年末のご挨拶(2022年12月28日発行)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2022年12月28日発行)

今年も残すところわずかとなりました。
本年も多くの方のご指導、ご協力、ご参加があって、私たちの業務を展開することができてきました。
2022年は私たちがVUCA(変化、不確かさ、複雑さ、曖昧さ)世界を生きていることを突き付けられた一年だと思います。
「どんな世界を望むのか。そのために何ができるのか」を話し合うことをもっと広げていくにはどうしたらいいか? その課題を突き付けられ、試行錯誤した一年でもありました。
来年、エンパブリックも新しいステージに進めるように、そして私たちの仕事が一人ひとりが大切にされ、協力が広がり、持続可能な世界につながるように、より工夫し、新しい展開を進めていきたいと考えています。
この一年、本当に、ありがとうございました。
寒い日が続き、特に北日本や日本海側では雪も多く、大変な年末年始になるようですが、みなさまお変わりなく、お元気で、良い年をお迎えください。

2022年12月28日
株式会社エンパブリック 代表 広石拓司

◆1◆エンパブリック活動レポート
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「empublicってどんな仕事や活動をしているの?」という質問もよくいただきます。
そこで今年度の業務からいくつかトピックスを紹介します。

<SDGsと地域づくりのプロジェクトが増えています>
・足立区のSDGs未来都市としてのプロジェクト、「アヤセ未来会議」の企画・運営
https://www.city.adachi.tokyo.jp/sesaku/ku/kuse/ayasemiraikaigi-bosyu.html
・日野市2030年ビジョン策定のための市民ワークショップ ヒノタネ・タウンミーティング
https://www.city.hino.lg.jp/shisei/keikaku/zentai/1019642/index.html
大学生インターンの体験記「ヒノネタプロジェクトタウンミーティング」
https://note.com/empublic/n/n9498d9752004
・石川県能美市第1回のみSDGsパートナーズ交流会&勉強会「地域課題を知る」
https://nomisdgs.jp/news/1758.html

<都市のコミュニティづくり>
・千代田区で個人から始まるまちのアクション「アーバニスト」を応援するサイトを公開
https://urbanist-chiyoda.net/
・港区社会福祉協議会での講演会「マンションでのコミュニティづくりを考える」レポート
https://note.com/empublic/n/n56d53831313d
・市民活動の広報力アップ!効果的な情報発信を考えよう(日野市 ひの市民活動支援センター)
https://note.com/empublic/n/n3f5528e130ef

<新しい時代への学びの場づくり>
・大学生インターンの体験記「課題解決型の事業開発プロセスを体験する」(NECソリューションイノベータ様の企業研修「事業創出と共創のための基礎」より)
https://note.com/empublic/n/nfc591436e72e
・実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方~育休後カフェⓇ・ファシリテーターが14人誕生しました!
https://note.com/empublic/n/nf7f924f28fc8
・探求って課題解決方法を探るための手段じゃないの?~エンパブリックインターン生がイベントに参加!
https://note.com/empublic/n/n2d9f5bdb9609
・女性のカラダやコンディションへの理解を深めるために、もっと家族や仲間、会社で話し合うには?~スポーツトレーナー大橋優花さんをゲストにみなさんと話しました!
https://note.com/empublic/n/n78446b8ad6eb

*今年度後半からempublicでは noteを使った活動レポート掲載に力を入れています。
毎週更新していますので、ぜひチェックしてください。
https://note.com/empublic
<その他記事の例>
・専門家(プロ)と市民の間に対話は必要なのか?
・同じイベントを定期的に開催することで、一人一人の思いと社会との接点を増やす
・社会を変えるのは”推し”なのかもしれない…!など

◆2◆DX事業開発の担い手(DXイントレプレナー)養成講座【2日間集中コース】開催
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DXの実現には大きな価値の転換を生み出す必要があります。
DX事業に取り組むには、会社員にも起業家マインドを持って動くイントレプレナー(社内起業家)の考え方が必要とされています。
これからの社会に必要となる自分達の事業は何か?を自ら発案し、仲間を作り、新しい仕事を生み出すプロセスを体験し、DXイントレプレナーとしての姿勢や動き方のコツを習得できる2日間集中の講座を開催します。
【1日目】
・DX時代の事業開発入門~アジャイル事業構想と起業家マインド
・社会課題を分析し、解決策を考える
【2日目】
・ビジネスモデルの構築を考える
・事業の実現力を高める

開催日時 2023年2月17日(金)24日(金) 両日10:00~17:30
2日間セット 77,000円(税込)
詳細・お申込はこちら https://empublic.jp/dx-intre

