empublicメールマガジン「地域にあるものをもっと活かしあう」~根津の街から(2023年2月9日)

◆1◆地域にあるものをもっと活かしあう(広石)
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先日、スタッフの久保田とスポーツ庁を訪問し、室伏長官ともお話しさせていただきました。
テーマは「部活動改革を効果的に進めるには?」について、私からは地域づくりの視点から、久保田からはスポーツの現場の視点からお話しさせていただきました。
とてもオープンにお迎えいただき、充実した話し合いをさせていただきました。
*訪問レポートをnoteに掲載しています。https://note.com/empublic/n/n6d7c85cd81a9

その時に、まちづくりの担い手の方の多くは「スポーツはスポーツ」と捉えていて、スポーツを共に社会課題解決を進めるパートナーや地域の居場所や出番につながる地域資源として捉えていない人が大半ではないかという話をしました。
以前、金沢市でのSDGs推進において、SDGsカフェという市内のSDGsに関する活動を実践している方を順に招いて話し合う場を開くという取り組みをされていました。
ちょうどJリーグの会合で金沢市のサッカークラブ ツエーゲン金沢の社会連携担当の方がSDGsに興味があると話していたので、SDGsカフェを担当している方に紹介したところ、次のような声がありました。
「SDGsカフェで金沢の関連するセクターや活動者の全体に声をかけたと思っていたけど、サッカーは考えていなかったことに気付いた」
その方も、もちろんツエーゲン金沢を知っていて、地域での存在感を感じていたが、ただSDGsを考え、広げるパートナーとして思いついていなかったのです。
これをきっかけに両者がつながり、今では積極的にSDGsに関する協働が進んでいます。

自分と異なる分野の活動を、地域で共に進める仲間であることを見落としているのは、スポーツに限りません。
今、環境でも、地域福祉でも、医療でも、DXを進める企業においても、地域課題解決やまちづくりとの連携が重視されています。
しかし、「環境は環境」「地域福祉は地域福祉」「医療は医療」「デジタルはデジタル」と自分達でも、相手に対しても考えてしまいがちです。なかなか「環境-福祉-デジタル-まちづくり」で一緒に考えようとはならないものです。

それは活動だけでなく人についても、高齢者、パパママ、中高生などと一括りして考えてしまいがちですが、一人ひとりの思いや経験、スキルは地域づくりでもっともっと活かせる可能性があります。

実は、地域にはまちづくりや課題解決にもっと活かせる活動があり、人がいて、自分の事業展開のパートナーの潜在的な候補者はたくさんいる。

部活動の地域移行を学校や教師、スポーツ指導者の課題とせず、まちづくりと捉えることで、改めて地域にあるもの、地域の人の可能性を見直す機会が広がるきっかけになるといいなと思っています。

*まちづくりとして部活動の地域移行を捉える意味、可能性について、久保田がコラムをnoteに掲載しています。こちらも、ぜひお読みください。
https://note.com/empublic/n/nd0cbd46bc099

◆2◆(3/2開催) 部活動の地域移行を“まちづくり”のチャンスとするには?
~スポーツやアートを活かして、中高生にも、地域の人にも“まちとの関わり”が広がる仕組みを共に考えよう
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部活動の地域移行は、部活動の課題のみならず、コミュニティづくりや子どもや教育、健康に関する様々な地域課題を解決する「まちづくり」のチャンスとして活かすことができると考えています。しかし、地域の多様な人の力が必要であるにも関わらず、地域住民の方の関心や理解はまだ低く、まちづくりの担い手の方も自分達に関係あるテーマと考えている人は限られているでしょう。
まちづくりの機会として部活動の地域移行を進めるにはどうしたらいいか考えるために、まず部活動の課題、地域移行とは何か、なぜ必要かという現状を理解した上で、私たちに何ができるか、地域にどのような仕組みやコーディネートが必要になるか、一緒に考えてみませんか?

