新しい動きを始めたい、よりよい未来をつくりたい、組織や地域を持続可能なものにアップデートしたい。
そんな思いを持って頑張っている人は、どの組織や地域にもたくさんいます。しかし、頑張っている人は孤立しがちで、私たちの社会にはどこか閉塞感が漂っています。
個人の思いや頑張りを個人のものに止めず、（今は変化に前向きでない人も含めて）組織や地域を次世代バージョンにトランスフォームしていくよう周りの人に働きかけていく。そんな未来志向で働きかけていく方たち（未来志向アクセラレーター）を、15周年を迎えたempublicは全力で応援します！
第１弾として、未来志向への組織文化に向けて動き始めるにはどうしたらいいか、企業、地域の現場での実践事例を２名のゲストから紹介いただき、みなさんと考える会を開催します。

「これまでの延長線上ではない発想のチャレンジが必要だ」とあちらこちらで言われ、DX（デジタル・トランスフォーム）、SX、GX（サステナビリティ、脱炭素のトランスフォーム）などの言葉も飛び交っています。「そうだ！」と共感したり、国内外の先進事例を見てワクワクや自分達の現場への危機感を持ったりして動き出している人もいます。
しかし、組織、地域、社会のトランスフォームには、個人の意識や頑張りだけでなく、多くの人が新しい発想や行動に変わっていくことも必要です。その中には、変化にネガティブな人も、今のままで何とかなっているのにわざわざ変わらなくていいと思っている人も多くいます。そんな人たちも（例え消極的にでも）変化に参画してもらって初めてトランスフォームは実現します。そのような変化が一朝一夕に起きることはありませんが、しかし待っていても起きません。それぞれの現場での未来志向の動きをどのように広げ、根付かせるのか。それが最も問われていることだと、empublicは考えています。

今回、ゲストでお呼びするお二人も動き始めたばかりで、まだまだ小さな動きかもしれません。しかし、お二人とも「システム開発事業を仕様書ありきの受託側から提案型のDXサービスへの変化を促す」「地域ビジョンを市役所の文書に終わらせず地域と共に実現していく生きたものにする」という既存の延長線上にない新しい動きを組織や地域に広げて、根付かせるために、人のつながりの力を信じて動き始めています。今、チャレンジ中の２人と、未来志向の組織文化を広げ、根付かせ、企業や組織、地域を持続可能なカタチにトランスフォームするには何が大切か、一緒に考えてみませんか？