エンパブリック8周年記念トーク・シリーズ
「次の5年を拓く「問い」を考えよう」第2夜
若者が本当に投票したくなる選挙を実現するには?
~「行かなきゃいけない」から「行きたい」に変えるには、誰に、何を問いかける必要があるか?
近年、選挙前になると「選挙に行こう」という呼びかけが行われます。近年は若い世代もSNSで呼びかけることも増えています。そこには「政治や投票にそこまで関心ないかもしれないけど、行かなきゃいけないよ」というメッセージがあるように思います。
しかし、選挙は、自分の選挙権を行使できる時として、自分から「行きたい」ともっと盛り上がる機会であっても、いいのでは?
内閣府調査(平成25年度 我が国と諸外国の若者の意識に関する調査)では、日本の若者の50.1%が政治に関心をもっており、それは米国(59.1%)とそれほどの差はないという報告があります。これを始め、若い世代も政治や選挙に関心を持っている調査報告は多くあります。しかし、選挙の20代の投票率は他世代と比べて低く、低下傾向にあります。
今、若者たちが、どのような問題意識、問いを自分の中で持てば、もっと投票に行くという行動が生まれるのでしょうか?
また、若者が「選挙に行く、投票するのが楽しみ!」と思えるようになるには、若者たちに、政治家に、自分自身に、何を問いかけていくことが必要なのでしょうか?
本トークセッションでは、若者自身による若者と政治をつなぐ活動を推進しているNPO法人YouthCreate代表 原田謙介さんと、29歳から区議として活動している中村延子さん(中野区議会議員)をゲストに招き、若者や政治と接してきた現場経験を通して、今の若者と政治の関わり方について何が大切だと考え、同時に、未だ答が見つかっていない問いは何かを伺います。それを踏まえて、参加者のみなさんと共に、若い世代の投票への主体的な参加が増えるには何が必要か多面的に考え、どのような問いかけが必要か考えます。
ぜひご参加ください
- 民主主義や選挙が効果的に機能する方策を考えたい方
- 若者にとって手応えある政治の実現を目指す方
- もっと若い世代の意見やリアルを政治に反映させたいと考える方
- 「行くべきだから」「一票に意味あるかわからないけど」という消極的な選挙をしたくない方
- 18歳選挙権についてのリアルな若者の意識を知りたい方
開催概要
日時 2016年4月27日(水)19:00~21:40
場所 エンパブリック根津スタジオ (東京メトロ千代田線 根津駅徒歩1分)
会費 2000円(学生1000円) 茶菓付き
定員 10名
ゲスト
・原田謙介さん NPO法人YouthCreate代表 >WEB
・中村延子さん 中野区議会議員
ファシリテーター 広石拓司(empublic)
【お申込み】
peatixにて、参加チケットをご購入ください。ご不明な点はお気軽にお問合せください。
関連ワークショップ
・縁パブ対話(4/15)「市民活動は、なぜ好かれないの?」
・トーク第1夜(4/26)「地縁がイノベーションのエンジンとなるには?」
・ゼミ「問いかけ力を磨こう」 木曜夜コース 5/12~、 火曜昼コース5/24~
問いの設定が間違っていては、対話も、課題解決のアクションも、意味が小さくなってしまいます。6つの視点と問いをつくる技術を学びながら、自分の問題意識を多面的に磨き、変化を起こす「問いかける力」を、実践を交えて身につけていきます。問いは他の誰かと対話してこそ深まります。一人では身につかない「問いかけ力」を、ゼミでの対話と実践を通して高めましょう!