例の報告・分析の両面から考えてきたシリーズ「未来志向アクセラレーター」の2023年開催イベントから解説部分を抽出してオンデマンド講座としてまとめました。
より多くの方にご覧いただけるよう動画講座はいくつかを単品販売(880円)すると共に、シリーズ動画講座セットとして8本3,850円での販売も開始しました。
*empublic Studioメンバーはホームページからログインしてご覧いただけます。

〈未来志向アクセラレーター シリーズ〉
https://empublic-studio.jp/future_ac_ondemand
1. 組織・地域のトランスフォーメーションを促すリーダーシップとは? http://ptix.at/xx3Dcw
2. 未来志向の組織文化へ動き始めるには?
3. 変化や大きな問題を”他人事”にしないビジネスパーソンを増やすには?
4. みんなで”ゼロカーボンのまち”を実現するには?
5. 人的資本戦略が、 地域に今、なぜ大切なのか?  http://ptix.at/57ibLL
6. 人づきあいや気持ちを 上手に扱う「技術」とは?  http://ptix.at/iTolQq
7. 違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと  http://ptix.at/rV9jii
8. これがしたい!楽しい!から始まる『まちづくり』とは?   http://ptix.at/t9fCaJ

価格3,850円 全8本(各動画約90分)
詳細・お申込はこちらのページから↓
https://office.empublic-studio.jp/ent/e/3KjsnJYkMMDGJYk4/
◆3◆育休後の職場復帰、子育てしながらの充実して働ける組織開発を進めよう!
キャリア・仕事・子育てをポジティブに話し合える場を広げていきませんか?
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◯育休復帰Day1プログラム
育休復帰前面談をキーとして、子育て中心の育休期間からビジネスキャリアと育児の両立モードへの転換を進めるためのプログラムを開発しました。
現在、来春復帰対象者向けへの導入相談を承っています。
ご関心ある方はお気軽にご相談ください。  https://empublic.jp/ikukyuugo1

〇(1/8)対話しか勝たん!ー ダイバーシティ推進にとって、なぜ対話は不可欠なのだろう?育休後カフェ・ファシリテーターと考えよう
仕事と育児の両立に悩む人のために、育休後カフェ・ファシリテーターとして対話の場づくりをする方たちから、なぜ対話が大切なのか?について実践経験を踏まえてお話しいただいた上で、対話の持つ意味・可能性をみなさんで話し合います。

<開催日>1月8日(月)10:00-12:00 オンライン開催
・参加費 1000円(税込)
・詳細・申込はこちら https://peatix.com/event/3776643

〇実践体験を通して学ぶ! 育休後カフェⓇ・ファシリテーター養成講座(第11期) ~ キャリアも子育ても大切にしたい人が集まり、 ポジティブに話し合える場をつくろう!
仕事も子育ても大切にしたい!という思いで暮らしていく中で、日々生じる問題や壁に向き合い、経験をシェアしながらポジティブなアクションを生み出す対話の場をつくりたい人のための講座です。これまで10期開催され、既に約100名が活躍しています。

<開催日>1月28日(日)10:00-16:00 ~(講座+実践体験)
・参加費 28,000円(税込)
・詳細・お申込はこちら https://peatix.com/event/3777055

◆4◆ empublic スタッフの気づき!
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・”コミュニケーション”としてのラジオの意味って?~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/naf8a33eb5a72
・シニアの方の可能性を引き出すラジオって?~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/n438b50696b4b
・心が動くコミュニケーションの「デザイン」って?~新村絵美
https://note.com/empublic/n/na71c1755831f
・人的資本が、なぜ持続可能な地域社会をもたらすのか?~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n437ef0b81a19
・「お互いさまの関係づくり」と「つながり」の4つの意味~萩元直樹
https://note.com/empublic/n/nf33b658b6adc

◆5◆編集後記
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先日、初めて1日かけてM-1グランプリを見ました。推しコンビの優勝で声が枯れるほど盛り上がりました(笑)
お笑いでは、時事や時代に触れるネタも出てきますが、改めて「社会を面白がれる能力って大事だよな~」と感じます。なんとなく触れづらかったり、見過ごしていることへの違和感をポップに共有できる手段ですよね。
翻って、エンパブリックでも「面白がる」ということは一つの要素なんだろうと思います。「選挙って面白くない?!」「正直あの問題ってどう思ってる?」と、素直に言葉にしてみることで、新しい視点が見つかったり、ポジティブにその問題と向き合えるようにもなります。
今年も、孤独・孤立問題、DX、育休、ジャニーズ問題、映画バービーなどなど、多岐にわたったテーマでセッションを行ないましたが、来年ももっといろんなテーマで話してみたいと思います。みなさんの「面白がりたいこと」もぜひ話にきてください^^
今年1年ありがとうございました!良いお年をお過ごしください。(渡邉)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第236号 2023年12月27日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

empublicメールマガジン「多様な人がいるだけでは、多様性は活かされない」~根津の街から(2023年11月10日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆<広石コラム>多様な人がいるだけでは、多様性は活かされない
◆2◆【11/14, 16(2日程開催)】違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと
◆3◆【11/29 無料開催】育休からの職場復帰社員のオンボーディング成功のコツ~ 育休復帰後の意欲を決める復帰面談~寄り添うコミュニケーションを広げよう
◆4◆【12/6】これがしたい!楽しい!から始まる『まちづくり』とは? ~”私”から始まる街のイノベーションの進め方を先行事例から学ぼう
◆5◆empublic スタッフの気づき!
◆6◆編集後記
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紅葉も色づき、朝晩は冷え込む日も増えてきましたので、みなさま体調にはくれぐれもお気を付けください。
今回は、違いや多様性を大切にしあい、一人ひとりがいきいきできる組織や地域がどうしたらできるか、考えていく講座を紹介します。その中で、育休からの復帰を応援するプログラムもスタートします!(新村)

◆1◆<広石コラム>多様な人がいるだけでは、多様性は活かされない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「多様な人が活き活きできる組織・地域をつくることが大切だ」という言葉はほとんどの人が賛同するでしょう。
しかし、もしあなたが人種や育った環境も違うし、お金儲け重視や社会貢献重視など仕事で重視することも違っているし、仕事とプライベートの優先度の付け方も違うといった“多様な”人が集まったグループのリーダーを任されたとしたら、どうでしょうか?
ワクワクする人よりも「大変そうだな。できれば避けたいな」と思う人の方が多いのではないでしょうか?

「多様である」ということは、「“違い”が(種類も量も)たくさんある」ということです。
それは「自分にとっての当たり前や大切にしていることが、簡単には共有できない」ということを意味します。
つまり、「多様性を受け容れる」には「自分の思う正しさ以外も含めた多様な正しさを受け容れる=自分を相対化する」ことが求められます。
その結果、「自分の周囲の多様性が高まる」ことによって「自分が脅かされる」と感じてしまう人を増やしてしまうことがあります。

例えば、「夫婦別姓」の推進派の人からは「私たちが別姓を選びたいだけで、それを望まない人に強制するつもりはないのに、なぜ反対するのだろう」という声を聴きます。
確かにその通りなのですが、「夫婦別姓が公的に認められる」ことによって、自分の信じてきた「家族とは?」の価値観が絶対ではなく相対化されることで、自分が脅かされるように感じ、強く反対する人が生じます。

このように、社会、組織の多様性が高まることで、思わぬところで不安や不満、ストレスを増やし、その結果、対立や分断に陥ってしまう。それが今、世界各地で、日本の中でも起きています。

20年来のダイバーシティのテーマの「子育てと仕事の両立」についても、そうです。
人手不足で売上も厳しい中、ちょっと無理してでも頑張ろう!という職場で、「子どもが保育園で急に熱を出したので帰ります」となると、「え?」という人が出てきて、帰る人も「申し訳ありません、ご迷惑をおかけして・・・」となります。
そこで肩身の狭さを感じてしまうと、「子育てしながら働くのはしんどい」という気持ちが自分にも組織にも蓄積していくことにもつながるでしょう。

組織や地域の多様性を高めるだけでは、ストレスも高まり、それが逆に差別を生じさせたり、分断につながることもある。
この問題意識から、多様性(Diversity)推進には、「DEIB=Diversity, Equity(公平さ), Inclusion(包摂性), Belonging(所属感)」が大切だという考え方が広がってきています。

最後のB=Belongingは「それぞれ違いはあるけど、同じ組織・地域の一員だよね」ということを確認しあい、実感できるようにしようということです。
ただ、同質な集団だとみんな一員と感じやすいのですが、「“違う”人が、それでも自分が一員と実感できるコミュニティ」をつくるのは単純ではありません。
そこには、違いを越えてつながるSocial Intelligenceであり、ソーシャルスキルが必要です。

この「B」の部分にエンパブリックの蓄積してきた知見を活かしていただきたいと考えています。
DEIBやソーシャルスキルの学びに加えて、「育休からの復帰」というテーマでプログラム展開も進めていきます。
ご参加いただき、みなさんのご意見も、ぜひお寄せください。

◆2◆【11/14, 16(2日程開催)】違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと
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DEIBという言葉が生まれてきた背景とそれの実践に必要な考え方、技法を、コミュニティ・デザインの考え方も応用しながら一緒に考えてみませんか?

