[10/28] ロジカル思考だけでは解けない問題に挑む!システム思考・デザイン思考(問いかけ力ゼミ5・6)
5.目の前の問題の本質に迫る問いとは?
因果関係が明確な問題の場合、原因の究明も問題の対処も容易です。しかし、様々な要素の絡み合いから生じている「複雑な問題」を扱う時には、表面に出ている現象だけを見るのではなく、問題の全体構造を俯瞰し、要素の構造、要素間の相互作用などから、現状を解きほぐす過程が重要になります。複雑な問題にアプローチするには、どのような「問い」が必要になるのか考えます。
<問いの転換> 「目の前の問題をどう対処するか?」 → 「なぜこの問題は解決できていないの?」
<ヒントとなるノウハウ> システム思考
6.未来を拓く問いとは?
問題の解決法を考える時、「問い」によって解決の行き着く先が違ってきます。現状の問題から解決を考えるのか、たどり着きたい未来からバックキャスト(逆算)して取り組み方を考えるのか。自分の実現したい未来の状況(ビジョン)をしっかり持ち、そこへのプロセスを設計し、実現のために知恵と力を持ち寄るには、どのような「問い」が必要となるのか、イノベーションを生み出す「問い」について考えます。
<問いの転換> 「困っている人を助けるには?」 → 「この人たちと一緒にどんな未来を作りたいか?」
<ヒントとなるノウハウ> ソーシャルイノベーション、デザイン思考
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