開催日時2023年3月2日(木)19:30-21:30
参加費 一般 1,800円  Studioメンバー 無料
詳細・申込みはこちら  https://peatix.com/event/3488887/

◆3◆empublic STORE特集「主体的な活動をすすめるには?」
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「主体的に活動を進めるには、どうしたらいいのだろう?」と考えたことがある方のために、エンパブリックのコンテンツをまとめたページを作成しました。
コミュニティづくりに取り組んでいる方、年度末に講座や事業、ボランティアをどう自主活動につなげていこうかと考えている方のヒントにもしていただきたいと考えています。
書籍「専門家主導から住民主体へ」の鍵となるテーマについてスタッフで対話しているStudioコンテンツ動画の一部を特別に一般公開しています。
https://note.com/empublic/n/ne0a767061262

◆4◆ デジタルを活かした社会課題解決の事業化を考える!
DX事業開発の担い手(DXイントレプレナー)養成講座【2日間集中コース】開催
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DXを進めるには大きな価値の転換を生み出す必要があります。
それを進める力となるが、社会課題解決の事業化だと私たちは考えています。
これまで市場になっていなかった社会課題に対して、デジタルを使った新しい解決策を生み出し、それをどう事業にしていくか考える。
このプロセスを体験し、これからの社会に必要となる自分達の事業は何か?を考え、デジタル時代の仕事づくりの方法論を学べる「DXイントレプレナー講座」を2日間集中で開催します。
【1日目】
・DX時代の事業開発入門~アジャイル事業構想と起業家マインド
・社会課題を分析し、解決策を考える
【2日目】
・ビジネスモデルの構築を考える
・事業の実現力を高める

開催日時 2023年2月17日(金)・24日(金) 両日10:00~17:30
2日間セット 77,000円(税込)
詳細はこちら https://empublic.jp/dx-intre
Peatixからも参加登録できます https://peatix.com/event/3475718

◆5◆【empublic Studio】「孤独・孤立を考える対話ひろば」が始まります
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「孤独・孤立を考える対話ひろば」を、Studioメンバーのタナベソラさん(孤独問題研究所)さんと一緒に、2月14日(火)からスタートします。
これは、孤独・孤立ということが政策として議論されている現代において、今起きている孤独とは何か?孤独、孤立について思い込みで話さないために私たちに何ができるか?多様な視点から未来思考で考えていくシリーズです。
第1回のテーマは「 依存と孤独 ~依存症の特効薬は「こんにちは」だった。~」
孤独の病と言われる依存症。その当事者からみた孤独とは?ギャンブル依存で問題を抱えた当事者をゲストに迎え、依存症からみた孤独について考えます。
第1回ではTED動画「「依存症」―間違いだらけの常識」を対話の素として活用します。依存症に罰を与えて直そうとするのではない、もっと良い方法はないかを探究したジョハン・ハリさんの言葉には多くの気づきがあります。
https://www.ted.com/talks/johann_hari_everything_you_think_you_know_about_addiction_is_wrong/transcript?language=ja&subtitle=ja

*今回はempublic Studioメンバー限定の対話です。全国の多様な立場の人が集い、自分のテーマや思いを持ち寄り、越境的な学びの場が広がるStudioに参加しませんか?
年会費4,840円(税込)です。https://empublic-studio.jp/
参加登録はこちらから https://empublic-studio.jp/entry

◆6◆編集後記
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毎週水曜日の昼にスタジオで開催しているランチトークで「地域でエンタメの活かすには?」をテーマに話しました。アニメの聖地巡礼、三鷹のジブリパークや地域のシニア劇団など思い当たるものを上げていきながら話していたのですが、最終的に「自分の思い出やストーリーと重ね合わせられることが大事では?」ということが見えてきました。
ついつい目玉や素晴らしいコンテンツを作ればと思いがちですが、一人ひとりのどんな思い出、ストーリーで残るものになって欲しいのかが大事という点は、地域だけではなく会社や事業のあり方も同じだよな~、と考えました。
いつか機会があれば、このメルマガを受け取ってくださっているみなさんからも「エンパブリックはどんなストーリーで語られる会社なのか」ぜひ聞いてみたいなとも妄想しました。厳しい寒さが続く毎日ですが、みなさまくれぐれもご自愛ください。(渡邉)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第224号 2023年2月9日配信)
発行責任者=広石 拓司

〔3/2〕部活動の地域移行を“まちづくり”のチャンスとするには? ~スポーツやアートを活かして、中高生にも、地域の人にも“まちとの関わり”が広がる仕組みを共に考えよう

