多面的に視るから気づく価値~empublicメルマガ「根津の街から」 2019年2月26日

empublicメールマガジン「根津の街から」    (2019年2月26日発行)

 

寒さがぶりかえしたりしていましたが、一雨毎に温かくなってきました。
みなさま、体調を崩したりされていませんか?

先日、杉並地域大学の10年後のと都市農業についての講座に同行しました。
杉並区の農家は3年間で13戸減っているとのこと。
私の家業だった古本屋もそうですが、今の時代、継続していく大変さを感じました。
ただ、住宅の中の農地では、周囲への配慮から農薬をあまり使わず、新鮮な野菜を地域に提供していることも知りました。都市の農・緑を少しでも多く残していくために、私たちも日々の生活の中で多面的に考えることが大切だと思いました。
(新村)

<INDEX>

◆1◆[コラム] 多面的に視るから気づく価値(広石)

◆2◆ゼミ「サステナビリティをビジネスで推進するための問いかけ力」(全3回)

◆3◆3/8(金) 19時@日比谷図書館「SDGs 理解からアクションへ」

◆4◆3/2(土)「地域の課題解決プロボノプロジェクト成果報告会」

◆5◆根津スタジオのプログラムより

◆6◆編集後記

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◆1◆ [コラム] 多面的に視るから気づく価値(広石)

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今年のすぎなみ地域大学では「杉並の農業を考える」をテーマに行いました。
杉並は伝統的に農業のある土地ですが、過去30年で農家戸数は3分の1となり、今は約140戸です。

ただ、今、都市農業は世界的な見直しが始まっています。
今回の講座のきっかけの一つは、パリに訪問した経験からです。

市民活動の拠点の方に「今、パリで人気の市民活動のテーマは?」と尋ねると、「農業がダントツ」との答。
驚いたのですが、日本に帰って調べると、パリ市は2016年に、「2020年までに100ヘクタールの緑を増やす。そのうちの3分の1は農地に」と宣言し、74の企業と公共機関が都市農業の発展憲章に参加して推進しているのです。
使わなくなった駅舎、都心の郵便局や百貨店プランタンの屋上なども農地となり、中庭や空き地も農地に。
そのように農地が広がる中で、農のことを学ぶ人が増えているのです。
パリで農業関連で雇用は2年で120人生まれたそうです。

さらに調べると、ロンドンなどでも同じ動きがあり、ニューヨークも大規模な緑化が進んでいます。
世界の都市で緑は、保存から、積極的に投資する対象になっていることに気付きました。

それは、農業・農地・農作業の持つ多面的な意義が見直されてきたからです。
「コミュニティづくり」を叫ぶよりも、一緒に農作業をすることで人々はつながる。
それは社会的包摂にもなり、健康的な食にもなり、気候変動対策にもなる。
農の持つ多面的な意味が積極的に見直されています。

今回、杉並区内の農家のお話を伺い、現場訪問もしたことで、多くの発見がありました。
一番はっとしたのは、「街中で農業をすると、買う人にプロセスを見られている」という言葉です。
だから、作り手として、安易に農薬に頼ったりはできないのです。
同時に、どう工夫しているか過程を知ってもらえることで、多少高くても購入してもらえるのです。
そのように、コンビニやスーパーで食物というアウトプットだけでなく、プロセスを共有することが、関係づくりになり、お互いの学びにもなっているのです!

