【4/15開催】縁パブ 「市民運動」は、なぜ好かれないの?
反原発、安保法案をめぐるデモなど、改めて「市民運動」への関心が高まっています。
日本においても、環境問題、福祉、消費者問題、薬害など医療問題、マイノリティの人権、国際協力、平和活動など多様な分野で、市民運動は社会を動かす重要な力となってきました。市民が生活の中で感じる問題意識、自分たちの大切に考えることを声にし、個々人が連帯して動くことで、政治や行政、大企業などが見落としがちな問題に社会の関心を集め、新しい規制や制度をつくったり、社会サービスの充実を実現させたりすることは、自分たちの生活を自分たちで守るための市民の大切な権利です。
しかし、日本では、どこか「市民運動」に対して懐疑的な空気があります。
「デモなんて意味がない」という声もネットで聞かれます。
市民が声をあげることは大切だが、結局は変わらないんじゃないかという声もあります。
市民運動はごく一部の人が参加するもので、一般人の生活から離れていると考える人もいます。
アメリカでは、大企業とNGOが連携して環境運動に取り組む事例が増えていますが、日本の企業がNGOと積極的に組む事例はとても限られています。
「社会起業」「ソーシャルイノベーション」というとポジティブなイメージがあっても、「市民運動」と言われるとどこかひいてしまうのかもしれません。
これからの民主主義をより良いものとするために、市民が生活で感じる課題の解決を進めるために、
つながりを生み出すために、改めて、日本における「市民運動」のイメージについて、参加の障壁について
対話で探り、これからのポジティブな市民の社会活動の在り方を考えたいと思います。
市民運動に頑張っている方も、なかなか参加者が増えないと思っている方も、市民運動に対して懐疑的な気持ちがぬぐえない方も、ご参加いただき、違う考えを聴きあい、理解を深めていきましょう!
【こんな方にオススメ!】
- 今の時代に必要な市民運動の方法論を探している方
- 市民の声を届ける良い方法を探している方
- 市民運動に取り組んでいるけれど、共感を得るのが難しいと感じている方
- 市民運動に対して懐疑的な気持ちがぬぐえない方
【日時】
2016年4月15日(金)19:00~22:00
【ファシリテーター】
広石拓司(エンパブリック代表)
【定員】
10名
【参加費】
2,000円
(ばづくーるラボ・メンバーの方は無料です)
【会場】
エンパブリック 根津スタジオ(東京都文京区弥生2丁目12-3 3階)
【プログラム】
1.開催趣旨&オープニングクエスチョンの提示
2.対話 縁パブ「(平成生まれの)やる気スイッチはどこ?」
3.解説 「縁パブとは〜自分のための対話の場のつくりかた」
◆オープニング・クエスチョン 「”市民運動”という言葉から連想するイメージは?」◆
この問いからお互いの考えの共通項と違いを発見し、新しい問いを生み出しながら、対話を展開していきます!
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■縁パブとは?
「他の人はどんな風に考えているんだろう?」と思ったら「縁パブ」を!
日常生活でのふとした疑問から生まれたテーマについて、
様々な背景をもつ人たちと意見交換を楽しむ対話のプログラムです。
初対面同士でもフラットな関係をつくりながら、短時間で深い対話ができます。
地域での対話の場をひらく際の、プログラムの参考にぜひ体験してみてください。
詳しくはこちら→https://empublic.jp/en_pub
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