◆3◆編集後記
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ペットの柴犬(17歳)の夜泣きがひどくヘロヘロな毎日ですが、夫の協力も得てなんとかしのいでます。
が、ふと思えば、自分の子どもの時に夫は何もしてくれなかったじゃん!と今更ながら…。しかし、よく考えたら、あの時子どもの世話は妻がやるものと思い込んでおり、こちらから何も言ってなかったんだからそりゃ、しょうがなかったかなとも。育休後カフェの活動の中で、すごく前向きに仕事も育児も取り組んでいるなと思う方に聞くと、夫婦でよく自分のキャリアや子供の育児などの話をしているそう。コミュニケーションってやっぱり、大事ですよね…。年末年始、さて、さて、どうしましょうか。どうぞよいお年をお迎えください。(矢部)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第222号 2022年12月28日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

empublicメールマガジン「地域にあるものをフルに活かそう!」~根津の街から(2022年12月9日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2022年12月9日発行)

ー<INDEX>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆広石コラム「地域にあるものをフルに活かそう!」
◆2◆(12/21)地域で活動を広げるためにもっとスポーツの価値を活用するには?
◆3◆Jリーグ「シャレン! キャンパス」活動レポート
◆4◆ (12/5・1/20)健康指導実施者向け研修
「住民主体の健康づくり・地域づくり活動におけるコーディネートスキルセミナー」
◆5◆(2/17・24)DX事業開発の担い手(DXイントレプレナー)養成講座【2日間集中コース】
◆6◆編集後記
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すっかり冬らしい気候になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
サッカーのW杯では、子供から大人まで世代を問わず応援している姿に、改めてスポーツの力はすごいなと思いました。エンパブリックでは、地域の力を活かしたまちづくりを進めていく一環として、各地のスポーツクラブを地域資源として活かす取り組みも始めています。(新村)

◆1◆広石コラム「地域にあるものをフルに活かそう!」
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サッカーのワールドカップやオリンピックなどスポーツ・イベントが盛り上がると、メディアなどで「スポーツの力」という言葉がよく使われます。
スポーツには競技や娯楽という側面もありますが、「一緒に楽しむ場を生み出す」「人がつながる」「活動を支える多様な役割がある」「メッセージを多くの人に伝える」など様々な機能を持っています。これらの機能は、地域で活動する人が感じている「活動に新しい参加者を増やしたい」「ネットワークを広げたい」「居場所や出番をつくりたい」などを解決することに役立つ可能性があります。

この可能性にスポーツの担い手たちも気付き始めています。例えば、Jリーグのシャレン!(社会連携活動)は地域活動に「Jリーグをつかってほしい」という思いから始まり、「子ども食堂と企業をつなぐ」「ローカルSDGsネットワークをつくる」「障がい者の活躍機会を広げる」などの活動が全国に広がっています。
(Jリーグ シャレン!アウォーズ2022のエントリー一覧  https://www.jleague.jp/sharen/awards2022/
Jリーグ以外のプロスポーツクラブや実業団チーム、大学や高校などでも、幅広い地域連携活動を始めています。
また、スポーツ庁でも第3期スポーツ計画で「スポーツによる地方創生、まちづくり」を主要テーマの一つに掲げています。(スポーツ庁の紹介動画 https://youtu.be/BfpfLuwwT18
さらに学校スポーツ部活動の地域移行が進むことで地域とスポーツの新しい関係も生まれようとしています。

このような地域とスポーツの協働をもっと活性化し、スポーツの持つ多彩な力やネットワークと地域課題解決とが新しくつながることができれば、そこにイノベーションが起き、地域にポジティブな変化を広げることができる!
そのように考え、私たちもJリーグ関係のみなさまを始め少しずつ試行錯誤を重ねてきました。

それを通して様々な可能性、実践者の思いやチャレンジに出会うことができ、嬉しく思うと同時に、どうしても「自分(相手)の専門、フィールドはここ」と設定して考えてしまう方がまだまだ多いことです。
子どもの貧困対策、居場所づくり、高齢者の孤立防止、環境問題、まちの活性化など地域の課題解決に取り組もうとした時に、使える地域資源として「スポーツ」を思い浮かべる人は限られています。

地域にJリーグやBリーグなどのプロスポーツクラブがある、スポーツ・イベントがある、学校・大学の部活動やスポーツサークルがあることは知っていて、参加や応援をしていたとしても、地域課題解決と結び付けて考えたり、何ができるのか具体的にイメージを持っている人は少ないんだなと思わされます。
例えば、子どもの活動している方に「Jリーグのクラブとの連携は?」と話すと「私、サッカー知らないので・・・」となってしまったり、「有名な選手に来てもらったら宣伝になる?」という声が多くあります。

地域にあるものをフルに活かし、活かしあい、自分の活動も地域全体も元気にしよう!
それが持続可能な地域づくりには不可欠だと考えています。
ただ、それには地域活動、スポーツ、サポーター、企業、行政ら多様な主体がつながり、価値共創を進めるソーシャル・プロジェクトの進め方を広げ、根付かせるが大切になります。
そして、そのような場をつくり、プロジェクトを動かすコーディネーターの存在も大切です。
そのような取り組みに力を入れ、充実させていきたいと考えています。

