縁パブ ~問いかけあい、話を深める対話

縁パブは、立場、世代、専門が異なる人たち(5~10人)が集まり、お互いの意見から考えを深めていく対話の進め方です。

縁パブは、対話の楽しさを引き出すために、下記の点を重視してエンパブリックによって開発されました。

  • 対話は「問い」から始まり、問いをつくり続けていくプロセスである
  • お互いの意見の小さな違いも大切に、話を深めていく
  • 多面的に話し合うことで、新しい視点と自分の考えに気付くことを大切にする

異なる立場の人が初めて会っても話を深めることができる手法として、エンパブリックによって100回以上の対話が開催され、各地でも活用されています。

縁パブの特徴・ねらい

それぞれが自分の知っていることや主張を、結論を出すためにぶつけあう“議論”では、自分の言いたいことを場に出し合います。そこで参加者は自分の考えをどう伝えるか、相手にどう納得してもらうのか、を考えています。

しかし、お互いの考えを聴きあう“対話”で大切なのは、他の人の考えや意見を「知りたい」、そして、そこから「学びたい」と参加者同士がお互いに思うことです。ですから、縁パブでは、「正解のない問い」を設定し、それぞれが疑問に思っていること、知りたいことを出し合い、集まった人が共に考えたい問い(=お題)を共につくります。参加者の対話から次のお題が生まれていくため、同じ大テーマでも、集う人によって、対話の具体的なテーマは異なってきます。それが、そのメンバーならではの対話を生み出す要因となっています。

また、お題は、参加者全員が考えたい問いから生まれているので、参加者は共に考え、答を探す仲間となります。その仲間意識が、参加者の関係性の基盤となり、安心して発言でき、異なる意見も受け容れ会う雰囲気をつくるのです。

こんな方におすすめ!

  • これからの私たちの社会について自分の考えを深めたい
  • 日常の仕事や生活では出会えない、異なる立場や専門の人たちとの対話を楽しみたい
  • 問いの力によって深め合う対話を体験したい

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