現代の狐とブドウ ~メルマガ「根津の街から」2017年5月26日

◆empublicメールマガジン「根津の街から」 -◆  (2017年5月26日発行)

 

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社内の共有カレンダーで、広石のスケジュールに「魂の会、打合せ」というのが。初めて見た時、「何、これ??」と思って確認したのですが、あやしい方向に転がっている訳ではありません!

健康について新しい視点から考える対話シリーズが始まる打合せでした。
「Spiritual Health(下記、2)」のプログラム、おもしろそうです!

<INDEX>

◆1◆ コラム「変化の時代の狐とブドウ ~わからないことは大切ではない?」

◆2◆ 対話シリーズ「Spiritual Healthを探求しよう」が始まります!

第1夜「Spiritual Health(魂の健康)は必要なの?~臨床宗教師の仕事から考えよう」(6/21)

◆3◆ 雑談から始まるファシリと場づくり(6/2金 夜)

ワークショップ・デザイン(6/2金 昼、 6/25日昼)

◆4◆ ゼミ「問いかけ力を磨こう」(6/3&7/1 土曜集中開催)

◆5◆ レポート「鶴岡ナリワイプロジェクト訪問~自分にできることの再発見」

◆6◆ 編集後記「ミッションを考える対話を行いました」

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◆1◆コラム「変化の時代の狐とブドウ ~わからないことは大切ではない?」(広石)

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IoT、SDGs、ビットコイン、インダストリー4.0、マーケティング4.0、シンギュラリティなどなど、新しい概念や言葉がどんどん出てきています。

新しい用語や概念が登場した時、「何、これ?」「よく、わからない」と感じます。
その次が、とても大切だと思うのです。
「どういうことなのかな? なぜ広がっているのだろう?」と問いを持つのか、スルーしてしまうのか。

経験豊富な経営コンサルタントの加藤誠也さんは、多くの経営者や管理職と接する中で、「自分がよくわからないこと=大切ではないこと、と判断する人が増えている」と危惧しています。

そのことを聞いて、僕が思い出したのは「狐とブドウ」の話です。
狐がブドウを取ろうとして取れなかったので、「きっと不味いだろう」と言って去ったという話。

変化の激しい時代には、「わからないこと」にたくさん出会います。
もちろん新しいことは玉石混合で、大切でないことも多いかもしれません。
しかし、もし自分にとって「わからないこと」が広がっていて、熱心な支持者がいるならば、そこには何か意味があるかもしれません。

イノベーションは、いつもマイナーなところから始まります。
最初に意味や可能性に気づいた人がいて、そこから徐々に広がり、気づけばビジネスや仕事、生活の前提が変わってしまっている。
「よくわからないこと」は、変化の兆しなのかもしません。

ただ、「わからないこと」に向き合うには、自信も、仲間も、時間も必要になります。
そして、ただ知ろうとするのではなく、誰に、どう問いかけるのかも大切です。

一方で、「わからないこと」を探求する中で見えてくる新しい世界、今まで視野に入っていなかったことへの気づき、新しい仲間との出会いはとても楽しいことです。

「きっと不味い」と決めつけるのは、もったいないですよね。

変化の激しい時代だからこそ、「わからないこと」に一歩踏み込んでみる余裕を持つことも、大切なことなのだと思います。

 

 ◆2◆ 対話シリーズ「Spiritual Healthを探求しよう」が始まります!

第1夜「Spiritual Health(魂の健康)は必要なの?~臨床宗教師の仕事から考えよう」

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身体に病気がなく、精神も病んでいなければ「健康」なのでしょうか。

例えば、病気もなく会社で働いている人も感じる「なんとなくの虚しさ」、愛する人を突然失った後に長く残る喪失感。
また、美しい風景や素晴らしい音楽にふれた時に生まれるエネルギー、自然や祈りの時間が与えてくれる癒し。それらは、目にも見えず、外から評価もしづらいのですが、私たちの「健康」に影響を与えていると思われます。

そこで、身体、メンタルヘルス、社会性では捉えきれない健康の領域は「Spiritual Health(魂の健康)」と呼ばれます。

ただし、Spiritual Healthは目に見えず、外部から評価しづらいこともあり、重視されてきませんでした。

 

しかし、現代の日本が物質的には豊かになったのに、心の豊かさがないという時、また、家族や自分の最期を安らかに迎えたいという時、「魂の健康」という切り口は、とても大切になってくるのではないでしょうか?

それを考えるきっかけとなるのが、近年、注目を高めてきている「臨床宗教師」という仕事です。
病院や被災地で、特定の宗教や宗派の布教を目的とせず、本人の求める安らぎや癒しを支える仕事として注目が高まっています。

この対話シリーズでは、「Spiritual Health」が、現在の日本を生きる私たちにとって、どのような意味があるのか? 満たされた人生を送るために、何が大切なのか? 対話を通して考えていきます。

第1夜では、

健康の概念やヘルスリテラシーを専門とする聖路加国際大学の中山和弘教授から、健康の概念の変化、これまでの健康づくりで忘れられがちなことをお聞きした上で、臨床宗教師として活躍されている、玉置妙憂さんから臨床宗教師の背景、活動の実際、玉置さんがお感じになっている「Spiritual Health」の必要性をお話しいただきます。その上で、Spiritual Healthは必要なのか、何が大切なのか、考えます。

第2夜では、私たちの生活にとって、どう活かせるのか、第3日は、どのように実践していけばいいのか、探求を進めていきます。

まだ分からないことの方が多く、正解のない、「Spiritual Pain」や「Spiritual Health」、魂へのケアが人生や健康にもたらす意味を、ともに考えませんか?

 

対話シリーズ「Spiritual Healthを探求しよう」

https://empublic.jp/dialog_spiritual-health

 

第1夜「Spiritual  Helathは必要なの?~臨床宗教師の仕事から考えよう」

>2017年6月21日(水)19:00~22:00 @根津スタジオ

>詳細・申し込み https://empublic.jp/7187

第2夜「明日を生きるためのSpiritual Healthとは?」(7/5水 夜)

第3日「魂の健康づくりとは? ~自分らしい実践法を考えよう」(7/22土 午後)

 

◆3◆ 雑談から始まるファシリと場づくり(6/2金 夜)

 ワークショップ・デザイン(6/2金 昼、 6/25日昼)

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「雑談から始まるファシリと場づくり」は、日常の中での実践できることを大切に、つながりと協力を促すファシリテーションの基礎を講座と体験で学びます。

受講生が実際に行ってみた様子にコメントがつき、自分の無意識の癖もわかります。

一方通行のセミナーから参加型の学びの場に転換する方法を講義と体験で学ぶ「ワークショップ・デザイン」と6/2の昼と夜でのセット受講もお勧めです!

*「雑談から始まるファシリと場づくり」 https://empublic.jp/5133

2017年6月2日(金) 19:00~22:00

*「ワークショップ・デザイン」 https://empublic.jp/5162

2017年6月2日(金)10:30-16:30

2017年6月25日(日)10:30-16:30

 

◆4◆ ゼミ「問いかけ力を磨こう」(6/3&7/1 土曜集中開催)

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情報があふれ、多様な選択肢がある時代に、最も大切になるのは、問いかける力!

6つの場面において”適切に問いを設定し、関係者と共有する力”を演習や体験を通して

学んでいきます。自分たちのチームや事業開発を見直すのにも最適です。

現在、6月3日、7月1日の土曜2日間開催の参加者を募集しています!

https://empublic.jp/questioning

 

 

◆5◆ レポート「鶴岡ナリワイプロジェクト訪問~自分にできることの再発見」(広石)

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5/13-14、鶴岡ナリワイプロジェクトへのフィールドワークを実施しまし、自分で一歩を踏み出す場づくりを始めたい、3人の方が参加されました。
ナリワイを始めた人たちの団体、鶴岡ナリワイALLIANCEのみなさんにもご協力いただき、充実した議論の時間となりました。

話で出たのは、「自分にできることの再発見」の大切さです。

自分にできることは自分一人で考えていても見つけづらく、難しく考えてしまいがち。自分にとっては普通のことや得意と思っていないことでも、誰か困っている人に出会った時、「あ、それなら私できるかも」と思えた時に、自分自身のことを再発見できる。

例えば、パソコンが得意と言えるレベルではないかもしれないけど、地域の人が見積書作成で困っていたら、「私がワードやエクセルで作りましょうか」と言えたら自分自身のできることを一つ追加できます。

そうやって、自分にできることを一つずつ積み重ねていくことが、自分への自信だったり、次への一歩だったりを踏み出すためにつながります。

「できること、たくさん見つけた」と言えるような場づくりが広がってほしいと改めて思いました。

 

◆6◆ 編集後記(矢部)

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自分の今、過去、未来に向き合うことで、次へのアクションを考える「自分のミッションを探求しよう」を開催しました。

キャリアの次へのステップを考えたいという30歳前後、50歳前後の方にご参加いただきましたが、4つのセッションで、自分のことを真剣に考え続け、ヘロヘロになった~という声も出る中で、「自分の夢を実現するために近い環境にいることがわかった」「今の環境でもやれることはある」など、今の自分の持っている経験や仲間・関係性の価値に気づくこととなりました。

リンダ・グラットン著「ライフシフト」では、「変身資産」という言葉が出てきます。
次のステージに進むには、自分の中にある基盤を自覚する必要があるという意味ですが、

セッションは、ご自身の変身資産を再認識するプロセスともいえると思いました。

セッション修了後、晴々とした表情の皆さんに、私も元気を頂きました!