<開催日> 11月14日(火)20:30~22:00 、16日(水)10:30~12:00
※同じ内容を夜・昼で2回開催します
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3719243

◆3◆【11/29 無料開催】育休からの職場復帰社員のオンボーディング成功のコツ~ 育休復帰後の意欲を決める復帰面談~寄り添うコミュニケーションを広げよう
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育休などの制度を整備しても、働く女性の個性と能力を十分に発揮できているとは言えない状況があるなら、コミュニケーションを見直してみませんか?
職場復帰面談において、上司の「とにかく家庭を第一に」という一言が、復帰社員に「今の私は働き手としては期待されていない?」と感じさせ、意欲の低下につながることも。
今、育休やダイバーシティには「制度」と「理解・気遣い」の次のステップとして、相手への向き合い方を整え、言葉にして伝える技術(ソーシャルスキル)が求められています。
子育てをめぐる社会環境の変化の中で、今何が求められているのか。どのようなアクションが必要なのか。「育休後」に10年以上携わってきた山口理栄さんからの解説を基に考えます。

<開催日>11月29日(水)10:00-11:00 オンライン開催
〇プログラム:
1)仕事と子育ての両立に求められることは、この10年でどう変わったのか?
山口理栄さん(育休後コンサルタントⓇ)
2)復帰社員コミュニティサーベイから見えること~コミュニケーションの質を高めよう
3)なぜ育休復帰Day1プログラムなのか?
〇参加費:無料
〇詳細・申込はこちら:https://peatix.com/event/3754299/

*本イベントは、来春の育休復帰者を支援するためのエンパブリックのプログラム育休復帰Day1プログラム のイントロダクションとして開催します。
育休復帰Day1プログラムの紹介 https://empublic.jp/ikukyuugo1

◆4◆【12/6】これがしたい!楽しい!から始まる『まちづくり』とは? ~”私”から始まる街のイノベーションの進め方を先行事例から学ぼう
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街も社会も、”人”によって、できています。だから、”人”がどう動くかによって、街や社会も良くも悪くも変わっていきます。
「まちをつくる」という第3者視点の”まちづくり”から、そこにいる人が「これがしたい!」「楽しい!」と思って動くことが「ポジティブなまちをつくってしまう」”まちづくり”へ。先行事例の地域がどう動き出したのかをヒントに、私たちに今、何ができるか、一緒に考えてみませんか?
エンパブリック代表の広石が出会ってロールモデルとしてきた「ブロムリ・バイ・ボウ・センター」「ソンミサン・マウル」の始まりからのヒントも紹介していきます。

<開催日> 2023年12月6日(水)20:30~22:00
詳細・申込 https://peatix.com/event/3758539/

◆5◆empublic スタッフの気づき!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
empublicのスタッフが、日々色々な現場でみなさんとの対話を通して得た気づきをレポートにまとめています。ぜひ、ご覧ください。

〇普段言葉にできない感謝を相手に伝えるには?―ラジオ【Find the Questuion#51】~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/nedf683aaea7a

〇私が楽しく100回学び続けられたワケ〜ランチワークショップのつくり方〜渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n625e7b0450b4

〇他の誰かにとっては私も”多様”な一人!~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n30b5fed79913

〇これからの時代に”自分のキャリア”をどう考える?-ラジオ「empublicの一語一歩」~新村絵美
https://note.com/empublic/n/ne04d00080702

*広石によるラジオ・コンテンツ「empublicの一語一歩」 毎週木曜新エピソード配信中!
・#15 「受援力」~「助けたい」と「助けて」がポジティブに響きあうには?(11/9)
・#14 「アップサイクル」~ かわいい!ほしい!がサステナブルを進める(11/2)
・#13 「ワークショップ」~“作業場”は、どうしてまちづくりやビジネスに広がったの?(10/26)
*Spotify、Apple Podcastからお聴きください!
・Spotify https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ
・Apple Podcast https://podcasts.apple.com/us/podcast/empublicの一語一歩/id1703535449

◆6◆編集後記
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小平市中央公民館勤務時代、エンパブリックへ学習支援を依頼して、このメルマガを読んで約10年・・・!? ついに私が編集後記を書くことになりました!・・・さて、先月、大田区主催の「区民活動コーディネーター養成講座(全5日間)」
の初回があり、スタッフの矢部さん・高橋さんと共に事例紹介や大切にしていること等をお話させていただきました。
過去に数年間にわたって行われてきた講座のため、「フォローアップ」と「コーディネーター場づくり体験」を行うものです。
学んだ年度も活動する分野(学校、文化、防災、自治会など)もそれぞれの地域住民の皆さまが集まりました。
さっそく、「(年度を超えた)縦のつながりが必要」「まずはコーディネーター同士が連携」などと、まさにコーディネーターならではのご意見がたくさん生まれました。
コーディネーター的視点を持つ住民が多い地域は、活動が盛んです。こうしてじっくりコーディネーターの皆さんの学びを支援していけるのは、「参加者×1000人くらいの効果」があると信じて、
私は取り組んでおります。(萩元直樹)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第234号 2023年11月10日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「感情や関係性を扱う“知性”と“技術”」~根津の街から(2023年10月13日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆【広石コラム】感情や関係性を扱う“知性”と“技術”
◆2◆違いや多様性を活かす関係づくりのために必要なことを学ぼう!
〇【10/17】人づきあいや気持ちを 上手に扱う「技術」とは?
~ ビジネスや社会活動のための ソーシャルスキルと Social & Emotional Intelligence の基礎
〇【11/14,16(2日程開催)】違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと
~D&Iから DEIBへの変化を コミュニティ・デザインの視点から理解しよう
◆3◆【11月・12月期】DXイントレプレナー養成講座
~デジタルを活かす社会課題解決事業を開発する「0→1」のプロセスを体験しよう
◆4◆empublic スタッフの気づき!
◆5◆編集後記
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秋を感じる日が増えてきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今、オンラインでのミーティングなど、やり取りの頻度が増えている中でも、職場や活動での関係性がスムーズに進まないという課題が無くならないのは、業務内容などを伝えるということだけではなく、お互いの気持ちや違いとどう向き合い、活かしあうかという部分が課題なのだなと感じています。エンパブリック15周年記念の「未来志向アクセラレーター」応援シリーズの一環として、10月・11月は関係性づくりをテーマにみなさんと考える講座を開催します。(新村)

◆1◆ 【広石コラム】感情や関係性を扱う“知性”と“技術”
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「人間関係」というのは、誰にとってもやっかいな課題でしょう。
人との関係が良好だととても嬉しいのですが、人と人は小さなすれ違いをきっかけに対立したり、傷つけあったりしてしまいます。
良かれと思ってしたことが相手には迷惑だったり、誤解を生んだりもします。
“行き違い”は多くの人にとってストレスとなり、イラつきや怒りを生む、もしくは「もうこの人とは無理・・・」という諦めにつながります。

このような人との「関わり」やそこで起きる「感情」は論理的なものでなく、「どうしようもないもの」「生まれ持っての人柄」と考えられがちです。
ただ、仕事や社会活動は人と人が行うものであり、そこで起きる「関わり」や「感情」はビジネスにも大きな影響を与えうるものです。
そこで、1990年代にダニエル・ゴールマン著『EQ:こころの知能指数』が世界的にヒットしたこともあり、Emotional Intelligence(感情知性)への関心が高まりました。
感情は自然発生的なものですが、それを理解し、対処する術を自覚し、管理できる“知性”があり、それは社会で成功する資質として不可欠だという考え方です。
さらに、脳科学の知見も加わり、感情知性の中でも人間関係に関わる部分をSocial Intelligence(社会的知性)と呼ぶようになりました。

