つながりを地域のミライの力に!をテーマに、「活動支援コーディネーター養成講座」を文京区でスタートしました。
地域には困りごとのある人、地域活動に課題を抱えている人もいますが、同時に課題解決に役立つような経験・スキル・ネットワークを持つ人もたくさんいます。両者を結び付け、良い結果を生み出す「つなぎ役」をコーディネーターと呼びます。

今の地域社会でコーディネーターの役割が必要とされています。かつては地域コミュニティには、課題を発見したり、人を紹介したりする人がいましたが、現在 は地縁が弱くなり、以前よりも、つながりが生まれにくくなっています。社会福祉協議会などでの専門的なコーディネーターも必要ですが、専門家だけでは地域 で多様な場面で必要とされる「つながり」に対応はできません。
文京区で住民主体の地域課題解決プロジェクトづくりに3年間取り組んできて、「文京区で住み、働き、学ぶ人たちの経験や知恵、意欲をもっと地域で活かせる機会」が もっともっと必要だと実感しました。社会も地域もどんどん変化しており、新しい状況や複雑な課題が生じています。それに柔軟に機敏に対 応できるのは「地域の力」しかありません。地域課題解決プロジェクトの実行段階では、専門家による相談やアドバイスも大切ですが、地域内の相互支援が大き な役割を果たしています。そこで、地域にたくさんのコーディネーターが増えると、もっと地域プロジェクトが加速するだろうという思いも込められています。
そこで、地域や活動の中で必要とされる質の高いつながりを生み出す人が増えるように、今年度からコーディネーター講座がスタートしました。
地域のつながりづくりの基礎は対話を通した関係性づくりにあります。そこで、ファシリテーター養成コースを基礎編とし、そこから希望する方が応用編としてコーディネーター養成コースへと進みます。各コースとも、講座と実践経験の組み合わせで行います。ファシリテーター養成コースでは、ファシリテーションの基礎を学んだうえで、実際に、地域住民が参加する「文京ミライ・カフェ」を区民受講生が企画から運営までを担当し、実践を通して、技術を習得し、地域課題の理解を深めていくのです。
今年度から、会社での経験を地域に活かしたい人、中所企業診断士、地域活動の難しさを感じている人、対話の場の主宰者、コミュニティスペース運営者、近年引っ越 してきて文京区との接点を作りたい方、地域づくりに関心ある学生など、20代~60代の27人の受講生でスタートしました。文京ミライ・カフェに参加し、 「このような場を自分も作ってみたい」と考えたからという方も数名いらっしゃいました。

活動支援コーディネーター養成講座の情報は「文京ソーシャルイノベーション・プラットホーム」のサイトで掲載しています。>こちら
[レポート] 7/10、「システム思考を使ってイノベーション・ストーリーを作ろう」
/カテゴリ: ばづくーるスクール, レポート/作成者: empublic事務局システム思考が効果的に使えるのは、「最初は良いと思っていたことが、悪い結果を引き起こしてしまうような問題」です。一つの文脈ではいいのに、他の文脈が遅れて影響してくるということをまとめる考え方が、ロジカルシンキングでは苦手です。
システム思考を使うことで、
・日頃のメンタルモデルで抜け落ちがちな項目やフィードバックの関係をとらえる
・モデル構築のプロセスで、問題がどう生じるか、欠けている項目、関係性を見つけ出
・モデル構築のために、データ、観察、問題の深い理解を進める
という効果があります。
後半では、原型ループの意味と使い方の解説の後、8つの事例ストーリーがどの原型ループが当てはまるか、どう図にできるかを考えました。
最後に、現状の悪循環を起こしている考え方をふりかえり、考え方と行動を変えることで、どう新しい循環が生まれるか、ストーリーの作り方の解説を行いました。
参加者の方から「システム思考が具体的にイメージできるようになった」という声を多数いただきましたが、ビジネス現場での使い方を体験したかったという声 も。佐藤さんとのふりかえりで気付いたのは、システム思考を従来の論理的な思考法で説明していたのでは?ということ。システム思考をシステム思考的に全体 を俯瞰した解説手法を作ろうという話になりました。バージョンアップ版を楽しみにしてください!
empublicメールマガジン「根津の街から」 Vol.150 2016/7/7
/カテゴリ: メールマガジン, 最新情報/作成者: empublic事務局◆◇― empublicメールマガジン「根津の街から」 ―――― Vol.150 ―◇◆
(2016年7月7日発行) さらに読む
つながりを地域の力にする文京区「活動支援コーディネーター育成講座」がスタート!
