empublicメールマガジン「根津の街から」(2022年9月9日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」◆
(2022年9月9日発行)
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◆1◆広石コラム:win-winを超えて
◆2◆サッカークラブが地域ともっと話し合いたいことは?
~FC東京クラブコミュニケーター 石川直宏さんと考える
◆3◆SDGs/DX トランスフォーメーションを促すリーダーシップ [講座版]
◆4◆【法人向け研修】DXイントレプレナー養成講座(全4回)
◆5◆エンパブリックの活動の近況紹介
◆6◆編集後記
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秋を感じる日が増えてきましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目に体調など崩さぬようお気をつけください。(新村)

◆1◆広石コラム:win-winを超えて
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ビジネスで関係をつくる時に「win-winで」と言われることがあります。
一緒に取り組むことが相手にとっても、自分にとっても良い結果になるようにしよう、という意味です。
どちらだけが得する訳でない、良い関係だと考えられています。

ただ、気をつけないといけないのは、win-winは、どちらも勝つことが前提にあり、
相手から何かを得ることが目的になっているということです。
もしどちらが失敗したら、この関係は成立しません。

例えば、スポーツで支持されるには「勝つ」ことが大切だと考えられがちです。
勝つ喜びをお客さんに与えることができれば、自分たちを応援・支持してもらえる、という考えです。
ただ、この考えは「負けたら意味がない」となりかねません。
勝つことで賞賛されますが、「応援・支持」が本当に必要なのは、負けている時、うまくいっていない時、苦しい時なはずです。
勝つから応援される存在なら、うまくいかない時は応援されない存在になるでしょう。

良い時も悪い時も共に生きる存在としてお互いを支え合う。
give & give の関係が関係性を力にできるのだと思います。

12日にempublic Studioでお話しいただく石川直宏さんは、現役時代、日本代表にも選ばれたスターです。
俊足でサイドを駆け上がる石川さんの姿は、僕にとってもFC東京の試合を観る時の楽しみなことでした。
そんな石川さんが現役引退され、地域貢献の活動を始める際に相談にのらせていただきました。

石川さんの選手時代は怪我との戦いでした。リハビリにあけくれ、試合に出れない時間の中で、自分のプレーはもちろんのこと、なぜサッカーをするのかを考え、怪我をしても応援してくれる方たちのことを、家族のことを考え続けました。
その中から、地域とクラブ・選手がもっとお互いをリスペクトしあい、それぞれの関係性をさらに高めるような活動をしたいと考えるようになったのです。
立場を超えて、それぞれの立場から理想や未来を考え、等身大の自分ができることを持ち寄り、活動を積み重ねていく。
そのような大きな絵を描きながら、クラブコミュニケーターとしての活動を展開しています。

give & giveの関係で、より大きな、みんなが笑顔になれるwinをつくる。
そのような関係性のつくり方を考え、トライしてみませんか?

◆2◆サッカークラブが地域ともっと話し合いたいことは?
~FC東京クラブコミュニケーター 石川直宏さんと考える
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石川直宏さんと広石がスポーツと地域が共創していくためのコミュニケーションについて語り合います。

〇開催日 2022年9月12日(月)20:00~21:30
*オンライン開催
〇詳細・お申し込みはPeatixから
https://peatix.com/event/3347430

◆3◆ SDGs/DX トランスフォーメーションを促すリーダーシップ [講座版]
~変化を恐れからワクワクにできるチームをつくるコミュニケーション術
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既存の延長線上にない新しい価値を生み出すために、トランスフォーメーショナル・リーダーシップを軸に、心理的安全性、U理論なども交えて、正しさや理屈だけでは動かないチーム、組織が動き出すためのコミュニケーションを考えます。

〇開催日 2022年9月28日(水)20:00~22:15
オンライン開催、参加費 一般4,800円
〇詳細・申込はPeatixから http://ptix.at/9Qp82e
*empublic Studioのプロジェクト・ページはこちら https://empublic-studio.jp/4250