また、杉並でも都心農業の多面的な意味が出されてました。
それを聞いていて、「あ、SDGsがヒントになるな」と思ったのです。

例えば、講座で出された意見の一部を、SDGsの17の目標で考えると下記のようになります。

[目標2:飢餓・食料・農業]
ー 地域の農業の持続可能性、地域での健康な食の生産、地域食料自給率

[目標12:つくる責任、つかう責任]
ー オーガニック食材の購入、野菜の作られる過程への関心

[目標3:健康と福祉]
ー 新鮮で健康的な食事、農園作業への参加による健康づくり、介護予防

[目標4:教育]
ー 給食への協力、食育・農業体験、不登校児の受け入れ

[目標15:陸の豊かさを]
ー 土壌の豊饒さ、地域の生物多様性、地域に根付いた伝統野菜の伝承

[目標13:気候変動]
ー ヒートアイランド現象対策、天候不順の作物不良が気候変動のアラートに

[目標11:持続的なまちづくり]
ー 防災拠点、緑のまちづくり、空き地・空き家の活用

[目標9:産業とイノベーション]
ー 脱農薬のための新しい技術の導入、食の新ビジネス

[目標8:働きがい]
ー 農業での働き手の拡大、マインドフルネスの場

[目標1:貧困]
ー 子ども食堂への協力、食生活改善のサポート

[目標17:パートナーシップ]
ー 農・食に関する地域内外ネットワーク、農と地域活動の連携

近代は専門化、細分化が進み、農業、都市開発、コミュニティ、福祉、経済、環境対策などが分断されてきました。
しかし、持続可能な世界・地域をつくるために、統合的に考え、価値を見直す時代になってきました。

SDGsの17の目標は、視点や視野を広げるヒントになると思います。

古くて新しい価値を問いかける時なんだなと日々、感じます。

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【関連イベント】

2/28夜に、「みどり豊かな都市「東京」を実現するには何が必要か?」という 世界と日本の都市緑化・都市農業の動きを考える会を、シティラボ東京で開催します!

*お申込みはこちら > https://peatix.com/event/599811/

 

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◆2◆ゼミ「サステナビリティをビジネスで推進するための問いかけ力
~SDGs時代の仕事・組織のイノベーションに求められる場づくりとは?」(全3回)

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[水曜夜コース] 3月20日、4月3日、4月17日 各回 19:00~21:40

*タイトルを微修正しました!*

れまでのライフスタイルやビジネスの前提を見直し、次世代の経済社会システムにおけるビジネスをつくるには、誰に、どのように問いかけることが必要か、共に探求しませんか?

「2030年に自分たちのビジネスはどう社会に必要されるのか?」
「どのように中長期的に存続・発展できる基盤を整え、事業を構築するのか?」

サステナビリティをめぐる問いかける力を、対話と演習を通して、共に考えましょう!

詳細・お申し込み→ https://empublic.jp/9230

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◆3◆ 3/8(金) 19時~ 日比谷カレッジ@日比谷図書館
SDGs 理解からアクションへ ~パートナーシップで日本の未来をつくろう!

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持続可能な経済・社会を実現するために、企業、NPO、行政、地域、個人は今、何にどう取り組むべきなのでしょうか。
従来の枠組みを超えて、新しい価値を生み出すために、どのようなアクションやパートナーシップが必要なのか考えます。

書籍「ソーシャルビジネスを成功に導く12ステップ」の共著者、佐藤真久さんと広石の登壇です。

詳細・お申し込み>https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20190308-post_130/

*書籍の案内はこちら https://empublic.jp/sp12steps

 

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◆4◆ 地域の課題解決プロボノプロジェクト成果報告会
3/2(土) 13:00~16:00 会場:東京ウィメンズプラザ

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町会・自治会は加入率の低下、人手不足などの問題が報じられがちですが、地域の人が安心して暮らせるよう支える活動を続けている方が多数いて、様々な工夫もされています。
私たちも千代田区や練馬区で町会の取組みのお手伝いをしてきて、新しい発見も多数ありました。
東京都の「地域課題解決プロボノ」は、東京の町会・自治会の方たちが気づいた地域課題に、地域の人の力を活かして解決していこうという取り組みをプロボノで応援する取組みです。
そちらの成果報告イベントが3/2(土)にあり、代表の広石がコーディネーター役で登壇します。
町会・自治会の議論の最先端の話にもなるのでは?と期待しています。これからの地域づくりに関心ある方、ぜひご参加ください。

https://www.servicegrant.or.jp/event/index.php?id=285

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◆5◆ 根津スタジオのプログラム

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ゼミ「問いかけ力を磨こう」-本質を探り、変化を生む場をつくるために

[土曜2日集中]  2019年3月16日、4月16日(土曜)9:30~18:00

[木曜夜コース] 5/16・5/23/・5/30・6/6・6/120・6/27 全6回 19:00~21:40

☆欠席の回については、別コースへのふりかえが可能です。

詳細・お申し込み→ https://empublic.jp/questioning

雑談から始まるファシリと場づくり (つながりと協力を促すファシリテーションの基礎)

4月12日(金) 19時~  詳細・お申し込み https://empublic.jp/5133

 

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◆6◆編集後記

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先日、杉並地域大学に同行した際、ゲスト講師にgreenz.jpの編集長鈴木菜央さんがいらして下さいました。

世界中の「農」の問題について、たくさんの事例のお話をしていただき、新しい発想の「農」について、こんなにすごいスペシャリストがいることに本当に衝撃的でした!

