年末のご挨拶(株式会社エンパブリック)~根津の街から~2023年12月27日

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◆1◆ 年末のご挨拶 エンパブリック代表 広石拓司
◆2◆ 未来に前向きな組織・地域をつくるには? 「未来志向アクセラレーター」動画講座セット販売開始!
◆3◆ 育休後の職場復帰、子育てしながらの充実して働ける組織開発を進めよう!
キャリア・仕事・子育てをポジティブに話し合える場を広げていきませんか?
◆4◆ empublic スタッフの気づき!
◆5◆ 編集後記
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◆1◆ 年末のご挨拶 エンパブリック代表 広石拓司
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2023年も残すところ、あと数日となりました。
今年もメルマガをお読みいただき、またエンパブリックの取組みにご参加・ご支援いただき、本当にありがとうございました。

変化は激しく、不安定さも不確かさも高まる中、一人ひとりのポジティブな動きを増やすために、私たちに何ができるのか。日々考えさせられています。
今年後半は15周年記念として、変化に前向きに向き合う人を増やすことに挑む人「未来志向アクセラレーター」を考えるシリーズを取り組んできました。

シリーズを通して改めて感じたのは、変化や不確かさには「正しさ」「ロジック」だけでは通用しないということです。
不安や希望などの感情を扱い、共感(empathy)に基づく関係性をつくることがなければ、伝えたいことが伝わらない。それがビジネスでも問われています。
そして、それらの大前提として“自分を知る(自己認識)”がとても大切になっています。
自分は何を大切にし、何を不安に感じ、どうなっていきたいと思っているのか。それが自分や他者の感情に向き合うにも、社会やビジネスに向き合うにも不可欠です。
その“自分を知る”うえで鍵となる行動が「ふりかえり」です。
反省会としてのふりかえりではなく、慌ただしい毎日の中で一度立ち止まる時間をつくり、何ができていて、自分はどう思っているのか。
自分で言葉にし、他者の言葉に耳を傾ける中で自分を知り、次の一歩が見つかる。
「ふりかえりはポジティブさを生み出すよ!」ということを広げることが、この時代を乗り越えるために大切だと考えています。

今の時代にどう向き合うか、私たち自身も変化が求められています。
みなさんと対話し、共にトライ&エラーを通して学びながら進めていきたいと考えています。
改めて、今年もありがとうございました。よいお年をお迎えください!

【追伸】
※「ふりかえり」を活かし、考えるヒントとするために次のコンテンツもご活用ください。

〇 ラジオ「empublicの一語一歩」(広石)
https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ
#12「ふりかえり」~反省するだけの会にしないポイントは?
#22「リフレーミング」~新しい視点から捉え直し、ポジティブな変化を生むには?(最新!)

〇「ふりかえり」をすると、ごはんが美味しくなる!(渡邉さや)
https://note.com/empublic/n/n67255b80f9b0

〇empublic Studioではポジティブなふりかえりを体験する「年末ふりかえりスペシャル~Reflection Night 2023~」12/27水20時~開催します。
Studioメンバーの方にはSlack、メールでご案内しています。

◆2◆未来に前向きな組織・地域をつくるには? 「未来志向アクセラレーター」動画講座セット販売開始!
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社会が大きく変化する時代、組織・地域に未来志向を広げ、前向きな変化を促していくには何が大切か?
理論と実践事例の報告・分析の両面から考えてきたシリーズ「未来志向アクセラレーター」の2023年開催イベントから解説部分を抽出してオンデマンド講座としてまとめました。
より多くの方にご覧いただけるよう動画講座はいくつかを単品販売(880円)すると共に、シリーズ動画講座セットとして8本3,850円での販売も開始しました。
*empublic Studioメンバーはホームページからログインしてご覧いただけます。

〈未来志向アクセラレーター シリーズ〉
https://empublic-studio.jp/future_ac_ondemand
1. 組織・地域のトランスフォーメーションを促すリーダーシップとは? http://ptix.at/xx3Dcw
2. 未来志向の組織文化へ動き始めるには?
3. 変化や大きな問題を”他人事”にしないビジネスパーソンを増やすには?
4. みんなで”ゼロカーボンのまち”を実現するには?
5. 人的資本戦略が、 地域に今、なぜ大切なのか?  http://ptix.at/57ibLL
6. 人づきあいや気持ちを 上手に扱う「技術」とは?  http://ptix.at/iTolQq
7. 違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと  http://ptix.at/rV9jii
8. これがしたい!楽しい!から始まる『まちづくり』とは?   http://ptix.at/t9fCaJ

