empublicメールマガジン「empublicは 14周年を迎えました ~empublicというactivism」~根津の街から(2022年5月2日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」 -◆
(2022年5月2日発行)
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ここ数週間、根津の街は根津神社のつつじを見に来る方達で賑わっております。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
連休中の方、お忙しくされている方もいらっしゃるかと思いますが、みなさま良いGWをお過ごしください♪(新村)
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◆1◆ empublicは 14周年を迎えました ~empublicというactivism(広石)
◆2◆ empublic Studioで新しいプロジェクトがスタートしていきます
・“スポーツの力”を地域がもっと活かすには?
・変化を生み、アクションを促す ストーリー・デザイン
・2025年の社会とビジネスを預言する
・SDGs/DX トランスフォーメーションを促すリーダーシップ
・民主主義のトリセツをつくってみよう
◆3◆ 【法人向けプログラムがスタート】
DXイントレプレナー養成講座 ~未来志向の社会課題解決から革新的な新事業を生み出すノウハウ・ドゥハウ
◆4◆ 活動報告:都内の高校で広石が登壇しました!
◆5◆ 編集後記
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◆1◆ empublicは 14周年を迎えました ~empublicというactivism(広石)
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2008年5月2日に創業したempublicは、5月2日、14周年を迎えました。
本当に数多くのみなさんのご理解、ご支援があってこそ、ここまで歩んでこれました。心から感謝申し上げます。
特にこの半年は、コミュニティづくり、地域福祉、企業のSDGsやDXの推進など数多くの案件を実施させていただきました。
超多忙な毎日が続き、メルマガも出せない期間が長くなってしまったこと、反省しています。

近年、ありがたいことにお声がけいただけているのは、経済社会の変化が広がり、従来の枠組みを超える必要性を感じている方が増えているからかと思います。
その時に、改めて「個人の思い」から始まり、「対話を通して新しい仕事を創る」ことの大切さに多くの方が気付かれているのだと思います。

昨年、私たちが考えてきた「エンパブリック・サイクル」をグラフィックレコーディングの専門家である吉田友子さんにお願いし、1枚の図にまとめました。
https://empublic.jp/wp-content/uploads/2021/10/empublic-cycle210912-1030×729.jpg
私→私たち→社会へと自分のプライベートな思いを開き、つながっていく=publicにしていくことを、私たちは「empublic」と呼んでいます。
”empublicしていく場”が広がることで「思いのある誰もが動き出せ、新しい仕事を生み出せる社会」が実現できると考えています。

最近、改めて考えるのは、empublicという概念はactivismなんだということです。
アクティビズムというと、政治的に強い動きをする集団のようなイメージになりがちです。
しかし、本来的には
「個人が思いを言葉にし、社会がより良くなるように自分にできることをし、周りに働きかけながら動いていく」
ということなんだと思います。

今年発表された日本財団の18歳意識調査で、「自分の行動で、国や社会を変えられると思う」のは26.9%に止まっていました。
これは若者だけでなく、今の日本社会の空気を表しているように思います。
「国や社会を変える」なんて言うと「うさんくさい」「意識高い」「政治家になりたいの?」という反応が起きそうです。
何かを発言すると「専門家でもないのに」「詳しくないくせに」という批判も起きそうです。

ただ、「自分から動いて変えていける」と思わないと、SDGsもDXも実現できません。
既存の枠からはみ出し、人々の行動も変えてしまうような活動や事業を生み出していく。
それビジネスや政策にとって大切な時期がきています。
地域や社会に働きかけながら変化に向かって行動していくactivismが、今、求められています。

「既存の延長線上の考えではなく・・・」を言葉だけでなく、実行できるようになるために。
そして社会のこと、政治のことを、変なフィルターをかけずに、素直に自分達の問題として話し合える場が広がるように。
empublicというactivismをどうカタチにしていくのか、この一年、考え、行動していけたらと思っています。

改めて、みなさまのご支援、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

◆2◆empublic Studioで新しいプロジェクトがスタートしていきます
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昨年から初期メンバーに登録いただいたみなさんと一緒に試行錯誤していきたempublic Studioですが、
みなさんの意見をいただき、動いてきたことを踏まえて5月中旬から新しいバージョンが始まります。

そこに向けて、新しいプロジェクトの公開が始まっています。
後日、empublic Studioのホームページ公開時にもご案内しますが、ご関心あるものをチェックしてください!
(開催日時などは、各ページをご参照ください)

● “スポーツの力”を地域がもっと活かすには? ~システム思考を使って考えてみよう
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経済的価値だけでも、社会性だけでも、アスリート視点だけでも、感動だけでも全体像を把握できない「スポーツの力」を
システム思考を使って課題を分析し、その力をもっと活かす道筋を一緒に探求しませんか?
https://peatix.com/event/3237903/
イントロ動画 https://youtu.be/gbOQ6SZ_0pM

