empublicメールマガジン~「根津の街から」(2022年4月15日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」◆
(2022年4月15日発行)
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◆1◆広石コラム: 対話の力をどう活かすのか?
◆2◆対話 : まちを自分たちの手に取り戻すには?
~「おもしろいを中心に、市民として生きる」をヒントに
◆3◆R3まちむら寄り添いファシリテーター養成講座 終了しました!
◆4◆千代田区地域コミュ二ティ醸成支援事業(ちよだコミュニティラボ)より
ちよだコミュニティラボライブ!2022の12の対話のテーマ
◆5◆【レポート】 府中の医療と住民をつなぐコミュニティの現場を訪問
◆6◆編集後記
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しばらく春らしい陽気が続いていた東京ですが、昨日から雨模様です。新年度を迎え、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
毎朝小学校へ新一年生の登校している様子が微笑ましく、元気をもらいます。春は良いですね!(新村)

◆1◆広石コラム: 対話の力をどう活かすのか?
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昨年度の後半が例年以上に業務が立て込み、メルマガもご無沙汰になってしまいました。
スタッフ一同、元気に頑張っています。

最近、コミュニティ醸成、SDGsに加えて、DX関連の案件が増えています。
一見違うように見えますが、従来の考え方や枠組みのままでは持続できない状況を次世代バージョンにトランスフォームしようという動きは共通しています。
その変化を促す対話や動き出すプログラムを、分野を超えて提供させていただいています。

様々な現場に出会う中で感じるのは、「対話」への姿勢の多様さです。
多くの方が対話に前向きに取り組んでいますが、ただ慣れている方、慣れていない方はいるなと思います。
自分の考えや思いを言葉にすること、異なる意見を聴き、わからないことに向き合って自分から”おもしろがる”ことなどは、「慣れ」も大きいと感じます。
最初は苦手そうにしていた方が対話を経験していく中で、オンライン越しでも雰囲気が変わるのがわかります。
場への自分の関わり方に気付いた時、参加意欲はぐっと高まるのだなと感じます。

ただ同時に、対話の限界も感じることがあります。
とても良い話し合いがされ、気づきがあったとしても、実際に動くとなると様々な力も働き、止まってしまうこともあります。
変化には、どうしてもストレスを生む側面があります。そのストレスを受けとめ、乗り越えていける力になれているのか考えてしまいます。
久しぶりに場に参加いただいた方からは「久しぶりに新しいこと考えました!」と喜びを声をいただき、それは嬉しいことですが、間の日常の時間は新しいことが難しいのだなとも思います。

対話を通した気づきを、どう変化に結び付けていくのか。
現実の変化に力を発揮できる対話とは何か、そんなことも考えしまいます。

特に、ロシアのウクライナ侵攻を見るに、対話に何ができるのか考えてしまいます。
ロシアの動きもアメリカの分断も、背景には世界の状況が急速に変化していることがあるのだと思います。
変化へのストレスは「こんなはずじゃなかった」という思いを引き出すことがあります。
「ロシアとはこんな国ではなかったはずだ」「アメリカとはこんな国ではなかったはずだ」という思いは孤立を生み、「おかしい!」という強い情念にもつながります。

「変化」が生むストレスや不安を受けとめあい、共に未来をつくる対話に結びつけるにはどうしたらいいのか。
自分を守るために自分のルールで押し進めてしまう人がいた時に、ルールを前提とした対話は成立できるのか。
対話は変化を生み出し、定着できるのか。

民主主義の前提には対話が不可欠であり、対話が機能しなくなる時は民主主義が機能しなくなる時でしょう。
15年目を迎える今年度は、改めて対話の最も基盤にある民主主義について考えてみたいと思っています。

*その第一弾として、エンパブリックのスタッフでもあり、多くの草鞋で活躍している諏訪さんの原稿を基に
「まちを自分達の手に取り戻すには?」の対話を行います!

◆2◆対話 : まちを自分たちの手に取り戻すには?
~「おもしろいを中心に、市民として生きる」をヒントに
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エンパブリックスタッフとしても活動している諏訪玲子さんは、現在国分寺で地域の中の学びの場づくりを行う団体を立ち上げたり、PTAの役員や行政の委員などいろんな活動をしています。
諏訪さんは、自分たちのまちの問題に「無理なく関わる」から始め、少しずつまちに仲間を広げ、活動の幅を広げていき、気づけば地元の政治や行政を思える活動を始めることにまでなりました。
お話を聞いていると、諏訪さん自身が「おもしろがって」やっていることがとてもポイントで、人を惹きつけてどんどん広がっていくのだなと感じます。
そして、諏訪さんが今までの活動につながっていったプロセスを、雑誌「社会教育」4月号に「おもしろい」を中心に、市民として生きる」に寄稿しています。

そこで、この記事を読み、参加者のみなさんが感じたこと、考えたことを気楽に対話する会を開催します。
まちに関わるとは?関わる必要なんてあるの? 政治に関わることの心理的ハードルって? 諏訪さんの言う”市民として生きる”って?私は”市民”??など、まちと自分の関わり方について話してみませんか?

〇諏訪さんの寄稿文を掲載したnote
https://note.com/reiko_222/n/n8a21c08bc6d2
冊子はこちら
https://social-edu.com/

*4/27 (水)20:00~21:45 オンライン開催
*詳細・申込は下記から
https://peatix.com/event/3223516

empublic Studioの動画にも登場しています。
「国分寺で市民として生きています」→ https://vimeo.com/588125852

◆3◆R3まちむら寄り添いファシリテーター養成講座 終了しました!
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昨年8月から始まったR3長野県まちむら寄り添いファシリテーター養成講座では、受講生が地域を分かちあいたい7つの問いでチームを組み、それぞれのテーマで地域で対話を進めるワークショップの企画・実施を行いました!

事務局として一緒に悩んで考えたりしながら走り抜けた半年間でしたが、受講生の気づきが毎回新鮮で、私自身も多くのことを学ぶことができました。
また、分野や立場を超えて住民が集い、それぞれの考え方や経験を丁寧に対話しながら1つの場を作っていくというこの講座のプロセス自体が、まさに地域に生み出したい「場」となっているという気づきを得られたことがとても大きな発見でした。
そんな場が地域にどんどん広がっていくよう、今年も講座の企画を進めていきたいと思います!(渡邉)

受講生のワークショップや学びのふりかえり発表、また受講生の経験を声を集めて作った「場づくりヒント集」は特設ページからご覧いただけます!
https://nagano-machimura.net/archives/1357

◆4◆千代田区地域コミュ二ティ醸成支援事業(ちよだコミュニティラボ)より
ちよだコミュニティラボライブ!2022の12の対話のテーマ
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千代田のコミュニティ活動に関わる多様なセクターの人が集い、交流する対話イベント「ちよだコミュニティラボライブ!」。
今年は、「みんなの経験・ノウハウを共有し、新しい活動を共創しよう!」と、
「地域での活動はどうやって始めたらいい?」
「活動に地域の方の賛同・協力を得るには?」
「まち歩きや地域を知る活動の魅力とは?」
などの活動方法に関する12のテーマについて、それぞれの経験やノウハウ、知見を持ち寄り話し合いました。
今回は、対話のテーマを、活動分野や地域課題ではなく活動方法を切り口にすることで、
これまでにはない出会いを生み出そう
活動手法の学び合いから新しい活動のヒントになれば
これまで活動に参加していない人も参加しやすい場にしよう
という思いで設定しています(今年も、本当に悩みました…)。(矢部)

○開催レポートはこちら
https://chiyolab.jp/archives/15327

◆5◆【レポート】 府中の医療と住民をつなぐコミュニティの現場を訪問
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府中で医療と住民のフラットな関係をつくることを目指し、コミュニティづくりに取り組んでいる糟谷明範さんを招いて、
ゼミ「しあわせな暮らしを専門職が支えるコミュニティの始め方」を開催しています。
*糟谷さんの活動紹介動画 https://youtu.be/LmI9ni3f2hU
そのゼミの中で4/9に糟谷さんの活動現場である府中市の「タマレ」に訪問してきました!
その時の様子や、前段のゼミの様子などをエンパブリックのnoteに掲載しています。
empublicのnote
https://note.com/empublic/n/n723d7a462507

個人的には、ニーズのある都心でも仕事はやっているけれど、地元の近くでやるからこそ、継続的にいろいろな人と関わりながら自分の思いを伝えていくことができる。という言葉がとても印象的で、近くに住んでいるからこそ見える景色や生み出せる関係性があり、それは専門職側が地域に入るきっかけだけでなく、一人の住民としてとの土地に住んでいることの理由や安心感につながるのだなと感じました。(瀬沼)

◆6◆ 編集後記
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昨年から始まったempublicStudioも新年度を迎え、リニューアルに向けて動き出しています。
私自身は事務局窓口として、一人でも多くのメンバーのみなさんとお話をできる事を目標に新年度を迎えました。
こちらのメルマガを書いていても思うのですが、みなさんと共有したい!という思いと、それを伝えるということの難しさを痛感しつつ、試行錯誤している日々です。。そして、みなさんの活動につながるような場がたくさん生まれるといいなというワクワクする気持ちでいっぱいな今日この頃です。(新村)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第213号 2022年4月15日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン~「根津の街から」(2022年3月3日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」◆
(2022年3月3日発行)
ー<INDEX>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆エンパブリックに新しいメンバーが増えました!
◆2◆活動報告:代表 広石のトークがオンラインで公開されています!
参加者募集!
◆3◆コミュニティ構築のプロセスで大切なことを実践者、現地の人と共に考えよう
ゼミ :しあわせな暮らしを専門職が支えるコミュニティの始め方(全7回)
◆4◆ローカルメディアの立ち上げ、運営を実践者と学ぼう
研究会:メディアとコミュニティの幸せな相乗効果のつくり方(全7回)
◆5◆ちよだコミュニティラボライブ!2022開催
◆6◆編集後記
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お久しぶりのメルマガとなってしまいましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
東京は少し暖かくなってきて春が近づいてきている感じがします。桜が待ち遠しいですね!(新村)

