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24(日)「クリエイティブな問題解決をデザインする ~ ソーシャル・グッドのために“アイデアの補助線”を使いこなそう!」を開催しました。社会問題解決への参画を「しなきゃだめだから」と促すのではなく、 「自分もしたい!」と思ってもらえるような取り組みのアイデアの作り方を、実践例を踏まえて学び、実際に考えてみるワークショップです。
子どもの支援、ま ちづくり、保育園、農村活性化、地域医療、新規事業企画など10名の参加者の活動テーマは多彩ですが、それぞれ自分の目の前の課題に、どう関心をもっても らい、参加してもらうのかという問題意識は共通しています。
ゲスト・ナビゲーターであるサイト「アイデアの補助線」主宰の鈴木雄飛さんの話は「アイデアとは何か?」から始まりました。 「挨拶をする」というだけな らアイデアではないかもしれませんが、「つながりたい人と関係をつくるために挨拶を工夫する」のはアイデアです。つまり、アイデアは「問題を解決するため に何を、どう工夫するのか」ということであり、良いアイデアは「問題」を、どう明確にするかから始まっていると紹介。「問 題」が起きている理由を、その場にいる人の感情にも焦点をあてて見直すと、再発見があります。新しい問題の切り口が新しいアイデアの必要条件だとすると、 十分条件は、世の中にあるヒントをたくさん集めること。「広告の仕事をしていると、新しいことを考えるには、何が新しくないかを知る必要があると教えられ る」と鈴木さん。彼の個人ファイルには3000を超える事例のストックがあります。これまでに既に行われたことを、たくさん知り、それをただパクるのでは なく、既にあるものに”新しさ”をどうプラスできるかがクリエイティブなんだと紹介してくれました。その時に、どう既にあるものを分析し、自分のものとす るか格闘の記録が「アイデアの補助線」なのもかもしれません。「このサイトをヒントに、一人ひとりが自分のアイデアの補助線をつくっていってもらえたら」 と鈴木さんは話していました。
デザイン思考の特徴は、商品やサービスの「機能」以上に、それらを使って行っていることの「動機」に焦点をあてることです。後半のワークショップでは、 「動機の変化」に焦点をあてたワークショップ・オリジナルの「アイデアづくりキャンバス」で、既存事例をトレースし、どう発想が生まれるか、追体験をした うえで、自分自身の課題のアイデアづくりを行いました。
参加者のみなさんは、日ごろ、多様な現場にいるからこそ、現場の人への深い洞察がありました。その課題認識を「動機の変化」に焦点を当てて、キャンバスを 埋め、最後に「新しい解決策のストーリーテリング」を発表しました。みなさん1時間という限られた時間なのに、洞察があるゆえに、新しいデザイン思考型の 解決方法が生まれていました!
現場で困っている人に寄り添う気持ちを大切にすることが、アイデアの源泉となる。そのことが、参加者のみなさんにとって、次の活動への新しいエネルギーになりそうなワークショップでした!
