ワークショップ・デザイン ~参加型の学びの場の創り方

【開催中止】2020年4月5日(日)13:15~18:00 (新型コロナウイルス感染拡大防止策として、本ゼミを中止させていただきます。ワークショップ・デザイン(参加型の学びの場のつくり方)は継続的に開催しておりますので、状況が落ち着きましたら再度、開催いたします。)

サイクル#3 対話を守り立てる

セミナーや研修、イベント、学習会を、一方通行の講義・座学から、双方向型で、参加者同士でも学びあい、その体験が変化を生み出すようなワークショップに変えていきたい方、行っているワークショッの企画・運営を磨きたい方、基礎から実際の企画までを学ぶためのプログラムです。

この講座では、ワークショップのプログラム・デザインの基本的な考え方を学んだ上で、ミニ・ワークショップを体験して導入講座の学びを体験的に確認できます。
そのうえで、「参加者の変化」や「気持ちの動き」という視点から、「参加者がどんな体験をするか」を軸に、企画シートを使って実際にプログラムをつくってみます。プログラム案は、講師と参加者からコメントをもらい、ブラッシュアップする日でワークショップの基本設計、企画・運営で大切なことを踏まえて、自分のプログラムづくりまで行います。

講座には、大きく分けて、「講師が作った講演内容を受講者が聞く。知識を与える」「話題提供者と参加者が対話をしながら、議論を深めていく」という2タイプがあります。 講座に参加する人は、多かれ少なかれ、そのテーマに関する考えや思いを持っているものです。その上で、新しい何かを知り、もう少し深く考えてみたい、という目的をもって講座に参加しているものです。一方的な講演だけでは、貴重な機会のもつ可能性のごく一部しか発揮できずに終わってしまいます。  書籍「共に考える講座の創り方」(エンパブリック)より

自分の考えを整理し、他の人の視点を取り入れることによって、主催者としてワークショップを企画・運営するうえで不可欠な、参加者目線からのワークショップをデザインする力を身につけます。

ワークショップの基本的な考え方、ワークショップ体験、企画からプログラム設計、準備まで体験を通して、 「参加型」とはどういうことなのか? どのように参加を引き出すのか? 深く学べる講座です。

講座で身につけること

  • 知識を得ることよりも、本人の気づきや行動の変化を促すには、何が大切か、理論を通して学びます
  • 実際に自分で対話に参加し、ワークショップ・プログラム設計をしてみることで、実感をもって身につきます
  • 講座でプログラムをつくり、自分のプログラムのブラッシュアップもできるので、持ち帰ってすぐ実践できます
  • ☆7年間で約50回開催し、600人が受講している講座です。

プログラム

前編:ワークショップ・デザイン入門&体験を通してワークショップの意味を学ぶ 

1)[解説] WSデザインの考え方を学ぶ ・ワークショップの特長を考える。
・ワークショップの満足度を高めるポイント、構成要素を学ぶ。
・参加者の体験・行動変化からデザインのコツを学ぶ。

2)[ワーク] 参加型ワークショップ体験
・参加型ワークショップ「哲学する対話」を体験し、「参加型」とは何か、考える

後編:参加者に気付きを与えるプログラムづくり 

1)[解説] ワークショップの「型」から学ぶプログラム設計のポイント

2)[ワーク] 自分の関心テーマを基に具体的なワークショップを企画する
・企画の目的と対象者を設定し、対象者に提供すべき「体験」を考え、 事前・コア・ふりかえりのプログラムを設計する。
・対象者、提供する体験、参加者の状態変化を言語化し、タイトル・構成を考える。

こんな方におすすめ!

  • セミナー、イベントなどを一方河の講義から、参加型ワークショップに転換したい方
  • 参加者の持つ可能性に注目し、その力を引き出しながら学ぶ場づくりをしたい方
  • 「ワークショップ」の意味、活用の方法を実践的に学びたい方
  • ワークショップをやっているけど体系的に基礎を学び、もっと良いものにしたい方
  • アクティブ・ラーニングを実践する技術を身につけたい方
  • 社内研修プログラムを開発している方、社会人勉強会を主宰している方

実施日

 

前後編セット: 2020年4月5日(日)13:15-18:00
新型コロナウイルス感染拡大防止策として、本ゼミを中止させていただきます。
参加をご予定・ご検討されていた皆さまには誠に申し訳ございませんが、ご了承くださいますようお願いいたします。
ワークショップ・デザイン(参加型の学びの場のつくり方)は継続的に開催しておりますので、状況が落ち着きましたら再度、開催いたします。

ナビゲーター:広石拓司(エンパブリック代表)

参加費

参加費 9,000円(税込) 
※書籍「共に考える講座のつくり方」(もしくは「地産知縁 第4号」)、教材費、根津の美味しいお菓子付き

参加お申込み

ばづくーるスクールでは、オンラインチケットサービス「Peatix」を利用しています。
ゼミ・講座への参加を希望される方は、下記ボタンをクリックし、リンク先のPeatixページにてお申込みと事前決済をお願い致します。

これまでの参加者の声

・ワークショップ・プログラムを考える際に、参加者の温度差があることを前提として、短時間のプログラムの中で、提供する体験によって参加者に何を気づいてもらい、どのような行動変化を期待するのか、ゴール(成果)のイメージや水準が非常にわかりやすかった。 したがって、なぜ「コアプログラム」がこうなるのか、なぜコアの前後にこの「事前プログラム」「ふりかえりプログラム」がこうなる必要があるのかについて、とてもイメージしやすく、WSをゼロから考える時のプロセスが明解に理解できた。 [地域づくりプロデューサー・男性]

・経験のデザインという視点で、参加者目線のデザインをするのが大切になってくることに気づいた。

・双方向のやり取りが多くて、参与感が高まったのが良かったです。

・これまで、参加者のメリット、変化を考えるときに自分の目線で考えて失敗したことがありました。 今回のワークショップでそこを再度指摘頂けて、良かったです。 [大学院生、男性]

・「参加者の中に可能性がある」と、ファシリテーターが参加者に対し信頼する姿勢が大事だと発見した。ワークショップ構成における事前プログラムの大切さに気付いた。[会社員・男性]

・これまで一回ごとに目的が曖昧で、結果に結びつかないワークショップをしていた。連続性を持たせて、参加者の主体的な行動に結びつかせるワークショップのデザインをしようと思う。 [会社員・女性]