“スポーツの力”を地域がもっと活かすには? ~システム思考を使って考えてみよう【全6回】(empublic Studio)
コロナ禍の中での東京2020大会の開催にあたって「スポーツの力」を語る一方で、「好きなことをしている人が好きに競う運動会が特例なのはおかしい」という声もありました。「スポーツ」は社会にとってコストをかけて行う価値のあるものなのでしょうか?
また、スポーツは、まちづくりに大きな可能性を持っていると多くの人が考えています。しかし、スポーツ関係者や熱心なファン以外の人にとって、まちづくりにおいて”なくてはならないもの”という位置づけになっている場合は少なく、住民や自治体がまちづくりの推進の核にスポーツをおくことも多くないように思われます。
地域とスポーツの関係の現状は? まちづくりでスポーツを活用することの難しさって? まちづくりとスポーツがもっと相乗効果を出すには、どうしたらいい?
経済的価値だけでも、社会性だけでも、アスリート視点だけでも、感動だけでも全体像を把握できない「スポーツの力」を、システム思考を使って課題を分析し、その力をもっと活かす道筋を一緒に探求しませんか?
【プロジェクト概要】
・ライブセッション:2022年5月19日(木)18:00-19:00から隔週木曜夕方全6回
・開催方法:オンライン(zoomの利用を予定)
・プロジェクト・オーガナイザー:久保田淳 、ナビゲーター:広石拓司
・プロジェクトの進め方:対話セッションを通して、スポーツの力とその活かし方を共に探究する
最初にオーガナイザーの久保田から、スポーツの特性、社会的意義の論点をお示しした上で、参加者のみなさんとスポーツの多面性をSDGs17ゴールを使って考えます。そこで出された要素間の関係を探り、スポーツの力が地域に広がる好循環モデルをつくります。その上で、どこがネックになっているのかを考え、もっと力を地域が活かすにはどうしたらいいか考えます。
【プログラム】
1. スポーツの特性って?
スポーツ側から考えるスポーツの持つ可能性、スポーツと日本社会の関係性について紹介した上で、参加者のみなさんと多様な立場から検証します。
2.スポーツはSDGsにどう役立てるだろう?(1)
スポーツの多面的な意味を考えるため、SDGs17ゴールにスポーツはどう役立てるか、参加者のみなさんと考えます。
3.スポーツはSDGsにどう役立てるだろう?(2)
SDGsにスポーツはどう役立つのか考えます。また、中間ふりかえりも行います。
4.スポーツの力が地域で活きる好循環を考えよう
ここまでにあげられた多面的な要素の相互作用について、ループ図を使って好循環を考えます。
5.なぜスポーツの力を地域は活かしきれないのか?
好循環ループが動かないのは、なぜか? 表面的な問題の奥にある構造的な課題、メンタルモデルを考えます。
6.コレクティブな解決策を生み出そう
複雑な問題には一つの解決策だけでは全て解決できません。多様な主体が力を持ち寄るコレクティブな解決策を考えます。
プロジェクト・オーガナイザー
久保田淳
プロジェクト・オーガナイザー 久保田淳より 地域にとってのスポーツの意味を多面的に考えましょう!
私はJリーグのFC東京で約20年間、地域連携に取り組んできました。その中でサッカーの魅力を伝えたいと思いながらも、サッカー側からの視点だけでは限界があることにも気づきました。スポーツの価値は、スポーツ側からだけでなく地域や経済など多面的に考えていきたい。日頃、スポーツとは関係ない暮らしをしている方とも一緒に考えたいと思っています。
*本プログラムは、empublic Studioのプロジェクトとして実施されます。
empublic Studioは、地域・組織に変化を起こしたい人が集い、共に学び、共にアクションを生み出していくプラットフォームです。現在、参加者を募集しています。こちらから参加申込が可能です。本イベントのチケットの中で「Studio参加登録(年会費4,840円)」をご購入いただければ、本イベントもメンバー価格で参加できます。
参加費
・一般(全6回) ¥2,800(税込)
・empublic Studioメンバー 無料
・empublic Studioメンバー参加登録(年間費) 4,840円(税込)
*本プログラムは、empublic Studioのプロジェクトとして実施されます。
empublic Studioは、地域・組織に変化を起こしたい人が集い、共に学び、共にアクションを生み出していくプラットフォームです。現在、参加者を募集しています。こちらから参加申込が可能です。本イベントのチケットの中で「Studio参加登録(年会費4,840円)」をご購入いただければ、本イベントもメンバー価格で参加できます。