ここで大切なのは感情や関係性を扱う際に、「今、何が起きているのか」「今、何を感じているのか」という観察と自己理解をしっかり行うことです。
例えば、自分の発言に強い反対意見が出たとします。大切な発言の時ほど怒りも起きるでしょう。
ただその時に、(ちょっと嫌でも)相手の発言内容をしっかり聞いてみる。
すると、相手は何に反対しているのか、内容なのか、決め方なのか、そもそも自分が主導権を握れていないことに対してなのか、もしくは別のストレスをここでぶつけているのか、わかってくる。
そうすると自分の対処の仕方もわかってくる可能性が高まります。

ただ、「そうやって聞けるのが特殊だ」と感じるかもしれません。しかし、これは「技術=修得可能なもの」だというのがSocial Intelligenceの考え方です。
ボール投げをきちんと練習したことがない人は、ボールを上手に投げることはできません。
それと同様に「反対意見が出た時に、相手の主張を聞いて、意図を理解する」ということも練習し、経験知を積んでいなければ上手にはできないでしょう。
ボール投げも、反対意見への対処も“スキル”という意味では共通しているのです。

このような考え方から欧米では学校教育においてSocial & Emotional Learning(SEL)を通して「対人能力」「共感力」「自己理解」「感情制御力」などを磨くことが大切という認識が広がっています。

今、社会の複雑さが増し、価値観の違いも大きくなっているがゆえに、ちょっとしたトラブルの対立が激しくなったり、断絶が深くなったりしがちです。
ネット上では(無自覚に)感情的な発言が飛び交い、人を傷つける場面も増えています。

「対話する」「違いや多様性を活かす」というかけ声だけでは、状況の打開は難しいでしょう。そこに必要なのは、関係性や感情を扱う“具体的な技術”であり、そのスキルの習得を多くの人に広げることでしょう。
対話やコミュニティに取り組んできたempublicだからこそ、その限界を強く感じています。
その突破のために何ができるのか。そのための技術をどう広げるのか?
それをempublic Studioを始め、様々な場で、みなさんと考え、トライしていきたいと考えています。

〇 empublic Studioでは「孤独を“つながり”から考える」対話シリーズを開催しています。また、10/17の講座(下記2)を皮切りに「ソーシャルスキルの広げ方を考える会」を開催していきます。
ぜひempublic Studioにご参加ください!
→ 参加登録はこちら https://empublic-studio.jp/entry

〇価値観の変化が起きる中、同じ言葉を使っても認識の違いによって対立も生じます。
よく使う言葉、新しい言葉を課題解決につなげるヒントをラジオ型コンテンツで提供しています。
→ 「empublicの一語一歩」(無料。毎週木曜16時更新)
*Spotifyで聴く https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ
*Apple Podcastで聴く https://podcasts.apple.com/us/podcast/empublicの一語一歩/id1703535449
<最近のテーマ>
#11 「ライフシフト」~経験の蓄積(無形資産)が人生100年時代を生きる力に
#10 「キャリア」~“成功のため失敗しない”から“よりよい自分へ、更新し続ける”へ
#9 「アンコンシャスバイアス」~知らず知らずのうちに決めつけてしまっていない?
#8 「遊び」~大人にも「遊び」は必要?
#7 「コミュニティ」~イマドキの“つながっている関係”って?
#6 「ESG」~これからのビジネスに希望はある?

◆2◆ 違いや多様性を活かす関係づくりのために必要なことを学ぼう!

〇【10/17】人づきあいや気持ちを 上手に扱う「技術」とは?
~ ビジネスや社会活動のためのソーシャルスキルとSocial & Emotional Intelligenceの基礎
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「自分の思いに賛同する人を増やすには?」「対話を楽しめる人を増やすには?」など人と人の関わりの課題を解決するために、感情や関係性を扱う「技術」について理解を深めませんか?
基本的な考え方の講座を10/17に、Studioでのワークショップ第一弾を10/24に開催します。

・講座 10月17日(火)20:30~22:00
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3719000

〇【11/14, 16(2日程開催)】違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと
~D&Iから DEIBへの変化を コミュニティ・デザインの視点から理解しよう
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ダイバーシティをめぐる議論は近年、急速に進み、今年に入り、「DEIB」という概念が広がり始めています。
多様性や違いを活かせる組織や地域をつくるには何が必要か、DEIBという言葉が生まれてきた背景とそれを実践する方法を、コミュニティ・デザインの考え方も応用しながら一緒に考えてみませんか?

・11月14日(火)20:30~22:00
・11月16日(水)10:30~12:00
※ 同じ内容を夜・昼で2回開催します
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3719243

◆3◆【11月・12月期】DXイントレプレナー養成講座
~デジタルを活かす社会課題解決事業を開発する「0→1」のプロセスを体験しよう
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今、医療分野では高血圧対策アプリが治療行為として保険適用されるなど、デジタル技術は幅広い社会課題解決のツールとして定着し始めています。
これからの社会課題解決には“DXを活かした事業化”という新しい領域が広がっており、社会課題解決には新しい事業を生み出すヒントがたくさんあります。
ただ「社会課題の事業化をどこから手を付けていいか、わからない」という方も多いでしょう。empublicでは社会起業支援の経験を活かして、DXによる社会課題解決の事業化の立ち上げ方の支援を展開しています。
そのノウハウを活かした本講座では「問題の理解→課題の深堀り→解決策を探る→事業アイデアにまとめる」という「0→1」のプロセスを短期集中で体験的に学べます。
今の業務を改めて見直し、新規事業に繋げたい方、地方創生など地域で活動している方、デジタル活用の業務のこれからを考えている方に、ぜひおすすめです。
2コースから選んでご参加ください。

・土日集中2日間コース:12月2日(土)、3日(日) 10:00~17:00
・金曜午前4日間コース:11月10日、17日、12月8日、15日 9:00~12:00
詳細・お申し込みはこちら  https://empublic.jp/dx-intre

〇スタッフが医療業界に広がるDXについての気づきをnoteにアップしています。「身近なところで広がっている、これこそDX!」
https://note.com/empublic/n/n7ff009e3e342

◆4◆empublic スタッフの気づき!
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empublicのスタッフが、日々色々な現場でみなさんとの対話を通して得た気づきをレポートにまとめています。ぜひ、ご覧ください。

〇アウトカムに気づけるように仕組みをデザインする~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n02fed4f03b58

〇自分の言葉を場に出すことが信頼につながる―ラジオ【Find the Question 50回】より~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/nedf683aaea7a

〇あなたの経験が必ず誰かの力になる―ラジオ【Find the Questuion】より~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/n5cb7428c3c48

〇「聞く」と「聴く」の違いって?-ラジオ「empublicの一語一歩」~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n3fd73c42837d

〇職場や活動で人間関係を円滑に進めるには?~新村絵美
https://note.com/empublic/n/nf723e52380d1

◆5◆編集後記
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千代田区のコミュニティづくりのプロジェクトである「ちよだコミュニティラボ」。毎年、新しい方の参加があり、今年もインドの楽器のタブラ、パトラン(街を走ってパトロール)、万華鏡制作、丁寧な暮らし、神田祭り、子どもの居場所、男性の育児と仕事の両立などなど、本当に多様なテーマを持った方々が! これらの方とお知り合いになることで、これまでだったらスルーしていたような情報や社会のコトが、あ、あの人がやっていたことだと目に留まり、私自身を豊かにして下さっているのを感じます。多様性を認め合うというのはそんな簡単なことではないとは思いますが、考えや視野が豊かになるのことなのかも‥と改めて感じています。(矢部)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第233号 2023年10月13日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「ラジオ型コンテンツという継続的な場づくり」~根津の街から(2023年9月8日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆広石コラム:ラジオ型コンテンツという継続的な場づくり
◆2◆【10/2】人的資本戦略が、 地域に今、なぜ大切なのか?
~ 社会課題解決を進めるための人的資本論 入門編
◆3◆長野県 まちむら“対話と共創”チャレンジ2023公開講座(オンライン)
〇第1部 今、なぜ ”寄り添う対話”が地域に必要なのか? (9/9)
〇第2部 コレクティブ・インパクトの考え方を信州で実践しよう(9/16)
◆4◆empublicスタッフ 今月の気づき!
◆5◆編集後記
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残暑厳しい中ですがやっと少し秋を感じる瞬間が増えてきました。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
エンパブリック15周年記念の「未来志向アクセラレーター」応援シリーズの一環として「人的資本戦略が、 地域に今、なぜ大切なのか?」という講座を10月に開催します。
リモートでの仕事や副業・兼業をすることで地域との関わりが増えたという声も聞くことがあり、地域と人の関わりも変化し、色んなチャンスが増えているように感じます。まちづくりと人を考える機会にもなると思います。(新村)

◆1◆広石コラム:ラジオ型コンテンツという継続的な場づくり
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今、エンパブリックでは「ラジオ型コンテンツ」の活用に力を入れています。
テーマと対象者を設定し、音声で15~30分の番組を継続的に配信していくプログラムです。

下記のようなプログラムを行っていますので、ぜひ聴いてみてください!

