empublicメールマガジン「感情や関係性を扱う“知性”と“技術”」~根津の街から(2023年10月13日)

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◆1◆【広石コラム】感情や関係性を扱う“知性”と“技術”
◆2◆違いや多様性を活かす関係づくりのために必要なことを学ぼう!
〇【10/17】人づきあいや気持ちを 上手に扱う「技術」とは?
~ ビジネスや社会活動のための ソーシャルスキルと Social & Emotional Intelligence の基礎
〇【11/14,16(2日程開催)】違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと
~D&Iから DEIBへの変化を コミュニティ・デザインの視点から理解しよう
◆3◆【11月・12月期】DXイントレプレナー養成講座
~デジタルを活かす社会課題解決事業を開発する「0→1」のプロセスを体験しよう
◆4◆empublic スタッフの気づき!
◆5◆編集後記
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秋を感じる日が増えてきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今、オンラインでのミーティングなど、やり取りの頻度が増えている中でも、職場や活動での関係性がスムーズに進まないという課題が無くならないのは、業務内容などを伝えるということだけではなく、お互いの気持ちや違いとどう向き合い、活かしあうかという部分が課題なのだなと感じています。エンパブリック15周年記念の「未来志向アクセラレーター」応援シリーズの一環として、10月・11月は関係性づくりをテーマにみなさんと考える講座を開催します。(新村)

◆1◆ 【広石コラム】感情や関係性を扱う“知性”と“技術”
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「人間関係」というのは、誰にとってもやっかいな課題でしょう。
人との関係が良好だととても嬉しいのですが、人と人は小さなすれ違いをきっかけに対立したり、傷つけあったりしてしまいます。
良かれと思ってしたことが相手には迷惑だったり、誤解を生んだりもします。
“行き違い”は多くの人にとってストレスとなり、イラつきや怒りを生む、もしくは「もうこの人とは無理・・・」という諦めにつながります。

このような人との「関わり」やそこで起きる「感情」は論理的なものでなく、「どうしようもないもの」「生まれ持っての人柄」と考えられがちです。
ただ、仕事や社会活動は人と人が行うものであり、そこで起きる「関わり」や「感情」はビジネスにも大きな影響を与えうるものです。
そこで、1990年代にダニエル・ゴールマン著『EQ:こころの知能指数』が世界的にヒットしたこともあり、Emotional Intelligence(感情知性)への関心が高まりました。
感情は自然発生的なものですが、それを理解し、対処する術を自覚し、管理できる“知性”があり、それは社会で成功する資質として不可欠だという考え方です。
さらに、脳科学の知見も加わり、感情知性の中でも人間関係に関わる部分をSocial Intelligence(社会的知性)と呼ぶようになりました。

ここで大切なのは感情や関係性を扱う際に、「今、何が起きているのか」「今、何を感じているのか」という観察と自己理解をしっかり行うことです。
例えば、自分の発言に強い反対意見が出たとします。大切な発言の時ほど怒りも起きるでしょう。
ただその時に、(ちょっと嫌でも)相手の発言内容をしっかり聞いてみる。
すると、相手は何に反対しているのか、内容なのか、決め方なのか、そもそも自分が主導権を握れていないことに対してなのか、もしくは別のストレスをここでぶつけているのか、わかってくる。
そうすると自分の対処の仕方もわかってくる可能性が高まります。

ただ、「そうやって聞けるのが特殊だ」と感じるかもしれません。しかし、これは「技術=修得可能なもの」だというのがSocial Intelligenceの考え方です。
ボール投げをきちんと練習したことがない人は、ボールを上手に投げることはできません。
それと同様に「反対意見が出た時に、相手の主張を聞いて、意図を理解する」ということも練習し、経験知を積んでいなければ上手にはできないでしょう。
ボール投げも、反対意見への対処も“スキル”という意味では共通しているのです。

このような考え方から欧米では学校教育においてSocial & Emotional Learning(SEL)を通して「対人能力」「共感力」「自己理解」「感情制御力」などを磨くことが大切という認識が広がっています。

今、社会の複雑さが増し、価値観の違いも大きくなっているがゆえに、ちょっとしたトラブルの対立が激しくなったり、断絶が深くなったりしがちです。
ネット上では(無自覚に)感情的な発言が飛び交い、人を傷つける場面も増えています。

「対話する」「違いや多様性を活かす」というかけ声だけでは、状況の打開は難しいでしょう。そこに必要なのは、関係性や感情を扱う“具体的な技術”であり、そのスキルの習得を多くの人に広げることでしょう。
対話やコミュニティに取り組んできたempublicだからこそ、その限界を強く感じています。
その突破のために何ができるのか。そのための技術をどう広げるのか?
それをempublic Studioを始め、様々な場で、みなさんと考え、トライしていきたいと考えています。

〇 empublic Studioでは「孤独を“つながり”から考える」対話シリーズを開催しています。また、10/17の講座(下記2)を皮切りに「ソーシャルスキルの広げ方を考える会」を開催していきます。
ぜひempublic Studioにご参加ください!
→ 参加登録はこちら https://empublic-studio.jp/entry

〇価値観の変化が起きる中、同じ言葉を使っても認識の違いによって対立も生じます。
よく使う言葉、新しい言葉を課題解決につなげるヒントをラジオ型コンテンツで提供しています。
→ 「empublicの一語一歩」(無料。毎週木曜16時更新)
*Spotifyで聴く https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ
*Apple Podcastで聴く https://podcasts.apple.com/us/podcast/empublicの一語一歩/id1703535449
<最近のテーマ>
#11 「ライフシフト」~経験の蓄積(無形資産)が人生100年時代を生きる力に
#10 「キャリア」~“成功のため失敗しない”から“よりよい自分へ、更新し続ける”へ
#9 「アンコンシャスバイアス」~知らず知らずのうちに決めつけてしまっていない?
#8 「遊び」~大人にも「遊び」は必要?
#7 「コミュニティ」~イマドキの“つながっている関係”って?
#6 「ESG」~これからのビジネスに希望はある?

◆2◆ 違いや多様性を活かす関係づくりのために必要なことを学ぼう!

〇【10/17】人づきあいや気持ちを 上手に扱う「技術」とは?
~ ビジネスや社会活動のためのソーシャルスキルとSocial & Emotional Intelligenceの基礎
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「自分の思いに賛同する人を増やすには?」「対話を楽しめる人を増やすには?」など人と人の関わりの課題を解決するために、感情や関係性を扱う「技術」について理解を深めませんか?
基本的な考え方の講座を10/17に、Studioでのワークショップ第一弾を10/24に開催します。

・講座 10月17日(火)20:30~22:00
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3719000

〇【11/14, 16(2日程開催)】違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと
~D&Iから DEIBへの変化を コミュニティ・デザインの視点から理解しよう
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ダイバーシティをめぐる議論は近年、急速に進み、今年に入り、「DEIB」という概念が広がり始めています。
多様性や違いを活かせる組織や地域をつくるには何が必要か、DEIBという言葉が生まれてきた背景とそれを実践する方法を、コミュニティ・デザインの考え方も応用しながら一緒に考えてみませんか?

・11月14日(火)20:30~22:00
・11月16日(水)10:30~12:00
※ 同じ内容を夜・昼で2回開催します
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3719243

◆3◆【11月・12月期】DXイントレプレナー養成講座
~デジタルを活かす社会課題解決事業を開発する「0→1」のプロセスを体験しよう
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今、医療分野では高血圧対策アプリが治療行為として保険適用されるなど、デジタル技術は幅広い社会課題解決のツールとして定着し始めています。
これからの社会課題解決には“DXを活かした事業化”という新しい領域が広がっており、社会課題解決には新しい事業を生み出すヒントがたくさんあります。
ただ「社会課題の事業化をどこから手を付けていいか、わからない」という方も多いでしょう。empublicでは社会起業支援の経験を活かして、DXによる社会課題解決の事業化の立ち上げ方の支援を展開しています。
そのノウハウを活かした本講座では「問題の理解→課題の深堀り→解決策を探る→事業アイデアにまとめる」という「0→1」のプロセスを短期集中で体験的に学べます。
今の業務を改めて見直し、新規事業に繋げたい方、地方創生など地域で活動している方、デジタル活用の業務のこれからを考えている方に、ぜひおすすめです。
2コースから選んでご参加ください。

・土日集中2日間コース:12月2日(土)、3日(日) 10:00~17:00
・金曜午前4日間コース:11月10日、17日、12月8日、15日 9:00~12:00
詳細・お申し込みはこちら  https://empublic.jp/dx-intre

〇スタッフが医療業界に広がるDXについての気づきをnoteにアップしています。「身近なところで広がっている、これこそDX!」
https://note.com/empublic/n/n7ff009e3e342

◆4◆empublic スタッフの気づき!
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empublicのスタッフが、日々色々な現場でみなさんとの対話を通して得た気づきをレポートにまとめています。ぜひ、ご覧ください。

〇アウトカムに気づけるように仕組みをデザインする~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n02fed4f03b58

〇自分の言葉を場に出すことが信頼につながる―ラジオ【Find the Question 50回】より~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/nedf683aaea7a

〇あなたの経験が必ず誰かの力になる―ラジオ【Find the Questuion】より~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/n5cb7428c3c48