価格3,850円 全8本(各動画約90分)
詳細・お申込はこちらのページから↓
https://office.empublic-studio.jp/ent/e/3KjsnJYkMMDGJYk4/
◆3◆育休後の職場復帰、子育てしながらの充実して働ける組織開発を進めよう!
キャリア・仕事・子育てをポジティブに話し合える場を広げていきませんか?
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◯育休復帰Day1プログラム
育休復帰前面談をキーとして、子育て中心の育休期間からビジネスキャリアと育児の両立モードへの転換を進めるためのプログラムを開発しました。
現在、来春復帰対象者向けへの導入相談を承っています。
ご関心ある方はお気軽にご相談ください。  https://empublic.jp/ikukyuugo1

〇(1/8)対話しか勝たん!ー ダイバーシティ推進にとって、なぜ対話は不可欠なのだろう?育休後カフェ・ファシリテーターと考えよう
仕事と育児の両立に悩む人のために、育休後カフェ・ファシリテーターとして対話の場づくりをする方たちから、なぜ対話が大切なのか?について実践経験を踏まえてお話しいただいた上で、対話の持つ意味・可能性をみなさんで話し合います。

<開催日>1月8日(月)10:00-12:00 オンライン開催
・参加費 1000円(税込)
・詳細・申込はこちら https://peatix.com/event/3776643

〇実践体験を通して学ぶ! 育休後カフェⓇ・ファシリテーター養成講座(第11期) ~ キャリアも子育ても大切にしたい人が集まり、 ポジティブに話し合える場をつくろう!
仕事も子育ても大切にしたい!という思いで暮らしていく中で、日々生じる問題や壁に向き合い、経験をシェアしながらポジティブなアクションを生み出す対話の場をつくりたい人のための講座です。これまで10期開催され、既に約100名が活躍しています。

<開催日>1月28日(日)10:00-16:00 ~(講座+実践体験)
・参加費 28,000円(税込)
・詳細・お申込はこちら https://peatix.com/event/3777055

◆4◆ empublic スタッフの気づき!
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・”コミュニケーション”としてのラジオの意味って?~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/naf8a33eb5a72
・シニアの方の可能性を引き出すラジオって?~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/n438b50696b4b
・心が動くコミュニケーションの「デザイン」って?~新村絵美
https://note.com/empublic/n/na71c1755831f
・人的資本が、なぜ持続可能な地域社会をもたらすのか?~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n437ef0b81a19
・「お互いさまの関係づくり」と「つながり」の4つの意味~萩元直樹
https://note.com/empublic/n/nf33b658b6adc

◆5◆編集後記
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先日、初めて1日かけてM-1グランプリを見ました。推しコンビの優勝で声が枯れるほど盛り上がりました(笑)
お笑いでは、時事や時代に触れるネタも出てきますが、改めて「社会を面白がれる能力って大事だよな~」と感じます。なんとなく触れづらかったり、見過ごしていることへの違和感をポップに共有できる手段ですよね。
翻って、エンパブリックでも「面白がる」ということは一つの要素なんだろうと思います。「選挙って面白くない?!」「正直あの問題ってどう思ってる?」と、素直に言葉にしてみることで、新しい視点が見つかったり、ポジティブにその問題と向き合えるようにもなります。
今年も、孤独・孤立問題、DX、育休、ジャニーズ問題、映画バービーなどなど、多岐にわたったテーマでセッションを行ないましたが、来年ももっといろんなテーマで話してみたいと思います。みなさんの「面白がりたいこと」もぜひ話にきてください^^
今年1年ありがとうございました!良いお年をお過ごしください。(渡邉)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第236号 2023年12月27日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

empublicメールマガジン「多様な人がいるだけでは、多様性は活かされない」~根津の街から(2023年11月10日)