都市農家は年々減少し続けています。今回、農家が抱えている問題や難しい現状を知りました。
しかし、鈴木さんのお話を聞いていたら、理想だけどそれは無理でしょ。と思っていたことを、当たり前に行っている国があったり、
色々な事を合理的に行動に移している世界の地域が多々あるのです!

皆が自分に出来ることを持ち寄って、つながっていけば、難しいと思っていたことが、実現するのだなとつくづく感じました。

日本の都市農業も環境問題も、合わさった力で課題が解決に向かっていけたら良いなと思います。

(新村)

 

 

SDGs初心者が見るSDGsの良いところ! empublicメルマガ「根津の街から」(2019年2月14日)

empublicメールマガジン「根津の街から」   (2019年2月14日発行)

<INDEX>

◆1◆SDGs初心者からみたSDGsの良いところ!

◆2◆サステナブル・ビジネス促進に必要な問いかけ力を磨こう

◆3◆みどり豊かな都市「東京」を実現するには何が必要か?

◆4◆根津スタジオのプログラムより

◆5◆編集後記

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◆1◆ [スタッフ・コラム] SDGs初心者からみたSDGsの良いところ!(高橋)

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SDGs( Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)という言葉、最近、急によく耳にするようになりました。
本日はあえて、SDGs初心者のワタクシ高橋 が、広石の講演等を聞いて感じたことを書かせていただきます。

エンパブリックでも、今、広石の講演でSDGsに関係するものが増えています。
日野市では、地域の経営者や起業家向けのSDGsビジネス入門講座、市役所職員向けのSDGs政策ゼミという2つのシリーズが続いています。
また、panasonicの組織基盤強化フォーラムでNPOリーダーのみなさま向けに、
日経*ETIC.の講座では、企業の経営者や管理職の方向けに、と、SDGsが様々な場面で関心が高まっていると実感できます。

実は、私は昨年夏からエンパブリックで働き始めるまで、SDGsは聴いたことがあっても、それほど関心ありませんでした。
地域で活動をしていると、国連の目標であるSDGsは、どこか縁遠いものに感じていたのです。
ただ、昨年から広石の講演に同行して話を聴いているうちに、「あ、なるほどね!」と思うことも増えてきました。

はじめに「Transforming our world」という言葉。
2015年9月に国連サミットで採択された文書の原題は「Transforming our world:the 2030 Agenda for Sustainable Development」。
つまりSDGsは、世界を変革するという宣言のもとの目標であり、これまでとは異なる世界を前提とした行動が求められることが原題にはっきり示されています。
アジェンダの原題までを見ることは少ないかもしれませんが、「Transforming our world」という宣言に、強い決意を感じます。

そしてこのアジェンダ前文に「we pledge that no one will be left behind(我々は、誰一人取り残さないことを誓う)」とあります。
SDGsというと、華やかに色分けされた17の開発目標を思い浮かべますが、それは「誰一人取り残されない社会」をつくるためのもの。自分自身の生活を思い浮かべれば、「取り残された人」は身の回りに少なくない数、いらっしゃるのではないでしょうか。あるいは私たち自身も時に、「取り残された」ことがあるかもしれません。

そう考えていくと、SDGsは、生活から(ある意味)浮遊した社会全体というものではなく、まず何よりも私たち自身の生活から発するものであり、途上国のみならず先進国含めた全世界で取り組むべき目標であることもよくわかります。

こうしたアジェンダのタイトルに込められた決意、前文の宣言をもとに開発目標に目を向けたとき、「”SDGsに対応しなくてはならない”、と考えた時点で20世紀に取り残される」と広石は言います。
日々のビジネスを、生活を持続可能なものに組み替えるのがSDGsなのです。
例えば、EVシフトも、求められているは、既存の社会を前提にした「環境に優しい、燃費のよい低炭素の車」ではなく、「脱炭素を実現するためにどのような社会を構築するのか、そこで必要な移動ツールと地域システムとは?」ということ。
これがバックキャスト(望ましい未来の姿から現在を考える)であり、proact(こちらから仕掛ける)の行動が求められる所以でしょう。

もうひとつ、広石の講演を聴いてわかったのは、「SDGsは考え方や行動指針の枠組みとして使える」ということ。
SDGsは、今、自分が、自社が、自団体が取り組んでいることを見直す「枠組みとしても使える!」のです。
例えば、働き方改革というと「働きがい」に対応している、というだけでなく、
「ジェンダー」「貧困」「ソーシャルインクルージョン」「まちづくり」「つくる責任」など多面的な意味があると、SDGsを使って考えることができるのです。

SDGsに関する講演やワークショップも増えていますので、ぜひご参加ください!