〇 「empublicの一語一歩」 広石と長谷川奈月さんが「今週の気になる言葉」について話を深めていきます。
https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ
https://podcasts.apple.com/us/podcast/empublicの一語一歩/id1703535449

〇「Find the Question」 瀬沼がempublic Studioのメンバーの日々の気づきやモヤモヤのお便りを紹介し、それにまつわるエピソードを紹介しています。
https://empublic-studio.jp/12590
https://open.spotify.com/show/2BOE4UXlO5fLIabLvZAl46

〇「久保田淳のSports & Beyond」 久保田がスポーツと地域の関わりについて話します。
https://open.spotify.com/show/4HrGZYLfR34ivETCID5DxE

〇「信州まちむらラジオ」 長野県まちむら寄り添いファシリテーター事業の中で、渡邉が長野県で地域でのファシリテーターに取り組む人の話を伺っています。
https://www.youtube.com/@machi_faci

このような個人からのコンテンツ配信は、私たちも使っているSpotifyなどの音楽配信プラットフォームが個人発のPodcastを手軽に行える環境が整い、使いやすくなったことで増えています。
それに加えて、近年は芸能人やコメンテーターも「ラジオ」として配信し、また経営者の番組、また「社内ラジオ」も急速に増えています。
*関連リンク「声の社内報の増加 voicy記事」https://corp.voicy.jp/2023/04/13/10071/

広がっている理由は、コロナ禍の中で「声」の温かさに再度、関心が高まったことがあります。聞き手も動画は見続ける必要がありますが、ラジオは作業や家事をしながら聞ける、また自動車運転しながら移動中に聞ける良さがあります。
また、制作する側にとって、YouTubeのような動画は画面を整えることも編集の負担も大きいのですが、音声のみですと気軽に録音でき、編集の作業負担も小さくなります。
有名人にとっては、テレビは幅広い人を対象にしながら、ラジオはコア・ファンに肉声を届ける媒体としても使い勝手が良いのです。

私たちが「ラジオ」に注目しているのは、これらの要素に加えて、場づくりにおいて「1回の場」だけでは難しいことを補うツールとなりうるからです。

一つは、社会の多様さ、複雑さが高まる中、場に参加する人たちで共有したい基礎情報が豊富になっているからです。
対話やワークショップを行う際、前提となっている「言葉」や「概念」が共有できていないと話し合いは活性化しません。しかし、1回のワークショップで概念や事例の説明が多くなってしまうと対話の時間は取りづらくなります。

2つ目に、ライフスタイルが多様化し、忙しい毎日の中で、一つの時間、場所に集まることの難しさが高まっています。地域ワークショップだと、土曜午後がいいという人もいれば、そこは予定やイベントがある人もいます。平日の夜の何時からがいいか、昼がいいのかなども違います。もちろん、これからの多様さは以前からありましたが、今は社会全体でイベントが増え、特別なものでなければ、一度に集まる難しさは高まっていると思います。

3つ目に、継続的なコミュニケーションがより大切になっているからです。情報の量と多様さが高まる中、1回の出会いでは時間と共にテーマは薄れてしまいます。時々思い起こし、「そういえば、どうだっけ?」とさかのぼって「声」に触れることの可能性も感じています。

このように、従来のエンタメ・コンテンツとしてのラジオから、コミュニティづくり、参加促進につながる継続的な場づくりとしてのラジオの可能性に注目しています。
ただ、コンテンツの作り方、質の高い編集、視聴率を高める方法など、まだまだ模索中です。
ぜひみなさんと共に考えていきたいと思っています。
そして、ラジオというコミュニケーションに可能性を感じる方、ぜひ一緒に考えて、つくっていきましょう!

◆2◆【10/2】人的資本戦略が、 地域に今、なぜ大切なのか?
~ 社会課題解決を進めるための人的資本論 入門編
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
変化が激しく、数多くの複雑な課題に直面する社会の中で、地域が持続可能であるには「人」が何よりも重要です。
未来志向で「地域の人」を考え、個々人を活かせるようになるには、そして意欲的な人に選ばれる地域、参加しがいがある地域を実現するには、「地域の人」の考え方、学び方、関わり方を未来志向でデザインすることが大切です。
企業で広がる「人的資本経営」の本質を、地域で応用し、改めて「地域の人」のこれからについて一緒に考えてみませんか?

・10月2日(火)20:00~21:30 オンライン
・ナビゲーター 広石拓司
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3690621/

代表広石が地方議会議員セミナーにて「地域における人への投資」をテーマに登壇した様子もレポートでご覧いただけますhttps://note.com/empublic/n/n22003a253fa3

◆3◆長野県 まちむら“対話と共創”チャレンジ2023公開講座(オンライン)
〇第1部 今、なぜ ”寄り添う対話”が地域に必要なのか?
〇第2部 コレクティブ・インパクトの考え方を信州で実践しよう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
長野県では平成30年から「まちむら寄り添いファシリテーター」の養成に取り組んでいます。
地域の人達の声を聴き、思いに寄り添いながら、共に持続可能な未来をつくっていく場づくりを行う人を増やそうという取り組みです。活動紹介ページは地域の人づくりのヒントにしていただけると思います
今年度は地域で活動する人が、中長期的な視点に立って地域課題解決を進める「対話と共創」を行うには?をテーマに講座と実践プログラムを行います。
第2部では国内のソーシャルイノベーションの考え方の推進役である井上英之さんと代表の広石が「コレクティブ・インパクト」について対話します。
長野県の地域活動に関心ある方なら、どなたでも参加できます。
*まちむら寄り添いファシリテーターWEB  https://nagano-machimura.net/
*ファシリテーターの活動紹介 https://nagano-machimura.net/facilitators
*今年度の公開講座の案内・申込 https://nagano-machimura.net/kouza2023open

<第1部> 9/9(土) 15:00~16:40 (開場:14:45~)
「今、なぜ ”寄り添う対話”が地域に必要なのか?~社会の転換期に、地域のファシリテーター、コーディネーターに求められる役割と視座」
講師:新雄太(東京大学特任准教授)、船木成記(元長野県参与)、広石拓司

<第2部> 9/16(土)15:00~16:40(開場:14:45~)
「多様な活動が力を持ち寄り、変化を共創するには?~コレクティブ・インパクトの考え方を信州で実践しよう!」
講師:井上英之、広石拓司

◆4◆empublic スタッフ 今月の気づき!
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empublicのスタッフは、日々色々な現場で多様な方と出会う機会を多くいただいています。みなさんとの対話を通して得た気づきをレポートにまとめています。ぜひ、ご覧ください。

〇自分のチームに必要なリーダーシップを見直してみよう!~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n6fe552772685

〇ふりかえることで、次に進む‐empublic Studioのマンスリーふりかえり会-
https://note.com/empublic/n/n64497aa50014

〇自分の住む街の未来はどうあってほしい?~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n1caa7103c257

〇萩元直樹のアンラーンシリーズ全3夜~
・アンラーンの必要性はもっと考え合うとよい ~Unlearn(アンラーン)を一緒に考えよう!
https://note.com/empublic/n/nb20f782ce1d5

・対話による学びほぐし「アンラーン」を一緒に学びほぐしてみよう!
https://note.com/empublic/n/n20ee391262f9
https://note.com/empublic/n/n3aa1c2028363

