empublicメールマガジン~根津の街から(2023年4月10日)

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◆1◆empublic15周年記念プログラム 紹介第一弾!
◆2◆Chat-GPTを学生が使う時、教師はどう試験やレポート評価をしたらいい?
~これからの学びと対話を考えよう:empublic 15周年ワールドカフェ
◆3◆ チガラボ留学:利用者がどんどんチャレンジを始める コミュニティ拠点の場づくりとは?
~ラボ型コワーキングスペースの運営とローカル活動支援のファシリテーションを学ぼう!
◆4◆今月の気づき!~from empublicスタッフ
◆5◆empublicの取り組むSDGsと地域づくりのプロジェクト
◆6◆編集後記
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今年はあっという間に桜の季節も終わり、新年度を迎えました。みなさんいかがお過ごしですか?
マスクをせずに遊んでいる子供たちの笑顔を目にし、やっと日常が戻ってきた感じがしています。
まだまだ寒暖差が激しい日々が続いておりますので、みなさま体調にお気をつけてお過ごし下さい。 (新村)

◆1◆ empublic15周年記念プログラム 紹介第一弾!
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empublicは2023年5月に15周年を迎えます。そこで15周年記念のプログラムやイベントの準備を進めています。
順次発表していきますが、今回、まず第1弾をご紹介です。

〇 empublic 15周年ワールドカフェ
「Chat-GPTを学生が使う時、教師はどう試験やレポート評価をしたらいい?~これからの学びと対話を考えよう」
2023年5月2日(火)19:30~21:30(根津スタジオ+オンライン)
https://peatix.com/event/3555928/

〇未来志向の地域・組織を醸成するには?
2023年5月3日(水・祝)14:00~17:00(根津スタジオ+オンライン)
*募集ページ準備中

〇チガラボ留学:利用者がどんどんチャレンジを始める コミュニティ拠点の場づくりとは?
~ラボ型コワーキングスペースの運営とローカル活動支援のファシリテーションを学ぼう!
2023年5月12日(金)夜(オンライン)、13日(土)、14日(日)@茅ヶ崎
https://peatix.com/event/3219173/

〇コミュニティデザインを教える/学ぶとは? ~跡見学園女子大学コミュニティデザイン学科の実践から
2023年5月24日(水)20:00~21:30(オンライン)
*募集ページ準備中

これからも発表していきます!

◆2◆ Chat-GPTを学生が使う時、教師はどう試験やレポート評価をしたらいい?
~これからの学びと対話を考えよう:empublic 15周年ワールドカフェ
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Chat-GPTなど対話型、文章生成型のAIが急速に広がる中、大学などで試験やレポート評価について対応が必要だという議論が始まっています。
これから、AIはますます発展していき、暮らしや仕事にAIがあることが普通となっていく中で、試験やレポート評価はどうなっていくのでしょう?
この正解のない問いについて、対話を通して一緒に考えてみませんか?

・・・ちなみに、この問いをChat-GPTに投げかけた時の答(2023/4/10)は下記のようなものでした。(一部 要約)
Q. Chat-GPTを使う学生に対して、教師はどのような試験をしたらいいか?
「教師が評価する際には、学生がどの程度Chat-GPTを理解し、適切に使用できているかを評価することが重要です。また、学生が適切な手順を踏み、正確な結果を得るための能力も評価する必要があります。」

*5月2日(火)19:30~21:30 根津スタジオ+オンライン
*詳細・申込み https://peatix.com/event/3555928/

◆3◆チガラボ留学:利用者がどんどんチャレンジを始める コミュニティ拠点の場づくりとは?
~ラボ型コワーキングスペースの運営とローカル活動支援のファシリテーションを学ぼう!
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地域に住む人から140件以上のマイ・プロジェクト(TAKURAMI)が立ち上げる場となっている「チガラボ」。
新しい活動が生まれるコミュニティ拠点を運営するには、何が大切なのでしょうか?
現地に訪問し、地域と人に出会い、コミュニティ醸成や活動支援の運営手法を共に考える体験型コーディネート力学習プログラムを開催します!
Peatixにて申込受付開始! https://peatix.com/event/3219173

開催日時:
・Day1 導入+TAKURAMIフェス前前夜祭@オンライン
5/12(金)18:30~21:45 オンライン
・Day2 湘南のTAKURAMIフィールドワーク@茅ヶ崎
5/13(土)10:00~18:00
・Day3 TAKURAMIフェス 2023 Spring@茅ヶ崎
5/14(日)9:00~18:00:チガラボ

*事前説明会(オンライン)も開催します: 4/25(火)20:00~21:00

◆4◆今月の気づき!~from empublicスタッフ
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empublicのスタッフは、日々色々な現場で多様な方と出会い、対話することを通して、たくさんの気づきを得ています。レポートにして毎週更新していますので、ぜひチェックしてください。
https://note.com/empublic

〇ガバナンスこそが「共感と信頼」をつくる~久保田淳
https://note.com/empublic/n/n599bb902cdbe

〇「誰が参加してくれるか?」のイメージがあなたの講座をさらに魅力的にする!~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n5acbb68a19d5

〇「全く違う問いから共通点が見つかる」ワールドカフェのおもしろさ~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/nef15e13466ef

〇グラフィックレコーディングで学びを身につけよう!~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/na8e90a7e4829

〇地域で「部活動」を行うことには、地域にとってどんな意味があるだろう?~久保田淳
https://note.com/empublic/n/n4adb3d196b1e

◆5◆empublicの取り組むSDGsと地域づくりのプロジェクト
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〇代表の広石がSDGs委員長を務めた全日本紙製品工業組合のSDGs委員会では、全国1500名を対象とした「SDGs意識調査」を行いました。
その調査結果には、10代と他世代のSDGsに対する意識の違いなど多くの示唆があります。
仕事や地域づくりにヒントになりそう!と新村が思ったことを、ピックアップし、noteにまとめてみました。

・浮かび上がるSDGsへの意識の世代間の違い
https://note.com/empublic/n/na5cc0c0e38e7

・これからの時代に選ばれる商品って?
https://note.com/empublic/n/n34e6bb05af4f

〇日野地域未来ビジョン2030 作成支援
私たちが暮らす日野、そして社会には今後10年間で後戻りできない大きな変化が訪れることを前提に、これから起こる変化を肯定的に受け入れ、私たち自身を変容させていくための一歩として、また迷った際に立ち返るための地域ビジョンとは?
日野市の市役所、住民のみなさんと共に考えてきました。
https://www.city.hino.lg.jp/shisei/keikaku/zentai/1019642/1023089.html

〇「アヤセ未来会議2022」
足立区綾瀬地区の住民の皆さんと「綾瀬をもっと愛される地域に」をコンセプトに、ワークショップを行ってきました。全5回を通じて、住民の人たちが主体で、自分たちの考える未来への実現の一歩を踏み出す活動が始まりました!
綾瀬の取り組みの様子はこちら↓
https://www.city.adachi.tokyo.jp/sesaku/ku/kuse/ayasemiraikaigi-bosyu.html
https://www.adachi-sdgs.jp

〇「SDGsの視点で目の前の課題を、一歩踏み込んで考えよう」~能美市SDGsパートナーズ勉強会&交流会 (全3回)
第2回の様子 https://nomisdgs.jp/news/1861.html

◆6◆編集後記
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こんな式典に参加するのは人生最後かもと、次女の大学の卒業式に参加してきました。意外だったのは、博士課程や通信課程の総代の中には、パッと見、私と同じような年齢の方々が散見されたこと。リスキリングの実情が垣間見えるなと思いつつ、人生最後と思った式典、もしかしたら、自分がその場に立つこともできるんだと、ちょっと目からウロコの体験でもありました。(矢部)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第226号 2023年4月10日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「対話の時間をつくる」~根津の街から(2023年3月1日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆コラム:対話の時間をつくる(広石)
◆2◆empublicスタッフ 今月の気づき!
◆3◆近日開催の公開ワークショップのご案内
<3/2>部活動の地域移行を“まちづくり”のチャンスとするには?
<3/7>まちのことを、もっと楽しく、ポジティブに話してしまえるには?
◆4◆編集後記
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もう3月ですね! オフィス近くの湯島天神では先日から梅が見ごろです。
先週末にはお神輿も行われ、少しずつまちのイベントも戻ってきていると感じます。

◆1◆ 対話の時間をつくる(広石)
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今年度、千代田区との「ちよだコミュニティラボ」の中で、個人の活動から地域の魅力を生み出す「アーバニスト」の取り組みを進めています。
その中で区民の方から「忙しい人が多い千代田だからこそ“丁寧な暮らし”を考えるワークショップをしたい」という提案があり、それを実行されました。
その対話に参加された方から「丁寧な暮らしを話す時間を持てたこと自体が、丁寧な暮らし」という感想をいただきました。