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◆1◆<広石コラム>多様な人がいるだけでは、多様性は活かされない
◆2◆【11/14, 16(2日程開催)】違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと
◆3◆【11/29 無料開催】育休からの職場復帰社員のオンボーディング成功のコツ~ 育休復帰後の意欲を決める復帰面談~寄り添うコミュニケーションを広げよう
◆4◆【12/6】これがしたい!楽しい!から始まる『まちづくり』とは? ~”私”から始まる街のイノベーションの進め方を先行事例から学ぼう
◆5◆empublic スタッフの気づき!
◆6◆編集後記
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紅葉も色づき、朝晩は冷え込む日も増えてきましたので、みなさま体調にはくれぐれもお気を付けください。
今回は、違いや多様性を大切にしあい、一人ひとりがいきいきできる組織や地域がどうしたらできるか、考えていく講座を紹介します。その中で、育休からの復帰を応援するプログラムもスタートします!(新村)

◆1◆<広石コラム>多様な人がいるだけでは、多様性は活かされない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「多様な人が活き活きできる組織・地域をつくることが大切だ」という言葉はほとんどの人が賛同するでしょう。
しかし、もしあなたが人種や育った環境も違うし、お金儲け重視や社会貢献重視など仕事で重視することも違っているし、仕事とプライベートの優先度の付け方も違うといった“多様な”人が集まったグループのリーダーを任されたとしたら、どうでしょうか?
ワクワクする人よりも「大変そうだな。できれば避けたいな」と思う人の方が多いのではないでしょうか?

「多様である」ということは、「“違い”が(種類も量も)たくさんある」ということです。
それは「自分にとっての当たり前や大切にしていることが、簡単には共有できない」ということを意味します。
つまり、「多様性を受け容れる」には「自分の思う正しさ以外も含めた多様な正しさを受け容れる=自分を相対化する」ことが求められます。
その結果、「自分の周囲の多様性が高まる」ことによって「自分が脅かされる」と感じてしまう人を増やしてしまうことがあります。

例えば、「夫婦別姓」の推進派の人からは「私たちが別姓を選びたいだけで、それを望まない人に強制するつもりはないのに、なぜ反対するのだろう」という声を聴きます。
確かにその通りなのですが、「夫婦別姓が公的に認められる」ことによって、自分の信じてきた「家族とは?」の価値観が絶対ではなく相対化されることで、自分が脅かされるように感じ、強く反対する人が生じます。

このように、社会、組織の多様性が高まることで、思わぬところで不安や不満、ストレスを増やし、その結果、対立や分断に陥ってしまう。それが今、世界各地で、日本の中でも起きています。

20年来のダイバーシティのテーマの「子育てと仕事の両立」についても、そうです。
人手不足で売上も厳しい中、ちょっと無理してでも頑張ろう!という職場で、「子どもが保育園で急に熱を出したので帰ります」となると、「え?」という人が出てきて、帰る人も「申し訳ありません、ご迷惑をおかけして・・・」となります。
そこで肩身の狭さを感じてしまうと、「子育てしながら働くのはしんどい」という気持ちが自分にも組織にも蓄積していくことにもつながるでしょう。

組織や地域の多様性を高めるだけでは、ストレスも高まり、それが逆に差別を生じさせたり、分断につながることもある。
この問題意識から、多様性(Diversity)推進には、「DEIB=Diversity, Equity(公平さ), Inclusion(包摂性), Belonging(所属感)」が大切だという考え方が広がってきています。

最後のB=Belongingは「それぞれ違いはあるけど、同じ組織・地域の一員だよね」ということを確認しあい、実感できるようにしようということです。
ただ、同質な集団だとみんな一員と感じやすいのですが、「“違う”人が、それでも自分が一員と実感できるコミュニティ」をつくるのは単純ではありません。
そこには、違いを越えてつながるSocial Intelligenceであり、ソーシャルスキルが必要です。

この「B」の部分にエンパブリックの蓄積してきた知見を活かしていただきたいと考えています。
DEIBやソーシャルスキルの学びに加えて、「育休からの復帰」というテーマでプログラム展開も進めていきます。
ご参加いただき、みなさんのご意見も、ぜひお寄せください。

◆2◆【11/14, 16(2日程開催)】違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと
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DEIBという言葉が生まれてきた背景とそれの実践に必要な考え方、技法を、コミュニティ・デザインの考え方も応用しながら一緒に考えてみませんか?