◆5◆編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
先日empublic Studioで毎月開催しているワールドカフェに参加しました。ワールドカフェでは、スタジオ・メンバーが日々の仕事や活動で見つけた“いま旬な問い”を持ち寄って、オンラインでワールドカフェ方式で対話をするのですが、
普段気になっているけどわざわざ人と話さないようなテーマについて、あえて改めて他の人の意見を聞きながら考えてみる時間というのはリフレッシュになり、終わった後にとても有意義な時間だったなぁと感じました。
そして、自分が前提として考えていた事が、他の人からすると全然違うという、自分の思い込みに気付かされる貴重な機会となりました。みなさんにもぜひこの感じを味わって欲しいです!https://empublic-studio.jp/12310 (新村)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第232号 2023年9月8日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「ビジネスとシティズンシップ」~根津の街から(2023年7月10日)

◆empublic メールマガジン「根津の街から」◆(2023年7月10日発行)
―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆【7/11】変化や大きな問題を”他人事”にしないビジネスパーソンを増やすには?
~ 世界競争力35位の時代の日本ビジネスに求められるグローバルシティズンシップとは?
◆2◆【7/21】みんなで”ゼロカーボンのまち”を実現するには?
~SDGs先進都市 下川町が挑む!住民との協働による脱炭素の進め方
◆3◆empublicスタッフ 今月の気づき!
◆4◆編集後記
――――――――――――――――――――――――――
厳しい暑さが続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
7月に入り、世界平均気温が観測史上最高を記録しているそうです。私たちの身近な問題として既に関わっている気温の上昇など、気候変動についても地球に住む一員として改めて自分事として考える必要性を感じています。(新村)

◆1◆【7/11】変化や大きな問題を”他人事”にしないビジネスパーソンを増やすには?
~ 世界競争力35位の時代の日本ビジネスに求められるグローバルシティズンシップとは?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
気候変動、DEI(Diversity, Equity& Inclusion)、サーキュラーエコノミー、国際紛争など地政学的リスクなど、これからのビジネスパーソンは環境・社会の世界の動きを無視することはできません。

「SDGsはお金になるのですか?」
「何をクリアしたら脱炭素企業になるのですか?」
「社会課題解決型事業を成功させるために地域とつながるには?」
「デジタルで人をうまく管理するには?」
ビジネスにはお金が不可欠ですが、経済最優先で、全てを取引や管理で考えてしまっていませんか?

経済社会が変化する中、経済は経済の世界観から経済・社会・環境のマルチステークホルダー資本主義への変化が始まっています。
そのように経済という一軸だけでなく事業を行なっていくには、社会環境や変化にどう向き合うのか、そこでいったい何を大切にしたいのか、ビジネスパーソン一人ひとりが個人として、どういうスタンスを取るのか、明確にする必要があります。
私たちは、2030年以降のビジネスパーソンには「市民性(シティズンシップ)が不可欠なケイパビリティだと考えています。

UNESCOの議論に長らく参加してきた佐藤真久さん(東京都市大学大学院教授)の解説とともに、ビジネスパーソンにとってのグローバルシティズンシップについて考えます。

・7月11日(火)20:30~22:00
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3623692/

◆2◆【7/21】みんなで”ゼロカーボンのまち”を実現するには?
~SDGs先進都市 下川町が挑む!住民との協働による脱炭素の進め方
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2050年ゼロカーボン宣言をする自治体はもはや900を超えています。しかし、住民からは縁遠いものに感じてしまいがちです。
SDGs先進地域と知られる下川町では、町が宣言した第一歩として「ゼロカーボンとは?友達に説明できるようになる町民勉強会」から始めました。
みんなでゼロカーボンに向かって動き始めるにはどうしたらいいか? 地域にも、企業にも、政府にも重要なテーマについて下川町の現場の方と一緒に考えませんか?

・7月21日(金)20:30~21:50
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3624511

◆3◆empublic スタッフ 今月の気づき!
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empublicは、東京の都心部から全国各地の多様な地域で、地域の課題やテーマ、対象者に応じて、住民のみなさんが自ら動き出せるきっかけになるような場を提供しています。スタッフがその中で得た気づきをレポートにまとめています。ぜひ、ご覧ください。

・未来志向を促す、地域のファシリテーターって?~須坂市地域づくり委員会ファシリテーター研修より~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n91e3c245694a

・共に生きるまちの実現に学生や大学は何ができるのだろうか?~矢部純代
https://note.com/empublic/n/n944671407d2d

・自分の持っている資源を地域の課題と結びつけるには?~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n20de64b1524b

・孤独と怒り ~親密さへの期待をどう扱うか?~広石拓司
https://empublic-studio.jp/14615

・孤独と家族 ~家族と他人の間にいる人が大切なのでは?~広石拓司
https://empublic-studio.jp/15310

〇今年で6年目となる千代田区地域コミュニティ醸成支援業務での気づきを担当の矢部がレポートにまとめました。

・地域で、職場でお互いを知り合うには、5つの質問から
https://note.com/empublic/n/n0a00d51c4601

・一人ひとりが都心のまちを楽しむことから始まるコミュニティづくり ~ちよだコミュニティラボ 2023
https://note.com/empublic/n/n25f99b2b1223

◆4◆編集後記
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先週・今週と5回連続で開催した起業アイデアワークショップですが、開催してみてびっくりしたのは、「私あんまりアイデアとか持っていなくて…」と最初に後ろ向きな方ほど、一度話し始めてみるとすごく楽しそうで、そこから出てきたアイデアもとても迫力があるということでした。
自分のアイデアをパッと話せる機会も少ないですし、「私にはそんなのない」と思ってしまいますが、普段生活・活動する中で私たちは色んなことを考えているんだなと思ったと同時に、「思いを口に出す」ことの力を感じました。
エンパブリックのイベントで、皆さんと話し、聞きあう時間を多くとっている理由もこの辺りにあると思います。テーマに詳しい・詳しくないに限らず、ぜひ色んな方に自分の想いや考えを言葉にできる機会を引き続き作っていきたいと改めて感じました。 (渡邉さや)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第231号 2023年7月10日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「新しい動きへの参加を広げるには?」~根津の街から(2023年6月23日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆新しい動きへ参加する人をどう増やせばいい?
シリーズ「未来志向アクセラレーター」で一緒に考えましょう!
〇【6/27】未来志向の新しい考え方を広げ、 メンバーと共に変化を起こす!
~組織・地域のトランスフォーメーションを促すリーダーシップとは?
〇【7/11】変化や大きな問題を”他人事”にしないビジネスパーソンを増やすには?
~ 世界競争力35位の時代の日本ビジネスに求められるグローバルシティズンシップとは?
〇【7/21】みんなで”ゼロカーボンのまち”を実現するには?
~SDGs先進都市 下川町が挑む!住民との協働による脱炭素の進め方
◆2◆ 起業アイデア・ワークショップ(無料)を3日程で開催します!
【6/26・29・7/1】自分にとっての理想の仕事、起業したいテーマを[5つの質問]で言葉にしてみる!
◆3◆編集後記
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SDGs、ゼロカーボン、DXなど新しい動きが広がり、言葉が会社でもよく飛び交っているのですが、「いいことなんだろうけど、難しそう」と思ってしまう私もいます。
5月から始まったシリーズ「未来志向アクセラレーター」は、私のように「難しそう」と感じてしまったり、変化に戸惑ってしまう人も、どうしたら動きに参加できるかを考えるシリーズとなるようです。
どうしたら前向きに動ける人を増やせるか、運営する立場の人も、参加する側の人も一緒に考える場が増えたらいいな!と思います。(新村)

◆1◆新しい動きへ参加する人をどう増やせばいい?
シリーズ「未来志向アクセラレーター」で一緒に考えましょう!
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新しい動きを始めたい、よりよい未来をつくりたい。
現状への危機感や未来への可能性から「会社・地域のために」と思って動きはじめ、頑張っているのに、なかなか周りの理解を得られない、推進派が浮いてしまったり、逆に反発されてしまうこともあります。
そのハードルを乗り越え、共に動き出す人を広げる場をつくる人を、エンパブリックでは「未来志向アクセラレーター」として応援しています。

第1弾として、5月に開催した「未来志向の組織文化へ動き始めるには?」では、NECソリューションイノベーターのDX人材育成、日野市の2030ビジョンづくりに現場で取り組む方をゲストに迎え、変化を広げるための関係づくり、対話の大切さについてご紹介いただきました。レポートはこちら https://note.com/empublic/n/na9a5c4e47cdd

6月からも「未来志向アクセラレーター」のシリーズとして方法論や事例などを紹介し、色々な角度から未来への動きの広げ方を考えていきます。
シリーズは15周年記念の特別価格(一般 2,000円)と、とてもお得です!
5月の会でも企業と地域づくりは違うテーマだけど向き合う課題、進め方の工夫などはお互いにヒントが多い!という話になりました。多様な人が参加するのがエンパブっぽさでもありますので、お気軽に参加してみてください。

〇【6/27】未来志向の新しい考え方を広げ、 メンバーと共に変化を起こす!
~組織・地域のトランスフォーメーションを促すリーダーシップとは?