忙しい毎日の中、タイパ(タイムパフォーマンス)という言葉も出るほど、少しでも効率的に結論へ、先に進めて、ということが多くなりがちです。
仕事を進めるために、キャリアに役立てるために、家事をしなきゃ、ということが頭の大半を占めてしまいがちな中で、少し時間をとって関心あるテーマについて、また直接自分と関わらないかもしれないテーマについても対話してみる。

例えば、empublic Studioでは第1水曜夜に「Studioワールドカフェ」を開催しています。
前の月の1か月の間にStudioの活動で生まれた「もう少し話したいね」という問いを3つ持ち寄り、その時に参加できる参加者がワールドカフェ形式で対話します。
参加した方から「日頃考えていないテーマを考えることで、何かリフレッシュした」という声もいただきます。

合理的な目的達成のためのコミュニケーションだけでなく、「対話の時間をつくってみる」そのものが、生活に余白をつくり、ちょっと幸せを生み出すのかも、と思っています。

*下記にご案内するように3月2日、7日にも公開ワークショップで対話を行います。こちらもお時間よろしければ、ぜひ。

◆2◆empublicスタッフ 今月の気づき!
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empublic スタッフが活動を通して気付いたことをnoteに書いています。

〇「自分のスキル・経験を地域で活かしたい!」の時の「地域」って何?~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n1e4fa077dfe1

〇“主体的”は観察者からの視点?~広石拓司
https://note.com/empublic/n/ne3434d5d9010

〇私たちが「講師」に求めているものはなんだろう?~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/nff0df95fd153

〇SDGsで「2030年以降の地域」をはじめよう! ~講演会「地方自治体におけるSDGsの取組み」レポート 萩元直樹
https://note.com/empublic/n/n84f19aa7b845

〇地域での活動の経験を言語化することの大切さ ~ 尼崎市地域担当主事会の見学に行ってきました! 渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n14ed842f638c 

〇スポーツは社会の一部であることを確認する ~日本トップリーグ連携機構GM研修会を通じて 久保田淳
https://note.com/empublic/n/nb5ec9c4d306e

【瀬沼希望「Find the Question」より】
〇「主体性がある」ってどんな状態?~#17
https://note.com/empublic/n/n44e28fe832e7
〇「自主的」「自発的」「主体的」の違いって?~#18
https://note.com/empublic/n/n8eebcf8bb8bc
*「Find the Question」は、ソーシャルアクションに取り組む方が日々の中で気づいたこと、もやもやしたことを書いてお寄せいただいた投稿をもとに作られているラジオ型の番組です。
毎週30分、Spotifyで毎週金曜夜にPodcast配信し、どなたでもお聞きになれます。
詳細、視聴はこちら https://empublic-studio.jp/12590

【特集「主体的な活動をすすめるには?」更新!】
主体的な活動とは?それを促す場づくりとは?について、2月に行ったセッションのレポートも掲載しました。
https://note.com/empublic/n/ne0a767061262

◆3◆近日開催の公開ワークショップ
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〇部活動の地域移行を“まちづくり”のチャンスとするには?
~スポーツやアートを活かして、中高生にも、地域の人にも“まちとの関わり”が広がる仕組みを共に考えよう
* 3/2(木)19:30~21:30  https://peatix.com/event/3488887
中高生の部活動の地域移行について、なぜ必要とされているのか、学校や生徒だけでなく、地域にとってどんな意味や可能性があるのか、一緒に考えてみませんか?

〇まちのことを、もっと楽しく、ポジティブに話してしまえるには?
~市政を箱推しする2人の視点をヒントに考えてみよう
*3/7(火)20:00~21:45  https://peatix.com/event/3497000
行政や政治、まちづくりは私たちの暮らしに関わるのに、どこか遠く、難しく考えてしまいがち。もっとおもしろがっていいんじゃない? 楽しみ方を考えてみませんか?

◆4◆編集後記
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最近エンパブリックでは、社内ミーティングで「Good&New」を取り入れています。最近会った良い事&新しい発見を発表し合う事で、コミュニケーションが増えたり、連帯感が生まれると言われているワークショップです。私自身、定期的に発表の場があることで、日々の中での気付きをメモに残すようになり、自分のふりかえりにもなるし、他の誰かと話す事で気づきが生まれています。さらに、それがノウハウとして形になっていくのが、とても良いなと感じています。ご興味のある方は、ぜひ部署やチームでやってみてください。(新村)
エンパブリックの「Good&New」からの学びはnoteで発信しております↓
https://note.com/empublic/m/m6148d3105886
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第225号 2023年3月1日配信)
発行責任者=広石 拓司
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empublicメールマガジン「地域にあるものをもっと活かしあう」~根津の街から(2023年2月9日)

◆1◆地域にあるものをもっと活かしあう(広石)
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先日、スタッフの久保田とスポーツ庁を訪問し、室伏長官ともお話しさせていただきました。
テーマは「部活動改革を効果的に進めるには?」について、私からは地域づくりの視点から、久保田からはスポーツの現場の視点からお話しさせていただきました。
とてもオープンにお迎えいただき、充実した話し合いをさせていただきました。
*訪問レポートをnoteに掲載しています。https://note.com/empublic/n/n6d7c85cd81a9

その時に、まちづくりの担い手の方の多くは「スポーツはスポーツ」と捉えていて、スポーツを共に社会課題解決を進めるパートナーや地域の居場所や出番につながる地域資源として捉えていない人が大半ではないかという話をしました。
以前、金沢市でのSDGs推進において、SDGsカフェという市内のSDGsに関する活動を実践している方を順に招いて話し合う場を開くという取り組みをされていました。
ちょうどJリーグの会合で金沢市のサッカークラブ ツエーゲン金沢の社会連携担当の方がSDGsに興味があると話していたので、SDGsカフェを担当している方に紹介したところ、次のような声がありました。
「SDGsカフェで金沢の関連するセクターや活動者の全体に声をかけたと思っていたけど、サッカーは考えていなかったことに気付いた」
その方も、もちろんツエーゲン金沢を知っていて、地域での存在感を感じていたが、ただSDGsを考え、広げるパートナーとして思いついていなかったのです。
これをきっかけに両者がつながり、今では積極的にSDGsに関する協働が進んでいます。

自分と異なる分野の活動を、地域で共に進める仲間であることを見落としているのは、スポーツに限りません。
今、環境でも、地域福祉でも、医療でも、DXを進める企業においても、地域課題解決やまちづくりとの連携が重視されています。
しかし、「環境は環境」「地域福祉は地域福祉」「医療は医療」「デジタルはデジタル」と自分達でも、相手に対しても考えてしまいがちです。なかなか「環境-福祉-デジタル-まちづくり」で一緒に考えようとはならないものです。

それは活動だけでなく人についても、高齢者、パパママ、中高生などと一括りして考えてしまいがちですが、一人ひとりの思いや経験、スキルは地域づくりでもっともっと活かせる可能性があります。

実は、地域にはまちづくりや課題解決にもっと活かせる活動があり、人がいて、自分の事業展開のパートナーの潜在的な候補者はたくさんいる。

部活動の地域移行を学校や教師、スポーツ指導者の課題とせず、まちづくりと捉えることで、改めて地域にあるもの、地域の人の可能性を見直す機会が広がるきっかけになるといいなと思っています。

*まちづくりとして部活動の地域移行を捉える意味、可能性について、久保田がコラムをnoteに掲載しています。こちらも、ぜひお読みください。
https://note.com/empublic/n/nd0cbd46bc099

◆2◆(3/2開催) 部活動の地域移行を“まちづくり”のチャンスとするには?
~スポーツやアートを活かして、中高生にも、地域の人にも“まちとの関わり”が広がる仕組みを共に考えよう
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部活動の地域移行は、部活動の課題のみならず、コミュニティづくりや子どもや教育、健康に関する様々な地域課題を解決する「まちづくり」のチャンスとして活かすことができると考えています。しかし、地域の多様な人の力が必要であるにも関わらず、地域住民の方の関心や理解はまだ低く、まちづくりの担い手の方も自分達に関係あるテーマと考えている人は限られているでしょう。
まちづくりの機会として部活動の地域移行を進めるにはどうしたらいいか考えるために、まず部活動の課題、地域移行とは何か、なぜ必要かという現状を理解した上で、私たちに何ができるか、地域にどのような仕組みやコーディネートが必要になるか、一緒に考えてみませんか?

