謙虚な問いかけ empublicメルマガ 2017年3月24日号

empublicメールマガジン「根津の街から」    (2017年3月24日発行)

もう年度末になりましたね。 東京の桜も咲き始めているようです。

根津スタジオでは、春からのゼミの参加者を募集中です!
「問いかけ力を磨こう」に加えて、「育休・復職を考える場づくり」「サステナビリティ&ビジネス」という新しいプラグラムも始まります。
次の新しいステージに向かうために、視点を変え、視野を広げるのにご活用ください!

<INDEX>

1.コラム「つながりは謙虚な問いかけから 」(広石)

2.新年度、新しい学びを!

■ ゼミ「問いかけ力を磨こう~ 本質を探り、変化を生む場をつくるために」
全6回 4/20~ 木曜夜コース・スタート! 3月25・26日集中講座

■実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方
全3日+実践 4/22・23+実践+9/9

■ゼミ「サステナビリティ&ビジネス ~SDGS時代の事業構想力を身に着ける」
全5回 4/26(水)スタート!

■ 対話「2025年の自分と仕事を考えよう」 4/16

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◆1◆ コラム「つながりは謙虚な問いかけから 」(広石)

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キャリア・アンカーなど組織・キャリアの心理学で有名なエドガー・シャインに「問いかける技術」という本があります。
原題は「HUMBLE INQUIRY」で、「謙虚な問いかけ」というような意味になります。

そこには、私たちが日頃している「問いかけ」には、4つの側面があると述べています。

・謙虚な問いかけ

・診断的な問いかけ

・対決的な問いかけ

・プロセス指向の問いかけ

 

「診断的な問いかけ」は、物事を見極めよう、理解しようという問いかけ。
「対決的な問いかけ」は、自分の言いたいことを伝えるために問いの形をとるもの。 (例 「本当にそれでいいと思っているのですか?」)
「プロセス指向の問いかけ」は、問いの中身よりも会話の進行に使われる問いかけ。 (例 「次の議題に進んでいいでしょうか?」)

それに対して、「謙虚な問いかけ」は、自分が知らないこと、自分に足りないことを積極的に認め、相手の経験や考えに関心を寄せて問いかけることです。
診断的、対決的、プロセス指向も、謙虚な問いかけの場合も、そうでない場合もあります。
それは、相手と自分の関係性の構築を、どれくらい大切にしているのかによります。

そして、シャインは、「人間関係の構築よりも、課題の遂行に価値をおく文化」が謙虚さを妨げており、その結果、本当は関係性があればスムーズに進むことが関係性の構築に時間も労力もお金も投資しがないままに進めることで、トラブルや問題となっていることが、とても多いと指摘しています。

これは、私たちの仕事や生活の多くの場面でぶつかっている課題だと思います。

起業家が新しいことを始めようとしても、周りと関係性がなければ、「出る杭は打たれる」となります。
行政が新しい施策を急に打ち出しても、住民はついていけません。
企業において経営層が改革策をつくって一方的に社員に伝えても、現場では動きません。

住民や社員らと対話やワークショップを積み重ね、新しいことの意味、なぜ必要なのか、
どんな不安があるのか、といったことを分かち合うプロセスが必要・・・
ということは、多くの人が理解している。
しかし、そこに必要な投資を十分には行っていないし、むしろ面倒なことと後回しにしていると、シャインは指摘しています。

これまで「自分の力で問題を解ける人」が優秀だとされてきました。
学校の試験では、一人で正しい答を出せると高い点がつき、「頭がいい」とされます。
そうすると、自分がわからないことを、わからないと人に伝え、助けてもらう人は、一人で解ける人よりも「劣っている」と思ってしまいがちです。そうすると、協力や関係性づくりのことも、どこか軽視してしまうのでしょう。

問いかけというと、「自分で考えるための情報集め」「自分の主張」と思われがちです。

しかし、相手のできることに関心を持ち、自分のわからないことを分かち合い、相手との関係性を培いながら、ともに考える「問いかけ」は、

一見遠回りに見えますが、多くの問題やトラブルを先に進める突破口になるのではないでしょうか?

 

◆2◆ 新年度、新しい学びを!

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■ ゼミ「問いかけ力を磨こう~ 本質を探り、変化を生む場をつくるために」

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情報があふれ、多様な選択肢がある時代に求められるのは、「問いかける力」。

6つの切り口から仕事の様々な場面で出会う問題に対して、 適切に問いを設定し、関係者と共有する力とは何か、ともに考えましょう。

*3月集中開催 3月25日(土)・26日(日) 2日間

*4月スタート木曜夜コース 4月20日(木)19時~ 全6回

*詳細・申し込みはこちらから  https://empublic.jp/questioning

 

■実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方

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女性活躍推進、ダイバーシティの推進、働き方改革などが注目されいますが、 現場での活躍や女性が納得できるキャリア形成には、まだ多くの課題があります。

復職後の女性のための「育休後カフェ」に取り組んできた山口理栄さんとのコラボで 産休・育休・復職に関する対話やワークショップの企画・準備・運営を、 講義と実践体験を通して学ぶコースを開催します。

実践経験を積み、すぐに活躍できる実力を身につけることを目指します。

2日間の集中講義とワークショップ実践、ふりかえりのセットのコースです。

・4月22日(土)10:00~18:30、 4月23日(日)10:00~17:00
・ワークショップ実践
・9月9日(土) 10:00~16:00

詳細・申し込みはこちら https://empublic.jp/6836

 

■ ゼミ「サステナビリティ&ビジネス ~SDGS時代の事業構想力を身に着ける」(全5回)

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「サステナビリティ」は、単に環境問題にどう対応するのかに留まらず、 2020年代の世界におけるビジネスの価値を社会とコミュニケーションするためのテーマです。

2030年をゴールにする国連の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、 「だれ一人取り残されることがない世界」の実現に企業の参加を強く求めており、 欧州企業を始めとして、企業の動きは加速しています。

このコースでは、環境対策(コスト)ではなく、成長戦略として、 サステナビリティとビジネスの相互作用を高めていくは、どうしたらいいか、 立教大学経営学部の講義をビジネスパーソン向けにカスタマイズした教材と対話を通して考えます。

第1回(4/26):2020年代、SDGs時代のサステナビリティ&ビジネスとは?

第2回(5/31):ソーシャル、コミュニティの力をビジネスで活かすには?

第3回(6/18):国内外企業のサステナビリティ事業を分析する

第4回(6/28):責任なる企業に求められることは何か?どう実行するのか?

第5回(7/26):SDGs時代のサステナビリティ&ビジネスを構想する

詳細・申し込みはこちらから https://empublic.jp/6759

 

■ 対話「2025年の自分と仕事を考えよう」

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これからの経済社会の変化において、私たちの仕事はどう変わっていくのか。

情報誌「readiness for 2025」で紹介している変化を考える対話プログラムを体験し、  自分たちで実施する際の対話のポイントを学びます。

開催日 4月16日(日) 13:00~17:30

詳細・申し込み https://empublic.jp/6370

 

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第164号 2017年3月24日配信)

発行責任者=広石 拓司

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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。

皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

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図式化vs多様性 – empublicメルマガ「根津の街から」(2017年3月4日)

◆図式化vs多様性 – empublicメールマガジン「根津の街から」 -◆

(2017年3月4日発行)

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2/25に山形県鶴岡市の鶴岡ナリワイプロジェクトの報告会に参加してきました。
始まる前は「主婦で起業する人なんていない」と言われていたそうですが、2年間で30人が小規模な起業を立ち上げました。一人ひとりに眠る力を大切に守り立てることで、新しい仕事を生み出せる可能性を改めて感じました! (広石)

<INDEX>

1.コラム「住民って誰? ~ 図式化vs多様性」

2.一人ひとりを守り立てるプロセスを、ともに考えましょう!

