circular economy
欧州のサーキュラーエコノミー
EUが2015年に採択した「循環経済パッケージ」で提唱した概念。水、土地、バイオマスなどあらゆる資源の効率的利用を進め、資源の循環利用の高度化を図ろうとするもの。ただし、あらゆる資源の効率的利用を進めることは現実的に困難であることから、ますは天然資源の循環利用を進めるとこととしている。なお、この取り組みは、国連環境計画(UNEP)による国際資源パネル(IRP)でも行われている。(2019年3月作成 http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=4662 )
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- デロイト 資料
フランスの循環経済ロードマップ:100%循環経済のための50の対策
https://www.ecologique-solidaire.gouv.fr/sites/default/files/FREC%20anglais.pdf
コカ・コーラ * セブン・イレブン 完全循環型ペットボトル
2018年4月
ideas for godd より
https://ideasforgood.jp/glossary/circular-economy/ より
サーキュラーエコノミーのビジネスモデルは、アクセンチュアの分類によると、以下5つの種類がある(『サーキュラー・エコノミー ~デジタル時代の成長戦略~』(日本経済新聞出版社)より)。
再生型サプライ:100%再生・リサイクルが可能な、あるいは生物分解が可能な原材料を用いる。
回収とリサイクル:これまで廃棄物と見なされてきたあらゆるものを他の用途に活用することを前提とした、生産・消費システムを構築する。
製品寿命の延長:製品を回収し保守・改良することで、製品寿命を延長し新たな価値を付与する。
シェアリング・プラットフォーム:製品の貸し借り、共有、交換によって、より効率的な製品・サービスの利用を可能にする。
サービスとしての製品:製品・サービスを利用した分だけ支払うモデル。 どれだけの量を販売するかよりも、顧客への製品・サービスの提供がもたらす成果を重視する。