メールマガジン「根津の街から」(2016年12月2日)

◆◇- empublicメールマガジン「根津の街から」 -◇◆
                      (2016年12月2日発行)
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もう師走になりました。
電車内の広告で「イルミネーション、一人で見れば、ただの電灯」というようなキャッチコピーを見て、小さく笑ってしまいました。
1年を振り返る時期ですが、皆さんはどのような1年でしたか?
エンパブリックでは根津スタジオの活気を取り戻し、いい1年だったと締め括られそうです。(宮尾)

‥ INDEX ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1.コラム「つながり上手は助けられ上手」(広石)
2.これからの時代の「協働」について実践事例をもとに考えましょう!
  12/11(日)文京区の3年間の取り組みをふりかえるシンポジウム
  「文京ソーシャル・イノベーション・フォーラム」を開催します
3.根津スタジオ  (1)≪ゼミ≫「問いかけ力を磨こう」12月コース、火曜夜コース、金曜昼コース
 (2)≪講座≫「ワークショップ・デザイン ~参加型の学びの場の創り方」
4.ばづくーるラボメンバー募集中!
5.編集後記(矢部)

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◆1◆ コラム「つながり上手は助けられ上手」(広石)
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「地域の中でのつながり、助け合いが大切」と声にすることは簡単なのですが、
実際に行おうとすると、とても難しいことです。

まず、隣の人、近所に住む人がどんな人か、わかりません。
長く住んでいても、困った時に頼れる人なのか、どのような考えなのか、
よくわからないですし、そもそも、顔もよく知らない人もいます。

「地震が来た時には、ご近所とつながっていた方がいい」とわかっていても、
何から始めたらいいのでしょうか?
突然、近所の家に行き、「あなたと私で、つながりませんか?」と声かけると、
とても謎な存在になってしまいます。「迷惑な人」になってしまうかも。

人と人がつながる、困った時に助け合える人がいる、
誰かが何かを始めるのを近くに住む人が応援する。
そんな、ごく普通なことを行えるようになるには、今の時代、道筋が必要です。

僕たちが「文京ソーシャルイノベーション・プラットフォーム」で取り組んできたのは、
このような関係を「地域の基盤」として根付かせることです。

地域の入り口であり、地域に出会う「対話」から始まり、
思いを整理して周りに伝えることで仲間を増やす「アクション講座」、
チームをつくり、多様な人と話し合うことで理解を深め、事業力を高める「活動支援」
という3つのステージを組み合わせることで、
「何か地域に役に立ちたい」と思う人が区内各地で活動を始める。
その活動を通して地域の人が出会い、仲間が広がる。
身近にモデルがあること、活動している人が「見える」ことで次の人が参加しやすくなる。

3年間で50以上の継続プロジェクトが地域から生まれることも大切ですが、
その生まれるプロセスで「顔が見える」「助け合い方が根付く」ことを目指してきました。

それらの取組を通して強く感じるのは、「助けてもらえる力」の大切さです。
先ほど、「近所の人がどんな人かわからない」と書きました。
逆に、自分も近所の人に「自分がどんな人か、何に困っているのか、何ができるか」伝えていないのです。

自分が活動を立ち上げたい。だから、人に伝えます。
そして、自分だけではできないことがある。
そんな時に、周りの人たちが助けてくれる。

そうやって、少しずつ「助けてもらえる力」を伸ばすことが、
地域のつながりを生み、地域の起業を生み出す力を伸ばすことにつながるのです。

自分の実現したいことを相手の“得意なこと、上手にできること”で助けてもらう。
それは、相手の出番をつくることになります。
さらによく実現するため、「次に一緒にできること」を考え、実行する。
だから仲間になれるのです。

私たちは、つい「助けられる」ことを避けてしまいがちです。
・「こんなことができないの?」と思われるのが恥ずかしい
・相手に迷惑をかけるのでは?時間をとらせてしまうのでは?
・断られたら、違うと言われたら、どうしよう?
・甘えている、弱い人間と思われるのでは?
・「自分は大丈夫」と思っていたい

これらは、自分に関心が向いています。
これを、実現したいことがあるから、他の人の力が必要だ!と考え始めると、他の人に関心が向きます。

「助けられ上手」を増やすことが、地域につながりや起業を増やすことになる。
そのためのプログラムを、お伝えしていきたいと考えています。

◆2◆ 力を持ち寄る場のつくり方を紹介します!‥‥‥‥‥‥
 文京ソーシャル・イノベーション・フォーラム(12/11)(区外の方もぜひ!)
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エンパブリックが文京区と取り組んできた「文京ソーシャルイノベーション」の取組の意義と可能性、ほかの地域にとってヒントになることを伝えるシンポジウムを開催します。
短期的な成果を追うよりも、中長期的な「協働の成熟プロセス」を重視した取組の方法論を成果検証会議の委員をゲストに共に考えます。
この取組は地域づくり、市民協働はもちろん、社会課題解決型プロジェクトに取組む企業にとってもたくさんのヒントがあります。
ぜひ区外の方もご参加ください!

