開催レポート:育休後カフェ®・ファシリテーターさんが9名誕生しました!

4月より、育休後コンサルタント®の山口さんと進めてきた「実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方」の実践後のふりかえり講座も終了し、新しく9名の育休後カフェ®・ファシリテーターさんが誕生しました。

本講座は、育休後コンサルタント®の山口さんとエンパブリックの経験と知見から、「働く女性のキャリアを考える場をつくり方」を学んでいただく講座です。

4月の講座から、チームを組んで、実際にワークショップを一般の方向けに開催するのを2回実践して頂いておりましたが、無事実践も終わり、9/9はそのふりかえりの会でした。

あまりよく知らない受講生同士でチームを組んで、企画・告知・準備・運営をするというのは、かなり大変だったでしょうが、みなさん、色々と苦労されつつも、最終的には、10名以上が参加するワークショップを開催されるまでになっていました。

ふりかえりの会では、「レポートを書く体験」及びトコトン「ふりかえりワークシート」により、様々な角度から、自分たちの実践について振り返っていただきました。

例えば、「ワークショップは参加者が主役」と講座で習って、その場ではそうだな、当たり前だなと理解していることも、実際にワークショップを開催してみると運営や自分の役目が無事終わることばかりに気を取られ、参加者のことが考えられなくなるといったことになりがちです。そうした難しさを、実践してから振り返ることで、身をもって知っていただけたたと思います。そこから、次につなげることで、次のステップへと進んでいけるのだと思います。

「チームでやるからこそできた」「チームで振り返るからこそ深く考えられた」といった感想も聞かれ、事務局としては、とてもうれしく思いました。何か思いをもって何かを実施するには、仲間が大事です。一人でやった方が楽なことも多いけど、チームでやった方がもっとうまくいく、それを実感していただいたのが何よりだったと思います。

山口さんは、47都道府県に育休後カフェ® ・ファシリテーターを増やしたいという思いを強くお持ちです。その地域だからこその課題や特徴があります。そうしたものを、自分たちで解決できる人を増やしたい、それは、エンパブリックが目指すこととも合致します。ぜひ、一緒に全国制覇?を目指したいと思います。

第二期の「実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方」も募集も始まっています。職場や地域で「育休後の働き方」「子育てと仕事の両立」について考える場をつくりたいという方はぜひ、ご参加ください。

〇「第2期 実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方」https://empublic.jp/7615

【参加者の声】
  • 4月の講座の中でのファシリテーション体験も、2回のワークショップの実践も、やってみて初めて座学で聞いたことの意味がわかるということがあり、「やってよかった」と思いました。
  • 2回の実践があるというのは大きなハードルに見えて実は得るものの方が多く、気付きの連続の豊かな時間でした。講座にはじまり、場づくりの実践・チームビルディングの体験・これからファシリテーター仲間となっていく人たちとのつながりの醸成・グループによる振り返りでの気づき・・・ひとつとして無駄のない経験だったように思います。

開催情報

「実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方」
■日時:2017年4月22日~23日、9月9日
■プログラム:https://empublic.jp/6836
■場所:根津スタジオ