「中部広告研究会 夏季研修会」にスタッフ矢部が登壇しました。

「中部広告研究会 夏季研修会」に弊社スタッフ矢部が登壇しました。

これまで多くの大学のオープンキャンパスでリケジョワークショップを開催してきた経験より、今後の東海圏の学生へのアプローチの一つのヒントとして、「ナナメの関係」を提供する場の有用性について話しました。

オープンキャンパス参加を「実際の受験へ」つなげるキーワードは「思い出づくり」。多くの情報や、様々な大学へオープンキャンパスに行っている中高生へのアプローチは、単なる情報提供ではなく「体験と思い出」を提供し記憶と心に留めてもらうことが大切です。
それは、けして大人がつくる場ではなく、彼女たちにとって身近なロールモデルとなる「大学生」からリアルな声を聞くこと、いっしょに「大学生」と何かを体験することから つくられていく場 であります。大学の良さを大学側が言っても、子どもたちはあまり信じませんが、ロールモデルであるお姉さんからの言葉はリアルな言葉として彼女たちに届きます。また、大学を知るというプロセスが、彼女たちにとっての真のキャリアを知る場ともなります。

現場にいる人たちがつくるリアルな場、こうした場作りのノウハウについて、今後もサポートさせていただきたいと思っています。
■開催日:2015年 夏
■主催:アサツーディ・ケイ
■イベント:中部広告研究会 夏季研修会
■テーマ:「東海圏の学生へのアプローチ方法」
■対象:中部広告研究会の会員(大学入試課の方々)

【2015/07/28】縁パブ「これからの地域に役立つ公共施設とは?」

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図書館、美術館、公民館、地域センターなどの公共施設に地域から期待される役割が変化しています。
いったい、これからの時代、地域住民にとって、地域づくりにとって本当に役に立つ公共施設とは、どのようなものなのか、共に考えましょう。
 
近年、公共施設が新しい動きを始めています。
図書館でビブリオ・バトル(書評合戦)やコミュニケーション・ワークショップなどを開催したり、東京都美術館で市民が美術館を舞台に企画をつくる「とびらプロジェクト」が始まったり、図書館や市民活動センターなど複数の機能が一体となった「武蔵野プレイス」が登場したり、静的な公共施設のイメージを打ち破る、新しさや動きを感じる活動が、全国あちらこちらで始まってきています。
 
これらの動きは、参加型まちづくりや市民主体の活動が重視される中で、地域住民が求めている場の変化、公共施設に期待する機能が変化してきていたためだと考えられます。ただし、新しい活動や施設が増える一方で、財政の厳しい中、公共施設を運営する費用は、どうあるべきなのか。本当に市民に役立つ機能を果たしているのか、といった意見もあります。
 
果たして、これからの社会において、公共施設に求められることは何なのでしょうか?
そして、本当に地域に役立つ公共施とは、どのような施設なのでしょうか? 対話を通して、共に考えましょう!
 
ナビゲーターの小林勇樹さんは、墨田区の「みどりコミュニティセンター」(http://www.midori-cc.jp/)の指定管理者の社員として、施設で行う講座やイベントの企画・実施を担当しています。施設が地域の人にとって「使える場」となるために、新しい企画屋地域活動団体との連携などの工夫も進めています。
その仕事の中で日々考えているのが、「地域に役立つ公共施設のありかたって何だろう?」ということです。
 
住民や社会のニーズが変化し、公共施設にも新しい動きが出ている中、「良い地域センターとは?」「地域センターの企画が担うべきことは?」から始まり、これからの社会で地域も、住民も、施設運営者も、行政も、誰もが幸せになる公共施設とは何か?という考えにいたっています。
 
良い公共施設って何?と、そもそもに立ち返って、改めて一緒に考えてみませんか?
 
公共施設の指定管理関係の方はもちろん、生涯学習やスポーツ、文化振興の担当の職員の方、施設登録団体やサークルの代表として施設をよく利用している方などが集まって、公共施設のこれからのありかたを一緒に考えたいと思います!
 
【日時】2015年7月28日(火)19:30~22:00
【ファシリテーター】広石拓司
【ナビゲーター】小林勇樹さん(アズビル株式会社 みどりコミュニティセンター自主事業責任者)
【定員】8名
【参加費】2,000円
【会場】 根津スタジオ
 
【プログラム】
1.ナビゲータートーク 小林勇樹さん
2.対話 縁パブ「地域に役立つ公共施設とは?」
3.解説 「縁パブとは〜自分のための対話の場のつくりかた」
 
◆オープニングクエスチョン「住民・利用者として良かった公共施設って?それは、なぜ?」
この問いからお互いの考えの共通項と違いを発見し、新しい問いを生み出しながら、対話を展開していきます!
 
■縁パブとは?
 
「他の人はどんな風に考えているんだろう?」と思ったら「縁パブ」を!
日常生活でのふとした疑問から生まれたテーマについて、様々な背景をもつ人たちと意見交換を楽しむ対話のプログラムです。初対面同士でもフラットな関係をつくりながら、短時間で深い対話ができます。地域での対話の場をひらく際の、プログラムの参考にぜひ体験してみてください。
 

「府中市民活動コーディネーター養成講座」を弊社スタッフ松井が担当しました。

「府中市民活動コーディネーター養成講座」を弊社スタッフ松井が担当しました。

■開催日:2015年6月20・27日、7月4日
■主催:府中NPO・ボランティア活動センター
■イベント:府中市民活動コーディネーター養成講座
■URL:https://www.city.fuchu.tokyo.jp/kurashi/machi/dantai/cordinatoryosei.files/chirashi.pdf
■テーマ:まちあるきで府中の宝物発見!
■対象:同市内団体、NPOスタッフ

まちあるきの企画、実施を体験することで地域コーディネーターに必要な力を身につける3回連続の講座です。1日目はKJ法を使って話し合うファシリテーションの実践、2日目はファシリテーションのコツを活用してまちあるきを企画し、実際に府中駅周辺でまちあるきを行いました。3日目は、1日目と2日目のふりかえりを行いながら、ファシリテーターの役割について学びました。受講生は皆、同じ府中市に住みながらもそれぞれが違う視点を持っています。自分たちの住む街を歩き、話し合い、一人ひとりの持つ経験と背景の違いを知ることで、地域の魅力を再発見する地域コーディネーターに必要な考え方を学びました。