よろしければ、開催レポートもご覧ください(https://empublic.jp/7193)。(矢部

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第168号 2017年5月26日配信)

発行責任者=広石 拓司

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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。

皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

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自分たちで作っちゃおう ~ メルマガ「根津の街から」2017年4月27日

◆empublicメールマガジン「根津の街から」 -◆  (2017年4月27日発行)

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今年は桜の開花が遅かったですが、根津神社のツツジも開花が遅れ気味です。

例年は4月下旬に満開でGWには残り少なくなっていましたが、今年はGWが見頃になりそうです。

GWは谷根千散歩もお勧めです!

 

<INDEX>

◆1◆ コラム「自分たちで作っちゃおう!」(広石)

・武蔵野市(4/30)、山形県鶴岡市でも講演を開催(5/12)

・鶴岡ナリワイプロジェクト・フィールドワーク(5/13・14)

◆2◆対話プログラム「自分のミッションを探求しよう」

◆3◆ ゼミ「問いかけ力を磨こう」 ~ 本質を探り、変化を生む場をつくるために

<6月 土曜2日間集中コース・金曜昼コース>

◆4◆ 雑談から始まるファシリと場づくり(6/2金 夜)

ワークショップ・デザイン(6/2金 昼、 6/25日昼)

◆5◆  クラッシックの生演奏を地域に役立てる場づくりの検討会(4/29)

◆6◆ 編集後記

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◆1◆ コラム「自分たちで作っちゃおう!」(広石)

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4/5に文京区千石の「たまご荘」で、地域の中で必要な仕事を自分たちで作ってしまうコミュニティの事例紹介をしました。紹介したのは、ソンミサン・マウル(韓国)、ブロムリ・バイ・ボウ・センター(英国)、文京区、山形県鶴岡市の4つの地域です。

4つの地域の共通点は、そこで生まれる仕事は、いずれも「自分が必要だと思う」「自分がしたい」から始まっていることです。
必要なことを考えている人、したいことがある人は各地にたくさんいるのに、なぜ、この4地域では短期間にたくさんの仕事が生まれたのか?

それは、「思いを口にできる場」と「どうしたら実現できるか一緒に考える場」があったからだと思います。

自分の思いを口にできるには、「受けとめてくれる人がいる」という信頼が必要です。
未だない新しいことを始めるには、「一緒に悩み、試行錯誤してくれる」仲間が必要です。

よく、「日本は起業する人が少ない」という議論の時に、「チャレンジする意欲や志が足りない、アイデアがない、スキルがない」と起業家側の問題になりがちであり、起業支援では起業家向けの講座や相談会をします。しかし、思いやスキルがあっても、周りに受けとめる人、支えてくれる人がいないと手はあがりません。
大切なのは、「始めたい」と思いのある人の、周りの人たちの考えや姿勢です。

出る杭を打つのではなく、出る杭を受け容れ、育てるコミュニティづくりが起業家支援よりも大切です。

逆に、例えば、受け容れ、支えてくれる人たちが見えていれば、「この地域の女性で起業したい人はほとんどいない」と言われた鶴岡市で2年間で30以上のナリワイ起業が生まれた鶴岡ナリワイプロジェクトのように動き始める人は、どんどん出てきます。

100歩進める一人よりも、まず1歩進む人が100人生まれることが、結果的に100歩進める人を増やすのです。

これは企業でも同じです。
新規事業開発の担当者や一部の人だけが、失敗しないよう苦労して事業企画をするよりもたくさんの人がアイデアを出せ、アイデアを育てることで事業が生まれるようにコミュニティを作っていくことが大切になっています。

地産知縁第3号で紹介したように、リクルート社では、年1回のプランコンテストをやめ、アイデアを出し、小規模トライができる人を増やす「Recruit Venture」に転換しています。

多くの人が持っているアイデアを出し、アイデアを育み、ともにトライできる場を増やし、「自分たちで作っちゃおう!」と言える人が増えてほしい。

それがエンパブリックの目指していることです。

 

〇講座「思いの実現を支えあうコミュニティを作ろう」を武蔵野市、山形県鶴岡市でも行います。

*武蔵野市緑町で、この春スタートしたMIDORINOは、健康な食の仕事づくりを目指す

ソーシャルキッチン付の創業支援施設です。

4月30日(日) 10時~と17時~の2回開催。食事会もついています!

https://www.facebook.com/events/436994823300292/

*鶴岡市 4月12日(金)18:30~ ナリワイプロジェクトとの共催です!

https://www.facebook.com/events/1870486733239520/

 

〇2年間で30を超えるナリワイ起業家を生み出した「鶴岡ナリワイプロジェクト」の 現場に訪問し、女性の力を活かした地方創生、仕事づくりを学ぶプログラムを 5月13日(土)・14日(日)に、山形県鶴岡市で開催します。

現地で動き始めた人と場づくりの工夫の話をお聴きし、広石による解説と講義も組み合わせ、 実践できる方法論を学ぶことができます。 2日間コースに加えて、13日(土)1日コースも設けました。

ぜひ、現場からこそわかる文化や人、場の推進力についてともに学びましょう!

(到着時間や移動、現地でのことなど、お気軽にご相談ください)

詳細・申込 https://empublic.jp/6903

 

◆2◆「自分のミッションを探求しよう」(全4回)

 ~今・これまで・これからを結び、自分らしさを再発見する4つの対話

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自分の今、これまで、これからを考える4つの対話を行います。

仕事や生活について多様な視点からの問いかけを考え、参加者同士が話し合う中で、これからを生きていく「自分の軸=ミッション」を見つけ出します。

そして、これからの自分がキャリアや生活で何を大切にしていきたいか、時間やお金をどう使っていくのか、考えていきます。

 

<1> 自分のトリセツをつくろう

<2> インタビューを受けて、自分のこれまでを見つめなおそう

<3> これからの自分をビジュアル化し、マイ・ビジョンをまとめよう!

<4> ミッションをまとめ、次への第一歩を発表しよう

 

・日時 土曜集中コース : 5月13日・20日 土曜 13:00~17:30

木曜昼コース :5月18日~6月8日 木曜10:30~12:30 全4回

・ファシリテーター:矢部純代

・参加費 全4回セット 14,000円(税込)

・詳細 https://empublic.jp/6966

 

 

◆3◆ ゼミ「問いかけ力を磨こう」 ~ 本質を探り、変化を生む場をつくるために

 <6月 土曜2日間集中コース・金曜昼コース>

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情報があふれ、多様な選択肢がある時代に求められるのは、「問いかける力」。

”適切に課題を設定し、関係者と共有する力”を身につけよう!

 

関係性づくりを促すファシリテーション、ラーニング・ファシリテーション、ダイバーシティ・ファシリテーション、システム思考のファシリテーションなど6つの場面での対話やファシリテーターに必要な問いかけを学びます。

4月からの木曜夜コースも定員となりました。

地域づくり、人材育成、事業開発、起業支援、医療など多彩な人が集まるのも魅力です!

 

*土曜2日間集中コース(3コマ×2日)

6月3日、7月1日 土曜 10:00~18:30

*金曜昼コース(2コマ×3日)

6月16日、7月7日、7月28日 金曜 10:30~16:30

参加費:30,000円(税込)

詳細・申し込み: https://empublic.jp/questioning

 

 

◆4◆ 雑談から始まるファシリと場づくり(6/2金 夜)

 ワークショップ・デザイン(6/2金 昼、 6/25日昼)

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「雑談から始まるファシリと場づくり」は、つながりと協力を促すファシリテーションの基礎を講座と体験で学びます。

受講生の実践一つひとつにコメントがつき、自分の無意識の癖もわかります。

「ワークショップ・デザイン」と6/2の昼と夜でのセット受講もお勧めです。

https://empublic.jp/nez_studio

 

 

◆5◆  クラッシックの生演奏を地域に役立てる場づくりの検討会

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日本サロンコンサート協会の小林玄人さんは、プロのバイオリニストとして演奏活動を行いながら、有名な曲を身近な場所で楽しめる小規模編成のサロンコンサートの普及活動を行っています。

音楽を通して孤立している人が、地域の人とつながれるクラッシックの生演奏の場を地域で広げていくには、どうしたらいいか、音楽と地域の結びつき方についての意見交換に参加しませんか?

*開催日:4月29日(土・祝)10:00~12:00 *参加費無料

*詳細: https://empublic.jp/6980

 

 

◆6◆ 編集後記

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先週末に、育休後コンサルタントの山口さんとのコラボ企画「実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方」を開催しました。

職場や地域で、自分達で育児とキャリアの両立を学ぶ場をつくりたいという熱意ある女性たちにご参加いただき、エネルギーいっぱいで終わりました! スタッフとして参加しておきながら私にとっても気づきの多い講座でした。

「育児休暇制度など会社の制度は、両立支援であり子育て支援でない」は、明確に論点整理された山口さんの講義から。

「ファシリテーターは、信頼できる場を作るとともに、参加者を信頼することが一番大切」は広石の講義から。

日々の何気なくやっていること、理解しているつもりを改めて見直す大切さを感じました。

講座の様子はホームページの実践レポートに掲載しています https://empublic.jp/7110 (矢部)

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第167号 2017年4月27日配信)

発行責任者=広石 拓司

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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。

皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

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春の学び特集 ~empublic メルマガ「根津の街から」(2017年4月14日)

empublicメールマガジン「根津の街から」  (2017年4月14日発行)

4月は入学式シーズン。大学もしかりですが、入学式での総長のお話は、大人になって聞くと味わい深いものがあります。
今年の東京大学の総長の式辞には「『まだ答えのない問い』と向かい合うこと、それこそがまさに学問の営み」「社会に貢献するためには、様々な人々を巻き込んで実際に行動しなければならない」「SDGsは、世界の公共性に奉仕するという東京大学の精神に合致」「多様性を尊重」など、聞いたことあるフレーズが。
エンパブリックの取り組みは、学問の現場でも求められていると改めて思いました。

しかし、このありがたい言葉、どれだけの学生さんの心に届いたのかと心配に。自分だって、大学の入学の話って全然覚えてないし(笑)
式辞はともあれ、この春スタートをきったすべての新入生に、「正解のない問い」にチャレンジせよと、エールを送ります!(矢部)

春、新しい一歩として、自分をふりかえり、次につながる体験をしていきませんか?