開催日時2023年3月2日(木)19:30-21:30
参加費 一般 1,800円  Studioメンバー 無料
詳細・申込みはこちら  https://peatix.com/event/3488887/

◆3◆empublic STORE特集「主体的な活動をすすめるには?」
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「主体的に活動を進めるには、どうしたらいいのだろう?」と考えたことがある方のために、エンパブリックのコンテンツをまとめたページを作成しました。
コミュニティづくりに取り組んでいる方、年度末に講座や事業、ボランティアをどう自主活動につなげていこうかと考えている方のヒントにもしていただきたいと考えています。
書籍「専門家主導から住民主体へ」の鍵となるテーマについてスタッフで対話しているStudioコンテンツ動画の一部を特別に一般公開しています。
https://note.com/empublic/n/ne0a767061262

◆4◆ デジタルを活かした社会課題解決の事業化を考える!
DX事業開発の担い手(DXイントレプレナー)養成講座【2日間集中コース】開催
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DXを進めるには大きな価値の転換を生み出す必要があります。
それを進める力となるが、社会課題解決の事業化だと私たちは考えています。
これまで市場になっていなかった社会課題に対して、デジタルを使った新しい解決策を生み出し、それをどう事業にしていくか考える。
このプロセスを体験し、これからの社会に必要となる自分達の事業は何か?を考え、デジタル時代の仕事づくりの方法論を学べる「DXイントレプレナー講座」を2日間集中で開催します。
【1日目】
・DX時代の事業開発入門~アジャイル事業構想と起業家マインド
・社会課題を分析し、解決策を考える
【2日目】
・ビジネスモデルの構築を考える
・事業の実現力を高める

開催日時 2023年2月17日(金)・24日(金) 両日10:00~17:30
2日間セット 77,000円(税込)
詳細はこちら https://empublic.jp/dx-intre
Peatixからも参加登録できます https://peatix.com/event/3475718

◆5◆【empublic Studio】「孤独・孤立を考える対話ひろば」が始まります
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「孤独・孤立を考える対話ひろば」を、Studioメンバーのタナベソラさん(孤独問題研究所)さんと一緒に、2月14日(火)からスタートします。
これは、孤独・孤立ということが政策として議論されている現代において、今起きている孤独とは何か?孤独、孤立について思い込みで話さないために私たちに何ができるか?多様な視点から未来思考で考えていくシリーズです。
第1回のテーマは「 依存と孤独 ~依存症の特効薬は「こんにちは」だった。~」
孤独の病と言われる依存症。その当事者からみた孤独とは?ギャンブル依存で問題を抱えた当事者をゲストに迎え、依存症からみた孤独について考えます。
第1回ではTED動画「「依存症」―間違いだらけの常識」を対話の素として活用します。依存症に罰を与えて直そうとするのではない、もっと良い方法はないかを探究したジョハン・ハリさんの言葉には多くの気づきがあります。
https://www.ted.com/talks/johann_hari_everything_you_think_you_know_about_addiction_is_wrong/transcript?language=ja&subtitle=ja

*今回はempublic Studioメンバー限定の対話です。全国の多様な立場の人が集い、自分のテーマや思いを持ち寄り、越境的な学びの場が広がるStudioに参加しませんか?
年会費4,840円(税込)です。https://empublic-studio.jp/
参加登録はこちらから https://empublic-studio.jp/entry

◆6◆編集後記
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毎週水曜日の昼にスタジオで開催しているランチトークで「地域でエンタメの活かすには?」をテーマに話しました。アニメの聖地巡礼、三鷹のジブリパークや地域のシニア劇団など思い当たるものを上げていきながら話していたのですが、最終的に「自分の思い出やストーリーと重ね合わせられることが大事では?」ということが見えてきました。
ついつい目玉や素晴らしいコンテンツを作ればと思いがちですが、一人ひとりのどんな思い出、ストーリーで残るものになって欲しいのかが大事という点は、地域だけではなく会社や事業のあり方も同じだよな~、と考えました。
いつか機会があれば、このメルマガを受け取ってくださっているみなさんからも「エンパブリックはどんなストーリーで語られる会社なのか」ぜひ聞いてみたいなとも妄想しました。厳しい寒さが続く毎日ですが、みなさまくれぐれもご自愛ください。(渡邉)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第224号 2023年2月9日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicより新年のご挨拶(2023年1月12日発行)

2023年が始まりました。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年をふりかえると、SDGsとまちづくり、DX事業推進の体制整備、住民主体の地域づくり活動など、変化を促す案件を多く担当させていただきました。
empublic Studioでは、エンパブリックで蓄積してきたことを多くの方に使っていただきたいと考え、進めています。参加いただいている方と充実した対話を行え、楽しく進めているのですが、使いやすいものに向けてまだまだ試行錯誤中です。

新年の始まりに、これからの社会について考えることがあったので、紹介させてください。

新年にアメリカの下院での議長選出で14回しても決まらず、15回目の投票で決まったという出来事がありました。
下院での議長選出には有効票の過半数を取る必要があります。昨年11月の中間選挙で共和党が多数派を占め、通常なら党下院トップのマッカーシー氏を1回で選出するはずでした。しかし、共和党内の強硬派のうち20人が反対し、共和党の民主党に対する差が小さいので、過半数を取れない状況になったのです。
議長が決まらないと下院を始めることができないので、1日3回投票を繰り返すなどし、結果、15回となりました。この期間、交渉を続け、少しずつ賛成票を獲得していきました。
決まるかと思われた14回目では、ちょうど半数となり、1票足りないため不成立ということも起きました。

このニュースを見ている中で、議員の一人が「これは民主主義が機能しているということだ」という発言がありました。
同じ投票を何度も繰り返し、すぐに決めることができないなんて、無駄な時間のように思われがちです。しかし、「過半数が必要」というルールを守り、過半数になるまで投票し続けること、そのものが「民主主義」です。
もし、ここで「共和党が多数なんだから、過半数でなくても決めてしまおう」「これ以上の混乱を避けるために、ここで決めよう」と誰かが決めてしまえば、民主主義が失われます。
票の獲得のために強硬派の主張を取り入れたことで運営を難しさは増すかもしれません。また、少数派が減ってきた時には残った人に「なんで協力しないんだ」というプレッシャーもかけられました。
そのような様々なリスクや途中の混乱、面倒さ、時間のかかる交渉も含みながらも、前提となるルールを尊重し、物事を進めていく。
それがコミュニケーションの力を信じるということでもあると思います。

変化が激しく、混乱も多く、信頼が揺らぎやすい時代の中、エンパブリックは今年5月に15周年を迎えます。
エンパブリックは、新しい仕事が生まれるような対話の場づくりを広げたいと考え、スタートしました。15年経ち、状況も変化する中で、改めて何が大切か、どう役立っていくのか、考え、新しい動きを始める一年にしたいと考えています。

まだまだ至らないところが多いのですが、少しでも前に進めていければと思っています。

今年もよろしくお願い申し上げます。

◆empublicスタッフ 今月の気づき!
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昨年秋から、エンパブリックのスタッフの日々の活動の中での気づきをnoteにアップしています。ぜひスタッフの気づきをご覧ください。
https://note.com/empublic

最近のトピックスを紹介します。

〇こうなったらいいな...それでイイんです!~久保田淳「仕事づくりミニ・プレゼン」
https://note.com/empublic/n/na2c1a06f59f0

〇日本の「余白」とヒュッゲな関係?
https://note.com/empublic/n/naf096b3a4725

〇一年に一度「私の思いを遠慮なく出す機会」-empublic Studioはなぜ望年会をやるのか?
https://note.com/empublic/n/n51c1ef3f4df2

〇災害と自分とエンターテイメントのつながりをどう考える?~瀬沼希望「Find the Questuion #12」
https://note.com/empublic/n/n07c8e61406f1

〇住民が「主体的」な活動を続けていくために必要なことは?~新村絵美「empublic Store店長日記」
https://note.com/empublic/n/n53d94f113ce3

〇すぎなみ大人塾荻窪コース ふりかえり
杉並区教育委員会主催「すぎなみ大人塾荻窪コース」の学習支援者を、2020~2022年度の3年間務めてきました。大人の放課後をテーマに、地域のサポーターの皆さんと講座を企画・運営から一緒に行ってきました。
担当スタッフ高橋が、3年間の講座を運営させていただく中で得た学びを、他の地域での活動の参考にしていただけたら、という観点からレポートにまとめています。↓
https://note.com/empublic/n/n258a5ce14aca

◆編集後記
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先日、「地域で活動を広げるためにスポーツの価値を活用するには?」のセミナーの中で展開された「対話」の中に「傾聴」の要素が多い事に気づきました。お互いの立場になりきって、相手の課題を掘り下げて聞いたりすることで、アイデアが浮かび新しい活動に発展していく!これぞ「傾聴」の真骨頂だなと思わず感動しました。
最近ビジネスの中でも「傾聴」の大切さが広がってきていますが、真の「対話」を体感したい方はぜひエンパブリックの講座に一度参加してみてください(関場)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第223号 2023年1月12日配信)
発行責任者=広石 拓司

ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

年末のご挨拶(2022年12月28日発行)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2022年12月28日発行)