組織や地域を次世代バージョンにトランスフォームしていくよう周りの人に働きかけながら、共に新しい動きをつくりだしていく。その推進役には、どのようなリーダーシップが必要なのでしょうか?
米国で研究されてきたTransformational Leadershipをヒントに、どう実践できるか考えます。
・6月27日(火)20:30~22:00
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3611420

〇【7/11】変化や大きな問題を”他人事”にしないビジネスパーソンを増やすには?
~ 世界競争力35位の時代の日本ビジネスに求められるグローバルシティズンシップとは?

気候変動、DEI(Diversity, Equity& Inclusion)、サーキュラーエコノミー、国際紛争など地政学的リスクなど、これからのビジネスパーソンは環境・社会の世界の動きを無視することはできません。
UNESCOの議論に長らく参加してきた佐藤真久さん(東京都市大学大学院教授)の解説とともに、ビジネスパーソンにとってのグローバルシティズンシップについて考えます。
・7月11日(火)20:30~22:00
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3623692/

〇【7/21】みんなで”ゼロカーボンのまち”を実現するには?
~SDGs先進都市 下川町が挑む!住民との協働による脱炭素の進め方

2050年ゼロカーボン宣言をする自治体はもはや900を超えています。しかし、住民からは縁遠いものに感じてしまいがちです。
SDGs先進地域と知られる下川町では、町が宣言した第一歩として「ゼロカーボンとは?友達に説明できるようになる町民勉強会」から始めました。
みんなでゼロカーボンに向かって動き始めるにはどうしたらいいか? 地域にも、企業にも、政府にも重要なテーマについて下川町の現場の方と一緒に考えませんか?
・7月21日(金)20:30~21:50
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3624511

◆2◆起業アイデア・ワークショップ(無料)を3日程で開催します!
【6/26・29・7/1】自分にとっての理想の仕事、起業したいテーマを[5つの質問]で言葉にしてみる!
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「アイデアは未完成でも価値がある」をテーマに、5つの質問から自分のしたいことを言葉にしてみる。それを、ファシリテーターの渡邉のサポートを得ながら整理し、400字にまとめてみるプログラムを無料で開催します。(代表 広石もアドバイザーとしてコメントをします)
もし自分が起業するとしたら、どんなテーマがいいか、どのようにアイデアを人に伝えたらいいか、一緒に考えてみませんか?
このプログラムは東京都による15~39歳を対象とした400字の思いから応募できるスタートアップコンテスト「TOKYO STARTUP GATEWAY」と連動したもので、ワークショップで考えた400字はそのままエントリーにも使えます。
*ワークショップはどなたでも参加可能です!

〇ワークショップ日程
(1) 2023年6月26日(月)20:00~21:30
(2) 2023年6月29日(木)18:30~20:00
(3) 2023年7月1日(土) 10:00~11:30
*同じ内容です *zoomでオンライン開催
詳細・申込  https://peatix.com/event/3618989/

参考:TOKYO STARTUP GATEWAY https://tokyo-startup.jp/
empublic関係の方向けエントリー・フォーム https://tokyo-startup.jp/partners-entry2023?partner_id=empublic

◆3◆ 編集後記
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新潟県に居を移して早1年。となりまちに学生時代からの友人が関わり始めたことをきっかけに「どうやって地域にコーディネーター機能を持つ人を増やすか?」という自主勉強会(と飲み会(笑))を開催するなど、地元での動きが加速しています。
もはや「地域×コーディネート」の領域に関わり始めてから10年を超え、今もありがたいことに仕事になっていますが、なんでやりたいのか?どうしてコーディネーターなのか?を会社ではなく自分の言葉で言語化できるようになったのは、エンパブリックの周辺にいる方々を含め、様々な方と対話し続けて予想外の角度から問いをなげかけてもらい続けた、ここ2,3年のような気がします。皆さん、いつもありがとうございます!

いまの自分の地元の自主活動も、仕事にする・しないに関わらず、まずはこうなったらめちゃくちゃ素敵!という未来を描くために、また誰かと対話しながら言語化していこうと思いました。こういう時に対話できる相手と機会があるって本当に最高です。(瀬沼)

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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第230号 2023年6月23日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「メンバーと共に変化を起こす」~根津の街から(2023年6月9日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆【6/27】未来志向の新しい考え方を広げ、 メンバーと共に変化を起こす! 組織・地域のトランスフォーメーションを促すリーダーシップとは?
◆2◆ empublicスタッフ 今月の気づき!
◆3◆編集後記
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早いものでもう6月に入り、今年も折り返し地点となりました。
暑さを感じる日も増えてきましたので、熱中症などに気をつけてお過ごしください。(新村)

◆1◆未来志向の新しい考え方を広げ、 メンバーと共に変化を起こす!
組織・地域のトランスフォーメーションを促すリーダーシップとは?
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「未来志向の組織文化へ動き始めるには?」を5/30に開催しました。
そこではNECソリューションイノベーター社の森田さん、日野市企画経営課の鈴木さんから、新しい組織文化をつくるための取組みをご紹介いただきました。
*スタッフの瀬沼によるレポートもアップしています
https://note.com/empublic/n/na9a5c4e47cdd

森田さんは未知の領域であり、社内にも顧客も正解を持っていないDXを推進するために、部署や支社を超えてDX提案の経験を共有し合う会を開催しています。
会を続けることで、最初は「自分でやっています」と交流に否定的だった人も、「あ、相談できるんだ」「こんなこと口にしていいんだ」と経験を積む中で、「まず社内で一緒に答を探す文化」を生み出す。それがお客様と共創する文化の基盤となっていくのだと考えて進めています。
鈴木さんは、市役所、市民、それぞれが話しやすい場で対話をしながら、どう考え、何が起きたのか、どうまとめていったのか、すべてのプロセスをMiroに集約して共有する。そこから「これからの地域を一緒につくる」参画意識を醸成しています。

お二人に共通しているのは、「正しいこと・あるべき姿」「メリットや危機感」をロジカルに伝えるのではなく、感情に配慮し、関係性を醸成し、気持ちを守り立てるプロセスを大切にしていることです。
このような関係性や感情を重視するSocial Emotional Intelligence(社会・情動知性)を大切にし、メンバーを守り立て、変化を広げることは「トランスフォーメーショナル・リーダーシップ」と呼ばれています。

現状への危機感や未来への可能性から「会社・地域のために」と思って動きはじめ、頑張っているのに、なかなか周りの理解を得られない、推進派が浮いてしまったり、逆に反発されてしまうこともある。
そのように感じている方、「トランスフォーメーショナル・リーダーシップ」の考え方、動き方を学んでみませんか?

日時:2023年6月27日(火)20:30~22:00 オンライン開催
お申込・詳細はこちら https://peatix.com/event/3611420
*15周年特別価格 2,000円(一般)で開催!

