「readiness for 2025」では、これから広がっていくであろう変化を考えるリソースとして、書籍や動画などの紹介をしています。readiness for 2025 であがっているテーマについて、自分の視野を広げたり、自分なりに考えるために、ぜひリソースにアクセスしてみてください。

  • 変化の前提となるメガトレンド

  1. 会社

  2. 事業開発

  3. 会議

  4. 組織

  5. 学び

  6. キャリア

変化の前提となるメガトレンド

  • マクロウィキノミクス

    ドン・タプスコットら著 2013

    グローバリゼーションが進み、インターネットの存在感が増したことによって、孤立した組織や他者と切り離された出来事・行動が存在できなくなってきています。個人がインターネットなどを通して発信し、シェアし、共創する力が、社会や経済のあ り方に大きな影響を与えます 

  • ワーク・シフト

    リンダ・グラットン著 2012

    未来の世界を形づくる5つの要因によって、私たちは時間に追われ、多様な人と協働するようになります。変化に対応し、明るい未来を迎えるために、働き方に関わるつのシフトを提案します。 

  • インターネットの次にくるもの

    ケヴィン・ケリー著 2016

    個々のどのような商品・サービスが栄枯盛衰しようと、技術発展とそれらの使い方の方向性は変わることはありません

  • 日本の未来図2030

    自民党国家戦略本部 2014

    19人の有識者の講演をもとに、これまでの延長線上にない未来の姿をまとめたもの

1.会社のこれからを考える

  • 国際統合報告フレームワーク

    発行:国際統合報告評議会

    • 国際的な「統合報告」の動きは、企業の業績報告書を、財務の結果や事業計画だけでなく、組織が短、中、長期的に価値を創造するためにどのような経営をするのか、現状と今後を洞察し、外部に説明することを求めています。
    • 企業活動の価値の蓄積である資本は財務資本、製造資本だけでなく、知的資本、人的資本、社会・関係資本、自然資本から構成されると考え、それらの資本の増減または転換するプロセスを「ビジネスモデル」と定義しています。
    • 企業が行う広範な活動・相互作用・関係性を統合的に考え、ステークホルダーや社会に対して創造する価値が、上記の6つの資本にどう影響するのか明確にすることが、株主らにとっても大切になっているという前提に立っています。
  • 世界で一番大切にしたい会社 コンシャス・カンパニー

    ジョン・カーター著 2014

    米国最大手の自然食品スーパー「ホールフーズ・マーケット」の経営者が、社会に好影響を与えながら、事業が成長する”意識の高い資本主義”を解説する。

2.事業開発のこれからを考える

  • コトラーのマーケティング3.0

    著者:フィリップ・コトラーら  2010年

    製品中心(1.0)、消費者志向(2.0)を越え、マーケティングが「世界をより良い場所にする」につなげる活動となることが大切と伝える。近年、コトラーは4.0として、顧客の自己実現を支えるマーケティングの必要性を述べている。

  • リーン・スタートアップ

    エリック・リース著 2012

    起業家に必要な考え方を説く中で、リーン・スタートアップ(贅肉のない起業)を提案している。計画づくりに時間をかけるよりも、製造・計測・学習のサイクルを動かせて、最小限の努力と時間で開発できる実用最最小限によるテストの重要性を指摘した。

  • ビジネスモデル・ジェネレーション

    アレックス・オスターワルダーら著 2012

    顧客セグメント・価値提案・チャネルなど9つのブロックから成る「ビジネスモデル・キャンバス」という1枚の紙で各要素間の関係を俯瞰的に考えながら、仮説検証していく事業開発過程を提案。

3.組織のこれからを考える

  • 複雑化する企業環境、6つのスマート・ルールでシンプルに

    イブ・モリュー TED動画

    コンサルタントのモリューは「なぜ組織の生産性は落ちてるのか?」「なぜ仕事にやりがいを持てないのか?」を追及し、複雑な組織づくりや仕組みをやめ、同僚の仕事を理解する、まとめ役を強化するなど、社員の相互作用を促すことにシンプルに注力した方がずっと良い結果になると発見しました。

  • チームが機能するとはどういうことか

    エイミー・C・エドモンドソン

    原題は「TEAMING]。多様な専門家が一時的に集まった時に結果を出すチームとなるために、率直に話し合い、協働し、試み、省察することの大切さを伝えている。

  • レジリエンス 復活力

    アンドリュー ・ ゾッリら著

    多様な事例から、人、コミュニティ、システムのレジリエンスを考え、協力や信頼、リスク管理の進め方を示唆しています。

4.会議のこれからを考える

  • 会議のマネジメント 周到な準備、即興的な判断

    加藤文俊 著 2016

    会議を「場」として捉える考え方、運営していく手法がまとめられています。

  • 日産 驚異の会議

    漆原次郎著 2011

    日産改革の中で、迅速な課題解決の実行を促した会議の手法と、会議から現場で実践するまでの事例の紹介が含まれている。

  • イシューからはじめよ-知的生産の「シンプルな本質」

    安宅和人著

  • 論点思考

    内田和成著

    どう解くかよりも、何が問題かを考えることの重要性をまとめている。

5.学びのこれからを考える

  • 遊びから情熱、そして目的へ

    TED動画 トニー・ワグナー

    イノベーターを育てるには、どうしたらいいか?」を探るためにイノベーターとその師を取材する中で、ワグナーは既存の学校教育がイノベーター育成に向いていない理由を明確にし、遊びから情熱、そして目的という順番の大切さに気付きました。

  • 上手な教え方の教科書 ~ 入門インストラクショナルデザイン

    向後千春著 2015

    情報を伝えるだけでなく、受け手の心理過程を先導し、主体的な習得を促すインストラクショナルデザインの基本的な考え方を漫画も入れてまとめている。現代の学びの前提を理解できる。

  • 10 Steps to Successful Training』(Elaine Biech著 2009

    現代の人材育成についてコンパクトにまとまっている。

  • 共に考える講座のつくり方

    広石拓司 著 2012

    講演のまとめ方、対話の進め方など、プロの講師ではない人が、参加型の学びの場をつくるためのガイドブック

6.キャリアのこれからを考える

  • モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

    ダニエル・ピンク著

    意欲ある人には、報酬を目的にアメとムチの外発的動機づけをすることは逆効果で、本人の興味・好奇心から始まり、自己成長の達成に喜びを見出す内発的動機が大切であり、組織も変わる必要があるとしている。マズローの5段階欲求だと自己実現は5段階目だが、ここでは自己実現が最初にあると逆転している。

  • ワーク・シフト

    リンダ・グラットン著

    環境が変化する中で、2025年に孤独と貧困に陥らない働き方を提案している。

  • LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

    リンダ・グラットンら著

    環境が変化する中で、孤独と貧困に陥らない働き方を提案することに加えて、人生100年時代の人生設計や過ごし方を変える必要があることを伝えている。