*ぜひ多様な方とご一緒にチャレンジしていければと思っています!
ご関心ある方、お気軽にご連絡ください。

◆2◆地域での活動を広げるためにもっとスポーツの価値を活用するには?
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【導入イベント】地域で活動を広げるためにもっとスポーツの価値を活用するには?
> 12/21(水)19:00~21:00  *一般1,000円 Studioメンバー無料
詳細・参加申込み https://peatix.com/event/3430767/

金沢で高校生の居場所づくりに取り組む(社)第3職員室の仁志出さんとFC東京でスポーツ×まちづくりの推進に20年以上取り組んできたスタッフ久保田との対話を通して、子どもやユースの居場所づくりにどのような取り組みが可能なのか一緒に考えていきます。
これまでスポーツと接点がなかった方にこそ、ぜひご参加いただきたいと思っています。

【ゼミ】まちの課題解決にスポーツという地域資源を活かすには ~まちづくり×スポーツの可能性とコーディネーターの役割を考える(全3回)
> 2023年2月8日(水)15日(水)22日(水) 各回19:30-22:00
【第1回】地域課題解決にスポーツは活かせるの?
【第2回】地域の子ども達の未来を拓くためにスポーツをどう活かせる?
【第3回】運動部活動の地域移行とは? 地域づくり、スポーツ振興に活かすには?
*3回セット 10,000円(Studioメンバー9,000円) 単回参加も可
参加・詳細申込 https://peatix.com/event/3437368/

地域課題解決、子どもの未来づくり、運動部地域移行の3つの視点から、地域課題解決や社会活動する人にとってのスポーツの活かし方を考えます。
各回、久保田から基礎知識、広石から実践手法解説を行い、異分野の連携を進めるには何が大切か、どのようなコーディネート力が求められるか考えていきます。

◆3◆Jリーグ「シャレン! キャンパス」活動レポート
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Jリーグが社会連携活動をテーマにして各クラブの担当者などに向けて行っている活動「シャレン! キャンパス」では、広石が講師を担当し、今年のアクション・ラーニングをエンパブリックが運営しました。
その様子をレポートにまとめています。
https://note.com/empublic/n/n3ad57d667c27

*その他、noteでは活動レポートを掲載しています。 https://note.com/empublic
・探究って課題解決方法を探るための手段じゃないの?
・市民活動の広報力アップ!効果的な情報発信を考えよう
・違う分野の人たちと対話することで新たな視点が見つかる など

◆4◆ (12/5・1/20) 健康指導実施者向け研修
住民主体の健康づくり・地域づくり活動におけるコーディネートスキルセミナー(全2回 参加費無料!)
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厚生労働省委託事業として(株)日本総合研究所が実施する、全国の保健師や管理栄養士などの健康指導を実施している方を対象とした、住民主体の健康づくり・地域づくりにおけるコーディネートスキル向上を目的としたオンラインセミナーに代表広石が登壇します!

住民自らが主体的に問題解決に向けて取り組むような環境づくりはどうしたら生まれるのか。住民主体の活動を促しコーディネートするスキルを体系的に学ぶ場に参加してみませんか?
【第1回】2022年12月16日15時00分~17時00分
【第2回】2023年01月20日13時00分~15時00分
お申し込みはこちら(12/15締切)  https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=103741

【書籍「専門家主導から住民主体へ 好評発売中!】
エンパブリックでは、住民主体の地域づくりを実践してきたノウハウを1冊にまとめた書籍も出版し、ご好評をいただいています。
住民が自ら動き出せるような場づくりとは? 住民と専門職のパートナーシップの持ち方は? にご関心ある方、ぜひ お読みください。
https://empublic.stores.jp/items/5ec9948b34ef0129adaddfd6

〇empublic Studioでは、こちらの書籍をもとに、元公務員のスタッフ萩元と、久保田がそれぞれの視点から広石と対話する動画を定期的にアップしています。
第1回をYouTubeで公開

Studio住民主体のまちづくりch

◆5◆DX事業開発の担い手(DXイントレプレナー)養成講座【2日間集中コース】開催
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DXの実現には大きな価値の転換を生み出す必要があります。
DX事業に取り組むには、会社員にも起業家マインドを持って動くイントレプレナー(社内起業家)の考え方が必要とされています。
これからの社会に必要となる自分達の事業は何か?を自ら発案し、仲間を作り、新しい仕事を生み出すプロセスを体験し、DXイントレプレナーとしての姿勢や動き方のコツを習得できる2日間集中の講座を開催します。
【1日目】
・DX時代の事業開発入門~アジャイル事業構想と起業家マインド
・社会課題を分析し、解決策を考える
【2日目】
・ビジネスモデルの構築を考える
・事業の実現力を高める