今年も残すところわずかとなりました。
本年も多くの方のご指導、ご協力、ご参加があって、私たちの業務を展開することができてきました。
2022年は私たちがVUCA(変化、不確かさ、複雑さ、曖昧さ)世界を生きていることを突き付けられた一年だと思います。
「どんな世界を望むのか。そのために何ができるのか」を話し合うことをもっと広げていくにはどうしたらいいか? その課題を突き付けられ、試行錯誤した一年でもありました。
来年、エンパブリックも新しいステージに進めるように、そして私たちの仕事が一人ひとりが大切にされ、協力が広がり、持続可能な世界につながるように、より工夫し、新しい展開を進めていきたいと考えています。
この一年、本当に、ありがとうございました。
寒い日が続き、特に北日本や日本海側では雪も多く、大変な年末年始になるようですが、みなさまお変わりなく、お元気で、良い年をお迎えください。

2022年12月28日
株式会社エンパブリック 代表 広石拓司

◆1◆エンパブリック活動レポート
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「empublicってどんな仕事や活動をしているの?」という質問もよくいただきます。
そこで今年度の業務からいくつかトピックスを紹介します。

<SDGsと地域づくりのプロジェクトが増えています>
・足立区のSDGs未来都市としてのプロジェクト、「アヤセ未来会議」の企画・運営
https://www.city.adachi.tokyo.jp/sesaku/ku/kuse/ayasemiraikaigi-bosyu.html
・日野市2030年ビジョン策定のための市民ワークショップ ヒノタネ・タウンミーティング
https://www.city.hino.lg.jp/shisei/keikaku/zentai/1019642/index.html
大学生インターンの体験記「ヒノネタプロジェクトタウンミーティング」
https://note.com/empublic/n/n9498d9752004
・石川県能美市第1回のみSDGsパートナーズ交流会&勉強会「地域課題を知る」
https://nomisdgs.jp/news/1758.html

<都市のコミュニティづくり>
・千代田区で個人から始まるまちのアクション「アーバニスト」を応援するサイトを公開
https://urbanist-chiyoda.net/
・港区社会福祉協議会での講演会「マンションでのコミュニティづくりを考える」レポート
https://note.com/empublic/n/n56d53831313d
・市民活動の広報力アップ!効果的な情報発信を考えよう(日野市 ひの市民活動支援センター)
https://note.com/empublic/n/n3f5528e130ef

<新しい時代への学びの場づくり>
・大学生インターンの体験記「課題解決型の事業開発プロセスを体験する」(NECソリューションイノベータ様の企業研修「事業創出と共創のための基礎」より)
https://note.com/empublic/n/nfc591436e72e
・実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方~育休後カフェⓇ・ファシリテーターが14人誕生しました!
https://note.com/empublic/n/nf7f924f28fc8
・探求って課題解決方法を探るための手段じゃないの?~エンパブリックインターン生がイベントに参加!
https://note.com/empublic/n/n2d9f5bdb9609
・女性のカラダやコンディションへの理解を深めるために、もっと家族や仲間、会社で話し合うには?~スポーツトレーナー大橋優花さんをゲストにみなさんと話しました!
https://note.com/empublic/n/n78446b8ad6eb

*今年度後半からempublicでは noteを使った活動レポート掲載に力を入れています。
毎週更新していますので、ぜひチェックしてください。
https://note.com/empublic
<その他記事の例>
・専門家(プロ)と市民の間に対話は必要なのか?
・同じイベントを定期的に開催することで、一人一人の思いと社会との接点を増やす
・社会を変えるのは”推し”なのかもしれない…!など

◆2◆DX事業開発の担い手(DXイントレプレナー)養成講座【2日間集中コース】開催
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DXの実現には大きな価値の転換を生み出す必要があります。
DX事業に取り組むには、会社員にも起業家マインドを持って動くイントレプレナー(社内起業家)の考え方が必要とされています。
これからの社会に必要となる自分達の事業は何か?を自ら発案し、仲間を作り、新しい仕事を生み出すプロセスを体験し、DXイントレプレナーとしての姿勢や動き方のコツを習得できる2日間集中の講座を開催します。
【1日目】
・DX時代の事業開発入門~アジャイル事業構想と起業家マインド
・社会課題を分析し、解決策を考える
【2日目】
・ビジネスモデルの構築を考える
・事業の実現力を高める

開催日時 2023年2月17日(金)24日(金) 両日10:00~17:30
2日間セット 77,000円(税込)
詳細・お申込はこちら https://empublic.jp/dx-intre

◆3◆編集後記
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ペットの柴犬(17歳)の夜泣きがひどくヘロヘロな毎日ですが、夫の協力も得てなんとかしのいでます。
が、ふと思えば、自分の子どもの時に夫は何もしてくれなかったじゃん!と今更ながら…。しかし、よく考えたら、あの時子どもの世話は妻がやるものと思い込んでおり、こちらから何も言ってなかったんだからそりゃ、しょうがなかったかなとも。育休後カフェの活動の中で、すごく前向きに仕事も育児も取り組んでいるなと思う方に聞くと、夫婦でよく自分のキャリアや子供の育児などの話をしているそう。コミュニケーションってやっぱり、大事ですよね…。年末年始、さて、さて、どうしましょうか。どうぞよいお年をお迎えください。(矢部)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第222号 2022年12月28日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

empublicメールマガジン「地域にあるものをフルに活かそう!」~根津の街から(2022年12月9日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2022年12月9日発行)

ー<INDEX>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆広石コラム「地域にあるものをフルに活かそう!」
◆2◆(12/21)地域で活動を広げるためにもっとスポーツの価値を活用するには?
◆3◆Jリーグ「シャレン! キャンパス」活動レポート
◆4◆ (12/5・1/20)健康指導実施者向け研修
「住民主体の健康づくり・地域づくり活動におけるコーディネートスキルセミナー」
◆5◆(2/17・24)DX事業開発の担い手(DXイントレプレナー)養成講座【2日間集中コース】
◆6◆編集後記
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すっかり冬らしい気候になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
サッカーのW杯では、子供から大人まで世代を問わず応援している姿に、改めてスポーツの力はすごいなと思いました。エンパブリックでは、地域の力を活かしたまちづくりを進めていく一環として、各地のスポーツクラブを地域資源として活かす取り組みも始めています。(新村)

◆1◆広石コラム「地域にあるものをフルに活かそう!」
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サッカーのワールドカップやオリンピックなどスポーツ・イベントが盛り上がると、メディアなどで「スポーツの力」という言葉がよく使われます。
スポーツには競技や娯楽という側面もありますが、「一緒に楽しむ場を生み出す」「人がつながる」「活動を支える多様な役割がある」「メッセージを多くの人に伝える」など様々な機能を持っています。これらの機能は、地域で活動する人が感じている「活動に新しい参加者を増やしたい」「ネットワークを広げたい」「居場所や出番をつくりたい」などを解決することに役立つ可能性があります。

この可能性にスポーツの担い手たちも気付き始めています。例えば、Jリーグのシャレン!(社会連携活動)は地域活動に「Jリーグをつかってほしい」という思いから始まり、「子ども食堂と企業をつなぐ」「ローカルSDGsネットワークをつくる」「障がい者の活躍機会を広げる」などの活動が全国に広がっています。
(Jリーグ シャレン!アウォーズ2022のエントリー一覧  https://www.jleague.jp/sharen/awards2022/
Jリーグ以外のプロスポーツクラブや実業団チーム、大学や高校などでも、幅広い地域連携活動を始めています。
また、スポーツ庁でも第3期スポーツ計画で「スポーツによる地方創生、まちづくり」を主要テーマの一つに掲げています。(スポーツ庁の紹介動画 https://youtu.be/BfpfLuwwT18
さらに学校スポーツ部活動の地域移行が進むことで地域とスポーツの新しい関係も生まれようとしています。

このような地域とスポーツの協働をもっと活性化し、スポーツの持つ多彩な力やネットワークと地域課題解決とが新しくつながることができれば、そこにイノベーションが起き、地域にポジティブな変化を広げることができる!
そのように考え、私たちもJリーグ関係のみなさまを始め少しずつ試行錯誤を重ねてきました。

それを通して様々な可能性、実践者の思いやチャレンジに出会うことができ、嬉しく思うと同時に、どうしても「自分(相手)の専門、フィールドはここ」と設定して考えてしまう方がまだまだ多いことです。
子どもの貧困対策、居場所づくり、高齢者の孤立防止、環境問題、まちの活性化など地域の課題解決に取り組もうとした時に、使える地域資源として「スポーツ」を思い浮かべる人は限られています。

地域にJリーグやBリーグなどのプロスポーツクラブがある、スポーツ・イベントがある、学校・大学の部活動やスポーツサークルがあることは知っていて、参加や応援をしていたとしても、地域課題解決と結び付けて考えたり、何ができるのか具体的にイメージを持っている人は少ないんだなと思わされます。
例えば、子どもの活動している方に「Jリーグのクラブとの連携は?」と話すと「私、サッカー知らないので・・・」となってしまったり、「有名な選手に来てもらったら宣伝になる?」という声が多くあります。

