4月13日、新宿区にある東京都立総合芸術高等学校にて代表広石が、「総合的な探求学習」のガイダンスとして講演を行いました。テーマは「”私”から始まる探求の学び！」。

芸術高等学校で、生徒の皆さんは美術、舞台、音楽などを学んでいますが、本講演は、先生方の「社会の一員として芸術を学んでいる」「アートと社会もつながっている」ということを生徒たちに感じてもらいたいという思いから始まったものです。
社会や社会課題に対して問いを自分で考え探求するのが探求学習ですが、これに取り組む前段階として、社会と自分とのつながりについて考えてもらいたいと、
・気になることがあったら、積極的に周りと協力してアクションを起こそう
・「なぜ〇〇は●●なんだろう？」という根本的な問いかけを持つことが大事
と、まずは「身近にある問い」を自分ごととして捉えることが重要ということを伝えました。

講演後はたくさんの生徒が集まって
「わたしは自分の作品に込めた思いやメッセージがたくさんあるんですが、それをどうやって人に伝えたらいいでしょうか？」
「演劇部のリーダーなんですが、どうやったらみんなに主体的に活動に参加してもらえるでしょうか？」
など、積極的に質問を行ってくれました。

芸術活動を通じて、より良い表現方法を探したり、より自分のメッセージを伝えようと努力している生徒たち。社会とのつながりや人と思いを分かち合うということを意識することで、さらに興味関心が広がり、彼らの表現も広がっていくことを期待します。