開催日時 2023年2月17日(金)24日(金) 両日10:00~17:30
2日間セット 77,000円(税込)
詳細・お申込はこちら https://empublic.jp/dx-intre

◆6◆編集後記
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それにしてもサッカーワールドカップの日本代表の活躍は素晴らしいですね!大会が始まるまでは、「何でこんなに話題にならないのだろう・・・」と心配になるほどでしたが、鮮やかな逆転勝利を重ねながら、これまでにないほどの盛り上がりに!選手たちの活躍と共に、本人やチームの様々なストーリーも知られ始めて、それがまた新たな共感を生み出して、盛り上がりをさらに増幅させていることを強く感じます。応援している私たちも、きっと自分の何かを重ね合わせながら応援しているのかもしれませんね。
ただ、社内やStudioでこの話をしていたところ、「ワールドカップ見ていないです」「この雰囲気好きじゃないです」という声も!最初は驚いたのですが、確かにそういう人も多いよなーと改めて気付くことができました。
そこで、empublic Studioの望年会(オンライン交流会)で、ワールドカップカフェ「見ていない人とも話したい!ワールドカップを熱烈に応援する人と、まったく関心ない人のギャップは?」を開催することにしました!Studioメンバーの方に改めてご連絡いたします(久保田)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第220号 2022年12月9日配信)
発行責任者=広石 拓司

〔12/4〕対話と参加・協働を進めるファシリテーション&ワークショップ・デザイン (対面+オンライン) by empublic Studio

〔12/4〕声を「聴く」から対話・参加を生み出すファシリテーション(対面+オンライン)by empublic Studio

〔12/4〕参加型の学びと対話の場の設計方法~ワークショップ・デザイン(対面+オンライン) by empublic Studio

〔12/21〕地域で活動を広げるためにスポーツの価値を活用するには?

empublicメールマガジン~根津の街から(2022年11月21日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2022年11月21日発行)

ー<INDEX>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆empublicスタッフ 今月の気づき!
◆2◆期間限定! 動画「システム思考の考え方・進め方」を公開
◆3◆12/4(日) 対話と参加・協働を進めるファシリテーション&ワークショップ・デザイン (対面+オンライン)
◆4◆ラジオ『Find the Questuion』by empublic Studio
◆5◆広石コラム・アーカイブより「組織が信頼されるとは?」
◆6◆編集後記
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アメリカの中間選挙は、社会の分断について改めて感じる機会となりました。
社会・環境の問題は多様な要素が関係し、異なる文脈が影響しあう“複雑な問題”です。
その問題を何か一つの“正しさ”から見て、他の見方を“間違い”とすることから分断は生まれます。
「正しさ」の反対は「別の正しさ」と考え、立体的に理解しようとするがシステム思考です。
システム思考を多くの人が使いこなせたら、と最近、改めて思っています (広石)

◆1◆ empublicスタッフ 今月の気づき!
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empublicのスタッフは、日々色々な現場で多様な方と出会い、対話することを通して、たくさんの気づきを得ています。
今号から月1回、スタッフの気づきの一言を紹介していきたいと考えています。

〇同じ問題・課題へ取り組むアプローチ、アイデアがいくつかあるときに、それらの主従を定めていくことが「仕事にする」ということ ~ 久保田淳「仕事づくりミニ・プレゼン」
https://note.com/empublic/n/n28f7a04714ad

〇コロナで、一度飲み会などの集まりが完全に制限されたことで、また再開させるためには「理由」が必要になる ~ 渡邉さや「ランチタイム交流会」
https://note.com/empublic/n/n4c53a449d04a

〇みなさんの頭の中で思っていることは、とっても価値があることで、ほかの誰かが聞きたいと思っていること ~ 瀬沼希望「Find the Qustion」
https://note.com/empublic/n/n0985ff1dcd9e

◆2◆期間限定! 動画「システム思考の考え方・進め方」を公開
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「 「つながり」と「構造」を使いこなそう!~ 複雑な社会問題を解決し、 変化を促すためのシステム思考入門 」(全2回 11/22・12/6)の開催にあわせて、動画「システム思考の考え方・進め方」(17分)を公開しています。
「システム思考って、どういう考え方なの?」の基本をお伝えしています。公開期間は12月30日までです。
下記URLからパスワードを入れてご覧ください。
https://vimeo.com/772484600  パスワード system2211em

地域や社会、ビジネスの問題を扱うために「システム思考」をどう活かせばいいか?
目の前の問題対処に追われるのではなく本質的な変化を起こすために、システム思考の基礎を身につけ、自分なりの活用法を考えてみたい方は、講座にもご参加ください。
*オンライン開催各19:30~21:45
詳細・お申込みはPeatixから https://peatix.com/event/3401560