◆1◆サッカークラブFC東京から、エンパブリックに参画!新しいメンバーが増えました。
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皆さん、はじめまして。先月にエンパブリックに入社した久保田淳と申します。
どうぞよろしくお願いいたします!ちょうど1か月が経ちましたので、これまでを振り返る機会をいただきました。

先ずはスポーツ、そしてサッカーやJリーグのことが話題になることが基本的になくて、驚きというか、それ自体が大きな学びでありました(笑)
私自身、JリーグのFC東京のスタッフとして21年間どっぷりとそれを中心にそえた世界で活動してきたものですから・・・ついつい、「スポーツは良いものだ」「サッカーは素晴らしいものだ」との前提が整えられた状態で過ごしてきたものですから、そのテーマに正面から向き合うことや語る機会も作らぬまま(必要性にも気づけぬまま)でしたが、コロナ禍でそうした「暗黙の了解」と思い込んでいたことにも向き合うようになり、そして自分自身の活動拠点や視点を動かしたことで、改めて実感(痛感?)しているところです・・・。

ところでエンパブリックのスタッフは、実にみんなよく話をします。対話、議論をよくいたします!
社内ミーティングでいつも感じることでして、義務感からなどではなく、常に「(今より)良くするためにはどうしたら?」というマインドがあるからこそでして、感心しています(身内を褒めているようでスミマセン)。

そして昨年から始まったempublic Studioでお会いする皆さんのお話からも、大いに刺激を受け続けています!
素直な想いとそれをカタチに行動されている力には本当に感動しています。
当事者意識、「自分ごと」にすることも重要だなあと感じています。
いつもそうなのですが、多くの方に聴いてもらいたいものばかりです。

エンパブリックの先日のイベントで、私にとって強く印象に残ったコメントが2つありました。
1つは「街づくりもDXも同じ、ラストワンマイルはアナログなのよ!」
もう1つは「街を元気にする、街を活性化させる」ではなくて「街で元気にする、街で活性化させる」つまり「『を』と『で』の使い分け」が重要」とのこと。

このあたりは、しっかり大切にしていきたいと感じました。皆さん、引き続きどうぞよろしくお願いします。(久保田 淳)

◆2◆活動報告: 代表 広石のトークがオンラインで公開されています!
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広石がイベントなどで参加し、トークに参加した動画がオンラインで公開されています。
コミュニティのこれからを考えるヒントになると思います。
*empublic Studioでは、動画の感想共有も行っています。

*東京ホームタウン大学 シンポジウム「超高齢社会、「自分らしく生きる」ための地域とは」
女優 秋野暢子さん、医療経済研究機構 服部真治さんとのトークです。
https://youtu.be/K6GPOxS9YSM?t=1613
運営のサービスグラント代表の嵯峨さんとの全体ふりかえりも公開。
https://youtu.be/K6GPOxS9YSM?t=17967

*「人生100年時代の学びとは?」~千代田区生涯学習カレッジ入学説明会パネルトークより
https://youtu.be/D-Woer1lyOI?t=1089

*「NPO法施行25年に向けて」~辻本清美さん、岡山NPOセンターの石原達也さんとのパネルトーク
https://youtu.be/Cb8dfL5uNNI?t=10056

*empublic Studioでは、動画の紹介とそれについての意見交換、メンバーの対話などを行っています。
まだ開発中ですが、参加者のみなさんと活動をしながら進めています!
詳細・申込はこちら https://empublic.stores.jp/items/613f095947a5343903694f75

◆3◆コミュニティ構築のプロセスで大切なことを実践者、現地の人と共に考えよう
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「しあわせな暮らしを専門職が支えるコミュニティの始め方(全7回)
~ 東京府中で”イン・コミュニティの医療福祉”を実践する糟谷明範さんと考える 」
ゼミ : 3/15~5/27  オンライン+現地訪問

糟谷さんは、病院での理学療法士の仕事の経験から、病院を出て訪問看護を始め、さらにカフェを立ち上げ、さらにアパートをリノベーションし、「たまれ」というコミュニティの構築へと活動を広げました。
東京府中で、人々の健康な暮らしを支えるコミュニティをつくりたいと考え、実際に構築してきた糟谷明範さんの実践経験の分析を基に、「助け合うコミュニティ」はどのようにできていくか、自分の実践につなげるヒントを考えてみませんか?
このゼミではオンライン講座に加えて、糟谷さんの現場を訪問し、住民の方とも交流しながら学ぶ機会も設けます。

糟谷さんの活動紹介はこちらの動画でご覧になれます→ https://youtu.be/LmI9ni3f2hU

開催日時:3月15日 20:00より 火曜夜オンライン + 現地訪問(オンラインも可) + ふりかえり会
詳細・申込み→https://peatix.com/event/3161161

◆4◆ ローカルメディアの立ち上げ、運営を実践者と学ぼう
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メディアとコミュニティの幸せな相乗効果のつくり方(全7回)
~コミュニティラジラー有賀達郎さんと考えるローカルメディア実践法
研究会 : 4/7~7/24  オンライン開催

Studioのメンバー有賀達郎さんは大手ラジオ局からコミュニティFMに拠点をうつして活動され、ご自身がおもしろがることで地域の人々の言葉や思いを引き出し、ラジオという舞台にまちの人の出番を作り出してきました。
そこで、研究会では、ラジオを通してまちづくりとローカルメディアの可能性に気づいた有賀さんの経験をシェアしながら、地域におけるメディアの意味やその活用、具体的な実践方法について皆さんと一緒に考えていこうと思います。ぜひ、ご参加下さい!

開催日時:4月7日 19:30より~7月24日 木曜夜+日曜にオンライン開催(全7回)
詳細・申込→https://peatix.com/event/3183505

◆5◆千代田区地域コミュ二ティ醸成支援事業(ちよだコミュニティラボ)より
3/12 ちよだコミュニティラボライブ!2022開催
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町会、地域活動団体、NPO、企業、大学などがコミュニティ活動に関わる多様な集い、交流するイベント「ちよだコミュニティラボライブ!」。今年で5年目です。
今年のテーマは「みんなの経験・ノウハウを共有し、新しい活動を共創しよう!」
サロン、まちあるき、参加型の講座等、活動手法に着目することで、テーマを超えてそれぞれの経験を持ち寄る場、学び合いの場として開催します。
地域活動で活動している人はもちろん、地域活動をしていない人もビジネスや暮らしで培った経験・スキルも持ち寄ろうと呼びかけています。
今年もオンラインで開催しますが、昨年度は「Zoomでこれだけできるんだ!」と運営面にも興味を持たれたイベントです。

詳細:https://chiyolab.jp/lablive22

◆6◆ 編集後記
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今回メルマガのイベントをご紹介していて、気付いたこと!全て共通で「コミュニティ」がテーマですね。社会で起こっている色んな問題を見ていると、身近な問題ほどコミュニティが本当に必要な世の中だなと思います。
自分が今居るコミュニティとは?これからあったらいいなと思うコミュニティとは?と自分自身も俯瞰して考えてみるきっかけになりました。(新村)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第212号 2022年3月3日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「根津の街から」(2021年12月14日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2021年12月14日発行)
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◆1◆ふりかえり月間、始めています!
◆2◆長野県まちむら寄り添いファシリテーター養成講座
◆3◆日野市「まちと空き家の学校」運営業務~まちの資源として空き家を活かす
◆4◆エンパブリックのnoteから~広石コラムのご紹介!
◆5◆編集後記
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すっかり冬らしくなってきましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年も残り少なくなり、お忙しくされている方も多いと思いますが、風邪などに気をつけてどうぞご自愛ください。(新村)

◆1◆ふりかえり月間、始めています!
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empublic Studioが始まって3か月が経ち、メンバーも約100名となりました。12月といえば、皆さん1年をふりかえると思いますが、「ふりかえり」にどんなイメージを持っていますか?
ふりかえりときくと、過去の嫌なことを思い出したり、過ぎたことを掘り起こす感じがしてちょっとネガティブな印象を抱く方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、広石がある日の打ち合わせで言っていた「ふりかえりをすると美味しいお酒が飲める良い忘年会になるよ!」という発言を実証するため、Studioでふりかえり月間を始めました!
そこで、今回は「ふりかえりで頭の中をデトックスしよう」を月間テーマに据え、頭の中にあるモヤモヤを全部吐き出すためのワークシート&ふりかえり会ガイドを共有して
スタジオ全体でふりかえりを推し進めています。
皆さんもぜひ、以下のふりかえり会の4STEPを参考にふりかえりをしてみてはいかがでしょうか!(渡邉)

☆ふりかえり会の4STEP☆
1. 頭の中にあるモヤモヤは全部シートに書き出してみよう!
2. 自分のふりかえりを言葉に出してみよう!聴いてみよう!
3. うまくいったこともいかなかったことも「ナイストライ!」の心で歓迎しよう!
4. 他の人の経験を聴いて、新しい気づきをシェアしよう!