エンパブリックのプログラムをご紹介します!

<INDEX>

◆1◆ 【場づくり】

ゼミ「問いかけ力を磨こう」 ~ 本質を探り、変化を生む場をつくるために

◆2◆ 【キャリア】

あなたにとって、「キャリア」とは? を考える2つのプログラム

〇 2025年の自分と仕事を考えよう~ 対話 READINESS FOR 2025(4/16 日)

〇対話プログラム「自分のミッションを探求しよう

◆3◆ 【地域づくり×場づくり】

地域に眠る女性たちの力を活かした地域づくりを進めよう!

「鶴岡ナリワイプロジェクト・フィールドワーク」

◆4◆ 【キャリア×場づくり】

女性の育休後のキャリアを考える対話を職場に、地域に広げよう!

◆5◆ 【次世代の仕事】

サステナビリティ&ビジネス ~SDGS時代の事業構想力を身に着ける

◆6◆ 【地域づくり×場づくり】

クラッシックの生演奏を地域に役立てる場づくりの検討会

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◆1◆ 【場づくり】

 ゼミ「問いかけ力を磨こう」 ~ 本質を探り、変化を生む場をつくるために

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情報があふれ、多様な選択肢がある時代に求められるのは、「問いかける力」。
”適切に課題を設定し、関係者と共有する力”を身につけよう!

どうしたらいいのか、正解のない問いを解くには、まず何を、どの視点・視座で考えるか、適切な問いを設定する力が必要です。6つの視点から問いかけ力を、講義、演習、体験を通して深めていくプログラムです。

4月~ 木曜夜コース(全6回) 参加者募集中!

日時:第1回 問いかけ入門 2017年4月20日(木) 19:00~21:30

※参加できない会は、他のコースにふりかえが可能です。

参加費:30,000円(税込)

詳細・申し込み: https://empublic.jp/questioning

◆2◆ 【キャリア】

 あなたにとって、「キャリア」とは? を考える2つのプログラム

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これまで「キャリア」は責任ある仕事を任される成功への階段を上っていくことを指していました。
しかし、今、「キャリア」は、仕事も生活も、学びや子育て、地域活動などの時間など生きていく上での多面的な要素を、どう組み合わせ、どう自分らしく生きていくのか、自分のあり方を設計していくものに変化しています。

リンダ・グラットンは「ワークシフト」で、これからの時代には専門性が大切になるが、一つの専門では生きていけなくなり、自分の専門をどんどん成長させ、他分野とつなげる「連続スペシャリスト」となることを指摘しました。

同時に「ライフシフト」で、人生100年時代には、学び>仕事>引退という一直線の流れではなく、学び、仕事、地域、自己探求などを人生の色々な段階に組み込む「人生のマルチステージ化」の必要性も伝えています。

あなたは、キャリアの考え方がシフトする2025年に、そして、そこに向かって今から、どのような仕事をしていきますか?

〇 2025年の自分と仕事を考えよう~ 対話 READINESS FOR 2025(4/16 日 )

社会の変化が促す仕事と働き方の変化について対話を始めませんか?
情報誌「readiness for 2025」を基にした対話を体験し、仲間や職場での実践方法を考えます。

・日時:4月16日(日)13:00~17:30

・参加費: 3,500円(冊子をお持ちの方) 4,300円(冊子のない方)

・詳細 https://empublic.jp/6370

 

〇対話プログラム「自分のミッションを探求しよう
~今・これまで・これからを結び、自分らしさを再発見する4つの対話」(全4回)

自分の今、これまで、これからを考える4つの対話を行います。
仕事や生活について多様な視点からの問いかけを考え、参加者同士が話し合う中で、これからを生きていく「自分の軸=ミッション」を見つけ出します。
そして、これからの自分がどうしていきたいか、時間やお金をどう使っていくのか、考えていきます。

・日時 土曜集中コース : 5月13日(土)・20日(土) 13:00~17:30

木曜昼コース :5月18日(木)~6月8日 10:30~12:30 全4回

・ファシリテーター:矢部純代

・参加費 全4回セット 14,000円(税込)

・詳細 https://empublic.jp/6966

 

◆3◆ 【地域づくり×場づくり】

 地域に眠る女性たちの力を活かした地域づくりを進めよう!

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対話を通して、地域の女性たちの中に眠っている可能性から「新しい仕事」がどんどん生まれ、自分らしく生きていける人が増えるコミュニティを。どう作っていけばいいか?

山形県鶴岡市で2年間で30を超えるナリワイ起業家を生み出した「鶴岡ナリワイプロジェクト」の現場に訪問し、動き出した人たちとの出会いと対話、理論的裏打ちとなる講義を通して、実践できる方法論を学ぶプログラムを行います。

このプロジェクトのテーマは月3万円稼げるナリワイ起業家を増やすこと。

しかし、月3万円稼ぐことがゴールとはしていません。

家族の仕事+自分のナリワイという新しいライフスタイルを広げること、
月数万円のビジネスを複数組み合わせた自由な仕事の生き方を生み出すこと、
月3万円でつかんだコツを活かし本格的なビジネスへと発展させること、
UIターンしてきた人が自分の好きや得意を捨てずに生きていけること。

そんな自分らしい主体的な生き方を自らつくりだせるようになることこそがゴールです。

地域での仕事づくりは、お金だけでなく、社会的な意味、ライフスタイルとの結びつきなど多面的な意味と可能性を持っています。

このような仕事づくりのノウハウを、鶴岡の現場で起業した人や場づくりの担い手たちと出会い、話し合う体験と、広石による地域に根付いた仕事づくりの講座の両面から学ぶことで、実践できる技術を習得するフィールドワークを開催します。

開催日 2016年5月13日(土)9:30~18:00、14日(日)9:30~15:00

開催場所 山形県鶴岡市内(参加者にご連絡します)

参加費 2日間セット 24,000円

(プログラム実施費・資料費込み、鶴岡までの交通費・現地宿泊費・食費別)

詳細・申込 https://empublic.jp/6903

 

◆4◆ 【キャリア×場づくり】

 女性の育休後のキャリアを考える対話を職場に、地域に広げよう!

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復職後の女性のための「育休後カフェ」に取り組んできた山口理栄さんとのコラボで 産休・育休・復職に関する対話やワークショップの企画・準備・運営を、 講義と実践体験を通して学ぶコースを開催します。

実践経験を積み、すぐに活躍できる実力を身につけることを目指します。

2日間の集中講義とワークショップ実践、ふりかえりのセットのコースです。

*日程 ・4月22日(土)10:00~18:30、 4月23日(日)10:00~17:00

・ワークショップ実践  ・9月9日(土) 10:00~16:00

*参加費 全プログラム参加  32,400円(税込)

詳細・申し込みはこちら https://empublic.jp/6836

 

◆5◆ 【次世代の仕事】

 サステナビリティ&ビジネス ~SDGS時代の事業構想力を身に着ける(全5回)

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環境対策(コスト)ではなく、成長戦略として、サステナビリティとビジネスの相互作用を高めていくは、どうしたらいいか、対話を通して考えていきます。

立教大学経営学部で開講される「サステナビリティ&ビジネス」の内容をビジネスパーソン向けにカスタマイズした教材はオンラインで提供し、リアルに集う場では、講義よりも対話、討論を通して、多様な視点と世界の動きを含めた視野、次世代ビジネスの構想という高い視座を習得することを目指します。

2020年代のビジネスのあり方を、ともに考える場に、ぜひご参画ください。

開始日:第1回「2020年代、SDGs時代のサステナビリティ&ビジネスとは?」 4月26日(水)19:00~22:00

参加費:30,000円(税込)

詳細・申し込み https://empublic.jp/6759

 

◆6◆ 【地域づくり×場づくり】

 クラッシックの生演奏を地域に役立てる場づくりの検討会

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日本サロンオーケストラ協会の小林玄人さんは、プロのバイオリニストとして演奏活動を行いながら、小規模編成のサロンオーケストラの普及活動を行っています。
サロンオーケストラは、有名な交響曲やオペラの曲を5~8人程度の小編成に編曲し、地域の身近な場所に出向いて演奏する活動を指しています。

有名な曲を身近な場所で、一流の演奏者が演じることで、クラッシックや生演奏の魅力を新しい層に伝え、自分も演奏したい、何か音楽に関わる活動をしたいと思う人を増やそうと考え、小編成で多様な曲を演奏できる技術を演奏者に伝授する教育活動、子どもも親も夢中になれる「はじめてのオーケストラ」など年間約200公演を行っています。

そこで、サロンオーケストラの活動を展開してきた日本サロンコンサート協会と、地域に根付いた場づくり・仕事づくりの担い手育成に取り組んできたエンパブリックの協働により、「コミュニティ音楽活動プロデュース・チーム」の立ち上げ、実施を応援するプログラムを始めたいと考えています。

現在、「コミュニティ音楽活動プロデュース」のモデル地区での実施を通しての地域に根付いたプログラム開発、プロデューサー育成プログラムの試行を検討しています。

もっと音楽を地域や社会に役立てるような活動のあり方についての意見交換にご参加いただける方、モデル地区での実施や育成プログラムの開発・運営に参画いただける方、
まずは意見交換の場にご参加いただけませんか?

