クリエイティブな問題解決をデザインする

 ソーシャル・グッドのために“アイデアの補助線”を使いこなそう!

近年、あらゆる場で「新しい発想」が必要だと言われます。

従来の延長にあるものや理屈優先の解決策だけでなく、より感性に訴える、画期的な、イノベーティブな解決策が求められています。しかし、すごいアイデアって、どうしたら生まれるのでしょうか?

アイデアは「感性」や「センス」「ひらめき」「降りてくるもの」と言われたりします。
ただ、アイデア(=アウトプット)は、幅広い既存の要素をインプットし、それをどう結び付けるのかというプロセスがあって生まれます。

ですから、まず対象をよく理解するところから始まります。問題ある状況で何が起きているのか、何が足りないのか、どのような心理が働いているのか、深く洞察していく必要があります。同時に、どれだけ「既存の要素」を幅広く、深く理解しているか、どのような結び付け方があるのかを自覚し、トレーニングしているかも大切です。
対象を深く知り、多様な既存の要素と結び付けていくのが「ひらめき」のベースとなるのです。

「魔法のようなひらめき」に魅力を感じ、発想法の本も買って色々と試しても、画期的なアイデアはなかなか生まれず、自分の平凡さが嫌になる・・・
そんな壁にぶつかった一人であった鈴木雄飛さんは、ある時、「アイデアを生むには、もっとたくさんの事例を知る必要がある」と考えました。そして、自分がいいと思う事例を調べいくなかで、ある種のパターン(=法則性)があることに気づきます。
「弱さを表現すると、周りの人は助けたくなる」「幸せなおせっかいで笑顔をつくる」など法則が見えてくると、自分がアイデアを考える時のパワフルなヒントになることを発見したのです。もちろん、アイデアは理屈だけでは生まれませんが、法則はよりクリエイティブなアイデアを考える補助線となるのです。
そこで鈴木さんは、社会問題を解決に導くような事例をメインに取り上げ、自分の発見した法則を「アイデアの補助線」というWEBマガジンとして公開しました。

このワークショップでは、課題解決のアイデアを探している方を対象に、デザイン思考の基本的な考え方を踏まえて、クリエイティブなアイデアを生み出すためには何が大切なのか考えます。そして、WEBマガジン「アイデアの補助線」をヒントに、既存の良いアイデアから何を学べるのかを考えたうえで、問題の解決につながる対象の分析と既存の要素の結び付け方を共に考えます。

※ WEBサイト「アイデアの補助線

こんな方におすすめ!

  • アイデアの生み出し方、発想法に関心ある人
  • これまでとは異なる社会問題の解決法を知りたい人
  • デザイン思考を使いこなすコツを身につけたい人
  • 社会を考える教育、アクティブ・ラーニングを担う教師、講師

プログラム

1) 鈴木雄飛×広石拓司 「デザイン思考、アイデアの補助線って何だろう?

2) 事例を分析し、どのようにアイデアが生まれたか考えよう

3) アイデアの補助線を活かして、自分の課題解決法を考えよう!

実施日

2016年7月24日(日)13:30-17:00

ナビゲーター


selfie鈴木雄飛 (アイデアの補助線 主宰)

1989年、東京生まれ。広告会社勤務。主に戦略・PRに軸足を置いたコミュニケーション全般の策定を担当。

広石拓司 (エンパブリック)

参加費

参加費 6,000円(税込) 
※教材費、根津の美味しいお菓子付き

参加お申込み

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