ふりかえりガイドはFace bookに投稿していますので、こちらからご覧になれます→https://www.facebook.com/empublic.jp/posts/4754703274592078
◆2◆長野県まちむら寄り添いファシリテーター養成講座
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長野県まちむら寄り添いファシリテーター養成講座では、地域で分かち合いたい問いをもとにした7つのチームがワークショップを行っていきます。
受講生同士で話し合いながら、時には立ち止まって振り返りながら12月開催のワークショップに向けて多くのチームが丁寧に準備を進めています。
「おすそ分け」をテーマに住民同士のコミュニケーションについて考えたり、2つの地域のお茶会をオンラインで繋いでみたり、それぞれが工夫を凝らして、個性的なワークショップが盛り沢山です!
特設HPでもワークショップの紹介など行っておりますので、ぜひご興味がありましたら覗いてみてください!(渡邉)
こちらからご覧になれます→https://nagano-machimura.net/

◆3◆日野市「まちと空き家の学校」運営業務~まちの資源として空き家を活かす
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日野市「まちと空き家の学校」の連続講座を展開しています。市では、2016年から空き家の「マッチング」を進めており、9月のシンポジウム、11月開講の学校も満席!市民の高い関心の中、地域で問題となりがちな空き家を、地域の交流の場や地域課題解決の場、すなわち「まちの資源」として活かすことを目指しています。
今年度は「地域」「活動者」「オーナー」の3つの視点から、交流の場づくりとしての空き家活用を、受講生の皆さんが展開していく支援を担当しています。
「空き家活用」をテーマに、地域の関係づくりをどう進めていくか。今後は1月に空き家のお試し利用、2月に最終発表と密度濃い講座展開が続きます。(高橋)

◆4◆エンパブリックのnoteから~広石コラムのご紹介!
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エンパブリックnoteでは、スタッフ新村がもう一度紹介したい過去の広石コラムを日々投稿しています!
私が日々の中で思う事や気付きを誰かと共有したい!と思った時に投稿しています。ぜひのぞいてみてください。(新村)
最近ご紹介したコラムはこちら。。。
・「コミュニティや絆は社会の分断にもつながる?」-広石コラムVol.45 https://note.com/empublic/n/ndeee69d4b515
・「まちかどから対話をはじめよう~Opinions@Cafe/文京まちかどミーティング」広石コラムVol.46 https://note.com/empublic/n/nf540cdda24c6
・「組織が信頼されるとは?」-広石コラムVol.47 https://note.com/empublic/n/ne4d00397363c

◆5◆ 編集後記
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13年ぶりのJAXAの宇宙飛行士募集が話題になっています。先日、オンライン説明会を聞いてみました。選考に当たり、文理を問わないなど、新しい試みもされているようで、その中で、山崎直子さんが求められる人物像として、不確定な要素が多い計画を実施していく中で、色々試しながら柔軟に取り組んでいく力、発信力、多様な分野の人の力も借りながら一緒に実行していく力とおっしゃっていました。
うん? それ、何か聞いたことあるような。協働プロジェクトを進めていく時と同じですね…。宇宙でも、エンパブリックの出番がありそうです。(矢部)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第211号 2021年12月14日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

empublicメールマガジン~「根津の街から」(2021年11月19日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2021年11月19日発行)
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◆1◆11/26 (金)健康を街のつながりで守るには、 どのような場が必要なのだろう?
~英国ブロムリ・バイ・ボウ・センターをヒントにコロナ後の日本の地域を考えよう
◆2◆11/23(火・祝) my storying ~ ローカル・アクションに取り組む方の経験から学ぼう! 3セッション開催!
◆3◆エンパブリックのnoteから
◆4◆編集後記
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紅葉が綺麗な季節になり、秋晴れが続く東京は散歩日和です。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
エンパブリックでは、新たにempublicStudioが始まり、イベントもたくさん開催中です。
今回は、来週開催されるイベントを代表広石からのメッセージと共にご紹介させていただきます!(新村)

◆1◆健康を街のつながりで守るには、 どのような場が必要なのだろう?
~英国ブロムリ・バイ・ボウ・センターをヒントにコロナ後の日本の地域を考えよう
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20年前にETIC.の宮城さん、井上之さんに出会い「広石さんの言っていることは、社会起業家というんですよ」と教えてもらったことが僕の人生の大きな転機となりました。
そして、社会起業について調べ始めた頃に、偶然、BS1のドキュメンタリーで「ブロムリ・バイ・ボウ・センター」を知った時、
「そう、これ! こういう地域が実現できれば!」と確信し、僕は社会起業支援への道に突き進むことになりました。

社会には、困っている人を助ける制度も資源もあるはずなのに、アクセスできていない人、使えていない人がいる。その人達の友人として共にいることを、地域の機能として根付かせることを持続できるヘルス・センター事業にしたのがブロムリ・バイ・ボウ・センターです。コロナの中、日本は資源がたくさんあるのに、アクセスできない、利用できない状況が顕在化しました。
地域で健康を守るには、どのような場が必要なのか?
健康を自己責任論ではなく、地域コミュニティで支えるには何が必要なのか?
地域の人たちの健康を守ることができる地域を実現するためのヘルス・センターとは何か、
どうしたら日本で実現できるか、改めて考えてみませんか? 

東京府中で訪問看護を軸にしたコミュニティづくりに取り組む糟谷明範さんの「ブロムリ・バイ・ボウをもっと知りたい」という声から企画が始まり、
地域の保健機能強化を考えていらっしゃる家庭医の藤沼康樹さんの協力を得て、11/26金夜に開催することになりました。
まちづくり、コミュニティ、ヘルス・プロモーション、社会的処方などのキーワードに引っかかる方、ぜひご参加ください。
*ブロムリ・バイ・ボウ・センターについては、書籍「専門家主導から住民主体へ」にも書いています。

*11/26 (金)20:00~22:00 オンライン開催(終了後、オンライン懇親会も開催) 
*詳細・申込 https://peatix.com/event/3019572/view
*書籍「専門家主導から住民主体へ」はこちらから→https://empublic.stores.jp/items/5ec9948b34ef0129adaddfd6/
◆2◆ 11/23(火・祝)  my storying ~ ローカル・アクションに取り組む方の経験から学ぼう! 3セッション開催!
「ローカルメディアを通して、地域のつながりを生み出す」
「国際環境協力の経験は、日本の地域づくりにどう活かせるか?」
「未体験ゾーン!タノシニアンの世界へようこそ」
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empublic Studioがスタートし、約100名の方にご参加いただいています。本当にありがとうございます!
メンバーのみなさんと交流を通して、社会・組織で必要とされていることを自ら見つけ、自分らしいスタイルで取り組まれている方が集っていることを嬉しく思う毎日です!
自分達が何かを届けるよりも、メンバーのみなさんのことを分かち合いたい!という思いから、「my storying」のシリーズが始まります。

第1弾として、11/23(火・祝)に3人の方のお話を伺い、そこからこれからの社会で必要とされていることを一緒に考えたいと思っています。
1日券(1,800円)で3つのセッションに参加いただけます。(Studioメンバーは無料です)
ご自分の活動のヒントを得るためにもお気軽にご参加ください!

〇my Storying「ローカルメディアを通して、地域のつながりを生み出す」
~有賀達郎さんのコミュニティFM、ケーブルテレビ、コワーキングスペースの経験から

「たまたまの出会いをこっちが面白そうだと選んでやってきた人生なので、自分自身のことを話すなんて、と最初思っていました。
しかし、話そうと自分の歩んできたことを整理したら、結構いろいろな方に通じそうな気がしていています。
主役はあなた、あなたが発信、出番があるまち、みんなでつくるローカルメディア、まちづくり、共感はストーリーを知る事から。
そんな思いが見えてきて、 「まちづくりはリアルな人のつながり ~面白いを求めて、あちこち川流れ人生~」を話したいと思います」
多摩地区でコミュニティFM、ケーブルテレビ、コワーキングスペースの活動を通して、地域の人たちの新しい出会いを生み出してきた有賀達郎さん。
とても柔らかく生き、人と接していらっしゃる。その安心感で人は有賀さんに思わず自分のことを話したくなるのだろうと思います。
ただ、有賀さん自身が自分のことを話すのは珍しいということ。
しかし、地域の人のたくさんの話を聴き、つながりを生み出してきた有賀さんのお話にはたくさんのヒントがあります!
「ローカルメディアが生み出せるつながりとは?」「共感を生み出す聴き手とは?」など一緒に考えてみませんか?
*11月23日 (火) 10:00 – 11:30 
*詳細・申込 https://peatix.com/event/3070703/view

〇my Storying「国際環境協力の経験は、日本の地域づくりにどう活かせるか?」
~ 田儀耕司さんの、ブータンでのエコツアー開発支援、ベトナムでの環境教育支援の経験から

「海外で価値観も文化も違う人の中で行動変容を促す取組の中で、成功も失敗もたくさんしてきました。
自分の経験、特に失敗は日本の地域づくりにきっと役立つと思うのです。みなさんと話してみたいです」
そんな田儀さんの声から、このセッションは始まりました。
地域での活動やコミュニティに関わっていると、合意形成が難しくなかなか進まなかったり、価値観の合わない人、理解してもらえない人にぶつかることも多くあります。そんな時、どうしたらいいか? 前提や価値観の異なる国で地域づくりに取り組んできた経験から、身近な地域活動に貸せる知恵を一緒に考えてみませんか?
田儀耕司さんは、各国の地域に深く入り込み、現地住民と共に環境教育を行ってきた豊富な経験をお持ちです。今回、特に、ブータンでの7年間に渡る住民主体のエコツーリズム事業の立ち上げ、ベトナムでのゴミのポイ捨てが普通だった地域での行動変容への挑戦の経験を中心にお話をお伺いします。
それを、どう日本の地域づくり、身近なコミュニティで活かせるか、一緒に考えてみませんか?
*11月23日 (火) 13:30 – 15:00 
*詳細・申込 https://peatix.com/event/3070731/view

