empublic12周年のご挨拶~empublicメールマガジン「根津の街から」  (2020年5月1日発行)

empublicメールマガジン「根津の街から」 (2020年5月1日発行)

エンパブリックは5月2日に12周年を迎えます。
みなさまのご支援・ご指導、ご参加があってこそ迎えることができました。
本当にありがとうございます!

困難な時こそ、お互いを必要としあい、対話が大切な役割を担います。
対話し、助け合い、この難局を共に乗り越えましょう!

ー<INDEX>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1◆ 12周年のご挨拶「対話を新しい日常をつくる力に」(広石)
◆2◆ 問いかけカード「今の状況を分かち合う」「チームのこれからを考える」 無料提供中
◆3◆ オンラインワークショップ「 問いかけカードを活かす! オンライン対話の設計とファシリテーション」
◆4◆ 書籍「 専門家主導から住民主体へ ~場づくりの実践から学ぶ「地域包括ケア×地域づくり」を発刊します。予約受付開始!
◆5◆ 編集後記
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◆1◆ 12周年のご挨拶「対話を新しい日常をつくる力に」(広石)
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今、COVID-19の感染拡大は続いています。
私たちの仕事でもリアルな場でのワークショップや場づくりは延期・中止となっており、
プロジェクトの多くが延期となり、先が見通せていません。中止となったものもあります。
ただ、このような時だからこそ、コミュニケーションの場が大切になっています。
それは、ご近所で遠くから声をかけることや離れた人への電話、オンラインの交流など色々な形があるでしょう。

こんな時に私たちにできることを考え、
変化し、不確かな状況で「今の状況を分かち合う」「チームのこれからを考える」問いかけカード
を無料で提供しています。
https://empublic.jp/teamt2oikake

このような状況で12周年を迎えるにあたって、今年のテーマを考えました。
「対話を、新しい日常をつくる力に」

感染症対策だけでなく、気候変動、数多くの社会問題など変化と困難さが広がっています。
社会もビジネスも持続可能なものにするには、これまでの常識や普通にこだわることなく、私たちの変容が必要です。

SDGsのキーコンセプト「Transforming Our World」は、持続可能な経済社会システムへのシフトを意味しています。
感染症はそれ自体も大きな持続可能性への課題です。同時に、今回、社会が見て見ぬふりしていた様々な問題を浮かび上がらせています。

テレワークやオンライン教育、オンライン診療も既に始まっていましたが、社会全体では少し後回しにしていた。
準備ができていた人や組織と、そうでないところで大きく対応が分かれています。
同時に、今回、体験したことで、新しい可能性を見出した方も多数いらっしゃるでしょう。
その変化を「新しい日常」で、どう活かすのか、問われています。

子育てと仕事の両立とは? 家族の介護負担とは? ネットカフェ難民への社会包摂は?
サプライチェーンのリスク管理とは? 顧客やステークホルダーとの関係は? 産業の収益力とは?
ご近所での助け合いとは? 文化・アート、スポーツが本当に必要な理由とは?

これ以外にも多数の問題が、今回浮かび上がっています。
この問題を、喉元過ぎれば・・・とせず、より持続的で、包摂的な「新しい日常」を構築するきっかけにすることも大切でしょう。

そんな時、鍵になるのは、やはり対話です。

私たちは、今回、自分達に何ができるのか?を考えて、「やはり対話を広げることだ」との思いに至りました。
それが、「問いかけカード」の無料提供につながっています。

そこで考えたことを、今回の問いかけカードの使い方説明動画で紹介しています。
https://youtu.be/6t_NZJe9C3k
また、今、特に地域福祉において地域づくりでできることを「COVID-19感染拡大下における住民主体」としてまとめたものを公開しました。
https://empublic.jp/community_infection

