すぎなみ地域大学 社会貢献型イベント企画・実践プログラム報告会「NPOにいってみたら、こんなところだった!」
今月16日(土)に、すぎなみ地域大学 社会貢献型イベント企画・実践プログラム報告会「NPOにいってみたら、こんなところだった!」を開催しました。
受講生が杉並区内で活動するNPO等と協働し、団体が取り組む課題を地域住民に知ってもらうため参加型イベントを企画・実践した報告がありました。
☆当プログラムで参画いただいたのは、下記3団体です。
・creo(くれお):「パパの育児」と「発達の理解」を柱に、子育て支援をしています。
・NPO法人ともしび会(大宮ふれあいの家):傾聴を軸に、人を大切にした介護事業を運営しています。
・NPO法人児童英語教育振興会:絵カードで楽しく英語を勉強できる学習法を普及しています。
取り組みを報告した受講生からは、
「協働したcreoさんは子育て事業を行っているが、その背景には人と人とのつながりの弱さという課題があると感じた」
「ともしび会のメインターゲットはシニア層だが、若い人たちも傾聴を必要としているのではないか」
と、団体の根本にある本当の社会課題に気付き、それにアプローチしたイベントを実施するための工夫などが報告されました。
協働したNPOスタッフからは
「団体の普段の活動ではリーチできない層にも楽しんでもらえるイベントを開催することができ、受講生たちから刺激を受けた」
「あらためて、自分たちが行っている活動の意義を考える良い機会となった」
といったコメントがありました。
☆交流タイムには、すぎなみ地域大学受講生・協働NPOスタッフ・参加者の間で積極的な交流がされました!
また報告会に参加した一般の方からは
「これまでNPOのことを知りたくても知る機会があまりなかったので、それぞれ地道に活動していることや、案外若いスタッフも頑張っているということを知れてよかった。自分も何か活動に参加してみたい」といった声が聞かれました。
NPO、と聞くと遠い存在のように感じてしまう人も多いかもしれませんが、共感する団体の活動に参加することで、関心を持っている社会課題の解決に向けて協力することができ、自分の思いを社会に活かすチャンスを得られます。皆さんもぜひ、お住いの地域で活動しているNPOのイベント等に参加されてみてはいかがでしょうか。