〇my Storying:未体験ゾーン!タノシニアンの世界へようこそ
~ オンラインを使って新しい学び、楽しい時間、わくわくする体験を共にして、地域や年齢を越えた繋がりを作っていくために~
入江眞知子さん、伴克子さん

「緊急事態宣言の中、高齢者の人がおしゃべりの場がなくなるのが危ないのではないか。そう考え、高齢の方にzoomの使い方を伝え続け、月水金の昼と夜の2回ずつオンラインで話す会をし続けたのです」
高齢者がITを使ってつながっていく活動タノシニアンを主宰されている入江さんと伴さんが根津スタジオにいらっしゃいました。困難な状況に受け身になるのではなく、それで取り残される人がいるんじゃないかと考え、自分のできることから周りに働きかけ、場をつくり、運営していく。それは多くの人を救ったのではないか。
そこに止まらず、楽しさを知ったシニア世代がVRなどどんどん関心を広げている。そうやって変化を起こしている人がいると心強くなります。
お二人には23日(火・祝)に、empublic Studioのmy storyingのイベントで、タノシニアンの活動紹介とそこに至るお二人の経験をお話しいただきます。シニア世代の生き方を探している方、高齢者支援の活動を行っている方に、ぜひ聞いていただきたいと思います。
*11月23日 (火) 15:30 – 17:00  
*詳細・申込 https://peatix.com/event/3073194/view

◆3◆エンパブリックのnoteから
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エンパブリックnoteでは、わたくし新村がもう一度紹介したい過去の「広石コラム」を日々投稿しています。きっと共感いただけるポイントがあるはず!ぜひご覧ください。
最近掲載された記事は・・・
・「“速い馬”を求めていないか?」-広石コラムVol.40 https://note.com/empublic/n/nb92cd6a61876?magazine_key=m3b219e81c362
・「今、仕事づくりにもとめられることとは?」-広石コラムVol.41 https://note.com/empublic/n/n75b6978bbefd?magazine_key=m3b219e81c362
・「選べる環境をつくる」ー広石コラム.43 https://note.com/empublic/n/n00df39122174?magazine_key=m3b219e81c362

◆4◆ 編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
9月から始まったempublic Studioで、毎週水曜にオンラインランチ会を行っているのですが、そこで「ふりかえり」について話す中で、子どもの頃にテストの間違えを復習するタイプだったかどうかといった話題になりました。
そういえばこの話題って、私が子どもの頃に、皆どうしているんだろうと疑問に思っていたけど誰にも聞かずに過ぎてきた問いだなーと思い、大人になってこういった話の場が訪れたことの面白さを感じました。
こういった話が出来る「場」って素敵だなーと感じる事の多い今日この頃です。(新村)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第210号 2021年11月19日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメルマガ~「令和の問題を、昭和の頭で解かない」~根津の街から(2021年10月15日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2021年10月15日発行)

◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥◇
長い暑さが落ち着いて、やっと秋らしくなってきましたね。
私たちは9/18にempublic Studioをスタートさせ、私もお客様の対応などで忙しくしている間に一気に季節が進んだ!と感じています。
皆さま、温度差で体調を崩さないようお気をつけてお過ごしください。(新村)
ー<INDEX>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆ 「令和の問題を、昭和の頭で解かない」(広石コラム)
◆2◆ empublic Studio のご案内
~ 組織・地域に変化を起こしたい人のための対話・学び・アクションのスタジオ、スタートしました。
◆3◆【縁パブ対話】”投票したい人”であふれる選挙を実現するには?(10/21 オンライン)
◆4◆ [ゼミ] SDGsアクセラレーターになろう!(10/26~火曜全5回 オンライン)
◆5◆エンパブリックのnoteから~広石コラムのご紹介!
◆6◆編集後記
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◆1◆ 「令和の問題を、昭和の頭で解かない」(広石コラム)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この一年で、SDGsや脱炭素、ダイバーシティ、資本主義のあり方などが各地で議論されるようになりました。
ただ、議論がかみ合っていないと感じる場面も少なくありません。
今、大きな経済社会の変化が起きていて、価値観やビジネスの前提が変化していることに気付いている人が話す言葉は、既存の経済社会システを前提として疑わない人には「訳がわからない」ということになります。
その人達は既存の考え方に合う、「自分にとってわかりやすい」考え方を「現実的」と称し、目指したい未来の姿から逆算した考え方を「ポエム」などと否定します。

その時、思い起こすのは、「新しい酒は古い袋に入れない」という言葉です。
SDGsのゴールである2030年以降の持続可能な世界における考え方や内容、実践方法という “新しい酒” は、20世紀の企業や人のあり方という“古い袋” ではなく、持続可能な社会の担い手のあり方という “新しい袋” に入れてこそ生きます。
ただ、いくら新しい概念を伝えても、「古い袋」を疑わなければ、新しい酒の良さも活きてこないでしょう。

これまでの社会では、経済的合理性に最も適うものが「正解」と(自覚せずとも)されていることが多くありました。
また、近代の知は、問題を要素に分解し、問題の主原因になる要素を特定し、その要素を取り除いて解決するという線形的な考え方が重視されました。
これは機械には当てはまりますが、人間や集団は多様な論理や文脈が混ざって動くものです。専門家が論理を振りかざすだけでは、人は動きません。

しかし、自分にとって想定外の問題が繰り返し起きうるVUCA世界では、自分の力だけでは何が起きているのか、何が問題なのかも一人の力ではわからない。
常に変化しつづけることを前提に、情報や知識の捉え方が人によって違っていることも前提とする必要があります。そこでは理屈だけでなく感情や関係性も大きく影響し、正しさも変化し続けていることを受け容れることも大切です。
何を解くべきなのか、そこから他の人と共に考える必要があります。
人が変化に向き合い、戸惑いながらも受け容れ、新しい社会をつくるよう促していくには、機械論的なパラダイムを超える必要があります。

このような持続可能な世界の担い手に求められる考え方・動き方をUNESCOがまとめたのが「サステナビリティ・キーコンピテンシー」です。
これは世界のサステナビリティ・プロジェクトの成功と失敗の要因を分析した際、人のあり方・考え方・動き化が大きな影響を与えることから明確化されたものです。
そこから見えてくるのは、問題の発見や理解から他者とコミュニケーションし、解決策に取り組む中でもコミュニケーションし続ける。
自分の力だけに頼り過ぎず、そのプロセスから生まれる力を信じ、自分も他者も活かし、活かされる関係をつくっていく。
このような関係性やコミュニケーションを通して、既存にない合理性を生み出していく力が求められるのです。

SDGsが問いかけることは、ただ「社会にいいことをしよう」ではなく、どう経済社会を持続可能なものに変えていくのか?です。
既存の延長線では持続可能ではない。それは、つまり私たち一人一人のあり方・考え方・動き方にも変化も求められていることを意味しています。

令和の時代に起きている問題を、昭和の頭で解こうとしても解けません。
この変化を”現実として”どう生み出せばいいか、みなさんと一緒に考えていきたいと考えています!

*「サステナビリティ・キーコンピテンシー」を軸に、変化の担い手に求められることを私たちがまとめたのが
書籍「SDGs人材からソーシャル・プロジェクトの担い手へ」です。 https://empublic.jp/sdgs_ninaite
*これをテーマにしたゼミ「 SDGsアクセラレーターになろう!」も10/26よりスタートします。 https://peatix.com/event/2934222/

◆2◆empublic Studio のご案内
~ 組織・地域に変化を起こしたい人のための対話・学び・アクションのスタジオ、スタートしました。
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「個人の思いを周りに開き、対話と協働を通して新しい仕事をつくり、それが組織・社会の変化を生み出していく」
empublicの目指してきたことを、より多くの人と分かち合いたいと考え、企画してきたempublic Studioが、9/18にスタートしました!
ただ、まだ開発途中な部分も多く、まだホームページもできていない状況です。
しかし、既に初期メンバーとして約80名の方にご参加いただき、みなさんの意見もいただきながら試行錯誤を続けています。
実施にメンバーの方と話し、プログラムを試行することで、多くの気づきも生まれています。
もし、私も参加してみようかな? どう始まるのか、体験してみようかな?という方、ご参加いただければ幸いです。

〇 empublic Studio説明会 (参加申込みもこちらのページで行っています)
https://peatix.com/event/3034698/view
*2021年10月29日(金)20:00~21:30 オンライン *参加費 無料
*当日参加できないけれど聞いてみたい!という方の動画配信もあります。

〇【Studio公開動画】empublic サイクルとempublic Studio:基本的な考え方をまとめた動画です。
https://youtu.be/ScKixILQAK4 ロングバージョン https://youtu.be/R3WwGk-ZL_4

〇【Studio公開動画】「ワークシートを使うコツ」
empublic Studioでは、ワークシートを使って共に考え、話し合うことも大切にしていきたいと考えています。
ただ、「ワークシートって、ちょっと苦手」という人も少なくありません。ワークシートを使うコツを話し合いました。
https://youtu.be/T1H8ie_F2nU

〇【Studio公開動画】パパ編集者ふっちーのぶらぶラーニング「子供がもっと算数好きになるには?」
スタッフのふっちーさんが、子供の算数の宿題を見る中で感じた「どうしたら算数好きになるのだろう?」をスタッフで話し合いました。
https://youtu.be/Y1KBwCm9JJU

