自分たちで作っちゃおう ~ メルマガ「根津の街から」2017年4月27日
◆empublicメールマガジン「根津の街から」 -◆ (2017年4月27日発行)
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今年は桜の開花が遅かったですが、根津神社のツツジも開花が遅れ気味です。
例年は4月下旬に満開でGWには残り少なくなっていましたが、今年はGWが見頃になりそうです。
GWは谷根千散歩もお勧めです!
<INDEX>
◆1◆ コラム「自分たちで作っちゃおう!」(広石)
・武蔵野市(4/30)、山形県鶴岡市でも講演を開催(5/12)
・鶴岡ナリワイプロジェクト・フィールドワーク(5/13・14)
◆2◆対話プログラム「自分のミッションを探求しよう」
◆3◆ ゼミ「問いかけ力を磨こう」 ~ 本質を探り、変化を生む場をつくるために
<6月 土曜2日間集中コース・金曜昼コース>
◆4◆ 雑談から始まるファシリと場づくり(6/2金 夜)
ワークショップ・デザイン(6/2金 昼、 6/25日昼)
◆5◆ クラッシックの生演奏を地域に役立てる場づくりの検討会(4/29)
◆6◆ 編集後記
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◆1◆ コラム「自分たちで作っちゃおう!」(広石)
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4/5に文京区千石の「たまご荘」で、地域の中で必要な仕事を自分たちで作ってしまうコミュニティの事例紹介をしました。紹介したのは、ソンミサン・マウル(韓国)、ブロムリ・バイ・ボウ・センター(英国)、文京区、山形県鶴岡市の4つの地域です。
4つの地域の共通点は、そこで生まれる仕事は、いずれも「自分が必要だと思う」「自分がしたい」から始まっていることです。
必要なことを考えている人、したいことがある人は各地にたくさんいるのに、なぜ、この4地域では短期間にたくさんの仕事が生まれたのか?
それは、「思いを口にできる場」と「どうしたら実現できるか一緒に考える場」があったからだと思います。
自分の思いを口にできるには、「受けとめてくれる人がいる」という信頼が必要です。
未だない新しいことを始めるには、「一緒に悩み、試行錯誤してくれる」仲間が必要です。
よく、「日本は起業する人が少ない」という議論の時に、「チャレンジする意欲や志が足りない、アイデアがない、スキルがない」と起業家側の問題になりがちであり、起業支援では起業家向けの講座や相談会をします。しかし、思いやスキルがあっても、周りに受けとめる人、支えてくれる人がいないと手はあがりません。
大切なのは、「始めたい」と思いのある人の、周りの人たちの考えや姿勢です。
出る杭を打つのではなく、出る杭を受け容れ、育てるコミュニティづくりが起業家支援よりも大切です。
逆に、例えば、受け容れ、支えてくれる人たちが見えていれば、「この地域の女性で起業したい人はほとんどいない」と言われた鶴岡市で2年間で30以上のナリワイ起業が生まれた鶴岡ナリワイプロジェクトのように動き始める人は、どんどん出てきます。
100歩進める一人よりも、まず1歩進む人が100人生まれることが、結果的に100歩進める人を増やすのです。
これは企業でも同じです。
新規事業開発の担当者や一部の人だけが、失敗しないよう苦労して事業企画をするよりもたくさんの人がアイデアを出せ、アイデアを育てることで事業が生まれるようにコミュニティを作っていくことが大切になっています。
地産知縁第3号で紹介したように、リクルート社では、年1回のプランコンテストをやめ、アイデアを出し、小規模トライができる人を増やす「Recruit Venture」に転換しています。
多くの人が持っているアイデアを出し、アイデアを育み、ともにトライできる場を増やし、「自分たちで作っちゃおう!」と言える人が増えてほしい。
それがエンパブリックの目指していることです。
〇講座「思いの実現を支えあうコミュニティを作ろう」を武蔵野市、山形県鶴岡市でも行います。
*武蔵野市緑町で、この春スタートしたMIDORINOは、健康な食の仕事づくりを目指す
ソーシャルキッチン付の創業支援施設です。
4月30日(日) 10時~と17時~の2回開催。食事会もついています!
https://www.facebook.com/events/436994823300292/
*鶴岡市 4月12日(金)18:30~ ナリワイプロジェクトとの共催です!
https://www.facebook.com/events/1870486733239520/
〇2年間で30を超えるナリワイ起業家を生み出した「鶴岡ナリワイプロジェクト」の 現場に訪問し、女性の力を活かした地方創生、仕事づくりを学ぶプログラムを 5月13日(土)・14日(日)に、山形県鶴岡市で開催します。
現地で動き始めた人と場づくりの工夫の話をお聴きし、広石による解説と講義も組み合わせ、 実践できる方法論を学ぶことができます。 2日間コースに加えて、13日(土)1日コースも設けました。
ぜひ、現場からこそわかる文化や人、場の推進力についてともに学びましょう!