◆3◆12/4(日) 対話と参加・協働を進めるファシリテーション&ワークショップ・デザイン (対面+オンライン)
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12/4にファシリテーション、ワークショップ・デザインの講座を開催します。セット参加( https://peatix.com/event/3402273/ )に加えて、下記の単独プログラムへの参加も可能です。

〇10:00~12:45 声を「聴く」から対話・参加を生み出すファシリテーション
対話やワークショップのファシリテーションを学びたい方、研修や参加型イベントを実施する方、ファシリテーションを勉強している方の再入門にお勧めです。
詳細・お申込みはPeatixから
https://peatix.com/event/3421211

〇13:30~16:30 参加型の学びと対話の場の設計方法~ワークショップ・デザイン
ワークショップや場づくりを既に行っている方、これからやってみたいと考えている方、そのような場に興味がある方、ぜひご参加ください!
https://peatix.com/event/3421363

◆4◆ラジオ『Find the Questuion』by empublic Studio
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empublic Studioでは、毎週木曜のランチタイムに、スタッフ瀬沼希望が、リスナーのみなさんからのお便りを紹介する、ラジオ『Find the Questuion』を始めました。
先週は「特別企画『広石さんに聴いてみよう』」ということで、エンパブリック代表広石をゲストに、届いたお便りを元に「スタートレックのピカード艦長が師匠。あなたの人生の師匠は?」などといった話で盛り上がりました!
これまでのラジオは下記からお聴きいただけます!

◆5◆広石コラム・アーカイブより「組織が信頼されるとは?」
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エンパブリックnoteでは、スタッフ新村がもう一度紹介したい過去の広石コラムを投稿しています!
企業向けの研修も行っているエンパブリックですが、今回は、「組織が信頼されるとは?」について、書いたコラムをご紹介します。
「自分たちは問題を抱えていて、努力しているが、解決できないところが残っている」と明確に伝えるという言葉が私の中に強く残り考えました。(新村)
https://note.com/empublic/n/ne4d00397363c

◆6◆ 編集後記
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初めまして!9月からエンパブリックでご縁を頂き、働かせていただいている関場と申します。
先日、スタッフ高橋が学習支援者を担う「杉並大人塾」という杉並区の地域活動のイベントに初参加させていただきました。
荻窪をもっと知りたい!楽しみたい!という思いで集ったメンバーの方々の活気と楽しそうな様子、地域のみんなでつながっていこうとする雰囲気を感じ、なんだか心が温かくなりました。
このような、みんなで楽しく集まれる場が全国で広がっていけば、もっと日本全体が明るくなるのでは。と感じ、みなさんの楽しそうな笑顔を頭に浮かべながら帰途につきました。(関場)
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株式会社エンパブリック
メルマガ「根津の街から」
(第220号 2022年11月21日配信)
発行責任者=広石 拓司
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empublicメールマガジン「 知を生み出すソーシャライゼーション」~根津の街から(2022年11月11日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2022年11月11日発行)
ー<INDEX>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆知を生み出すソーシャライゼーション(広石コラム)
◆2◆(11/20)子育てしながらの働き方・キャリアを考える対話ワークショップの作り方
~誰もが自分らしく活躍するためのコミュニケーション方法を学ぼう
◆3◆(12/4)対話と参加・協働を進めるファシリテーション&ワークショップ・デザイン (対面+オンライン)
◆4◆ (11/22・12/6)「つながり」と「構造」を使いこなそう!
~ 複雑な社会問題を解決し、 変化を促すためのシステム思考入門(全2回)
◆5◆活動レポート
◆6◆過去の広石コラムを読み直してみませんか?
◆7◆編集後記
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街の木々も色づき始め、すっかり秋らしくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
コロナで人と人の距離が開いたと言われる中、改めて対話の大切さを感じています。今回はファシリテーションに関する講座の案内もしています。(新村)

◆1◆ 知を生み出すソーシャライゼーション(広石コラム)
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10月から対面でのイベントやワークショップ、研修が増えています。
しばらくほとんどの会がオンラインの日々でしたので、電車で移動しながら「こんな感じだったな」と思ったりします。
ただ、オンラインでは打合せの時間の間が詰まっていても対応できたため、その流れが残っていて、スタッフが対面のイベントの30分後にオンライン打合せを設定し、駅にあるブースから参加することも時々あります。

テレワークが広がる中で起きた現象として指摘されるのが、仕事の経験が属人化しがちだということです。
オンラインでは業務の打合せをし、後は個別に作業することが多くなり、個々人が作業するプロセスの中で気づいたこと、実施の工夫などが個々人のものとなりがちということです。

確かに、隣で仕事をしていてお互いに見えていたこと、隙間時間の雑談で共有できていたことがテレワークでは見えにくくなってしまいます。
ただ、これは個々人の仕事の経験の共有する仕組みのないことが本質的な課題であり、それがテレワークで明確になったと考えられます。