◆3◆【縁パブ対話】”投票したい人”であふれる選挙を実現するには?~選挙の未来を考えよう
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投票に行こう!と言われても、なかなか投票したい人がいない。ただ棄権はよくないから、無理して選ぶけど・・・
そんな選挙を繰り返していても、日本は良くならないんじゃないか?
「投票したくなる選挙」を実現するには何が必要なのだろう? 一度、未来志向でオープンに話し合ってみませんか?
政治や選挙制度に詳しくなくても大丈夫。自分なりの答を探す機会として、気軽にご参加ください。
* 10月21日(木)19:30~22:00
*参加費:一般 ¥2,200(税込)ユース(25歳以下)¥1,000(税込)empublic Studio参加登録メンバー無料
詳細・申込 https://peatix.com/event/2955689/

◆4◆[ゼミ] SDGsアクセラレーターになろう!~2030年に向けて企業、地域を変えていきたい人のあり方・考え方・動き方
(10/26~ 全5回(火曜夜)オンライン開催)
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SDGs、どう動けばいいのか? 立ち止まっている時間は、もう残されていません。
持続可能な社会や組織をつくるには、「問題」「問題解決」「協働」「戦略」などの言葉の意味、つまり考え方を20世紀版から2030年版へと変える必要があります。
SDGs後の世界の担い手に求められる「持続可能性キーコンピテンシー」を知り、それをどう自分が、自分の組織・地域が使いこなしていくといいか、共に考えましょう!
SDGs関連のプロジェクトに携わる方・これから始めたい方、
企業のHR・人材育成担当の方、学校・社会教育・まちづくりなどでSDGsの学びを進めていきたい方にお勧めです!

<1>(10/26)「SDGs、具体的に何したらいいか、わからない」となるのは、なぜ? (公開講座)
<2>(11/2)新しい概念には、新しい学びを通した新しい物事の見方・考え方が必要だ
<3>(11/9)持続可能な世界を生きる人となるためのサステナビリティ・キーコンピテンシー
<4>(11/16)社会のソーシャルプロジェクトの運営とキーコンピテンシーについて
<5>(11/30) 統合思考を活かし、サステナブルな事業を始めよう
*各回火曜日20:00~21:45
*参加費:5回セット 15,000円(税込)、公開講座3,800円(税込)
詳細・申込 https://peatix.com/event/2934222/

◆5◆ エンパブリックのnoteから
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エンパブリックnoteでは、スタッフ新村がもう一度紹介したい過去の広石コラムを日々投稿しています!
私自身が日々の中で、疑問に感じたことや気付きが生まれた時に、過去のメルマガの広石コラムからヒントをもらっていて、それを都度ピックアップして皆さんにご紹介しています!ぜひぜひのぞいて見てください!(新村)
最近ご紹介したコラムはこちら。。。
・「“速い馬”を求めていないか?」-広石コラムVol.40 https://note.com/empublic/n/nb92cd6a61876
・「今、仕事づくりにもとめられることとは?」広石コラムVol.41 https://note.com/empublic/n/n75b6978bbefd
・「Yes!で文京の未来を語ろう!~ まちの課題解決力を高めるために 」-広石コラムVol.42 https://note.com/empublic/n/n449627866a5

◆6◆ 編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
千代田区のコミュニティ醸成支援プロジェクト(ちよらぼ)では、夏に「地域での暮らし・活動の現状とこれからに関するアンケート」を実施しました。現在、絶賛集計中。
本事業も5年目となり「コミュニティ」に関する色々な視点の気づきが積み重なってきています。その一つが「情報を共有」と「メンバーシップ」。
そういえば、自宅に、毎月同窓会の会報が届き、娘たちへも母校から届いたりで、正直「わ、また」と思うこともあるのですが、来るたびに母校を思い出しているかもしれないと気付きました。
実はそのことにより、卒業生コミュニティのメンバーであることを無意識にインプットされているんじゃないかと、「会報」の威力、見直しました。(矢部)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第209号 2021年10月15日配信)
発行責任者=広石 拓司

「empublic Studio」説明会のご案内(2021年9月2日)

◆「empublic Studio」説明会のご案内◆(2021年9月2日発行)

◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥◇
こんにちは。エンパブリックの瀬沼です。
この数日涼しくなり、すっかり秋ですね。もう今年も残すところ3か月・・・。
そんな中、満を持して(!?)エンパブリックのこれまでの経験や知恵が結集する「empublic Studio」がいよいよスタートします。

empublic Studioは
「個人の思いを周りに開き、対話と協働を通して新しい仕事をつくり、それが組織・社会の変化を生み出していく」ことを実現したい人のための対話・学び・アクションのスタジオをコンセプトとした、サブスクリプション事業です。

エンパブリックの知恵ってなんなんだろうとわたしなりに考えると『一人一人の思いを社会の中でより良く発揮していくためのスキルや考え方』なのではないかと思います。

自分の思いを社会で実現できるのは「一部のすごい人たち」ではなく、どんな小さなことでも「思いを持った人みんな」が少しでもできるようになること。それが大きな変化に繋がっていくことを体感するような機会になればと思っています。

思いを口にすることや仲間を創ることには難しさや怖さもありますが、一緒に考える仲間がいるから乗り越えていける。そんなともに考える仲間が見つかる「empublic studio」になれば嬉しいなと思っています。

動画配信も行いますが、それで一方的に伝えるだけでなく、地トピックやワークシートを使って一緒に考えるセッションなど共に考え、一人一人のアクションにつながるものになればと思います。

また、empublic Studio は完成した状態でスタートする訳ではありません。Studio自体も、みなさんと一緒につくっていきたいと考えています。

empublic Studioへの思いを、広石と主担当スタッフで話し合った動画を公開しています。
こちらも、ぜひご覧ください。
*empublic cycle と empublic Studio (10分版)

30分バージョンもあります https://youtu.be/R3WwGk-ZL_4

少しでも気になった方は、ぜひ説明会にお越しください!

(最初に一緒に動いてくれる方を、初期メンバーとして特別価格で9/20まで募集しています!)

 

◆empublic Studio 説明会◆
~組織・地域に変化を起こしたい人のための対話・学び・アクションのスタジオ、初期メンバー募集!
<9月14日(火)夜 10月2日(土)朝 説明会開催>

詳細・申込はこちら>>https://peatix.com/event/2836758/view
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empublic Studioでは、エンパブリックが13年間にわたり、大企業からベンチャー、NPO、市民活動までの多様な組織、
地方創生から地域福祉、SDGsまでの幅広い分野で取り組んできた課題解決型の活動・事業を生み、
育てるノウハウを集約し、体系的に提供していく動画、ワークシートなどの実践支援ツール、
参加者交流のためのワークショップを組み合わせて提供するサブスクリプションサービスです。
今回は、期間限定で第一次会員募集を行います。

<提供プログラム>
エンパブリックの蓄積してきたノウハウを参加型で学べる7つのクラブ
・My empublic クラブ
・ワークショップデザイン・クラブ
・問いかけ力を磨こうクラブ
・ソーシャルビジネスプランニング・クラブ
・SX(sustainability transformation)ダイアログ・クラブ
・シン市民クラブ
・コミュニティコーディネーター・クラブ
<参加費> 年会費 4,840円/年(税込) ※別途クラブ内課金あり
◆第1次会員募集 : 2021年9月15日~10月30日(その後、随時参加者募集)

<説明会概要>
【日時】2021年9月14日(火)20:00~21:30、10月2日(土)10:00~11:30
【場所】オンライン(zoomを利用します)
【参加費】無料
※当日参加できないけれど聞いてみたい!という方も当日の説明動画を優先的に公開します。
【録画視聴】チケットからお申し込みください。
詳細・申込はこちら>>https://peatix.com/event/2836758/view

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株式会社エンパブリック
(2021年9月2日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

empublicメルマガ~「変化と不安定さを生きる知恵~ Social & Emotional Intelligence」~根津の街から(2021年8月17日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」◆
(2021年8月17日発行)

暑さの厳しい毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
変わらずのマスク生活が続きますが、引き続き熱中症に気を付けながら残暑を乗り切りましょう!(新村)
ー<INDEX>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆ 「変化と不安定さを生きる知恵~ Social & Emotional Intelligence」(広石コラム)
◆2◆ コーディネーターが生み出す価値を最大化するには?(第2期)(8/19~10/7 オンライン全7回)
◆3◆【追加募集】SDGs再入門 ~「なんとなく知っているけど…」を卒業!今、改めて意味やできることを考えよう(7/10~オンライン全5回)
◆4◆ エンパブリックのnoteから
◆5◆編集後記
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆ 「変化と不安定さを生きる知恵~ Social & Emotional Intelligence」(広石コラム)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
新型コロナウイルス感染症はまだ収束が見通せない状況です。
感染者数などの数値がかつてなく高まっているにも関わらず、緊急事態宣言の効果が以前のように出ていない状況が起きています。
この期間内でのオリンピックの開催が影響を与えたのかどうかも議論になっています。
相矛盾する要素の中、状況が変化しながらコロナ禍が長期化していることに、多くがストレスを抱えています。

