謙虚な問いかけ empublicメルマガ 2017年3月24日号

empublicメールマガジン「根津の街から」    (2017年3月24日発行)

もう年度末になりましたね。 東京の桜も咲き始めているようです。

根津スタジオでは、春からのゼミの参加者を募集中です!
「問いかけ力を磨こう」に加えて、「育休・復職を考える場づくり」「サステナビリティ&ビジネス」という新しいプラグラムも始まります。
次の新しいステージに向かうために、視点を変え、視野を広げるのにご活用ください!

<INDEX>

1.コラム「つながりは謙虚な問いかけから 」(広石)

2.新年度、新しい学びを!

■ ゼミ「問いかけ力を磨こう~ 本質を探り、変化を生む場をつくるために」
全6回 4/20~ 木曜夜コース・スタート! 3月25・26日集中講座

■実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方
全3日+実践 4/22・23+実践+9/9

■ゼミ「サステナビリティ&ビジネス ~SDGS時代の事業構想力を身に着ける」
全5回 4/26(水)スタート!

■ 対話「2025年の自分と仕事を考えよう」 4/16

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◆1◆ コラム「つながりは謙虚な問いかけから 」(広石)

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キャリア・アンカーなど組織・キャリアの心理学で有名なエドガー・シャインに「問いかける技術」という本があります。
原題は「HUMBLE INQUIRY」で、「謙虚な問いかけ」というような意味になります。

そこには、私たちが日頃している「問いかけ」には、4つの側面があると述べています。

・謙虚な問いかけ

・診断的な問いかけ

・対決的な問いかけ

・プロセス指向の問いかけ

 

「診断的な問いかけ」は、物事を見極めよう、理解しようという問いかけ。
「対決的な問いかけ」は、自分の言いたいことを伝えるために問いの形をとるもの。 (例 「本当にそれでいいと思っているのですか?」)
「プロセス指向の問いかけ」は、問いの中身よりも会話の進行に使われる問いかけ。 (例 「次の議題に進んでいいでしょうか?」)

それに対して、「謙虚な問いかけ」は、自分が知らないこと、自分に足りないことを積極的に認め、相手の経験や考えに関心を寄せて問いかけることです。
診断的、対決的、プロセス指向も、謙虚な問いかけの場合も、そうでない場合もあります。
それは、相手と自分の関係性の構築を、どれくらい大切にしているのかによります。

そして、シャインは、「人間関係の構築よりも、課題の遂行に価値をおく文化」が謙虚さを妨げており、その結果、本当は関係性があればスムーズに進むことが関係性の構築に時間も労力もお金も投資しがないままに進めることで、トラブルや問題となっていることが、とても多いと指摘しています。

これは、私たちの仕事や生活の多くの場面でぶつかっている課題だと思います。

起業家が新しいことを始めようとしても、周りと関係性がなければ、「出る杭は打たれる」となります。
行政が新しい施策を急に打ち出しても、住民はついていけません。
企業において経営層が改革策をつくって一方的に社員に伝えても、現場では動きません。

住民や社員らと対話やワークショップを積み重ね、新しいことの意味、なぜ必要なのか、
どんな不安があるのか、といったことを分かち合うプロセスが必要・・・
ということは、多くの人が理解している。
しかし、そこに必要な投資を十分には行っていないし、むしろ面倒なことと後回しにしていると、シャインは指摘しています。

これまで「自分の力で問題を解ける人」が優秀だとされてきました。
学校の試験では、一人で正しい答を出せると高い点がつき、「頭がいい」とされます。
そうすると、自分がわからないことを、わからないと人に伝え、助けてもらう人は、一人で解ける人よりも「劣っている」と思ってしまいがちです。そうすると、協力や関係性づくりのことも、どこか軽視してしまうのでしょう。

問いかけというと、「自分で考えるための情報集め」「自分の主張」と思われがちです。

しかし、相手のできることに関心を持ち、自分のわからないことを分かち合い、相手との関係性を培いながら、ともに考える「問いかけ」は、

一見遠回りに見えますが、多くの問題やトラブルを先に進める突破口になるのではないでしょうか?

 

◆2◆ 新年度、新しい学びを!

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■ ゼミ「問いかけ力を磨こう~ 本質を探り、変化を生む場をつくるために」

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情報があふれ、多様な選択肢がある時代に求められるのは、「問いかける力」。

6つの切り口から仕事の様々な場面で出会う問題に対して、 適切に問いを設定し、関係者と共有する力とは何か、ともに考えましょう。

*3月集中開催 3月25日(土)・26日(日) 2日間

*4月スタート木曜夜コース 4月20日(木)19時~ 全6回

*詳細・申し込みはこちらから  http://empublic.jp/questioning

 

■実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方

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女性活躍推進、ダイバーシティの推進、働き方改革などが注目されいますが、 現場での活躍や女性が納得できるキャリア形成には、まだ多くの課題があります。

復職後の女性のための「育休後カフェ」に取り組んできた山口理栄さんとのコラボで 産休・育休・復職に関する対話やワークショップの企画・準備・運営を、 講義と実践体験を通して学ぶコースを開催します。

実践経験を積み、すぐに活躍できる実力を身につけることを目指します。

2日間の集中講義とワークショップ実践、ふりかえりのセットのコースです。

・4月22日(土)10:00~18:30、 4月23日(日)10:00~17:00
・ワークショップ実践
・9月9日(土) 10:00~16:00

詳細・申し込みはこちら http://empublic.jp/6836

 

■ ゼミ「サステナビリティ&ビジネス ~SDGS時代の事業構想力を身に着ける」(全5回)

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「サステナビリティ」は、単に環境問題にどう対応するのかに留まらず、 2020年代の世界におけるビジネスの価値を社会とコミュニケーションするためのテーマです。

2030年をゴールにする国連の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、 「だれ一人取り残されることがない世界」の実現に企業の参加を強く求めており、 欧州企業を始めとして、企業の動きは加速しています。

このコースでは、環境対策(コスト)ではなく、成長戦略として、 サステナビリティとビジネスの相互作用を高めていくは、どうしたらいいか、 立教大学経営学部の講義をビジネスパーソン向けにカスタマイズした教材と対話を通して考えます。

第1回(4/26):2020年代、SDGs時代のサステナビリティ&ビジネスとは?

第2回(5/31):ソーシャル、コミュニティの力をビジネスで活かすには?

第3回(6/18):国内外企業のサステナビリティ事業を分析する

第4回(6/28):責任なる企業に求められることは何か?どう実行するのか?

第5回(7/26):SDGs時代のサステナビリティ&ビジネスを構想する

詳細・申し込みはこちらから http://empublic.jp/6759

 

■ 対話「2025年の自分と仕事を考えよう」

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これからの経済社会の変化において、私たちの仕事はどう変わっていくのか。

情報誌「readiness for 2025」で紹介している変化を考える対話プログラムを体験し、  自分たちで実施する際の対話のポイントを学びます。

開催日 4月16日(日) 13:00~17:30

詳細・申し込み http://empublic.jp/6370

 

 

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株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」

(第164号 2017年3月24日配信)

発行責任者=広石 拓司

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