〇「聞く」と「聴く」の違いって?-ラジオ「empublicの一語一歩」~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n3fd73c42837d

〇職場や活動で人間関係を円滑に進めるには?~新村絵美
https://note.com/empublic/n/nf723e52380d1

◆5◆編集後記
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千代田区のコミュニティづくりのプロジェクトである「ちよだコミュニティラボ」。毎年、新しい方の参加があり、今年もインドの楽器のタブラ、パトラン(街を走ってパトロール)、万華鏡制作、丁寧な暮らし、神田祭り、子どもの居場所、男性の育児と仕事の両立などなど、本当に多様なテーマを持った方々が! これらの方とお知り合いになることで、これまでだったらスルーしていたような情報や社会のコトが、あ、あの人がやっていたことだと目に留まり、私自身を豊かにして下さっているのを感じます。多様性を認め合うというのはそんな簡単なことではないとは思いますが、考えや視野が豊かになるのことなのかも‥と改めて感じています。(矢部)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第233号 2023年10月13日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「ラジオ型コンテンツという継続的な場づくり」~根津の街から(2023年9月8日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆広石コラム:ラジオ型コンテンツという継続的な場づくり
◆2◆【10/2】人的資本戦略が、 地域に今、なぜ大切なのか?
~ 社会課題解決を進めるための人的資本論 入門編
◆3◆長野県 まちむら“対話と共創”チャレンジ2023公開講座(オンライン)
〇第1部 今、なぜ ”寄り添う対話”が地域に必要なのか? (9/9)
〇第2部 コレクティブ・インパクトの考え方を信州で実践しよう(9/16)
◆4◆empublicスタッフ 今月の気づき!
◆5◆編集後記
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残暑厳しい中ですがやっと少し秋を感じる瞬間が増えてきました。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
エンパブリック15周年記念の「未来志向アクセラレーター」応援シリーズの一環として「人的資本戦略が、 地域に今、なぜ大切なのか?」という講座を10月に開催します。
リモートでの仕事や副業・兼業をすることで地域との関わりが増えたという声も聞くことがあり、地域と人の関わりも変化し、色んなチャンスが増えているように感じます。まちづくりと人を考える機会にもなると思います。(新村)

◆1◆広石コラム:ラジオ型コンテンツという継続的な場づくり
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今、エンパブリックでは「ラジオ型コンテンツ」の活用に力を入れています。
テーマと対象者を設定し、音声で15~30分の番組を継続的に配信していくプログラムです。

下記のようなプログラムを行っていますので、ぜひ聴いてみてください!

〇 「empublicの一語一歩」 広石と長谷川奈月さんが「今週の気になる言葉」について話を深めていきます。
https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ
https://podcasts.apple.com/us/podcast/empublicの一語一歩/id1703535449

〇「Find the Question」 瀬沼がempublic Studioのメンバーの日々の気づきやモヤモヤのお便りを紹介し、それにまつわるエピソードを紹介しています。
https://empublic-studio.jp/12590
https://open.spotify.com/show/2BOE4UXlO5fLIabLvZAl46

〇「久保田淳のSports & Beyond」 久保田がスポーツと地域の関わりについて話します。
https://open.spotify.com/show/4HrGZYLfR34ivETCID5DxE

〇「信州まちむらラジオ」 長野県まちむら寄り添いファシリテーター事業の中で、渡邉が長野県で地域でのファシリテーターに取り組む人の話を伺っています。
https://www.youtube.com/@machi_faci

このような個人からのコンテンツ配信は、私たちも使っているSpotifyなどの音楽配信プラットフォームが個人発のPodcastを手軽に行える環境が整い、使いやすくなったことで増えています。
それに加えて、近年は芸能人やコメンテーターも「ラジオ」として配信し、また経営者の番組、また「社内ラジオ」も急速に増えています。
*関連リンク「声の社内報の増加 voicy記事」https://corp.voicy.jp/2023/04/13/10071/

広がっている理由は、コロナ禍の中で「声」の温かさに再度、関心が高まったことがあります。聞き手も動画は見続ける必要がありますが、ラジオは作業や家事をしながら聞ける、また自動車運転しながら移動中に聞ける良さがあります。
また、制作する側にとって、YouTubeのような動画は画面を整えることも編集の負担も大きいのですが、音声のみですと気軽に録音でき、編集の作業負担も小さくなります。
有名人にとっては、テレビは幅広い人を対象にしながら、ラジオはコア・ファンに肉声を届ける媒体としても使い勝手が良いのです。

私たちが「ラジオ」に注目しているのは、これらの要素に加えて、場づくりにおいて「1回の場」だけでは難しいことを補うツールとなりうるからです。

一つは、社会の多様さ、複雑さが高まる中、場に参加する人たちで共有したい基礎情報が豊富になっているからです。
対話やワークショップを行う際、前提となっている「言葉」や「概念」が共有できていないと話し合いは活性化しません。しかし、1回のワークショップで概念や事例の説明が多くなってしまうと対話の時間は取りづらくなります。

2つ目に、ライフスタイルが多様化し、忙しい毎日の中で、一つの時間、場所に集まることの難しさが高まっています。地域ワークショップだと、土曜午後がいいという人もいれば、そこは予定やイベントがある人もいます。平日の夜の何時からがいいか、昼がいいのかなども違います。もちろん、これからの多様さは以前からありましたが、今は社会全体でイベントが増え、特別なものでなければ、一度に集まる難しさは高まっていると思います。

3つ目に、継続的なコミュニケーションがより大切になっているからです。情報の量と多様さが高まる中、1回の出会いでは時間と共にテーマは薄れてしまいます。時々思い起こし、「そういえば、どうだっけ?」とさかのぼって「声」に触れることの可能性も感じています。

このように、従来のエンタメ・コンテンツとしてのラジオから、コミュニティづくり、参加促進につながる継続的な場づくりとしてのラジオの可能性に注目しています。
ただ、コンテンツの作り方、質の高い編集、視聴率を高める方法など、まだまだ模索中です。
ぜひみなさんと共に考えていきたいと思っています。
そして、ラジオというコミュニケーションに可能性を感じる方、ぜひ一緒に考えて、つくっていきましょう!

◆2◆【10/2】人的資本戦略が、 地域に今、なぜ大切なのか?
~ 社会課題解決を進めるための人的資本論 入門編
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変化が激しく、数多くの複雑な課題に直面する社会の中で、地域が持続可能であるには「人」が何よりも重要です。
未来志向で「地域の人」を考え、個々人を活かせるようになるには、そして意欲的な人に選ばれる地域、参加しがいがある地域を実現するには、「地域の人」の考え方、学び方、関わり方を未来志向でデザインすることが大切です。
企業で広がる「人的資本経営」の本質を、地域で応用し、改めて「地域の人」のこれからについて一緒に考えてみませんか?

・10月2日(火)20:00~21:30 オンライン
・ナビゲーター 広石拓司
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3690621/

代表広石が地方議会議員セミナーにて「地域における人への投資」をテーマに登壇した様子もレポートでご覧いただけますhttps://note.com/empublic/n/n22003a253fa3

◆3◆長野県 まちむら“対話と共創”チャレンジ2023公開講座(オンライン)
〇第1部 今、なぜ ”寄り添う対話”が地域に必要なのか?
〇第2部 コレクティブ・インパクトの考え方を信州で実践しよう
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長野県では平成30年から「まちむら寄り添いファシリテーター」の養成に取り組んでいます。
地域の人達の声を聴き、思いに寄り添いながら、共に持続可能な未来をつくっていく場づくりを行う人を増やそうという取り組みです。活動紹介ページは地域の人づくりのヒントにしていただけると思います
今年度は地域で活動する人が、中長期的な視点に立って地域課題解決を進める「対話と共創」を行うには?をテーマに講座と実践プログラムを行います。
第2部では国内のソーシャルイノベーションの考え方の推進役である井上英之さんと代表の広石が「コレクティブ・インパクト」について対話します。
長野県の地域活動に関心ある方なら、どなたでも参加できます。
*まちむら寄り添いファシリテーターWEB  https://nagano-machimura.net/
*ファシリテーターの活動紹介 https://nagano-machimura.net/facilitators
*今年度の公開講座の案内・申込 https://nagano-machimura.net/kouza2023open

<第1部> 9/9(土) 15:00~16:40 (開場:14:45~)
「今、なぜ ”寄り添う対話”が地域に必要なのか?~社会の転換期に、地域のファシリテーター、コーディネーターに求められる役割と視座」
講師:新雄太(東京大学特任准教授)、船木成記(元長野県参与)、広石拓司

<第2部> 9/16(土)15:00~16:40(開場:14:45~)
「多様な活動が力を持ち寄り、変化を共創するには?~コレクティブ・インパクトの考え方を信州で実践しよう!」
講師:井上英之、広石拓司

◆4◆empublic スタッフ 今月の気づき!
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empublicのスタッフは、日々色々な現場で多様な方と出会う機会を多くいただいています。みなさんとの対話を通して得た気づきをレポートにまとめています。ぜひ、ご覧ください。

〇自分のチームに必要なリーダーシップを見直してみよう!~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n6fe552772685