このようなストレスや矛盾に向き合い、他者と考え方の違いを受け入れながら物事を進めるには「社会・情動知性(Social & Emotional Intelligence)」が大切だと考えられています。
「情動知性(emotional intelligence)」は「EQ(情動知能指数)」として、近年、ビジネスでも論理思考だけでなく情報知性も大切という文脈で知られるようになっています。
多様な価値観の人が共に働く状況では、リーダーには自分が理屈で良いと思うことだけでなく、相手はどう感じているか理解したり、不安やストレスをうまく扱ったりすることが求められているのです。
特に、自分にとって都合の悪い情報を無視、過小評価する「正当性バイアス」など、情報や状況を自分のフィルターで見る「認知バイアス」は、価値観が多様化する中、重要性が高まっています。
それに加えて、会話を通して関係づくりや組織やネットワークの状況を理解して働きかけ、異文化コミュニケーションなどを扱う力が「社会的知性(social intelligence)」です。
相談せずに決定事項を一方的に伝えるよりも、決定前に状況を共有し手相談する方が、メンバーの協力を得やすいなど、人と人の関わり方の知恵が重視されているのです。

これらが注目されるのは、社会心理学や行動経済学、脳科学などの進展も影響しています。
それは、論理的・合理的な思考の限界を自覚し、感情や関係性という非合理的とされてきた領域にまで視野に入れることが大切だと改めて理解されるようになったからです。
それは、不合理さを扱うこと以上に、人間を包括的に理解することによって、人間の持つ総合力を発揮できるような知性のあり方が求められるようになったと言えるでしょう。

今は、誰もが安心して豊かに暮らせる社会を望んでいるのに、不確かで正解がない問いを扱うがゆえに分断を引き起こしがちになっている状況があります。
ある人にとっての正しさが、ある人にとっては正しくなく、時には不愉快ですらあること。
また、正しさの衝突の中で、何が正しいのか判断しきれずにいる人が多数いる。
そのことを深く受け容れ、「正しさ」という論理だけに頼るのではなく、感情や関係性、解釈についての理解を深め、自分のあり方を整えていくことが求められているのです。

変化が激しく不安定な社会において分断や対立を広げず、より良い変化を生み出すには、「社会・情動知性」の理解が不可欠だと言えるでしょう。

*このような社会・情動知性は、人と人を結びつける「コーディネーター」の業務には不可欠な知恵です。また、「コーディネーター」を考えることで、社会・情報知性への理解も深まっていくと考えています。
今週から始まる「コーディネーター・ゼミ」でも、このテーマを考えていきたいと思っています。

◆2◆ コーディネーターが生み出す価値を最大化するには?
~役割・あり方・スキルから「コーディネート力」をアップデートしよう!~
(第2期)( 8/19~10/7 オンライン全7回)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
現在、福祉・教育・人材ビジネス・地方創生・市民活動など様々な分野で、
状況に合わせながら、人と人をつないで成果を生み出す「コーディネーター」の重要性がますます高まっています。
しかし、コーディネーターには「一つの正しいやり方」はなく、分野や環境・状況に応じた「成果を生み出す進め方」を自らが考え、実行する必要があります。
今回実施するコーディネーターゼミでは、分野や地域を超えたコーディネート業務の実践者が自分の経験を持ち寄り、
ディスカッションを通して、「自分にとっての最適な進め方」を見つけ出すことを目指しています。

20本を超える動画と7回のライブ・セッションを通して、現場で活動する参加者や講師との対話から
自分の現在地を明らかにし、明日に向けたアクションを一緒に考えます。
*各回木曜 20:00~22:00(8/19~10/7)
*欠席した回は後日動画で閲覧いただけます。(第1回ご都合がつかない方も、ぜひ参加をご検討ください)
*参加費:¥33,000(税込)※テキスト・サブスクリプション参加権利付き
詳細・申込 https://peatix.com/event/1901714/view

◆3◆【追加募集】SDGs再入門 ~「なんとなく知っているけど…」を卒業!今、改めて意味やできることを考えよう
(7/10~オンライン全5回)
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追加募集。 今からでも大丈夫!1回目など参加前の回、欠席回はビデオ録画で学べます。
全国のビジネス、地域づくり、行政の現場でSDGsに取り組む方たちと共に、SDGsの本質と活かし方を考えてみませんか?
第1回(7/10):「誰一人取り残さない」って、どういうこと? (公開講座)
第2回(7/24):SDGsは「問題先送りのアリバイづくり」なのか?
第3回(8/7):「三方良し」「論語と算盤」で、SDGsは達成できるの?
第4回(8/21):「脱炭素(カーボンニュートラル)」とSDGsの深い関係とは? (公開講座)
第5回(9/4):「私たちの世界を変革する(Transforming our world)」って、どういうこと?
*各回土曜日10:00~11:30
*参加費: 5回セット 11,000円(税込)、※ユース(25歳以下) 5,500円(税込)
詳細・申込 https://peatix.com/event/1993538/view

◆4◆ エンパブリックのnoteから
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エンパブリックnoteでは、活動報告、オープン社内報、スタッフがもう一度紹介したい過去の広石コラム等を日々投稿しています!
スタッフ新村が過去のメルマガコラムをピックアップした「広石コラム」は、たくさんのなるほど~!が満載です。
最近掲載した記事は・・・
・「個人は社会を良くできるのか?」-広石コラムVol.35 https://note.com/empublic/n/n64749948bff4
・「最高の一瞬のために」-広石コラムVol.37 https://note.com/empublic/n/ncae2352ec825
・「対話を新しい日常をつくる力に」ー広石コラム.38 https://note.com/empublic/n/na2567d8422e1

◆5◆ 編集後記
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エンパブリックが講座運営事務局を務める「長野県まちむら寄り添いファシリテーター養成講座」では、自分たちの地域の可能性、課題を捉えなおし、「対話を通じた学びの場」を、地域住民と共につくっていく方法を、座学と実践活動を組み合わせて学びます。
今年度は、県内で活動する地域住民の方から地域で分かち合いたい7つのテーマを提供いただき、それらを元にチームで「地域ワークショップ」の実践を行います。
暮らしの中で感じた素朴な疑問や違和感が問いとなり、共感をよんで行動につながっていくというこの展開が、長野に限らず様々な地域で起きていくと良いなと思いながら、講座に向けた準備を進めています!
下記特設ページにてテーマ紹介を掲載していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください!
《特設サイト》https://nagano-machimura.net/
スタッフ 渡邉
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第208号 2021年8月17日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

empublicメルマガ~「価値観の共有が大切な時代の“アクティビズム”」~根津の街から(2021年7月7日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2021年7月7日発行)

梅雨空で天候の悪い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
昨年に続きマスクの使用で暑さが増しておりますが、皆様熱中症などお体に気を付けてお過ごしください。(新村)
ー<INDEX>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆ 「価値観の共有が大切な時代の“アクティビズム”」(広石コラム)
◆2◆ SDGs再入門 ~「なんとなく知っているけど…」を卒業!(7/10~ オンライン全5回)
◆3◆「社会に役立ちたい」気持ちを成果につなげる仕事術(7/8~ オンライン全3回)
◆4◆ コーディネーターが生み出す価値を最大化するには?
(第2期)(8/19~10/7 オンライン全7回)
◆5◆エンパブリックのnoteから~広石コラムのご紹介!
◆6◆編集後記
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◆1◆ 「価値観の共有が大切な時代の“アクティビズム”」(広石コラム)
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社会のあり方や正義を問うて行動する”アクティビズム”とビジネスとは距離を置くものという考えが一般的でした。
しかし、近年、ビジネス界で“アクティビズム”という言葉を使うことが増えてきています。

先ずは、「株主アクティビズム」。いわゆる「ものを言う株主」への注目が改めて高まっています。
以前は配当金や経営方針などについての物申すものが多かったところから、
近年は、株主総会での議決内容に、脱炭素計画の策定や具体策など環境問題に対する姿勢を働きかけるものが増えています。
金融機関に対してNGOが株主と連携し、石炭火力への融資をやめるよう働きかけることもあります。

また、「従業員アクティビズム」は、従業員が会社に対して社会性の配慮した経営を求める動きです。
Facebook社では、従業員が自社サイトで、当時のトランプ大統領が国民の分断をあおっていることに対処すべきだという声があがりました。

このように企業経営に求めるだけでなく、企業も自らがアクティビズムに参画しています。
昨年、アメリカでBLM(Black Lives Matter)運動が高まった際、多くの企業が賛同を明示しました。
アップルは社会的不公正をなくすことを目的として有色人種の経営者による事業経営改善や起業を支援するファンドを立ち上げました。
脱炭素と金融の例では、日本生命保険は社債と株式の投資先について2050年に全体でCO2排出量ゼロを目指すことを宣言し、
投資先企業に排出削減の取り組みを促し、対応が不十分な場合は売却も検討することを宣言しました。

マーケティングの大家であるコトラーは2018年に共著で「Brand Activism: From Purpose to Action」という書籍を出しました。
企業は、環境社会に貢献するというCSRから、事業を通して環境社会問題に取り組むパーパス(目的重視)経営、
または、消費者に環境社会問題への気づきを促すコーズ(問題関心重視)マーケティングという段階を経て、
自らが環境社会問題の解決に向けて、周りにも働きかけながら積極的に行動する「ブランド・アクティビズム」が大切になるという内容です。

その背景には、環境社会問題が深刻化している中で政府やNGOだけでなく、企業の問題解決力への期待が高まっていること。
同時に、多くの市民が当事者意識を持ち始めた中で、「企業が“きれいごと”を言って自分の利益を優先している」のでは信頼されなくなることをあげています。

今、気候変動、パンデミックのダメージ、差別(性別、LGBT、人種、年齢など)、ゴミ、教育、コミュニティなど数多くの環境社会問題が深刻化しています。
その困難さの高まる社会の外に存在(社会を他人事視)しているのか、社会の中の「一員」として存在しているのか。
困難さを共有し、共に問題に向き合い、解決へのアクションをしていこうとしているのか。
SDGsが広がり、多様な人が環境社会問題への意識が高まる中、企業にも価値観の提示と実際の行動が求められるようになっています。

「価値観の共有」が社会的信頼(レピュテーション)の重要な基となる時代、企業のあり方も市民のあり方も変わっていくことが必要です。
そのようにして、SDGsの目的である「Transforming Our World(持続可能な世界への転換)」が進んでいくのでしょう。

◆2◆ SDGs再入門  ~「なんとなく知っているけど…」を卒業!
(7/10スタート オンライン全5回)
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最近、新聞やテレビでSDGsという言葉を毎日のように見かけるようになりました。
改めてSDGsの意味を納得し、自分達でも動き出すために、改めてSDGsについて考えてみませんか?