・コミュニティ起業コーディネーター講座(入門編) 3/20

・ゼミ「問いかけ力を磨こう」 3月集中講座、4月~木曜夜コース

3.「readiness for 2025」杉並区でのワークショップ情報など

4.編集後記

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 ◆1◆ コラム「住民って誰? ~ 図式化vs多様性 」(広石)

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「地域住民の参加が必要」「地域の高齢者のために」「主婦が顧客」といった表現を日常的に使っています。

その時に注意が必要なのは、「地域住民」「高齢者」「主婦」と一括りにしてしまうことで、無意識のうちに、その集団にいる人を同質的な存在と考えがちだということです。実際には、「地域住民」「主婦」「高齢者」には、実に多彩な経験や知識、スキルを持つ一人ひとりが含まれています。

当たり前のようなことですが、意外と見落とされがちだと思います。

以前、地域プロジェクトの発表会に参加した人が「地域の50代の人が、すごく上手なプレゼンをしていて驚いた」という感想を話していました。「あの人は大手電機メーカーの**社で事業開発をしている人だ」と話すと、「なるほど!」と。
「地域住民が地域活動について発表する」というと、発表者をビジネスとは別の世界の人として見てしまい、ビジネススキルも弱いだろうと考えてしまいます。しかし、地域に暮らす人は、それぞれ仕事をしており、多面的な経験を持っている存在です。

心理学に「スキーマ」という用語があります。
対象の認知や判断を効率的に行うために、図式化して認識することを意味します。
日本人は」「団塊の世代は」「ゆとり世代は」と、傾向や特徴と思われることで一括りにして扱うことです。スキーマは悪いことでなく、それがあるからこそ、多数の情報を処理でき、効率的に物事を進めることができます。また、「この人は???だから」と考えることで、自分とは違う考えの人を受けとめやすくなる効果もあります。スキーマは必要なのですが、図式化していることに無批判でいると、知らぬうちに「決めつけ」になってしまいます。

アメリカで、中東7か国の人の入国を禁止するというニュースを聞くと、「おかしい」「全員がテロではないのに」と思ってしまいます。
ただ、それは、私たちが「日本人は」「地域住民は」「高齢者は」と一括りにしていることにもつながっています。

一人ひとりの個性に関心を持つこと。

その大切さを多くの人が理解しているのですが、実行はとても難しいものです。
「自分とは意見が違う」「あの行動はわからない」と感じた時、一歩踏みとどまって、「どうして、あの人はそうするのだろう?何がそうさせているのだろう?」と相手に関心を持ち続ける問いかけをしていくこと。

そこから多様性が始まるのでしょう。

 

◆2◆ 一人ひとりを守り立てるプロセスを、ともに考えましょう!

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 〇 コミュニティ起業コーディネーター講座(入門編)
~ ソーシャルキャピタルを活かす起業支援の手法 <3/20開催!>

地域に暮らす一人ひとりの経験や知識、スキル、そして思いを地域で活かす最も効果的な方法は、「対話を通して、自分たちを活かす仕事をつくる」ことだと私たちは考えています。
地域に新しい仕事が生まれることで、新しいつながり、新しい役割が地域に生まれます。

そんな地域に根付いた起業には、お金の資本以上に「関係性の資本=ソーシャルキャピタル」という元手が重要な意味を持ちます。

都市、地方での実践経験と事例分析を基に、地域で新しい事業・活動を立ち上げ、成長していく環境を整える「コミュニティ起業コーディネーター」に必要なノウハウを学ぶ講座を開催します。

*日時:3月20日(月・祝) 10:00~16:00

*詳細・申込 https://empublic.jp/6791

 

〇ゼミ「問いかけ力を磨こう」 3月集中講座、4月~木曜夜コース

「問いかけ力を磨こう」で大切にしているのは、「答を求めるだけの問い(question)」ではなく、 周りの人たちに働きかけながら、ともに本質を探る「探求としての問い(inquiry)」です。

同時に、出来事や人の言動の背景にある「文脈(context)」を丁寧に把握し、それを踏まえた次のアクションを生み出すための視点・視野・視座の持ち方も演習と対話で学びます。

多忙のため、遠隔のため、何度も行くのが難しい方のための集中開催、4月からの木曜夜コースの募集を行っています。ぜひ、この機会にご参加ください!

*3月集中開催 3月25日(土)・26日(日) 2日で6コマを集中して

*4月スタート木曜夜コース 4月20日(木)19時~ 全6回

*詳細・申し込みはこちらから  https://empublic.jp/questioning

 

〇ワークショップ・デザイン(参加型の学びの場のつくり方)
〇雑談から始まるファシリと場づくり(つながりと協力を促すファシリテーションの基礎)

一人ひとりの可能性を守り立てるために、どのような場づくりが必要なのか。
学びの場のプログラム開発に焦点をあてた「ワークショップ・デザイン」、ファシリテーション体験から学ぶ「雑談から始まるファシリと場づくり」
新年度のスタートに、セットでいかがですか?(セット割あります!)

*ワークショップ・デザイン 4/8(土) 10:30-16:30
*雑談から始まるファシリと場づくり 4/7(金)19:00-22:00

根津スタジオ・ページよりご確認ください https://empublic.jp/nez_studio

 

 

 ◆3◆ readiness for 2025 : 2025年の地域・仕事・自分を語ろう

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「readiness for 2025」は、今、起きている変化(未来の芽)に向き合い、2025年に充実した仕事を行うための変革促進プログラムです。 好評いただいている情報誌「readiness for 2025」に加え、地域や根津スタジオでの対話も実施しています。

 

 *すぎなみ大人塾・すぎなみ地域大学特別講演会 「2025年のすぎなみと自分を考えよう

日時 3月12日(日)14時~ 会場 セシオン杉並(東高円寺)

杉並区で「readiness for 2025」をテーマにした講演を行います。
現在の生活や仕事が未来につながっている「未来の芽」を探す公園とワークショップです。

 

 *根津スタジオ「2025年の自分と仕事を考えよう

日時 4/16(日) 13:00~17:30

情報誌「readiness for 2025」で紹介しているm変化を考える対話プログラムを体験し、自分たちで実施する際の対話のポイントを学びます。 2月実施を踏まえて、より充実した対話となるよう改訂しました。

上記の詳細は特設ページ https://empublic.jp/readiness-for-2025 にて。

情報誌も好評発売中です!

 

 

 ◆4◆ 編集後記

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あたたかくなり、花粉も飛び交い、マスクが手放せない季節です。

それでも、通勤途中に梅や桃の花に出会ったり、家の小さなプランターにチューリップの芽を発見したりすると、春だな、嬉しいな、と思います。
お散歩したくなる時期だからでしょうか、エンパブリックのサイトでは「まちあるき」ワークシートのダウンロードが増えていたりもします。
それぞれに春の到来を楽しめますように。 (佐藤)

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第163号 2017年3月4日配信)

発行責任者=広石 拓司

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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。

皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

https://empublic.jp/mail_news

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問いかけは未来 – empublicメルマガ「根津の街から」 (2017年2月9日発行)

問いかけは未来 – empublicメールマガジン「根津の街から」 (2017年2月9日発行)

文京区の「文京ミライ・カフェ」という対話の場を毎月1回開催していますが、12月からは文京区の活動支援コーディネーター講座の受講生の方の企画・運営で開催しています。
文京区で暮らし、働く当事者の方ならでは、かつ自由な発想によるテーマやお題設定が毎回好評です!
対話の場は、行政や事務局がお膳だてするものではなく、当事者の方々で開催するものだと改めて感じています。(矢部)

<INDEX>

1.コラム「問いかけは未来」

2.ゼミ「問いかけ力を磨こう」~忙しい方、遠距離の方のために3月土日集中開催!

3.2025年の自分と仕事を考える、ビジネス哲学カフェ ~ 対話を楽しみませんか?

4.文京区で生まれた新しい課題解決プランの発表会&交流会を開催!

