empublicメールマガジン(2017年1月23日)

◆テストは対話? – empublicメールマガジン「根津の街から」 -◆
(2017年1月23日発行)
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1.コラム「テストは対話」(広石)
2.ビジネス哲学カフェ、2025年の自分と仕事を考える対話、参加者募集中!
3 情報誌「readiness for 2025 ~地産知縁 Vol.5」発売中!
4 ゼミ「問いかけ力を磨こう」 金曜昼コース27日から

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◆1◆ コラム「テストは対話」(広石)
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先日、学習塾を展開する日能研の方から「テストは対話」という言葉をお聞きしました。
私たちは、テストを「勉強した結果の評価」と考えてしまいがちです。
その結果、点数が悪いと「ダメだ」、ひいては「私は算数が苦手」「私は頭悪い」とまで思ってしまう。

しかし、「解けなかった時、解けた時、どのような考え方をしたからなのか、ふりかえりを大切にしている」と日能研の方はおっしゃっていて、とても共感しました。

もちろん、どの先生も「テストで、できなかったところを見直そう」と言います。
しかし、「40点しか取れず、ダメだったから、もっと考えよう」と声をかけるのと、「自分の考え方や問題の捉え方を広げるヒントがたくさんもらえたね」と声をかけるのは、大きく違います。

テストの点数や達成度などを「評価」とし、100点に近い人を優秀と考える文化は、「間違える、わからない、解けない」ことをダメだという感覚を意識に根付かせます。
そうすると「優秀」な人ほど「わからない、解けない」ことはあってはならないことと考えます。

学校の勉強のほとんどは解けない問題は勉強すれば正解が出せるようになりますが、社会の問題、経営など「正解がない問題」は、そうはいきません。
しかし、「わからない、解けない」に価値があると思う意識が整っていないと、「正解のない問題」は後回しにする、さらには無意識のうちに「なかったこと」にしてしまいます。

それが粉飾決済や変化への対応の遅れ、企業改革の不発にもつながってしまうのでしょう。

解けないこと、失敗したことは、視点や視野を広げ、情報を吸収していくことが、最も大切な学びのチャンスです。

テストとは何なのか? 失敗とは何なのか? 学ぶとはどういうことなのか?
一つひとつ問いかけ直し、周りの人たちと話し合っていくことが、今、必要なのだと思います。

 

◆2◆ ビジネス哲学カフェ、2025年の自分と仕事を考える対話、参加者募集中!
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(1) ビジネス哲学カフェ
第1回「どうしてお金は大切なの?」は定員となりました。
「意味のある仕事とは?」「資本主義の資本とは?」「適切な報酬とは?」、参加者を募集中!

仕事の前提にある概念を、多様な視点からの問いかけを通して、自分の考えを深める。
ビジネスを哲学する対話に参加してみませんか?

<開催日>
・「意味のある仕事とは?」2月1日(水) 19:00~
・「資本主義の「資本」とは?」2月17日(金) 19:00~
・「適切な報酬とは?」 2月24日(金)19:00~

参加費 4,000円
詳細・申込 https://empublic.jp/biztetsu

(2) 2025年の自分と仕事を考えよう~ 対話 readiness for 2025
情報誌「readiness for 2025」を活用して、自分と仕事のこれからのあり方を考える対話を行います。
同時に、この対話を自分の職場や友人たちとの場で開催するためのポイントも学びます。

開催日 1月27日(金)19:00~22:00、 2月12日(日)14:00~17:00
参加費 3,000円(冊子をお持ちの方)、3,800円(冊子をお持ちでない方)
詳細・申込 https://empublic.jp/6370

 

◆3◆ 情報誌「readiness for 2025 ~地産知縁 Vol.5」発売中!
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変化に向き合い、変化を活かせる readiness (レディネス:準備・覚悟)は整っていますか?
この冊子を使って、2025年の先にある仕事と自分のことを、周りの人たちと話し合ってみませんか?
冊子版(800円)、PDF版(540円)をご利用ください。> https://empublic.jp/6250

 

◆4◆ ゼミ「問いかけ力を磨こう」 金曜昼コース27日から
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情報も選択肢もあふれる社会で、最も大切になるのは「問いかける力」です。
より質の高い「問い」を作るための考え方、理論、フレームワークを体験的に学びます。
火曜夜コース、金曜昼コースがスタートします。