〔3/7〕まちのことを、もっと楽しく、ポジティブに話してしまえるには?~市政を箱推しする2人の視点をヒントに考えてみよう

empublicより新年のご挨拶(2023年1月12日発行)

2023年が始まりました。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年をふりかえると、SDGsとまちづくり、DX事業推進の体制整備、住民主体の地域づくり活動など、変化を促す案件を多く担当させていただきました。
empublic Studioでは、エンパブリックで蓄積してきたことを多くの方に使っていただきたいと考え、進めています。参加いただいている方と充実した対話を行え、楽しく進めているのですが、使いやすいものに向けてまだまだ試行錯誤中です。

新年の始まりに、これからの社会について考えることがあったので、紹介させてください。

新年にアメリカの下院での議長選出で14回しても決まらず、15回目の投票で決まったという出来事がありました。
下院での議長選出には有効票の過半数を取る必要があります。昨年11月の中間選挙で共和党が多数派を占め、通常なら党下院トップのマッカーシー氏を1回で選出するはずでした。しかし、共和党内の強硬派のうち20人が反対し、共和党の民主党に対する差が小さいので、過半数を取れない状況になったのです。
議長が決まらないと下院を始めることができないので、1日3回投票を繰り返すなどし、結果、15回となりました。この期間、交渉を続け、少しずつ賛成票を獲得していきました。
決まるかと思われた14回目では、ちょうど半数となり、1票足りないため不成立ということも起きました。

このニュースを見ている中で、議員の一人が「これは民主主義が機能しているということだ」という発言がありました。
同じ投票を何度も繰り返し、すぐに決めることができないなんて、無駄な時間のように思われがちです。しかし、「過半数が必要」というルールを守り、過半数になるまで投票し続けること、そのものが「民主主義」です。
もし、ここで「共和党が多数なんだから、過半数でなくても決めてしまおう」「これ以上の混乱を避けるために、ここで決めよう」と誰かが決めてしまえば、民主主義が失われます。
票の獲得のために強硬派の主張を取り入れたことで運営を難しさは増すかもしれません。また、少数派が減ってきた時には残った人に「なんで協力しないんだ」というプレッシャーもかけられました。
そのような様々なリスクや途中の混乱、面倒さ、時間のかかる交渉も含みながらも、前提となるルールを尊重し、物事を進めていく。
それがコミュニケーションの力を信じるということでもあると思います。

変化が激しく、混乱も多く、信頼が揺らぎやすい時代の中、エンパブリックは今年5月に15周年を迎えます。
エンパブリックは、新しい仕事が生まれるような対話の場づくりを広げたいと考え、スタートしました。15年経ち、状況も変化する中で、改めて何が大切か、どう役立っていくのか、考え、新しい動きを始める一年にしたいと考えています。

まだまだ至らないところが多いのですが、少しでも前に進めていければと思っています。

今年もよろしくお願い申し上げます。

◆empublicスタッフ 今月の気づき!
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昨年秋から、エンパブリックのスタッフの日々の活動の中での気づきをnoteにアップしています。ぜひスタッフの気づきをご覧ください。
https://note.com/empublic

最近のトピックスを紹介します。

〇こうなったらいいな...それでイイんです!~久保田淳「仕事づくりミニ・プレゼン」
https://note.com/empublic/n/na2c1a06f59f0

〇日本の「余白」とヒュッゲな関係?
https://note.com/empublic/n/naf096b3a4725

〇一年に一度「私の思いを遠慮なく出す機会」-empublic Studioはなぜ望年会をやるのか?
https://note.com/empublic/n/n51c1ef3f4df2

〇災害と自分とエンターテイメントのつながりをどう考える?~瀬沼希望「Find the Questuion #12」
https://note.com/empublic/n/n07c8e61406f1

〇住民が「主体的」な活動を続けていくために必要なことは?~新村絵美「empublic Store店長日記」
https://note.com/empublic/n/n53d94f113ce3

〇すぎなみ大人塾荻窪コース ふりかえり
杉並区教育委員会主催「すぎなみ大人塾荻窪コース」の学習支援者を、2020~2022年度の3年間務めてきました。大人の放課後をテーマに、地域のサポーターの皆さんと講座を企画・運営から一緒に行ってきました。
担当スタッフ高橋が、3年間の講座を運営させていただく中で得た学びを、他の地域での活動の参考にしていただけたら、という観点からレポートにまとめています。↓
https://note.com/empublic/n/n258a5ce14aca

