育休後カフェ ® × エンパブリック

育休後カフェ「なぜいまだに育休後は働きづらいのか?」#3

今、改めて「男女の役割分担」とは?

■日時:2019 年6月7日(金)19:00~21:00 終了しました!

■会場:根津スタジオ > MAP

出産祝いを買いに行った時、「男の子ならブルー、女の子ならピンク」を選ぶのがいいと思う人は多くいます。なぜ、でしょうか? 実は19世紀まで「男女の色」はなく、20世紀初頭には「女性はマリア様のブルー、男性は強い色のピンク」が流行った、とも言われています。

「女性らしいリーダーシップ」という表現があります。部下にきめ細かい心遣いができたり、丁寧に仕事を進めたり、ということが想起されたりします。「女性らしい」があるなら「男性らしい」もあることになります。では、男性と女性で「リーダーシップ」には違いがあるのでしょうか?

「自立した女性はかっこいい」と言う時、「女性は周囲に受動的、従属的になりやすい」という意識が前提にあるようにも思われます。

昨年、医学部受験で女性が不利に扱われていることが判明をしました。この春には東大入学式の祝辞で「東大入学者の男女比率が他大学と違う」ことが指摘されました。

まだ「男女の違い」が話題にのぼったり、よく自覚しないままに判断の基になっていたりします。そして、「男女の違い」への考えが、職場や家庭での「男女の役割分担」にも大きく影響しています。
それが、男女のキャリアへの考え方、「育休」の取り方、家庭でのパートナーシップの形などにも影響しています。

逆に考えると、育休後の働き方、女性のキャリアや役職について多様な可能性を開こうとするならば、自分や家族、職場の上司や同僚らが「男女の違い」や「男女の役割分担」について、どのように考えているのか、そこをしっかり問いかける必要があります。

これからの育休後の働き方を考えるために、「男女の違い」や「男女の適性」について、どのような言説があるか、「男女の役割分担」を考える際に何を前提としているのか、対話を通して考えてみませんか?
そこから、「男女の役割分担」のこれからの考え方や進め方を広げるために、どうしたらいいか、一緒に探っていきましょう。

高校で英語のテストをしたとしましょう。
結果は、A組40人のの平均が75点で、B組40人の平均が70点でした。
このとき、A組のA子さんとB組のB子さんを比べて、
「A子はB子より英語ができるよ、だってA組だもの。」
と誰かが言ったらどうでしょうか。そうだね、と言えますか。

男脳、女脳の議論はこれと似ている気がします。
専門家は、男性と女性の脳が同じである、とは言っていません。
しかし、その差は、個体差と比べてどれだけ大きいか、というと、大きな差があるという結果は今のところまだ発表されていません。

私たちは、さっきの英語の成績のような決めつけしてしまっているのではないでしょうか。
もう一度、身近な家族や、職場の仲間の性別の先にある、個性に目を向けて見ませんか。

山口理栄育休後コンサルタント

プログラム

1)イントロダクション

男女の役割分担の前提となっているものを、どう探るといいだろう?

 2)ゲスト・トーク 「私が考える「男女の役割分担」とは」

女性がフルに働き、男性が育休・時短を取るのは”変な”こと?
実際にそのような働き方を選択した人がどのように考え、周囲の人はどう反応し、どのように進めていったのか、体験談を聞きます。

        ゲスト:鈴木庸介さん(総合商社勤務、育休を取得後、時短勤務で復職)

紹介記事:昭和・平成の家族観をアップデート!人生100年時代を生きる私たちの “シーソー” 戦略

3)カフェ・トーク「改めて、男女の役割分担を考えよう」

職場や家庭で「男女の役割分担」の前提となっているのは、どのようなことでしょうか?  対話を通して、日頃見落としているかもしれない自分や周囲の価値観や諦めなども探ってみましょう。
そこから、男女の役割分担を、より柔軟なものにアップデートするために、どのように取り組むといいか、共に考えましょう。

ファシリテーター

山口 理栄(育休後コンサルタント ®)

総合電機メーカーにて、2度育休を取り、部長職まで務めるた後、2006年から2年間社内の女性活躍推進プロジェクトのリーダーに就任。
2010年6月育休後コンサルタント®として独立。100社以上に女性活躍推進コンサルティングや研修を実施してきたことに加え、個人向けに2011年から育休後カフェ®を140回以上実施。企業の考え方も、働く女性の気持ちも深く理解する「育休後」のプロフェッショナル

広石拓司(エンパブリック代表)

思いのある誰もが新しい仕事をつくれる社会に向けて、対話を通して個人から始まるソーシャルイノベーションの仕組みづくり、社会課題解決型事業の開発につながる場づくりを実践。多様な担い手がコレクティブに協働して社会システムを変えていく「ソーシャル・プロジェクト」の実践ノウハウの体系化に取り組む。

このような方、ぜひご参加ください

  • 女性や男性の役割を、もっと柔軟に考え、話し合うことができればと思う方
  • ダイバーシティをめぐる対話を行っていきたい方
  • 育休後の働き方、育児との両立に課題を感じている方
  • パートナーとの関係づくりを模索されている方
  • 企業で働き方改革に取り組んでいる方

*参加者の方へのお願い*

対話では、参加者それぞれの会社での経験を基に話し合いますが、対話の目的は、個別の会社の制度や組織、個々人の考え方の良し悪しを議論することや、問題をあげつらうことではなく、育休や育休後の現状を踏まえて、良い会社や社会ができていくための方策を話し合うことにあります。参加者全員が安心して対話できる場づくりにご協力ください。

参加費

3,000円(税込)

参加申し込み

育休後カフェ®「今、改めて『男女の役割分担とは』」に参加を希望する方は、下記ボタンをクリックし、チケット販売サイトpeatixから、チケットのご購入をお願いします。

「変わらない会社や社会に上手に合わせる」から、「どうしたら誰もが苦労せず働ける」へのシフトを考えませんか?

育休後カフェ「なぜいまだに育休後は働きづらいのか?」 シリーズ・コンセプト

育児をしながら働く女性は増えましたが、未だ育児をしながらの働きづらさは残っています。
「やりがいを持って、家族も仕事も大切にしたい」、たったそれだけの望みが、なぜ普通に叶えられられないのでしょうか?
育休後を「誰かが我慢すれば」という自己責任論に終わらせず、誰もが普通に働きがいある仕事をするために、どのように自分を、周りを、組織を、社会を変えていけばいいのでしょうか?
育休後アドバイザーとして、様々な職場を何年も見てきた育休後についてのプロフェッショナル山口理栄と、社会システムのイノベーションの方法論を探求してきたエンパブリック広石拓司と、2つの対話を通して、一緒に考えてみませんか?

シリーズ紹介ページ

育休後カフェ in everywhereとは

  • 育休後カフェ®とは、育休後コンサルタントの山口理栄氏が提唱している育休後の働き方をリラックスしながら考えるための場。仕事をしながら子育てしている(したい)方たちに、自分とじっくり向き合うための空間と時間をともに共有し、仕事も育児もあきらめないことを目指しています。
  • 育休後カフェ® in eveywhereの活動は、山口理栄氏の理念を広げ、より多くの人が参加できる機会を増やすため、山口氏とエンパブリックとで、「育休後カフェ®ファシリテーター」の養成をしています。現在、30名程度が認定され、全国で活動しています。
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