地域にあるものをフルに活かし、活かしあい、自分の活動も地域全体も元気にしよう!
それが持続可能な地域づくりには不可欠だと考えています。
ただ、それには地域活動、スポーツ、サポーター、企業、行政ら多様な主体がつながり、価値共創を進めるソーシャル・プロジェクトの進め方を広げ、根付かせるが大切になります。
そして、そのような場をつくり、プロジェクトを動かすコーディネーターの存在も大切です。
そのような取り組みに力を入れ、充実させていきたいと考えています。

*ぜひ多様な方とご一緒にチャレンジしていければと思っています!
ご関心ある方、お気軽にご連絡ください。

◆2◆地域での活動を広げるためにもっとスポーツの価値を活用するには?
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【導入イベント】地域で活動を広げるためにもっとスポーツの価値を活用するには?
> 12/21(水)19:00~21:00  *一般1,000円 Studioメンバー無料
詳細・参加申込み https://peatix.com/event/3430767/

金沢で高校生の居場所づくりに取り組む(社)第3職員室の仁志出さんとFC東京でスポーツ×まちづくりの推進に20年以上取り組んできたスタッフ久保田との対話を通して、子どもやユースの居場所づくりにどのような取り組みが可能なのか一緒に考えていきます。
これまでスポーツと接点がなかった方にこそ、ぜひご参加いただきたいと思っています。

【ゼミ】まちの課題解決にスポーツという地域資源を活かすには ~まちづくり×スポーツの可能性とコーディネーターの役割を考える(全3回)
> 2023年2月8日(水)15日(水)22日(水) 各回19:30-22:00
【第1回】地域課題解決にスポーツは活かせるの?
【第2回】地域の子ども達の未来を拓くためにスポーツをどう活かせる?
【第3回】運動部活動の地域移行とは? 地域づくり、スポーツ振興に活かすには?
*3回セット 10,000円(Studioメンバー9,000円) 単回参加も可
参加・詳細申込 https://peatix.com/event/3437368/

地域課題解決、子どもの未来づくり、運動部地域移行の3つの視点から、地域課題解決や社会活動する人にとってのスポーツの活かし方を考えます。
各回、久保田から基礎知識、広石から実践手法解説を行い、異分野の連携を進めるには何が大切か、どのようなコーディネート力が求められるか考えていきます。

◆3◆Jリーグ「シャレン! キャンパス」活動レポート
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Jリーグが社会連携活動をテーマにして各クラブの担当者などに向けて行っている活動「シャレン! キャンパス」では、広石が講師を担当し、今年のアクション・ラーニングをエンパブリックが運営しました。
その様子をレポートにまとめています。
https://note.com/empublic/n/n3ad57d667c27

*その他、noteでは活動レポートを掲載しています。 https://note.com/empublic
・探究って課題解決方法を探るための手段じゃないの?
・市民活動の広報力アップ!効果的な情報発信を考えよう
・違う分野の人たちと対話することで新たな視点が見つかる など

◆4◆ (12/5・1/20) 健康指導実施者向け研修
住民主体の健康づくり・地域づくり活動におけるコーディネートスキルセミナー(全2回 参加費無料!)
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厚生労働省委託事業として(株)日本総合研究所が実施する、全国の保健師や管理栄養士などの健康指導を実施している方を対象とした、住民主体の健康づくり・地域づくりにおけるコーディネートスキル向上を目的としたオンラインセミナーに代表広石が登壇します!

住民自らが主体的に問題解決に向けて取り組むような環境づくりはどうしたら生まれるのか。住民主体の活動を促しコーディネートするスキルを体系的に学ぶ場に参加してみませんか?
【第1回】2022年12月16日15時00分~17時00分
【第2回】2023年01月20日13時00分~15時00分
お申し込みはこちら(12/15締切)  https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=103741

【書籍「専門家主導から住民主体へ 好評発売中!】
エンパブリックでは、住民主体の地域づくりを実践してきたノウハウを1冊にまとめた書籍も出版し、ご好評をいただいています。
住民が自ら動き出せるような場づくりとは? 住民と専門職のパートナーシップの持ち方は? にご関心ある方、ぜひ お読みください。
https://empublic.stores.jp/items/5ec9948b34ef0129adaddfd6

〇empublic Studioでは、こちらの書籍をもとに、元公務員のスタッフ萩元と、久保田がそれぞれの視点から広石と対話する動画を定期的にアップしています。
第1回をYouTubeで公開

Studio住民主体のまちづくりch

◆5◆DX事業開発の担い手(DXイントレプレナー)養成講座【2日間集中コース】開催
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DXの実現には大きな価値の転換を生み出す必要があります。
DX事業に取り組むには、会社員にも起業家マインドを持って動くイントレプレナー(社内起業家)の考え方が必要とされています。
これからの社会に必要となる自分達の事業は何か?を自ら発案し、仲間を作り、新しい仕事を生み出すプロセスを体験し、DXイントレプレナーとしての姿勢や動き方のコツを習得できる2日間集中の講座を開催します。
【1日目】
・DX時代の事業開発入門~アジャイル事業構想と起業家マインド
・社会課題を分析し、解決策を考える
【2日目】
・ビジネスモデルの構築を考える
・事業の実現力を高める

開催日時 2023年2月17日(金)24日(金) 両日10:00~17:30
2日間セット 77,000円(税込)
詳細・お申込はこちら https://empublic.jp/dx-intre

◆6◆編集後記
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それにしてもサッカーワールドカップの日本代表の活躍は素晴らしいですね!大会が始まるまでは、「何でこんなに話題にならないのだろう・・・」と心配になるほどでしたが、鮮やかな逆転勝利を重ねながら、これまでにないほどの盛り上がりに!選手たちの活躍と共に、本人やチームの様々なストーリーも知られ始めて、それがまた新たな共感を生み出して、盛り上がりをさらに増幅させていることを強く感じます。応援している私たちも、きっと自分の何かを重ね合わせながら応援しているのかもしれませんね。
ただ、社内やStudioでこの話をしていたところ、「ワールドカップ見ていないです」「この雰囲気好きじゃないです」という声も!最初は驚いたのですが、確かにそういう人も多いよなーと改めて気付くことができました。
そこで、empublic Studioの望年会(オンライン交流会)で、ワールドカップカフェ「見ていない人とも話したい!ワールドカップを熱烈に応援する人と、まったく関心ない人のギャップは?」を開催することにしました!Studioメンバーの方に改めてご連絡いたします(久保田)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第220号 2022年12月9日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン~根津の街から(2022年11月21日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2022年11月21日発行)

ー<INDEX>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆empublicスタッフ 今月の気づき!
◆2◆期間限定! 動画「システム思考の考え方・進め方」を公開
◆3◆12/4(日) 対話と参加・協働を進めるファシリテーション&ワークショップ・デザイン (対面+オンライン)
◆4◆ラジオ『Find the Questuion』by empublic Studio
◆5◆広石コラム・アーカイブより「組織が信頼されるとは?」
◆6◆編集後記
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アメリカの中間選挙は、社会の分断について改めて感じる機会となりました。
社会・環境の問題は多様な要素が関係し、異なる文脈が影響しあう“複雑な問題”です。
その問題を何か一つの“正しさ”から見て、他の見方を“間違い”とすることから分断は生まれます。
「正しさ」の反対は「別の正しさ」と考え、立体的に理解しようとするがシステム思考です。
システム思考を多くの人が使いこなせたら、と最近、改めて思っています (広石)

◆1◆ empublicスタッフ 今月の気づき!
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empublicのスタッフは、日々色々な現場で多様な方と出会い、対話することを通して、たくさんの気づきを得ています。
今号から月1回、スタッフの気づきの一言を紹介していきたいと考えています。

〇同じ問題・課題へ取り組むアプローチ、アイデアがいくつかあるときに、それらの主従を定めていくことが「仕事にする」ということ ~ 久保田淳「仕事づくりミニ・プレゼン」
https://note.com/empublic/n/n28f7a04714ad

〇コロナで、一度飲み会などの集まりが完全に制限されたことで、また再開させるためには「理由」が必要になる ~ 渡邉さや「ランチタイム交流会」
https://note.com/empublic/n/n4c53a449d04a

〇みなさんの頭の中で思っていることは、とっても価値があることで、ほかの誰かが聞きたいと思っていること ~ 瀬沼希望「Find the Qustion」
https://note.com/empublic/n/n0985ff1dcd9e

◆2◆期間限定! 動画「システム思考の考え方・進め方」を公開
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「 「つながり」と「構造」を使いこなそう!~ 複雑な社会問題を解決し、 変化を促すためのシステム思考入門 」(全2回 11/22・12/6)の開催にあわせて、動画「システム思考の考え方・進め方」(17分)を公開しています。
「システム思考って、どういう考え方なの?」の基本をお伝えしています。公開期間は12月30日までです。
下記URLからパスワードを入れてご覧ください。
https://vimeo.com/772484600  パスワード system2211em