◆編集後記
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先日、「地域で活動を広げるためにスポーツの価値を活用するには?」のセミナーの中で展開された「対話」の中に「傾聴」の要素が多い事に気づきました。お互いの立場になりきって、相手の課題を掘り下げて聞いたりすることで、アイデアが浮かび新しい活動に発展していく!これぞ「傾聴」の真骨頂だなと思わず感動しました。
最近ビジネスの中でも「傾聴」の大切さが広がってきていますが、真の「対話」を体感したい方はぜひエンパブリックの講座に一度参加してみてください(関場)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第223号 2023年1月12日配信)
発行責任者=広石 拓司

ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

年末のご挨拶(2022年12月28日発行)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2022年12月28日発行)

今年も残すところわずかとなりました。
本年も多くの方のご指導、ご協力、ご参加があって、私たちの業務を展開することができてきました。
2022年は私たちがVUCA(変化、不確かさ、複雑さ、曖昧さ)世界を生きていることを突き付けられた一年だと思います。
「どんな世界を望むのか。そのために何ができるのか」を話し合うことをもっと広げていくにはどうしたらいいか? その課題を突き付けられ、試行錯誤した一年でもありました。
来年、エンパブリックも新しいステージに進めるように、そして私たちの仕事が一人ひとりが大切にされ、協力が広がり、持続可能な世界につながるように、より工夫し、新しい展開を進めていきたいと考えています。
この一年、本当に、ありがとうございました。
寒い日が続き、特に北日本や日本海側では雪も多く、大変な年末年始になるようですが、みなさまお変わりなく、お元気で、良い年をお迎えください。

2022年12月28日
株式会社エンパブリック 代表 広石拓司

◆1◆エンパブリック活動レポート
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「empublicってどんな仕事や活動をしているの?」という質問もよくいただきます。
そこで今年度の業務からいくつかトピックスを紹介します。

<SDGsと地域づくりのプロジェクトが増えています>
・足立区のSDGs未来都市としてのプロジェクト、「アヤセ未来会議」の企画・運営
https://www.city.adachi.tokyo.jp/sesaku/ku/kuse/ayasemiraikaigi-bosyu.html
・日野市2030年ビジョン策定のための市民ワークショップ ヒノタネ・タウンミーティング
https://www.city.hino.lg.jp/shisei/keikaku/zentai/1019642/index.html
大学生インターンの体験記「ヒノネタプロジェクトタウンミーティング」
https://note.com/empublic/n/n9498d9752004
・石川県能美市第1回のみSDGsパートナーズ交流会&勉強会「地域課題を知る」
https://nomisdgs.jp/news/1758.html

<都市のコミュニティづくり>
・千代田区で個人から始まるまちのアクション「アーバニスト」を応援するサイトを公開
https://urbanist-chiyoda.net/
・港区社会福祉協議会での講演会「マンションでのコミュニティづくりを考える」レポート
https://note.com/empublic/n/n56d53831313d
・市民活動の広報力アップ!効果的な情報発信を考えよう(日野市 ひの市民活動支援センター)
https://note.com/empublic/n/n3f5528e130ef

<新しい時代への学びの場づくり>
・大学生インターンの体験記「課題解決型の事業開発プロセスを体験する」(NECソリューションイノベータ様の企業研修「事業創出と共創のための基礎」より)
https://note.com/empublic/n/nfc591436e72e
・実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方~育休後カフェⓇ・ファシリテーターが14人誕生しました!
https://note.com/empublic/n/nf7f924f28fc8
・探求って課題解決方法を探るための手段じゃないの?~エンパブリックインターン生がイベントに参加!
https://note.com/empublic/n/n2d9f5bdb9609
・女性のカラダやコンディションへの理解を深めるために、もっと家族や仲間、会社で話し合うには?~スポーツトレーナー大橋優花さんをゲストにみなさんと話しました!
https://note.com/empublic/n/n78446b8ad6eb