/カテゴリ: featured_no2, レポート, 協働事業レポート/作成者: empublic事務局つながりを地域のミライの力に!をテーマに、「活動支援コーディネーター養成講座」を文京区でスタートしました。
地域には困りごとのある人、地域活動に課題を抱えている人もいますが、同時に課題解決に役立つような経験・スキル・ネットワークを持つ人もたくさんいます。両者を結び付け、良い結果を生み出す「つなぎ役」をコーディネーターと呼びます。
今の地域社会でコーディネーターの役割が必要とされています。かつては地域コミュニティには、課題を発見したり、人を紹介したりする人がいましたが、現在 は地縁が弱くなり、以前よりも、つながりが生まれにくくなっています。社会福祉協議会などでの専門的なコーディネーターも必要ですが、専門家だけでは地域 で多様な場面で必要とされる「つながり」に対応はできません。
文京区で住民主体の地域課題解決プロジェクトづくりに3年間取り組んできて、「文京区で住み、働き、学ぶ人たちの経験や知恵、意欲をもっと地域で活かせる機会」が もっともっと必要だと実感しました。社会も地域もどんどん変化しており、新しい状況や複雑な課題が生じています。それに柔軟に機敏に対 応できるのは「地域の力」しかありません。地域課題解決プロジェクトの実行段階では、専門家による相談やアドバイスも大切ですが、地域内の相互支援が大き な役割を果たしています。そこで、地域にたくさんのコーディネーターが増えると、もっと地域プロジェクトが加速するだろうという思いも込められています。
そこで、地域や活動の中で必要とされる質の高いつながりを生み出す人が増えるように、今年度からコーディネーター講座がスタートしました。
地域のつながりづくりの基礎は対話を通した関係性づくりにあります。そこで、ファシリテーター養成コースを基礎編とし、そこから希望する方が応用編としてコーディネーター養成コースへと進みます。各コースとも、講座と実践経験の組み合わせで行います。ファシリテーター養成コースでは、ファシリテーションの基礎を学んだうえで、実際に、地域住民が参加する「文京ミライ・カフェ」を区民受講生が企画から運営までを担当し、実践を通して、技術を習得し、地域課題の理解を深めていくのです。
今年度から、会社での経験を地域に活かしたい人、中所企業診断士、地域活動の難しさを感じている人、対話の場の主宰者、コミュニティスペース運営者、近年引っ越 してきて文京区との接点を作りたい方、地域づくりに関心ある学生など、20代~60代の27人の受講生でスタートしました。文京ミライ・カフェに参加し、 「このような場を自分も作ってみたい」と考えたからという方も数名いらっしゃいました。
活動支援コーディネーター養成講座の情報は「文京ソーシャルイノベーション・プラットホーム」のサイトで掲載しています。>こちら
複雑な問題に、物語る力を~empublicメールマガジン「根津の街から」
/カテゴリ: 最新情報/作成者: empublic事務局◆◇― empublicメールマガジン「根津の街から」 ―――― Vol.149 ―◇◆
(2016年6月24日発行) さらに読む
開催レポート 6/17(金)縁パブ「日本の若者の自己効力感は低いの?」
/カテゴリ: ばづくーるスクール・レポート, レポート, 縁パブ/作成者: empublic事務局6月17日(金)、「日本の若者の自己効力感は低いの?」をテーマにした縁パブを開催しました!
縁パブとは、立場、世代、専門が異なる人たち(5~10人)が集まり、お互いの意見から考えを深めていく対話の進め方です。
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[講座] システム思考を使ってイノベーション・ストーリーをつくろう!
/カテゴリ: ばづくーるスクール/作成者: empublic事務局講座「クリエイティブな問題解決をデザインする~ソーシャルグッドのためのアイデアの補助線」
/カテゴリ: ばづくーるスクール/作成者: empublic事務局empublicメールマガジン「根津の街から」(2016/6/10)
/カテゴリ: メールマガジン/作成者: empublic事務局empublicメールマガジン「根津の街から」 ― Vol.148
(2016年6月10日発行) さらに読む
開催レポート 講座「協力・協働の推進力『ソーシャルラーニング』を学ぶ」
/カテゴリ: ばづくーるスクール・レポート, レポート/作成者: empublic事務局【6/26】ペラ小屋@根津スタジオ ~ ホームページづくりを通して思いをまとめよう
/カテゴリ: ばづくーる, ばづくーるスクール, 開催情報/作成者: empublic事務局「スキルがなくても簡単に作れるペライチを、活動(しようと)している方みんなに真っ先に使ってもらえたら!簡潔に伝わるメッセージを考えるためにも最適なのに。」
スタッフ絵内の、そんな思いから始まった企画です。 さらに読む