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◆1◆ コラム「問いかけは未来」(広石)

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先日、ビジネス哲学カフェに参加いただいた方から、「ビジネス哲学カフェに参加したと話したら、お金儲けのセミナー?と思われてしまって(笑)」という声をいただきました。

確かに、今回の開催にあたって「仕事 哲学」で検索すると、「仕事の哲学」という本には、経営者やプロフェッショナルが語る成功の秘訣みたい本が多いのです。
企画にあたり、「そう考えてなかったな?」と、やっぱり世の中からちょっとズレてる?とも思ってしまいました。

改めて、今、なぜビジネス哲学カフェや「問いかけ力を磨こう」なのか?

今はとても大きな変化の時だと思います。
トランプ大統領で変わるというのも、もっと大きな20世紀から21世紀への変化の一部だと思います。

何が変化しているのかというと、思考の前提条件が変わっているのでしょう。
「コミュニティ」を考えるには、「人のつながり」の前提を考える必要があり、「持続可能性とビジネス」を考えるには、「会社とは?」の前提を考える必要があります。

この変化は、何も急に始まったのではなく、この20年くらいかけて起きてきたことでしょう。ただ、20年前はごく一部の人しか考えていなかったのに、今は広がってきて、あと10年で完全にメジャーになる。その変化を整理しておこうというのが「readiness for 2025」の冊子と取組です。

生きてきた20世紀の常識、これまでの自分の思考の前提、無意識のうちに決めつけていたことを改めて問いなおす。

目の前に起きている事象に振り回されてしまうのではなく、何が本当の課題で、それはどんな構造なのか?を考える時なのでしょう。

これまでの「成功哲学」は、成功者の出す答を知ることに焦点が当てられていました。
そもそも哲学という言葉自体も、賢人の知恵を知ることに重点がおかれがちでした。

しかし、哲学は自分に、他者に、問いかけることから始まります。

成功哲学と名付けられているのも、本当は成功者の出した答よりも、成功者の人が、いつ、どのように問いかけたのか、こそが重要だからなのでしょう。

著述家ちきりんさんの言葉に「知識は過去、思考は未来」という言葉があります。
「答は過去、問いかけは未来」なのだとするならば、

今、何を問いかけるのか。
それを考えることが、未来へのワクワクを生み出すのだと思います。

*「readiness for 2025」プログラム紹介ページ

 

◆2◆ ゼミ「問いかけ力を磨こう」~忙しい方、遠距離の方のために3月土日集中開催!

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ゼミ「問いかけ力を磨こう」には、毎回、多彩な職種、地域の方が参加いただいています。

長野、仙台、札幌からもご参加いただいています。

ただ、多忙のため、遠隔のため、何度も行くのが難しいという声もいただいています。

そこで、3月25日(土)・26日(日)に2日間で集中開催することになりました。

日頃、参加しづらいな~と思っている方、ぜひご検討ください。

 

〇ゼミ「問いかけ力を磨こう」 3月25日(土)・26日(日)集中開催の参加申し込みはこちらから  http://peatix.com/event/234816/

 

*関西などで行わないの?という声もいただきました。
地域での開催にご協力いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください!

 

◆3◆ 2025年の自分と仕事を考える、ビジネス哲学カフェ ~ 対話を楽しみませんか?

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根津スタジオのプログラムよりは「ワークショップ」からご確認ください > https://empublic.jp/nez_studio

(1)【今週末】 2025年の自分と仕事を考えよう~ 対話 readiness for 2025

情報誌「readiness for 2025」は、現在起きている社会、仕事の基盤の変化を紹介しています。
情報誌を活かして、自分と仕事のこれからのあり方を考える対話を行います。
同時に、この対話を自分の職場や友人たちとの場で開催するためのポイントも学びます。

開催日 2月12日(日)14:00~17:00 参加費 3,000円(冊子をお持ちの方)

(2) ビジネス哲学カフェ 「資本」「報酬」とは?

第4回「適切な報酬とは?」では、社会哲学者 古市太郎さんから「与える、報いるとは?」を考える視点を提供いただきます。会社で設定される給与、請け負った仕事の対価など、仕事の報酬について、少ないな、多いなと私たちは色々と思いを巡らせます。
一方でボランティアではお金よりやりがいを求めています。
「報酬」とは、「適切」とはどういうことなのか、一緒に考えませんか?

<開催日>

・第3回「資本主義の「資本」とは?」2月17日(金) 19:00~

・第4回「適切な報酬とは?」 2月24日(金)19:00~

参加費 4,000円

(3)ワークショップ・デザイン、新版「雑談から始まるファシリと場づくり」

セットでいかがですか?

好評いただいている「ワークショップ・デザイン(参加型の学びの場のつくり方)」と社会の状況からバージョンアップした新版「雑談から始まるファシリと場づくり」、セットで4月上旬に開催します。

*「ワークショップ・デザイン」 4月8日(土)10:30~15:30

*「雑談から始まるファシリと場づくり」 4月7日(金)19:00~22:00

 

◆4◆ 文京区で生まれた新しい課題解決プランの発表会&交流会を開催!

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文京社会起業アクション・ラーニング講座の受講生たちが、地域課題の解決につながる新しいプロジェクトの事業プランを提案し、そこから交流を広げるイベント(平成28年度版の社会起業フェスタ)が開催されます。

プロジェクト提案者の発表を、より良いものとして実現するために、どのようにすればよいか、ともに考えます。活動を立ち上げる人にとっても、参加する人にとっても、地域のことをともに考え、仲間を広げる機会になってほしいと考えています!

地域で活動する人を、会社員らが協力してともに発展させるには、何が大切か。プロボノの仕組みづくりに取り組んできた嵯峨生馬(サービスグラント)さんからヒントをいただき、交流対話で参加者のみなさんと考えたいと思います。

地域での活動や社会起業にご興味のある方、何か地域でやってみたいと思っている方、社会の役に立ちたいと思っている方、ぜひご参加ください。

<開催日> 2月11日(土・祝) 13:30~

<場所>  文京区シビックセンター 小ホール

※発表プラン・詳細は、特設サイト(http://bunkyo-sip.jp/?p=4320)をご覧ください。

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第162号 2017年2月9日配信)

発行責任者=広石 拓司

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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。

皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

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empublicメールマガジン(2017年1月23日)

◆テストは対話? – empublicメールマガジン「根津の街から」 -◆
(2017年1月23日発行)
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1.コラム「テストは対話」(広石)
2.ビジネス哲学カフェ、2025年の自分と仕事を考える対話、参加者募集中!
3 情報誌「readiness for 2025 ~地産知縁 Vol.5」発売中!
4 ゼミ「問いかけ力を磨こう」 金曜昼コース27日から

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◆1◆ コラム「テストは対話」(広石)
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先日、学習塾を展開する日能研の方から「テストは対話」という言葉をお聞きしました。
私たちは、テストを「勉強した結果の評価」と考えてしまいがちです。
その結果、点数が悪いと「ダメだ」、ひいては「私は算数が苦手」「私は頭悪い」とまで思ってしまう。

しかし、「解けなかった時、解けた時、どのような考え方をしたからなのか、ふりかえりを大切にしている」と日能研の方はおっしゃっていて、とても共感しました。

もちろん、どの先生も「テストで、できなかったところを見直そう」と言います。
しかし、「40点しか取れず、ダメだったから、もっと考えよう」と声をかけるのと、「自分の考え方や問題の捉え方を広げるヒントがたくさんもらえたね」と声をかけるのは、大きく違います。

テストの点数や達成度などを「評価」とし、100点に近い人を優秀と考える文化は、「間違える、わからない、解けない」ことをダメだという感覚を意識に根付かせます。
そうすると「優秀」な人ほど「わからない、解けない」ことはあってはならないことと考えます。

学校の勉強のほとんどは解けない問題は勉強すれば正解が出せるようになりますが、社会の問題、経営など「正解がない問題」は、そうはいきません。
しかし、「わからない、解けない」に価値があると思う意識が整っていないと、「正解のない問題」は後回しにする、さらには無意識のうちに「なかったこと」にしてしまいます。

それが粉飾決済や変化への対応の遅れ、企業改革の不発にもつながってしまうのでしょう。

解けないこと、失敗したことは、視点や視野を広げ、情報を吸収していくことが、最も大切な学びのチャンスです。

テストとは何なのか? 失敗とは何なのか? 学ぶとはどういうことなのか?
一つひとつ問いかけ直し、周りの人たちと話し合っていくことが、今、必要なのだと思います。

 

◆2◆ ビジネス哲学カフェ、2025年の自分と仕事を考える対話、参加者募集中!
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(1) ビジネス哲学カフェ
第1回「どうしてお金は大切なの?」は定員となりました。
「意味のある仕事とは?」「資本主義の資本とは?」「適切な報酬とは?」、参加者を募集中!