地域や社会、ビジネスの問題を扱うために「システム思考」をどう活かせばいいか?
目の前の問題対処に追われるのではなく本質的な変化を起こすために、システム思考の基礎を身につけ、自分なりの活用法を考えてみたい方は、講座にもご参加ください。
*オンライン開催各19:30~21:45
詳細・お申込みはPeatixから https://peatix.com/event/3401560

◆3◆12/4(日) 対話と参加・協働を進めるファシリテーション&ワークショップ・デザイン (対面+オンライン)
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12/4にファシリテーション、ワークショップ・デザインの講座を開催します。セット参加( https://peatix.com/event/3402273/ )に加えて、下記の単独プログラムへの参加も可能です。

〇10:00~12:45 声を「聴く」から対話・参加を生み出すファシリテーション
対話やワークショップのファシリテーションを学びたい方、研修や参加型イベントを実施する方、ファシリテーションを勉強している方の再入門にお勧めです。
詳細・お申込みはPeatixから
https://peatix.com/event/3421211

〇13:30~16:30 参加型の学びと対話の場の設計方法~ワークショップ・デザイン
ワークショップや場づくりを既に行っている方、これからやってみたいと考えている方、そのような場に興味がある方、ぜひご参加ください!
https://peatix.com/event/3421363

◆4◆ラジオ『Find the Questuion』by empublic Studio
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empublic Studioでは、毎週木曜のランチタイムに、スタッフ瀬沼希望が、リスナーのみなさんからのお便りを紹介する、ラジオ『Find the Questuion』を始めました。
先週は「特別企画『広石さんに聴いてみよう』」ということで、エンパブリック代表広石をゲストに、届いたお便りを元に「スタートレックのピカード艦長が師匠。あなたの人生の師匠は?」などといった話で盛り上がりました!
これまでのラジオは下記からお聴きいただけます!

◆5◆広石コラム・アーカイブより「組織が信頼されるとは?」
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エンパブリックnoteでは、スタッフ新村がもう一度紹介したい過去の広石コラムを投稿しています!
企業向けの研修も行っているエンパブリックですが、今回は、「組織が信頼されるとは?」について、書いたコラムをご紹介します。
「自分たちは問題を抱えていて、努力しているが、解決できないところが残っている」と明確に伝えるという言葉が私の中に強く残り考えました。(新村)
https://note.com/empublic/n/ne4d00397363c

◆6◆ 編集後記
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初めまして!9月からエンパブリックでご縁を頂き、働かせていただいている関場と申します。
先日、スタッフ高橋が学習支援者を担う「杉並大人塾」という杉並区の地域活動のイベントに初参加させていただきました。
荻窪をもっと知りたい!楽しみたい!という思いで集ったメンバーの方々の活気と楽しそうな様子、地域のみんなでつながっていこうとする雰囲気を感じ、なんだか心が温かくなりました。
このような、みんなで楽しく集まれる場が全国で広がっていけば、もっと日本全体が明るくなるのでは。と感じ、みなさんの楽しそうな笑顔を頭に浮かべながら帰途につきました。(関場)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第220号 2022年11月21日配信)
発行責任者=広石 拓司
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empublicメールマガジン「 知を生み出すソーシャライゼーション」~根津の街から(2022年11月11日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2022年11月11日発行)
ー<INDEX>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆知を生み出すソーシャライゼーション(広石コラム)
◆2◆(11/20)子育てしながらの働き方・キャリアを考える対話ワークショップの作り方
~誰もが自分らしく活躍するためのコミュニケーション方法を学ぼう
◆3◆(12/4)対話と参加・協働を進めるファシリテーション&ワークショップ・デザイン (対面+オンライン)
◆4◆ (11/22・12/6)「つながり」と「構造」を使いこなそう!
~ 複雑な社会問題を解決し、 変化を促すためのシステム思考入門(全2回)
◆5◆活動レポート
◆6◆過去の広石コラムを読み直してみませんか?
◆7◆編集後記
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街の木々も色づき始め、すっかり秋らしくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
コロナで人と人の距離が開いたと言われる中、改めて対話の大切さを感じています。今回はファシリテーションに関する講座の案内もしています。(新村)

◆1◆ 知を生み出すソーシャライゼーション(広石コラム)
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10月から対面でのイベントやワークショップ、研修が増えています。
しばらくほとんどの会がオンラインの日々でしたので、電車で移動しながら「こんな感じだったな」と思ったりします。
ただ、オンラインでは打合せの時間の間が詰まっていても対応できたため、その流れが残っていて、スタッフが対面のイベントの30分後にオンライン打合せを設定し、駅にあるブースから参加することも時々あります。

テレワークが広がる中で起きた現象として指摘されるのが、仕事の経験が属人化しがちだということです。
オンラインでは業務の打合せをし、後は個別に作業することが多くなり、個々人が作業するプロセスの中で気づいたこと、実施の工夫などが個々人のものとなりがちということです。

確かに、隣で仕事をしていてお互いに見えていたこと、隙間時間の雑談で共有できていたことがテレワークでは見えにくくなってしまいます。
ただ、これは個々人の仕事の経験の共有する仕組みのないことが本質的な課題であり、それがテレワークで明確になったと考えられます。

日常業務の打合せや進捗確認では後回しにされやすい、個人の経験、直感、ひらめき、学びを「暗黙知」とし、イノベーションを起こす資源だと打ち出したのが、野中郁次郎先生らの書籍「知識創造企業」でした。
暗黙知を個人のものに止めないで、形式知にして組織で共有し、価値創造に活かすことがイノベーションを生む知識創造につながると考えたのです。
この考えを受け、日本企業でもナレッジ・マネジメントに力を入れましたが、思ったように効果が出ない場合も少なくありませんでした。

日本企業のナレッジ・マネジメントでは、暗黙知を表出(Externalization)させて形式知とし、連結(Combination)させてまとめるマニュアル化が重視されました。
ただ、野中氏らの知識創造サイクルはSECIモデルと呼ばれているように、表出(E)・連結(C)の前に「S」があります。
このSは「Socialization」であり、人と人のつながりの中で暗黙知が暗黙知として共有される中で、何が知なのかが明確になっていくプロセスです。

よく刑事ドラマではバディものと呼ばれる少し風変わりな先輩刑事と新人刑事がペアを組む物語があります。
そこでは、最初、新人刑事は風変わりな先輩を見て疑問に思うのですが、ドラマが進む中で“風変わりさ”にこそ知恵が詰まっていくことに気付いていきます。
これがSocializationです。先輩の暗黙知を現場の中で分かち合い、暗黙知の価値が明確になっていくのです。

テレワークで個別作業になり、属人化しやすいことは、改めてSocializationの大切さに気付くきっかけとなります。
近年はテレワークでなくてもパソコン業務が増えたことで仕事は個別化し、属人化しやすくなっています。
業務プロセスの中での小さな気づきを小まめにチャットツールで共有する、定期的に一緒にふりかえりの時間を取ることが、かつてなく大切になってきています。
そして、お互いの日々感じていること、嬉しさや不安、小さな気づきもお互いにしっかり聴きあう「対話」の時間がとても大切になっています。

エンパブリックでも改めて対話の大切さ、実施をサポートするプログラムを実施していきます。また、empublic Studioでも小さな気づきを話し合える場を増やしていきたいと考えています。

◆2◆(11/20)子育てしながらの働き方・キャリアを考える対話ワークショップの作り方
~誰もが自分らしく活躍するためのコミュニケーション方法を学ぼう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( 育休後カフェⓇ+ふりかえり で、実行できる力が身につく実践型プログラム】
企業や組織において、育休・時短など多様な働き方や多様な価値観を持つメンバーがいる組織づくり、子育てしながらの働く人のキャリア形成に難しさを感じている方は多いと思います。
対話を通して自分の思い込みや他者の考えに気づくことで、育休や時短等の多様な働き方を認め合うことの意義を組織ぐるみで納得していけるのではないかと、企業や組織での対話ワークショップを提案しています。
本講座は、育児とキャリアに関するワークショップの主宰者としてすぐに活かせる知識やファシリテーションやワークショップ企画のスキルを学ぶ講座です。
皆さんの職場で、対話ワークショップを開き、子育てしながら働く人たちを応援していきませんか。(矢部)
詳細・申込みはこちらからPeatixから
https://peatix.com/event/3402849/view

◆3◆(12/4)対話と参加・協働を進めるファシリテーション&ワークショップ・デザイン (対面+オンライン)
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対話やファシリテーション、場づくりの考え方、ワークショップの企画・運営について学べるプログラムです。研修や参加型イベントを実施する方、ファシリテーションを勉強している方の再入門にお勧めです。
開催日時:2022年12月4日(日)10:00~16:30
【第1部】対話と参加・協働のファシリテーション 10:00~12:45
【第2部】参加型の学びと対話の場のつくり方~ワークショップ・デザイン 13:30~16:30
*第1部・第2部のみの参加も可能です。
会場:対面開催 エンパブリック根津スタジオ、オンライン同時開催
詳細・お申込みはPeatixから
https://peatix.com/event/3402273

