イマドキの地域のつながりって?
~2020年春に経験したこと、考えたことをシェアしよう
2020年6月10日(水)20:00~22:00 @オンライン
地域のつながりは大切だけど、難しいもの。ただ、災害などの困難な状況が起きる度に浮かび上がってくるのも「地域のつながり」でしょう。
2020年、私たちはCOVID-19の拡大の中、働き方、家族、子育て、学校、介護など、暮らしを見直すことになりました。予定していたことがキャンセルになり、時間の使い方を変えることを求められました。同時に、地域や社会を支えるために仕事をし続けてくださった方も多数いらっしゃいます。
そんな中、「地域」や「つながり」について、あなたはどんなことを感じましたか?
- 自宅にいる時間が増えて地域を意識した、
- 外出自粛で、つながりが薄れたと感じた、
- 活動やお店が地域に支えられた、地域の活動やお店を応援した
- 日頃からのつながりの大切さを感じた、
- 地域の“目”や“声”が気になった、
- 見えていなかった課題に気付いた、
- 地域を意識することはなかった
それぞれの場所で、それぞれの立場や視点から感じたことがあるでしょう。
COVID-19の終息までには時間がかかり、これからの経済や社会も見通せず、2020年の春の意味が明確になるのはずっと先かもしれません。しかし、この時点で一度ふりかえることは、2020年後半から来年にかけての新しい日常をつくるヒントになるでしょう。
イベントでは、4人の方からこの春に経験したこと、考えたことを話していただき、そこから参加者のみなさんの対話を進めていきます。
勝連万智さん(ちよママ)は、千代田区民の子育て支援ネットワークとして活動していたことから、いち早く休校を支援するオンライン学習の情報提供、地域のテイクアウト店の紹介、ママのためのオンライン・イベントなどを展開しています。都心の街のどのようなニーズ、気持ちの変遷を感じているのでしょうか?
古市太郎さん(文京学院大助教)は、贈与や共助の社会哲学を専門としながら、文京区での学習支援活動などへの参画、大学の「まちラボ」センター長などを通して、現場での実践を重ねてきました。外出自粛の中でのコミュニティの役割を、どう考えているのでしょうか?
藤沼康樹さん(家庭医)は家庭医のリーダー的存在として、人を包括的に診療し、地域に根付いたプライマリ・ケアの実践と人材育成、多分野の知恵を集めた構想を推進しています。感染症対策に関心が高まる中、生活を支える医療者として、どう地域を見ていたのでしょうか?
森山奈美さん(株式会社御祓川)は、石川県七尾市の民間まちづくり会社で、地域間をつなぐ人材育成「能登留学」にも取り組んでいます。この春、地域の暮らし、会社や産業を守るオンラインの取組みを拡大しました。その一つが全国各地と連携し、地元産品を届ける「#旅するおうち時間」です。この春、地域内/地域間でのつながりにどんな影響が生じたと考えているでしょうか?
4名の方も“正解”はもっていません。東京と他の地域の違いもあるでしょう。何が正しいかの議論ではなく、立場も地域も違う人がそれぞれの経験と考えを持ち寄る対話を通して、2020年の春を改めて見直してみませんか?
実施日
2020年6月10日(水)20:00~22:00
(終了後、オンライン懇親会も予定)
*参加希望の方は各回開始1時間前までにお申し込みください。
*zoomのブレイクアウトルームを使った、参加者同士で話し合う時間があります。
プログラム
- イントロダクション
- キーノート・スピーチ
勝連万智さん、古市太郎さん、藤沼康樹さん - パネルディスカッション
- 対話「2020年春をふりかえろう」
- 総合ファシリテーター:広石拓司(エンパブリック代表)
こんな方におすすめ!
- 新型コロナウィルスが地域に与えた影響を多面的に考えたい方
- 仕事や生活の変化をふりかえり、自分なりに整理したい方
- 地域のつながり、地域活動に関心がある方
- 新しい日常でのコミュニティデザインに関心ある方
参加お申込み
ばづくーるスクールでは、オンラインチケットサービス「Peatix」を利用しています。
ワークショップへの参加を希望される方は、下記ボタンをクリックし、リンク先のPeatixページにてお申込みと事前決済をお願い致します。
参加費
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