*今年度後半からempublicでは noteを使った活動レポート掲載に力を入れています。
毎週更新していますので、ぜひチェックしてください。
https://note.com/empublic
<その他記事の例>
・専門家(プロ)と市民の間に対話は必要なのか?
・同じイベントを定期的に開催することで、一人一人の思いと社会との接点を増やす
・社会を変えるのは”推し”なのかもしれない…!など

◆2◆DX事業開発の担い手(DXイントレプレナー)養成講座【2日間集中コース】開催
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DXの実現には大きな価値の転換を生み出す必要があります。
DX事業に取り組むには、会社員にも起業家マインドを持って動くイントレプレナー(社内起業家)の考え方が必要とされています。
これからの社会に必要となる自分達の事業は何か?を自ら発案し、仲間を作り、新しい仕事を生み出すプロセスを体験し、DXイントレプレナーとしての姿勢や動き方のコツを習得できる2日間集中の講座を開催します。
【1日目】
・DX時代の事業開発入門~アジャイル事業構想と起業家マインド
・社会課題を分析し、解決策を考える
【2日目】
・ビジネスモデルの構築を考える
・事業の実現力を高める

開催日時 2023年2月17日(金)24日(金) 両日10:00~17:30
2日間セット 77,000円(税込)
詳細・お申込はこちら https://empublic.jp/dx-intre

◆3◆編集後記
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ペットの柴犬(17歳)の夜泣きがひどくヘロヘロな毎日ですが、夫の協力も得てなんとかしのいでます。
が、ふと思えば、自分の子どもの時に夫は何もしてくれなかったじゃん!と今更ながら…。しかし、よく考えたら、あの時子どもの世話は妻がやるものと思い込んでおり、こちらから何も言ってなかったんだからそりゃ、しょうがなかったかなとも。育休後カフェの活動の中で、すごく前向きに仕事も育児も取り組んでいるなと思う方に聞くと、夫婦でよく自分のキャリアや子供の育児などの話をしているそう。コミュニケーションってやっぱり、大事ですよね…。年末年始、さて、さて、どうしましょうか。どうぞよいお年をお迎えください。(矢部)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第222号 2022年12月28日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

empublicメールマガジン「地域にあるものをフルに活かそう!」~根津の街から(2022年12月9日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2022年12月9日発行)

ー<INDEX>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆広石コラム「地域にあるものをフルに活かそう!」
◆2◆(12/21)地域で活動を広げるためにもっとスポーツの価値を活用するには?
◆3◆Jリーグ「シャレン! キャンパス」活動レポート
◆4◆ (12/5・1/20)健康指導実施者向け研修
「住民主体の健康づくり・地域づくり活動におけるコーディネートスキルセミナー」
◆5◆(2/17・24)DX事業開発の担い手(DXイントレプレナー)養成講座【2日間集中コース】
◆6◆編集後記
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すっかり冬らしい気候になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
サッカーのW杯では、子供から大人まで世代を問わず応援している姿に、改めてスポーツの力はすごいなと思いました。エンパブリックでは、地域の力を活かしたまちづくりを進めていく一環として、各地のスポーツクラブを地域資源として活かす取り組みも始めています。(新村)

◆1◆広石コラム「地域にあるものをフルに活かそう!」
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サッカーのワールドカップやオリンピックなどスポーツ・イベントが盛り上がると、メディアなどで「スポーツの力」という言葉がよく使われます。
スポーツには競技や娯楽という側面もありますが、「一緒に楽しむ場を生み出す」「人がつながる」「活動を支える多様な役割がある」「メッセージを多くの人に伝える」など様々な機能を持っています。これらの機能は、地域で活動する人が感じている「活動に新しい参加者を増やしたい」「ネットワークを広げたい」「居場所や出番をつくりたい」などを解決することに役立つ可能性があります。

この可能性にスポーツの担い手たちも気付き始めています。例えば、Jリーグのシャレン!(社会連携活動)は地域活動に「Jリーグをつかってほしい」という思いから始まり、「子ども食堂と企業をつなぐ」「ローカルSDGsネットワークをつくる」「障がい者の活躍機会を広げる」などの活動が全国に広がっています。
(Jリーグ シャレン!アウォーズ2022のエントリー一覧  https://www.jleague.jp/sharen/awards2022/
Jリーグ以外のプロスポーツクラブや実業団チーム、大学や高校などでも、幅広い地域連携活動を始めています。
また、スポーツ庁でも第3期スポーツ計画で「スポーツによる地方創生、まちづくり」を主要テーマの一つに掲げています。(スポーツ庁の紹介動画 https://youtu.be/BfpfLuwwT18
さらに学校スポーツ部活動の地域移行が進むことで地域とスポーツの新しい関係も生まれようとしています。