● 変化を生み、アクションを促す ストーリー・デザイン
~ 社会課題解決、SDGs、DXを実行するために
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社会課題解決、SDGs、DXが生み出す変化をストーリーとして分かち合い、多くの人が「自分の物語」と感じ、
アクションにつなげることができるナラティブ・アプローチを実践するには、どのしたらいいか、 一緒に考えましょう。
https://peatix.com/event/3237849/

● 2025年の社会とビジネスを預言する ~持続可能な世界を構想しよう season1
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empublicの情報誌「地産知縁」第5号「readiness for 2025」を改めて読み、今の変化を捉えなおしてみませんか?
https://peatix.com/event/3237893/

● SDGs/DX トランスフォーメーションを促すリーダーシップ
~変化を恐れからワクワクにできるチームへ リーダーが変える/変わるために
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SDGsやDXを実際に動かし、事業・組織・社会を変えるには、リーダーシップのあり方が変わる必要があります。
変化を促すトランスフォーメーショナル・リーダーシップをヒントに、チームが変わる道筋を描いていきましょう!
https://peatix.com/event/3237869/

● 民主主義のトリセツをつくってみよう ~教科書「民主主義」(1948)をヒントに対話する
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民主主義をどうしたらうまく使いこなせるの?「2020年代を生きる私たちのための民主主義のトリセツ」を、1948年の教科書「民主主義」をヒントに、対話を通して一緒に考えてみましょう!
https://peatix.com/event/3225488/

◆3◆【法人向けプログラムがスタート】
DXイントレプレナー養成講座 ~未来志向の社会課題解決から革新的な新事業を生み出すノウハウ・ドゥハウ
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DXの本質は人を理解し、暮らしと仕事の課題を解決する未来ニーズを生み出すこと。
社会課題解決型事業の開発の進め方を体験することで、DX事業開発の進め方を体験的に学ぶプログラムをスタートします。

DX事業を企業から生み出すには、既存の新事業開発の枠組みではなく、
少し未来に訪れるAI、IoT等のデジタル活用が当たり前に使われる経済社会(Society 5.0)の中で自社に求められるビジネスを考え、
実現のために動いていくイントレプレナー(社内起業家)が求められます。

本講座では、社会課題解決型の事業プランづくりの体験を通して、
・現在の社会や顧客の課題の中から“未来のニーズ”を見つける
・事業アイデアのまとめ方、ビジネスモデルの構築
・その事業の中長期的な実現方法を考え、実行する体験
・システム思考、デザイン思考、課題解決事業デザイン  など
新事業構築に必要な考え方、動き方の全体像を習得することを目指します。

全4回のプログラムです。
法人単位でご参加いただける場合、人材育成の戦略づくり、個別事業開発の相談にも対応します。
個人でも参加可能です。
詳細はこちらから  https://empublic.jp/dx-intre

◆4◆活動報告:都内の高校で広石が登壇しました!
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*都立日野台高等学校の探求学習ガイダンスに広石が登壇しました。
テーマは「”私”から始まる探求の学び!」で、1年生300名を対象に「総合的な探求の時間」のガイダンスとして講演しました。
入学して3日目に広石の話を聞くのは、とても刺激的なのでは!?
講演では、これからの自分たちの時代がどうなるのか、自分自身で考えることと対話が大切であることを伝えました。
世界が大きく変化していっている今、「変化」が生むストレスや不安を受けとめあい、共に未来をつくっていくといった感覚や必要性を、
これからの時代を生きていく生徒たちに伝えていくことが、とても必要なことだと感じました。

*都立総合芸術高校で2年生・160名を対象に、「総合的な探求の時間」の1回目のオリエンテーリングで講演しました。
参加者は、美術科、舞台表現科、音楽科の生徒全員で、みなさん芸術を志している高校生たちです。
講演では、CANVASやマザーハウスなどの事例をもとに、アートやデザインの社会にもたらす力を伝えました。
私が着ているもの、私が食べたり、使ったりするもの。問題と思うこと。そこから探求は始まります。
自分の考えを表現し、話し合い、共につくっていくことで、芸術の持つ力は社会を動かすことも可能になります。
参加者のみなさんからの質問も絶えず、とても集中して参加している姿が印象的でした。
生徒一人一人が芸術を通して、自分も社会の一員なんだと芸術と社会のつながりついて考えるきっかけになったら良いなと思います。 (久保田)

◆5◆ 編集後記
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エンパブリックに入社し、早いもので1年が経ちました。
まだまだ目の前に食らいついていくのに必死で息切れしてしまうことも多いですが、エンパブリックに関わる皆様のあたたかいお言葉や先に向かって歩き続ける姿に何度も元気をいただき、2回目の創立記念日を迎えることができて嬉しいです。(これは大袈裟ですね・・・笑)
2年目もまた新しい挑戦の繰り返しになる予感をビリビリと感じておりますが、自分なりにできることを着実に積み上げていける年にしたいと思います!
これからもよろしくお願いいたします!(渡邉)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第214号 2022年5月2日配信)
発行責任者=広石 拓司
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皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。