仕事の前提にある概念を、多様な視点からの問いかけを通して、自分の考えを深める。
ビジネスを哲学する対話に参加してみませんか?

<開催日>
・「意味のある仕事とは?」2月1日(水) 19:00~
・「資本主義の「資本」とは?」2月17日(金) 19:00~
・「適切な報酬とは?」 2月24日(金)19:00~

参加費 4,000円
詳細・申込 https://empublic.jp/biztetsu

(2) 2025年の自分と仕事を考えよう~ 対話 readiness for 2025
情報誌「readiness for 2025」を活用して、自分と仕事のこれからのあり方を考える対話を行います。
同時に、この対話を自分の職場や友人たちとの場で開催するためのポイントも学びます。

開催日 1月27日(金)19:00~22:00、 2月12日(日)14:00~17:00
参加費 3,000円(冊子をお持ちの方)、3,800円(冊子をお持ちでない方)
詳細・申込 https://empublic.jp/6370

 

◆3◆ 情報誌「readiness for 2025 ~地産知縁 Vol.5」発売中!
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変化に向き合い、変化を活かせる readiness (レディネス:準備・覚悟)は整っていますか?
この冊子を使って、2025年の先にある仕事と自分のことを、周りの人たちと話し合ってみませんか?
冊子版(800円)、PDF版(540円)をご利用ください。> https://empublic.jp/6250

 

◆4◆ ゼミ「問いかけ力を磨こう」 金曜昼コース27日から
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情報も選択肢もあふれる社会で、最も大切になるのは「問いかける力」です。
より質の高い「問い」を作るための考え方、理論、フレームワークを体験的に学びます。
火曜夜コース、金曜昼コースがスタートします。

【日時】
*金曜昼コース(1月27日~)10:30~16:30(各日2コマ)
1月27日、2月17日、3月10日

*火曜夜コース(1月31日~)19:00~21:30
1月31日、2月7日、2月14日、2月21日、3月7日、3月14日

※火曜昼コース、金曜昼コースの全ての回で8名限定(全6回一括お申込みの方優先)
・日程のふりかえ可能です。

【参加費】30,000円(全6回一括:特典付)/5,000円(各回単発)
詳細・申込 https://empublic.jp/questioning

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第161号 2017年1月23日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。
配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

新年のご挨拶 empublicメールマガジン(2017年1月12日)

ご挨拶が遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
旧年中は、大変お世話になりました。

また、いつもメールマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。

この一年が、広石 拓司さまにとって、新しい可能性を拓く一年となりますように。

 

今年、私たちは昨年末からスタートした「readiness for 2025」の取り組みを本格化させたいと考えています。

 

「readiness(レディネス)」とは、新しいことを始めるために必要な心構え、準備、覚悟ができていることを指します。
いろいろな改革案や新しい施策が出されても、反発が生じて実行されなかったり、思うように広がらなかったりしがちです。

その原因に「関係者のreadiness(準備や覚悟)が整っていないこと」は見落とされがちです。

例えば、異なるセクターの人が協力するには、まずお互いに強みと課題を本音で出し合い、単独で行うよりも組んだ方が自分にとって意味がありそうだと納得する過程が大切です。
そのプロセス抜きに、連携や協働、オープンイノベーションを進めようとしても空回する。

「新しい酒は、新しい革袋に入れなければいけない」と聖書にあるように、新しいことは、本格的に動き出す前に、心やスキル、関係性、納得、興味を醸成し、新しいことを受け容れる革袋を準備するプロセスが必要です。

 

数多く構想されている変革が実効あるものにできるよう「readiness」を整える対話や場づくりの設計や運営のお手伝いをしていきたいと考えています。

昨年末に発行した情報誌に加えて、特設サイトを立ち上げ、情報発信やサービスを充実していきたいと考えています。

https://empublic.jp/readiness-for-2025

 

広石 拓司さまが、次世代に向けて新しいチャレンジを進めていくパートナーとなれるよう努めていきますので、引き続き、エンパブリックをよろしくお願い申し上げます。

 

■ readiness for 2025 の取り組み紹介(17年1月) ■

https://empublic.jp/readiness-for-2025

 

〇情報誌「readiness for 2025 地産知縁Vol.5」

会社、事業開発、組織、会議、学び、キャリアの6つについて、今、始まっている変化が定着する2025年の姿を、現状と何がどう変化するのか対比を大切にまとめました。

 

〇対話「2025年の自分と仕事を考えようreadiness for 2025」

5年後、10年後の変化に、どのような準備やアクションを始めたらいいか。

その第一歩に有効な情報誌で紹介した4つの対話を体験し、実施のコツも学びます。

 

〇ビジネス哲学カフェ

社会が変化し、価値観が多様化する時代だからこそ、ビジネスの前提にある基本的なコンセプトも問い直します。

1.お金はどうして大切なの?(1/26)

2.意味のある仕事とは?(2/1)

3.会社が存続していくために必要な資本とは?(2/17)

4.適切な報酬とは?(2/24)

 

〇ゼミ「問いかけ力を磨こう」

情報があふれ、多様な選択肢がある時代に、最も大切になるのは問いかける力です。
問いかけ力を6つの切り口からトレーニングしていきます。

 〇エンパブ式ソクラテス・メソッドによる個別相談セッション

ともに事業・活動を作っていくパートナーの視点に立って、問いかけを通して、より本質的な課題と最も効果的な実現プロセスを共に探求する対話プログラムです。

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第160号 2017年1月12日配信)

発行責任者=広石 拓司

 

メールマガジン「根津の街から」(2016年12月28日)

◆◇- empublicメールマガジン「根津の街から」 -◇◆
                      (2016年12月28日発行)
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今年も残り3日となりました。年末特有の慌ただしく、そわそわとした雰囲気が好きでもあります。
自宅の玄関に飾ってあるはずだった鏡餅のミカンと扇が、子どものイタズラで私のカバンに入っていて、職場で見つけておめでたい気分になりました。
皆さま、よいお年をお迎えください。(宮尾)

・INDEX ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1.コラム「2025年の自分と仕事を考える」(広石)
2.情報誌「readiness for 2025」をご活用ください!
3.根津スタジオ 対話「readiness for 2025」
 「ビジネス哲学カフェ」1月スタート!
  ≪ゼミ≫「問いかけ力を磨こう」 1月~ 火曜夜、金曜昼の2コース
4.編集後記(矢部)
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◆1◆ コラム「2025年の自分と仕事を考える」(広石)
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内閣府「人口,経済社会等の日本の将来像に関する世論調査」(H26年8月発表)によると、
日本の将来が明かると思うが33%、暗いと思うが60%、暗いイメージは30代が最も高く67%だそうです。

30代・40代という、これから社会の中核を担っていく世代であり、次世代の子どたちの親となる世代が、
将来に対してポジティブなイメージを持てないことは社会全体で、もっと真剣に考える必要があると思います。

情報誌「readiness for 2025」を企画している時、編集を手伝ってくれたスタッフが、
アランの「幸福論」の話をしてくれ、次の言葉がこの情報誌の基調となりました。

「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意思のものである。
 おおよそ成り行きにまかせる人間は、気分が滅入りがちなものだ」