<開催日> 11月14日(火)20:30~22:00 、16日(水)10:30~12:00
※同じ内容を夜・昼で2回開催します
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3719243

◆3◆【11/29 無料開催】育休からの職場復帰社員のオンボーディング成功のコツ~ 育休復帰後の意欲を決める復帰面談~寄り添うコミュニケーションを広げよう
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育休などの制度を整備しても、働く女性の個性と能力を十分に発揮できているとは言えない状況があるなら、コミュニケーションを見直してみませんか?
職場復帰面談において、上司の「とにかく家庭を第一に」という一言が、復帰社員に「今の私は働き手としては期待されていない?」と感じさせ、意欲の低下につながることも。
今、育休やダイバーシティには「制度」と「理解・気遣い」の次のステップとして、相手への向き合い方を整え、言葉にして伝える技術(ソーシャルスキル)が求められています。
子育てをめぐる社会環境の変化の中で、今何が求められているのか。どのようなアクションが必要なのか。「育休後」に10年以上携わってきた山口理栄さんからの解説を基に考えます。

<開催日>11月29日(水)10:00-11:00 オンライン開催
〇プログラム:
1)仕事と子育ての両立に求められることは、この10年でどう変わったのか?
山口理栄さん(育休後コンサルタントⓇ)
2)復帰社員コミュニティサーベイから見えること~コミュニケーションの質を高めよう
3)なぜ育休復帰Day1プログラムなのか?
〇参加費:無料
〇詳細・申込はこちら:https://peatix.com/event/3754299/

*本イベントは、来春の育休復帰者を支援するためのエンパブリックのプログラム育休復帰Day1プログラム のイントロダクションとして開催します。
育休復帰Day1プログラムの紹介 https://empublic.jp/ikukyuugo1

◆4◆【12/6】これがしたい!楽しい!から始まる『まちづくり』とは? ~”私”から始まる街のイノベーションの進め方を先行事例から学ぼう
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街も社会も、”人”によって、できています。だから、”人”がどう動くかによって、街や社会も良くも悪くも変わっていきます。
「まちをつくる」という第3者視点の”まちづくり”から、そこにいる人が「これがしたい!」「楽しい!」と思って動くことが「ポジティブなまちをつくってしまう」”まちづくり”へ。先行事例の地域がどう動き出したのかをヒントに、私たちに今、何ができるか、一緒に考えてみませんか?
エンパブリック代表の広石が出会ってロールモデルとしてきた「ブロムリ・バイ・ボウ・センター」「ソンミサン・マウル」の始まりからのヒントも紹介していきます。

<開催日> 2023年12月6日(水)20:30~22:00
詳細・申込 https://peatix.com/event/3758539/

◆5◆empublic スタッフの気づき!
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empublicのスタッフが、日々色々な現場でみなさんとの対話を通して得た気づきをレポートにまとめています。ぜひ、ご覧ください。

〇普段言葉にできない感謝を相手に伝えるには?―ラジオ【Find the Questuion#51】~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/nedf683aaea7a

〇私が楽しく100回学び続けられたワケ〜ランチワークショップのつくり方〜渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n625e7b0450b4

〇他の誰かにとっては私も”多様”な一人!~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n30b5fed79913

〇これからの時代に”自分のキャリア”をどう考える?-ラジオ「empublicの一語一歩」~新村絵美
https://note.com/empublic/n/ne04d00080702

*広石によるラジオ・コンテンツ「empublicの一語一歩」 毎週木曜新エピソード配信中!
・#15 「受援力」~「助けたい」と「助けて」がポジティブに響きあうには?(11/9)
・#14 「アップサイクル」~ かわいい!ほしい!がサステナブルを進める(11/2)
・#13 「ワークショップ」~“作業場”は、どうしてまちづくりやビジネスに広がったの?(10/26)
*Spotify、Apple Podcastからお聴きください!
・Spotify https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ
・Apple Podcast https://podcasts.apple.com/us/podcast/empublicの一語一歩/id1703535449

