すぎなみ大人塾アソビノベーション+one 成果報告会
杉並区で2015年度に取り組んできた「すぎなみ大人塾 アソビノベーション+one」の成果報告会が、1/16に開催されました。
「すぎなみ大人塾」は、杉並区社会教育センター主催の地域活動の経験がない・少ない方が、地域でアクションを始めるきっかけを提供するプログラムです。
6月からのプログラムを通して、参加者たちは、街での遊ぶを自分たちで企画し、遊んできました。大人塾のプログラムは、教えるのでも、自分で企画し、周りに伝え、やったことをふりかえる機会として行ってきました。
成果報告会の発表も、受講生たちが自分たちで作成しました。
その中で、彼らは、当初、簡単だと思っていた遊びに意外とハードルがあることに気づきました。「遊ぶったって、そもそもどう遊ぶの?」「なんか腰が重いんだよなあ」「遊ぼうにも、準備の時間がとれない・・・」「企画なんてしたことないし、きっとうまくできないよ・・・」
これは、遊びに限らず、どの地域活動にも当てはまるむつかしさです。
しかし、彼らは、遊び続けることで、「大人が遊ぶために必要かもしれないこと」を見出していきます。
1. 楽しさ、面白さは、自分が発見するもの。主体的に楽しむ。
2. うまくいかなくても別に良い。とりあえず気楽に一歩を踏み出す。
3. 事前にガチガチに考えすぎない。ゆるく、その場の流れで。
4. ふと助けてくれる仲間、勝手に面白がってくれる仲間。
よく地域活動やボランティアは楽しくなければいけないと言われます。しかし、その楽しさとは何か?その楽しさを生み出すには、何が必要なのか?について実効的な答がない場合も多くあります。
この半年、受講生たちは共に試行錯誤し、その中で関係性を育み、「内発的に動くコンピテンシー」を培ってきました。
その成果として、受講生たちが力をあわせてつくったショートムービーを、ご覧ください!