【日時】
*金曜昼コース(1月27日~)10:30~16:30(各日2コマ)
1月27日、2月17日、3月10日

*火曜夜コース(1月31日~)19:00~21:30
1月31日、2月7日、2月14日、2月21日、3月7日、3月14日

※火曜昼コース、金曜昼コースの全ての回で8名限定(全6回一括お申込みの方優先)
・日程のふりかえ可能です。

【参加費】30,000円(全6回一括:特典付)/5,000円(各回単発)
詳細・申込 https://empublic.jp/questioning

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第161号 2017年1月23日配信)
発行責任者=広石 拓司
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ご意見・ご感想は info@empublic.jp までご連絡ください。
皆さまのご意見・ご感想お待ちしています。
配信停止希望の方はこちらからお手続きをお願いします。

新年のご挨拶 empublicメールマガジン(2017年1月12日)

ご挨拶が遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
旧年中は、大変お世話になりました。

また、いつもメールマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。

この一年が、広石 拓司さまにとって、新しい可能性を拓く一年となりますように。

 

今年、私たちは昨年末からスタートした「readiness for 2025」の取り組みを本格化させたいと考えています。

 

「readiness(レディネス)」とは、新しいことを始めるために必要な心構え、準備、覚悟ができていることを指します。
いろいろな改革案や新しい施策が出されても、反発が生じて実行されなかったり、思うように広がらなかったりしがちです。

その原因に「関係者のreadiness(準備や覚悟)が整っていないこと」は見落とされがちです。

例えば、異なるセクターの人が協力するには、まずお互いに強みと課題を本音で出し合い、単独で行うよりも組んだ方が自分にとって意味がありそうだと納得する過程が大切です。
そのプロセス抜きに、連携や協働、オープンイノベーションを進めようとしても空回する。

「新しい酒は、新しい革袋に入れなければいけない」と聖書にあるように、新しいことは、本格的に動き出す前に、心やスキル、関係性、納得、興味を醸成し、新しいことを受け容れる革袋を準備するプロセスが必要です。

 

数多く構想されている変革が実効あるものにできるよう「readiness」を整える対話や場づくりの設計や運営のお手伝いをしていきたいと考えています。

昨年末に発行した情報誌に加えて、特設サイトを立ち上げ、情報発信やサービスを充実していきたいと考えています。

https://empublic.jp/readiness-for-2025

 

広石 拓司さまが、次世代に向けて新しいチャレンジを進めていくパートナーとなれるよう努めていきますので、引き続き、エンパブリックをよろしくお願い申し上げます。

 

■ readiness for 2025 の取り組み紹介(17年1月) ■

https://empublic.jp/readiness-for-2025

 

〇情報誌「readiness for 2025 地産知縁Vol.5」

会社、事業開発、組織、会議、学び、キャリアの6つについて、今、始まっている変化が定着する2025年の姿を、現状と何がどう変化するのか対比を大切にまとめました。

 

〇対話「2025年の自分と仕事を考えようreadiness for 2025」

5年後、10年後の変化に、どのような準備やアクションを始めたらいいか。

その第一歩に有効な情報誌で紹介した4つの対話を体験し、実施のコツも学びます。

 

〇ビジネス哲学カフェ

社会が変化し、価値観が多様化する時代だからこそ、ビジネスの前提にある基本的なコンセプトも問い直します。

1.お金はどうして大切なの?(1/26)

2.意味のある仕事とは?(2/1)

3.会社が存続していくために必要な資本とは?(2/17)

4.適切な報酬とは?(2/24)

 

〇ゼミ「問いかけ力を磨こう」

情報があふれ、多様な選択肢がある時代に、最も大切になるのは問いかける力です。
問いかけ力を6つの切り口からトレーニングしていきます。

 〇エンパブ式ソクラテス・メソッドによる個別相談セッション

ともに事業・活動を作っていくパートナーの視点に立って、問いかけを通して、より本質的な課題と最も効果的な実現プロセスを共に探求する対話プログラムです。

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第160号 2017年1月12日配信)

発行責任者=広石 拓司