*開催日:4月29日(土・祝)10:00~12:00 *参加費無料

*詳細: https://empublic.jp/6980

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第166号 2017年4月14日配信)

発行責任者=広石 拓司

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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。

皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

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文京区プロジェクトが次のステージへ ~ empublicメルマガ「根津の街から」2017年3月31日

empublicメールマガジン「根津の街から」    (2017年3月31日発行)

桜が咲き始めていますが、まだまだ寒いですね。
ゆっくり咲く桜を楽しみながら、時間の流れをゆっくりと味わえたらいいなと思います。

エンパブリックは4年間の文京区との協働事業が終了し、次のステージに向かいます。
ご協力、ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

 

<INDEX>

1.コラム「仕事づくりはつながりづくり、地域づくり 」(広石)

2.<参加型の地域づくり、地方創生の現場へ!>
つながりから、新しい仕事を生み出す場づくりの技術
鶴岡ナリワイプロジェクト・フィールドワークを開催します!

3.春です! 新しい可能性を拓く学びを!

*ゼミ「問いかけ力を磨こう~ 本質を探り、変化を生む場をつくるために」
4月20日(木)~ 木曜夜コース スタート

*対話「2025年の自分と仕事を考えよう」 4月16日(日)

*実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方
4/22-23 2日間講座+実践支援

 4.編集後記

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◆1◆ コラム「仕事づくりはつながりづくり、地域づくり 」(広石)

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エンパブリックが文京区と取り組んできた「文京ソーシャルイノベーション・プラットホーム」は3月末で終了します。
4年間で3800人以上の方が参加いただき、67のプロジェクトが生まれ、現在も継続しています。

思い起こすのは、この事業が始まる時に、「企画はいいが、本当に参加者はいるのだろうか?」という声が区役所の中からあったことです。

自分の身近な地域に関わりたい、何か役立つことを始めたいという思いのある人は、たくさんいました。
67のプロジェクトは、私たちが引き出したというよりも、地域に眠っていた可能性が、今回の事業をきっかけに芽吹いたのだと思います。

この4年間、対話で聞かれたのが「地域への入口がわからない」ということでした。
4年間の対話や講座などに参加した人たちが探していたのは、自分を活かしながら、自分のペースで地域と関わり、仲間を増やすにはどうしたらいいのか?ということでした。

その鍵となるが、対話と仕事づくりだと私たちは考えてきました。

自分の関心あるテーマの対話に参加し、そこで地域の人に出会い、何が起きているのか、どんな可能性があるのか話を聴く中で、自分の求めていること、できることに気づく。
それが地域の入り口になると思います。

今年の文京ミライ・カフェでは、1年間で42人の地域での活動実践者の方にストーリートークをしていただきました。
「区内に何十年も住んでいるのに、初めて知った」「身近な活動の存在に驚いた」という声を多数お聞きして、うれしく思っていました。

そして、「仕事づくり」の鍵となるのも、地域の人たちとの出会いでした。
自分の考えを伝え、共感する人が現れ、語り合うことで相互に刺激し、助け合っていける仲間ができます。
仲間がいることで、一人の時には見えていなかった考え方や地域の資源、顧客のニーズへの理解が深まり、本当に必要とされていることが見えてくる。

そのしっかりした基盤があることが、地域での起業の大きな力になっていました。

「仕事をつくる」というと利益などの経済的側面が強調されますが、
仕事をつくる中で、地域にある課題が明確になり、同時に解決策のアイデアも生まれていきます。
仕事をつくる中で、地域の人や資源の可能性に気付くことができます。
仕事をつくる中で、それまでなかったつながりが生まれ、
仕事をつくるプロセスに参画することで、人は新しい役割を自分に得て、自分の可能性に気づきます。

仕事づくりは、地域や人の中にある可能性をカタチにしていくプロセスであり、
仕事づくりはつながりづくり、地域づくりだと自信を持って言えるのは、文京区で思いをもつ多数の方たちと出会い、ともに試行錯誤しながら動いてきたからです。

区の事業としては終わりますが、エンパブリックは一区民、一民間事業者として、携わっていきます。

また、4年間のプログラムに参加してきた区民のみなさんが協力して、「文京マチコト」というソーシャルネットワークを立ち上げました。
https://empublic.jp/bunkyomachikoto

区の事業が市民の手で運営されるように展開していけたらいいなと思っています。

 

また、新年度の4/5には、文京区千石地域で、子育て世帯の人たちが中心に地域の人たちが協力し合って、0才から120才まで、みんなの「やってみたい!」が表現できて、いっしょに夢をかなえる「夢のシェア」ハウス「千石たまご荘」が始まり、キックオフ・イベントとして広石が講演します。(夜の部はもう定員超えだそうです。昼の部の参加者を募集しています。エンパブリックのサイトをご覧ください)

地域の活動は、そこに住む人たちが自ら動き、自らつくり出していくことが基本です。
その大切さ、可能性に改めて気づける、ちょうどいい機会となったと思います。

ここから、また、みなさんと新しく歩んでいきたいと思います。

ご参加、ご協力、関心を寄せてくださったみなさま、ありがとうございました。

これからも、よろしくお願いいたします。

 

◆2◆ つながりから、新しい仕事を生み出す場づくりの技術
鶴岡ナリワイプロジェクト・フィールドワークを開催します!

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対話を通して、地域の人たちの中に眠っている可能性から「新しい仕事」がどんどん生まれるコミュニティを。どう作っていけばいいか?

そのチャレンジを、山形県鶴岡市で実践し、2年間で30を超えるナリワイ起業家を生み出した「鶴岡ナリワイプロジェクト」の現場に訪問し、動き出した人たちとの出会いと対話、理論的裏打ちとなる講義を通して、実践できる方法論を学ぶプログラムを行います。

地域の女性たちが中心になって「自分の好きなこと × 地域の人に役立つこと」で、月3万円売り上げる自分のナリワイを生み出すこと。

その呼びかけから始まったプロジェクトから2年間で30人のナリワイ起業家が動き出しました。

このプロジェクトは、月3万円稼ぐことがゴールではありません。
家族の仕事+自分のナリワイという新しいライフスタイルを広げること、
月数万円のビジネスを複数組み合わせた自由な仕事の生き方を生み出すこと、
月3万円でつかんだコツを活かし本格的なビジネスへと発展させること、
UIターンしてきた人が自分の好きや得意を捨てずに生きていけること。

そんな自分らしい主体的な生き方を自らつくりだせるようになることこそがゴールです。

地域での仕事づくりは、お金だけでなく、社会的な意味、ライフスタイルとの結びつきなど多面的な意味と可能性を持っています。

このような仕事づくりのノウハウを、鶴岡の現場で起業した人や場づくりの担い手たちと出会い、話し合う体験と、地域に根付いた仕事づくりの理論的な支援の両面から学ぶことで、実践できる技術を習得するフィールドワークを開催します。

開催日 2017年5月13日(土)9:30~18:00、14日(日)9:30~15:00

開催場所 山形県鶴岡市内(参加者にご連絡します)

参加費 2日間セット 24,000円 (プログラム実施費・資料費込み、鶴岡までの交通費、現地での宿泊費、食費別)

詳細・申込 https://empublic.jp/6903

 

 ◆3◆ 春です! 新しい可能性を拓く学びを!

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■ ゼミ「問いかけ力を磨こう~ 本質を探り、変化を生む場をつくるために」

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情報があふれ、多様な選択肢がある時代に求められるのは、「問いかける力」。
6つの切り口から仕事の様々な場面で出会う問題に対して、適切に問いを設定し、関係者と共有する力とは何か、ともに考えましょう。

*4月スタート木曜夜コース 4月20日(木)19時~ 全6回

*詳細・申し込みはこちらから  https://empublic.jp/questioning

 

■ 対話「2025年の自分と仕事を考えよう」

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これからの経済社会の変化において、私たちの仕事はどう変わっていくのか。
情報誌「readiness for 2025」で紹介している変化を考える対話プログラムを体験し、  自分たちで実施する際の対話のポイントを学びます。

開催日 4月16日(日) 13:00~17:30

詳細・申し込み https://empublic.jp/6370

 

■実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方

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復職後の女性のための「育休後カフェ」に取り組んできた山口理栄さんとのコラボで 産休・育休・復職に関する対話やワークショップの企画・準備・運営を、 講義と実践体験を通して学ぶコースを開催します。
実践経験を積み、すぐに活躍できる実力を身につけることを目指します。

2日間の集中講義とワークショップ実践、ふりかえりのセットのコースです。

・4月22日(土)10:00~18:30、 4月23日(日)10:00~17:00

・ワークショップ実践 ・9月9日(土) 10:00~16:00

詳細・申し込みはこちら https://empublic.jp/6836

 

◆4◆ 編集後記

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4年にわたる文京区の新たな公共プロジェクト最後の日に、これまで支援させて頂いた担い手の方々が、サプライズで謝恩会をしてくださいました。とてもうれしくて、本当にこのプロジェクトをやってよかったと思いました。

新たな公共プロジェクトは、エンパブリックにとっても、事実と照らし合わせながら、イノベーターを地域で生み出しサポートする理論とノウハウを確立できたとても貴重な機会でした。12月に開催した成果発表会で、委員の先生が、「新たな公共プロジェクトは行政から始まったが、もはや区民のものとなった」とおっしゃいましたが、まさにその通りです!プロジェクト終了後も自主的な支援ネットワーク「文京マチコト」を立ち上げ、みなさんとともに、地域のためになる「面白いこと」続けていきます。

謝恩会で頂いた感謝状は一生の宝物です。ありがとうございました!