◆4◆【法人向け研修】DXイントレプレナー養成講座(全4回)11月期 参加者募集中!
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エンパブリックでは、社会起業家育成の豊富な実践経験から得たノウハウを基に、組織・社会の変革につながる新しいデジタル事業を構想・推進できる社内起業家(イントレプレナー)を養成するプログラムを開講しました。
現状の顧客の課題を社会的視点も交えて深く多面的に分析した上で、デジタルも活かした「人の動き方の変化」をデザインし、事業をつくる体験を通して、実践力を身につけます。

〇開催日 11月2日、9日、16日、30日 水曜13:30~17:30(全4回)
〇参加費 9月31日までの申込みの場合 88,000円(税込)
*3名以上の申込みの法人にはDX人材育成に関する相談会も開催。
*詳細・お申込みはPeatixから https://empublic.jp/dx-intre

◆5◆エンパブリックの活動の近況紹介
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〇シニア世代の誰もが デジタルを使いこなし、 楽しい毎日を過ごせる社会をつくるには? ~デジタル庁デジタル推進委員のタノシニアンのお二人と考えよう!

シニアがデジタルを楽しめる環境づくりを全国に広める活動「タノシニアン」をされてきて、今回デジタル庁のデジタル推進委員としても活動を始めた、入江眞知子さんと伴克子さんをゲストに、シニア世代の誰もがデジタルを使いこなせるには?をテーマに考える会を開催しました!デジタルの使い方を正しく理解してもらおうとするのではなく、興味や好きなことが広がっていくためのツールとして使ってもらうのが、最初の一歩に繋がるのだと、改めて考えさせられました。(新村)
(詳細こちら https://peatix.com/event/3350835)

〇新しいことを始めるなら、まず4人のチームをつくろう! ~ 個人の思いからプロジェクトや事業を始めるコツ

参加者の皆さんが、「4人」という数字が組織の中身の観点と、運営の観点の両方において良いと感じる体験をお持ちのようでした。
「多様性」「役割分担」が大切で、前へ前へと推進する役割だけでなく、立ち止まって検証したり振り返ることを唱える人物も必要だと…。陰で支えてくれるような4番目の役割こそ重要という指摘もありました。また、何らか2グループに分かれるときも2人ずつになれるので問題無く、その組み合わせも変えられるなどなど、「4人」には鍵がありそうです。(久保田)
(詳細こちらhttps://peatix.com/event/3336340)

◆6◆編集後記
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9/8に、本文活動報告にもある「シニア世代の誰もが デジタルを使いこなし、 楽しい毎日を過ごせる社会をつくるには?」に参加しました。コンセプトはとにかく「楽しく」!。楽しいから新しいトライもしているうちに、VRも使いこなしていらっしゃる(!)。最近VRに目覚めた我が家の中学生が、「タノシニアンの皆さまからVRの楽しみ方を教わる」という新しい未来が見えた気がしました。
諸外国では、デジタルが日常生活の必須事項となる中、デバイドの問題が文字通り死活問題となるため、手厚いフォローをしている事例も紹介いただきました。デジタルツールが使えないとき、困ったときに、身近なところで、楽しくフォローをする、そんなデジタル庁デジタル推進員が広がるといい!というお話と、タノシニアンの皆さまの笑顔に元気をいただいた、あっという間の90分でした。(高橋)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第217号 2022年9月9日配信)
発行責任者=広石 拓司

empublicメールマガジン「根津の街から」(2022年8月18日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」◆
(2022年8月18日発行)。
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◆1◆100分でempublic Studio ~22年夏総集編:個人から変化を起こすソフトスキルの探究
◆2◆SDGs/DX トランスフォーメーションを促すリーダーシップ [講座版]
◆3◆【法人向け研修】DXイントレプレナー養成講座(全4回)
◆4◆エンパブリックの活動の近況紹介
◆5◆編集後記
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メールマガジンが長らくご無沙汰になってしまいました。みなさま、お変わりありませんでしょうか?
今年の夏は毎週のように各地で大雨による災害が起きています。
災害にあわれた地域のみなさまも少なからずいらっしゃると思います。お見舞い申し上げます。
気候変動が進んでいくと、これからも災害は増えていくとも考えられます。
どのように適応していくことができるのか、私たちに何ができるのか、考えさせられる毎日です。
今年もまだまだ暑さ厳しい日が続くと思いますが、熱中症などにもお気をつけてお過ごし下さい。

