問いかけは未来 – empublicメルマガ「根津の街から」 (2017年2月9日発行)

問いかけは未来 – empublicメールマガジン「根津の街から」 (2017年2月9日発行)

文京区の「文京ミライ・カフェ」という対話の場を毎月1回開催していますが、12月からは文京区の活動支援コーディネーター講座の受講生の方の企画・運営で開催しています。
文京区で暮らし、働く当事者の方ならでは、かつ自由な発想によるテーマやお題設定が毎回好評です!
対話の場は、行政や事務局がお膳だてするものではなく、当事者の方々で開催するものだと改めて感じています。(矢部)

<INDEX>

1.コラム「問いかけは未来」

2.ゼミ「問いかけ力を磨こう」~忙しい方、遠距離の方のために3月土日集中開催!

3.2025年の自分と仕事を考える、ビジネス哲学カフェ ~ 対話を楽しみませんか?

4.文京区で生まれた新しい課題解決プランの発表会&交流会を開催!

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◆1◆ コラム「問いかけは未来」(広石)

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先日、ビジネス哲学カフェに参加いただいた方から、「ビジネス哲学カフェに参加したと話したら、お金儲けのセミナー?と思われてしまって(笑)」という声をいただきました。

確かに、今回の開催にあたって「仕事 哲学」で検索すると、「仕事の哲学」という本には、経営者やプロフェッショナルが語る成功の秘訣みたい本が多いのです。
企画にあたり、「そう考えてなかったな?」と、やっぱり世の中からちょっとズレてる?とも思ってしまいました。

改めて、今、なぜビジネス哲学カフェや「問いかけ力を磨こう」なのか?

今はとても大きな変化の時だと思います。
トランプ大統領で変わるというのも、もっと大きな20世紀から21世紀への変化の一部だと思います。

何が変化しているのかというと、思考の前提条件が変わっているのでしょう。
「コミュニティ」を考えるには、「人のつながり」の前提を考える必要があり、「持続可能性とビジネス」を考えるには、「会社とは?」の前提を考える必要があります。

この変化は、何も急に始まったのではなく、この20年くらいかけて起きてきたことでしょう。ただ、20年前はごく一部の人しか考えていなかったのに、今は広がってきて、あと10年で完全にメジャーになる。その変化を整理しておこうというのが「readiness for 2025」の冊子と取組です。

生きてきた20世紀の常識、これまでの自分の思考の前提、無意識のうちに決めつけていたことを改めて問いなおす。

目の前に起きている事象に振り回されてしまうのではなく、何が本当の課題で、それはどんな構造なのか?を考える時なのでしょう。

これまでの「成功哲学」は、成功者の出す答を知ることに焦点が当てられていました。
そもそも哲学という言葉自体も、賢人の知恵を知ることに重点がおかれがちでした。

しかし、哲学は自分に、他者に、問いかけることから始まります。

成功哲学と名付けられているのも、本当は成功者の出した答よりも、成功者の人が、いつ、どのように問いかけたのか、こそが重要だからなのでしょう。

著述家ちきりんさんの言葉に「知識は過去、思考は未来」という言葉があります。
「答は過去、問いかけは未来」なのだとするならば、

今、何を問いかけるのか。
それを考えることが、未来へのワクワクを生み出すのだと思います。

*「readiness for 2025」プログラム紹介ページ

 

◆2◆ ゼミ「問いかけ力を磨こう」~忙しい方、遠距離の方のために3月土日集中開催!

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ゼミ「問いかけ力を磨こう」には、毎回、多彩な職種、地域の方が参加いただいています。

長野、仙台、札幌からもご参加いただいています。

ただ、多忙のため、遠隔のため、何度も行くのが難しいという声もいただいています。

そこで、3月25日(土)・26日(日)に2日間で集中開催することになりました。

日頃、参加しづらいな~と思っている方、ぜひご検討ください。

 

〇ゼミ「問いかけ力を磨こう」 3月25日(土)・26日(日)集中開催の参加申し込みはこちらから  http://peatix.com/event/234816/

 

*関西などで行わないの?という声もいただきました。
地域での開催にご協力いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください!

 

◆3◆ 2025年の自分と仕事を考える、ビジネス哲学カフェ ~ 対話を楽しみませんか?

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根津スタジオのプログラムよりは「ワークショップ」からご確認ください > https://empublic.jp/nez_studio

(1)【今週末】 2025年の自分と仕事を考えよう~ 対話 readiness for 2025

情報誌「readiness for 2025」は、現在起きている社会、仕事の基盤の変化を紹介しています。
情報誌を活かして、自分と仕事のこれからのあり方を考える対話を行います。
同時に、この対話を自分の職場や友人たちとの場で開催するためのポイントも学びます。

開催日 2月12日(日)14:00~17:00 参加費 3,000円(冊子をお持ちの方)

(2) ビジネス哲学カフェ 「資本」「報酬」とは?

第4回「適切な報酬とは?」では、社会哲学者 古市太郎さんから「与える、報いるとは?」を考える視点を提供いただきます。会社で設定される給与、請け負った仕事の対価など、仕事の報酬について、少ないな、多いなと私たちは色々と思いを巡らせます。
一方でボランティアではお金よりやりがいを求めています。
「報酬」とは、「適切」とはどういうことなのか、一緒に考えませんか?

<開催日>

・第3回「資本主義の「資本」とは?」2月17日(金) 19:00~

・第4回「適切な報酬とは?」 2月24日(金)19:00~

参加費 4,000円

(3)ワークショップ・デザイン、新版「雑談から始まるファシリと場づくり」

セットでいかがですか?

好評いただいている「ワークショップ・デザイン(参加型の学びの場のつくり方)」と社会の状況からバージョンアップした新版「雑談から始まるファシリと場づくり」、セットで4月上旬に開催します。

*「ワークショップ・デザイン」 4月8日(土)10:30~15:30

*「雑談から始まるファシリと場づくり」 4月7日(金)19:00~22:00

 

◆4◆ 文京区で生まれた新しい課題解決プランの発表会&交流会を開催!

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文京社会起業アクション・ラーニング講座の受講生たちが、地域課題の解決につながる新しいプロジェクトの事業プランを提案し、そこから交流を広げるイベント(平成28年度版の社会起業フェスタ)が開催されます。

プロジェクト提案者の発表を、より良いものとして実現するために、どのようにすればよいか、ともに考えます。活動を立ち上げる人にとっても、参加する人にとっても、地域のことをともに考え、仲間を広げる機会になってほしいと考えています!

地域で活動する人を、会社員らが協力してともに発展させるには、何が大切か。プロボノの仕組みづくりに取り組んできた嵯峨生馬(サービスグラント)さんからヒントをいただき、交流対話で参加者のみなさんと考えたいと思います。

地域での活動や社会起業にご興味のある方、何か地域でやってみたいと思っている方、社会の役に立ちたいと思っている方、ぜひご参加ください。

<開催日> 2月11日(土・祝) 13:30~

<場所>  文京区シビックセンター 小ホール

※発表プラン・詳細は、特設サイト(http://bunkyo-sip.jp/?p=4320)をご覧ください。

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第162号 2017年2月9日配信)

発行責任者=広石 拓司

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