〇ふりかえることで、次に進む‐empublic Studioのマンスリーふりかえり会-
https://note.com/empublic/n/n64497aa50014

〇自分の住む街の未来はどうあってほしい?~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n1caa7103c257

〇萩元直樹のアンラーンシリーズ全3夜~
・アンラーンの必要性はもっと考え合うとよい ~Unlearn(アンラーン)を一緒に考えよう!
https://note.com/empublic/n/nb20f782ce1d5

・対話による学びほぐし「アンラーン」を一緒に学びほぐしてみよう!
https://note.com/empublic/n/n20ee391262f9
https://note.com/empublic/n/n3aa1c2028363

◆5◆編集後記
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先日empublic Studioで毎月開催しているワールドカフェに参加しました。ワールドカフェでは、スタジオ・メンバーが日々の仕事や活動で見つけた“いま旬な問い”を持ち寄って、オンラインでワールドカフェ方式で対話をするのですが、
普段気になっているけどわざわざ人と話さないようなテーマについて、あえて改めて他の人の意見を聞きながら考えてみる時間というのはリフレッシュになり、終わった後にとても有意義な時間だったなぁと感じました。
そして、自分が前提として考えていた事が、他の人からすると全然違うという、自分の思い込みに気付かされる貴重な機会となりました。みなさんにもぜひこの感じを味わって欲しいです!https://empublic-studio.jp/12310 (新村)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第232号 2023年9月8日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「ビジネスとシティズンシップ」~根津の街から(2023年7月10日)

◆empublic メールマガジン「根津の街から」◆(2023年7月10日発行)
―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆【7/11】変化や大きな問題を”他人事”にしないビジネスパーソンを増やすには?
~ 世界競争力35位の時代の日本ビジネスに求められるグローバルシティズンシップとは?
◆2◆【7/21】みんなで”ゼロカーボンのまち”を実現するには?
~SDGs先進都市 下川町が挑む!住民との協働による脱炭素の進め方
◆3◆empublicスタッフ 今月の気づき!
◆4◆編集後記
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厳しい暑さが続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
7月に入り、世界平均気温が観測史上最高を記録しているそうです。私たちの身近な問題として既に関わっている気温の上昇など、気候変動についても地球に住む一員として改めて自分事として考える必要性を感じています。(新村)

◆1◆【7/11】変化や大きな問題を”他人事”にしないビジネスパーソンを増やすには?
~ 世界競争力35位の時代の日本ビジネスに求められるグローバルシティズンシップとは?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
気候変動、DEI(Diversity, Equity& Inclusion)、サーキュラーエコノミー、国際紛争など地政学的リスクなど、これからのビジネスパーソンは環境・社会の世界の動きを無視することはできません。

「SDGsはお金になるのですか?」
「何をクリアしたら脱炭素企業になるのですか?」
「社会課題解決型事業を成功させるために地域とつながるには?」
「デジタルで人をうまく管理するには?」
ビジネスにはお金が不可欠ですが、経済最優先で、全てを取引や管理で考えてしまっていませんか?

経済社会が変化する中、経済は経済の世界観から経済・社会・環境のマルチステークホルダー資本主義への変化が始まっています。
そのように経済という一軸だけでなく事業を行なっていくには、社会環境や変化にどう向き合うのか、そこでいったい何を大切にしたいのか、ビジネスパーソン一人ひとりが個人として、どういうスタンスを取るのか、明確にする必要があります。
私たちは、2030年以降のビジネスパーソンには「市民性(シティズンシップ)が不可欠なケイパビリティだと考えています。

UNESCOの議論に長らく参加してきた佐藤真久さん(東京都市大学大学院教授)の解説とともに、ビジネスパーソンにとってのグローバルシティズンシップについて考えます。

・7月11日(火)20:30~22:00
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3623692/

◆2◆【7/21】みんなで”ゼロカーボンのまち”を実現するには?
~SDGs先進都市 下川町が挑む!住民との協働による脱炭素の進め方
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2050年ゼロカーボン宣言をする自治体はもはや900を超えています。しかし、住民からは縁遠いものに感じてしまいがちです。
SDGs先進地域と知られる下川町では、町が宣言した第一歩として「ゼロカーボンとは?友達に説明できるようになる町民勉強会」から始めました。
みんなでゼロカーボンに向かって動き始めるにはどうしたらいいか? 地域にも、企業にも、政府にも重要なテーマについて下川町の現場の方と一緒に考えませんか?

・7月21日(金)20:30~21:50
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3624511

◆3◆empublic スタッフ 今月の気づき!
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empublicは、東京の都心部から全国各地の多様な地域で、地域の課題やテーマ、対象者に応じて、住民のみなさんが自ら動き出せるきっかけになるような場を提供しています。スタッフがその中で得た気づきをレポートにまとめています。ぜひ、ご覧ください。

・未来志向を促す、地域のファシリテーターって?~須坂市地域づくり委員会ファシリテーター研修より~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n91e3c245694a

・共に生きるまちの実現に学生や大学は何ができるのだろうか?~矢部純代
https://note.com/empublic/n/n944671407d2d

・自分の持っている資源を地域の課題と結びつけるには?~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n20de64b1524b

・孤独と怒り ~親密さへの期待をどう扱うか?~広石拓司
https://empublic-studio.jp/14615

・孤独と家族 ~家族と他人の間にいる人が大切なのでは?~広石拓司
https://empublic-studio.jp/15310

〇今年で6年目となる千代田区地域コミュニティ醸成支援業務での気づきを担当の矢部がレポートにまとめました。

・地域で、職場でお互いを知り合うには、5つの質問から
https://note.com/empublic/n/n0a00d51c4601

・一人ひとりが都心のまちを楽しむことから始まるコミュニティづくり ~ちよだコミュニティラボ 2023
https://note.com/empublic/n/n25f99b2b1223

◆4◆編集後記
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先週・今週と5回連続で開催した起業アイデアワークショップですが、開催してみてびっくりしたのは、「私あんまりアイデアとか持っていなくて…」と最初に後ろ向きな方ほど、一度話し始めてみるとすごく楽しそうで、そこから出てきたアイデアもとても迫力があるということでした。
自分のアイデアをパッと話せる機会も少ないですし、「私にはそんなのない」と思ってしまいますが、普段生活・活動する中で私たちは色んなことを考えているんだなと思ったと同時に、「思いを口に出す」ことの力を感じました。
エンパブリックのイベントで、皆さんと話し、聞きあう時間を多くとっている理由もこの辺りにあると思います。テーマに詳しい・詳しくないに限らず、ぜひ色んな方に自分の想いや考えを言葉にできる機会を引き続き作っていきたいと改めて感じました。 (渡邉さや)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第231号 2023年7月10日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「新しい動きへの参加を広げるには?」~根津の街から(2023年6月23日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆新しい動きへ参加する人をどう増やせばいい?
シリーズ「未来志向アクセラレーター」で一緒に考えましょう!
〇【6/27】未来志向の新しい考え方を広げ、 メンバーと共に変化を起こす!
~組織・地域のトランスフォーメーションを促すリーダーシップとは?
〇【7/11】変化や大きな問題を”他人事”にしないビジネスパーソンを増やすには?
~ 世界競争力35位の時代の日本ビジネスに求められるグローバルシティズンシップとは?
〇【7/21】みんなで”ゼロカーボンのまち”を実現するには?
~SDGs先進都市 下川町が挑む!住民との協働による脱炭素の進め方
◆2◆ 起業アイデア・ワークショップ(無料)を3日程で開催します!
【6/26・29・7/1】自分にとっての理想の仕事、起業したいテーマを[5つの質問]で言葉にしてみる!
◆3◆編集後記
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SDGs、ゼロカーボン、DXなど新しい動きが広がり、言葉が会社でもよく飛び交っているのですが、「いいことなんだろうけど、難しそう」と思ってしまう私もいます。
5月から始まったシリーズ「未来志向アクセラレーター」は、私のように「難しそう」と感じてしまったり、変化に戸惑ってしまう人も、どうしたら動きに参加できるかを考えるシリーズとなるようです。
どうしたら前向きに動ける人を増やせるか、運営する立場の人も、参加する側の人も一緒に考える場が増えたらいいな!と思います。(新村)

◆1◆新しい動きへ参加する人をどう増やせばいい?
シリーズ「未来志向アクセラレーター」で一緒に考えましょう!
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新しい動きを始めたい、よりよい未来をつくりたい。
現状への危機感や未来への可能性から「会社・地域のために」と思って動きはじめ、頑張っているのに、なかなか周りの理解を得られない、推進派が浮いてしまったり、逆に反発されてしまうこともあります。
そのハードルを乗り越え、共に動き出す人を広げる場をつくる人を、エンパブリックでは「未来志向アクセラレーター」として応援しています。

第1弾として、5月に開催した「未来志向の組織文化へ動き始めるには?」では、NECソリューションイノベーターのDX人材育成、日野市の2030ビジョンづくりに現場で取り組む方をゲストに迎え、変化を広げるための関係づくり、対話の大切さについてご紹介いただきました。レポートはこちら https://note.com/empublic/n/na9a5c4e47cdd

6月からも「未来志向アクセラレーター」のシリーズとして方法論や事例などを紹介し、色々な角度から未来への動きの広げ方を考えていきます。
シリーズは15周年記念の特別価格(一般 2,000円)と、とてもお得です!
5月の会でも企業と地域づくりは違うテーマだけど向き合う課題、進め方の工夫などはお互いにヒントが多い!という話になりました。多様な人が参加するのがエンパブっぽさでもありますので、お気軽に参加してみてください。

〇【6/27】未来志向の新しい考え方を広げ、 メンバーと共に変化を起こす!
~組織・地域のトランスフォーメーションを促すリーダーシップとは?