これは、現代に生きる私たちにとって、30年、40年前よりも大きな意味がある言葉でしょう。
これからの社会には不安となる要素がたくさんあります。
経済の安定成長も、雇用情勢や社会保障費も、コミュニティや家族も、環境問題も、
何もしなくても、うまくいくとは、なかなか思えない時代です。
そこに地震や病気、紛争、テロなどのリスクなども考えても、先行きの不安要素は多くあります。

先のことを考えると暗くなりそうという時に、ただ流されると気分が滅入ります。
しかし、今、起きている状況に向き合い、「未知」の領域がたくさんあることに気づき、
だからこそ、新しい人や新しい知恵と出会えるのではないか。そう思うことはできます。

たとえ避けられない困難な状況があっても、その先に「希望」があるのではないか。
そう思える「楽観主義」は「意思」から生まれるということなのだと思います。

「readiness(レディネス)」とは「新しい状況や行動に準備・覚悟ができている」という意味です。
準備・覚悟には、変化の知識も、スキルも、考え方の訓練も、経験も必要となります。
新しい状況を受け容れ、シフトすることは簡単ではなく、時間もかかります。
しかし、そこを飛ばしては、どんな改革も、新しいソリューションも実効できません。

不確実で先が見えない世界を生きるための「readiness」とは何か。
何が必要で、どのように整えていけばいいのか。

それを、2017年のエンパブリックのテーマとしていきたいと考えています。
まず1月から、情報誌発刊に加えて、対話、ビジネス哲学カフェもスタートします。

今年一年、多くの方の支えやご指示、ご指導があり、やってこれました。
本当に、本当に、ありがとうございました。

来る年が、みなさまにとって良い年であり、未来につながる年となりますように!

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◆2◆ 情報誌「readiness for 2025 地産知縁 Vol.5」
幸せに働ける 5年後、10年後へ。一歩を踏み出すのにご活用ください!
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【特徴1】会社・事業開発・組織・会議・学び・キャリアの変化に向き合うヒントをまとめました
【特徴2】現在の変化が広がることで2025年には何が標準・前提となっているのか整理
【特徴3】 メガトレンド、分野別変化のリソースも豊富に掲載
【特徴4】 アクションを始めるヒントも!
【価格】 冊子 800円(税込) ※10冊セット購入 7,000円(税・送料込)
     PDF版540円(税込)

エンパブリックのサイトからご購入いただけます。
◆ 冊子紹介・お申込み:https://empublic.jp/6250

◆3◆根津スタジオ
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参加募集中の根津スタジオのプログラムは、 エンパブリック・サイトの「ワークショップ」からご確認ください。

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(1)2025年の自分と仕事を考えよう~ 対話 readiness for 2025
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冊子「readiness for 2025」では、これらの変化が自分の仕事にどのような影響を与えるのか、
どのようにreadiness(準備・用意)を進めていけばいいか、考える対話の進め方や実施のポイントも紹介しています。
そのプログラムを体験し、自分の2025年を考える対話を開催します。
自分で開催するためのポイントも解説します。

開催日 2017年1月27日(金) 19:00~22:00、 2月12日(日) 14:00~17:00
参加費 3,000円(冊子をお持ちの方}

(2)ビジネス哲学カフェ ~働く意味を、まじめに話そう
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お金、価値、信頼、報酬、持続可能性、資本主義など、私たちが仕事をするうえで前提としている概念があります。
日常の仕事の中で何となく“当たり前”としてしまいがちなことを、
問いかけを通して掘り崩し、自分の言葉で語りなおしていく。
ビジネスや仕事の前提を、多様な視点から批判的に話し合ってみる。
ビジネスを哲学する対話を通して、現在とこれからの変化に向き合っていく力を深めあっていきませんか?

開催日
・「お金はなぜ大切なの?」2017年1月26日(木) 19:00~
・「意味のある仕事とは?」2017年2月1日(水) 19:00~
・「企業の存続を支える「資本」とは?」2017年2月17日(金) 19:00~
参加費 4,000円

(3)≪ゼミ≫「〈問いかけ力を磨こう -本質を探り、変化を生む場をつくるために」 参加者募集中!  
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
未来への意思を持つために必要なのは「問いかける力」です。
視点・視野・視座を柔軟に使いわけ、目の前の問題の構造的な課題に切り込み、変化を起こす。
そんな、より質の高い「問い」を作るための考え方、理論、フレームワークを体験的に学びます。
2017年1月からは火曜夜コース、金曜昼コースがスタートします。

【日時】
火曜夜コース(2017年1月31日~)19:00~21:30
2017年1月31日、2月7日、2月14日、2月21日、3月7日、3月14日

金曜昼コース(2017年1月27日~)10:30~16:30(各日2回)
2017年1月27日、2月17日、3月10日

※火曜昼コース、金曜昼コースの全ての回で8名限定(全6回一括お申込みの方優先)
※日程のふりかえ可能です。
【参加費】30,000円(全6回一括:特典付)/5,000円(各回単発)

◆4◆ ばづくーるラボメンバー募集中!
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ラボメンバー特典の一つが毎月発行の「問いかけカード」。
ワークショップや会議ですぐに使えるカードをご提供しています。
12月のテーマは「イベントのふりかえり」。 イベントのふりかえりを深めあうためのカードです。
自分の地域や職場で、ワークショップやファシリテーションを実践していきたい。
その思いを自分の現場で実践できるように。そして、活動の質をレベルアップしていくために、
すぐに使えるツール・教材を活用でき、経験を分かちあっていくコミュニティが
「ばづくーるラボメンバー」(月会費800円・税抜き)です。
ぜひご参加ください!
【詳細・申込】http://bazcool.jp/

◆5◆ 編集後記(矢部) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
先日、伊勢志摩サミットを受けて立ち上がったG7の「女性の理系キャリア促進のためのイニシアティブ」
の特別イベントをオブザーブさせてもらいました。
Rikejoプロジェクトに関わっているからということに加え、宇宙飛行士の山崎直子さんに生で会える!という下心もあり参加しました。
山崎直子さんは、宇宙開発分野における女性を増やすための啓発活動をされつつ、
ご自身は大学に籍を置いて学生としても勉強をされているそうです。
女性の活躍推進のためには、自分が勉強しているように、
大人になっても学べる環境、学び直しの環境を整えることが大事ではとおっしゃっていました。
エンパブリックが提唱している「学び直し」がここでも使われている!とうれしかったです。(矢部)

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◇ 株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第158号 2016年12月28日配信) 発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。
配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

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メールマガジン「根津の街から」 (16年12月22日)

◆◇- empublicメールマガジン「根津の街から」 -◇◆
                      (2016年12月22日発行)
◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥◇

「当面はなんとかなるだろうけど、5年後、10年後は大丈夫なのだろうか?」

自分の仕事について、会社、地域、日本について、そう感じることが増えてませんか?

昨日、現金貯金が100兆円を超えたというニュースがありました。
給与やボーナスがあっても、金利も低く、先行きが見えない不安から、
とりあえず手元においておこうと考える人が多いようです。

自分がよくわからない中で起きたことに対応しなきゃいけないと考えると、不安になります。
それは、状況に対して受け身な立場にあり、成り行きにふりまわされるからでしょう。

未来にいつ、何が起きるかを正確に予測はできなくても、
大きな流れや変化の前提が見えていると、変化を受けとめやすくなります。
そして、やがて広がる未来に向けて備えていれば、未来に主体的に向き合いやすくなります。

今、仕事や働き方に起きている変化の前提となる考え方を理解し、
自分はどうしていこうか対話を通して考え、必要なスキルを身につけていく。

「やがてくる未来に向かっての準備・用意」=readiness(レディネス)を整えるプログラムを
エンパブリックは2017年度にスタートします。

その第一弾として、情報誌「readiness for 2025 ~地産知縁 Vol.5」を発刊しました。

エンパブリックのサイトで販売していますので、
これからを考えることも多い年末年始のお伴に、ぜひご利用ください!