◆4◆ (11/22・12/6)「つながり」と「構造」を使いこなそう!
~ 複雑な社会問題を解決し、 変化を促すためのシステム思考入門(全2回)
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社会・地域・組織にポジティブな変化を生み出すには、複雑な問題の中にあるつながりに向き合い、問題の構造を理解する「システム思考」が不可欠です。
目の前の問題対処に追われるのではなく本質的な変化を起こすために、システム思考の基礎を身につけ、自分なりの活用法を考えてみませんか?
実践的なシステム思考の入門講座、開講します。

開催日時:2022年11月22日(火)、12月6日(火)各19:30~21:45
*オンライン開催
詳細・お申込みはPeatixから
https://peatix.com/event/3401560

◆5◆活動レポート
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〇GM研修会(日本トップリーグ連携機構)を開催!
「もっと必要とされ、多くの人から支えてもらえるクラブ、チームとなるには?」をテーマに、研修会を開催しました。2日間のオンライン開催の様子をまとめたレポートはこちら
https://note.com/empublic/n/n2d0da8e2fb62

〇「課題解決型の事業開発プロセスを体験する」をテーマに企業研修を行いました。
エンパブリックの大学生インターンが、参加し、体験記をレポートにまとめました!
https://note.com/empublic/n/nfc591436e72e

〇フォルケホイスコーレで学んだ「自分の思いを知り、相手と分かち合うこと」の大切さ
~ デンマーク留学経験者が考えた対話の可能性
実際にデンマークのNordfyns Hojskoleに留学し、様々なバックグラウンドを持つ人たちと共同生活を経験した横山覚さんをゲストに、フォルケホイスコーレの仕組みやデンマークでの学びについてお話しいただきました。
参加したスタッフ瀬沼が感じた気づきや感想はこちら
https://note.com/empublic/n/n49343c94c45a

◆6◆過去の広石コラムを読み直してみませんか?
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エンパブリックnoteでは、スタッフ新村がもう一度紹介したい過去の広石コラムを投稿しています!
12月4日にファシリテーション講座も開催しますので、今回はファシリテーションや場づくりに関連するコラムをご案内します。(新村)
https://note.com/empublic/n/nf540cdda24c6?magazine_key=m3b219e81c362

◆7◆ 編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
先日、empublic Studioのワールドカフェに参加しました。私から「育休・時短・副業など多様な働き方の人がいる職場で、「申し訳なさ」や「モヤモヤ」がなくなるには、何を共有したらいい?」を提案させてもらったのですが、みなさんとのディスカッションから「わからないを共有するのが大事」という発見!がありました。これに気づいた時には、本当に「おー」という感じで、多様な人の集まる場の力を改めて感じたのでした。と同時に「これこれ」と、私が体験したような場を、企業や地域で広げたいと決意を新たにしたのでした。(矢部)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第219号 2022年11月11日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

empublicメールマガジン「根津の街から」(2022年10月22日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」◆
(2022年10月22日発行)

-<INDEX>------------------
◆1◆広石コラム:国際競争力とソフトスキル
◆2◆empublic Studio 一周年! 年間レポートを制作しました
◆3◆(10/26) デンマークの教育機関フォルケホイスコーレで学んだ「自分の思いを知り、相手と分かち合うこと」の大切さ
~ デンマーク留学経験者が考えた対話の可能性
◆4◆佐藤真久&広石拓司が「生涯探究」を考える大変革時代をポジティブに生きるための、生涯探究の学び方、つながり方とは?
~ ポジティブな変化を自分と組織・社会の両方に起こすために
◆5◆編集後記
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秋を感じる日が増えてきましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
2021年9月にプレオープンし、11月からスタートしたempublic Studioは一周年を迎えました。ご参加いただいている方、応援してくださるみなさま、本当にありがとうございます。
一年間の動きをまとめたレポートを公開しましたので、ぜひご覧ください!(新村)

empublic Studioレポート 2021年9月~2022年10月
スタジオのページ https://empublic-studio.jp/ のトップの欄にあるバナーからPDF版をご覧いただけます

◆1◆広石コラム:国際競争力とソフトスキル
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
スイスのIMD(国際経営開発研究所)は世界各国の競争力ランキングを出しています。
では、2022年の「版世界競争力ランキング」(64か国・地域を対象)で、日本は何位かというと‥‥

34位です。
低いと思うか、高いと思うかは人それぞれかもしれませんし、この評価方法が全て正しい訳でもないでしょう。
ただ、かつて経済大国と言われていた頃に比べて下がってきているのは確かです。

では、なぜ、順位は高くなっていいのでしょうか?
実は20の大項目の中には10位以内ものが3つあります。
しかし64か国中、63位という項目があるのです。

それは、Management Practices(マネジメント実践)です。
その大項目を構成する?の小項目は、例えば下記のようなものです
・企業の俊敏性(Agility)
・市場の状況の変化を認?し、対応している
・経営者の社会的信用が強い
・取締役会は企業の経営を効果的に監督できている
・ビッグデータと分析を使用して意思決定をサポートすることに長けている
・経営者の起業家精神がビジネスに浸透している
・ビジネスリーダーの社会的責任への意識が高い
・管?職に占める女性の割合

私は「なるほどな・・・」と思いました。
今の日本企業の経営は悪い訳ではないと思いますが、激しい変化の時代、経営に求められることが変化しているのだと思います。
自分はコツコツと真面目に取り組んでいても、周りが変わると評価が下がってしまう。
そんな時代だからこそ、変化への俊敏な対応力が求められているということでしょう。

日本の教育や研修では、学んだ直後に点数化できる(=ハードスキル)が重視されてきました。そして身に着けた知識や技術を使って長く働くことが良しとされてきました。
しかし、変化の激しい社会では、変化を感じ取って受けとめる力、感情や関係性を踏まえたコミュニケーション力、不安定な中のレジリエンスなど、点数化しづらい「ソフトスキル」が重要になってきます。

empublicが取り組んできたのは「変化・価値創造・協働のソフトスキル」なんだなと最近、改めて考えています。
自分のこれまでの当たり前が通用しない時、どう小さく早く失敗し、周りの協力を得ながら先に進めていくのか。

点数化しづらいソフトスキルをどう見えるかするか、みなさんと考えていきたいと思っています。

※       変化の時代、何か一つの正解に頼れないからこそ、探究し続けることが大切です。
生涯学習から「生涯探究」への変化を佐藤真久さんとセッションします。(4をご覧下さい)

◆2◆empublic Studio 一周年! 年間レポートを制作しました
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「変化・価値創造・協働のソフトスキル」を多くの人が使いこなせるように、コンテンツやセッション、体験機会を広げようと始めたのが、empublic Studio です。
この一年、試行錯誤している毎日であり、力や資源の不足もあって思うようにいかないところ、参加者にとって使いづらかったことも多々ありました。
ただ、参加者の方の思いやご協力、スタッフの熱心な努力によって、この一年の間にも歩みを進めてきました。
その歩みを本当に概要ですが、年間レポートにまとめました。
Studioサイト、またはこちらからご覧ください。 https://x.gd/uCGBo(pdf)

これまでいただいた声を踏まえ、また近年の状況を踏まえて改めて見直し、10月下旬から新しいバージョンの取組みを始めます。参加者の声や問いを起点とするstudioの可能性にチャレンジします。
まだまだ試行錯誤が続くところもあると思いますが、より参加しやすく、「思いのある誰もが動き出せる社会」の実現に向けての挑戦を、みなさまとご一緒させていただければと思っています。

※empublic Studioは年会費制のため初期にご参加いただいた方の更新時期となります。
期日が近づくとメールでご連絡いたしますので、ご確認ください。迷惑メールに入っていることがあるので、そちらもご確認を。
こちらからの更新手続きも可能です。
https://office.empublic-studio.jp/ent/e/QXbtJRN6ietFVTPt/

◆3◆(10/26) デンマークの教育機関フォルケホイスコーレで学んだ「自分の思いを知り、相手と分かち合うこと」の大切さ
~ デンマーク留学経験者が考えた対話の可能性
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
幸福度世界一の教育ともいわれている北欧デンマーク。
デンマークの教育機関「フォルケホイスコーレ」は様々な背景を持つ人たちと平等に学び対話できる”人生のための学校”と呼ばれています。
実際にこの学校に留学してきた横山覚さんが「自分の思いを伝え、もっと相手と話し合うこと」の大切さについて気づいた体験を聞きながら、「もっと話し合う」ことを日本に広げるために何が必要なのか、一緒に考えてみませんか?