◆1◆ 100分でempublic Studio ~22年夏総集編:個人から変化を起こすソフトスキルの探究
*シーズン1 18プロジェクトの学び・気づき・名場面を100分で!*
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empublic Studioでは5~7月に、自分を開き、対話し、変化を起こす各ステップに必要な知恵やノウハウを探究する18のプロジェクトを実施してきました。
<プロジェクト例>
・チームの雑談力を高めよう!~問いかけカードでコミュニケーション活性化!~
・変化を生み、アクションを促す ストーリー・デザイン
・2025年の社会とビジネスを預言する
・“スポーツの力”を地域がもっと活かすには?~システム思考を使って考えよう
・ソーシャルビジネス事例検討会
・メディアとコミュニティの幸せな相乗効果のつくり方  など

多様な分野・立場の現場で経験豊富なメンバーと方とのべ約150時間のセッションを実施し、数多くの気づきや発見が参加者の方にもスタッフにもありました。
そこでの学びや気づきの多くは、コミュニケーションや場づくりのコツ、関係づくり、自分のあり方など客観的・一般的な評価のしづらいソフトスキルです。
ただ、DXやSDGs、まちづくりなどでは専門知識や確立された技法(ハードスキル)も大切ですが、実行力を高めるにはソフトスキルが不可欠で、後者が課題だと言われています。

そこで、Studioの今シーズンの取組みから、「個人から変化を起こすソフトスキルの探究」という視点から「これだけは分かち合いたい!」ことを100分でお伝えする会を開催することにしました。

・empublic Studioって色々としていそうだけど、何をしているの?
・なかなか参加できないけど、エッセンスを知れたら
・Studioに登録したけど追いつけていないかも
という方も、ぜひご参加ください。

〇開催日 2022年8月24日(水)20:00~22:00 (25分×4セッション+休憩)
*オンライン開催、一部のセッションのみ参加、聴くだけの参加も歓迎です
〇詳細・お申し込みはこちらからお願いします https://peatix.com/event/3326478
*empublic Studio のホームページ https://empublic-studio.jp
参加登録、受付中です。参加登録いただくとプロジェクトのアーカイブ動画も視聴できます。

◆2◆ SDGs/DX トランスフォーメーションを促すリーダーシップ [講座版]
~変化を恐れからワクワクにできるチームをつくるコミュニケーション術
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*empublic Studioでご好評いただいたプロジェクトの内容を、約2時間の講座としてお伝えします*
今、世界ではSDGs(Transforming our world)、DX(Digital Transformation)の2つの大きなトランスフォームが進んでいます。
SDGs、DXを進めるには、既存の事業・社会の改善に止まらず、これまでの延長線上にない新しい価値を生み出し、展開する必要があります。
ただし、変化には戸惑いが、失敗には不安がつきもの。さらにSX、DXでは価値観の転換も扱う必要もあります。
論理的思考だけでなく、感情や関係性を大切に、自ら変わり、変化を起こせるチームをつくるリーダーのあり方を示したのが、トランスフォーメーショナル・リーダーシップです。
メンバーの好奇心を引き出し、モチベーションを守り立てながら、個々人の不安に寄り添う。そのようなコミュニケーションを進めていくには何が大切なのでしょうか?
トランスフォーメーショナル・リーダーシップを軸に、心理的安全性、U理論なども交えて、正しさや理屈だけでは動きづらいチーム、組織の動かし方を考えていきましょう!