◆◇お知らせ◇◆ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「readiness for 2025 地産知縁 Vol.5」
幸せに働ける 5年後、10年後へ。一歩を踏み出すためのお手伝い。

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■発刊の主旨

変化や不確かさが加速し、これまでの常識や前提が通用しない世界で生きていくには、
変化や不確かさを前提に考え、動くための”心と発想、動き方の準備(readiness)”が整っている必要があります。

「新しい酒は新しい革袋に盛れ」と言うように、いくら改革やイノベーション、新制度を作っても、
人々のレディネスがなければ、実効には至りません。

5年後、10年後に多くの人が幸せに働いていてほしい。今を生きる人たちが未来に希望をもってほしい。
いま始まっている変化が、どのような「2025年の当たり前」につながるのかをまとめ、
変化への対話が広がってほしいという思いで、地産知縁第5号を制作しました。

ぜひお読みください。そして、周りの人たちと、組織の人たちと、対話を試してみてください。

※readiness(レディネス)???行動・学習を始める用意ができていること、覚悟、機智

【特徴1】変化に向き合うヒントをまとめました
 正確な未来予想ではなく、これから起きることの前提の整理、理解する視点、求められる心構えをまとめています。

【特徴2】現在の変化が広がることで2025年には何が標準・前提となっているのか整理
 会社、事業開発、組織、会議、学び、キャリアの6つについて、
 今、始まっている変化が定着する2025年の姿を現状と何がどう変化するのか対比を大切にまとめました。
 新しい時代の考え方として出ているキーワードの軸にあるものは何か、整理できる冊子です。

【特徴3】 メガトレンド、分野別変化のリソースも豊富に掲載
 世界と日本の変化の大きな方向性(メガトレンド)、分野別の新しい考え方について、
 自ら考えを深めるためのリソース(書籍、資料、動画など)を豊富に紹介しています。
 この冊子をきっかけに、今、世界で起きている変化の全体像を把握しやすくなるように試みました。

【特徴4】 アクションを始めるヒントも!
 変化に向き合い、新しい価値を生み出すために、どう動けばいいのか?
 動き方のヒントとして、多様な主体が変化のために協力する手法「コレクティブ・インパクト」、
 「ソーシャルラーニング」、冊子から始まる対話「readiness for 2025 対話」の
 具体的な考え方、進め方をまとめており、アクションにも役立てていただけます。

■内容
情報誌「readiness for 2025 ~地産知縁Vol.5」
【内容】
 1. readiness for 2025 21世紀を問いとともに生きよう
 2. 会社・事業開発・組織・会議・学び・キャリアの2025年standard
  (現在起きている変化が、これまでの姿をどう変えるのか?)
 3. 世界と日本の変化の方向性
 4. 変化の共通基盤1「コレクティブインパクト」
 5. 変化の共通基盤2「ソーシャルラーニング」
 6. 最初のアクション 変化に向き合う対話を始めよう

【価格】
 冊子 800円(税込) ※10冊セット購入 7,000円(税・送料込)
 PDF版540円(税込)

エンパブリックのサイトからご購入いただけます。
◆ 冊子紹介・お申込み:https://empublic.jp/6250

※ばづくーる会員様には、地産知縁第5号を発送しています。

◆根津スタジオ◆
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≪ゼミ≫「〈問いかけ力を磨こう -本質を探り、変化を生む場をつくるために」 参加者募集中!
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正確に問題を解く力があったとしても、そもそも「問題設定」を間違えていては意味がありません。
視点・視野・視座を柔軟に使いわけ、目の前の問題の構造的な課題に切り込み、変化を起こす。
そんな、より質の高い「問い」を作るための考え方、理論、フレームワークを体験的に学びます。
2017年1月からは火曜夜コース、金曜昼コースがスタートします。

【日時】
火曜夜コース(2017年1月31日~)19:00~21:30
2017年1月31日、2月7日、2月14日、2月21日、3月7日、3月14日

金曜昼コース(2017年1月27日~)10:30~16:30(各日2回)
2017年1月27日、2月17日、3月10日

※火曜昼コース、金曜昼コースの全ての回で8名限定(全6回一括お申込みの方優先)
※日程のふりかえ可能です。
【参加費】30,000円(全6回一括:特典付)/5,000円(各回単発)

◆編集後記◆
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年の瀬も近づいてきました。「今年もお世話になりました」職場や近所で、挨拶が活発に交わされる頃ですね。
我が家では段ボール1箱いっぱいに入ったミカン、そして1箱いっぱいのリンゴが、毎年12月に親戚から届きます。
家族4人では食べられない量なので、ご近所さんに配ってまわります。
引っ越して4年半がたち「年末のミカンとリンゴ」が、ご近所さんにもすっかりと定着してきました。(宮尾)

◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥◇
株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第158号 2016年12月22日配信)
発行責任者=広石 拓司
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。
配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

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メールマガジン「根津の街から」(2016年12月2日)

◆◇- empublicメールマガジン「根津の街から」 -◇◆
                      (2016年12月2日発行)
◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥◇

もう師走になりました。
電車内の広告で「イルミネーション、一人で見れば、ただの電灯」というようなキャッチコピーを見て、小さく笑ってしまいました。
1年を振り返る時期ですが、皆さんはどのような1年でしたか?
エンパブリックでは根津スタジオの活気を取り戻し、いい1年だったと締め括られそうです。(宮尾)

‥ INDEX ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1.コラム「つながり上手は助けられ上手」(広石)
2.これからの時代の「協働」について実践事例をもとに考えましょう!
  12/11(日)文京区の3年間の取り組みをふりかえるシンポジウム
  「文京ソーシャル・イノベーション・フォーラム」を開催します
3.根津スタジオ  (1)≪ゼミ≫「問いかけ力を磨こう」12月コース、火曜夜コース、金曜昼コース
 (2)≪講座≫「ワークショップ・デザイン ~参加型の学びの場の創り方」
4.ばづくーるラボメンバー募集中!
5.編集後記(矢部)

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◆1◆ コラム「つながり上手は助けられ上手」(広石)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「地域の中でのつながり、助け合いが大切」と声にすることは簡単なのですが、
実際に行おうとすると、とても難しいことです。

まず、隣の人、近所に住む人がどんな人か、わかりません。
長く住んでいても、困った時に頼れる人なのか、どのような考えなのか、
よくわからないですし、そもそも、顔もよく知らない人もいます。

「地震が来た時には、ご近所とつながっていた方がいい」とわかっていても、
何から始めたらいいのでしょうか?
突然、近所の家に行き、「あなたと私で、つながりませんか?」と声かけると、
とても謎な存在になってしまいます。「迷惑な人」になってしまうかも。

人と人がつながる、困った時に助け合える人がいる、
誰かが何かを始めるのを近くに住む人が応援する。
そんな、ごく普通なことを行えるようになるには、今の時代、道筋が必要です。

僕たちが「文京ソーシャルイノベーション・プラットフォーム」で取り組んできたのは、
このような関係を「地域の基盤」として根付かせることです。

地域の入り口であり、地域に出会う「対話」から始まり、
思いを整理して周りに伝えることで仲間を増やす「アクション講座」、
チームをつくり、多様な人と話し合うことで理解を深め、事業力を高める「活動支援」
という3つのステージを組み合わせることで、
「何か地域に役に立ちたい」と思う人が区内各地で活動を始める。
その活動を通して地域の人が出会い、仲間が広がる。
身近にモデルがあること、活動している人が「見える」ことで次の人が参加しやすくなる。

3年間で50以上の継続プロジェクトが地域から生まれることも大切ですが、
その生まれるプロセスで「顔が見える」「助け合い方が根付く」ことを目指してきました。

それらの取組を通して強く感じるのは、「助けてもらえる力」の大切さです。
先ほど、「近所の人がどんな人かわからない」と書きました。
逆に、自分も近所の人に「自分がどんな人か、何に困っているのか、何ができるか」伝えていないのです。