◆6◆編集後記
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小平市中央公民館勤務時代、エンパブリックへ学習支援を依頼して、このメルマガを読んで約10年・・・!? ついに私が編集後記を書くことになりました!・・・さて、先月、大田区主催の「区民活動コーディネーター養成講座(全5日間)」
の初回があり、スタッフの矢部さん・高橋さんと共に事例紹介や大切にしていること等をお話させていただきました。
過去に数年間にわたって行われてきた講座のため、「フォローアップ」と「コーディネーター場づくり体験」を行うものです。
学んだ年度も活動する分野(学校、文化、防災、自治会など)もそれぞれの地域住民の皆さまが集まりました。
さっそく、「(年度を超えた)縦のつながりが必要」「まずはコーディネーター同士が連携」などと、まさにコーディネーターならではのご意見がたくさん生まれました。
コーディネーター的視点を持つ住民が多い地域は、活動が盛んです。こうしてじっくりコーディネーターの皆さんの学びを支援していけるのは、「参加者×1000人くらいの効果」があると信じて、
私は取り組んでおります。(萩元直樹)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第234号 2023年11月10日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「感情や関係性を扱う“知性”と“技術”」~根津の街から(2023年10月13日)

―<INDEX>――――――――――――――――――――
◆1◆【広石コラム】感情や関係性を扱う“知性”と“技術”
◆2◆違いや多様性を活かす関係づくりのために必要なことを学ぼう!
〇【10/17】人づきあいや気持ちを 上手に扱う「技術」とは?
~ ビジネスや社会活動のための ソーシャルスキルと Social & Emotional Intelligence の基礎
〇【11/14,16(2日程開催)】違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと
~D&Iから DEIBへの変化を コミュニティ・デザインの視点から理解しよう
◆3◆【11月・12月期】DXイントレプレナー養成講座
~デジタルを活かす社会課題解決事業を開発する「0→1」のプロセスを体験しよう
◆4◆empublic スタッフの気づき!
◆5◆編集後記
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秋を感じる日が増えてきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今、オンラインでのミーティングなど、やり取りの頻度が増えている中でも、職場や活動での関係性がスムーズに進まないという課題が無くならないのは、業務内容などを伝えるということだけではなく、お互いの気持ちや違いとどう向き合い、活かしあうかという部分が課題なのだなと感じています。エンパブリック15周年記念の「未来志向アクセラレーター」応援シリーズの一環として、10月・11月は関係性づくりをテーマにみなさんと考える講座を開催します。(新村)

◆1◆ 【広石コラム】感情や関係性を扱う“知性”と“技術”
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「人間関係」というのは、誰にとってもやっかいな課題でしょう。
人との関係が良好だととても嬉しいのですが、人と人は小さなすれ違いをきっかけに対立したり、傷つけあったりしてしまいます。
良かれと思ってしたことが相手には迷惑だったり、誤解を生んだりもします。
“行き違い”は多くの人にとってストレスとなり、イラつきや怒りを生む、もしくは「もうこの人とは無理・・・」という諦めにつながります。

このような人との「関わり」やそこで起きる「感情」は論理的なものでなく、「どうしようもないもの」「生まれ持っての人柄」と考えられがちです。
ただ、仕事や社会活動は人と人が行うものであり、そこで起きる「関わり」や「感情」はビジネスにも大きな影響を与えうるものです。
そこで、1990年代にダニエル・ゴールマン著『EQ:こころの知能指数』が世界的にヒットしたこともあり、Emotional Intelligence(感情知性)への関心が高まりました。
感情は自然発生的なものですが、それを理解し、対処する術を自覚し、管理できる“知性”があり、それは社会で成功する資質として不可欠だという考え方です。
さらに、脳科学の知見も加わり、感情知性の中でも人間関係に関わる部分をSocial Intelligence(社会的知性)と呼ぶようになりました。

ここで大切なのは感情や関係性を扱う際に、「今、何が起きているのか」「今、何を感じているのか」という観察と自己理解をしっかり行うことです。
例えば、自分の発言に強い反対意見が出たとします。大切な発言の時ほど怒りも起きるでしょう。
ただその時に、(ちょっと嫌でも)相手の発言内容をしっかり聞いてみる。
すると、相手は何に反対しているのか、内容なのか、決め方なのか、そもそも自分が主導権を握れていないことに対してなのか、もしくは別のストレスをここでぶつけているのか、わかってくる。
そうすると自分の対処の仕方もわかってくる可能性が高まります。