組織や地域を次世代バージョンにトランスフォームしていくよう周りの人に働きかけながら、共に新しい動きをつくりだしていく。その推進役には、どのようなリーダーシップが必要なのでしょうか?
米国で研究されてきたTransformational Leadershipをヒントに、どう実践できるか考えます。
・6月27日(火)20:30~22:00
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3611420

〇【7/11】変化や大きな問題を”他人事”にしないビジネスパーソンを増やすには?
~ 世界競争力35位の時代の日本ビジネスに求められるグローバルシティズンシップとは?

気候変動、DEI(Diversity, Equity& Inclusion)、サーキュラーエコノミー、国際紛争など地政学的リスクなど、これからのビジネスパーソンは環境・社会の世界の動きを無視することはできません。
UNESCOの議論に長らく参加してきた佐藤真久さん(東京都市大学大学院教授)の解説とともに、ビジネスパーソンにとってのグローバルシティズンシップについて考えます。
・7月11日(火)20:30~22:00
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3623692/

〇【7/21】みんなで”ゼロカーボンのまち”を実現するには?
~SDGs先進都市 下川町が挑む!住民との協働による脱炭素の進め方

2050年ゼロカーボン宣言をする自治体はもはや900を超えています。しかし、住民からは縁遠いものに感じてしまいがちです。
SDGs先進地域と知られる下川町では、町が宣言した第一歩として「ゼロカーボンとは?友達に説明できるようになる町民勉強会」から始めました。
みんなでゼロカーボンに向かって動き始めるにはどうしたらいいか? 地域にも、企業にも、政府にも重要なテーマについて下川町の現場の方と一緒に考えませんか?
・7月21日(金)20:30~21:50
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3624511

◆2◆起業アイデア・ワークショップ(無料)を3日程で開催します!
【6/26・29・7/1】自分にとっての理想の仕事、起業したいテーマを[5つの質問]で言葉にしてみる!
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「アイデアは未完成でも価値がある」をテーマに、5つの質問から自分のしたいことを言葉にしてみる。それを、ファシリテーターの渡邉のサポートを得ながら整理し、400字にまとめてみるプログラムを無料で開催します。(代表 広石もアドバイザーとしてコメントをします)
もし自分が起業するとしたら、どんなテーマがいいか、どのようにアイデアを人に伝えたらいいか、一緒に考えてみませんか?
このプログラムは東京都による15~39歳を対象とした400字の思いから応募できるスタートアップコンテスト「TOKYO STARTUP GATEWAY」と連動したもので、ワークショップで考えた400字はそのままエントリーにも使えます。
*ワークショップはどなたでも参加可能です!

〇ワークショップ日程
(1) 2023年6月26日(月)20:00~21:30
(2) 2023年6月29日(木)18:30~20:00
(3) 2023年7月1日(土) 10:00~11:30
*同じ内容です *zoomでオンライン開催
詳細・申込  https://peatix.com/event/3618989/

参考:TOKYO STARTUP GATEWAY https://tokyo-startup.jp/
empublic関係の方向けエントリー・フォーム https://tokyo-startup.jp/partners-entry2023?partner_id=empublic

◆3◆ 編集後記
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新潟県に居を移して早1年。となりまちに学生時代からの友人が関わり始めたことをきっかけに「どうやって地域にコーディネーター機能を持つ人を増やすか?」という自主勉強会(と飲み会(笑))を開催するなど、地元での動きが加速しています。
もはや「地域×コーディネート」の領域に関わり始めてから10年を超え、今もありがたいことに仕事になっていますが、なんでやりたいのか?どうしてコーディネーターなのか?を会社ではなく自分の言葉で言語化できるようになったのは、エンパブリックの周辺にいる方々を含め、様々な方と対話し続けて予想外の角度から問いをなげかけてもらい続けた、ここ2,3年のような気がします。皆さん、いつもありがとうございます!

いまの自分の地元の自主活動も、仕事にする・しないに関わらず、まずはこうなったらめちゃくちゃ素敵!という未来を描くために、また誰かと対話しながら言語化していこうと思いました。こういう時に対話できる相手と機会があるって本当に最高です。(瀬沼)

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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第230号 2023年6月23日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「メンバーと共に変化を起こす」~根津の街から(2023年6月9日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆【6/27】未来志向の新しい考え方を広げ、 メンバーと共に変化を起こす! 組織・地域のトランスフォーメーションを促すリーダーシップとは?
◆2◆ empublicスタッフ 今月の気づき!
◆3◆編集後記
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早いものでもう6月に入り、今年も折り返し地点となりました。
暑さを感じる日も増えてきましたので、熱中症などに気をつけてお過ごしください。(新村)

◆1◆未来志向の新しい考え方を広げ、 メンバーと共に変化を起こす!
組織・地域のトランスフォーメーションを促すリーダーシップとは?
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「未来志向の組織文化へ動き始めるには?」を5/30に開催しました。
そこではNECソリューションイノベーター社の森田さん、日野市企画経営課の鈴木さんから、新しい組織文化をつくるための取組みをご紹介いただきました。
*スタッフの瀬沼によるレポートもアップしています
https://note.com/empublic/n/na9a5c4e47cdd

森田さんは未知の領域であり、社内にも顧客も正解を持っていないDXを推進するために、部署や支社を超えてDX提案の経験を共有し合う会を開催しています。
会を続けることで、最初は「自分でやっています」と交流に否定的だった人も、「あ、相談できるんだ」「こんなこと口にしていいんだ」と経験を積む中で、「まず社内で一緒に答を探す文化」を生み出す。それがお客様と共創する文化の基盤となっていくのだと考えて進めています。
鈴木さんは、市役所、市民、それぞれが話しやすい場で対話をしながら、どう考え、何が起きたのか、どうまとめていったのか、すべてのプロセスをMiroに集約して共有する。そこから「これからの地域を一緒につくる」参画意識を醸成しています。

お二人に共通しているのは、「正しいこと・あるべき姿」「メリットや危機感」をロジカルに伝えるのではなく、感情に配慮し、関係性を醸成し、気持ちを守り立てるプロセスを大切にしていることです。
このような関係性や感情を重視するSocial Emotional Intelligence(社会・情動知性)を大切にし、メンバーを守り立て、変化を広げることは「トランスフォーメーショナル・リーダーシップ」と呼ばれています。

現状への危機感や未来への可能性から「会社・地域のために」と思って動きはじめ、頑張っているのに、なかなか周りの理解を得られない、推進派が浮いてしまったり、逆に反発されてしまうこともある。
そのように感じている方、「トランスフォーメーショナル・リーダーシップ」の考え方、動き方を学んでみませんか?

日時:2023年6月27日(火)20:30~22:00 オンライン開催
お申込・詳細はこちら https://peatix.com/event/3611420
*15周年特別価格 2,000円(一般)で開催!

◆2◆empublic スタッフ 今月の気づき!
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empublicのスタッフは、日々色々な現場で多様な方と出会う機会を多くいただいています。みなさんとの対話を通して得た気づきをレポートにまとめています。ぜひ、ご覧ください。

〇神奈川県茅ヶ崎市のコミュニティスペース「チガラボ」に現地訪問し、参加者のみなさんとコミュニティの運営や活動支援について一緒に考える会を開催しました。
【チガラボ留学レポート】「ゆるい」をデザインすると、人々が動き出す!
https://note.com/empublic/n/na07ee1f6671b~渡邉さや

〇あなたが「今しなければならない理由」が、応援してくれる人を増やす~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n9d64652b99db

〇チームメンバーを見直すことで、チームに必要なものが見えてくる!~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/nebcfca6caa19

〇アンラーンの必要性はもっと考え合うとよい ~Unlearn(アンラーン)を一緒に考えよう! ~萩元直樹
https://note.com/empublic/n/nb20f782ce1d5

〇「伝える」と「伝わる」は違うんだ!~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n02ea31649c06

〇一人ひとりが都心のまちを楽しむことから始まるコミュニティづくり ~ちよだコミュニティラボ 2023
https://note.com/empublic/n/n25f99b2b1223

◆3◆編集後記
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これまでにもご紹介していますが、社内ミーティングで、最近あった良い事&新しい発見を発表し合う「Good&New」を続けています。今週「担当者に情報がどんどん集まるがブラックボックス化しがちで、解決のために対話の場が大事だ」という気づきを発表したところ、ミーティングの中で話題はどんどん展開。「それ、ブラックボックスじゃなくて、”ブラックホール”(どんどん情報を吸い寄せてしまう!)」「担当者が優秀であるからこその動きでもあり、本人が気づきにくい、周りからも見えにくい」「だからこそ、開示条件も含めて情報を集めるなど、情報共有の仕組みを意識する」などのナレッジに昇華。一人で抱えていたボンヤリした悩みと解決の方向性が一気に、いろいろな場面で応用できる知見に。数分の短い対話の中で私が得た感動、伝わりますでしょうか?だから対話はやめられない。(高橋)

