対話 : 学びを自分たちの手に取り戻すには? ~ まちを自分たちの手に取り戻すには? Part 2 by empublic Studio

「学び」という言葉から、何を思い浮かべますか?
学校での勉強、習い事、研修・・・先生や教材があって学んでいる姿を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

しかし、誰もが暮らしの中で学び続けています。
「こう味付けをすればおいしいんだ」「子どもの素朴な質問から考えさせられる」「苦手だった人と、うまくやれるようになった」
このように暮らしの中に”学び”は、たくさんあります。
その”暮らしの中の学び”の中に「難しい社会問題をどうしたら解決できるのか」「自分が地球のためにできること」「自分が政治家を選ぶ基準」なども含まれるはずなのですが、それらはついつい「勉強しなきゃいけないもの」「よく知らないから、自分とは縁遠いもの」などと”自分の外にある”ものと考えてしまいがちです。

今、「学びの場」をつくる人や活動は増え、参加する人も増えていますが、「SDGsを学んで勉強になったけど、仕事や暮らしでは難しいよね」「まちの未来について対話していい話になったけど、日々の暮らしとは別だよね」ということにも陥りがちです。
地域に学びの場をつくることを目的に存在する「社会教育」「公民館」も、「人々が暮らしの中に学びの要素を取り入れるための存在」というよりも、「学習機会を提供する」「住民に学んでもらう」ためのものとなってしまい、地域住民にとって”自分のもの”と思いづらいものになってしまいがちです。

どこかで「学び」を日常や暮らしと切り離して考えてしまう。それは、なぜなのでしょうか?
学びを自分の外にあるものとせず、自分に取り戻すにはどうしたらいいのでしょうか?
一緒に考えてみませんか?

【開催概要】

〇2022年6月10日(金)20:00~21:30
〇オンライン開催(zoomを予定)

プログラム

1.イントロダクション:「学びって? まちと学びの関係は?」
2.自分にとっての学びって何だろう?
3.自分・学び・地域が効果的に結び付くには?
4.自分にとって「学びを自分たちの手に取り戻す」とは?

ゲスト

〇ゲスト:諏訪玲子  国分寺の市民、シェアリング・ラーニング共同代表
〇ファシリテーター:広石拓司 株式会社エンパブリック代表

参加費

<参加費>  一般 1650円(税込)、 empublic Studioメンバー 無料

*地域・組織に変化を起こしたい人が集い、共に学び、共にアクションを生み出していくプラットフォーム。それが、empublic Studioです。現在、参加者を募集しています。こちらから参加申込が可能です。下記リンクで「Studio参加登録(年会費4,840円)」をしていただければ、本イベントに加えて1年間のメンバーとしての活動への参加も可能になります。
empublic Studio https://empublic-studio.jp/
Stduioへの参加登録はこちらから https://empublic-studio.jp/entry#action

【関連プロジェクト】

empublic Studioでは「VUCAな時代の「学びの新定番」パターンをつくろう!」も開催しています。

<シリーズ・テーマ> まちを自分たちの手に取り戻すには?

住民サービスや福祉、教育などが良くなればいいのに、と思ったとしても、行政や政治と自分の間に無意識に線を引いてしまいがちです。
ただ、本来、地域はそこに住む住民のものです。
自分の地域は行政や政治家、一部の活動家や役職者のものでなく、自分を含めたすべての人が一員として自分の声を出し、仕組みや制度をよくすることに参加できるはずです。しかし、現状では、そのように関わるには「意識が高くないといけない」状況にあります。
自分たちのまちなのに、もっと自分らしく、無理なく関われたらいいのに。

その「無理なく関わる」から始め、少しずつまちに仲間を広げ、活動の幅を広げていった諏訪玲子さんが、雑誌「社会教育」に、「「おもしろい」を中心に、市民として生きる」という原稿を書いたことをきっかけに、まちに関わるとは?関わる必要なんてあるの? 政治に関わることの心理的ハードルって? まちと自分の関わり方、地域や社会への自分の向き合い方を改めて考えてみる。そんな対話の時間を重ねていくプロジェクトです。

〇諏訪さんの寄稿文を掲載したnote https://note.com/reiko_222/n/n8a21c08bc6d2
冊子「社会教育」はこちらから→https://social-edu.com/