自分が活動を立ち上げたい。だから、人に伝えます。
そして、自分だけではできないことがある。
そんな時に、周りの人たちが助けてくれる。

そうやって、少しずつ「助けてもらえる力」を伸ばすことが、
地域のつながりを生み、地域の起業を生み出す力を伸ばすことにつながるのです。

自分の実現したいことを相手の“得意なこと、上手にできること”で助けてもらう。
それは、相手の出番をつくることになります。
さらによく実現するため、「次に一緒にできること」を考え、実行する。
だから仲間になれるのです。

私たちは、つい「助けられる」ことを避けてしまいがちです。
・「こんなことができないの?」と思われるのが恥ずかしい
・相手に迷惑をかけるのでは?時間をとらせてしまうのでは?
・断られたら、違うと言われたら、どうしよう?
・甘えている、弱い人間と思われるのでは?
・「自分は大丈夫」と思っていたい

これらは、自分に関心が向いています。
これを、実現したいことがあるから、他の人の力が必要だ!と考え始めると、他の人に関心が向きます。

「助けられ上手」を増やすことが、地域につながりや起業を増やすことになる。
そのためのプログラムを、お伝えしていきたいと考えています。

◆2◆ 力を持ち寄る場のつくり方を紹介します!‥‥‥‥‥‥
 文京ソーシャル・イノベーション・フォーラム(12/11)(区外の方もぜひ!)
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エンパブリックが文京区と取り組んできた「文京ソーシャルイノベーション」の取組の意義と可能性、ほかの地域にとってヒントになることを伝えるシンポジウムを開催します。
短期的な成果を追うよりも、中長期的な「協働の成熟プロセス」を重視した取組の方法論を成果検証会議の委員をゲストに共に考えます。
この取組は地域づくり、市民協働はもちろん、社会課題解決型プロジェクトに取組む企業にとってもたくさんのヒントがあります。
ぜひ区外の方もご参加ください!

日時:12月11日(日)10時~16時30分 場所:文京区民センター(後楽園駅、春日駅)
内容:10時~12時(第1部)「新たな公共プロジェクト」の3年間の取組のシンポジウム
13時~16時30分(第2部)活動団体紹介と交流ワークショップ
シンポジウム・ゲスト:
・佐藤真久氏 (東京都市大学環境学部教授)
・井上英之氏 (INNO lab internatioal共同代表、慶應義塾大学特別招聘准教授)
・加藤良彦氏 (丸山町会副会長、NPO法人風のやすみ場 代表)
ファシリテーター:広石拓司 (株式会社エンパブリック代表、新たな公共プロジェクト事務局)

※シンポジウム詳細、文京区の取組の報告書PDF版のダウンロードは特設サイトから

◆3◆根津スタジオ‥‥‥‥‥‥
参加募集中の根津スタジオのプログラムは、
エンパブリック・サイトの「ワークショップ」からご確認ください。

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(1)≪ゼミ≫「問いかけ力を磨こう -本質を探り、変化を生む場をつくるために」    
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正確に問題を解く力があったとしても、そもそも「問題設定」を間違えていては意味がありません。
視点・視野・視座を柔軟に使いわけ、目の前の問題の構造的な課題に切り込み、変化を起こす。
そんな、より質の高い「問い」を作るための考え方、理論、フレームワークを体験的に学びます。
ご要望にお応えし、12月に集中開催が決定!
1月からは火曜夜コース、金曜昼コースがスタートします。

【日時】
12月集中開催コース
第1回 2016年12月4日(日) 14:00~16:30
第2~4回 2016年12月5日(月) 13:00~21:30
第5・6回 2016年12月12日(月) 13:00~18:00

火曜夜コース(2017年1月31日~)
第1回 2017年1月31日(火) 19:00~21:30
第2回 2017年2月7日(火) 19:00~21:30
第3回 2017年2月14日(火) 19:00~21:30
第4回 2017年2月21日(火) 19:00~21:30
第5回 2017年3月7日(火) 19:00~21:30
第6回 2017年3月14日(火) 19:00~21:30

金曜昼コース(2017年1月27日~)
第1回 2017年1月27日(金) 10:30~13:00
第2回 2017年1月27日(金) 14:00~16:30
第3回 2017年2月17日(金) 10:30~13:00
第4回 2017年2月17日(金) 14:00~16:30
第5回 2017年3月10日(金) 10:30~13:00
第6回 2017年3月10日(金) 14:00~16:30

※12月コース、火曜昼コース、金曜昼コースの全ての回で8名限定(全6回一括お申込みの方優先)
※日程のふりかえ可能です。お気軽にご相談ください。
【参加費】30,000円(全6回一括:特典付)/5,000円(各回単発)
詳細> https://empublic.jp/5260

(2)≪講座≫「ワークショップ・デザイン ~参加型の学びの場の創り方」
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社会や組織の課題を自分事として捉え、行動を促すような場を作ろう!
一方通行のセミナーや研修ではなく、双方向・体験型のプログラムを企画するノウハウを、
体験を通して学びます。

*ナビゲーター 広石拓司
【日時】2017年2月3日(金)13:00~18:00  【参加費】9,000円  

◆4◆ ばづくーるラボメンバー募集中!
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ラボメンバー特典の一つが毎月発行の「問いかけカード」。
ワークショップや会議ですぐに使えるカードをご提供しています。
11月のテーマは「イベントを効果的にふりかえるには?」。
イベントを行った時、やりっぱなしにせず、次につながるようなふりかえりをするには?をテーマに、ふりかえります。
自分の地域や職場で、ワークショップやファシリテーションを実践していきたい。
その思いを自分の現場で実践できるように。そして、活動の質をレベルアップしていくために、
すぐに使えるツール・教材を活用でき、経験を分かちあっていくコミュニティが
「ばづくーるラボメンバー」(月会費800円・税抜き)です。
ぜひご参加ください!

◆5◆ 編集後記
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上述のお知らせように、12/11に「新たな公共プロジェクト」の3年間の成果を振り返り、これからの時代の協働について考えるシンポジウムが開催されます。 専門家による成果検討は7月に終わりましたが、プレイヤーである区民の皆さんも自分たちで、プロジェクトを振り返ろうと、先日、話し合いが行われました。メーカーの事業開発担当もされている方の発案による「3C分析による新たな公共プロジェクト成果検討」です。 「潜在化しているほっとけない課題が見える化した」「おせっかいな人が多かった」「文京区の大きさがちょうどよかった」など、プレイヤーでかつ、暮らしている皆さんだからこその視点が多くあげられました。
まさに、このような検討をし、自主的に盛り上げていこうと思っている方々のコミュニティこそが、最大の成果ではないでしょうか。
この結果も、12/11のフォーラムでは発表されます。
ぜひ、「これからの協働」にご興味のある方は、ご参加いただければと思います。(矢部)

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◇株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第157号 2016年12月2日配信) 発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。
配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

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21世紀はまだか? メールマガジン「根津の街から」2016/11/4

◆◇- empublicメールマガジン「根津の街から」 -◇◆ (2016年11月4日発行)

 

11月に入り、寒くなってきましたね。つい先日、北九州でコスモスの花畑を見に行ったとき、多くのコスモスに混ざって所々にヒマワリの花が、道端にはタンポポの花が咲いていました。春・夏・秋が一度にきたような、不思議な気持ちになりました。(宮尾)

‥ INDEX ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

1.コラム「21世紀はまだか」(広石)

2.力を持ち寄る場のつくり方を紹介します!(代表広石の登壇イベントの案内)

(1)11/12(土)府中市にて「コレクティブインパクト」の講演

(2)12/11(日)文京区の3年間の取り組みをふりかえるシンポジウム
「文京ソーシャル・イノベーション・フォーラム」を開催します

3.根津スタジオ ≪ゼミ≫「〈12月集中開催〉問いかけ力を磨こう」

4.ばづくーるラボメンバー募集中!

