スポーツでは、能力の高い人ばかりを集めた「タレント軍団」が、その人たちよりも力の劣る人たちのチームに負けてしまうことがあります。
能力ある人を集めたからといって、成果を出せるチームになるとは限られないのです。

それと同じように、企業や社会活動においても、学歴やキャリアのすごい人を集めたからといって、良い成果を出せるとは限りません。

逆に、最初はごく”普通の”人が集まって始めた会社や活動が、大きな成果を生み出すこともあります。

同じような人が集まり、同じような活動をしているのに、結果を出せるチームと出せないチームに分かれてしまうことがあります。

それは偶然なのでしょうか？
それとも、成果を出せるチームを生み出すコツ、“普通の人”をやる気にさせ、力を伸ばし、発揮させる「エンパワーメント」の秘密があるのでしょうか？

成果を生み出せるようなチーム・パフォーマンスを高めるには、いったい何が必要なのか、参加者それぞれの経験を持ち寄り、6/6に行われた対話「パフォーマンスの本質とは？」で話し合った「パフォーマンスに影響を与える要素（図参照）」も踏まえて、対話を通して考えたいと思います。