エンパブリックの「Good&New」からの学びはnoteで発信していきます↓
https://note.com/empublic/m/m6148d3105886

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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第229号 2023年6月9日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「正解の安心より変化の中で問い続ける」~根津の街から(2023年5月12日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆正解の安心より変化の中で問い続ける
~ empublic 15周年を迎えて 代表 広石拓司より
◆2◆【5/24、31】地域づくり、共生社会の担い手が生まれる学びで大切なことは何か?
◆3◆【6/9&16】未来志向の社会課題解決型のDX新規事業を立ち上げるには?
◆4◆empublic Studio 新バージョンが始まっています!
◆5◆編集後記
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根津は5月に入り初夏を感じる日もあります。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
寒暖差などで体調を崩さぬようお過ごしください。(新村)

◆1◆ 正解の安心より変化の中で問い続ける~ empublic 15周年を迎えて 代表 広石拓司より
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empublicは23年5月2日に15周年を迎えました。
改めて、ここまで継続できているのは、プログラムへのご参加、事業へのご支援やご指導あっての賜物であり、改めて心から感謝申し上げます。
また、これまで事業づくりに参画してくれた歴代のスタッフのみなさんにも改めて感謝を伝えたいと思います。それぞれの時期で努力をしてくださったみなさんのおかげで、現在があると改めて思っています。

前回のメルマガでも少し触れましたが、15周年に向けての議論の中で、エンパブリックが大切にしたいことは「collaborative leadership(協働的な物事の進め方)」「entrepreneurship(自ら起こす精神)」「citizenship(市民性)」の3つであることを確認しました。
そして、変化を超えて未来をつくるための「問い」をつくり、「問いかけ続ける」ことで未来志向を組織や地域に広げていく。
そんな「未来志向を広げ、根付かせる未来志向アクセラレーター」を応援したいとエンパブリックは15周年を迎え、改めて考えています。

未来志向をどう地域や組織に広げるか、チャレンジしている事例を紹介させてください。

昨年度、日野市の地域未来ビジョン2030の策定をお手伝いさせていただきました。
そこでは「2030年まで使い続けることができるビジョン」を目指し、市民、職員のワークショップを繰り返しながらつくっていきました。
企業も起業家も自治体も中期(長期)計画をつくり、ビジョンを掲げています。参加型の計画づくりも増えていますが、ついつい策定作業は「計画やビジョンを完成させる」ことが目的となってしまいがちです。
しかし、「しっかりした計画ができた!」と完成した時から、一度できあがったものであるがゆえに、計画は古いものになり始めてしまいます。1年後に、いや2週間後に大きな状況の変化が起き、“作った時”とは前提が変わるかもしれません。
特にVUCAと呼ばれる変化が激しい時代に「確かで、変わらない中期計画」はほぼ無理でしょう。

そこで、日野市では「経済社会が刻々と変わることを前提としたビジョンづくり」についての議論を重ねてきました。
その結果、次の3つから構成されるビジョンを策定することにしました。
・状況が変化し、取組内容が変わっても共通する「実現したい未来像の構成要素」
・時々に現状を見直し、検証し続けるための「問い」
・どんな内容、状況でも共通して活動や仕事に向き合うための「行動指針」

そして、これらをワークブック、ワークシートとすることに加えて、子ども達にもまちと未来に向き合う本質を考えてもらうための漫画版を提供することにしたのです。
さらに「使える人」を地域全体に広げるために、今年度は職員研修だけでなく、地域や職場で「ビジョンを使って今を見直し、未来へのアクションを考える対話」を生み出せるファシリテーターを増やす取り組みを行います。

この十年来、「変化する時代に中期計画が難しい」という声を、企業や自治体の方から多く聞いてきました。
なぜ中長期の計画が必要かというと、日々の状況の中でブレない軸が必要だからでしょう。
これまでの社会では「ブレない軸」として「これを、いつまでにすることになっている」という“正解”となる実施内容を定めてきていました。
しかし、変化の激しい時代には状況に応じて実施内容が変わる中での「軸」は「ブレない問いを持ち続ける」ことになるのだと思います。
正解のある安心よりも変化の中で問い続ける。そんな文化を広げたいと考えています。

5月30日(火)夜には「未来志向の組織文化へ動き始めるには?」をテーマに、日野市で2030ビジョンづくりの推進役を担ってきた担当者の方、NECソリューションイノベーター株式会社で未来志向の場づくりを進めている方と共に、変化に強い組織や地域をつくるために必要なことを考えるワークショップも開催します。

変化に向き合い、変化を起こして持続可能な社会、地域、ビジネスをつくるには何が必要か。この一年、みなさんと考えていきたいと考えています。
この1年もよろしくお願いいたします。

*【5/30火 20:00~】未来志向の組織文化へ動き始めるには?
詳細・申込みはこちらから https://peatix.com/event/3574694

◆2◆【5/24、31】未来志向のコミュニティづくりの担い手を増やすには?
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【5/24 水20:00~】コミュニティデザインを学ぶ/教えるとは?
~人と人がつながり、アクションを始めるプロセスのデザインを跡見女子大学コミュニティデザイン学科の実践をヒントに考える
詳細・申込 https://peatix.com/event/3569013/

【5/31 水20:00~】“共に生きるまち”の実現に学生や大学は何ができるのだろう?
~文京学院大学まちづくり研究センター(まちラボ)の古市太郎さんと考えよう
詳細・申込 https://peatix.com/event/3571179/

【5/12~⒕】チガラボ留学「利用者がどんどんチャレンジを始める コミュニティ拠点の場づくりとは?」
詳細・申込 https://peatix.com/event/3219173/

◆3◆【6/9&16】未来志向の社会課題解決型のDX新規事業を立ち上げるには?
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デジタルを活かす社会課題解決事業の 最初の一歩と開発の進め方 ~DXイントレプレナー養成講座(2日間コース)開催
<前回の参加者の方の声より>
「DXと言う言葉が先行するのではなく、潜在的なニーズを見出すために、コミュニケーションや探索など入口が重要であると認識しました」
「DXのために何かを考える、ではなく、解決したい課題をなんとかするためにDXを活用するという発想が大事。これまでの枠組みを超える考え方をしていく必要があることを、改めて実感できた」
詳細・申込 https://empublic.jp/dx-intre

◆4◆ empublic Studio 新バージョンが始まっています!
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empublic Studioは、これまでの取り組みをブラッシュアップし、新バージョンへ進める取組みを実施中です。
取り組みの考え方、内容をまとめたページを広げています。
下記のページもご覧いただき、ご関心を持った方はぜひご参加ください!

・マンスリーふりかえり会 ~月に1度、立ち止まり、仕事や暮らしをふりかえろう
https://empublic-studio.jp/12230

・Studioワールドカフェ ~月に1度、新しいテーマで対話し、視野を広げよう
https://empublic-studio.jp/12310

・孤独・孤立を考えるひろば ~なぜ居場所がそれほど求められているのか、考えよう
https://empublic-studio.jp/kodoku2305

・Studioラジオ「Find the Question」~まだ問いになる前のモヤモヤをシェアしよう
https://empublic-studio.jp/12590

◆5◆編集後記
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先日、empublic StudioのイベントでChatGPTについてワールドカフェ形式でみなさんと対話をする会に参加しました。
AIをどう便利に使っていくかという意見、逆にこんな部分は人間にしか出来ないのでは?など様々な意見が飛びかっておりました。
色んな分野の方々がChatGPTについてどう考えているのか知りたい!と思っていたところだったので、とても興味深い会でした。
私自身も実際に機能を試してみて、活用するには人間の問いかけ方がとてもポイントだなと感じています。問いかけ力を磨かないと。。 (新村)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第228号 2023年5月12日配信)

empublicメールマガジン「empublicは15周年を迎えます」~根津の街から(2023年4月28日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆【対話 5/2】ChatGPTを学生が使う時、教師はどう試験やレポート評価をしたらいい?~そこから、これからの学びと対話を考えよう
◆2◆【フィールド学習 5/12-14】チガラボ留学「利用者がどんどんチャレンジを始めるコミュニティ拠点の場づくりとは?」~ラボ型コワーキングスペースの運営とローカル活動支援の技法を学ぼう!
◆3◆【ワークショップ 5/24,31】地域づくり、共生社会の担い手が生まれる学びで大切なことは何か?
大学と地域の連携による地域の担い手育成プログラムの実践経験から学ぼう!
◆4◆今月の気づき!~from empublicスタッフ
◆5◆編集後記
――――――――――――――――――――――――――
empublicは2023年5月2日に15周年を迎えます。
何が本当に社会に役立つのか、ここまで試行錯誤しながらも続けてくることができたのは、多くの方のご支援やご指導あっての賜物であり、改めて心から感謝申し上げます。