そして、来年度からもがんばりましょう。(矢部)

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第165号 2017年3月31日配信)

発行責任者=広石 拓司

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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。

皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

https://empublic.jp/mail_news

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謙虚な問いかけ empublicメルマガ 2017年3月24日号

empublicメールマガジン「根津の街から」    (2017年3月24日発行)

もう年度末になりましたね。 東京の桜も咲き始めているようです。

根津スタジオでは、春からのゼミの参加者を募集中です!
「問いかけ力を磨こう」に加えて、「育休・復職を考える場づくり」「サステナビリティ&ビジネス」という新しいプラグラムも始まります。
次の新しいステージに向かうために、視点を変え、視野を広げるのにご活用ください!

<INDEX>

1.コラム「つながりは謙虚な問いかけから 」(広石)

2.新年度、新しい学びを!

■ ゼミ「問いかけ力を磨こう~ 本質を探り、変化を生む場をつくるために」
全6回 4/20~ 木曜夜コース・スタート! 3月25・26日集中講座

■実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方
全3日+実践 4/22・23+実践+9/9

■ゼミ「サステナビリティ&ビジネス ~SDGS時代の事業構想力を身に着ける」
全5回 4/26(水)スタート!

■ 対話「2025年の自分と仕事を考えよう」 4/16

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◆1◆ コラム「つながりは謙虚な問いかけから 」(広石)

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キャリア・アンカーなど組織・キャリアの心理学で有名なエドガー・シャインに「問いかける技術」という本があります。
原題は「HUMBLE INQUIRY」で、「謙虚な問いかけ」というような意味になります。

そこには、私たちが日頃している「問いかけ」には、4つの側面があると述べています。

・謙虚な問いかけ

・診断的な問いかけ

・対決的な問いかけ

・プロセス指向の問いかけ

 

「診断的な問いかけ」は、物事を見極めよう、理解しようという問いかけ。
「対決的な問いかけ」は、自分の言いたいことを伝えるために問いの形をとるもの。 (例 「本当にそれでいいと思っているのですか?」)
「プロセス指向の問いかけ」は、問いの中身よりも会話の進行に使われる問いかけ。 (例 「次の議題に進んでいいでしょうか?」)

それに対して、「謙虚な問いかけ」は、自分が知らないこと、自分に足りないことを積極的に認め、相手の経験や考えに関心を寄せて問いかけることです。
診断的、対決的、プロセス指向も、謙虚な問いかけの場合も、そうでない場合もあります。
それは、相手と自分の関係性の構築を、どれくらい大切にしているのかによります。

そして、シャインは、「人間関係の構築よりも、課題の遂行に価値をおく文化」が謙虚さを妨げており、その結果、本当は関係性があればスムーズに進むことが関係性の構築に時間も労力もお金も投資しがないままに進めることで、トラブルや問題となっていることが、とても多いと指摘しています。

これは、私たちの仕事や生活の多くの場面でぶつかっている課題だと思います。

起業家が新しいことを始めようとしても、周りと関係性がなければ、「出る杭は打たれる」となります。
行政が新しい施策を急に打ち出しても、住民はついていけません。
企業において経営層が改革策をつくって一方的に社員に伝えても、現場では動きません。

住民や社員らと対話やワークショップを積み重ね、新しいことの意味、なぜ必要なのか、
どんな不安があるのか、といったことを分かち合うプロセスが必要・・・
ということは、多くの人が理解している。
しかし、そこに必要な投資を十分には行っていないし、むしろ面倒なことと後回しにしていると、シャインは指摘しています。

これまで「自分の力で問題を解ける人」が優秀だとされてきました。
学校の試験では、一人で正しい答を出せると高い点がつき、「頭がいい」とされます。
そうすると、自分がわからないことを、わからないと人に伝え、助けてもらう人は、一人で解ける人よりも「劣っている」と思ってしまいがちです。そうすると、協力や関係性づくりのことも、どこか軽視してしまうのでしょう。

問いかけというと、「自分で考えるための情報集め」「自分の主張」と思われがちです。

しかし、相手のできることに関心を持ち、自分のわからないことを分かち合い、相手との関係性を培いながら、ともに考える「問いかけ」は、

一見遠回りに見えますが、多くの問題やトラブルを先に進める突破口になるのではないでしょうか?

 

◆2◆ 新年度、新しい学びを!

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■ ゼミ「問いかけ力を磨こう~ 本質を探り、変化を生む場をつくるために」

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情報があふれ、多様な選択肢がある時代に求められるのは、「問いかける力」。

6つの切り口から仕事の様々な場面で出会う問題に対して、 適切に問いを設定し、関係者と共有する力とは何か、ともに考えましょう。

*3月集中開催 3月25日(土)・26日(日) 2日間

*4月スタート木曜夜コース 4月20日(木)19時~ 全6回

*詳細・申し込みはこちらから  https://empublic.jp/questioning

 

■実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方

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女性活躍推進、ダイバーシティの推進、働き方改革などが注目されいますが、 現場での活躍や女性が納得できるキャリア形成には、まだ多くの課題があります。

復職後の女性のための「育休後カフェ」に取り組んできた山口理栄さんとのコラボで 産休・育休・復職に関する対話やワークショップの企画・準備・運営を、 講義と実践体験を通して学ぶコースを開催します。

実践経験を積み、すぐに活躍できる実力を身につけることを目指します。

2日間の集中講義とワークショップ実践、ふりかえりのセットのコースです。

・4月22日(土)10:00~18:30、 4月23日(日)10:00~17:00
・ワークショップ実践
・9月9日(土) 10:00~16:00

詳細・申し込みはこちら https://empublic.jp/6836

 

■ ゼミ「サステナビリティ&ビジネス ~SDGS時代の事業構想力を身に着ける」(全5回)

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「サステナビリティ」は、単に環境問題にどう対応するのかに留まらず、 2020年代の世界におけるビジネスの価値を社会とコミュニケーションするためのテーマです。

2030年をゴールにする国連の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、 「だれ一人取り残されることがない世界」の実現に企業の参加を強く求めており、 欧州企業を始めとして、企業の動きは加速しています。

このコースでは、環境対策(コスト)ではなく、成長戦略として、 サステナビリティとビジネスの相互作用を高めていくは、どうしたらいいか、 立教大学経営学部の講義をビジネスパーソン向けにカスタマイズした教材と対話を通して考えます。

第1回(4/26):2020年代、SDGs時代のサステナビリティ&ビジネスとは?

第2回(5/31):ソーシャル、コミュニティの力をビジネスで活かすには?

第3回(6/18):国内外企業のサステナビリティ事業を分析する

第4回(6/28):責任なる企業に求められることは何か?どう実行するのか?

第5回(7/26):SDGs時代のサステナビリティ&ビジネスを構想する

詳細・申し込みはこちらから https://empublic.jp/6759

 

■ 対話「2025年の自分と仕事を考えよう」

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これからの経済社会の変化において、私たちの仕事はどう変わっていくのか。

情報誌「readiness for 2025」で紹介している変化を考える対話プログラムを体験し、  自分たちで実施する際の対話のポイントを学びます。

開催日 4月16日(日) 13:00~17:30

詳細・申し込み https://empublic.jp/6370

 

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第164号 2017年3月24日配信)

発行責任者=広石 拓司

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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。

皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

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図式化vs多様性 – empublicメルマガ「根津の街から」(2017年3月4日)

◆図式化vs多様性 – empublicメールマガジン「根津の街から」 -◆

(2017年3月4日発行)

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2/25に山形県鶴岡市の鶴岡ナリワイプロジェクトの報告会に参加してきました。
始まる前は「主婦で起業する人なんていない」と言われていたそうですが、2年間で30人が小規模な起業を立ち上げました。一人ひとりに眠る力を大切に守り立てることで、新しい仕事を生み出せる可能性を改めて感じました! (広石)

<INDEX>

1.コラム「住民って誰? ~ 図式化vs多様性」

2.一人ひとりを守り立てるプロセスを、ともに考えましょう!

・コミュニティ起業コーディネーター講座(入門編) 3/20

・ゼミ「問いかけ力を磨こう」 3月集中講座、4月~木曜夜コース

3.「readiness for 2025」杉並区でのワークショップ情報など

4.編集後記

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 ◆1◆ コラム「住民って誰? ~ 図式化vs多様性 」(広石)

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「地域住民の参加が必要」「地域の高齢者のために」「主婦が顧客」といった表現を日常的に使っています。

その時に注意が必要なのは、「地域住民」「高齢者」「主婦」と一括りにしてしまうことで、無意識のうちに、その集団にいる人を同質的な存在と考えがちだということです。実際には、「地域住民」「主婦」「高齢者」には、実に多彩な経験や知識、スキルを持つ一人ひとりが含まれています。

当たり前のようなことですが、意外と見落とされがちだと思います。

以前、地域プロジェクトの発表会に参加した人が「地域の50代の人が、すごく上手なプレゼンをしていて驚いた」という感想を話していました。「あの人は大手電機メーカーの**社で事業開発をしている人だ」と話すと、「なるほど!」と。
「地域住民が地域活動について発表する」というと、発表者をビジネスとは別の世界の人として見てしまい、ビジネススキルも弱いだろうと考えてしまいます。しかし、地域に暮らす人は、それぞれ仕事をしており、多面的な経験を持っている存在です。

心理学に「スキーマ」という用語があります。
対象の認知や判断を効率的に行うために、図式化して認識することを意味します。
日本人は」「団塊の世代は」「ゆとり世代は」と、傾向や特徴と思われることで一括りにして扱うことです。スキーマは悪いことでなく、それがあるからこそ、多数の情報を処理でき、効率的に物事を進めることができます。また、「この人は???だから」と考えることで、自分とは違う考えの人を受けとめやすくなる効果もあります。スキーマは必要なのですが、図式化していることに無批判でいると、知らぬうちに「決めつけ」になってしまいます。

アメリカで、中東7か国の人の入国を禁止するというニュースを聞くと、「おかしい」「全員がテロではないのに」と思ってしまいます。
ただ、それは、私たちが「日本人は」「地域住民は」「高齢者は」と一括りにしていることにもつながっています。

一人ひとりの個性に関心を持つこと。

その大切さを多くの人が理解しているのですが、実行はとても難しいものです。
「自分とは意見が違う」「あの行動はわからない」と感じた時、一歩踏みとどまって、「どうして、あの人はそうするのだろう?何がそうさせているのだろう?」と相手に関心を持ち続ける問いかけをしていくこと。

そこから多様性が始まるのでしょう。

 

◆2◆ 一人ひとりを守り立てるプロセスを、ともに考えましょう!

