ビジネス・イノベーション模倣術 ~先進事例を自社に応用するダイアログ

次回開催準備中

サイクル#4 現場と社会資源を結ぶ

ビジネス書やネットで、私たちは日々、ビジネスをめぐる新しいキーワードや成功例に出会います。ただ、なんとなく知っていているけど、人に説明できるほど自信のないものは、誰にでもあります。
また、仕事に役立ちそうだとビジネス書を読んで「わかった」はずのに、自社の現場に活かせていないことも少なくありません。

「知る・理解する」では、得た知識を現場で応用はできません。いくら「シリコンバレーでは、こうしている」と知っていても、自分の現場でどうしたら実行できるか、そこを現場の状況を踏まえて考え、問いかけ続けなければ、物知りで終わってしまいます。

ビジネスのイノベーションの先行事例を、そのまま自分の現場で実行するには、どうしたらできるだろう?
それを考えきってこそ、イノベーションの本質も現場の課題も課題解決への道筋も見えてくるでしょう。

「まなぶ」は「まねぶ(真似る)」から。このゼミでは、イノベーションの先進事例を自分の現場で模倣するには、どうしたらいいか。そのために、ビジネス書にある先行事例を自分たちの現場で実践するにはどうしたらいいか、ゼミ生の経験と対話を通して自分たちで考えます。

ビジネスモデルのイノベーションを実現するための解決策を教えてもらうのではなく、今ある情報から自分たちで考え、さまざまな場面で応用できる「学び方」を身につけたい方、ぜひご参加ください。

ゼミを通して身につけること

  • 先進事例を知る・読む・教えてもらうのではなく、「人に伝える」「問いかける」による主体的な学び方
  • 問題と社会にある知恵を結びつけ、新しい価値を生みだすナレッジ・コーディネート技術
  • 事例や情報を構造的に捉えることで、個別状況と一般化・メタ化し、応用範囲を広げる分析術
  • 他の事例の考え方から、自分の現場を参照することで、課題を多面的に理解する批判力
  • イノベーションを考え、実行プロセスを構築するためのフレームワークの活用法
  • 自分一人で考え、結論を出すのでなく、ダイアログを通して他者と多面的に考え、自分の考えを深めるダイアログ活用法

プログラム

  1.  ダイアログへの基盤づくり: 自分の問題意識を整理し、共有する

ゼミ生それぞれの問題意識やイノベーションについての考え方を共有していきます。また、書籍「ビジネスモデル・イノベーション」「START INNOVATION」などで使われている事例分析のフレームワークを共有し、今後のダイアログの共有基盤を整えると共にい、それぞれの問題意識を深堀りしていきます。

  1. ダイアログ: 先行事例からの気付きを共有する

同じ事例を読んで、ぞれぞれのゼミ生はどのように感じ、何を得るのか、対話していきます。それぞれの価値観や視点をゼミ生同士で相互理解することに加え、自分の視点、思考の立ち位置に気づきます。一人ひとりが違うからこそ生まれる場の可能性を考えます。

  1.  ダイアログ: 先行事例のイノベーションを分析し、何を学べるのか考える〔1〕

ゼミ生それぞれが選んだイノベーション事例から、何が学べるのか、お互いの価値観・経験の違いを活かしあうダイアログを通して、多面的に検討します。ケースを多面的に見る面白さ、情報を自分たちに応用するために何が大切なのか、考えていきます。

  1.  ダイアログ: 先行事例のイノベーションを分析し、何を学べるのか考える〔2〕

前回に引き続き、先行事例を自分たちで分析し、イノベーションの理解を深めます。ビジネスの課題に対して、人それぞれ違う乗り越え方があることを学び、自分一人では持てなかったアプローチ方法のストックを増やしていきます。

  1.  自社のビジネス課題を捉えなおし、イノベーション実践の仮説を立てる

初回に整理した自分の問題意識に立ち戻り、ここまでのダイアログを通じて課題の捉え方がどう深まったのかを共有します。
また、その課題解決の進め方について、お互いにフィードバックすることで、次回のプレゼンテーションに向けた自分なりの答えを形成していきます。

  1.  プレゼンテーション

これまでのダイアログで分析した先行事例から何をどう学び、自社の事業で実践するためには、どのようなステップを踏む必要があるのか。自分なりに導き出したソリューションと実現ステップの仮説を発表し、相互フィードバックを行います。

  1.  リフレクション

ここまでのプロセスのリフレクション(ふりかえり)を通して、(1)ビジネスにおけるイノベーションとは何か、(2)先行例や新しい概念を効果的に学ぶには何が大切か、(3)学びや実践にダイアログをどう活かせるのか、今後につなげていきます。

こんな方におすすめ!

  • ビジネス書を何冊も読んできたものの、自社の事業に落とし込むのが難しいと感じている。
  • 受動的なインプット学習ではなく、自己主導型学習の姿勢を学び、実践したいと考えている。
  • 「顧客エンゲージメント・イノベーション」や「ブランド・イノベーション」について、なんとなく知っているけれども、人に説明できるほど理解はできていない。
  • さまざまな業種・バックグラウンドの受講生たちと学びあうことで、普段感じているビジネスの課題やソリューションについて新たな視点から考えてみたい。

ゼミ生特典 「ばづくーるラボ・メンバー」&オプション講座

ゼミ生は「ばづくーるラボ・メンバー」に登録することで、エンパブリックの発行する書籍(各1冊)、「ばづくーる」に掲載されるツール、教材など学びのリソース、メンバー同士の交流の機会を得ることができます。

このゼミの受講生は、エンパブリックの実施する下記のプログラムに無料で参加できます。

  • ≪講座≫雑談から始まるファシリと場づくり ~ 日頃の暮らし・仕事にあるファシリテーター力のヒントの探し方
  • ≪対話≫縁パブ ~問いづくりから始まる対話

実施日(予定)

木曜夜コース(4/7~6/30)

第1回 2016年4月7日(木)19:00-21:30
第2回 2016年4月21日(木)19:00-21:30
第3回 2016年5月12日(木)19:00-21:30
第4回 2016年5月26日(木)19:00-21:30
第5回 2016年6月2日(木)19:00-21:30
第6回 2016年6月16日(木)19:00-21:30
第7回 2016年6月30日(木)19:00-21:30

参加費

 初めての申込み ( ばづくーるラボメンバーへの登録も含む) 37,000円(税込)
ゼミ 7セッション参加費・教材費、ばづくーるラボメンバー(6か月の登録費)、オプショナル講座への参加費を含む

 ばづくーるラボメンバーの申込み 32,000円(税込)

参加お申込み

ばづくーるスクールでは、オンラインチケットサービス「Peatix」を利用しています。
Peatixお申込みページができ次第、こちらのページでご案内いたします。