第1回(7/10):「誰一人取り残さない」って、どういうこと? (公開講座)
第2回(7/24):SDGsは「問題先送りのアリバイづくり」なのか?
第3回(8/7):「三方良し」「論語と算盤」で、SDGsは達成できるの?
第4回(8/21):「脱炭素(カーボンニュートラル)」とSDGsの深い関係とは? (公開講座)
第5回(9/4):「私たちの世界を変革する(Transforming our world)」って、どういうこと?
*各回土曜日10:00~11:30
*参加費: 5回セット 11,000円(税込)、※ユース(25歳以下) 5,500円(税込)
詳細・申込 https://peatix.com/event/1928001/

◆3◆「社会に役立ちたい」気持ちを成果につなげる仕事術
~コーディネーターの役割・スキル・あり方をヒントに考えよう
(7/8スタート オンライン全3回)
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社会に役立つ仕事をするには、多くの人と関わることが必要です。
自分のしたいことが伝わらない、思ったように人が動いてくれない、多様な考えの人との関わり方が難しい・・・
など人との関わり方が思っていた以上に大変だな、と感じることはありませんか?
そんな時にヒントになるのが「コーディネーター」と呼ばれる人たちの仕事術です。
コーディネーターの「役割・スキル・あり方」を学ぶことを通して、社会に役立つ仕事で成果をあげるうえでのポイントを考えてみませんか?

第1回(7/8):人と人をつなぐ、コーディネーターの役割とは?(公開講座)
第2回(7/15):コーディネーターに求められるスキルとは?
第3回(7/22):共創を効果的に進めるためのコーディネーターのあり方とは?
各回木曜 20:00~21:30
参加費:全3回セット:11,000円/人(税込)、第1回公開講座のみ:4,000円/人(税込)
詳細・申込 https://peatix.com/event/1901763/

◆4◆ コーディネーターが生み出す価値を最大化するには?
~役割・あり方・スキルから「コーディネート力」をアップデートしよう!~
(第2期) ( 8/19~10/7 オンライン全7回)
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2021年1月に開催した第1期「コーディネーター・ゼミ」の第2期を8月から開催します!
人と人をつなぎ、地域課題と社会資源をつなぐことによって、課題課題決や新しい価値を生み出す「コーディネーター」に必要な考え方・動き方とは何か?
20本を超える動画と7回のライブ・セッションを通して、自分の現場ですぐに使える知恵を身に付けるプログラムです。
*各回木曜 20:00~22:00
*参加費:¥33,000(税込)※サブスクリプション参加権利付き
詳細・申込 https://peatix.com/event/1901714/view

◆5◆ エンパブリックのnoteから
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
エンパブリックnoteでは、活動報告、オープン社内報、スタッフがもう一度紹介したい過去の広石コラム等を日々投稿しています!
スタッフ新村が過去のメルマガコラムをピックアップした「広石コラム」は、掲載を始めてから1年が経ちました!たくさんのなるほど~!が満載です。
最近掲載された記事は・・・
・「つながり上手は助けられ上手」-広石コラムVol.31 https://note.com/empublic/n/n9411caa8e4be?magazine_key=m3b219e81c362
・「誰のためのSDGs?」-広石コラムVol.32 https://note.com/empublic/n/n11c7b6250c9d?magazine_key=m3b219e81c362
・「相手の立場に立って考える」って本当にできるの?ー広石コラム.34 https://note.com/empublic/n/nd589ee38ee61?magazine_key=m3b219e81c362

◆6◆ 編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
スタッフの瀬沼です。私はNPO法人ETIC.で地域活動のコーディネーターを広げる活動をしてきました。
その中で、コーディネーターって何だろう? 人と人のつながりを生み出すコツは?を深めたくなり、エンパブリックに参加しました。
エンパブリックを通して様々な分野でコーディネーターの役割が大切なことに気付きました。
そして、コーディネーター的な素養や知見を持つ人が社会の中に増えたらもっといろいろな人たちの力が社会の中で発揮していけるようになるはず!という前から思っていたことが確信に変わり、
様々な分野の人とコーディネーターについて共に探究できる場をつくりたい!と考え、今年始めからコーディネーターゼミを立ち上げました。
第1期は15名に参加いただき、全国各地から、さらには海外からもお申し込みを頂き、多様な立場のコーディネーターの皆様と毎回のディスカッションはめちゃくちゃ楽しく、学び深い時間を過ごすことが出来ました。

もっといろいろな人たちの力が発揮できる社会をコーディネーターの役割を担う方たちと実現したい!というのが私の変わらぬ思いです。
第2期はお盆明けから始まりますので今回もたくさんの人たちとお会いできること楽しみにしております。

そもそもコーディネーターってなにするひとなの?私の活動とコーディネーターはどう関われるの?という方のために、
7月8日(木)から3回講座も開始しますので、気になった方は是非ご参加ください (瀬沼)
詳細・お申込はこちらから→https://peatix.com/event/1901763/

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第207号 2021年7月7日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

empublicメールマガジン「根津の街から」 (2021年5月28日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2021年5月28日発行)

2021年5月2日、エンパブリックは13周年を迎えました。
いつも温かく見守ってくださっている皆さま、本当にありがとうございます!
改めて、この1年間のテーマを「未知をシコウする」としました。
新しいことを始める方のパートナーとなれる事業を進めていきたいと考えています。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。

ー<INDEX>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆ 未知をシコウする(広石コラム)
◆2◆ SDGs再入門  ~「なんとなく知っているけど…」を卒業!(7/10スタート オンライン全5回)
第1回公開講座: 「誰一人取り残さない」ってどういうこと?
◆3◆ 「社会に役立ちたい」気持ちを成果につなげる仕事術 (7/8~全3回 オンライン)
~コーディネーターの役割・スキル・あり方をヒントに考えよう
◆4◆ 新しいインターン生が参加しています!
◆5◆ 編集後記

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◆1◆  未知をシコウする (広石コラム)
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エンパブリックが13周年を迎えるにあたって、この1年の社のテーマを「未知をシコウする」としました。
シコウには、志向、思考、試行、施行など、たくさんの言葉を兼ねた思いがあります。

コロナ、脱炭素を始め、経験したことがなく、正解がない数多くの課題に向き合う必要があります。
デジタルとサステナブル、2つのトランスフォーメーションが経済社会を変えていく入口に私たちは立っています。
そんな時、既存の正解や方法に頼らずに未知を志向し、未知の問題を思考し、未知の解決策を試行し、従来と異なる未知の取組みを施行する。
未知をシコウする方たちを応援し、その人たちにとって役立つ事業を展開していきたいと考えています。

ところで、社内で「シコウがカタカナなのがいいですね」という話になり、「シン・ゴジラとかシン・エヴァみたいにね」と話したら、「???」という反応が。そうですよね、ということで。。。
シン・ゴジラなどのシンには新、真、神、進・・・など複数の意味が込められています。
一つの意味に縛らず、多義性、多面性を持たせるのも、これからの時代のポイントだと考えています。

未知が多く、多面的で、様々な解釈が可能な時代に挑むには、一人で閉じて考えるのではなく、
自分の思い・経験・技術をパブリックに開き(=empublicし)、持ち寄って、新しい道を拓くことが大切になります。
一人でも多くの人が自分の思いやアイデアを口にし、それを一緒に考える場ができ、仲間が広がり、新しい仕事が生まれる。
その過程に役立ち、使いやすいサービスを提供したいと考え、昨年から開発を進めています。
本当は、このタイミングで出したかったのですが、今までを見直し、改訂するのに取組みで時間がかかっています。
もう少しで公開できると思います。

この1年も、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

◆2◆ SDGs再入門  ~「なんとなく知っているけど…」を卒業!(7/10スタート オンライン全5回)
第1回公開講座: 誰一人取り残さないってどういうこと?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
最近、新聞やテレビでSDGsという言葉を毎日のように見かけるようになりました。
SDGsの意義や取組みへの共感が広がる一方で、「知っているけど、どうとっかかればいい?」「よくわからない」という声も聞かれます。
「どうせ一時の流行り」「企業のいいことしてますPR?」といった声も。
ただ、私たちはSDGsには「なんとなく知っている」に止まらせるのは、もったいないと考えています。
改めてSDGsの意味を納得し、自分達でも動き出すために、改めてSDGsについて考えてみませんか?

UNESCO(ユネスコ)の活動を通してSDGs成立過程から携わってきた佐藤真久さん(東京都市大学教授)と、
地域や企業の現場で取り組むエンパブリックの広石との対話を通して、
SDGsの背景、意味、影響、最新の動きなどについて、改めて考えるプログラムが7/10~始まります。

SDGsへの理解を一歩深めたい方、周りの人にSDGsをもっと上手に説明したい方にご参加いただきたいと思いますし、
社内や友人、地域で「あの人にもわかってもらえたらなー」という方がいたら、ぜひご紹介ください!