毎年、スタッフとイベントや新サービスで周年を盛り上げれたらと話しながら、年度の終わりと始まりでスタッフ一同忙しくしてしまい、効果的にできてきませんでした。
今年は「せっかく15周年なんだから、今回は頑張ろう!」と年明けから検討や準備を始めたのはよかったのですが、
・・・・
この数か月間、議論を重ね、話が深まり、どんどん見直してきたからこそ、今回も5/2に間に合わせることができませんでした。。。
ただ、この時間の議論は、自分達の仕事のあり方や進め方をメンタルモデルから見直す機会となり、少し時間は遅れますが、もうすぐリリースできるところまできています。
エンパブリックの伸びしろにご期待いただき、お待ちいただければ幸いです。

ただ、この期間の議論を通して、エンパブリックが大切にしたいことは「collaborative leadership(協働的な物事の進め方)」「entrepreneurship(自ら起こす精神)」「citizenship(市民性)」の3つであることは改めて確認できました。
中でも、今、ビジネスパーソンにもcitizenshipが大切な時代になっていると感じています。
サステナビリティもDXも「会社としてしなきゃいけないからする」という考えでは、結局、リスクを避け、手近に成果を出すために既存のものにラベルを付けたものに陥りがちです。
「私が今の社会と向き合った中で、私が仲間と実現しなきゃいけない」と経営者も管理職も担当者も思えるプロジェクトは良い変化を実現させ、プロジェクトも成功します。
同じ「しなきゃ」でも「会社や株主のため」ではなく、「私(たち)が」と思ってできるような社会・地域・組織の環境を整えていきたいと考えています。

そして、4月はニュースなどでChatGPTが話題となりましたが、AIが広がる時代に、最後に問われるのは、合理性・ロジカルさよりも、この「市民性」だと考えています。
15周年関連として、5月にはChatGPTやメタバースと社会を考える場も行っていきます。

良い未来への変化を生み出す場について、ぜひ一緒に考えていただければ幸いです!(エンパブリック代表 広石)

◆1◆ 【5/2火19:30~】ChatGPTを学生が使う時、教師はどう試験やレポート評価をしたらいい?~そこから、これからの学びと対話を考えよう
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AIについて、教育についてだけでなく、これからの学びと意味ある「知」、人の評価のあり方、対話の意味を考える場になったらいいなと考えています。
対話型、文章生成型のAIが急速に広がる中、大学などで試験やレポート評価について対応が必要だという議論も始まっています。これから暮らしや仕事にAIがあることが普通となっていく中で、試験やレポート評価はどうなっていくのでしょう?
そもそも「学び」や「価値ある知」は?AIとのやり取りは「対話」?果たしてこれからの対話の役割は何なのか?
正解がない問いを、対話を楽しみながら共に考えましょう!
*詳細・申込みはこちらから https://peatix.com/event/3555928/

◆2◆【5/12夜~5/14】チガラボ留学「利用者がどんどんチャレンジを始めるコミュニテ
ィ拠点の場づくりとは?」~ラボ型コワーキングスペースの運営とローカル活動支援の技法を学ぼう!
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人がつながり、そこから新しいチャレンジが始まるコミュニティ拠点をつくるには何が大切なのでしょうか。
茅ヶ崎市のコワーキングスペース、チガラボからは利用者が「自分のしたいこと」を地域の人の協力を得ながらマイ・プロジェクトとして立ち上げるTAKURAMIが6年間で140件以上、始まっています。
この「チガラボ」の現地に訪問し、地域と人に出会い、コミュニティ醸成や活動支援の運営手法を共に考える体験型コーディネート力について学べるプログラムを開催します。
12日(金)夜にオンライン+メタバースで開催されるプログラムだけの参加も可能です!
詳細・申込みはこちら https://peatix.com/event/3219173/

◆3◆【5/24、31】地域づくり、共生社会の担い手が生まれる学びで大切なことは何か?
大学と地域の連携による地域の担い手育成プログラムの実践経験から学ぼう!
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地域に学生が入り、活動する中で、学生たちは何を学び、どう変化するのか?
その学びを促すために何が大切なのか?
2つの大学の実践経験を通して、地域づくりの担い手を増やすには何が大切か、考える場を開催します。

【part1】コミュニティデザインを学ぶ/教えるとは?
~人と人がつながり、アクションを始めるプロセスのデザインを跡見女子大学コミュニティデザイン学科の実践をヒントに考える
5月24日(水)20:00~21:30  オンライン開催
詳細・申込 https://peatix.com/event/3569013/

【part2】“共に生きるまち”の実現に学生や大学は何ができるのだろう?
~文京学院大学まちづくり研究センター(まちラボ)の古市太郎さんと考えよう
5月31日(水)20:00~21:30  オンライン開催
詳細・申込 https://peatix.com/event/3571179/

◆4◆今月の気づき!~from empublicスタッフ
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empublicのスタッフは、日々色々な現場で多様な方と出会い、対話することを通して、たくさんの気づきを得ています。レポートにして毎週更新していますので、ぜひチェックしてください。
https://note.com/empublic

〇「地域におけるパートナーとは?」~新村絵美
https://note.com/empublic/n/nd8fd0749c270

〇ロールモデルと出会うときってどんなとき?~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/ne2ed164ccba9

〇「事実」「解釈」「構造」を分けて考える力を身に着けるには?~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/ne2fc81fecff7

〇自分の中にある無意識の「制限」に気づくと、やりたいことが見えてくる~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n764803bc794a

〇より効果的な活動・事業になるために、あなたのチームに必要なものは?~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n8829f3cbc0a0

◆5◆編集後記
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最近ふとしたきっかけで「ジェンダー」というものについて思いを馳せることが多くなりました。
私のこれまでの人生で「女だから」という理由で悩むような経験はありませんでしたが、先日初めて、男性に「こうは言いたくないけど、”女性なんだから”キャリアを考えないといけないよ」という言葉を受けたことで初めて心に「もやもや」が生まれました。
この時代・この業界・社会人3年目・・・「〇〇なんだから」の〇〇の選択肢はいくらでもあるのに、なぜ「女性」が入ったのか。相手の方は男女差別の問題に対してはかなり危機感を持っている方だということはわかっていたし、私自身もなんだか若干腑に落ちてしまうところがあって何も言えなかったのですが…
このメルマガを読んでいる皆さんならなんと答えるのかな~とちょっと気になりました。(渡邉)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第227号 2023年4月28日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン~根津の街から(2023年4月10日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆empublic15周年記念プログラム 紹介第一弾!
◆2◆Chat-GPTを学生が使う時、教師はどう試験やレポート評価をしたらいい?
~これからの学びと対話を考えよう:empublic 15周年ワールドカフェ
◆3◆ チガラボ留学:利用者がどんどんチャレンジを始める コミュニティ拠点の場づくりとは?
~ラボ型コワーキングスペースの運営とローカル活動支援のファシリテーションを学ぼう!
◆4◆今月の気づき!~from empublicスタッフ
◆5◆empublicの取り組むSDGsと地域づくりのプロジェクト
◆6◆編集後記
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今年はあっという間に桜の季節も終わり、新年度を迎えました。みなさんいかがお過ごしですか?
マスクをせずに遊んでいる子供たちの笑顔を目にし、やっと日常が戻ってきた感じがしています。
まだまだ寒暖差が激しい日々が続いておりますので、みなさま体調にお気をつけてお過ごし下さい。 (新村)

◆1◆ empublic15周年記念プログラム 紹介第一弾!
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empublicは2023年5月に15周年を迎えます。そこで15周年記念のプログラムやイベントの準備を進めています。
順次発表していきますが、今回、まず第1弾をご紹介です。

〇 empublic 15周年ワールドカフェ
「Chat-GPTを学生が使う時、教師はどう試験やレポート評価をしたらいい?~これからの学びと対話を考えよう」
2023年5月2日(火)19:30~21:30(根津スタジオ+オンライン)
https://peatix.com/event/3555928/

〇未来志向の地域・組織を醸成するには?
2023年5月3日(水・祝)14:00~17:00(根津スタジオ+オンライン)
*募集ページ準備中

〇チガラボ留学:利用者がどんどんチャレンジを始める コミュニティ拠点の場づくりとは?
~ラボ型コワーキングスペースの運営とローカル活動支援のファシリテーションを学ぼう!
2023年5月12日(金)夜(オンライン)、13日(土)、14日(日)@茅ヶ崎
https://peatix.com/event/3219173/

〇コミュニティデザインを教える/学ぶとは? ~跡見学園女子大学コミュニティデザイン学科の実践から
2023年5月24日(水)20:00~21:30(オンライン)
*募集ページ準備中

これからも発表していきます!

◆2◆ Chat-GPTを学生が使う時、教師はどう試験やレポート評価をしたらいい?
~これからの学びと対話を考えよう:empublic 15周年ワールドカフェ
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Chat-GPTなど対話型、文章生成型のAIが急速に広がる中、大学などで試験やレポート評価について対応が必要だという議論が始まっています。
これから、AIはますます発展していき、暮らしや仕事にAIがあることが普通となっていく中で、試験やレポート評価はどうなっていくのでしょう?
この正解のない問いについて、対話を通して一緒に考えてみませんか?