このような地域とスポーツの協働をもっと活性化し、スポーツの持つ多彩な力やネットワークと地域課題解決とが新しくつながることができれば、そこにイノベーションが起き、地域にポジティブな変化を広げることができる!
そのように考え、私たちもJリーグ関係のみなさまを始め少しずつ試行錯誤を重ねてきました。

それを通して様々な可能性、実践者の思いやチャレンジに出会うことができ、嬉しく思うと同時に、どうしても「自分(相手)の専門、フィールドはここ」と設定して考えてしまう方がまだまだ多いことです。
子どもの貧困対策、居場所づくり、高齢者の孤立防止、環境問題、まちの活性化など地域の課題解決に取り組もうとした時に、使える地域資源として「スポーツ」を思い浮かべる人は限られています。

地域にJリーグやBリーグなどのプロスポーツクラブがある、スポーツ・イベントがある、学校・大学の部活動やスポーツサークルがあることは知っていて、参加や応援をしていたとしても、地域課題解決と結び付けて考えたり、何ができるのか具体的にイメージを持っている人は少ないんだなと思わされます。
例えば、子どもの活動している方に「Jリーグのクラブとの連携は?」と話すと「私、サッカー知らないので・・・」となってしまったり、「有名な選手に来てもらったら宣伝になる?」という声が多くあります。

地域にあるものをフルに活かし、活かしあい、自分の活動も地域全体も元気にしよう!
それが持続可能な地域づくりには不可欠だと考えています。
ただ、それには地域活動、スポーツ、サポーター、企業、行政ら多様な主体がつながり、価値共創を進めるソーシャル・プロジェクトの進め方を広げ、根付かせるが大切になります。
そして、そのような場をつくり、プロジェクトを動かすコーディネーターの存在も大切です。
そのような取り組みに力を入れ、充実させていきたいと考えています。

*ぜひ多様な方とご一緒にチャレンジしていければと思っています!
ご関心ある方、お気軽にご連絡ください。

◆2◆地域での活動を広げるためにもっとスポーツの価値を活用するには?
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【導入イベント】地域で活動を広げるためにもっとスポーツの価値を活用するには?
> 12/21(水)19:00~21:00  *一般1,000円 Studioメンバー無料
詳細・参加申込み https://peatix.com/event/3430767/

金沢で高校生の居場所づくりに取り組む(社)第3職員室の仁志出さんとFC東京でスポーツ×まちづくりの推進に20年以上取り組んできたスタッフ久保田との対話を通して、子どもやユースの居場所づくりにどのような取り組みが可能なのか一緒に考えていきます。
これまでスポーツと接点がなかった方にこそ、ぜひご参加いただきたいと思っています。

【ゼミ】まちの課題解決にスポーツという地域資源を活かすには ~まちづくり×スポーツの可能性とコーディネーターの役割を考える(全3回)
> 2023年2月8日(水)15日(水)22日(水) 各回19:30-22:00
【第1回】地域課題解決にスポーツは活かせるの?
【第2回】地域の子ども達の未来を拓くためにスポーツをどう活かせる?
【第3回】運動部活動の地域移行とは? 地域づくり、スポーツ振興に活かすには?
*3回セット 10,000円(Studioメンバー9,000円) 単回参加も可
参加・詳細申込 https://peatix.com/event/3437368/

地域課題解決、子どもの未来づくり、運動部地域移行の3つの視点から、地域課題解決や社会活動する人にとってのスポーツの活かし方を考えます。
各回、久保田から基礎知識、広石から実践手法解説を行い、異分野の連携を進めるには何が大切か、どのようなコーディネート力が求められるか考えていきます。

◆3◆Jリーグ「シャレン! キャンパス」活動レポート
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Jリーグが社会連携活動をテーマにして各クラブの担当者などに向けて行っている活動「シャレン! キャンパス」では、広石が講師を担当し、今年のアクション・ラーニングをエンパブリックが運営しました。
その様子をレポートにまとめています。
https://note.com/empublic/n/n3ad57d667c27