〇開催日 2022年9月28日(水)20:00~22:15
オンライン開催、参加費 一般4,800円
〇詳細・申込はこちらから http://ptix.at/9Qp82e
*empublic Studioのプロジェクト・ページはこちら https://empublic-studio.jp/4250

◆3◆【法人向け研修】DXイントレプレナー養成講座(全4回)11月期 参加者募集中!
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DXの本質は、人を理解し、暮らしと仕事の課題を解決する未来ニーズを生み出すことにあります。
エンパブリックでは、社会起業家育成の豊富な実践経験から得たノウハウを基に、組織・社会の変革につながる新しいデジタル事業を構想・推進できる社内起業家(イントレプレナー)を養成するプログラムを開講しました。
現状の顧客の課題を社会的視点も交えて深く多面的に分析した上で、デジタルも活かした「人の動き方の変化」をデザインし、事業をつくる体験を通して、実践力を身につけます。
社会課題解決型事業の開発の進め方を体験することで、DX事業開発の進め方を体験的に学んでみませんか?

〇開催日 11月2日、9日、16日、30日 水曜13:30~17:30(全4回)
〇参加費 8月31日までの申込みの場合 88,000円(税込)
*3名以上の申込みの法人にはDX人材育成に関する相談会も開催。
*詳細・お申込みはこちらから https://empublic.jp/dx-intre

◆4◆エンパブリックの活動の近況紹介
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〇千代田区で「アーバニスト」をテーマにしたプロジェクトをスタート
~ちよだコミュニティラボ(千代田区地域コミュニティ醸成支援事業)より

「アーバニスト」とは、都市を楽しむ人が自分の関心からまちに関わり、自分のできることを始める人のこと。個人の思いから始まるアクションの積み重ねが、都市を豊かにしていくという考え方です。
多様な価値観を持つ人がどう自分らしく地域に関わっていけるのか?
個人の動きは、どうすると都市を豊かにすることにつなげていけるのか?
「アーバニスト」という概念を活かした新しい動きを、千代田で多様な活動される方たちと一緒に試行錯誤していきたいと考えています。
*7月に開催されたキックオフイベント「千代田でアーバニストになろう」の開催レポートはこちら https://empublic.jp/12724

〇スポーツをまちづくりに活かす方法について講演

地方議会総合研究所のセミナーに広石と久保田が登壇し、「地域スポーツ活動を持続可能なものにするには?」「SDGs達成にスポーツを役立てるには?」についてお話をしました。
今年度からのスポーツ庁の第三次スポーツ振興計画では、スポーツとまちづくりの関係を深めることが大テーマとなっています。
地域づくりやJリーグの社会連携活動に関する講師も担う広石と、FC東京で地域とスポーツの関係を模索してきた久保田が、スポーツとまちづくりの好循環の可能性を解説しました。
会場からの質疑応答も活発になされ、スポーツの活用に様々に可能性を感じる機会となりました。(久保田)
開催レポート:

〇実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方
~育休後カフェⓇ・ファシリテーター講座 第9期開催~

育休後コンサルタントⓇの山口理栄さんと一緒に取り組んでいる講座の第9期を8月より開始しました!
「仕事と育児の両立」の領域は、制度も社会環境も、そして、子育てしながら働く人たちの意識も著しく変化してきており、また、男性の育児休暇や時短など、両立のスタイルも考え方も多様化しています。実際に、この講座を始めてからのこの5年での変化も感じますし、また、毎回、自身の中にある昭和なアンコンシャスバイアスに気づかされ、立場や価値観の違う人と話すことから学んでいくこと、仕事と育児の両立対する新しい知識や考え方のアップデートが必要と痛感しています。
本講座が、それらを学ぶ場になればと考えています。次回は11月です。(矢部)
開催レポート:
https://note.com/empublic/n/n22825d8cec3b

◆5◆編集後記
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empublic Studioが始まってから、約1年が経とうとしていますが、今(多分この先も)私の一番の悩みどころはメールなど、文章での「伝え方」の難しさ。試行錯誤の日々を過ごしております。
そういう目線で見ていると、生活の中の所々に転がっている、一目で伝わるキャチコピーや商品名に気付いて、「おぉ~!これ考えた人すごすぎる!!」と感動してみたり。そんな私ですが、少しでも、何かみなさんの活動のお役に立てたら良いなという思いで、悩める日々は続いて行きます。。(新村)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第216号 2022年8月18日配信)
発行責任者=広石 拓司