・・・ちなみに、この問いをChat-GPTに投げかけた時の答(2023/4/10)は下記のようなものでした。(一部 要約)
Q. Chat-GPTを使う学生に対して、教師はどのような試験をしたらいいか?
「教師が評価する際には、学生がどの程度Chat-GPTを理解し、適切に使用できているかを評価することが重要です。また、学生が適切な手順を踏み、正確な結果を得るための能力も評価する必要があります。」

*5月2日(火)19:30~21:30 根津スタジオ+オンライン
*詳細・申込み https://peatix.com/event/3555928/

◆3◆チガラボ留学:利用者がどんどんチャレンジを始める コミュニティ拠点の場づくりとは?
~ラボ型コワーキングスペースの運営とローカル活動支援のファシリテーションを学ぼう!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
地域に住む人から140件以上のマイ・プロジェクト(TAKURAMI)が立ち上げる場となっている「チガラボ」。
新しい活動が生まれるコミュニティ拠点を運営するには、何が大切なのでしょうか?
現地に訪問し、地域と人に出会い、コミュニティ醸成や活動支援の運営手法を共に考える体験型コーディネート力学習プログラムを開催します!
Peatixにて申込受付開始! https://peatix.com/event/3219173

開催日時:
・Day1 導入+TAKURAMIフェス前前夜祭@オンライン
5/12(金)18:30~21:45 オンライン
・Day2 湘南のTAKURAMIフィールドワーク@茅ヶ崎
5/13(土)10:00~18:00
・Day3 TAKURAMIフェス 2023 Spring@茅ヶ崎
5/14(日)9:00~18:00:チガラボ

*事前説明会(オンライン)も開催します: 4/25(火)20:00~21:00

◆4◆今月の気づき!~from empublicスタッフ
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empublicのスタッフは、日々色々な現場で多様な方と出会い、対話することを通して、たくさんの気づきを得ています。レポートにして毎週更新していますので、ぜひチェックしてください。
https://note.com/empublic

〇ガバナンスこそが「共感と信頼」をつくる~久保田淳
https://note.com/empublic/n/n599bb902cdbe

〇「誰が参加してくれるか?」のイメージがあなたの講座をさらに魅力的にする!~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n5acbb68a19d5

〇「全く違う問いから共通点が見つかる」ワールドカフェのおもしろさ~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/nef15e13466ef

〇グラフィックレコーディングで学びを身につけよう!~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/na8e90a7e4829

〇地域で「部活動」を行うことには、地域にとってどんな意味があるだろう?~久保田淳
https://note.com/empublic/n/n4adb3d196b1e

◆5◆empublicの取り組むSDGsと地域づくりのプロジェクト
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〇代表の広石がSDGs委員長を務めた全日本紙製品工業組合のSDGs委員会では、全国1500名を対象とした「SDGs意識調査」を行いました。
その調査結果には、10代と他世代のSDGsに対する意識の違いなど多くの示唆があります。
仕事や地域づくりにヒントになりそう!と新村が思ったことを、ピックアップし、noteにまとめてみました。

・浮かび上がるSDGsへの意識の世代間の違い
https://note.com/empublic/n/na5cc0c0e38e7

・これからの時代に選ばれる商品って?
https://note.com/empublic/n/n34e6bb05af4f

〇日野地域未来ビジョン2030 作成支援
私たちが暮らす日野、そして社会には今後10年間で後戻りできない大きな変化が訪れることを前提に、これから起こる変化を肯定的に受け入れ、私たち自身を変容させていくための一歩として、また迷った際に立ち返るための地域ビジョンとは?
日野市の市役所、住民のみなさんと共に考えてきました。
https://www.city.hino.lg.jp/shisei/keikaku/zentai/1019642/1023089.html

〇「アヤセ未来会議2022」
足立区綾瀬地区の住民の皆さんと「綾瀬をもっと愛される地域に」をコンセプトに、ワークショップを行ってきました。全5回を通じて、住民の人たちが主体で、自分たちの考える未来への実現の一歩を踏み出す活動が始まりました!
綾瀬の取り組みの様子はこちら↓
https://www.city.adachi.tokyo.jp/sesaku/ku/kuse/ayasemiraikaigi-bosyu.html
https://www.adachi-sdgs.jp

〇「SDGsの視点で目の前の課題を、一歩踏み込んで考えよう」~能美市SDGsパートナーズ勉強会&交流会 (全3回)
第2回の様子 https://nomisdgs.jp/news/1861.html

◆6◆編集後記
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こんな式典に参加するのは人生最後かもと、次女の大学の卒業式に参加してきました。意外だったのは、博士課程や通信課程の総代の中には、パッと見、私と同じような年齢の方々が散見されたこと。リスキリングの実情が垣間見えるなと思いつつ、人生最後と思った式典、もしかしたら、自分がその場に立つこともできるんだと、ちょっと目からウロコの体験でもありました。(矢部)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第226号 2023年4月10日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「対話の時間をつくる」~根津の街から(2023年3月1日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆コラム:対話の時間をつくる(広石)
◆2◆empublicスタッフ 今月の気づき!
◆3◆近日開催の公開ワークショップのご案内
<3/2>部活動の地域移行を“まちづくり”のチャンスとするには?
<3/7>まちのことを、もっと楽しく、ポジティブに話してしまえるには?
◆4◆編集後記
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もう3月ですね! オフィス近くの湯島天神では先日から梅が見ごろです。
先週末にはお神輿も行われ、少しずつまちのイベントも戻ってきていると感じます。

◆1◆ 対話の時間をつくる(広石)
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今年度、千代田区との「ちよだコミュニティラボ」の中で、個人の活動から地域の魅力を生み出す「アーバニスト」の取り組みを進めています。
その中で区民の方から「忙しい人が多い千代田だからこそ“丁寧な暮らし”を考えるワークショップをしたい」という提案があり、それを実行されました。
その対話に参加された方から「丁寧な暮らしを話す時間を持てたこと自体が、丁寧な暮らし」という感想をいただきました。

忙しい毎日の中、タイパ(タイムパフォーマンス)という言葉も出るほど、少しでも効率的に結論へ、先に進めて、ということが多くなりがちです。
仕事を進めるために、キャリアに役立てるために、家事をしなきゃ、ということが頭の大半を占めてしまいがちな中で、少し時間をとって関心あるテーマについて、また直接自分と関わらないかもしれないテーマについても対話してみる。

例えば、empublic Studioでは第1水曜夜に「Studioワールドカフェ」を開催しています。
前の月の1か月の間にStudioの活動で生まれた「もう少し話したいね」という問いを3つ持ち寄り、その時に参加できる参加者がワールドカフェ形式で対話します。
参加した方から「日頃考えていないテーマを考えることで、何かリフレッシュした」という声もいただきます。

合理的な目的達成のためのコミュニケーションだけでなく、「対話の時間をつくってみる」そのものが、生活に余白をつくり、ちょっと幸せを生み出すのかも、と思っています。

*下記にご案内するように3月2日、7日にも公開ワークショップで対話を行います。こちらもお時間よろしければ、ぜひ。

◆2◆empublicスタッフ 今月の気づき!
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empublic スタッフが活動を通して気付いたことをnoteに書いています。

〇「自分のスキル・経験を地域で活かしたい!」の時の「地域」って何?~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n1e4fa077dfe1

〇“主体的”は観察者からの視点?~広石拓司
https://note.com/empublic/n/ne3434d5d9010

〇私たちが「講師」に求めているものはなんだろう?~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/nff0df95fd153

〇SDGsで「2030年以降の地域」をはじめよう! ~講演会「地方自治体におけるSDGsの取組み」レポート 萩元直樹
https://note.com/empublic/n/n84f19aa7b845

〇地域での活動の経験を言語化することの大切さ ~ 尼崎市地域担当主事会の見学に行ってきました! 渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n14ed842f638c 

〇スポーツは社会の一部であることを確認する ~日本トップリーグ連携機構GM研修会を通じて 久保田淳
https://note.com/empublic/n/nb5ec9c4d306e

【瀬沼希望「Find the Question」より】
〇「主体性がある」ってどんな状態?~#17
https://note.com/empublic/n/n44e28fe832e7
〇「自主的」「自発的」「主体的」の違いって?~#18
https://note.com/empublic/n/n8eebcf8bb8bc
*「Find the Question」は、ソーシャルアクションに取り組む方が日々の中で気づいたこと、もやもやしたことを書いてお寄せいただいた投稿をもとに作られているラジオ型の番組です。
毎週30分、Spotifyで毎週金曜夜にPodcast配信し、どなたでもお聞きになれます。
詳細、視聴はこちら https://empublic-studio.jp/12590

【特集「主体的な活動をすすめるには?」更新!】
主体的な活動とは?それを促す場づくりとは?について、2月に行ったセッションのレポートも掲載しました。
https://note.com/empublic/n/ne0a767061262

◆3◆近日開催の公開ワークショップ
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〇部活動の地域移行を“まちづくり”のチャンスとするには?
~スポーツやアートを活かして、中高生にも、地域の人にも“まちとの関わり”が広がる仕組みを共に考えよう
* 3/2(木)19:30~21:30  https://peatix.com/event/3488887
中高生の部活動の地域移行について、なぜ必要とされているのか、学校や生徒だけでなく、地域にとってどんな意味や可能性があるのか、一緒に考えてみませんか?