日常業務の打合せや進捗確認では後回しにされやすい、個人の経験、直感、ひらめき、学びを「暗黙知」とし、イノベーションを起こす資源だと打ち出したのが、野中郁次郎先生らの書籍「知識創造企業」でした。
暗黙知を個人のものに止めないで、形式知にして組織で共有し、価値創造に活かすことがイノベーションを生む知識創造につながると考えたのです。
この考えを受け、日本企業でもナレッジ・マネジメントに力を入れましたが、思ったように効果が出ない場合も少なくありませんでした。

日本企業のナレッジ・マネジメントでは、暗黙知を表出(Externalization)させて形式知とし、連結(Combination)させてまとめるマニュアル化が重視されました。
ただ、野中氏らの知識創造サイクルはSECIモデルと呼ばれているように、表出(E)・連結(C)の前に「S」があります。
このSは「Socialization」であり、人と人のつながりの中で暗黙知が暗黙知として共有される中で、何が知なのかが明確になっていくプロセスです。

よく刑事ドラマではバディものと呼ばれる少し風変わりな先輩刑事と新人刑事がペアを組む物語があります。
そこでは、最初、新人刑事は風変わりな先輩を見て疑問に思うのですが、ドラマが進む中で“風変わりさ”にこそ知恵が詰まっていくことに気付いていきます。
これがSocializationです。先輩の暗黙知を現場の中で分かち合い、暗黙知の価値が明確になっていくのです。

テレワークで個別作業になり、属人化しやすいことは、改めてSocializationの大切さに気付くきっかけとなります。
近年はテレワークでなくてもパソコン業務が増えたことで仕事は個別化し、属人化しやすくなっています。
業務プロセスの中での小さな気づきを小まめにチャットツールで共有する、定期的に一緒にふりかえりの時間を取ることが、かつてなく大切になってきています。
そして、お互いの日々感じていること、嬉しさや不安、小さな気づきもお互いにしっかり聴きあう「対話」の時間がとても大切になっています。

エンパブリックでも改めて対話の大切さ、実施をサポートするプログラムを実施していきます。また、empublic Studioでも小さな気づきを話し合える場を増やしていきたいと考えています。

◆2◆(11/20)子育てしながらの働き方・キャリアを考える対話ワークショップの作り方
~誰もが自分らしく活躍するためのコミュニケーション方法を学ぼう
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( 育休後カフェⓇ+ふりかえり で、実行できる力が身につく実践型プログラム】
企業や組織において、育休・時短など多様な働き方や多様な価値観を持つメンバーがいる組織づくり、子育てしながらの働く人のキャリア形成に難しさを感じている方は多いと思います。
対話を通して自分の思い込みや他者の考えに気づくことで、育休や時短等の多様な働き方を認め合うことの意義を組織ぐるみで納得していけるのではないかと、企業や組織での対話ワークショップを提案しています。
本講座は、育児とキャリアに関するワークショップの主宰者としてすぐに活かせる知識やファシリテーションやワークショップ企画のスキルを学ぶ講座です。
皆さんの職場で、対話ワークショップを開き、子育てしながら働く人たちを応援していきませんか。(矢部)
詳細・申込みはこちらからPeatixから
https://peatix.com/event/3402849/view

◆3◆(12/4)対話と参加・協働を進めるファシリテーション&ワークショップ・デザイン (対面+オンライン)
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対話やファシリテーション、場づくりの考え方、ワークショップの企画・運営について学べるプログラムです。研修や参加型イベントを実施する方、ファシリテーションを勉強している方の再入門にお勧めです。
開催日時:2022年12月4日(日)10:00~16:30
【第1部】対話と参加・協働のファシリテーション 10:00~12:45
【第2部】参加型の学びと対話の場のつくり方~ワークショップ・デザイン 13:30~16:30
*第1部・第2部のみの参加も可能です。
会場:対面開催 エンパブリック根津スタジオ、オンライン同時開催
詳細・お申込みはPeatixから
https://peatix.com/event/3402273

◆4◆ (11/22・12/6)「つながり」と「構造」を使いこなそう!
~ 複雑な社会問題を解決し、 変化を促すためのシステム思考入門(全2回)
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社会・地域・組織にポジティブな変化を生み出すには、複雑な問題の中にあるつながりに向き合い、問題の構造を理解する「システム思考」が不可欠です。
目の前の問題対処に追われるのではなく本質的な変化を起こすために、システム思考の基礎を身につけ、自分なりの活用法を考えてみませんか?
実践的なシステム思考の入門講座、開講します。

開催日時:2022年11月22日(火)、12月6日(火)各19:30~21:45
*オンライン開催
詳細・お申込みはPeatixから
https://peatix.com/event/3401560

◆5◆活動レポート
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〇GM研修会(日本トップリーグ連携機構)を開催!
「もっと必要とされ、多くの人から支えてもらえるクラブ、チームとなるには?」をテーマに、研修会を開催しました。2日間のオンライン開催の様子をまとめたレポートはこちら
https://note.com/empublic/n/n2d0da8e2fb62