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 〇 コミュニティ起業コーディネーター講座(入門編)
~ ソーシャルキャピタルを活かす起業支援の手法 <3/20開催!>

地域に暮らす一人ひとりの経験や知識、スキル、そして思いを地域で活かす最も効果的な方法は、「対話を通して、自分たちを活かす仕事をつくる」ことだと私たちは考えています。
地域に新しい仕事が生まれることで、新しいつながり、新しい役割が地域に生まれます。

そんな地域に根付いた起業には、お金の資本以上に「関係性の資本=ソーシャルキャピタル」という元手が重要な意味を持ちます。

都市、地方での実践経験と事例分析を基に、地域で新しい事業・活動を立ち上げ、成長していく環境を整える「コミュニティ起業コーディネーター」に必要なノウハウを学ぶ講座を開催します。

*日時:3月20日(月・祝) 10:00~16:00

*詳細・申込 https://empublic.jp/6791

 

〇ゼミ「問いかけ力を磨こう」 3月集中講座、4月~木曜夜コース

「問いかけ力を磨こう」で大切にしているのは、「答を求めるだけの問い(question)」ではなく、 周りの人たちに働きかけながら、ともに本質を探る「探求としての問い(inquiry)」です。

同時に、出来事や人の言動の背景にある「文脈(context)」を丁寧に把握し、それを踏まえた次のアクションを生み出すための視点・視野・視座の持ち方も演習と対話で学びます。

多忙のため、遠隔のため、何度も行くのが難しい方のための集中開催、4月からの木曜夜コースの募集を行っています。ぜひ、この機会にご参加ください!

*3月集中開催 3月25日(土)・26日(日) 2日で6コマを集中して

*4月スタート木曜夜コース 4月20日(木)19時~ 全6回

*詳細・申し込みはこちらから  https://empublic.jp/questioning

 

〇ワークショップ・デザイン(参加型の学びの場のつくり方)
〇雑談から始まるファシリと場づくり(つながりと協力を促すファシリテーションの基礎)

一人ひとりの可能性を守り立てるために、どのような場づくりが必要なのか。
学びの場のプログラム開発に焦点をあてた「ワークショップ・デザイン」、ファシリテーション体験から学ぶ「雑談から始まるファシリと場づくり」
新年度のスタートに、セットでいかがですか?(セット割あります!)

*ワークショップ・デザイン 4/8(土) 10:30-16:30
*雑談から始まるファシリと場づくり 4/7(金)19:00-22:00

根津スタジオ・ページよりご確認ください https://empublic.jp/nez_studio

 

 

 ◆3◆ readiness for 2025 : 2025年の地域・仕事・自分を語ろう

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「readiness for 2025」は、今、起きている変化(未来の芽)に向き合い、2025年に充実した仕事を行うための変革促進プログラムです。 好評いただいている情報誌「readiness for 2025」に加え、地域や根津スタジオでの対話も実施しています。

 

 *すぎなみ大人塾・すぎなみ地域大学特別講演会 「2025年のすぎなみと自分を考えよう

日時 3月12日(日)14時~ 会場 セシオン杉並(東高円寺)

杉並区で「readiness for 2025」をテーマにした講演を行います。
現在の生活や仕事が未来につながっている「未来の芽」を探す公園とワークショップです。

 

 *根津スタジオ「2025年の自分と仕事を考えよう

日時 4/16(日) 13:00~17:30

情報誌「readiness for 2025」で紹介しているm変化を考える対話プログラムを体験し、自分たちで実施する際の対話のポイントを学びます。 2月実施を踏まえて、より充実した対話となるよう改訂しました。

上記の詳細は特設ページ https://empublic.jp/readiness-for-2025 にて。

情報誌も好評発売中です!

 

 

 ◆4◆ 編集後記

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あたたかくなり、花粉も飛び交い、マスクが手放せない季節です。

それでも、通勤途中に梅や桃の花に出会ったり、家の小さなプランターにチューリップの芽を発見したりすると、春だな、嬉しいな、と思います。
お散歩したくなる時期だからでしょうか、エンパブリックのサイトでは「まちあるき」ワークシートのダウンロードが増えていたりもします。
それぞれに春の到来を楽しめますように。 (佐藤)

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第163号 2017年3月4日配信)

発行責任者=広石 拓司

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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。

皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

https://empublic.jp/mail_news

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問いかけは未来 – empublicメルマガ「根津の街から」 (2017年2月9日発行)

問いかけは未来 – empublicメールマガジン「根津の街から」 (2017年2月9日発行)

文京区の「文京ミライ・カフェ」という対話の場を毎月1回開催していますが、12月からは文京区の活動支援コーディネーター講座の受講生の方の企画・運営で開催しています。
文京区で暮らし、働く当事者の方ならでは、かつ自由な発想によるテーマやお題設定が毎回好評です!
対話の場は、行政や事務局がお膳だてするものではなく、当事者の方々で開催するものだと改めて感じています。(矢部)

<INDEX>

1.コラム「問いかけは未来」

2.ゼミ「問いかけ力を磨こう」~忙しい方、遠距離の方のために3月土日集中開催!

3.2025年の自分と仕事を考える、ビジネス哲学カフェ ~ 対話を楽しみませんか?

4.文京区で生まれた新しい課題解決プランの発表会&交流会を開催!

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◆1◆ コラム「問いかけは未来」(広石)

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先日、ビジネス哲学カフェに参加いただいた方から、「ビジネス哲学カフェに参加したと話したら、お金儲けのセミナー?と思われてしまって(笑)」という声をいただきました。

確かに、今回の開催にあたって「仕事 哲学」で検索すると、「仕事の哲学」という本には、経営者やプロフェッショナルが語る成功の秘訣みたい本が多いのです。
企画にあたり、「そう考えてなかったな?」と、やっぱり世の中からちょっとズレてる?とも思ってしまいました。

改めて、今、なぜビジネス哲学カフェや「問いかけ力を磨こう」なのか?

今はとても大きな変化の時だと思います。
トランプ大統領で変わるというのも、もっと大きな20世紀から21世紀への変化の一部だと思います。

何が変化しているのかというと、思考の前提条件が変わっているのでしょう。
「コミュニティ」を考えるには、「人のつながり」の前提を考える必要があり、「持続可能性とビジネス」を考えるには、「会社とは?」の前提を考える必要があります。

この変化は、何も急に始まったのではなく、この20年くらいかけて起きてきたことでしょう。ただ、20年前はごく一部の人しか考えていなかったのに、今は広がってきて、あと10年で完全にメジャーになる。その変化を整理しておこうというのが「readiness for 2025」の冊子と取組です。

生きてきた20世紀の常識、これまでの自分の思考の前提、無意識のうちに決めつけていたことを改めて問いなおす。

目の前に起きている事象に振り回されてしまうのではなく、何が本当の課題で、それはどんな構造なのか?を考える時なのでしょう。

これまでの「成功哲学」は、成功者の出す答を知ることに焦点が当てられていました。
そもそも哲学という言葉自体も、賢人の知恵を知ることに重点がおかれがちでした。

しかし、哲学は自分に、他者に、問いかけることから始まります。

成功哲学と名付けられているのも、本当は成功者の出した答よりも、成功者の人が、いつ、どのように問いかけたのか、こそが重要だからなのでしょう。

著述家ちきりんさんの言葉に「知識は過去、思考は未来」という言葉があります。
「答は過去、問いかけは未来」なのだとするならば、

今、何を問いかけるのか。
それを考えることが、未来へのワクワクを生み出すのだと思います。

*「readiness for 2025」プログラム紹介ページ

 

◆2◆ ゼミ「問いかけ力を磨こう」~忙しい方、遠距離の方のために3月土日集中開催!

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ゼミ「問いかけ力を磨こう」には、毎回、多彩な職種、地域の方が参加いただいています。

長野、仙台、札幌からもご参加いただいています。

ただ、多忙のため、遠隔のため、何度も行くのが難しいという声もいただいています。

そこで、3月25日(土)・26日(日)に2日間で集中開催することになりました。

日頃、参加しづらいな~と思っている方、ぜひご検討ください。

 

〇ゼミ「問いかけ力を磨こう」 3月25日(土)・26日(日)集中開催の参加申し込みはこちらから  http://peatix.com/event/234816/

 

*関西などで行わないの?という声もいただきました。
地域での開催にご協力いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください!

 

◆3◆ 2025年の自分と仕事を考える、ビジネス哲学カフェ ~ 対話を楽しみませんか?