5.編集後記(宮尾)

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◆1◆ コラム「21世紀はまだか」(広石)

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男女平等ランキングが日本は101位というニュースがありました。

また、2020年以降の地球温暖化対策の新たな国際的枠組み「パリ協定」の発効にあたり、批准が遅れた日本はオブザーブ参加になるというニュースもありました。

僕が見ているニュースでは、
サステナビリティの企業取組のトップ100に日本企業は数社入るかどうかという話や
証券取引所の日財務情報開示度ランキングが世界28位、アジアでも6位という話、
また、社会起業環境のランキングで44か国中40位というものもありました。
その他、gooleで見ていたら、IoT、IT投資、資金管理、オーガニック食品などが遅れているという記事も見られます。

日本人は明治維新の頃から、世界に日本が遅れている!という発言が好きな感じなのかもしれません。

またランキングも指標の取り方などで全く変わってくるところもあります。

ただ、気になるのは、日本が遅れていると指摘される項目に共通しているのは、20世紀型から21世紀型の価値観やスタイルへのシフトが遅れているのではないかということです。

外国人訪日客が2000万人を超えたというニュースがありました。
よく東京五輪で訪日客が増えるのに備え、と言いますが、もう64年とは環境が違います。
また、施設建設にばかり関心が行きますが、これを機にサステナビリティやスマートスタジアムを進める、起業家にチャンスを広げるといった話はあまり出てきません。施設をレガシーとして残すというのも、五輪後、どう改築して、次の日本に活かすのかは見えづらいものです。

それがワクワクできない理由なのかもしれませんし、なんとなく、東京五輪は「20世紀型」の発想でいってしまうのかな、とも思います。

日本にも、多くの新しい発想でチャレンジをしている人たちは、たくさんいますし、色々な場で応援する人たちもいます。もうシフトは始まっていると感じると同時に、社会の基盤がどこにあるのかというと、まだ20世紀型にあるのかなと感じています。

そう思い、明治維新をふりかえると、日本銀行ができたのが明治十五年、大日本帝国憲法が発布されたのが明治二十二年です。前提が変化しても、それが社会全体で新しいルールとして根付くのには10~20年程度かかるということなのかもしれません。

新しい価値観を生み出す人も、早く新しい価値観にシフトしていく人も、変化が進んでから一気に動き出す人もいるのが社会ならば、日本の21世紀が始まるには、もう少しだけかかるのかもしれません。

同時に、いろいろなところで既に21世紀へのシフトは始まっています。

動き始めている方にも、「なかなかうちの組織は動かないな」と感じている方にも、今は、シフトした時に次のスタンダードを作れるように実力を貯える時なのかもしれません。

 

※次のスタンダードへの準備という思いも込めて、
イノベーションズアイで「2025年のリーダーのための新常識」というコラムを連載を始めました!
http://www.innovations-i.com/column/all_article/2025leader/

 

◆2◆ 力を持ち寄る場のつくり方を紹介します!(代表広石の登壇イベントの案内)

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(1)府中「みんなのチカラを持ち寄り、地域を変える”コレクティブインパクト”とは」

地域にある多様な団体が、一つにはならないけれど連携して成果を出すには、どのような対話の場が必要なのか、「コレクティブ・インパクト」の考え方と実践法を話し、ワークショップを行います。 ワークショップは、府中市民のみなさんがファシリテーターを担っていただきます。10/29には勉強会を開催しました。

日時:11月12日(土)14時~17時(13時30分に受付を開始)
場所:ルミエール府中 コンベンションホール飛鳥

http://fuchu-kyodo.jimdo.com/

(2)文京ソーシャル・イノベーション・フォーラム(区外の方もぜひ!)

多様な主体が力を合わせるための対話の場から新しい担い手を創出し、地域課題を解決し、地域経済の活性化にも寄与するには、どうしたらいいか?
文京ソーシャルイノベーションの取組の成果検証会議では、担い手創出のための仕組み、各種事業の成果及び地域に与えた影響、今後取り組むべき課題を検証しました。その中で明らかになった、「協働プロセスの重視型」の協働の意義や可能性、これからに向けて残された課題と取り組むべきことについて、成果検証会議の委員をゲストに、参加者の皆さんと共に考えます。
午後は、文京区というフィールドを分かち合う団体・組織がお互いを知り、交流することで、お互いの活動をよく知るとともに、参加団体が活動への新しい協力者や連携先を増やす交流ワークショップを開催します。

エンパブリックが文京区で取り組んできたことの総括や意味づけを行うシンポジウムになりそうです。
区外の方も、ぜひご参加ください。

日時:12月11日(日)10時~16時30分 場所:文京区民センター3階3-A会議室

内容:10時~12時(第1部)「新たな公共プロジェクト」の3年間の取組のシンポジウム。
13時~16時30分(第2部)活動団体紹介と交流ワークショップ

シンポジウム・ゲスト:

  • ・佐藤真久氏 (東京都市大学環境学部教授)
  • ・井上英之氏 (INNO lab internatioal共同代表、慶應義塾大学特別招聘准教授)
  • ・加藤良彦氏 (丸山町会副会長、NPO法人風のやすみ場 代表)
  • ファシリテーター:広石拓司 (株式会社エンパブリック代表、新たな公共プロジェクト事務局)

 

 

◆3◆根津スタジオ

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参加募集中の根津スタジオのプログラムは、エンパブリック・サイトの「ワークショップ」からご確認ください。

https://empublic.jp/nez_studio

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≪ゼミ≫「〈12月集中開催〉問いかけ力を磨こう -問題を見極める視点・視座を学ぶ」

正確に問題を解く力があったとしても、そもそも「問題設定」を間違えていては意味がない!
より質の高い「問い」を作るための背景にある考え方、理論、フレームワークを学びます。

ご要望にお応えし、12月に集中開催が決定!

1月からは火曜夜コース、金曜昼コースがスタートします。

【日時】

第1回 問いかけ入門 2016年12月4日(日) 14:00~16:30

〇つながりを促す問いかけ

第2回 関係性を育む問い 2016年12月5日(月) 13:00~15:20

第3回 チーム力を高める問い 2016年12月5日(月) 15:30~18:00

〇問いかけで学びを進化させる

第4回 学びを促す問い 2016年12月5日(月) 19:00~21:30

〇ロジカル思考では解けない問い?

第5回 システム思考入門 2016年12月12日(月) 13:00~15:20

第6回 デザイン思考入門 2016年12月12日(月) 15:30~18:00

※全ての回で8名限定(全6回一括お申込みの方優先) ※日程のふりかえ可能です。

【参加費】30,000円(全6回一括:特典付)/5,000円(各回単発)

 

 ◆4◆ ばづくーるラボメンバー募集中!

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ラボメンバー特典の一つが毎月発行の「問いかけカード」。
ワークショップや会議ですぐに使えるカードをご提供しています。

10月のテーマは「チームの役割分担を考える問いかけ」。
チームの役割分担は、案外むつかしいもの。日頃、なかなか話し合う機会のない疑問や改善提案を話すきっかけのためのカードです。

自分の地域や職場で、ワークショップやファシリテーションを実践していきたい。
その思いを自分の現場で実践できるように。そして、活動の質をレベルアップしていくために、

すぐに使えるツール・教材を活用でき、経験を分かちあっていくコミュニティが「ばづくーるラボメンバー」(月会費800円・税抜き)です。

ぜひご参加ください!

http://bazcool.jp/

 

 ◆5◆ 編集後記

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ロンドン・ビジネススクール教授リンダ・グラットン氏の新著『ライフ・シフト』を読みました。

「長寿化が進み、誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか?」という問いに、100歳までも生きないだろうと思いこんでいた私は、深く考えさせられました。変化のスピードがはやく先を見通すことが難しい現代、これまでに通用してきた考え方を変えるには良い本だと思います。(宮尾)

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第156号 2016年11月4日配信)

発行責任者=広石 拓司

 

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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。

皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

 

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https://empublic.jp/mail_news

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empublicメールマガジン「根津の街から」 Vol.153

◆◇― empublicメールマガジン「根津の街から」 ―――― Vol.153―◇◆

(2016年9月1日発行) さらに読む