〇「課題解決型の事業開発プロセスを体験する」をテーマに企業研修を行いました。
エンパブリックの大学生インターンが、参加し、体験記をレポートにまとめました!
https://note.com/empublic/n/nfc591436e72e

〇フォルケホイスコーレで学んだ「自分の思いを知り、相手と分かち合うこと」の大切さ
~ デンマーク留学経験者が考えた対話の可能性
実際にデンマークのNordfyns Hojskoleに留学し、様々なバックグラウンドを持つ人たちと共同生活を経験した横山覚さんをゲストに、フォルケホイスコーレの仕組みやデンマークでの学びについてお話しいただきました。
参加したスタッフ瀬沼が感じた気づきや感想はこちら
https://note.com/empublic/n/n49343c94c45a

◆6◆過去の広石コラムを読み直してみませんか?
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エンパブリックnoteでは、スタッフ新村がもう一度紹介したい過去の広石コラムを投稿しています!
12月4日にファシリテーション講座も開催しますので、今回はファシリテーションや場づくりに関連するコラムをご案内します。(新村)
https://note.com/empublic/n/nf540cdda24c6?magazine_key=m3b219e81c362

◆7◆ 編集後記
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先日、empublic Studioのワールドカフェに参加しました。私から「育休・時短・副業など多様な働き方の人がいる職場で、「申し訳なさ」や「モヤモヤ」がなくなるには、何を共有したらいい?」を提案させてもらったのですが、みなさんとのディスカッションから「わからないを共有するのが大事」という発見!がありました。これに気づいた時には、本当に「おー」という感じで、多様な人の集まる場の力を改めて感じたのでした。と同時に「これこれ」と、私が体験したような場を、企業や地域で広げたいと決意を新たにしたのでした。(矢部)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第219号 2022年11月11日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

〔11/22〕「つながり」と「構造」を使いこなそう!~ 複雑な社会問題を解決し、 変化を促すためのシステム思考入門(全2回)

empublicメールマガジン「根津の街から」(2022年10月22日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」◆
(2022年10月22日発行)

-<INDEX>------------------
◆1◆広石コラム:国際競争力とソフトスキル
◆2◆empublic Studio 一周年! 年間レポートを制作しました
◆3◆(10/26) デンマークの教育機関フォルケホイスコーレで学んだ「自分の思いを知り、相手と分かち合うこと」の大切さ
~ デンマーク留学経験者が考えた対話の可能性
◆4◆佐藤真久&広石拓司が「生涯探究」を考える大変革時代をポジティブに生きるための、生涯探究の学び方、つながり方とは?
~ ポジティブな変化を自分と組織・社会の両方に起こすために
◆5◆編集後記
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秋を感じる日が増えてきましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
2021年9月にプレオープンし、11月からスタートしたempublic Studioは一周年を迎えました。ご参加いただいている方、応援してくださるみなさま、本当にありがとうございます。
一年間の動きをまとめたレポートを公開しましたので、ぜひご覧ください!(新村)

empublic Studioレポート 2021年9月~2022年10月
スタジオのページ https://empublic-studio.jp/ のトップの欄にあるバナーからPDF版をご覧いただけます

◆1◆広石コラム:国際競争力とソフトスキル
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スイスのIMD(国際経営開発研究所)は世界各国の競争力ランキングを出しています。
では、2022年の「版世界競争力ランキング」(64か国・地域を対象)で、日本は何位かというと‥‥

34位です。
低いと思うか、高いと思うかは人それぞれかもしれませんし、この評価方法が全て正しい訳でもないでしょう。
ただ、かつて経済大国と言われていた頃に比べて下がってきているのは確かです。

では、なぜ、順位は高くなっていいのでしょうか?
実は20の大項目の中には10位以内ものが3つあります。
しかし64か国中、63位という項目があるのです。

それは、Management Practices(マネジメント実践)です。
その大項目を構成する?の小項目は、例えば下記のようなものです
・企業の俊敏性(Agility)
・市場の状況の変化を認?し、対応している
・経営者の社会的信用が強い
・取締役会は企業の経営を効果的に監督できている
・ビッグデータと分析を使用して意思決定をサポートすることに長けている
・経営者の起業家精神がビジネスに浸透している
・ビジネスリーダーの社会的責任への意識が高い
・管?職に占める女性の割合

私は「なるほどな・・・」と思いました。
今の日本企業の経営は悪い訳ではないと思いますが、激しい変化の時代、経営に求められることが変化しているのだと思います。
自分はコツコツと真面目に取り組んでいても、周りが変わると評価が下がってしまう。
そんな時代だからこそ、変化への俊敏な対応力が求められているということでしょう。

