講座 ワークショップ・デザインの考え方
~ empublic Studio 動画コンテンツ公開収録
サイクル#3 対話を守り立てる
気づき、変化を促すようなワークショップを行うには何が大切か? ワークショップや参加型研修を企画・実施する際のエッセンスを学びませんか?
ワークショップや参加型研修を開催する人の多くは、例えば「アートの楽しさに気付いてほしい」「まちづくりに参加するようになってほしい」「環境に考慮した行動を始めてほしい」など、何らかの気づきや変化を参加者に起こしたいと考えています。しかし、「参加者がプログラムにうまくのってこない」「自分の問題意識がうまく伝わらない」「場として盛り上がっても、その後につながらない」など苦労している人も少なくありません。
参加者の現状からワークショップ後に起きてほしいことを考え、その間のプロセスで参加者はどのような体験をするのか、「経験をデザインする」視点からワークショップの企画・実施を行うのが、エンパブリックで重視しているワークショップ・デザインの考え方です。
エンパブリックでは、2008年から「ワークショップ・デザイン~共に考える学びの場のつくり方」を開催し、これまで300名以上の実践者の方に参加いただきました。また、エンパブリック自身も地域、企業で年間200本以上のワークショップを実施してきています。そこで多様な実践者、参加者とのやり取りを基に蓄積してきたノウハウをまとめたのが、「ワークショップ・デザイン・シート」と教材「ワークショップ・デザイン講座」です。
エンパブリックでは、このシートや講座の内容を基に、多様な現場での実践経験を持つ人が集い、共に考える「ワークショップ・デザイン・クラブ」を、empublic Studioで今年9月からスタートしました。
今回、教材を使ったオンライン講座を、empublic Studioで利用するオンデマンド・コンテンツの収録も兼ねて開催します。
ワークショップや参加型の研修・授業の企画、実践のポイントを改めて体系的に学びたい方、ぜひご参加ください。
<内容>
empublic Studio「ワークショップ・デザイン&実践シート」を基に、下記の5つの講座を実施します。
(各セクション 講義+質疑応答で約30分を想定しています)
序:ワークショップ・デザインとは?
1 参加者に提供したい体験を考える
2 体験をプログラムに落とし込む
3 ワークショップの企画をまとめる
4 ワークショップのファシリテーション
5 ワークショップをふりかえる
<進め方>
zoom webinar で開催します。各セッションの講義時間後、Q&A機能で参加者からの質問にお答えします。
また、顔を出しても大丈夫な方は画面に出ていただき、質疑応答を行います。
プログラム
empublic Studio「ワークショップ・デザイン&実践シート」を基に、下記の5つの講座を実施します。
(各セクション 講義+質疑応答で約30分を想定しています)
序:ワークショップ・デザインとは?
1 参加者に提供したい体験を考える
2 体験をプログラムに落とし込む
3 ワークショップの企画をまとめる
4 ワークショップのファシリテーション
5 ワークショップをふりかえる
<進め方>
zoom webinar で開催します。各セッションの講義時間後、Q&A機能で参加者からの質問にお答えします。
また、顔を出しても大丈夫な方は画面に出ていただき、質疑応答を行います。
こんな方におすすめ!
- セミナー、イベントなどを一方河の講義から、参加型ワークショップに転換したい方
- 参加者の持つ可能性に注目し、その力を引き出しながら学ぶ場づくりをしたい方
- 「ワークショップ」の意味、活用の方法を実践的に学びたい方
- ワークショップをやっているけど体系的に基礎を学び、もっと良いものにしたい方
- アクティブ・ラーニングを実践する技術を身につけたい方
- 社内研修プログラムを開発している方、社会人勉強会を主宰している方
実施日
2021年10月9日(土)14:00~16:30 (収録作業の関係で終了時間が少し延びる場合があります)
<講義> 広石拓司 株式会社エンパブリック代表
参加費
参加費
講座参加(一般、Studio参加しない)¥4,000
講座動画視聴(一般、Studio参加しない)¥4,000
講座参加+empublic Studio 登録 10/1~¥4,800
empublic Studio 登録済メンバー無料
empublic Studio に参加しませんか?
empublic Studioメンバーは本講座への参加費は無料です。これを機会に年会費4,840円(税込)でクラブメンバーに登録いただければ、本プログラムに加えてワークショップ・デザイン・クラブを含む7つのクラブに参加し、動画、セッションで学びを深めることができます。 また、Studioに参加せず、今回の講座のみの参加、動画視聴も可能です。(講座参加者も動画視聴可)ただし期限は11月9日まで。
これまでの参加者の声
・ワークショップ・プログラムを考える際に、参加者の温度差があることを前提として、短時間のプログラムの中で、提供する体験によって参加者に何を気づいてもらい、どのような行動変化を期待するのか、ゴール(成果)のイメージや水準が非常にわかりやすかった。 したがって、なぜ「コアプログラム」がこうなるのか、なぜコアの前後にこの「事前プログラム」「ふりかえりプログラム」がこうなる必要があるのかについて、とてもイメージしやすく、WSをゼロから考える時のプロセスが明解に理解できた。 [地域づくりプロデューサー・男性]
・経験のデザインという視点で、参加者目線のデザインをするのが大切になってくることに気づいた。
・双方向のやり取りが多くて、参与感が高まったのが良かったです。
・これまで、参加者のメリット、変化を考えるときに自分の目線で考えて失敗したことがありました。 今回のワークショップでそこを再度指摘頂けて、良かったです。 [大学院生、男性]
・「参加者の中に可能性がある」と、ファシリテーターが参加者に対し信頼する姿勢が大事だと発見した。ワークショップ構成における事前プログラムの大切さに気付いた。[会社員・男性]
・これまで一回ごとに目的が曖昧で、結果に結びつかないワークショップをしていた。連続性を持たせて、参加者の主体的な行動に結びつかせるワークショップのデザインをしようと思う。 [会社員・女性]