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根津スタジオのプログラムよりは「ワークショップ」からご確認ください > https://empublic.jp/nez_studio

(1)【今週末】 2025年の自分と仕事を考えよう~ 対話 readiness for 2025

情報誌「readiness for 2025」は、現在起きている社会、仕事の基盤の変化を紹介しています。
情報誌を活かして、自分と仕事のこれからのあり方を考える対話を行います。
同時に、この対話を自分の職場や友人たちとの場で開催するためのポイントも学びます。

開催日 2月12日(日)14:00~17:00 参加費 3,000円(冊子をお持ちの方)

(2) ビジネス哲学カフェ 「資本」「報酬」とは?

第4回「適切な報酬とは?」では、社会哲学者 古市太郎さんから「与える、報いるとは?」を考える視点を提供いただきます。会社で設定される給与、請け負った仕事の対価など、仕事の報酬について、少ないな、多いなと私たちは色々と思いを巡らせます。
一方でボランティアではお金よりやりがいを求めています。
「報酬」とは、「適切」とはどういうことなのか、一緒に考えませんか?

<開催日>

・第3回「資本主義の「資本」とは?」2月17日(金) 19:00~

・第4回「適切な報酬とは?」 2月24日(金)19:00~

参加費 4,000円

(3)ワークショップ・デザイン、新版「雑談から始まるファシリと場づくり」

セットでいかがですか?

好評いただいている「ワークショップ・デザイン(参加型の学びの場のつくり方)」と社会の状況からバージョンアップした新版「雑談から始まるファシリと場づくり」、セットで4月上旬に開催します。

*「ワークショップ・デザイン」 4月8日(土)10:30~15:30

*「雑談から始まるファシリと場づくり」 4月7日(金)19:00~22:00

 

◆4◆ 文京区で生まれた新しい課題解決プランの発表会&交流会を開催!

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文京社会起業アクション・ラーニング講座の受講生たちが、地域課題の解決につながる新しいプロジェクトの事業プランを提案し、そこから交流を広げるイベント(平成28年度版の社会起業フェスタ)が開催されます。

プロジェクト提案者の発表を、より良いものとして実現するために、どのようにすればよいか、ともに考えます。活動を立ち上げる人にとっても、参加する人にとっても、地域のことをともに考え、仲間を広げる機会になってほしいと考えています!

地域で活動する人を、会社員らが協力してともに発展させるには、何が大切か。プロボノの仕組みづくりに取り組んできた嵯峨生馬(サービスグラント)さんからヒントをいただき、交流対話で参加者のみなさんと考えたいと思います。

地域での活動や社会起業にご興味のある方、何か地域でやってみたいと思っている方、社会の役に立ちたいと思っている方、ぜひご参加ください。

<開催日> 2月11日(土・祝) 13:30~

<場所>  文京区シビックセンター 小ホール

※発表プラン・詳細は、特設サイト(http://bunkyo-sip.jp/?p=4320)をご覧ください。

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第162号 2017年2月9日配信)

発行責任者=広石 拓司

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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。

皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

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empublicメールマガジン(2017年1月23日)

◆テストは対話? – empublicメールマガジン「根津の街から」 -◆
(2017年1月23日発行)
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1.コラム「テストは対話」(広石)
2.ビジネス哲学カフェ、2025年の自分と仕事を考える対話、参加者募集中!
3 情報誌「readiness for 2025 ~地産知縁 Vol.5」発売中!
4 ゼミ「問いかけ力を磨こう」 金曜昼コース27日から

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◆1◆ コラム「テストは対話」(広石)
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先日、学習塾を展開する日能研の方から「テストは対話」という言葉をお聞きしました。
私たちは、テストを「勉強した結果の評価」と考えてしまいがちです。
その結果、点数が悪いと「ダメだ」、ひいては「私は算数が苦手」「私は頭悪い」とまで思ってしまう。

しかし、「解けなかった時、解けた時、どのような考え方をしたからなのか、ふりかえりを大切にしている」と日能研の方はおっしゃっていて、とても共感しました。

もちろん、どの先生も「テストで、できなかったところを見直そう」と言います。
しかし、「40点しか取れず、ダメだったから、もっと考えよう」と声をかけるのと、「自分の考え方や問題の捉え方を広げるヒントがたくさんもらえたね」と声をかけるのは、大きく違います。

テストの点数や達成度などを「評価」とし、100点に近い人を優秀と考える文化は、「間違える、わからない、解けない」ことをダメだという感覚を意識に根付かせます。
そうすると「優秀」な人ほど「わからない、解けない」ことはあってはならないことと考えます。

学校の勉強のほとんどは解けない問題は勉強すれば正解が出せるようになりますが、社会の問題、経営など「正解がない問題」は、そうはいきません。
しかし、「わからない、解けない」に価値があると思う意識が整っていないと、「正解のない問題」は後回しにする、さらには無意識のうちに「なかったこと」にしてしまいます。

それが粉飾決済や変化への対応の遅れ、企業改革の不発にもつながってしまうのでしょう。

解けないこと、失敗したことは、視点や視野を広げ、情報を吸収していくことが、最も大切な学びのチャンスです。

テストとは何なのか? 失敗とは何なのか? 学ぶとはどういうことなのか?
一つひとつ問いかけ直し、周りの人たちと話し合っていくことが、今、必要なのだと思います。

 

◆2◆ ビジネス哲学カフェ、2025年の自分と仕事を考える対話、参加者募集中!
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(1) ビジネス哲学カフェ
第1回「どうしてお金は大切なの?」は定員となりました。
「意味のある仕事とは?」「資本主義の資本とは?」「適切な報酬とは?」、参加者を募集中!

仕事の前提にある概念を、多様な視点からの問いかけを通して、自分の考えを深める。
ビジネスを哲学する対話に参加してみませんか?

<開催日>
・「意味のある仕事とは?」2月1日(水) 19:00~
・「資本主義の「資本」とは?」2月17日(金) 19:00~
・「適切な報酬とは?」 2月24日(金)19:00~

参加費 4,000円
詳細・申込 https://empublic.jp/biztetsu

(2) 2025年の自分と仕事を考えよう~ 対話 readiness for 2025
情報誌「readiness for 2025」を活用して、自分と仕事のこれからのあり方を考える対話を行います。
同時に、この対話を自分の職場や友人たちとの場で開催するためのポイントも学びます。

開催日 1月27日(金)19:00~22:00、 2月12日(日)14:00~17:00
参加費 3,000円(冊子をお持ちの方)、3,800円(冊子をお持ちでない方)
詳細・申込 https://empublic.jp/6370

 

◆3◆ 情報誌「readiness for 2025 ~地産知縁 Vol.5」発売中!
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変化に向き合い、変化を活かせる readiness (レディネス:準備・覚悟)は整っていますか?
この冊子を使って、2025年の先にある仕事と自分のことを、周りの人たちと話し合ってみませんか?
冊子版(800円)、PDF版(540円)をご利用ください。> https://empublic.jp/6250

 

◆4◆ ゼミ「問いかけ力を磨こう」 金曜昼コース27日から
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情報も選択肢もあふれる社会で、最も大切になるのは「問いかける力」です。
より質の高い「問い」を作るための考え方、理論、フレームワークを体験的に学びます。
火曜夜コース、金曜昼コースがスタートします。

【日時】
*金曜昼コース(1月27日~)10:30~16:30(各日2コマ)
1月27日、2月17日、3月10日

*火曜夜コース(1月31日~)19:00~21:30
1月31日、2月7日、2月14日、2月21日、3月7日、3月14日

※火曜昼コース、金曜昼コースの全ての回で8名限定(全6回一括お申込みの方優先)
・日程のふりかえ可能です。

【参加費】30,000円(全6回一括:特典付)/5,000円(各回単発)
詳細・申込 https://empublic.jp/questioning

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第161号 2017年1月23日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。
配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

新年のご挨拶 empublicメールマガジン(2017年1月12日)

ご挨拶が遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
旧年中は、大変お世話になりました。

また、いつもメールマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。

この一年が、広石 拓司さまにとって、新しい可能性を拓く一年となりますように。

 

今年、私たちは昨年末からスタートした「readiness for 2025」の取り組みを本格化させたいと考えています。

 

「readiness(レディネス)」とは、新しいことを始めるために必要な心構え、準備、覚悟ができていることを指します。
いろいろな改革案や新しい施策が出されても、反発が生じて実行されなかったり、思うように広がらなかったりしがちです。

その原因に「関係者のreadiness(準備や覚悟)が整っていないこと」は見落とされがちです。

例えば、異なるセクターの人が協力するには、まずお互いに強みと課題を本音で出し合い、単独で行うよりも組んだ方が自分にとって意味がありそうだと納得する過程が大切です。
そのプロセス抜きに、連携や協働、オープンイノベーションを進めようとしても空回する。

「新しい酒は、新しい革袋に入れなければいけない」と聖書にあるように、新しいことは、本格的に動き出す前に、心やスキル、関係性、納得、興味を醸成し、新しいことを受け容れる革袋を準備するプロセスが必要です。

 

数多く構想されている変革が実効あるものにできるよう「readiness」を整える対話や場づくりの設計や運営のお手伝いをしていきたいと考えています。

昨年末に発行した情報誌に加えて、特設サイトを立ち上げ、情報発信やサービスを充実していきたいと考えています。

https://empublic.jp/readiness-for-2025

 

広石 拓司さまが、次世代に向けて新しいチャレンジを進めていくパートナーとなれるよう努めていきますので、引き続き、エンパブリックをよろしくお願い申し上げます。

 

