対話しか勝たん!ー ダイバーシティ推進にとって、なぜ対話は不可欠なのだろう?育休後カフェ・ファシリテーターと考えよう

女性活躍推進、育休や復帰支援、多様な働き方・文化の尊重など、ダイバーシティ推進の制度は整えられてきました。しかし、一人一人の個性と能力が十分に発揮できる職場・地域を実現するには、制度だけでなく、多様な考えを相互理解し、尊重し合うための「対話」が必要です。
ただし、昨今、様々な場面で「対話がもっと必要だ」と指摘されているのは、対話が日常の中でまだまだ足りていないからでしょう。

「対話」には、どのような意味があるのでしょうか? なぜ対話が必要とされているのでしょうか?

育休後コンサルタントの山口理栄さんは、仕事と育児の両立を支援する制度づくりや研修を行うだけでは足りないと考え、働くママパパのための「育休後カフェ®」という対話の場を開催してきました。そして、両立の支援者を増やす取り組みとして「育休後アドバイザー」を育成することに加えて、「育休後カフェ・ファシリテーター」の養成にも取り組んできました。
なぜ山口さんはコンサルティングや研修、アドバイザー養成だけでなく、育休後カフェやファシリテーター養成にも取り組んできたのでしょうか?そして、カフェの意味や役割はこの10年でどのように変化してきているのでしょうか?
このイベントでは、山口さんの考える「育休後カフェ」の意味や役割を伺った上で、育休後カフェ・ファシリテーターとして活動する方にもご参加いただき、「仕事と育児の両立支援を始めとするダイバーシティ推進において、対話が大切な理由、対話だからこそできることは何なのか?」についてお話しいただきます。
そして、参加者のみなさんと、話しやすく、相互理解が進む場を広げていくには、どうしたらいいか、考えていきたいと思います。

対話の意味を考えるきっかけとして、対話やファシリテーションに関心ある人と対話を楽しむ機会として、ぜひご参加ください!

こんな方におすすめ!

  • ダイバーシティ推進にとっての対話の意味を考えたい方
  • 育児と仕事・キャリアの両立支援、女性活躍推進の施策を担当している方
  • サロンやカフェ・トークを自分でも開催したい方

開催概要

日時 2024年1月8日(月・祝)10:00~12:00    オンライン開催(Zoom予定)

プログラム

1)話題提供「対話するからこそ、できることって?~育休後カフェ・ファシリテーターとしての活動経験から」
2)トーク①「対話の場の参加・運営の経験を話そう ~話しやすい場って?」
3)トーク②「職場や地域でどのような場があるといいだろう?」

参加費

1000円(税込)

ファシリテーター

山口理栄さん:育休後コンサルタント
2010年育休後コンサルタント®として独立。企業や官公庁、自治体向けに仕事と育児の両立に関する本人向け、管理職向け研修を提供。著書に「改訂版 さあ、育休後からはじめよう」(労働調査会)。2021年から青山学院大学にて社会人向けの青山・情報システムアーキテクト育成プログラム(ADPISA)の企画・運営に参画。

*参加者の方へのお願い*

対話では、参加者それぞれの会社での経験を基に話し合いますが、対話の目的は、個別の会社の制度や組織、個々人の考え方の良し悪しを議論することではなく、育休や育休後の現状を踏まえて、良い会社や社会ができていくための方策を話し合うことにあります。参加者全員が安心して対話できる場づくりにご協力ください。