〇まちのことを、もっと楽しく、ポジティブに話してしまえるには?
~市政を箱推しする2人の視点をヒントに考えてみよう
*3/7(火)20:00~21:45  https://peatix.com/event/3497000
行政や政治、まちづくりは私たちの暮らしに関わるのに、どこか遠く、難しく考えてしまいがち。もっとおもしろがっていいんじゃない? 楽しみ方を考えてみませんか?

◆4◆編集後記
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最近エンパブリックでは、社内ミーティングで「Good&New」を取り入れています。最近会った良い事&新しい発見を発表し合う事で、コミュニケーションが増えたり、連帯感が生まれると言われているワークショップです。私自身、定期的に発表の場があることで、日々の中での気付きをメモに残すようになり、自分のふりかえりにもなるし、他の誰かと話す事で気づきが生まれています。さらに、それがノウハウとして形になっていくのが、とても良いなと感じています。ご興味のある方は、ぜひ部署やチームでやってみてください。(新村)
エンパブリックの「Good&New」からの学びはnoteで発信しております↓
https://note.com/empublic/m/m6148d3105886
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第225号 2023年3月1日配信)
発行責任者=広石 拓司
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empublicメールマガジン「地域にあるものをもっと活かしあう」~根津の街から(2023年2月9日)

◆1◆地域にあるものをもっと活かしあう(広石)
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先日、スタッフの久保田とスポーツ庁を訪問し、室伏長官ともお話しさせていただきました。
テーマは「部活動改革を効果的に進めるには?」について、私からは地域づくりの視点から、久保田からはスポーツの現場の視点からお話しさせていただきました。
とてもオープンにお迎えいただき、充実した話し合いをさせていただきました。
*訪問レポートをnoteに掲載しています。https://note.com/empublic/n/n6d7c85cd81a9

その時に、まちづくりの担い手の方の多くは「スポーツはスポーツ」と捉えていて、スポーツを共に社会課題解決を進めるパートナーや地域の居場所や出番につながる地域資源として捉えていない人が大半ではないかという話をしました。
以前、金沢市でのSDGs推進において、SDGsカフェという市内のSDGsに関する活動を実践している方を順に招いて話し合う場を開くという取り組みをされていました。
ちょうどJリーグの会合で金沢市のサッカークラブ ツエーゲン金沢の社会連携担当の方がSDGsに興味があると話していたので、SDGsカフェを担当している方に紹介したところ、次のような声がありました。
「SDGsカフェで金沢の関連するセクターや活動者の全体に声をかけたと思っていたけど、サッカーは考えていなかったことに気付いた」
その方も、もちろんツエーゲン金沢を知っていて、地域での存在感を感じていたが、ただSDGsを考え、広げるパートナーとして思いついていなかったのです。
これをきっかけに両者がつながり、今では積極的にSDGsに関する協働が進んでいます。

自分と異なる分野の活動を、地域で共に進める仲間であることを見落としているのは、スポーツに限りません。
今、環境でも、地域福祉でも、医療でも、DXを進める企業においても、地域課題解決やまちづくりとの連携が重視されています。
しかし、「環境は環境」「地域福祉は地域福祉」「医療は医療」「デジタルはデジタル」と自分達でも、相手に対しても考えてしまいがちです。なかなか「環境-福祉-デジタル-まちづくり」で一緒に考えようとはならないものです。

それは活動だけでなく人についても、高齢者、パパママ、中高生などと一括りして考えてしまいがちですが、一人ひとりの思いや経験、スキルは地域づくりでもっともっと活かせる可能性があります。

実は、地域にはまちづくりや課題解決にもっと活かせる活動があり、人がいて、自分の事業展開のパートナーの潜在的な候補者はたくさんいる。

部活動の地域移行を学校や教師、スポーツ指導者の課題とせず、まちづくりと捉えることで、改めて地域にあるもの、地域の人の可能性を見直す機会が広がるきっかけになるといいなと思っています。

*まちづくりとして部活動の地域移行を捉える意味、可能性について、久保田がコラムをnoteに掲載しています。こちらも、ぜひお読みください。
https://note.com/empublic/n/nd0cbd46bc099

◆2◆(3/2開催) 部活動の地域移行を“まちづくり”のチャンスとするには?
~スポーツやアートを活かして、中高生にも、地域の人にも“まちとの関わり”が広がる仕組みを共に考えよう
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部活動の地域移行は、部活動の課題のみならず、コミュニティづくりや子どもや教育、健康に関する様々な地域課題を解決する「まちづくり」のチャンスとして活かすことができると考えています。しかし、地域の多様な人の力が必要であるにも関わらず、地域住民の方の関心や理解はまだ低く、まちづくりの担い手の方も自分達に関係あるテーマと考えている人は限られているでしょう。
まちづくりの機会として部活動の地域移行を進めるにはどうしたらいいか考えるために、まず部活動の課題、地域移行とは何か、なぜ必要かという現状を理解した上で、私たちに何ができるか、地域にどのような仕組みやコーディネートが必要になるか、一緒に考えてみませんか?

開催日時2023年3月2日(木)19:30-21:30
参加費 一般 1,800円  Studioメンバー 無料
詳細・申込みはこちら  https://peatix.com/event/3488887/

◆3◆empublic STORE特集「主体的な活動をすすめるには?」
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「主体的に活動を進めるには、どうしたらいいのだろう?」と考えたことがある方のために、エンパブリックのコンテンツをまとめたページを作成しました。
コミュニティづくりに取り組んでいる方、年度末に講座や事業、ボランティアをどう自主活動につなげていこうかと考えている方のヒントにもしていただきたいと考えています。
書籍「専門家主導から住民主体へ」の鍵となるテーマについてスタッフで対話しているStudioコンテンツ動画の一部を特別に一般公開しています。
https://note.com/empublic/n/ne0a767061262

◆4◆ デジタルを活かした社会課題解決の事業化を考える!
DX事業開発の担い手(DXイントレプレナー)養成講座【2日間集中コース】開催
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DXを進めるには大きな価値の転換を生み出す必要があります。
それを進める力となるが、社会課題解決の事業化だと私たちは考えています。
これまで市場になっていなかった社会課題に対して、デジタルを使った新しい解決策を生み出し、それをどう事業にしていくか考える。
このプロセスを体験し、これからの社会に必要となる自分達の事業は何か?を考え、デジタル時代の仕事づくりの方法論を学べる「DXイントレプレナー講座」を2日間集中で開催します。
【1日目】
・DX時代の事業開発入門~アジャイル事業構想と起業家マインド
・社会課題を分析し、解決策を考える
【2日目】
・ビジネスモデルの構築を考える
・事業の実現力を高める

開催日時 2023年2月17日(金)・24日(金) 両日10:00~17:30
2日間セット 77,000円(税込)
詳細はこちら https://empublic.jp/dx-intre
Peatixからも参加登録できます https://peatix.com/event/3475718

◆5◆【empublic Studio】「孤独・孤立を考える対話ひろば」が始まります
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「孤独・孤立を考える対話ひろば」を、Studioメンバーのタナベソラさん(孤独問題研究所)さんと一緒に、2月14日(火)からスタートします。
これは、孤独・孤立ということが政策として議論されている現代において、今起きている孤独とは何か?孤独、孤立について思い込みで話さないために私たちに何ができるか?多様な視点から未来思考で考えていくシリーズです。
第1回のテーマは「 依存と孤独 ~依存症の特効薬は「こんにちは」だった。~」
孤独の病と言われる依存症。その当事者からみた孤独とは?ギャンブル依存で問題を抱えた当事者をゲストに迎え、依存症からみた孤独について考えます。
第1回ではTED動画「「依存症」―間違いだらけの常識」を対話の素として活用します。依存症に罰を与えて直そうとするのではない、もっと良い方法はないかを探究したジョハン・ハリさんの言葉には多くの気づきがあります。
https://www.ted.com/talks/johann_hari_everything_you_think_you_know_about_addiction_is_wrong/transcript?language=ja&subtitle=ja

*今回はempublic Studioメンバー限定の対話です。全国の多様な立場の人が集い、自分のテーマや思いを持ち寄り、越境的な学びの場が広がるStudioに参加しませんか?
年会費4,840円(税込)です。https://empublic-studio.jp/
参加登録はこちらから https://empublic-studio.jp/entry

◆6◆編集後記
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毎週水曜日の昼にスタジオで開催しているランチトークで「地域でエンタメの活かすには?」をテーマに話しました。アニメの聖地巡礼、三鷹のジブリパークや地域のシニア劇団など思い当たるものを上げていきながら話していたのですが、最終的に「自分の思い出やストーリーと重ね合わせられることが大事では?」ということが見えてきました。
ついつい目玉や素晴らしいコンテンツを作ればと思いがちですが、一人ひとりのどんな思い出、ストーリーで残るものになって欲しいのかが大事という点は、地域だけではなく会社や事業のあり方も同じだよな~、と考えました。
いつか機会があれば、このメルマガを受け取ってくださっているみなさんからも「エンパブリックはどんなストーリーで語られる会社なのか」ぜひ聞いてみたいなとも妄想しました。厳しい寒さが続く毎日ですが、みなさまくれぐれもご自愛ください。(渡邉)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第224号 2023年2月9日配信)
発行責任者=広石 拓司