日本の教育や研修では、学んだ直後に点数化できる(=ハードスキル)が重視されてきました。そして身に着けた知識や技術を使って長く働くことが良しとされてきました。
しかし、変化の激しい社会では、変化を感じ取って受けとめる力、感情や関係性を踏まえたコミュニケーション力、不安定な中のレジリエンスなど、点数化しづらい「ソフトスキル」が重要になってきます。

empublicが取り組んできたのは「変化・価値創造・協働のソフトスキル」なんだなと最近、改めて考えています。
自分のこれまでの当たり前が通用しない時、どう小さく早く失敗し、周りの協力を得ながら先に進めていくのか。

点数化しづらいソフトスキルをどう見えるかするか、みなさんと考えていきたいと思っています。

※       変化の時代、何か一つの正解に頼れないからこそ、探究し続けることが大切です。
生涯学習から「生涯探究」への変化を佐藤真久さんとセッションします。(4をご覧下さい)

◆2◆empublic Studio 一周年! 年間レポートを制作しました
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「変化・価値創造・協働のソフトスキル」を多くの人が使いこなせるように、コンテンツやセッション、体験機会を広げようと始めたのが、empublic Studio です。
この一年、試行錯誤している毎日であり、力や資源の不足もあって思うようにいかないところ、参加者にとって使いづらかったことも多々ありました。
ただ、参加者の方の思いやご協力、スタッフの熱心な努力によって、この一年の間にも歩みを進めてきました。
その歩みを本当に概要ですが、年間レポートにまとめました。
Studioサイト、またはこちらからご覧ください。 https://x.gd/uCGBo(pdf)

これまでいただいた声を踏まえ、また近年の状況を踏まえて改めて見直し、10月下旬から新しいバージョンの取組みを始めます。参加者の声や問いを起点とするstudioの可能性にチャレンジします。
まだまだ試行錯誤が続くところもあると思いますが、より参加しやすく、「思いのある誰もが動き出せる社会」の実現に向けての挑戦を、みなさまとご一緒させていただければと思っています。

※empublic Studioは年会費制のため初期にご参加いただいた方の更新時期となります。
期日が近づくとメールでご連絡いたしますので、ご確認ください。迷惑メールに入っていることがあるので、そちらもご確認を。
こちらからの更新手続きも可能です。
https://office.empublic-studio.jp/ent/e/QXbtJRN6ietFVTPt/

◆3◆(10/26) デンマークの教育機関フォルケホイスコーレで学んだ「自分の思いを知り、相手と分かち合うこと」の大切さ
~ デンマーク留学経験者が考えた対話の可能性
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幸福度世界一の教育ともいわれている北欧デンマーク。
デンマークの教育機関「フォルケホイスコーレ」は様々な背景を持つ人たちと平等に学び対話できる”人生のための学校”と呼ばれています。
実際にこの学校に留学してきた横山覚さんが「自分の思いを伝え、もっと相手と話し合うこと」の大切さについて気づいた体験を聞きながら、「もっと話し合う」ことを日本に広げるために何が必要なのか、一緒に考えてみませんか?

〇開催日 2022年10月26日(水)20:00~21:30
*オンライン開催
〇詳細・お申し込みはPeatixから
https://peatix.com/event/3344598

◆4◆佐藤真久&広石拓司が「生涯探究」を考える大変革時代をポジティブに生きるための、生涯探究の学び方、つながり方とは?(全2回)
~ ポジティブな変化を自分と組織・社会の両方に起こすために
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暮らしや仕事も先行きが不安定な状況な時代に、自分のやりがい・生きがいのある未来を描くためには、過去の答に頼るのでなく、主体的な「探究」を続けることが大切です。
ポジティブに暮らし、働いていくための「生涯探究」とは、どのようなものなのか、一緒に考えてみませんか。

ナビゲーター:
・佐藤真久 東京都市大学大学院 環境情報学研究科教授
・広石拓司 エンパブリック代表

開催日 2022年10月31日(月)、11月7日 いずれも19:30~21:45
詳細・申込はPeatixから https://peatix.com/event/3360960

◆5◆編集後記
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empublic Studioが始まってから、1年が経ちました!これまではひょっとすると、プログラムの実際の様子が外から見えづらく(分からなくて)参加しづらかった方もいらしたのではないでしょうか・・・企画・運営のスタッフもこれまでを振り返り、10月からはプログラムもリニューアルしました。改めてまた皆さまのご参加をお待ちしています。
ところでサッカー天皇杯は、山梨のヴァンフォーレ甲府が優勝しました!初のタイトル獲得です。スタンドの最前列で大応援旗を振り続け、優勝決定後に涙を流していたご老人の姿がまたとても感動的でした。エンパブリックもスポーツ界とのつながりが広がっているところでして、ますます多くの関わりと新しい活力を作っていけるように取り組んでまいります!(久保田)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第218号 2022年10月22日配信)
発行責任者=広石 拓司