新しい日常に向かって、みなさんで対話し、協力して、この難局を共に乗り越えていきましょう!
みなさん、お体をくれぐれもご自愛ください。

◆2◆ 問いかけカード「今の状況を分かち合う」「チームのこれからを考える」
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4月から公開している「問いかけカード」は、それぞれダウンロード数が400を超えています。
「オンラインでの対話がなかなか深まらない」という時にもご活用いただければと思っています。
「地域やチームでの対話で活用した」という声に加えて、「自分の現状のふりかえりに使った」という声もいただきました。
自分の考えを言葉にしてみるために、自分との対話にもご活用ください。

 https://empublic.jp/teamt2oikake

○ショートバージョン「今の状況をシェアしよう」を公開しました。
「今の状況を分かち合う問いかけ」は約90分を想定し、時間が長いという声もいただきました。
そこで、生活や仕事の状況を分かち合う、約40分を想定した「今の状況をシェアしよう」を公開しました。

○使い方解説動画を公開しました。
また対話のイメージを持っていただくため、エンパブで実際に利用した対話の3分のダイジェストも公開しました。
問いかけカードのページからご覧ください。

◆3◆ オンラインワークショップ
「 問いかけカードを活かす! オンライン対話の設計とファシリテーション」
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問いかけカードは、ファシリテーションやワークショップデザインの知見を活かして開発されています。
そこで、問いかけカードの背景にある場づくりの考え方をお伝えし、オンライン対話を充実するための方法を、みなさんで共に考えるワークショップを開催します。
オンラインの対話をより充実した場にしたい方、オンライン飲み会などの交流を活性化したい方、ぜひご参加ください!

詳細・申込は、各日程のpeatixページから
5月11日(月)20:30~22:00 > https://peatix.com/event/1475683/
5月16日(土)10:00~11:40 > https://peatix.com/event/1475743/view
参加費 2,000円

◆4◆ 書籍「 専門家主導から住民主体へ ~場づくりの実践から学ぶ「地域包括ケア×地域づくり」を発刊します。予約受付開始!
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専門家の指示・危機感だけでは、住民は動いてくれない
住民の主体的活動に必要なプロセスと場とは何か、私たちの地域づくりの実践経験からの提案をまとめた書籍を発刊します。

地域づくり、まちづくりで、「住民主体」という言葉がよく使われています。
ただ、住民主体の大切さはわかっても、実行には大きな壁があります。
行政が指示を出したり、危機感をあおろうとしてもうまくいかない。一方で、住民に丸投げしても良い行動は広がらない。行政主導でも、住民任せでも難しいのが「住民主体」です。

地域に暮らす住民や当事者が“主体的に”問題解決に取り組むとは、どのようなことを指すのでしょうか?
また、専門職が、住民主体の活動を促すには、どうしたらよいのでしょうか?

東京都下の地域包括ケアシステムの地域づくりなど地域活動を多数支援してきた経験を基に、
住民と専門職の協働による住民主体の進め方を実践的に解説した書籍「専門家主導から住民主体へ」を、20年5月20日に発刊します。

現在、特別価格1,650円(定価1,980円、税込・送料込)で予約開始しています!

書籍紹介はこちらから 特設ページ https://empublic.jp/communityin

○ 記念オンライン・ワークショップも開催!「これからの住民主体とは?」
【日時】5月20日(水)20:30~22:15 、5月23日(土)14:00~15:45 (同じ内容です)
【参加費】 3000円(税込:ワークショップ参加費+書籍費用)
申込:https://peatix.com/event/1475790/view

◆5◆ 編集後記
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オンラインの場面が増えていますが、先日、千代田区のプロジェクトでもオンライン交流にトライしました。参加メンバーは、ビジネスマン、秋葉原の電子工作サークルの方、介護予防の専門職、コワーキングスペース運営者、高齢者サークル代表の80代女性と多彩。きっと、みなさん、リアルじゃお話しすることのない方同士ですよね。これが実現できるって「オンライン」って! リアルの補完だけじゃない可能性があるのではと改めて。ちなみに、80代の方は音声が聞き取りにくかったそうでヘッドセットをご紹介したところ、早速、注文しましたとメールが。ご高齢の方はITに弱いって思い込み?!、こちらも改めて。(矢部)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第196号 2020年5月1日配信)
発行責任者=広石 拓司
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