25世帯の若い親たちが既存の保育園に入れるよりも、お金を出しあい、自分たちの共同育児施設をつくることにした。そこから生まれたコミュニティは、約15年後の現在、70以上の事業が生まれ、5700世帯が参加する「まち」へと成長した。
自分にとって本当に必要なのに、地域にないサービスを、自分たちでつくった。
つくったものを持続させるために、まちの事業にした。事業を通して新しいつながりが生まれ、そこから、また新しい事業が生まれた。
そして、それを積み重ねている間に、「まちの起業がどんどんと生まれるコミュニティ」ができていった。
そんなできごとが、韓国のソウル市中心部にあるソンミサン・マウルというコミュニティで起きました。
コミュニティを再生し、つながりが新しい仕事を生み出し、いきいきと働ける場をつくること。
それは、今の日本にとって、都市でも、農山漁村でも、震災被害地域の復興においても、とても必要とされていることです。
この冊子は、ソンミサン・マウルの紹介に加え、そこから何を学べるのか、日本の地域でどう実践していけばいいのかを、読者のみなさんとともに考えるためのものです。
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