エンパブリックは10周年を迎えました
エンパブリックは、2018年5月2日に創業から10年を迎えました。
10年間、続けることができたのは、数多くの方に支えていただいたからこそです。本当にありがとうございます。
2008年に「社会に役立つ仕事を生み出す人を、場づくりで応援する」というテーマで会社を立ち上げましたが、この10年間、どう事業化していくか、本当に試行錯誤の日々でした。初期から「”自分づくり、場づくり、仕事づくり”を一体的に提供するプログラムを開発し、使いやすいカタチで広げる」という軸は変わってはいません。
ただ、今思えば、初期の頃は未だノウハウが具体化できていませんでした。それを根津スタジオの講座をつくったり、数々の現場の経験を積むことで、より実用的、普遍的なものにすることを志してきました。クライアントのみなさまも、根津スタジオの参加者の方も、私たちと一緒に新しいことにチャレンジしよう!と共に試行錯誤してくださったことには、本当に恵まれた機会をいただけたと深く感謝しています。その過程でみなさんと議論したり、トライしたことがカタチとなり、多くの方に提供できるノウハウとして確立していきました。
ただし、その過程では、失敗も本当に数多くありました。時々の、会社としての力不足、私の経営者としての実力不足によって、関わってくださった方たちにご迷惑をおかけしたり、十分に報いることができなかったり、失望させてしまったことも数多くありました。自分達にできることは、そこから学んだことを、なんとか次に活かせるようにすることだと考え、一歩一歩を進めてきました。
ですから、10周年は何かを成し遂げたというよりも、まだまだ道の途中という思いが強くあります。ただ、10年をかけて数多くの現場を通して蓄積してきたことを、この1年でもっと多くの方に使っていただけるようにすることが、支えてくださり、関わってくださった方へのご恩に報いることだと考えています。
地域もビジネスも大きく変化する時代を迎え、私たちが取り組んできた「地域や組織の基盤を活かした新しい仕事づくりのための技術」をどのように幅広く使っていただけるようにできるか、みなさまの声を基に考え、実現していきたいと考えています。ぜひお会いした時にも、「みなさまの声を届けていただければ」という企画(こちら)に参加していただいても結構ですので、みなさまの声をもっと聴いていきたいと考えています。
10周年ということで、改めて本当に数多くの方たちの支えがあってこそのエンパブリックだと実感しております。より多くの人に役立つ会社を目指して精進を続けますので、これからも変わらぬご支援をいただきますようお願い申し上げます。
2018年5月2日
株式会社エンパブリック代表
広石拓司