◆2◆empublic スタッフ 今月の気づき!
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empublicのスタッフは、日々色々な現場で多様な方と出会う機会を多くいただいています。みなさんとの対話を通して得た気づきをレポートにまとめています。ぜひ、ご覧ください。

〇神奈川県茅ヶ崎市のコミュニティスペース「チガラボ」に現地訪問し、参加者のみなさんとコミュニティの運営や活動支援について一緒に考える会を開催しました。
【チガラボ留学レポート】「ゆるい」をデザインすると、人々が動き出す!
https://note.com/empublic/n/na07ee1f6671b~渡邉さや

〇あなたが「今しなければならない理由」が、応援してくれる人を増やす~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n9d64652b99db

〇チームメンバーを見直すことで、チームに必要なものが見えてくる!~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/nebcfca6caa19

〇アンラーンの必要性はもっと考え合うとよい ~Unlearn(アンラーン)を一緒に考えよう! ~萩元直樹
https://note.com/empublic/n/nb20f782ce1d5

〇「伝える」と「伝わる」は違うんだ!~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n02ea31649c06

〇一人ひとりが都心のまちを楽しむことから始まるコミュニティづくり ~ちよだコミュニティラボ 2023
https://note.com/empublic/n/n25f99b2b1223

◆3◆編集後記
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これまでにもご紹介していますが、社内ミーティングで、最近あった良い事&新しい発見を発表し合う「Good&New」を続けています。今週「担当者に情報がどんどん集まるがブラックボックス化しがちで、解決のために対話の場が大事だ」という気づきを発表したところ、ミーティングの中で話題はどんどん展開。「それ、ブラックボックスじゃなくて、”ブラックホール”(どんどん情報を吸い寄せてしまう!)」「担当者が優秀であるからこその動きでもあり、本人が気づきにくい、周りからも見えにくい」「だからこそ、開示条件も含めて情報を集めるなど、情報共有の仕組みを意識する」などのナレッジに昇華。一人で抱えていたボンヤリした悩みと解決の方向性が一気に、いろいろな場面で応用できる知見に。数分の短い対話の中で私が得た感動、伝わりますでしょうか?だから対話はやめられない。(高橋)

エンパブリックの「Good&New」からの学びはnoteで発信していきます↓
https://note.com/empublic/m/m6148d3105886

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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第229号 2023年6月9日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「正解の安心より変化の中で問い続ける」~根津の街から(2023年5月12日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆正解の安心より変化の中で問い続ける
~ empublic 15周年を迎えて 代表 広石拓司より
◆2◆【5/24、31】地域づくり、共生社会の担い手が生まれる学びで大切なことは何か?
◆3◆【6/9&16】未来志向の社会課題解決型のDX新規事業を立ち上げるには?
◆4◆empublic Studio 新バージョンが始まっています!
◆5◆編集後記
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根津は5月に入り初夏を感じる日もあります。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
寒暖差などで体調を崩さぬようお過ごしください。(新村)

◆1◆ 正解の安心より変化の中で問い続ける~ empublic 15周年を迎えて 代表 広石拓司より
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empublicは23年5月2日に15周年を迎えました。
改めて、ここまで継続できているのは、プログラムへのご参加、事業へのご支援やご指導あっての賜物であり、改めて心から感謝申し上げます。
また、これまで事業づくりに参画してくれた歴代のスタッフのみなさんにも改めて感謝を伝えたいと思います。それぞれの時期で努力をしてくださったみなさんのおかげで、現在があると改めて思っています。

前回のメルマガでも少し触れましたが、15周年に向けての議論の中で、エンパブリックが大切にしたいことは「collaborative leadership(協働的な物事の進め方)」「entrepreneurship(自ら起こす精神)」「citizenship(市民性)」の3つであることを確認しました。
そして、変化を超えて未来をつくるための「問い」をつくり、「問いかけ続ける」ことで未来志向を組織や地域に広げていく。
そんな「未来志向を広げ、根付かせる未来志向アクセラレーター」を応援したいとエンパブリックは15周年を迎え、改めて考えています。

未来志向をどう地域や組織に広げるか、チャレンジしている事例を紹介させてください。

昨年度、日野市の地域未来ビジョン2030の策定をお手伝いさせていただきました。
そこでは「2030年まで使い続けることができるビジョン」を目指し、市民、職員のワークショップを繰り返しながらつくっていきました。
企業も起業家も自治体も中期(長期)計画をつくり、ビジョンを掲げています。参加型の計画づくりも増えていますが、ついつい策定作業は「計画やビジョンを完成させる」ことが目的となってしまいがちです。
しかし、「しっかりした計画ができた!」と完成した時から、一度できあがったものであるがゆえに、計画は古いものになり始めてしまいます。1年後に、いや2週間後に大きな状況の変化が起き、“作った時”とは前提が変わるかもしれません。
特にVUCAと呼ばれる変化が激しい時代に「確かで、変わらない中期計画」はほぼ無理でしょう。

そこで、日野市では「経済社会が刻々と変わることを前提としたビジョンづくり」についての議論を重ねてきました。
その結果、次の3つから構成されるビジョンを策定することにしました。
・状況が変化し、取組内容が変わっても共通する「実現したい未来像の構成要素」
・時々に現状を見直し、検証し続けるための「問い」
・どんな内容、状況でも共通して活動や仕事に向き合うための「行動指針」

そして、これらをワークブック、ワークシートとすることに加えて、子ども達にもまちと未来に向き合う本質を考えてもらうための漫画版を提供することにしたのです。
さらに「使える人」を地域全体に広げるために、今年度は職員研修だけでなく、地域や職場で「ビジョンを使って今を見直し、未来へのアクションを考える対話」を生み出せるファシリテーターを増やす取り組みを行います。

この十年来、「変化する時代に中期計画が難しい」という声を、企業や自治体の方から多く聞いてきました。
なぜ中長期の計画が必要かというと、日々の状況の中でブレない軸が必要だからでしょう。
これまでの社会では「ブレない軸」として「これを、いつまでにすることになっている」という“正解”となる実施内容を定めてきていました。
しかし、変化の激しい時代には状況に応じて実施内容が変わる中での「軸」は「ブレない問いを持ち続ける」ことになるのだと思います。
正解のある安心よりも変化の中で問い続ける。そんな文化を広げたいと考えています。

5月30日(火)夜には「未来志向の組織文化へ動き始めるには?」をテーマに、日野市で2030ビジョンづくりの推進役を担ってきた担当者の方、NECソリューションイノベーター株式会社で未来志向の場づくりを進めている方と共に、変化に強い組織や地域をつくるために必要なことを考えるワークショップも開催します。

変化に向き合い、変化を起こして持続可能な社会、地域、ビジネスをつくるには何が必要か。この一年、みなさんと考えていきたいと考えています。
この1年もよろしくお願いいたします。

*【5/30火 20:00~】未来志向の組織文化へ動き始めるには?
詳細・申込みはこちらから https://peatix.com/event/3574694

◆2◆【5/24、31】未来志向のコミュニティづくりの担い手を増やすには?
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【5/24 水20:00~】コミュニティデザインを学ぶ/教えるとは?
~人と人がつながり、アクションを始めるプロセスのデザインを跡見女子大学コミュニティデザイン学科の実践をヒントに考える
詳細・申込 https://peatix.com/event/3569013/

【5/31 水20:00~】“共に生きるまち”の実現に学生や大学は何ができるのだろう?
~文京学院大学まちづくり研究センター(まちラボ)の古市太郎さんと考えよう
詳細・申込 https://peatix.com/event/3571179/

【5/12~⒕】チガラボ留学「利用者がどんどんチャレンジを始める コミュニティ拠点の場づくりとは?」
詳細・申込 https://peatix.com/event/3219173/

◆3◆【6/9&16】未来志向の社会課題解決型のDX新規事業を立ち上げるには?
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デジタルを活かす社会課題解決事業の 最初の一歩と開発の進め方 ~DXイントレプレナー養成講座(2日間コース)開催
<前回の参加者の方の声より>
「DXと言う言葉が先行するのではなく、潜在的なニーズを見出すために、コミュニケーションや探索など入口が重要であると認識しました」
「DXのために何かを考える、ではなく、解決したい課題をなんとかするためにDXを活用するという発想が大事。これまでの枠組みを超える考え方をしていく必要があることを、改めて実感できた」
詳細・申込 https://empublic.jp/dx-intre

◆4◆ empublic Studio 新バージョンが始まっています!
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empublic Studioは、これまでの取り組みをブラッシュアップし、新バージョンへ進める取組みを実施中です。
取り組みの考え方、内容をまとめたページを広げています。
下記のページもご覧いただき、ご関心を持った方はぜひご参加ください!