 

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◆2◆ サステナブル・ビジネス促進に必要な問いかけ力を磨こう
~SDGS時代の仕事・組織をともに考えるために(全3回)

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[水曜夜コース] 3月20日、4月3日、4月17日 各回 19:00~21:40

SDGsをより深く理解し、実践につなげていくには、自分の理解だけでなく、社内、顧客。ステークホルダーとの関係づくりが必要です。

今起きていることを深く理解し、未来を描き、事業を生み出すには、問いかけ力!

2030年に自分たちのビジネスはどう社会に必要されるのか?

どのように中長期的に存続・発展できる基盤を整え、事業を構築していくのか?

サステナビリティをめぐる問いかける力を、対話と演習を通して、共に考えましょう!

詳細・お申し込み→ https://empublic.jp/9230

 

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◆3◆ 2/28 みどり豊かな都市「東京」を実現するには何が必要か?
~暮らしやビジネスで、もっと緑を活かし、SDGs時代に魅力ある東京を実現するには?

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2月28日 18:45~21:30 @シティラボ東京

今、ニューヨーク、パリ、ロンドンなどで、緑の力を活かした都市づくりが始まっています。
ニューヨーク市では2010年にグリーンインフラ計画をスタートし、2030年までに舗装地帯の10%を緑化しようとしています。
パリ市は2016年、「2020年までに100haの緑を増やす(その1/3は農地に)」という宣言をし、アクションが始まっています。
世界の各都市で、公園整備や空き地の緑化に加え、屋上緑化、空中庭園、垂直農業など新しいアイデアを使って緑が広がっています。

その背景には、都市の緑を増やすことは、癒しという意味だけでなく、大気汚染の減少、防災・減災策、 コミュニティ醸成、ヒートアイランド現象への対策などの数多くの意味が認識され、都市の未来への投資対象として認識され始めていることがあります。

「都市=緑がないのは仕方ない」ではなく、「都市=緑も農地も豊かな場所」となるには、どうしたらいいのか、実践者の方と共に一緒に考えてみませんか?

詳細・お申し込み→ https://empublic.jp/9219

 

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◆4◆ 根津スタジオのプログラム

  • 2/15(金:10:00~16:30) ワークショップ・デザイン ~参加型の学びの場の創り方

詳細・お申し込み→ https://empublic.jp/5162

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  • ゼミ「問いかけ力を磨こう」-本質を探り、変化を生む場をつくるために

[土曜2日集中]  2019年3月16日、4月16日(土曜)9:30~18:00

[木曜夜コース] 5/16・5/23/・5/30・6/6・6/120・6/27 全6回 19:00~21:40

☆欠席の回については、別コースへのふりかえが可能です。

詳細・お申し込み→ https://empublic.jp/questioning

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◆5◆編集後記

先日開催されたちよだコミュニティラボライブ!のお手伝いをさせていただきました。
雪が降りとても寒い日でしたが、たくさんの参加者の方たちの熱気で寒さも半減していたような気がします!

皆さん様々なテーマで、色々な活動をされていて、また、それが伝わりやすく工夫されており、とても素敵なイベントでした。
年齢、環境問わず、色んなテーマを持ち寄ってそれがつながって地域を盛り上げていくという活動に、色々学ばせていただきました。

私自身もそうですが、なかなか自分の暮らしに携わっている地域の方々が行っている活動について知る機会は少ないと思います。

もっとこういう場が増えていくといいな、と思います。

(新村)

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第186号 2019年2月14日配信)

発行責任者=広石 拓司

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ゼミ「サステナビリティをビジネスで推進するための問いかけ力 ~SDGs時代の仕事・組織のイノベーションに求められる場づくりとは?」