■ readiness for 2025 の取り組み紹介(17年1月) ■

https://empublic.jp/readiness-for-2025

 

〇情報誌「readiness for 2025 地産知縁Vol.5」

会社、事業開発、組織、会議、学び、キャリアの6つについて、今、始まっている変化が定着する2025年の姿を、現状と何がどう変化するのか対比を大切にまとめました。

 

〇対話「2025年の自分と仕事を考えようreadiness for 2025」

5年後、10年後の変化に、どのような準備やアクションを始めたらいいか。

その第一歩に有効な情報誌で紹介した4つの対話を体験し、実施のコツも学びます。

 

〇ビジネス哲学カフェ

社会が変化し、価値観が多様化する時代だからこそ、ビジネスの前提にある基本的なコンセプトも問い直します。

1.お金はどうして大切なの?(1/26)

2.意味のある仕事とは?(2/1)

3.会社が存続していくために必要な資本とは?(2/17)

4.適切な報酬とは?(2/24)

 

〇ゼミ「問いかけ力を磨こう」

情報があふれ、多様な選択肢がある時代に、最も大切になるのは問いかける力です。
問いかけ力を6つの切り口からトレーニングしていきます。

 〇エンパブ式ソクラテス・メソッドによる個別相談セッション

ともに事業・活動を作っていくパートナーの視点に立って、問いかけを通して、より本質的な課題と最も効果的な実現プロセスを共に探求する対話プログラムです。

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第160号 2017年1月12日配信)

発行責任者=広石 拓司

 

メールマガジン「根津の街から」(2016年12月28日)

◆◇- empublicメールマガジン「根津の街から」 -◇◆
                      (2016年12月28日発行)
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今年も残り3日となりました。年末特有の慌ただしく、そわそわとした雰囲気が好きでもあります。
自宅の玄関に飾ってあるはずだった鏡餅のミカンと扇が、子どものイタズラで私のカバンに入っていて、職場で見つけておめでたい気分になりました。
皆さま、よいお年をお迎えください。(宮尾)

・INDEX ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1.コラム「2025年の自分と仕事を考える」(広石)
2.情報誌「readiness for 2025」をご活用ください!
3.根津スタジオ 対話「readiness for 2025」
 「ビジネス哲学カフェ」1月スタート!
  ≪ゼミ≫「問いかけ力を磨こう」 1月~ 火曜夜、金曜昼の2コース
4.編集後記(矢部)
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◆1◆ コラム「2025年の自分と仕事を考える」(広石)
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内閣府「人口,経済社会等の日本の将来像に関する世論調査」(H26年8月発表)によると、
日本の将来が明かると思うが33%、暗いと思うが60%、暗いイメージは30代が最も高く67%だそうです。

30代・40代という、これから社会の中核を担っていく世代であり、次世代の子どたちの親となる世代が、
将来に対してポジティブなイメージを持てないことは社会全体で、もっと真剣に考える必要があると思います。

情報誌「readiness for 2025」を企画している時、編集を手伝ってくれたスタッフが、
アランの「幸福論」の話をしてくれ、次の言葉がこの情報誌の基調となりました。

「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意思のものである。
 おおよそ成り行きにまかせる人間は、気分が滅入りがちなものだ」

これは、現代に生きる私たちにとって、30年、40年前よりも大きな意味がある言葉でしょう。
これからの社会には不安となる要素がたくさんあります。
経済の安定成長も、雇用情勢や社会保障費も、コミュニティや家族も、環境問題も、
何もしなくても、うまくいくとは、なかなか思えない時代です。
そこに地震や病気、紛争、テロなどのリスクなども考えても、先行きの不安要素は多くあります。

先のことを考えると暗くなりそうという時に、ただ流されると気分が滅入ります。
しかし、今、起きている状況に向き合い、「未知」の領域がたくさんあることに気づき、
だからこそ、新しい人や新しい知恵と出会えるのではないか。そう思うことはできます。

たとえ避けられない困難な状況があっても、その先に「希望」があるのではないか。
そう思える「楽観主義」は「意思」から生まれるということなのだと思います。

「readiness(レディネス)」とは「新しい状況や行動に準備・覚悟ができている」という意味です。
準備・覚悟には、変化の知識も、スキルも、考え方の訓練も、経験も必要となります。
新しい状況を受け容れ、シフトすることは簡単ではなく、時間もかかります。
しかし、そこを飛ばしては、どんな改革も、新しいソリューションも実効できません。

不確実で先が見えない世界を生きるための「readiness」とは何か。
何が必要で、どのように整えていけばいいのか。

それを、2017年のエンパブリックのテーマとしていきたいと考えています。
まず1月から、情報誌発刊に加えて、対話、ビジネス哲学カフェもスタートします。

今年一年、多くの方の支えやご指示、ご指導があり、やってこれました。
本当に、本当に、ありがとうございました。

来る年が、みなさまにとって良い年であり、未来につながる年となりますように!

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◆2◆ 情報誌「readiness for 2025 地産知縁 Vol.5」
幸せに働ける 5年後、10年後へ。一歩を踏み出すのにご活用ください!
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【特徴1】会社・事業開発・組織・会議・学び・キャリアの変化に向き合うヒントをまとめました
【特徴2】現在の変化が広がることで2025年には何が標準・前提となっているのか整理
【特徴3】 メガトレンド、分野別変化のリソースも豊富に掲載
【特徴4】 アクションを始めるヒントも!
【価格】 冊子 800円(税込) ※10冊セット購入 7,000円(税・送料込)
     PDF版540円(税込)

エンパブリックのサイトからご購入いただけます。
◆ 冊子紹介・お申込み:https://empublic.jp/6250

◆3◆根津スタジオ
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参加募集中の根津スタジオのプログラムは、 エンパブリック・サイトの「ワークショップ」からご確認ください。

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(1)2025年の自分と仕事を考えよう~ 対話 readiness for 2025
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冊子「readiness for 2025」では、これらの変化が自分の仕事にどのような影響を与えるのか、
どのようにreadiness(準備・用意)を進めていけばいいか、考える対話の進め方や実施のポイントも紹介しています。
そのプログラムを体験し、自分の2025年を考える対話を開催します。
自分で開催するためのポイントも解説します。

開催日 2017年1月27日(金) 19:00~22:00、 2月12日(日) 14:00~17:00
参加費 3,000円(冊子をお持ちの方}

(2)ビジネス哲学カフェ ~働く意味を、まじめに話そう
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お金、価値、信頼、報酬、持続可能性、資本主義など、私たちが仕事をするうえで前提としている概念があります。
日常の仕事の中で何となく“当たり前”としてしまいがちなことを、
問いかけを通して掘り崩し、自分の言葉で語りなおしていく。
ビジネスや仕事の前提を、多様な視点から批判的に話し合ってみる。
ビジネスを哲学する対話を通して、現在とこれからの変化に向き合っていく力を深めあっていきませんか?

開催日
・「お金はなぜ大切なの?」2017年1月26日(木) 19:00~
・「意味のある仕事とは?」2017年2月1日(水) 19:00~
・「企業の存続を支える「資本」とは?」2017年2月17日(金) 19:00~
参加費 4,000円

(3)≪ゼミ≫「〈問いかけ力を磨こう -本質を探り、変化を生む場をつくるために」 参加者募集中!  
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未来への意思を持つために必要なのは「問いかける力」です。
視点・視野・視座を柔軟に使いわけ、目の前の問題の構造的な課題に切り込み、変化を起こす。
そんな、より質の高い「問い」を作るための考え方、理論、フレームワークを体験的に学びます。
2017年1月からは火曜夜コース、金曜昼コースがスタートします。

【日時】
火曜夜コース(2017年1月31日~)19:00~21:30
2017年1月31日、2月7日、2月14日、2月21日、3月7日、3月14日

金曜昼コース(2017年1月27日~)10:30~16:30(各日2回)
2017年1月27日、2月17日、3月10日

※火曜昼コース、金曜昼コースの全ての回で8名限定(全6回一括お申込みの方優先)
※日程のふりかえ可能です。
【参加費】30,000円(全6回一括:特典付)/5,000円(各回単発)

◆4◆ ばづくーるラボメンバー募集中!
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ラボメンバー特典の一つが毎月発行の「問いかけカード」。
ワークショップや会議ですぐに使えるカードをご提供しています。
12月のテーマは「イベントのふりかえり」。 イベントのふりかえりを深めあうためのカードです。
自分の地域や職場で、ワークショップやファシリテーションを実践していきたい。
その思いを自分の現場で実践できるように。そして、活動の質をレベルアップしていくために、
すぐに使えるツール・教材を活用でき、経験を分かちあっていくコミュニティが
「ばづくーるラボメンバー」(月会費800円・税抜き)です。
ぜひご参加ください!
【詳細・申込】http://bazcool.jp/

◆5◆ 編集後記(矢部) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
先日、伊勢志摩サミットを受けて立ち上がったG7の「女性の理系キャリア促進のためのイニシアティブ」
の特別イベントをオブザーブさせてもらいました。
Rikejoプロジェクトに関わっているからということに加え、宇宙飛行士の山崎直子さんに生で会える!という下心もあり参加しました。
山崎直子さんは、宇宙開発分野における女性を増やすための啓発活動をされつつ、
ご自身は大学に籍を置いて学生としても勉強をされているそうです。
女性の活躍推進のためには、自分が勉強しているように、
大人になっても学べる環境、学び直しの環境を整えることが大事ではとおっしゃっていました。
エンパブリックが提唱している「学び直し」がここでも使われている!とうれしかったです。(矢部)

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◇ 株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第158号 2016年12月28日配信) 発行責任者=広石 拓司
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