・マンスリーふりかえり会 ~月に1度、立ち止まり、仕事や暮らしをふりかえろう
https://empublic-studio.jp/12230

・Studioワールドカフェ ~月に1度、新しいテーマで対話し、視野を広げよう
https://empublic-studio.jp/12310

・孤独・孤立を考えるひろば ~なぜ居場所がそれほど求められているのか、考えよう
https://empublic-studio.jp/kodoku2305

・Studioラジオ「Find the Question」~まだ問いになる前のモヤモヤをシェアしよう
https://empublic-studio.jp/12590

◆5◆編集後記
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先日、empublic StudioのイベントでChatGPTについてワールドカフェ形式でみなさんと対話をする会に参加しました。
AIをどう便利に使っていくかという意見、逆にこんな部分は人間にしか出来ないのでは?など様々な意見が飛びかっておりました。
色んな分野の方々がChatGPTについてどう考えているのか知りたい!と思っていたところだったので、とても興味深い会でした。
私自身も実際に機能を試してみて、活用するには人間の問いかけ方がとてもポイントだなと感じています。問いかけ力を磨かないと。。 (新村)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第228号 2023年5月12日配信)

empublicメールマガジン「empublicは15周年を迎えます」~根津の街から(2023年4月28日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆【対話 5/2】ChatGPTを学生が使う時、教師はどう試験やレポート評価をしたらいい?~そこから、これからの学びと対話を考えよう
◆2◆【フィールド学習 5/12-14】チガラボ留学「利用者がどんどんチャレンジを始めるコミュニティ拠点の場づくりとは?」~ラボ型コワーキングスペースの運営とローカル活動支援の技法を学ぼう!
◆3◆【ワークショップ 5/24,31】地域づくり、共生社会の担い手が生まれる学びで大切なことは何か?
大学と地域の連携による地域の担い手育成プログラムの実践経験から学ぼう!
◆4◆今月の気づき!~from empublicスタッフ
◆5◆編集後記
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empublicは2023年5月2日に15周年を迎えます。
何が本当に社会に役立つのか、ここまで試行錯誤しながらも続けてくることができたのは、多くの方のご支援やご指導あっての賜物であり、改めて心から感謝申し上げます。

毎年、スタッフとイベントや新サービスで周年を盛り上げれたらと話しながら、年度の終わりと始まりでスタッフ一同忙しくしてしまい、効果的にできてきませんでした。
今年は「せっかく15周年なんだから、今回は頑張ろう!」と年明けから検討や準備を始めたのはよかったのですが、
・・・・
この数か月間、議論を重ね、話が深まり、どんどん見直してきたからこそ、今回も5/2に間に合わせることができませんでした。。。
ただ、この時間の議論は、自分達の仕事のあり方や進め方をメンタルモデルから見直す機会となり、少し時間は遅れますが、もうすぐリリースできるところまできています。
エンパブリックの伸びしろにご期待いただき、お待ちいただければ幸いです。

ただ、この期間の議論を通して、エンパブリックが大切にしたいことは「collaborative leadership(協働的な物事の進め方)」「entrepreneurship(自ら起こす精神)」「citizenship(市民性)」の3つであることは改めて確認できました。
中でも、今、ビジネスパーソンにもcitizenshipが大切な時代になっていると感じています。
サステナビリティもDXも「会社としてしなきゃいけないからする」という考えでは、結局、リスクを避け、手近に成果を出すために既存のものにラベルを付けたものに陥りがちです。
「私が今の社会と向き合った中で、私が仲間と実現しなきゃいけない」と経営者も管理職も担当者も思えるプロジェクトは良い変化を実現させ、プロジェクトも成功します。
同じ「しなきゃ」でも「会社や株主のため」ではなく、「私(たち)が」と思ってできるような社会・地域・組織の環境を整えていきたいと考えています。

そして、4月はニュースなどでChatGPTが話題となりましたが、AIが広がる時代に、最後に問われるのは、合理性・ロジカルさよりも、この「市民性」だと考えています。
15周年関連として、5月にはChatGPTやメタバースと社会を考える場も行っていきます。

良い未来への変化を生み出す場について、ぜひ一緒に考えていただければ幸いです!(エンパブリック代表 広石)

◆1◆ 【5/2火19:30~】ChatGPTを学生が使う時、教師はどう試験やレポート評価をしたらいい?~そこから、これからの学びと対話を考えよう
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AIについて、教育についてだけでなく、これからの学びと意味ある「知」、人の評価のあり方、対話の意味を考える場になったらいいなと考えています。
対話型、文章生成型のAIが急速に広がる中、大学などで試験やレポート評価について対応が必要だという議論も始まっています。これから暮らしや仕事にAIがあることが普通となっていく中で、試験やレポート評価はどうなっていくのでしょう?
そもそも「学び」や「価値ある知」は?AIとのやり取りは「対話」?果たしてこれからの対話の役割は何なのか?
正解がない問いを、対話を楽しみながら共に考えましょう!
*詳細・申込みはこちらから https://peatix.com/event/3555928/

◆2◆【5/12夜~5/14】チガラボ留学「利用者がどんどんチャレンジを始めるコミュニテ
ィ拠点の場づくりとは?」~ラボ型コワーキングスペースの運営とローカル活動支援の技法を学ぼう!
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人がつながり、そこから新しいチャレンジが始まるコミュニティ拠点をつくるには何が大切なのでしょうか。
茅ヶ崎市のコワーキングスペース、チガラボからは利用者が「自分のしたいこと」を地域の人の協力を得ながらマイ・プロジェクトとして立ち上げるTAKURAMIが6年間で140件以上、始まっています。
この「チガラボ」の現地に訪問し、地域と人に出会い、コミュニティ醸成や活動支援の運営手法を共に考える体験型コーディネート力について学べるプログラムを開催します。
12日(金)夜にオンライン+メタバースで開催されるプログラムだけの参加も可能です!
詳細・申込みはこちら https://peatix.com/event/3219173/

◆3◆【5/24、31】地域づくり、共生社会の担い手が生まれる学びで大切なことは何か?
大学と地域の連携による地域の担い手育成プログラムの実践経験から学ぼう!
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地域に学生が入り、活動する中で、学生たちは何を学び、どう変化するのか?
その学びを促すために何が大切なのか?
2つの大学の実践経験を通して、地域づくりの担い手を増やすには何が大切か、考える場を開催します。

【part1】コミュニティデザインを学ぶ/教えるとは?
~人と人がつながり、アクションを始めるプロセスのデザインを跡見女子大学コミュニティデザイン学科の実践をヒントに考える
5月24日(水)20:00~21:30  オンライン開催
詳細・申込 https://peatix.com/event/3569013/

【part2】“共に生きるまち”の実現に学生や大学は何ができるのだろう?
~文京学院大学まちづくり研究センター(まちラボ)の古市太郎さんと考えよう
5月31日(水)20:00~21:30  オンライン開催
詳細・申込 https://peatix.com/event/3571179/

◆4◆今月の気づき!~from empublicスタッフ
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empublicのスタッフは、日々色々な現場で多様な方と出会い、対話することを通して、たくさんの気づきを得ています。レポートにして毎週更新していますので、ぜひチェックしてください。
https://note.com/empublic

〇「地域におけるパートナーとは?」~新村絵美
https://note.com/empublic/n/nd8fd0749c270

〇ロールモデルと出会うときってどんなとき?~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/ne2ed164ccba9

〇「事実」「解釈」「構造」を分けて考える力を身に着けるには?~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/ne2fc81fecff7

〇自分の中にある無意識の「制限」に気づくと、やりたいことが見えてくる~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n764803bc794a

〇より効果的な活動・事業になるために、あなたのチームに必要なものは?~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n8829f3cbc0a0

◆5◆編集後記
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最近ふとしたきっかけで「ジェンダー」というものについて思いを馳せることが多くなりました。
私のこれまでの人生で「女だから」という理由で悩むような経験はありませんでしたが、先日初めて、男性に「こうは言いたくないけど、”女性なんだから”キャリアを考えないといけないよ」という言葉を受けたことで初めて心に「もやもや」が生まれました。
この時代・この業界・社会人3年目・・・「〇〇なんだから」の〇〇の選択肢はいくらでもあるのに、なぜ「女性」が入ったのか。相手の方は男女差別の問題に対してはかなり危機感を持っている方だということはわかっていたし、私自身もなんだか若干腑に落ちてしまうところがあって何も言えなかったのですが…
このメルマガを読んでいる皆さんならなんと答えるのかな~とちょっと気になりました。(渡邉)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第227号 2023年4月28日配信)
発行責任者=広石 拓司