(6/10)対話 : 学びを自分たちの手に取り戻すには? ~ まちを自分たちの手に取り戻すには? Part 2 by empublic Studio

【追加募集】民主主義のトリセツをつくってみよう ~教科書「民主主義」(1948)をヒントに対話するby empublic Studio

empublicメールマガジン「 機会をつかみ続けるために」~根津の街から(2022年6月3日)

◆empublicメールマガジン「根津の街から」-◆
(2022年6月3日発行)
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ー<INDEX>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆広石コラム: 機会をつかみ続けるために
◆2◆empublic Studio説明会を開催します
◆3◆変化の時代を生きるには?~最近の広石の執筆原稿のご紹介
◆4◆編集後記
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暑さを感じる日が増えてきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
外では人との距離を取りながら、マスクを外している人の姿も見られるようにもなってきましたが、
みなさまも熱中症などお気をつけてお過ごし下さい。(新村)

◆1◆広石コラム: 機会をつかみ続けるために
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6/2に対話「民主主義のトリセツをつくってみよう」の第1回を開催しました。
なかなか日頃話す機会のない「民主主義」について話そうという企画で、多様な地域・立場・年齢の20名が参加しました。

この企画のきっかけは、昭和23年に文部省が新憲法の施行を受けて中高生向けに刊行した教科書「民主主義」に出会ったことです。
この本で繰り返し述べられているのは、制度として民主主義があったとしても、「われわれが生活をおくるその方法」が民主主義にならないと民主主義は機能しないということです。
そして、民主主義にはたくさんの落とし穴や陥りやすい失敗があることを繰り返し指摘した上で、「複雑な社会のことはそう簡単にはうまくいかないので、失敗しても諦めず、そこから学び続けていくことが大切だ」と伝えています。
そこで、この本は「民主主義という手に入れてしまったものを使うための取り扱い説明書なんだな。じゃあ、現代版のトリセツって?」と考え、企画を立ち上げたのです。

そして、私が対話に参加して感じたのは、民主主義とは「うまく物事が動くことを保証するもの」ではなく、「選べる機会がある状況」なんだということです。
だから良い結果を生むには、試行錯誤を通して選び方を身に着けていく必要がある。
時には良かれと思った選択がうまくいかなかったり、暴走したりするかもしれないが、選べる機会を手放さず、つかみ続けることは大切なことなんだということです。
そのために、やっぱりトリセツが必要だ!と思いました。

第1回の時点で参加者の方から「トリセツに入れたいこと」として出されたことを少し紹介します。
・効果が出るまで時間があることがあります。粘り強く待ちましょう
・時に一部の人だけが満足する結果が出ることがあります
・祭り(選挙)ばかりを大事にせずに、片付けや普通の日を大事にしましょう
・ちゃんと使っていかないと、ある日なくなっているかもしれません

みなさんも、自分なりの民主主義とのトリセツ、考えてみませんか?

*対話は全4回を予定しています。第2回からの参加も受付中です。 http://ptix.at/fae7k0

◆2◆ empublic Studio説明会を開催します
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昨年秋からスタートしたempublic Studioのホームページがオープンしました。
https://empublic-studio.jp
それに合わせて、5月からスタートしたスタジオの16の探究・共創プロジェクトや定期交流会も始まっています。
このホームページやプロジェクトには、全国のそれぞれの現場で、場づくりや仕事づくりに取り組んでいる約140名の初期メンバーのみなさんの声が反映されています。
メンバーのみなさんの声によってスタジオにどんな可能性があるか、ビジョンをどうカタチにできるか明確になってきました。また、私たちも手探りで始めたこともあり、使いづらさや情報があふれてしまうこともありました。
そのような経験を踏まえ、「使い始めるなら、今!」と言えるものになってきたと考えています。