(到着時間や移動、現地でのことなど、お気軽にご相談ください)
詳細・申込 https://empublic.jp/6903
◆2◆「自分のミッションを探求しよう」(全4回)
~今・これまで・これからを結び、自分らしさを再発見する4つの対話
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自分の今、これまで、これからを考える4つの対話を行います。
仕事や生活について多様な視点からの問いかけを考え、参加者同士が話し合う中で、これからを生きていく「自分の軸=ミッション」を見つけ出します。
そして、これからの自分がキャリアや生活で何を大切にしていきたいか、時間やお金をどう使っていくのか、考えていきます。
<1> 自分のトリセツをつくろう
<2> インタビューを受けて、自分のこれまでを見つめなおそう
<3> これからの自分をビジュアル化し、マイ・ビジョンをまとめよう!
<4> ミッションをまとめ、次への第一歩を発表しよう
・日時 土曜集中コース : 5月13日・20日 土曜 13:00~17:30
木曜昼コース :5月18日~6月8日 木曜10:30~12:30 全4回
・ファシリテーター:矢部純代
・参加費 全4回セット 14,000円(税込)
◆3◆ ゼミ「問いかけ力を磨こう」 ~ 本質を探り、変化を生む場をつくるために
<6月 土曜2日間集中コース・金曜昼コース>
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情報があふれ、多様な選択肢がある時代に求められるのは、「問いかける力」。
”適切に課題を設定し、関係者と共有する力”を身につけよう!
関係性づくりを促すファシリテーション、ラーニング・ファシリテーション、ダイバーシティ・ファシリテーション、システム思考のファシリテーションなど6つの場面での対話やファシリテーターに必要な問いかけを学びます。
4月からの木曜夜コースも定員となりました。
地域づくり、人材育成、事業開発、起業支援、医療など多彩な人が集まるのも魅力です!
*土曜2日間集中コース(3コマ×2日)
6月3日、7月1日 土曜 10:00~18:30
*金曜昼コース(2コマ×3日)
6月16日、7月7日、7月28日 金曜 10:30~16:30
参加費:30,000円(税込)
詳細・申し込み: https://empublic.jp/questioning
◆4◆ 雑談から始まるファシリと場づくり(6/2金 夜)
ワークショップ・デザイン(6/2金 昼、 6/25日昼)
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「雑談から始まるファシリと場づくり」は、つながりと協力を促すファシリテーションの基礎を講座と体験で学びます。
受講生の実践一つひとつにコメントがつき、自分の無意識の癖もわかります。
「ワークショップ・デザイン」と6/2の昼と夜でのセット受講もお勧めです。
https://empublic.jp/nez_studio
◆5◆ クラッシックの生演奏を地域に役立てる場づくりの検討会
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日本サロンコンサート協会の小林玄人さんは、プロのバイオリニストとして演奏活動を行いながら、有名な曲を身近な場所で楽しめる小規模編成のサロンコンサートの普及活動を行っています。
音楽を通して孤立している人が、地域の人とつながれるクラッシックの生演奏の場を地域で広げていくには、どうしたらいいか、音楽と地域の結びつき方についての意見交換に参加しませんか?
*開催日:4月29日(土・祝)10:00~12:00 *参加費無料
◆6◆ 編集後記
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先週末に、育休後コンサルタントの山口さんとのコラボ企画「実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方」を開催しました。
職場や地域で、自分達で育児とキャリアの両立を学ぶ場をつくりたいという熱意ある女性たちにご参加いただき、エネルギーいっぱいで終わりました! スタッフとして参加しておきながら私にとっても気づきの多い講座でした。
「育児休暇制度など会社の制度は、両立支援であり子育て支援でない」は、明確に論点整理された山口さんの講義から。
「ファシリテーターは、信頼できる場を作るとともに、参加者を信頼することが一番大切」は広石の講義から。
日々の何気なくやっていること、理解しているつもりを改めて見直す大切さを感じました。
講座の様子はホームページの実践レポートに掲載しています https://empublic.jp/7110 (矢部)
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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第167号 2017年4月27日配信)
発行責任者=広石 拓司
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