日時:12月11日(日)10時~16時30分 場所:文京区民センター(後楽園駅、春日駅)
内容:10時~12時(第1部)「新たな公共プロジェクト」の3年間の取組のシンポジウム
13時~16時30分(第2部)活動団体紹介と交流ワークショップ
シンポジウム・ゲスト:
・佐藤真久氏 (東京都市大学環境学部教授)
・井上英之氏 (INNO lab internatioal共同代表、慶應義塾大学特別招聘准教授)
・加藤良彦氏 (丸山町会副会長、NPO法人風のやすみ場 代表)
ファシリテーター:広石拓司 (株式会社エンパブリック代表、新たな公共プロジェクト事務局)

※シンポジウム詳細、文京区の取組の報告書PDF版のダウンロードは特設サイトから

◆3◆根津スタジオ‥‥‥‥‥‥
参加募集中の根津スタジオのプログラムは、
エンパブリック・サイトの「ワークショップ」からご確認ください。

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(1)≪ゼミ≫「問いかけ力を磨こう -本質を探り、変化を生む場をつくるために」    
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正確に問題を解く力があったとしても、そもそも「問題設定」を間違えていては意味がありません。
視点・視野・視座を柔軟に使いわけ、目の前の問題の構造的な課題に切り込み、変化を起こす。
そんな、より質の高い「問い」を作るための考え方、理論、フレームワークを体験的に学びます。
ご要望にお応えし、12月に集中開催が決定!
1月からは火曜夜コース、金曜昼コースがスタートします。

【日時】
12月集中開催コース
第1回 2016年12月4日(日) 14:00~16:30
第2~4回 2016年12月5日(月) 13:00~21:30
第5・6回 2016年12月12日(月) 13:00~18:00

火曜夜コース(2017年1月31日~)
第1回 2017年1月31日(火) 19:00~21:30
第2回 2017年2月7日(火) 19:00~21:30
第3回 2017年2月14日(火) 19:00~21:30
第4回 2017年2月21日(火) 19:00~21:30
第5回 2017年3月7日(火) 19:00~21:30
第6回 2017年3月14日(火) 19:00~21:30

金曜昼コース(2017年1月27日~)
第1回 2017年1月27日(金) 10:30~13:00
第2回 2017年1月27日(金) 14:00~16:30
第3回 2017年2月17日(金) 10:30~13:00
第4回 2017年2月17日(金) 14:00~16:30
第5回 2017年3月10日(金) 10:30~13:00
第6回 2017年3月10日(金) 14:00~16:30

※12月コース、火曜昼コース、金曜昼コースの全ての回で8名限定(全6回一括お申込みの方優先)
※日程のふりかえ可能です。お気軽にご相談ください。
【参加費】30,000円(全6回一括:特典付)/5,000円(各回単発)
詳細> http://empublic.jp/5260

(2)≪講座≫「ワークショップ・デザイン ~参加型の学びの場の創り方」
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社会や組織の課題を自分事として捉え、行動を促すような場を作ろう!
一方通行のセミナーや研修ではなく、双方向・体験型のプログラムを企画するノウハウを、
体験を通して学びます。

*ナビゲーター 広石拓司
【日時】2017年2月3日(金)13:00~18:00  【参加費】9,000円  

◆4◆ ばづくーるラボメンバー募集中!
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ラボメンバー特典の一つが毎月発行の「問いかけカード」。
ワークショップや会議ですぐに使えるカードをご提供しています。
11月のテーマは「イベントを効果的にふりかえるには?」。
イベントを行った時、やりっぱなしにせず、次につながるようなふりかえりをするには?をテーマに、ふりかえります。
自分の地域や職場で、ワークショップやファシリテーションを実践していきたい。
その思いを自分の現場で実践できるように。そして、活動の質をレベルアップしていくために、
すぐに使えるツール・教材を活用でき、経験を分かちあっていくコミュニティが
「ばづくーるラボメンバー」(月会費800円・税抜き)です。
ぜひご参加ください!

◆5◆ 編集後記
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上述のお知らせように、12/11に「新たな公共プロジェクト」の3年間の成果を振り返り、これからの時代の協働について考えるシンポジウムが開催されます。 専門家による成果検討は7月に終わりましたが、プレイヤーである区民の皆さんも自分たちで、プロジェクトを振り返ろうと、先日、話し合いが行われました。メーカーの事業開発担当もされている方の発案による「3C分析による新たな公共プロジェクト成果検討」です。 「潜在化しているほっとけない課題が見える化した」「おせっかいな人が多かった」「文京区の大きさがちょうどよかった」など、プレイヤーでかつ、暮らしている皆さんだからこその視点が多くあげられました。
まさに、このような検討をし、自主的に盛り上げていこうと思っている方々のコミュニティこそが、最大の成果ではないでしょうか。
この結果も、12/11のフォーラムでは発表されます。
ぜひ、「これからの協働」にご興味のある方は、ご参加いただければと思います。(矢部)

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◇株式会社エンパブリック メルマガ「根津の街から」
(第157号 2016年12月2日配信) 発行責任者=広石 拓司
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