この半年間のスタジオでどんなことが起きて、それがどのように今回のホームページの開発・設計につながっているのか。ホームページはどう使えるのか。
これから、empublic Studioはどうなっていこうとしているのか。
empublic Studioのこれまで・今・これからを集約してお伝えし、今の自分の状況ではStduioをどう使えるのか考えていただける説明会を開催します。

初めての方も、参加したがご無沙汰の方も、もっと活用したい方も、歓迎です。
一緒に、仕事くり&場づくりのプラットフォームのあり方や可能性を、一緒に考えましょう。

〇使い始めるなら、今!「22年6月のempublic Studio」の説明会
【日時】6/15(水)20:30~21:30、6/18(土)11:30~12:30、6/21(火)21:00~22:00
*3回は同じ内容です。*聴くだけの参加も可能です
【場所】オンライン(zoomを利用します)
【参加費】無料
詳細・お申し込みはPeatixからお願いします→ https://peatix.com/event/3263699

empublic Studio のホームページ、ぜひ一度、ご覧になってみてください。
https://empublic-studio.jp

◆3◆変化の時代を生きるには?~最近の広石の執筆原稿のご紹介
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〇「月刊 先端教育」2022年2月号 大特集「未来人材を育てる」に、「地域活性化人材をいかに育てるか」を寄稿
経済社会が大きく変わる中では、マイナスをゼロにする「課題解決思考」を抜け出し、プラス価値のビジョン・ストーリーを語れる人材となることの大切さを書いています。

〇「月刊 ガバナンス」2022年5月号 特集「VUCA時代の自治体政策と組織」の中で、「VUCA時代に求められる”問いかけ力”」を寄稿
これからの自治体職員には”正解のない問い”に取り組む力が求められる。”正解のない問い”に対しては、”解く”ことから入るのではなく、問いの背景や自分の理解度、他者の考えなどを問い続け、それを多様な人と取り組んでいくことが大切であること。それをエンパブリックでは「正解のない問いを共に生きる」という言葉で表現していることを書いています。

〇書籍「SDGs時代の評価」(米原あき、佐藤真久、長尾眞文 編著 筑波書房)のコラムに「SDGsに求められる“変革を起こす評価”」を寄稿。
変化の時代、「評価」は結果の良し悪しの判定のため以上に、内発的動機を生み出すものになっている必要があることを述べています。こちらに掲載 https://empublic-studio.jp/6395

◆4◆編集後記
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先月よりempublic Studio がリニューアルされましたが、お楽しみ、ご活用いただけていますでしょうか?
ご参加いただいている様子から、皆さんは今に大きな不満があるわけではなく、でももっと良くしたい、良くできるはず、…そんな想いがとても伝わってきます。
野望とかギラギラしたものではなくて(笑)力みのない雰囲気だけれども、自分の目の前の日常にもしっかり向き合われていて(お忙しいはずですが)。
目に見える、手に取れるカタチあるものではありませんが、この空気感を大切にしながら、皆さんと“発展”していきたいと考えています!(久保田)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第215号 2022年6月3日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は mailto:info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。

 

 

 

 

〔6/15〕使い始めるなら、今でしょ!「22年6月のempublic Studio」の説明会 ~チェンジメーカーのプラットフォームへ、ビジョンとメンバーの声がカタチになってきたよ!

〔5/19〜〕“スポーツの力”を地域がもっと活かすには? ~システム思考を使って考えてみよう【全6回】(empublic Studio)

〔5/25〜〕変化を生み、アクションを促す ストーリー・デザイン ~ 社会課題解決、SDGs、DXを実行するために【全7回】(empublic Studio)

〔5/26〜〕2025年の社会とビジネスを預言する ~持続可能な世界を構想しよう season1 【ランチタイムLive 全6回】by empublic Studio

〔5/27〜〕SDGs/DX トランスフォーメーションを促すリーダーシップ ~変化を恐れからワクワクにできるチームへ リーダーが変える/変わるために【ランチタイムLive 全5回】by empublic Studio