*その他、noteでは活動レポートを掲載しています。 https://note.com/empublic
・探究って課題解決方法を探るための手段じゃないの?
・市民活動の広報力アップ!効果的な情報発信を考えよう
・違う分野の人たちと対話することで新たな視点が見つかる など

◆4◆ (12/5・1/20) 健康指導実施者向け研修
住民主体の健康づくり・地域づくり活動におけるコーディネートスキルセミナー(全2回 参加費無料!)
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厚生労働省委託事業として(株)日本総合研究所が実施する、全国の保健師や管理栄養士などの健康指導を実施している方を対象とした、住民主体の健康づくり・地域づくりにおけるコーディネートスキル向上を目的としたオンラインセミナーに代表広石が登壇します!

住民自らが主体的に問題解決に向けて取り組むような環境づくりはどうしたら生まれるのか。住民主体の活動を促しコーディネートするスキルを体系的に学ぶ場に参加してみませんか?
【第1回】2022年12月16日15時00分~17時00分
【第2回】2023年01月20日13時00分~15時00分
お申し込みはこちら(12/15締切)  https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=103741

【書籍「専門家主導から住民主体へ 好評発売中!】
エンパブリックでは、住民主体の地域づくりを実践してきたノウハウを1冊にまとめた書籍も出版し、ご好評をいただいています。
住民が自ら動き出せるような場づくりとは? 住民と専門職のパートナーシップの持ち方は? にご関心ある方、ぜひ お読みください。
https://empublic.stores.jp/items/5ec9948b34ef0129adaddfd6

〇empublic Studioでは、こちらの書籍をもとに、元公務員のスタッフ萩元と、久保田がそれぞれの視点から広石と対話する動画を定期的にアップしています。
第1回をYouTubeで公開

Studio住民主体のまちづくりch

◆5◆DX事業開発の担い手(DXイントレプレナー)養成講座【2日間集中コース】開催
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DXの実現には大きな価値の転換を生み出す必要があります。
DX事業に取り組むには、会社員にも起業家マインドを持って動くイントレプレナー(社内起業家)の考え方が必要とされています。
これからの社会に必要となる自分達の事業は何か?を自ら発案し、仲間を作り、新しい仕事を生み出すプロセスを体験し、DXイントレプレナーとしての姿勢や動き方のコツを習得できる2日間集中の講座を開催します。
【1日目】
・DX時代の事業開発入門~アジャイル事業構想と起業家マインド
・社会課題を分析し、解決策を考える
【2日目】
・ビジネスモデルの構築を考える
・事業の実現力を高める

開催日時 2023年2月17日(金)24日(金) 両日10:00~17:30
2日間セット 77,000円(税込)
詳細・お申込はこちら https://empublic.jp/dx-intre

◆6◆編集後記
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それにしてもサッカーワールドカップの日本代表の活躍は素晴らしいですね!大会が始まるまでは、「何でこんなに話題にならないのだろう・・・」と心配になるほどでしたが、鮮やかな逆転勝利を重ねながら、これまでにないほどの盛り上がりに!選手たちの活躍と共に、本人やチームの様々なストーリーも知られ始めて、それがまた新たな共感を生み出して、盛り上がりをさらに増幅させていることを強く感じます。応援している私たちも、きっと自分の何かを重ね合わせながら応援しているのかもしれませんね。
ただ、社内やStudioでこの話をしていたところ、「ワールドカップ見ていないです」「この雰囲気好きじゃないです」という声も!最初は驚いたのですが、確かにそういう人も多いよなーと改めて気付くことができました。
そこで、empublic Studioの望年会(オンライン交流会)で、ワールドカップカフェ「見ていない人とも話したい!ワールドカップを熱烈に応援する人と、まったく関心ない人のギャップは?」を開催することにしました!Studioメンバーの方に改めてご連絡いたします(久保田)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第220号 2022年12月9日配信)
発行責任者=広石 拓司

〔12/4〕対話と参加・協働を進めるファシリテーション&ワークショップ・デザイン (対面+オンライン) by empublic Studio

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〔12/21〕地域で活動を広げるためにスポーツの価値を活用するには?