〇開催日 2022年10月26日(水)20:00~21:30
*オンライン開催
〇詳細・お申し込みはPeatixから
https://peatix.com/event/3344598

◆4◆佐藤真久&広石拓司が「生涯探究」を考える大変革時代をポジティブに生きるための、生涯探究の学び方、つながり方とは?(全2回)
~ ポジティブな変化を自分と組織・社会の両方に起こすために
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
暮らしや仕事も先行きが不安定な状況な時代に、自分のやりがい・生きがいのある未来を描くためには、過去の答に頼るのでなく、主体的な「探究」を続けることが大切です。
ポジティブに暮らし、働いていくための「生涯探究」とは、どのようなものなのか、一緒に考えてみませんか。

ナビゲーター:
・佐藤真久 東京都市大学大学院 環境情報学研究科教授
・広石拓司 エンパブリック代表

開催日 2022年10月31日(月)、11月7日 いずれも19:30~21:45
詳細・申込はPeatixから https://peatix.com/event/3360960

◆5◆編集後記
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empublic Studioが始まってから、1年が経ちました!これまではひょっとすると、プログラムの実際の様子が外から見えづらく(分からなくて)参加しづらかった方もいらしたのではないでしょうか・・・企画・運営のスタッフもこれまでを振り返り、10月からはプログラムもリニューアルしました。改めてまた皆さまのご参加をお待ちしています。
ところでサッカー天皇杯は、山梨のヴァンフォーレ甲府が優勝しました!初のタイトル獲得です。スタンドの最前列で大応援旗を振り続け、優勝決定後に涙を流していたご老人の姿がまたとても感動的でした。エンパブリックもスポーツ界とのつながりが広がっているところでして、ますます多くの関わりと新しい活力を作っていけるように取り組んでまいります!(久保田)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第218号 2022年10月22日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「根津の街から」(2022年9月9日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」◆
(2022年9月9日発行)
◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥◇
-<INDEX>------------------
◆1◆広石コラム:win-winを超えて
◆2◆サッカークラブが地域ともっと話し合いたいことは?
~FC東京クラブコミュニケーター 石川直宏さんと考える
◆3◆SDGs/DX トランスフォーメーションを促すリーダーシップ [講座版]
◆4◆【法人向け研修】DXイントレプレナー養成講座(全4回)
◆5◆エンパブリックの活動の近況紹介
◆6◆編集後記
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秋を感じる日が増えてきましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目に体調など崩さぬようお気をつけください。(新村)

◆1◆広石コラム:win-winを超えて
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ビジネスで関係をつくる時に「win-winで」と言われることがあります。
一緒に取り組むことが相手にとっても、自分にとっても良い結果になるようにしよう、という意味です。
どちらだけが得する訳でない、良い関係だと考えられています。

ただ、気をつけないといけないのは、win-winは、どちらも勝つことが前提にあり、
相手から何かを得ることが目的になっているということです。
もしどちらが失敗したら、この関係は成立しません。

例えば、スポーツで支持されるには「勝つ」ことが大切だと考えられがちです。
勝つ喜びをお客さんに与えることができれば、自分たちを応援・支持してもらえる、という考えです。
ただ、この考えは「負けたら意味がない」となりかねません。
勝つことで賞賛されますが、「応援・支持」が本当に必要なのは、負けている時、うまくいっていない時、苦しい時なはずです。
勝つから応援される存在なら、うまくいかない時は応援されない存在になるでしょう。

良い時も悪い時も共に生きる存在としてお互いを支え合う。
give & give の関係が関係性を力にできるのだと思います。

12日にempublic Studioでお話しいただく石川直宏さんは、現役時代、日本代表にも選ばれたスターです。
俊足でサイドを駆け上がる石川さんの姿は、僕にとってもFC東京の試合を観る時の楽しみなことでした。
そんな石川さんが現役引退され、地域貢献の活動を始める際に相談にのらせていただきました。

石川さんの選手時代は怪我との戦いでした。リハビリにあけくれ、試合に出れない時間の中で、自分のプレーはもちろんのこと、なぜサッカーをするのかを考え、怪我をしても応援してくれる方たちのことを、家族のことを考え続けました。
その中から、地域とクラブ・選手がもっとお互いをリスペクトしあい、それぞれの関係性をさらに高めるような活動をしたいと考えるようになったのです。
立場を超えて、それぞれの立場から理想や未来を考え、等身大の自分ができることを持ち寄り、活動を積み重ねていく。
そのような大きな絵を描きながら、クラブコミュニケーターとしての活動を展開しています。

give & giveの関係で、より大きな、みんなが笑顔になれるwinをつくる。
そのような関係性のつくり方を考え、トライしてみませんか?

◆2◆サッカークラブが地域ともっと話し合いたいことは?
~FC東京クラブコミュニケーター 石川直宏さんと考える
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石川直宏さんと広石がスポーツと地域が共創していくためのコミュニケーションについて語り合います。

〇開催日 2022年9月12日(月)20:00~21:30
*オンライン開催
〇詳細・お申し込みはPeatixから
https://peatix.com/event/3347430

◆3◆ SDGs/DX トランスフォーメーションを促すリーダーシップ [講座版]
~変化を恐れからワクワクにできるチームをつくるコミュニケーション術
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既存の延長線上にない新しい価値を生み出すために、トランスフォーメーショナル・リーダーシップを軸に、心理的安全性、U理論なども交えて、正しさや理屈だけでは動かないチーム、組織が動き出すためのコミュニケーションを考えます。

〇開催日 2022年9月28日(水)20:00~22:15
オンライン開催、参加費 一般4,800円
〇詳細・申込はPeatixから http://ptix.at/9Qp82e
*empublic Studioのプロジェクト・ページはこちら https://empublic-studio.jp/4250

◆4◆【法人向け研修】DXイントレプレナー養成講座(全4回)11月期 参加者募集中!
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エンパブリックでは、社会起業家育成の豊富な実践経験から得たノウハウを基に、組織・社会の変革につながる新しいデジタル事業を構想・推進できる社内起業家(イントレプレナー)を養成するプログラムを開講しました。
現状の顧客の課題を社会的視点も交えて深く多面的に分析した上で、デジタルも活かした「人の動き方の変化」をデザインし、事業をつくる体験を通して、実践力を身につけます。

〇開催日 11月2日、9日、16日、30日 水曜13:30~17:30(全4回)
〇参加費 9月31日までの申込みの場合 88,000円(税込)
*3名以上の申込みの法人にはDX人材育成に関する相談会も開催。
*詳細・お申込みはPeatixから https://empublic.jp/dx-intre

◆5◆エンパブリックの活動の近況紹介
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〇シニア世代の誰もが デジタルを使いこなし、 楽しい毎日を過ごせる社会をつくるには? ~デジタル庁デジタル推進委員のタノシニアンのお二人と考えよう!

シニアがデジタルを楽しめる環境づくりを全国に広める活動「タノシニアン」をされてきて、今回デジタル庁のデジタル推進委員としても活動を始めた、入江眞知子さんと伴克子さんをゲストに、シニア世代の誰もがデジタルを使いこなせるには?をテーマに考える会を開催しました!デジタルの使い方を正しく理解してもらおうとするのではなく、興味や好きなことが広がっていくためのツールとして使ってもらうのが、最初の一歩に繋がるのだと、改めて考えさせられました。(新村)
(詳細こちら https://peatix.com/event/3350835)

〇新しいことを始めるなら、まず4人のチームをつくろう! ~ 個人の思いからプロジェクトや事業を始めるコツ

参加者の皆さんが、「4人」という数字が組織の中身の観点と、運営の観点の両方において良いと感じる体験をお持ちのようでした。
「多様性」「役割分担」が大切で、前へ前へと推進する役割だけでなく、立ち止まって検証したり振り返ることを唱える人物も必要だと…。陰で支えてくれるような4番目の役割こそ重要という指摘もありました。また、何らか2グループに分かれるときも2人ずつになれるので問題無く、その組み合わせも変えられるなどなど、「4人」には鍵がありそうです。(久保田)
(詳細こちらhttps://peatix.com/event/3336340)

◆6◆編集後記
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9/8に、本文活動報告にもある「シニア世代の誰もが デジタルを使いこなし、 楽しい毎日を過ごせる社会をつくるには?」に参加しました。コンセプトはとにかく「楽しく」!。楽しいから新しいトライもしているうちに、VRも使いこなしていらっしゃる(!)。最近VRに目覚めた我が家の中学生が、「タノシニアンの皆さまからVRの楽しみ方を教わる」という新しい未来が見えた気がしました。
諸外国では、デジタルが日常生活の必須事項となる中、デバイドの問題が文字通り死活問題となるため、手厚いフォローをしている事例も紹介いただきました。デジタルツールが使えないとき、困ったときに、身近なところで、楽しくフォローをする、そんなデジタル庁デジタル推進員が広がるといい!というお話と、タノシニアンの皆さまの笑顔に元気をいただいた、あっという間の90分でした。(高橋)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第217号 2022年9月9日配信)
発行責任者=広石 拓司