参加レポート:ジェンダーサミット10のサテライトイベント「進路で人生どう変わる?理系で広がる私の未来

5/27に、ジェンダーサミット10のサテライトイベント「進路で人生どう変わる?理系で広がる私の未来」が開催され、スタッフ矢部も、社会人リケジョの座談会のファシリテーターを担当しました。

ここのところ、冨にダイバーシティ推進、女性活躍推進の文脈の中でも、女子の理系進路選択推進が言われるようになっています。ただ、理系は大人が強要して選ばせるものでもなく、女子たちが自分で選ぶものです。
そもそも本イベントは、ジェンダーサミットのワーキング「中等教育における女子学生の文理選択の健全化」の趣旨に基づき開催されました。事前議論の中で、女子が理系を選ばなり要因の一つとして、社会、家族、自身の見えないがバイアスあること、自己肯定感が低いことがあることは明らかになっています。「健全化」という言葉がわざわざ使われているのもそういった理由からです。

当日のイベントでも、期せずして、多くの登壇したリケジョの人たちが言っていることは、「理系を選ぶといいよ」ということではなく、
「自分の可能性を信じよう」「自分のやりたいこと、夢を口にだそう」「やりたいことをやろう」
ということでした。

基調講演をしてくださった宇宙飛行士の向井千秋先生も
IF you can dream it, you can do it! (夢に向かってもう一歩)
とおっしゃっていました。You can dream の「can」というところが好きなところだそうです。

心に正直に夢を描くのは難しいけど、それさえできれば、あとはやるだけ。そういう気づきの場を、子どもにも大人の方にもご提供できたらいいなと思いつつ。自称リケジョの母として色々とリケジョイベントには関わらせていただいておりますが、今回も、私自身も学ばせていただくことができました!

サテライトイベント詳細はこちらhttp://www.jst.go.jp/diversity/activity/seminar/rikejyojinsei.html