このプログラムも、改善し、継続的に行っていきたいと思います。
【プレスリリース】ビジネス・市民活動の現場で必要な「相手に問いかける力」
/カテゴリ: ニュース・お知らせ, 最新情報/作成者: 矢部 純代2016年9月12日(月)、9月16日(金)に始まる「問いかけゼミ」のプレスリリースを掲載いたします。
PDFはこちらです。
empublicメールマガジン「根津の街から」 Vol.153
/カテゴリ: メールマガジン/作成者: empublic事務局◆◇― empublicメールマガジン「根津の街から」 ―――― Vol.153―◇◆
(2016年9月1日発行) さらに読む
empublicメールマガジン「根津の街から」Vol.152
/カテゴリ: メールマガジン/作成者: empublic事務局◆◇― empublicメールマガジン「根津の街から」 ―――― Vol.152―◇◆
(2016年8月19日発行) さらに読む
(9/2開催)縁パブ対話 「 信頼される組織って、なんだろう? 」
/カテゴリ: 縁パブ/作成者: empublic事務局【10/16】 システム思考活用ファシリテーション講座 ~「こんな結果になるはずじゃなかった」の構造を探る技法
/カテゴリ: ばづくーるスクール/作成者: empublic事務局すぎなみ地域大学「他者とつながる対話の場づくり実践体験プログラム」が始まります
/カテゴリ: featured_no2, 協働事業, 最新情報/作成者: empublic事務局empublicメールマガジン「根津の街から」 Vol.151
/カテゴリ: メールマガジン/作成者: empublic事務局◆◇― empublicメールマガジン「根津の街から」 ―――― Vol.151 ―◇◆
(2016年8月5日発行) さらに読む
[10/28]ロジカル思考だけでは解けない問題に挑む!システム思考・デザイン思考(問いかけ力ゼミ5・6)
/カテゴリ: ばづくーるスクール/作成者: empublic事務局[レポート]WS「クリエイティブな問題解決をデザインする 」
/カテゴリ: ばづくーるスクール・レポート, レポート/作成者: empublic事務局7/
24(日)「クリエイティブな問題解決をデザインする ~ ソーシャル・グッドのために“アイデアの補助線”を使いこなそう!」を開催しました。社会問題解決への参画を「しなきゃだめだから」と促すのではなく、 「自分もしたい!」と思ってもらえるような取り組みのアイデアの作り方を、実践例を踏まえて学び、実際に考えてみるワークショップです。
子どもの支援、ま ちづくり、保育園、農村活性化、地域医療、新規事業企画など10名の参加者の活動テーマは多彩ですが、それぞれ自分の目の前の課題に、どう関心をもっても らい、参加してもらうのかという問題意識は共通しています。
ゲスト・ナビゲーターであるサイト「アイデアの補助線」主宰の鈴木雄飛さんの話は「アイデアとは何か?」から始まりました。 「挨拶をする」というだけな らアイデアではないかもしれませんが、「つながりたい人と関係をつくるために挨拶を工夫する」のはアイデアです。つまり、アイデアは「問題を解決するため に何を、どう工夫するのか」ということであり、良いアイデアは「問題」を、どう明確にするかから始まっていると紹介。「問 題」が起きている理由を、その場にいる人の感情にも焦点をあてて見直すと、再発見があります。新しい問題の切り口が新しいアイデアの必要条件だとすると、 十分条件は、世の中にあるヒントをたくさん集めること。「広告の仕事をしていると、新しいことを考えるには、何が新しくないかを知る必要があると教えられ る」と鈴木さん。彼の個人ファイルには3000を超える事例のストックがあります。これまでに既に行われたことを、たくさん知り、それをただパクるのでは なく、既にあるものに”新しさ”をどうプラスできるかがクリエイティブなんだと紹介してくれました。その時に、どう既にあるものを分析し、自分のものとす るか格闘の記録が「アイデアの補助線」なのもかもしれません。「このサイトをヒントに、一人ひとりが自分のアイデアの補助線をつくっていってもらえたら」 と鈴木さんは話していました。
デザイン思考の特徴は、商品やサービスの「機能」以上に、それらを使って行っていることの「動機」に焦点をあてることです。後半のワークショップでは、 「動機の変化」に焦点をあてたワークショップ・オリジナルの「アイデアづくりキャンバス」で、既存事例をトレースし、どう発想が生まれるか、追体験をした うえで、自分自身の課題のアイデアづくりを行いました。
参加者のみなさんは、日ごろ、多様な現場にいるからこそ、現場の人への深い洞察がありました。その課題認識を「動機の変化」に焦点を当てて、キャンバスを 埋め、最後に「新しい解決策のストーリーテリング」を発表しました。みなさん1時間という限られた時間なのに、洞察があるゆえに、新しいデザイン思考型の 解決方法が生まれていました!
現場で困っている人に寄り添う気持ちを大切にすることが、アイデアの源泉となる。そのことが、参加者のみなさんにとって、次の活動への新しいエネルギーになりそうなワークショップでした!
このプログラムも、改善し、継続的に行っていきたいと思います。
開催レポート 「自分のミッションを探求しよう!」
/カテゴリ: ばづくーるスクール・レポート, レポート/作成者: 矢部 純代7/30・31の週末に、「自分のミッションを探求しよう」を開催しました!
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