ダイバーシティ・システム思考・デザイン思考のファシリテーション

~ゼミ「問いかけ力を磨こう」後半3コマ集中開催

募集中!

7/1 土曜 3コマ集中開催

ロジカルシンキングだけでは適応できない複雑な問題を共に考え、変化を生み出すための3つの場のファシリテーションを学びます。

変化が激しく、価値観が多様化する時代には、与えられた問題を解く力以上に、質の高い問いを設定する力が大切になってきます。さらに、その問いを一人で考えるのではなく、周りの人たちに働きかけ、共通のビジョンを生み出し、共にアクションを進めていくには、問いかける力が不可欠です。問いは答以上に、その人の価値観、知識、経験、状況への向き合い方に大きく影響を受けるため、問いの裏打ちとなる知識や技術、経験が問いの質に影響します。

ゼミ「問いかけ力を磨こう」、後半3コマは、ダイバーシティを活かすチームの場づくり、問題の本質をつかむシステム思考のファシリテーション、変化を促すデザイン思考のファシリテーションについて考えます。
※今回、初めて参加する方のために、最初にイントロダクションがあります。
 

 土曜集中コース(後半)

第4回 チーム力を高める問い 2017年7月1日(土) 10:00~12:30
第5回 問題の本質を探る問い 2017年7月1日(土) 13:15~15:45
第6回 未来を拓く問い 2017年7月1日(土) 16:00~18:30

4.チーム力を高める問いとは?
~違う価値観の人のチームをまとめるダイバーシティ・ファシリテーション

メンバーが均質な状況では、リーダーが主導し、作業分担をして効率的に結果をだす仕事の進め方が効果的でした。しかし、異なる世代・会社・国など文化の違う人たちが集まり、協力していくには、お互いの個性を理解し合い、弱みを補い合い関係が必要です。違いを活かしあって、チームとして成果を高めるには、どのような「問い」が有効か、考えます。

<ヒントとなるノウハウ> ダイバーシティ・ファシリテーション
.

5.今ある問題の本質に迫る問いとは?
~システム思考のファシリテーション

因果関係が明確な問題の場合、原因の究明も問題の対処も容易です。しかし、様々な要素の絡み合いから生じている「複雑な問題」を扱う時には、表面に出ている現象だけを見るのではなく、問題の全体構造を俯瞰し、要素の構造、要素間の相互作用などから、現状を解きほぐす過程が重要になります。複雑な問題にアプローチするには、どのような「問い」が必要になるのか考えます。
<ヒントとなるノウハウ> システム思考
.

6.未来を拓く問いとは?
~デザイン思考のファシリテーション

 問題の解決法を考える時、「問い」によって解決の行き着く先が違ってきます。現状の問題から解決を考えるのか、たどり着きたい未来からバックキャスト(逆算)して取り組み方を考えるのか。自分の実現したい未来の状況(ビジョン)をしっかり持ち、そこへのプロセスを設計し、実現のために知恵と力を持ち寄るには、どのような「問い」が必要となるのか、イノベーションを生み出す「問い」について考えます。
<ヒントとなるノウハウ> ソーシャルイノベーション、デザイン思考
.

■ファシリテーター

 広石 拓司(エンパブリック代表)
 

日程

土曜3コマ開催

第4回 チーム力を高める問い 2017年7月1日(土)  10:00~12:30
第5回 問題の本質を探る問い 2017年7月1日(土)  13:15~15:45
第6回 未来を拓く問い 2017年7月1日(土)  16:00~18:30

※6・7月に予定されていた金曜昼コースは延期になりました。

参加費

■3回セット 15,000円(税込

■単発参加 5,000円(税込)/回

※peatixにて、チケットをご購入いただき、ご参加ください。

参加者の声

これまで、50名の現場での人材育成、新規事業開発、課題解決を担うチームリーダー、まちづくりファシリテーター、プロ・コーチ、チーム医療の推進者、地域施設経営者の方たちが6回セットを修了し、たいへん好評をいただいています。

  • 問いかけを見直すことで、自分自身がいつも同じ思考パターンに陥っていたことに気づき、ゼミを通して、考え方の枠組みのバリエーションが増えた
  • もっとメンバーに主体性を発揮してほしいと思っていたが、今まで自分が答を渡そうとしていたことに気付いた。問いかけて一緒に考える具体的な進め方が深く理解できた
  • 自分自身が、日ごろ「こういうことが大切ではないか」と考えていたことが、体系的にまとまっていることで、すごくクリアになった。自分だけでなく、周りの人たちに、どう伝えたらいいのか、明確になった。
  • スキル練習に留まらず、自分の現場を見直す機会が多くあり、何から始めたらいいか明確になったのが、ありがたかった。
  • 毎回、問いづくりを行うため、回が進む中で以前に学んだことを活かせる実感がもて、問いを深めるコツがつかめてきた。
  • 問いかけについて参加者同士で話し合う機会が多いが、回が進むに連れ、他の参加者の視点や経験の深い部分が見えてきて、それが学びになった。