第1回(7/10):「誰一人取り残さない」って、どういうこと? (公開講座)
第2回(7/24):SDGsは「問題先送りのアリバイづくり」なのか?
第3回(8/7):「三方良し」「論語と算盤」で、SDGsは達成できるの?
第4回(8/21):「脱炭素(カーボンニュートラル)」とSDGsの深い関係とは? (公開講座)
第5回(9/4):「私たちの世界を変革する(Transforming our world)」って、どういうこと?
*各回土曜日10:00~11:30
*参加費: 5回セット 11,000円(税込)、※ユース(25歳以下) 5,500円(税込)
詳細・申込 https://peatix.com/event/1928001/

 

◆3◆ 「社会に役立ちたい」気持ちを成果につなげる仕事術 (7/8~全3回 オンライン)
~コーディネーターの役割・スキル・あり方をヒントに考えよう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
社会に役立つ仕事をするには、多くの人と関わることが必要です。
地域の人のニーズを理解したり、様々な立場・分野の人との関係づくりや協働、利害調整なども求められます。
人との関わり、思っていた以上に大変だな、と感じることはありませんか?
そんな時にヒントになるのが「コーディネーター」と呼ばれる人たちの仕事術です。
コーディネーターの「役割・スキル・あり方」を学ぶことを通して、社会に役立つ仕事で成果をあげるうえでのポイントを考えてみませんか?

第1回:人と人をつなぐ、コーディネーターの役割とは?
-コーディネーターってなに?、”違い”を問題ではなく、成功への力とするには?
第2回:コーディネーターに求められるスキルとは?
-発掘、アセスメント、ファシリテーション、目標のマネジメント
第3回:共創を効果的に進めるためのコーディネーターのあり方とは?
-パートナーシップの考え方、進め方、人を活かし、主体的な動きを引き出すには?
各回木曜 20:00~21:30
参加費:全3回セット:11,000円/人(税込)、第1回公開講座のみ:4,000円/人(税込)
詳細・申込 https://peatix.com/event/1901763/

◆4◆ 新しいインターン生が参加しています
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はじめまして。明治大学経営学部公共経営学科三年の島倉雄哉と申します。四月後半からイ
ンターンとしてお世話になっております。
現在は note というアプリを媒体に「大学授業一歩前」というサイトを運営しております。
コロナ禍大学の多くがオンラインになってしまい、学びとは何かを考える手助けになれば
という思いで多くの大学や予備校の先生の力を借りて、大学生や高校生に向けて、始めたサ
イトです。
ただ、今までは個人で動いてきた事もあり、仲間と何かを成し遂げるという事の重要性は理
解しているのですが、どのように実践をすれば良いか分かっておらず、様々な方からの助言
を頂きながら頑張っております。
インターンでの最終目標は千代田区に学生が活動方向や意見交流出来るプラットフォームを構築する事です。また、公共哲学という分野を活かし、多様な人がまちづくりに参加できる仕組みづくりも作りたいと思っております。これら目標を実現すべく邁進して参ります。まだまだ学生で未熟な部分も多いですが、皆様宜しくお願い致します。

◆5◆ 編集後記
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最近社内で、時間の管理について考える機会があり、自分自身の時間の使い方を見直す良いきっかけにもなりました。コロナでリモートでの作業が増えたことでより時間管理の大切さを感じる今日この頃です。こうやってたまに見直しをすることで、作業を簡素化したり、断捨離をしていくことも必要だなと思いました。(新村)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第206号 2021年5月28日配信)
発行責任者=広石 拓司
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

empublicメールマガジン「根津の街から」 (2021年4月28日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」 -◆
(2021年4月28日発行)

◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥◇
新年度も始まり、早1か月が経とうとしています。
前回からのメルマガから、ずいぶん時間がたってしまいましたが、みなさんお変わりありませんでしょうか?
東京や大阪は再度、緊急事態宣言となり、先行きが見通しづらい状況が続いています。
この期間、エンパブリックでは、この状況だからこそ、地域の人が力を持ち寄る場をつくろうと、
千代田区でのラボライブ!など多数の実践活動を行ってきました。
同時に、ビジョン実現に向けて働き方や事業内容、事業の進め方などを改めて考え、再構成してきています。
4月より新しいスタッフも迎え、より良い体制をつくり、次の成長の基盤を整える時間となっています。

エンパブリックは5/2の創業記念日で13周年となり、干支が一周する間に社会も大きく変わりました。
4/22の気候サミットでは従来の目標を超える「温室効果ガス2013年比46%削減」が出され、地域も企業も脱炭素熱が急速に高まっています。
失われた〇年と言われていた時代から、次の一歩へ、日本も動き出すかもしれません。
次の一歩へ、私たちも新しいチャレンジの準備を進めています!
(代表 広石)

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◆1◆ 地域の変化やコロナを超えて、新しい価値を生み出すための「16の問い」
~ちよだコミュニティラボ 2020報告レポートを公開
◆2◆ 地域ファシリテーターを実践的に育成するオンライン講座
~長野県まちむら寄り添いファシリテーター養成講座実施しました
◆3◆ 問いかけカード「交流を促す」販売中!
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◆1◆ 地域の変化やコロナを超えて、新しい価値を生み出すための「16の問い」
~ちよだコミュニティラボ 2020報告レポートを公開
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昨年度は、コロナウイルスの影響で様々な困難な状況が続きました。
また、地域社会においても、中止や延期、制約の中での実施などが広がり、地域での活動やつながりも難しい状況が続きました。

そうした中、エンパブリックが取り組む「ちよだコミュニティラボ」(千代田区コミュニティ醸成支援事業)では、
近年の地域の急速な変化とコロナの2つがもたらす影響によって生じた、地域の新しい課題にどう取り組むか、試行錯誤を続けてきました。
そして、地域で活動する方が、それぞれの現場で感じる課題を持ち寄り、共に対話する交流イベント「ちよだコミュニティラボライブ!2021」を3月13日に開催しました。
地域で感じる課題を募ったところ、地域活動の課題に加えて、
・テレワークの増加による都心への人の流入の減少の街に与える影響
・子供の体験機会が失われていることに対して地元企業のできること
・SDGsの地域での進め方
など幅広い課題が40以上集まりました。
そこから「現状を超えて、千代田での暮らし・仕事・活動・学びの新しい価値を創るには?」をメインテーマにした16の問いが生まれました。
そして、当日は、区民、町会、企業、大学等の多様な参加者約130名がオンラインで16の問いをめぐって交流する場となりました。
地域の課題、困難さが報じられることが多いのですが、地域にある底力、新しいことを創ろうという気持ちに、私たちも勇気づけられました。

このような千代田区の取り組みと、次の地域への「16の問い」、その参加者や話し合った内容をレポートにまとめています。
各地の地域づくり、地域貢献のヒントにしていただければと考えています。
レポート https://chiyolab.jp/wp-content/uploads/2021/04/chiyolab2020report.pdf
イベント「ラボライブ!2021」の紹介 https://chiyolab.jp/lablive21e レポート https://chiyolab.jp/lablive21e-2

◆2◆地域ファシリテーターを実践的に育成するオンライン講座
~長野県まちむら寄り添いファシリテーター養成講座実施しました
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4月からエンパブリックに入社しました渡邉さやと申します。
高校時代に地域活動を行なっていた経験からファシリテーションや場づくりに興味を持ちはじめ、大学でも演劇サークルでのワークショップや長野県小布施町での高校生向けワークショップの企画運営を行なっていました。
昨年から「場づくりを仕事にするには?」というテーマを持ってインターンとして参画し、長野県まちむら寄り添いファシリテーター養成講座業務に関わっています。

昨年度は、場づくりで地域をつなげるファシリテーター養成講座としてオンラインを活用した新しい地域の繋がりを共に考えるというテーマを設け、受講生各々が地域活動実践を行いました。
連続講座のプログラムは全てオンライン上での実施でしたが、長野県外の受講生受け入れやオンラインツールを活用した受講生同士の交流・情報交換ができたこともあり、運営事務局側もオンラインの可能性を感じた年となりました。
今年の連続講座もオンライン実施となる予定ですが、昨年の経験を活かしてよりよいプログラム運営をしていきたいと思います!

◆3◆ 問いかけカード「交流を促す」販売中!
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問いかけカード「交流を促す」は、チームメンバーの交流を促すワークショップを、職場や地域で実施することを応援するツールです。
かつて「ばづくーる」メンバー向けに提供していたものを、ツールとして販売を始めました。
対話を進めるための「問い」のカードと、その問いを活かしたワークショップの進め方ガイドをまとめたセットとなっており、「私のトリセツ」「私の情熱ストーリー(推しを語ろう)」「経験をシェアしよう」の3つのワークショップを実施できます。

フジサンケイBusiness iの3月1日号で掲載いただきました。
https://www.innovations-i.com/focus/2720.html

新入社員や新しいメンバーを迎えるこの季節。
在宅勤務が推奨され、社内コミュニケーションの課題も浮かび上がっています。
ぜひ、この問いかけカードでチームメンバーの交流を深め、信頼関係をつくるためにご活用ください!
活用方法の相談も承っています!
(以前、ばづくーるラボメンバーに登録いただいていた方には無料でご提供いたしますので、ご連絡ください)

〇問いかけカード「交流を促す」
「私のトリセツ」「私の情熱ストーリー」「経験をシェアしよう」
3つのテーマで14のワークショップを実施できる”問い”とガイドのセット
*価格:1,650円(税込)
*形状:ファイルダウンロード
*オンラインでのワークショップも可能です
詳細はこちらをご覧ください

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第205号 2021年4月28日配信)
発行責任者=広石 拓司
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皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。