ただ、「そうやって聞けるのが特殊だ」と感じるかもしれません。しかし、これは「技術=修得可能なもの」だというのがSocial Intelligenceの考え方です。
ボール投げをきちんと練習したことがない人は、ボールを上手に投げることはできません。
それと同様に「反対意見が出た時に、相手の主張を聞いて、意図を理解する」ということも練習し、経験知を積んでいなければ上手にはできないでしょう。
ボール投げも、反対意見への対処も“スキル”という意味では共通しているのです。

このような考え方から欧米では学校教育においてSocial & Emotional Learning(SEL)を通して「対人能力」「共感力」「自己理解」「感情制御力」などを磨くことが大切という認識が広がっています。

今、社会の複雑さが増し、価値観の違いも大きくなっているがゆえに、ちょっとしたトラブルの対立が激しくなったり、断絶が深くなったりしがちです。
ネット上では(無自覚に)感情的な発言が飛び交い、人を傷つける場面も増えています。

「対話する」「違いや多様性を活かす」というかけ声だけでは、状況の打開は難しいでしょう。そこに必要なのは、関係性や感情を扱う“具体的な技術”であり、そのスキルの習得を多くの人に広げることでしょう。
対話やコミュニティに取り組んできたempublicだからこそ、その限界を強く感じています。
その突破のために何ができるのか。そのための技術をどう広げるのか?
それをempublic Studioを始め、様々な場で、みなさんと考え、トライしていきたいと考えています。

〇 empublic Studioでは「孤独を“つながり”から考える」対話シリーズを開催しています。また、10/17の講座(下記2)を皮切りに「ソーシャルスキルの広げ方を考える会」を開催していきます。
ぜひempublic Studioにご参加ください!
→ 参加登録はこちら https://empublic-studio.jp/entry

〇価値観の変化が起きる中、同じ言葉を使っても認識の違いによって対立も生じます。
よく使う言葉、新しい言葉を課題解決につなげるヒントをラジオ型コンテンツで提供しています。
→ 「empublicの一語一歩」(無料。毎週木曜16時更新)
*Spotifyで聴く https://open.spotify.com/show/4gRXIw1HxACPrFMfI83HKZ
*Apple Podcastで聴く https://podcasts.apple.com/us/podcast/empublicの一語一歩/id1703535449
<最近のテーマ>
#11 「ライフシフト」~経験の蓄積(無形資産)が人生100年時代を生きる力に
#10 「キャリア」~“成功のため失敗しない”から“よりよい自分へ、更新し続ける”へ
#9 「アンコンシャスバイアス」~知らず知らずのうちに決めつけてしまっていない?
#8 「遊び」~大人にも「遊び」は必要?
#7 「コミュニティ」~イマドキの“つながっている関係”って?
#6 「ESG」~これからのビジネスに希望はある?

◆2◆ 違いや多様性を活かす関係づくりのために必要なことを学ぼう!

〇【10/17】人づきあいや気持ちを 上手に扱う「技術」とは?
~ ビジネスや社会活動のためのソーシャルスキルとSocial & Emotional Intelligenceの基礎
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「自分の思いに賛同する人を増やすには?」「対話を楽しめる人を増やすには?」など人と人の関わりの課題を解決するために、感情や関係性を扱う「技術」について理解を深めませんか?
基本的な考え方の講座を10/17に、Studioでのワークショップ第一弾を10/24に開催します。

・講座 10月17日(火)20:30~22:00
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3719000

〇【11/14, 16(2日程開催)】違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと
~D&Iから DEIBへの変化を コミュニティ・デザインの視点から理解しよう
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ダイバーシティをめぐる議論は近年、急速に進み、今年に入り、「DEIB」という概念が広がり始めています。
多様性や違いを活かせる組織や地域をつくるには何が必要か、DEIBという言葉が生まれてきた背景とそれを実践する方法を、コミュニティ・デザインの考え方も応用しながら一緒に考えてみませんか?

・11月14日(火)20:30~22:00
・11月16日(水)10:30~12:00
※ 同じ内容を夜・昼で2回開催します
・詳細・申込 https://peatix.com/event/3719243

◆3◆【11月・12月期】DXイントレプレナー養成講座
~デジタルを活かす社会課題解決事業を開発する「0→1」のプロセスを体験しよう
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今、医療分野では高血圧対策アプリが治療行為として保険適用されるなど、デジタル技術は幅広い社会課題解決のツールとして定着し始めています。
これからの社会課題解決には“DXを活かした事業化”という新しい領域が広がっており、社会課題解決には新しい事業を生み出すヒントがたくさんあります。
ただ「社会課題の事業化をどこから手を付けていいか、わからない」という方も多いでしょう。empublicでは社会起業支援の経験を活かして、DXによる社会課題解決の事業化の立ち上げ方の支援を展開しています。
そのノウハウを活かした本講座では「問題の理解→課題の深堀り→解決策を探る→事業アイデアにまとめる」という「0→1」のプロセスを短期集中で体験的に学べます。
今の業務を改めて見直し、新規事業に繋げたい方、地方創生など地域で活動している方、デジタル活用の業務のこれからを考えている方に、ぜひおすすめです。
2コースから選んでご参加ください。

・土日集中2日間コース:12月2日(土)、3日(日) 10:00~17:00
・金曜午前4日間コース:11月10日、17日、12月8日、15日 9:00~12:00
詳細・お申し込みはこちら  https://empublic.jp/dx-intre

〇スタッフが医療業界に広がるDXについての気づきをnoteにアップしています。「身近なところで広がっている、これこそDX!」
https://note.com/empublic/n/n7ff009e3e342

◆4◆empublic スタッフの気づき!
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empublicのスタッフが、日々色々な現場でみなさんとの対話を通して得た気づきをレポートにまとめています。ぜひ、ご覧ください。

〇アウトカムに気づけるように仕組みをデザインする~渡邉さや
https://note.com/empublic/n/n02fed4f03b58

〇自分の言葉を場に出すことが信頼につながる―ラジオ【Find the Question 50回】より~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/nedf683aaea7a

〇あなたの経験が必ず誰かの力になる―ラジオ【Find the Questuion】より~瀬沼希望
https://note.com/empublic/n/n5cb7428c3c48

〇「聞く」と「聴く」の違いって?-ラジオ「empublicの一語一歩」~新村絵美
https://note.com/empublic/n/n3fd73c42837d

〇職場や活動で人間関係を円滑に進めるには?~新村絵美
https://note.com/empublic/n/nf723e52380d1

◆5◆編集後記
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千代田区のコミュニティづくりのプロジェクトである「ちよだコミュニティラボ」。毎年、新しい方の参加があり、今年もインドの楽器のタブラ、パトラン(街を走ってパトロール)、万華鏡制作、丁寧な暮らし、神田祭り、子どもの居場所、男性の育児と仕事の両立などなど、本当に多様なテーマを持った方々が! これらの方とお知り合いになることで、これまでだったらスルーしていたような情報や社会のコトが、あ、あの人がやっていたことだと目に留まり、私自身を豊かにして下さっているのを感じます。多様性を認め合うというのはそんな簡単なことではないとは思いますが、考えや視野が豊かになるのことなのかも‥と改めて感じています。(矢部)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第233号 2023年10月13日配信)
発行責任者=広石 拓司

〔10/17〕人づきあいや気持ちを 上手に扱う「技術」とは? ~ ビジネスや社会活動のための ソーシャルスキルと Social & Emotional Intelligence の基礎

〔11/14・16〕違いや多様性をポジティブに活かし、 誰もが自分らしくチャレンジできる社会・組織を 実現するために、今、理解しておきたい“DEIB”のこと ~D&Iから DEIBへの変化を コミュニティ・デザインの視点から理解しよう(夜・昼 2日程開催)

〔11/29〕育休からの職場復帰社員のオンボーディング成功のコツ ~育休復帰後の意欲を決める復帰面談 : 寄り添うコミュニケーションを広げよう

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〔1/8〕対話しか勝たん!ー ダイバーシティ推進にとって、なぜ対話は不可欠なのだろう?育休後カフェ・ファシリテーターと考えよう

〔1/28〕実践体験を通して学ぶ! 育休後カフェ®・ファシリテーター養成講座(第11期) ~ キャリアも子育ても大切にしたい人が集まり、 ポジティブに話し合える場をつくろう!

【2024年6月~7月期募集中!】DXイントレプレナー養成講座 ~デジタルを活かす社会課題解決事業を開発プロセスを体験しよう